JPH0686459U - 活魚等の循環濾過蓄養装置 - Google Patents

活魚等の循環濾過蓄養装置

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JPH0686459U
JPH0686459U JP3626593U JP3626593U JPH0686459U JP H0686459 U JPH0686459 U JP H0686459U JP 3626593 U JP3626593 U JP 3626593U JP 3626593 U JP3626593 U JP 3626593U JP H0686459 U JPH0686459 U JP H0686459U
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JP
Japan
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tank
water
filter
filtration
filter tank
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Application number
JP3626593U
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English (en)
Inventor
教雄 吉原
Original Assignee
株式会社マリンリバー
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【目的】 活魚等を飼育する蓄養水槽、フイルター槽、
濾過槽及び貯水槽を一体的に形成し、且つ該濾過槽の上
面に水平な数条の流水樋を架設して循環水を落下濾過す
ることを特徴とする活魚等の縦貫瀘過蓄養装置を提出す
るものである。 【構成】 蓄養装置本体を蓄養水槽2とフイルター槽3
と濾過槽4と貯水槽5とを一体的に構成する。この蓄養
水槽2よりの吸水路8に連通する溢流管6より流出する
循環水をフイルター9で異物を排除する。該フイルター
槽3と濾過槽4との隣接壁面の上部に設けた貫通孔10
より該濾過槽4の上面に水平方向に長手方向の一方又は
両方の側面縁より流下する流水樋11を架設する。該流
水樋11の下部に濾過材12及び多孔板13を装設し、
該濾過槽4の底部と貯水槽5とを連通させたものであ
る。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
この考案は、各種の活魚等を飼育する蓄養水槽の循環濾過を最も良好な状態で 蓄養するための活魚等の循環濾過蓄養装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
従来この種の活魚等の循環濾過蓄養装置においては、活魚を入れる蓄養水槽と 濾過槽とは管体を以て別々の場所に設置するのが一般的である。また、蓄養水槽 の海水等のフイルター槽でフイルタリングされた海水は濾過槽の下方から上方に 向かつて濾過してから貯水槽に流出するものが一般的に知られている。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】
従来のもので述べたもののうち前者の管体を以て接続するものでは、各々別個 の製作した部品を組合せるため、設置場所の面積が大変に大きくなると共に、各 部品の連結部分が簡単に破損しやすい問題点と装置全体が大きく複雑となる問題 点もある。 また、後者のものにおける蓄養水槽の海水をフイルタリングした後に濾過槽の 下方から上方に向かつて濾過するものでは、濾過材の下部から糞体等の汚物が累 積するため、濾過状態の判断及び悪化が容易でなく、且つ移動する海水に注入す る酸素量を自然に大量注入する点において機能的に不足している問題点がある。 この考案は、上記従来の問題点に鑑みてなされたものであり、その主とする目 的とする所は、蓄養装置における蓄養水槽、フイルター槽、濾過槽及び貯水槽等 の全体を一体的に区画構成させ、継続的に落下する海水等に多量の酸素を自然に 混合させ、清浄な水を以て大量の活魚等の蓄養を安全確実にすることを特徴とす る循環瀘過蓄養装置を提供するものである。
【0004】
【課題を解決するための手段】
この考案は、上記目的を達成するために、蓄養装置本体を蓄養水槽、フイルタ ー槽、濾過槽及び貯水槽を一体的に構成する。そして、該蓄養水槽には、底部に 目皿とそれに連通する吸水路を下部に装設してフイルター槽に溢流管を立設する 。該フイルター槽と濾過槽との隔壁の上部に数個の貫通孔を穿設し、この貫通孔 から該瀘過槽の上面に一方又は両方の側面縁より流出する流水樋を数条架設する ことによつて、上方より海水等を落下して酸素を多量に供給すると共に、濾過槽 上に滞積する汚物類を容易に判断できるようにしたものである。そして、該濾過 槽の下方より貯水槽に流出し、貯水槽から清浄な海水を循環するものである。
【0005】
【実施例】
次に、この考案の実施例を図面について説明すると、蓄養装置本体(1)は、 各活魚等を飼育できる適宜の大きさにコンクリート又は合成樹脂等の構成材料を 以て略方形状に形成される。こり蓄養装置本体(1)には、端部より蓄養水槽( 2)と、フイルター槽(3),と濾過槽(4)及び貯水槽(5)を以て構成して ある。前記蓄養水槽(2)には、底部に通水用の目皿(7)を適宜位置に設ける と共に、その目皿(7)の下部に吸水路(8)を装設してある。該吸水路(8) ,は、隣接する該フイルター槽(3)の内部に立設する溢流管(6)に連結され ている、該フイルター槽(3)には、該溢流管(6)の上部より噴出する糞埃を 取除するフイルター(9)を上部に敷設してある。また、該フイルター槽(3) の下部には、分散器及び排水バルブ(17)を装設してある。
【0006】 次に、該フイルター槽(3)には、隣接する該濾過槽(4)との上部に複数以 上の貫通孔(10)(10)を穿設してある。前記貫通孔(10)(10)には 、該濾過槽(4)の上部位置に架設する流水樋(11)(11)を水平方向に連 設してある。 該流水樋(11)(11)は、長手方向の一方又は両方の側面縁全体より分散 して流下する内部に水路(16)(16)を設けた構成となつている。前記流水 樋(11)(11)の下部には、簀の子等の役目をする多孔板(13)の上部に 各種の濾過材(12)を積層してある。また、該多孔板(13)の下部には、空 気を噴出する分散器(14)を配設してある。なお、該濾過槽(4)の下部の形 状を必要に応じて複数に分割した分割濾過室(15)(15)(15)を装設し てある。符号(18)は、該貯水槽(5)の下部に設けた糞埃等を排除する排水 管に接続した排水バルブを示し、(20)は、該貯水槽(5)に設けた循環ポン プを示し、この循環ポンプ(20)によつて該蓄養水槽に向かつて濾過された清 浄な流水を循環するものである。また、濾過材(12)に循環する途中に必要に 応じて熱交換を実施することもある。
【0007】
【作用】
この考案は、上記の如き構成からなり、図1に示す蓄養装置本体(1)は、全 体を一体的に構成したものであり、今この作用を図2によつて説明すると、循環 ポンプ(20)の始動によつて貯水槽(5)内の海水等を蓄養水槽(2)に注入 する。この蓄養水槽(2)内の水は底部の目皿(7)より吸水路(8)を経て隣 接しているフイルター槽(3)の溢流管(6)の上部より噴出し、フイルター( 9)によつて大きい異物を排除し、必要に応じて酸素を供給しながら該貫通孔( 10)(10)に浸入し、この貫通孔(10)(10)より流水樋(11)(1 1)に流れ、該流水樋(11)(11)の長手方向の両端は、片側縁より溢れて 流下し、中央の該流水樋(11)は、長手方向の両側縁より溢れて該濾過槽(4 )の内部の濾過材(12)上に落下打ち砕いて濾過槽(4)の上方から下方に通 過して濾過される。該濾過槽(4)の下方より海水は隣接する貯水槽(5)に循 環する。この濾過水は、循環ポンプ(20)によつて該蓄養水槽(2)に返水さ れる。このような濾過循環動作を長期間継続して沈殿物が蓄積した場合には、各 所に装設してある排水バルブ(17)及び(18)によつて排水管より沈殿物を 排除すると共に、定期的に濾過槽(4)内の濾過材(12)を洗浄するものであ る。
【0018】
【考案の効果】
以上説明した如く、この考案の循環濾過蓄養装置によれば、従来のように循環 水が濾過材の下方より上方に向かつて濾過されるものと比較すると、落下中の酸 素の供給及び海水等の落下粉砕による吹水となつて更に酸素を供給できる効果と 、濾過材の上面からの汚物の積層状態が容易に判断できると云う大変に便利な効 果がある。また、装置全体を一体化して小型ユニツト化でき、現場での設置が容 易で管理が大変に便利である効果と、更に、濾過材を取り除いて洗浄する必要が ないと共に、各所に設けた排水バルブの開放によつて異物を容易に排出できる効 果がある。そして、フイルター槽の上部に設けたフイルターによつては、蓄養水 槽と連通する溢流管よりの大きい不純物を予め取り除くことができると共に、フ イルターの洗浄が大変に容易にできる効果がある。また、フイルター槽に隣接連 通する濾過槽の上部に数個の貫通孔を穿設し、この貫通孔より水平方向で長手方 向の一方又は両方の側面縁より海水等を流下する流水樋を濾過槽上に架設したこ とにより、フイルター槽内の循環水は各貫通孔より平均して流出し、各流水樋の 長手方向の長い側面縁より広く濾過材上に平均して落下し、空気中の酸素供給を 充分に達成させ、良好な濾過作用をする効果がある。 更に、長手方向の両側縁より流下する流水樋によれば、循環水の落下面積を著 しく増大できるために良質な濾過効果を達成できると云う優れた効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】この考案の循環濾過蓄養装置の全体の平面図で
ある。
【図2】同じくこの考案の蓄養装置の全体の縦断側面図
である。
【図3】同じく図1のA−A線縦断面図である。
【図4】同じく図1のB−B線の縦断面より見た側面図
である。
【図5】同じく図1のC−C線の縦断面図である。
【符号の説明】
1 蓄養装置本体 2 蓄養水槽 3 フイルター槽 4 濾過槽 5 貯水槽 6 溢流管 8 吸水路 9 フイルター 10 貫通孔 11 流水樋 12 濾過材 14 エアーパイプ 16 水路 17 排水バルブ 18 排水バルブ

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 蓄養装置本体(1)は、蓄養水槽
    (2)、フイルター槽(3)、濾過槽(4)及び貯水槽
    (5)を以て構成され、該蓄養水槽(2)には、底部に
    通水用の目皿(7)を装設すると共に、該目皿(7)に
    連通する循環用の吸水路(8)を装設し、該フイルター
    槽(3)には、該吸水路(8)と連通する溢流管(6)
    を立設すると共に、上部フイルター(9)を敷設し、該
    フイルター槽(3)には、隣接する濾過槽(4)の上部
    に数個の貫通孔(10)(10)を穿設し、該貫通孔
    (10)には、水平方向で長手方向の一方又は両方の側
    面縁より流下する流水樋(11)(11)を該濾過槽
    (4)の上部に架設すると共に、該流水樋(11)(1
    1)の下部に濾過材(12)及び多孔板(13)を装設
    し、且つ濾過槽(4)の底部と貯水槽(5)とを連通し
    たことを特徴とする活魚等の循環濾過蓄養装置。
JP3626593U 1993-05-27 1993-05-27 活魚等の循環濾過蓄養装置 Pending JPH0686459U (ja)

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JP3626593U JPH0686459U (ja) 1993-05-27 1993-05-27 活魚等の循環濾過蓄養装置

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JPH0686459U true JPH0686459U (ja) 1994-12-20

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JP3626593U Pending JPH0686459U (ja) 1993-05-27 1993-05-27 活魚等の循環濾過蓄養装置

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2014042492A (ja) * 2012-08-28 2014-03-13 Akira Iijima 水耕栽培を備える水生生物の養殖システム

Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS497098B1 (ja) * 1972-11-01 1974-02-18
JPS6212477U (ja) * 1985-07-03 1987-01-26

Patent Citations (2)

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