JPH0686380B2 - 殺菌剤とその製造方法 - Google Patents

殺菌剤とその製造方法

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JPH0686380B2
JPH0686380B2 JP56076408A JP7640881A JPH0686380B2 JP H0686380 B2 JPH0686380 B2 JP H0686380B2 JP 56076408 A JP56076408 A JP 56076408A JP 7640881 A JP7640881 A JP 7640881A JP H0686380 B2 JPH0686380 B2 JP H0686380B2
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glycerin
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ピ−タ・ラダニ−
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ヴイポン ラボラトリ−ズ インコ−ポレ−テツド
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    • A61P31/00Antiinfectives, i.e. antibiotics, antiseptics, chemotherapeutics
    • A61P31/04Antibacterial agents

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は、歯科用の薬剤、外科用等の石けん、種々の他
の局部用の薬剤、注射用の薬およびその他の薬に応用さ
れる殺菌剤およびその製造方法に関するものである。特
に、本発明は、サンギナリアカナデンシスの抽出物の無
機酸塩を塩化亜鉛または金属フッ化物からなるグループ
から選ばれた酸の金属塩と混合させてなる殺菌剤に関す
るものである。
リンネ式植物分類によりサンギナリヤカナデンシス(Sa
nguinaria canadensis)(科:ケシ科)と呼ばれ北アメ
リカに自生する多年草は、ブラッドルート(blood roo
t)、レッドルート(red root)、プクーン(puccon)
として一般に知られている。この植物は、サンギナリ
ン、ケレリトリンおよび他のものを含むベンゾフェナン
トリジン(benzophenanthridine)のアルカロシスを有
している。存在するアルカロシスの大部分はサンギナリ
ンである。Merck Indexの第8版にはサンギナリン、ケ
レリトリン、プロトピン、ホモケリドニンのようなもの
がアルカロイドとしてリストされている。化学的に純粋
なサンギナリン、ケレリトリンおよび他のベンゾフェナ
ントリジンのアルカロイドは、サンギナリヤ以外の他の
植物から単離することもできる。また、きわめて稀にで
はあるが、これらは化学品供給会社から用立てることも
できる。半ば純粋な形のアルカロイドは商業的に入手し
得るが、これらは一般的にサンギナリンの硝酸塩および
サンギナリンの硫酸塩にあたるものである。
これらの“塩”は、植物のサンギナリヤの混合したアル
カロイド、すなわち主としてサンギナリン、ケレリトリ
ンおよびプロトピンの塩である。純粋なベンゾフェナン
トリジンのアルカロイドの何らかの利用法については、
学問上の参考文献はほとんどないが、このような化合物
を有する植物は多種の病気用としてかなり頻繁に医学的
な目的のために用いられてきた。
サンギナリンの最近までの主な用途は、“サンギナリン
の硝酸塩”を有する咳止めシロップ用の刺激性の去痰剤
であった。
サンギナリンをチオホスホリルの酸(thiophosphoric a
cid)と共に種々の動物およびに人間の腫瘍に用いるこ
とがフランス特許第70−22029号および第2,152,972号に
示されている。
溶液中のアルカロイドのサンギナリンはある種の抗菌お
よび抗原虫の性質を示している。サンギナリンは、乳状
液として菌に感染した部分に局部的に塗布される。サン
ギナリンの殺菌能力は、結合する基を変化させることに
より明らかにされ、またサンギナリンの種々の塩がかな
りの能力を有することが示されている。塩酸塩および硫
酸塩が種々の濃度において所定のバクテリアに対してか
なりの能力を有するものであることが示されてきた。サ
ンギナリンの硝酸塩が種々のバクテリアに対してやや弱
い静菌作用を有するものであることが報告されている。
本発明は、特にサンギナリアカナデンシスの抽出物の無
機酸塩と塩化亜鉛または金属フッ化物からなるグループ
から選ばれた酸の金属塩とにより形成され、歯科用の薬
剤、口内洗浄剤、リンス剤、外科用の石けん、シャンプ
ー、クリーム、ローション、パウダー、注射薬等および
他の種類の薬用剤、殺菌剤として有用な殺菌剤の使用法
およびその製造法に関するものである。サンギナリアカ
ナデンシスの抽出物の無機塩酸は、種々の濃度で金属塩
とともに殺菌剤として、人間と動物の双方の感染および
病気の治療に用いられる。
特に本発明の系統的論述において有用な金属塩はハロゲ
ン属元素の酸の金属塩を含むものである。いかなる金属
塩でも用いることができるが、これら金属塩の中でも塩
化亜鉛、フッ化スズおよびフッ化ナトリウムが用いられ
る。
本発明の系統的論述において用いるのには、ハロゲン属
元素の酸の無毒性金属塩が好ましいが、無機酸、モノカ
ルボン酸およびジカルボン酸のような他の酸の無毒性塩
もまた効果的なものであることが明らかになった。その
無毒性金属塩が用いられる酸の例としては、硫酸、硝酸
および酢酸がある。
本発明による系統的論述における媒体としてはグリセリ
ンが好ましいが、使用し得る他の媒体には、プロピレン
グリコール、ジメチルスルホキシド(DMSO)、低級アル
コール等のような有機溶媒も含まれる。
したがって、サギナリアカナデンシスの抽出物の無機酸
塩と金属塩との殺菌剤を提供するという本発明の目的と
利益の範囲内において、局部的に施すこと、注入するこ
とおびその他の種類の薬剤としても用いられる。
本発明の他の目的は、歯根膜病の治療、う触病の予防、
同様な口腔の疾病の予防に用いるサンギナリアカナデン
シスの抽出物の塩−金属塩剤を提供することである。
本発明のさらに他の目的は、輪癬の感染、座瘡、顔面疱
疹および種々の寄生虫による感染の治療に用いるサンギ
ナリアカナデンシスの抽出物と金属塩との薬剤を提供す
ることにある。
また、本発明の他の目的は、動物の腸内感染による下痢
の治療に用いるサンギナリアカナデンシスの抽出物と金
属塩との薬剤を提供することにある。
本発明のこれらおよび他の目的と利益は、以下の説明と
本発明の製造法の例により容易に確認されるであろう。
本発明の薬剤は、歯科用の薬剤、練り歯みがき、口ゆす
ぎ剤、外科等用の石けん、局部的に塗布するための媒
体、腸管外または筋肉注射用の媒体に混入することがで
きる。
次に殺菌剤の製法について説明する。
化学的に純粋なサンギナリン、ケレリトリンあるいは他
のサンギナリアカナデンシスの抽出物をクロロホルム/
メタノールの混合物中に溶解させ、塩酸のような無機酸
により酸化させる。この酸化混合物を蒸発させることに
よって乾燥し、残留物を50/50のエチルアルコール/ク
ロロホルムから再結晶させる。
使用するため、サンギナリアカナデンシスの抽出物の無
機酸塩は、70℃の温度で、脱イオン水、C1−C6アルコー
ル、グリセリン、プロピレングリコールまたは他の有機
溶媒のいずれかに溶解させ、また上記溶液に金属塩また
は塩を形成する酸を添加する。調合剤は一般的には、重
量比で0.1%以上で20%以下のサンギナリアカナデンシ
スの抽出物の塩と、重量比で少なくとも1%以上で60%
以下の金属塩とを有しており、残りの部分は溶媒であ
る。上記成分は、使用の態様に応じて上に列挙した溶媒
を用い、所望の濃度に稀釈することができる。
サンギナリアカナデンシスの抽出物の塩は、重量比で0.
01%〜10%のベンゾフェナントリジンを有する調合剤に
おいて用いられる。約2%から約60%の範囲内の量の金
属塩が存在する。低濃度のものは、以下に説明するよう
にほとんどの病気の治療に効果的である。
基本的な調合剤の例は次のとおりである。
サンギナリンの塩化物 0.3% グリセリン(アメリカ薬局方) 64.7% 塩化亜鉛(分析用試薬) 35.0% 上記基本的な調合剤は、サンギナリンの塩化物に代え
て、ケレリトリンの塩化物のような他のサンギナリアカ
ナデンシスの抽出物の無機酸塩を0.3%用いることによ
り、変更することが可能である。
第2の調合剤の例は次のとおりである。
塩化亜鉛(分析用試薬) 35.0% 歯科用に用いられるこのような調合剤の第4の例は次の
とおりである。
サンギナリンの塩化物 1.0% グリセリン(アメリカ薬局方) 95.6% 塩化亜鉛(分析用試薬) 3.0% スズのフッ化物 0.4% 基本的な調合剤の追加の系統的論述の第1のものは次の
とおりである。
サンギナリンの塩化物 1.0% スズのフッ化物 0.4% グリセリン(アメリカ薬局方あ 98.6% 第2のものは次のとおりである。
サンギナリンの塩化物 1.0% フッ化ナトリウム 3.0% グリセリン(アメリカ薬局方) 96.0% 本発明の合成物を用いて、次のように、人間および動物
の非常に多くの種類の病気の治療を行なった。
例1−犬の輪癬(Canine Ringworm) 第1の基本的な調合剤の5〜10%溶液を、48時間間隔で
指示通り1〜3回患部に直接塗布した。
例2−ネコの輪癬(Feline Ringworm) 第1の基本的な調合剤の4〜8%溶液を、48時間間隔で
3回まで患部に直接塗布した。
例3−ウシの輪癬(Bovine Ringworm) この病気(involvement)の病源は通常、Trychophyton
albumとして知られている糸条菌である。病気の期間は
4〜12ケ月である。
第1の基本的な調合剤の30%溶液を用い、48時間間隔で
患部に直接塗布した。その状態を十分に治療するのに3
回塗布すれば十分であることが判明した。
例4−ウシの新生児の下痢 (Bovine Neo−natal Diarrhea) 新生児の下痢であると診断されまた確認された20匹の動
物が、各動物につき一回、上記第1の基本的な調合剤0.
75グラムを用いて経口により治療したが、一匹の例外を
除他は臨床的に治ゆした。
これは、現在行なわれている従来の抗生物質による治療
では成功率がかなり低いことを考慮すると、すぐれた結
果である。
サンギナリンの塩化物のケレリトリンの塩化物は強い殺
菌性を有している。塩化亜鉛は、濃度の高い場合にのみ
殺菌性を示す。第1表から、一般的な1:1の比率でサン
ギナリンの塩化物と塩化亜鉛とを混合しても、インビト
ロ(invitro)でテストされるほとんどの微生物に対し
ては共働の効果あるいは何らの付加的な作用もあらわれ
ないことが明らかである。さらに、ほとんどの場合、サ
ンギナリンの塩化物と塩化亜鉛との混合物の殺菌作用は
主として混合物中に存するサンギナリンの塩化物の量に
依存しており、塩化亜鉛の量には比較的依存しないこと
が明らかになった。
サンギナリンの塩化物の単独での抑止濃度を決定するた
め、別にテストを行なった。インビトロにおける微生物
に対するこれら濃度は次のとおりである。
大腸菌にはミリリットル中に100マイクログラム、 鵞口瘡カンジタにはミリリットル中に100マイクログラ
ム、 ストレプトコツカス属の菌(Streptcoccus mutans)に
はミリリットル中の50マイクログラム、 黄色ブドウ球菌にはミリリットル中に10マイウログラ
ム、 さらに、ミリリットル中に25マイクログラムのサンギナ
リンの塩化物を有する濃度のものは、人の歯苔から新し
く集まる歯苔を形成する微生物を不活性化させ、歯苔を
100%減少させ得るものであることが明らかになった。
サンギナリンの塩化物は、人の歯苔を形成する微生物の
抑止を評価する上で標準として用いられる材料、すなク
ロルヘキシダイン(chlorhexidine)(登録商標:Hibita
ne)とインビトロで比較したが、有利なものであった。
しかしながら、インビボ(in vivo)におけるテスト状
態の下では、サンギナリンの塩化物は歯苔を形成する微
生物に対して効果のないものであることが明らかになっ
た。
サンギンリンの塩化物を犬および人間双方の患部に塗布
した際、サンギナリンの塩化物だけを用いて繰り返し治
療しても歯苔は減少せず、またその微候も軽減されなか
った。サンギナリンの塩化物で継続的に治療しても歯へ
の歯苔の蓄積は防止されず、また歯根膜病の発生も防止
できなかった。しかしながら、グリセリン中でサンギナ
リンの塩化物と塩化亜鉛とを組み合わせると、歯苔およ
び歯根膜病の発生を減少させるのにインビボで効果的で
あることが明らかになり、人の歯根膜病の治療と予防と
に明確な見通しがたった。
輪癬に感染させたモルモット、歯根膜病の犬および歯根
膜病の人間によるテストの結果、サンギナリンの塩化物
に塩化亜鉛を添加したグリセリン調合剤は、サンギナリ
ンの塩化物あるいは塩化亜鉛だけの場合に比較して、イ
ンビボにおいて感染の処置にはるかに優れていることが
明らかになった。
この調合剤において塩化亜鉛をフッ化物の塩に置き替え
ても、う触症および歯根膜病の原因と関係があると考え
られている微生物(ストレプトコツカス属の菌:Strepto
coccus mutans)に対してもまた同様に他の微生物に対
しても、調合剤の活動状態は同じに保たれる。この現象
の根拠となるデータは次の表に示されている。
上記の現象は、インビトロにおけるテスト結果における
考え方からは予想し得るものではない。ほとんどの場
合、サンギナリンの塩化物のインビボにおける効果は、
きわめてわずかなものであるかほとんどにものであっ
た。これは、インビトロにおいてはサンギナリンの塩化
物と金属塩との混合物の全ての殺菌活動状態が混合物中
に存在するサンギナリンの量により説明されるというこ
とを考慮すると、全く予期できないことであった。
雄の24匹のビーグル犬による対照臨床テストによれば、
治療して4週間後には、塩化亜鉛、サンギナリンの塩化
物、グリセリンの混合物により治療した犬では歯苔およ
び歯肉炎は最も少なく、一方サンギナリンの塩化物のみ
により治療した犬では最も多かった。犬はそれぞれのテ
スト方式により一日に一回、局部的に治療した。
その結果は第5表に示されているが、サンギナリンの塩
化物と塩化亜鉛とによって治療されたグループの犬は、
治療して4週間後には、他のグループよりは歯肉炎の数
(score)が少なくなっている。塩化亜鉛単独ではわず
かに作用しているが、サンギナリンの塩化物単独ではイ
ンビボでは全く作用していないことが示されている。こ
の結果は、インビトロでは、サンギンナリンの塩化物が
微生物に対してきわめて効果的であることを考慮する
と、予期できないものである。
歯苔の再発についての評価をした場合(第V表の歯苔参
照)、サンギナリンの塩化物単体ではインビボにおいて
は作用しないという同様の結果になった。塩化亜鉛はわ
ずかに予防し得るが、グリコール中にサンギナリンの塩
化物および塩化亜鉛を有する調合剤は、歯苔の再発およ
びそれ以上の増殖を防止するのみならず、4週間の治療
の間に歯苔を大幅に減少させる。
上記のデータから、グリセリン中に塩化亜鉛を有する
か、あるいはグリセリン中に塩化亜鉛およびサンギナリ
ンの塩化物を有する治療材により腔深さ(pocket depth
s)は幾分減少した。
20人の歯根膜病の患者の有志を含む臨床テストにより、
グリセリン中にサンギナリアカナデンシスの抽出の塩化
物と塩化亜鉛とを有するもので治療した後では、回復が
速いことが観察された。炎症、感染および腔(pocket)
は取り除かれ、アプセシス(abcesses)は止り、歯肉の
調子(tone)は大幅に改善され、組織が回復し、そして
ある場合には正常な組織が回復し、歯の動くのが減少し
た。
上記の臨床研究により、サンギナリヤの塩化物はインビ
ボにおいて感染源に対してきわめて遅い速度でわずかの
殺菌作用しかしないかあるいは全く作用しないものであ
ることが明らかになった。
インビボにおいて、塩化亜鉛が殺菌作業をするのに必要
な濃度では、組織の脱色が生じ、ある場合には組織が化
学的に分解したり他の損傷を受ける。さらに塩化亜鉛が
インビボにおいて殺菌材としてゆっくり作用するもので
あることが明らかになった。
サンギナリンの塩化物または他のサンギナリアカナデン
シスの抽出物および塩化亜鉛、スズのフッ化物、フッ化
ナトリウムのいずれかを有するグリセリン調合剤は、作
用が速く、わずか1〜3回塗布することによって感染は
迅速に治ゆする。さらにこれら調合剤においては、有効
な殺菌を行なうために必要な濃度においても塩化亜鉛の
好ましくない副作用は現われなかった。
例5−人の歯根膜病 中年アメリカ人の3人の内2人が歯根間(歯ぐき)病に
かかっていることが報告されている。その腔にしっかり
と歯を保持する構造や組織が破壊されることにより40才
以後では歯の75%が失なわれることになる。歯根膜病は
ほとんどの場合、怠慢に起因して生ずるものであり、大
部分が完全な摂生を行なう規則正しいプログラムにより
防止することが可能である。歯根膜病の大部分を占める
普通のものにおける主要な3つの原因はバクテリア、結
石(歯石)および食物のかすである。
本発明のものは、歯科医により、人の歯根膜病の種々の
タイプの40例を超える臨床的処置に用いられた。
ある場合には、一回の治療によって冒された歯ぐきの状
態が著しく改善された。治療による臨床的治ゆは全く明
白であり、炎症の除去、正常な組織の調子の回復、腔の
除去、感染の完治、働きの減少、および歯肉炎の傾向の
大幅な改善がなされた。
用いた材料および方法は次のとおりである。
1.パッキング用の稀めないペースト はびこった組織の病気の場合、歯肉病組織の患部または
炎症部を“覆ったり”あるいは“詰める”のに十分な量
(g.s.)の稀められていない調合剤が用いられる。
臨床的な方法は、約2週間の間をおいた2回の治療より
成るもので、これは病気の歩肉組織に1mm以上の厚さの
基本的な調合剤を塗布するものである。稀められていな
い調合剤を用いる場合、それは局部的にスパチュラを用
いて塗布されるあるいは1.mlの圧縮注入器に取り付けら
れた22ゲージの針を通って0.25mlだけ押し付けられて塗
布される。材料は歯ぐきに付着(g.s.)し腔(pocket)
を充し、そして薬はその場所に10〜15分間放置される。
2.ひもによる方法(String Technique):薬剤を浸した
綿のひも 個々の歯を治療する場合には、使用前に殺菌消毒された
綿のひもあるいはギンギパック(“gingipak")が用い
られる(ギンギパックは、8〜10%のdl−エピネフリン
塩酸塩の溶液と1%のベンジルアルコールを防腐剤とし
て含んでいる)。
1〜1.5cmの長さの綿のひもは、スパチュラの用いて稀
められていない材料に浸されまたひもは片状に予め切断
されている。そしてこのひもは歯科医の混合パッドに詰
められる。これらひもは、調合剤が適当にしみ込んでい
る場合、重さは約35mg/cmとなる。
歯の状態により、歯ごとに1〜3個のひもが用いられて
いる。3個までのひもは時々用いられることがあるが、
その全体の調合剤の重さは約10.5mgである。詰められた
ひもはその場所に10〜15分間放置される。
歯科用の絹綿あるいは合成樹脂の中空繊維のひものよう
に同様な基質に、歯および歯ぐきの治療に用いる基本的
な調合剤をしみ込ませることもできる。
3.洗浄用のペーストの稀釈 歯肉組織に“詰めたり”あるいは個々の歯に“ひもによ
る方法”が施したりするのに加え、それと共に洗浄(ir
rigation)が養生の一部としてよく用いられている。一
般的に、病気の歯肉組織にはまずはじめに稀められてい
ない調合剤を詰めるかあるいは歯が個々に上記したひも
による方法で治療される。これらの治療方法には、調合
剤の水またはグリセリンによるけん濁液を用いた洗浄を
続いて行なう。けん濁液は、グリセリンあるいは水のど
ちらか所望のものを用い、完全な濃度の材料の容量1部
と1部のグリセリンまたは1部の水を用いて調合する。
最終的なけん濁液(suspension)は、材料1部と稀釈剤
1部のV/V混合物であった。洗浄は、420mgのけん濁液を
入れる7.0mlの注入器に充填することにより行なわれ
る。個々の歯を治療するには、材料の合計が1.0mlとな
るけん濁液を用い、歯の囲りの口部、舌および近傍部を
洗浄する。
上記のように、全部の歯は2本の注入器中に入れられる
840mgのけん濁液によって洗浄される。
例6−う触症(Dental Caries) 約0.3%のサンギナリンの塩化物と35%の塩化亜鉛を有
する調合剤がう触症の7人の患者に使用した。カリエス
にかかった組織の層を1mm〜1/2mmの深さまでスプーン形
の穴ぐり器により除去され、歯から腐食が除去された。
殺菌用調合剤が、約56.1mg.ホーレンベック形(Hollenb
ack)肉切りナイフを用いて残留する腐食の上に置か
れ、、脱脂綿用ピンセットに保持された脱脂綿の小片に
より腐食領域全体に均一に塗布された。中間の復元材
(IRM)が一時的な修復として、形成された腔内に材料
を封入するために用いられる。
数週間(6週間)後、細菌学的な、および電子顕微鏡に
よる検鏡を含む組織学的な検査が行なわれた。
調査員の結論は、調合剤は抗カリエス剤と考えられると
いうことであった。さらに、この材料は強膜の象牙質の
形成を促進し、このようにカリエスによる障害部と歯の
髄質との間に硬い保護床を形成する。
サンギナリアカナデンシスの抽出物の塩化物と塩化亜鉛
とグリセリンとの合成物は、フッ化物供給化合物と共に
使用することもできる。これら化合物は。水中でフッ化
イオンを解離する能力と、口部の調合剤中に存する他の
化合物と実質的に反応しないことによって特徴づけられ
る。これらの材料において、フッ化物の無機酸塩は適当
なアルカリ金属、アルカリ土類金属、および重金属の塩
のようなものである。ナトリウムと第一スズのフッ化物
のようなアルカリ金属とスズのフッ化物が好ましい。
フッ化物供給化合物の量は、化合物の種類、その溶解
度、口部の調合剤の種々にある点までは依存するが、そ
れは毒性のない量でなければならない。この種の化合物
の適当な最低量が用いられることがあるが、しかし0.00
5%〜1%、最も好ましくは重量比で0.1%のフッ化イオ
ンが解離するのに十分な量の化合物を用いるのが好まし
い。典型的な、アルカリ金属のフッ化物およびスズのフ
ッ化物においては、この化合物は調合剤の重量を基準と
して、重量比で3%、好ましくは0.05%〜1%の範囲で
存在する。
例7−動物の皮膚腫瘍の治療 エクイネ サルコイド(Equine Sarcoid) (馬の皮膚に見られる局部的な有害な結合性腫瘍であ
り、これはそれ以外の動物および人間の繊維肉腫と似た
ものである)はおそらくビールスに起因するものであ
り、馬の間に伝染する。これら腫瘍は侵入し、馬が著し
く衰弱するため安楽死させるのが普通である。
外科的に除去してしまうことが治療手段として受け入れ
られている。腫瘍の再発は例外というよりも常例であ
る。
60の腫瘍が、調合剤を用いて以下の治療方法により治療
された。
第1の基本的な調合剤を腫瘍の上に木製の塗布具を用い
て広げ、包帯をし、24時間間隔で観察するか、あるい
は、腫瘍の基部よりもわずかに大きい領域を覆うテルフ
ア(登録商標:Telfa)当て布に調合剤を3mmの厚さで置
き、包帯を用いて腫瘍の上にテルフア当て布をしっかり
とつける。24時間間隔で観察する。48時間後に、必要が
あれば繰り返し塗布する。
長時間にわたる場合および腫瘍が深い場合には3〜4
回、あるいはそれ以上の回数塗布することが必要であ
る。
すべての場合に、腫瘍は調合剤の剔出作用によって除去
され、このような治療に際して治療後の感染(2次感
染)は生じなかった。
このことは、腫瘍が消えた後、障害を受けた部分に何ら
の覆いも施こさず、また他の種類の殺菌薬剤をも用いな
かったのに拘らず、事実である。
2〜3回目の塗布後、腫瘍はかさぶたが分離し、腫瘍の
基部には非常に硬いかさぶたが形成され、かさぶたの下
ではゆ着が進行していた。傷のゆ着は遅い速度ではあっ
たが、確実に進行した。残った傷跡はきわめて小さいも
のであった。
例8−馬の皮膚の繊維肉腫 75例の馬の皮膚の繊維肉腫が例7で示したようにして局
部的に治療された。1年間の観察期間中に腫瘍が再発し
たのはわずか25%であった。治ゆ率は80%より幾分低い
が、これは外科的に除去し放射線治療法を行なった場合
の腫瘍の治ゆ率が55%であるのと比較すると優れてい
る。
例9−うしの扁平上皮細胞癌 病気と診断された7頭のヘレンフォード種の蓄牛が、障
害部分全体にわたって15gのペースト状の第1の基本的
な調合剤を用いて治療された。臨床的な状態は全ての場
合、改善された。
例10−うしの種以外の動物における扁平上皮細胞癌と基
底細胞癌の治療 いぬ−組織学的に両目の扁平上皮細胞癌と確認された。
第1の基本的な調合剤を5日間、5回塗布。2週間内に
腫瘍の寸法は小さくなり、かさぶたが分離した。
馬−組織学的に基底細胞癌と確認されたが、これを1日
1回、局部的に調合剤を6回直性局所に塗布した。3週
間内に、最も目立った腫瘍が消えた。
馬−組織学的に大きな毛のう癌(hair follicle carcin
oma)が胸部にあると確認された。腫瘍は外科的に除去
された。開いた傷口の中に調合剤が10回、局部的に塗布
された。3ケ月以内に障害部分はゆ着し、腫瘍の再発は
認められなかった。
例11−人間の皮膚腫瘍および基底細胞癌の治療 資格を有する皮膚科専門医と、組織学的に基底細胞癌
(basal cell epithelioma、basal cell carcinoma)と
確認され外科的な治療を受けた60人の患者のチーム。
第1の基本的な調合剤が患部に直接、局所的に塗布さ
れ、その場所に包帯を用いて保持された。障害部は48時
間間隔で観察され、必要のある場合には調合剤が再度塗
布された。ほとんどの場合、2〜3回の塗布で十分であ
った。すべての場合、治療の後、臨床的に治ゆし、4年
間以上にわたって腫瘍の再発は認められなかった。
例12−扁平上皮細胞癌 組織学的に扁平上皮細胞癌と確認された60例が、例11で
示したのと同じ方法で治療された。すべての治療例にお
いて、治療後直ちに治ゆし、4年間の間に腫瘍が再発し
たのは1例だけであった。
例13−殺菌性の活動状態(Antimicrobial Activity) 本発明の合成物の殺菌効果を説明するために、一連のイ
ンビトロおよびインビボにおけるテストが行なれた。テ
ストは、微生物を不活性にするための最も低いサンギナ
リンの塩化物の濃度を証明するよう計画された。
その結果は次のとおりである。
平均22μg/mlのサンギナリンの塩化物の溶液が、バクテ
リヤである枯草菌の培養菌を不活性化にさせる。270μg
/mlの溶液で大腸菌の培養菌、540μg/mlの溶液で肺炎桿
菌の培養菌、590μg/mlの溶液でプロテウス属の菌(Pro
teus vulgaris)の培養菌、70μg/mlの溶液で黄色ブド
ウ球菌の培養菌、393μg/mlの溶液で糞便連鎖球面、161
μg/mlの溶液でストレプトコツカス属の菌(Streptococ
cus mutans)の培養菌をそれぞれ不活性にした(第1表
参照)。
さらに平均150μg/mlおよび20μg/mlの溶液はそれぞれ
酵母である鵞口瘡カンジダおよびカツカロミヤス属の菌
(Saccharomyces cerevisiae)の培養菌を不活性にし
た。
同じ微生物の成長を抑止するためには、薬剤の不活性化
濃度よりもかなり低い濃度が用いられる。
それに加えて、平均的には、第IV表に示されているサン
ギナリンの塩化物の濃度は、メディア(media)の1立
方センチメートル当りにつき、輪癬を作る生体のグルー
プに属するものと知られている数種の菌類の成長を抑止
するのに十分なものである。
基本的な調合剤は、きわめて多くの機会に、輪癬および
強い足の菌類に感染した多くの種類の動物および人間に
おいてもテストされた。本発明の調合剤ではかなり輪癬
からの回復が速く、障害部の迅速なゆ着が促進されるこ
とが明らかになった。
多くの歯科医および歯科協会の行なった臨床テストの結
果、本発明の合成物を規則的に歯に塗布することにより
う触症の範囲が減少し、また歯ぐきに詰めたりあるいは
歯ぐきを洗浄することにより、歯ぐきとその周辺の組織
の歯根膜病あるいは細菌感染の予防および迅速な治ゆが
行なえるであろうと確認されている。
本発明の合成物を顔面疱疹に塗布することにより、ゆ着
過程が促進される。顔面疱疹は乾燥し、2〜3日でゆ着
する。
動物が下痢をした場合、本発明の調合剤を内用すると、
普通下剤の治療用に用いられている抗生物質によるより
もかなり早く回復する。

Claims (9)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】サンギナリンを主成分とするサンギナリア
    カナデンシスの抽出物の無機酸塩と、塩化亜鉛または金
    属フッ化物からなるグループから選ばれた酸の金属塩
    と、水、グリセリン、プロピレングリコール、ジメチル
    スルホキシド、及びC1−C6のアルコールからなるグルー
    プから選ばれた溶媒とから成る殺菌剤。
  2. 【請求項2】前記サンギナリアカナデンシスの抽出物が
    サンギナリンであることを特徴とする特許請求の範囲第
    1項記載の殺菌剤。
  3. 【請求項3】前記溶媒がグリセリンであることを特徴と
    する特許請求の範囲第1項記載の殺菌剤。
  4. 【請求項4】前記無機酸塩がサンギナリンの塩化物であ
    ることを特徴とする特許請求の範囲第3項記載の殺菌
    剤。
  5. 【請求項5】前記金属塩が、フッ化スズおよびフッ化ナ
    トリウムのグループから選ばれた金属フッ化物であるこ
    とを特徴とする特許請求の範囲第4項記載の殺菌剤。
  6. 【請求項6】前記金属フッ化物が、フッ化スズであるこ
    とを特徴とする特許請求の範囲第5項記載の殺菌剤。
  7. 【請求項7】前記金属塩が塩化亜鉛であることを特徴と
    する特許請求の範囲第3項記載の殺菌剤。
  8. 【請求項8】次の各工程から成る殺菌剤の製造方法。 (a)サンギナリンを主成分とするサンギナリアカナデ
    ンシスの抽出物をクロロホルムとメタノールとの混合物
    中に溶触させる工程、 (b)前記溶液を無機酸で酸性化して前記抽出物を無機
    酸塩に変える工程、 (c)前記酸性溶液を蒸発させることにより乾燥する工
    程、 (d)前記残留物を、50%エタノールと50%クロロホル
    ムの混合物から再結晶させる工程。 (e)前記結晶を、水、グリセリン、プロピレングリコ
    ール、ジメチルスルホキシド、C1−C6アルコールより成
    るグループから選ばれた溶媒中に溶解し、重量比で少な
    くとも0.3%の結晶を有する溶液にする工程、 (f)前記溶液を、重量比で少なくとも35%の酸の金属
    塩と混合する工程。
  9. 【請求項9】前記サンギナリアカナデンシスの抽出物
    が、サンギナリンであることを特徴とする特許請求の範
    囲第8項記載の殺菌剤の製造方法。
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