JPH0686125B2 - 画像記録方法 - Google Patents
画像記録方法Info
- Publication number
- JPH0686125B2 JPH0686125B2 JP1307031A JP30703189A JPH0686125B2 JP H0686125 B2 JPH0686125 B2 JP H0686125B2 JP 1307031 A JP1307031 A JP 1307031A JP 30703189 A JP30703189 A JP 30703189A JP H0686125 B2 JPH0686125 B2 JP H0686125B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- nozzle
- head
- density
- ink
- type
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
Links
Landscapes
- Particle Formation And Scattering Control In Inkjet Printers (AREA)
- Recording Measured Values (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明は、マルチノズルタイプまたはマルチヘッドタイ
プの記録ヘッドを使用した画像記録方法に関するもので
ある。
プの記録ヘッドを使用した画像記録方法に関するもので
ある。
従来の技術 最近、静電力又は静電力と空気流を使ったドロップオン
デマンド型のマルチノズルタイプのインクジェットヘッ
ドを使ったプリンタが実用化されている。このインクジ
ェットヘッドとしては、例えば第2図に示すようなもの
が知られている。絶縁性基板81には等間隔に空気吐出口
82〜85が穿孔されており、空気吐出口82〜85周辺部の絶
縁性基板81と平行してオリフィス板87が配置されてお
り、インク吐出口88〜91が空気吐出口82〜85に対向して
穿孔されている。インク供給管92を介してインク溜りに
連通したインク室93にはインクが充満されており、イン
ク吐出口88〜91にはインクのメニスカスがそれぞれ生じ
ている。
デマンド型のマルチノズルタイプのインクジェットヘッ
ドを使ったプリンタが実用化されている。このインクジ
ェットヘッドとしては、例えば第2図に示すようなもの
が知られている。絶縁性基板81には等間隔に空気吐出口
82〜85が穿孔されており、空気吐出口82〜85周辺部の絶
縁性基板81と平行してオリフィス板87が配置されてお
り、インク吐出口88〜91が空気吐出口82〜85に対向して
穿孔されている。インク供給管92を介してインク溜りに
連通したインク室93にはインクが充満されており、イン
ク吐出口88〜91にはインクのメニスカスがそれぞれ生じ
ている。
一方空気供給管94を介して空気室95に空気流が送り込ま
れ、絶縁性基板81とオリフィス板87により形成される空
気層96を通り、空気吐出口82〜85より各々急激な曲りを
生じて噴出している。
れ、絶縁性基板81とオリフィス板87により形成される空
気層96を通り、空気吐出口82〜85より各々急激な曲りを
生じて噴出している。
インク吐出口88〜91のインク室93側には各々独立して電
極が形成されており、これらの電極と共通電極86間に信
号源97〜100により信号電位差が加えらるようになって
おり、この電位差が生じた電極に対応したインク吐出口
に生じるインクのメニスカスは静電力により引き伸ばさ
れ、急激な圧力勾配の変化によって、電位差が生じた電
極に対応した空気吐出口よりインク液が吐出、飛翔す
る。
極が形成されており、これらの電極と共通電極86間に信
号源97〜100により信号電位差が加えらるようになって
おり、この電位差が生じた電極に対応したインク吐出口
に生じるインクのメニスカスは静電力により引き伸ばさ
れ、急激な圧力勾配の変化によって、電位差が生じた電
極に対応した空気吐出口よりインク液が吐出、飛翔す
る。
このタイプのインクジェットヘッドは吐出信号の印加に
よって生ずる静電力によってインク液滴を引っばり出す
ものであり、第3図のように記録濃度つまり、インク吐
出量はヘッドの各ノズルに印加する吐出信号のパルス幅
(印加時間)にほぼ比例する。
よって生ずる静電力によってインク液滴を引っばり出す
ものであり、第3図のように記録濃度つまり、インク吐
出量はヘッドの各ノズルに印加する吐出信号のパルス幅
(印加時間)にほぼ比例する。
発明が解決しようとする課題 しかし、マルチノズルタイプの場合は、インク吐出口
(ノズル)88〜91の加工精度のバラツキによりこの印加
パルス幅(時間)−濃度特性も第4図のようにバラツキ
が生じるという課題があった。
(ノズル)88〜91の加工精度のバラツキによりこの印加
パルス幅(時間)−濃度特性も第4図のようにバラツキ
が生じるという課題があった。
同様の問題はマルチヘッドタイプのインクジェットヘッ
ドあるいは熱転写マルチヘッドタイプ等インクジェット
以外の方式のヘッドにおいても生じる。
ドあるいは熱転写マルチヘッドタイプ等インクジェット
以外の方式のヘッドにおいても生じる。
本発明は従来技術の以上のような課題を解決するもので
あって、各々のノズルまたはヘッドで記録される濃度バ
ラツキをなくすことを目的とするものである。
あって、各々のノズルまたはヘッドで記録される濃度バ
ラツキをなくすことを目的とするものである。
課題を解決するための手段 本発明は、予め、各ノズルまたはヘッド毎に測定したパ
ルス幅−濃度特性にそれぞれ基準最低濃度レベルDLと
基準最高濃度レベルDHに相当する印加時間t、τを各
ノズル毎に求め、この時間間隔を階調数Kで等分し、要
求される階調に応じて、それぞれの印加時間各ノズルま
たはヘッドの電極にパルス電圧を印加するようにしたも
のである。
ルス幅−濃度特性にそれぞれ基準最低濃度レベルDLと
基準最高濃度レベルDHに相当する印加時間t、τを各
ノズル毎に求め、この時間間隔を階調数Kで等分し、要
求される階調に応じて、それぞれの印加時間各ノズルま
たはヘッドの電極にパルス電圧を印加するようにしたも
のである。
作 用 上記構成において、各ノズルまたはヘッド毎に測定され
たインク吐出特性に沿って電極に所定の印加時間のパル
ス電圧を印加しているので、各ノズルまたはヘッドでプ
リントされた濃度が均一になる。
たインク吐出特性に沿って電極に所定の印加時間のパル
ス電圧を印加しているので、各ノズルまたはヘッドでプ
リントされた濃度が均一になる。
実施例 以下、図面を参照しながら本発明の実施例について説明
する。第1図は本発明の実施例におけるマルチノズルタ
イプのインクジェットヘッドのノズル電極へのパルス印
加時間−濃度特性のうち、任意の2ケのノズルA、Bに
於ける特性を示したものである。基準となる最低濃度、
最高濃度を夫々DL、DH、最低濃度DLとなる時のパ
ルス印加時間をt、最高濃度DHとなる時のパルス印加
時間をτとする。最低濃度DLから最高濃度DHの領域
では、印加時間と濃度とは、ほぼリニアな関係にあるの
で、階調数をKとする時、任意の階調Nと印加時間Tと
の関係は次のような式で表わすことが出来る。
する。第1図は本発明の実施例におけるマルチノズルタ
イプのインクジェットヘッドのノズル電極へのパルス印
加時間−濃度特性のうち、任意の2ケのノズルA、Bに
於ける特性を示したものである。基準となる最低濃度、
最高濃度を夫々DL、DH、最低濃度DLとなる時のパ
ルス印加時間をt、最高濃度DHとなる時のパルス印加
時間をτとする。最低濃度DLから最高濃度DHの領域
では、印加時間と濃度とは、ほぼリニアな関係にあるの
で、階調数をKとする時、任意の階調Nと印加時間Tと
の関係は次のような式で表わすことが出来る。
それ故、ノズルA、ノズルBに於けるtをtA、tBと
し又τをτA、τB、印加時間(パルス幅)TをTA、
TBとすると、階調NとTA、NとTBのテーブルが夫
々作成できる。このようにMケのノズルをもったマルチ
ノズルタイプインクジェットヘッドではMケのテーブル
が出来、このテーブルを参照テーブルとして使用し、ノ
ズル毎に各々の階調、つまり濃度に応じたパルス幅を各
ノズル電極に印加することにより、ノズル穿孔のバラツ
キ、つまりインク吐出量のバラツキをもったマルチノズ
ルタイプのインクジェットヘッドであっても、常に均一
な濃度を得ることが出来る。
し又τをτA、τB、印加時間(パルス幅)TをTA、
TBとすると、階調NとTA、NとTBのテーブルが夫
々作成できる。このようにMケのノズルをもったマルチ
ノズルタイプインクジェットヘッドではMケのテーブル
が出来、このテーブルを参照テーブルとして使用し、ノ
ズル毎に各々の階調、つまり濃度に応じたパルス幅を各
ノズル電極に印加することにより、ノズル穿孔のバラツ
キ、つまりインク吐出量のバラツキをもったマルチノズ
ルタイプのインクジェットヘッドであっても、常に均一
な濃度を得ることが出来る。
なお以上の説明ではインクジェット型のヘッドの濃度均
一化について説明したが、熱転写型ヘッド等の他の方式
のヘッドについても同様な方法で、濃度の均一化がはか
れる。
一化について説明したが、熱転写型ヘッド等の他の方式
のヘッドについても同様な方法で、濃度の均一化がはか
れる。
発明の効果 以上のように本発明は、各ノズルまたはヘッドの特性を
取り、基準となる最低濃度DL、最高濃度DHに相当す
る印加時間を求め、更に、任意の階調に於ける印加時間
を算出し、各ノズルまたはヘッド毎にテーブルを作りテ
ーブル参照を行なって、各ノズルまたはヘッド毎に記録
特性に応じたパルスを印加することにより、各ノズルま
たはヘッドの記録濃度のバラツキを補正し、均一な濃度
を得ることが出来、その効果は大きい。
取り、基準となる最低濃度DL、最高濃度DHに相当す
る印加時間を求め、更に、任意の階調に於ける印加時間
を算出し、各ノズルまたはヘッド毎にテーブルを作りテ
ーブル参照を行なって、各ノズルまたはヘッド毎に記録
特性に応じたパルスを印加することにより、各ノズルま
たはヘッドの記録濃度のバラツキを補正し、均一な濃度
を得ることが出来、その効果は大きい。
第1図は本発明の一実施例におけるマルチノズルタイプ
インクジェットヘッドの濃度−印加時間特性図、第2図
は本発明に使用されるマルチノズルタイプのインクジェ
ットヘッドの断面図、第3図は、第2図のインクジェッ
トヘッドの1ケのノズルに於ける濃度−印加電圧特性
図、第4図は、第2図のインクジェットヘッドの各ノズ
ルに於ける濃度−印加電圧特性の1つの例を示す図であ
る。 82〜85……空気吐出口、86……共通電極、87……オリフ
ィス板、88〜91……インク吐出口、95……空気室、97…
…信号源。
インクジェットヘッドの濃度−印加時間特性図、第2図
は本発明に使用されるマルチノズルタイプのインクジェ
ットヘッドの断面図、第3図は、第2図のインクジェッ
トヘッドの1ケのノズルに於ける濃度−印加電圧特性
図、第4図は、第2図のインクジェットヘッドの各ノズ
ルに於ける濃度−印加電圧特性の1つの例を示す図であ
る。 82〜85……空気吐出口、86……共通電極、87……オリフ
ィス板、88〜91……インク吐出口、95……空気室、97…
…信号源。
Claims (1)
- 【請求項1】マルチノズルタイプまたはマルチヘッドタ
イプの記録ヘッドの各ノズルまたは各ヘッドに於けるパ
ルス印加時間−濃度特性に予め定められた基準最低濃度
レベル、基準最高濃度レベルに相当する印加時間t、τ
をそれぞれ求め、前記印加時間tからτまでの間を階調
数で等分し、要求される階調に応じた時間を各ノズル毎
の特性から求め、各々のノズル電極にその時間パルス電
圧を印加することを特徴とする画像記録方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1307031A JPH0686125B2 (ja) | 1989-11-27 | 1989-11-27 | 画像記録方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1307031A JPH0686125B2 (ja) | 1989-11-27 | 1989-11-27 | 画像記録方法 |
Related Child Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP33715799A Division JP2000135780A (ja) | 1999-11-29 | 1999-11-29 | 画像記録方法および装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH03166959A JPH03166959A (ja) | 1991-07-18 |
JPH0686125B2 true JPH0686125B2 (ja) | 1994-11-02 |
Family
ID=17964203
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1307031A Expired - Lifetime JPH0686125B2 (ja) | 1989-11-27 | 1989-11-27 | 画像記録方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0686125B2 (ja) |
Families Citing this family (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2774636B2 (ja) * | 1990-02-02 | 1998-07-09 | キヤノン株式会社 | インクジェット記録装置 |
US6142599A (en) * | 1995-06-29 | 2000-11-07 | Canon Kabushiki Kaisha | Method for ink-jet recording and an ink-jet recording apparatus |
US7201462B2 (en) | 2002-07-24 | 2007-04-10 | Canon Kabushiki Kaisha | Ink jet printing apparatus and method for correcting ejection driving |
Family Cites Families (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH0679853B2 (ja) * | 1983-12-09 | 1994-10-12 | キヤノン株式会社 | 液体噴射装置 |
JPH0729421B2 (ja) * | 1987-04-24 | 1995-04-05 | 松下電器産業株式会社 | インクジエツトプリンタ |
JPH0645244B2 (ja) * | 1987-11-04 | 1994-06-15 | シャープ株式会社 | インクジェットプリンタの印字方法 |
-
1989
- 1989-11-27 JP JP1307031A patent/JPH0686125B2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH03166959A (ja) | 1991-07-18 |
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