JPH0686028B2 - 円周溶接装置のパワーケーブル送給装置 - Google Patents

円周溶接装置のパワーケーブル送給装置

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JPH0686028B2
JPH0686028B2 JP1246399A JP24639989A JPH0686028B2 JP H0686028 B2 JPH0686028 B2 JP H0686028B2 JP 1246399 A JP1246399 A JP 1246399A JP 24639989 A JP24639989 A JP 24639989A JP H0686028 B2 JPH0686028 B2 JP H0686028B2
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一紀 宮本
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バブコツク日立株式会社
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Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 この発明は円周溶接装置のパワーケーブルを送給する装
置に関するものである。
〔従来の技術〕
第4図はコンバインドガスタービンプラントの概略系統
図である。図において、1は空気供給管、2は燃料供給
管、3は空気供給管1からの燃焼用空気Aと燃料供給管
2からの燃料Fとを混合して燃焼させる燃焼器、4は燃
焼器3の燃焼ガスで回転されるガスタービン、31はガス
タービン4によって駆動される発電機、5はガスタービ
ン4を回転させた排ガスGの排熱回収を行なう排熱回収
ボイラ、6は排熱回収ボイラ5の排ガス通路、7は低圧
節炭器、8は低圧蒸発器、9は低圧ドラム、10は低圧節
炭器7、低圧蒸発器8、低圧ドラム9からなる低圧ボイ
ラ、11は高圧節炭器、12は高圧蒸発器、13は高圧ドラ
ム、14は過熱器、15は高圧節炭器11、高圧蒸発器12、高
圧ドラム13、過熱器14からなる高圧ボイラ、16は被加熱
流体である給水WFを供給する給水ポンプ、17は給水ポン
プ16と低圧節炭器7とを接続する給水管、18は低圧節炭
器7で所定の温度まで予熱された給水WFを低圧ドラム9
に供給する低圧ドラム給水管、19は低圧ドラム9に供給
された給水WFを低圧蒸発器8、低圧ドラム9の順で自然
循環または強制循環する低圧下降管、21は蒸気タービ
ン、20は低圧ドラム9で分離された蒸気を蒸気タービン
21に供給する低圧主蒸気管、23は低圧節炭器7の出口で
分流された高温水WRの一部を高圧節炭器11に供給するた
めの高圧給水管、22は高圧給水管23に設けられたボイラ
移送ポンプ、24は高圧節炭器11で所定温度まで予熱され
た高温水WRを高圧ドラム13に供給する高圧ドラム給水
管、25は高圧ドラム13に供給された高温水WRを高圧蒸発
器12、高圧ドラム13の順で循環する高圧下降管、26は高
圧ドラム13内で分離された蒸気を過熱器14に送るドラム
蒸気出口管、27は過熱器14と蒸気タービン21とを接続す
る高圧主蒸気管、28は高圧ドラム13の給水レベルを制御
する高圧ドラム給水弁、29は低圧ドラム9の給水レベル
を制御する低圧ドラム給水弁、30は蒸気タービン21から
の蒸気を水にする復水器で、復水器30から給水ポンプ16
により排熱回収ボイラ5に給水される。33は高圧給水管
23の高温水WRの一部を給水管17に供給する再循環流路、
32は再循環流路33に設けられた再循環流量調整弁、34は
ガスタービン4の排ガスG中の窒素酸化物を除去するた
めの脱硝装置、35は低圧ドラム9と高圧ドラム13とを接
続する過熱蒸気連絡管、37は過熱蒸気連絡管35に設けら
れた過熱蒸気止弁、38は過熱蒸気連絡管35に設けられた
圧力調整弁である。
このようなコンバインドガスタービンプラントにおいて
は、排熱回収ボイラ5の低圧節炭器7、低圧蒸発器8、
高圧節炭器11、高圧蒸発器12、過熱器14は第5図に示す
ようなパネルで構成される。
第5図は排熱回収ボイラのパネルを示す図である。図に
おいて、41は上部管寄せ、42は下部管寄せ、43は上部管
寄せ41と下部管寄せ42とを接続する伝熱管で、伝熱管43
の外径はたとえば50mm、肉厚はたとえば3.5mmである。4
5は伝熱管43に設けられたフィンで、パネルの幅はたと
えば7500mm、高さはたとえば9600mmである。
このようなパネルを製造するには、第6図に示すよう
に、上部管寄せ41、下部管寄せ42に管台44設け、管台44
の端部と第7図に示す伝熱管43の端部とを突合せ溶接す
る。この場合、管台44の長さはたとえば20mm、伝熱管43
の間隔はたとえば100mmであり、管台44と伝熱管43との
突合せ溶接は非常に狭隘な場所で行なわなければならな
いから、この突合せ溶接には円周溶接装置が使用されて
いる。
第8図は従来の円周溶接装置の一部を示す概略図、第9
図は第8図に示した円周溶接装置のパワーケーブルを示
す図である。図において、46はクランプ(図示せず)に
より円周溶接装置本体(図示せず)に固定された伝熱管
43に取り付けられた歯車、47は円周溶接装置本体に回転
可能に支持された溶接装置台、48は溶接装置台47に取り
付けられた駆動歯車で、駆動歯車48は歯車46と噛み合っ
ている。49は溶接装置台47に取り付けられた溶接トー
チ、50は円周溶接装置本体と溶接トーチ49とを接続する
パワーケーブル、51は水冷ケーブル、52は水ホース、53
はアルゴンホース、54は溶接ワイヤ用ライナ、55は水冷
ケーブル51、水ホース52、アルゴンホース53、溶接ワイ
ヤ用ライナ54を被覆した耐熱ホース、56は耐熱ホース55
を束ねた糸である。
この円周溶接装置においては、駆動歯車48を回転する
と、溶接装置台47が回転し、溶接トーチ49が管台44と伝
熱管43との突合せ部上を移動するから、溶接トーチ49で
TIG溶接することにより、管台44と伝熱管43との突合せ
溶接を行なうことができる。
〔発明が解決しようとする課題〕
しかし、このような円周溶接装置においては、第10図に
示すように、溶接装置台47の回転に伴って、パワーケー
ブル50が伝熱管43に巻き付くから、溶接装置台47に回転
むらが生ずるので、溶接トーチ49の移動速度が一定では
なくなるため、溶接欠陥が発生し、また歯車46、駆動歯
車48等が損傷することがある。
このため、第11図に示すように、溶接時に溶接装置台47
を矢印Aの方向に回転させたときに巻き戻される方向
に、あらかじめパワーケーブル50を巻き付けておくこと
が考えられるが、この場合にパワーケーブル50を巻き付
ける作業に時間を要するから、作業能率が低下する。
この発明は上述の課題を解決するためになされたもの
で、溶接欠陥が発生することがなく、溶接装置台の回転
機構等が損傷することがなく、溶接作業能率が低下する
ことのない円周溶接装置のパワーケーブル送給装置を提
供することを目的とする。
〔課題を解決するための手段〕
この目的を達成するため、この発明においては、溶接装
置台の溶接トーチにパワーケーブルが接続された円周溶
接装置の上記パワーケーブルを送給する装置において、
円周溶接装置本体に設けられかつ上記溶接装置台の回転
と同期して回転する駆動ローラと、上記駆動ローラの外
周面に取り付けられた第1の面ファスナと、上記パワー
ケーブルに取り付けられた第2の面ファスナとを設け、
上記第1の面ファスナと上記第2の面ファスナとを噛み
合わせて上記パワーケーブルを送給する。
〔作用〕
この円周溶接装置のパワーケーブル送給装置において
は、パワーケーブルを確実に送給することができる。
〔実施例〕
第1図はこの発明に係る円周溶接装置のパワーケーブル
送給装置を示す斜視図、第2図は第1図の一部を示す拡
大斜視図である。図において、57は円周溶接装置本体
で、円周溶接装置本体57には水、アルゴンガス、電源が
供給されている。58は円周溶接装置本体57に取り付けら
れたアーム、59はアーム58に取り付けられた駆動ローラ
で、駆動ローラ59の回転軸には歯車(図示せず)を介し
て溶接装置台47の回転が伝達され、溶接装置台47が第1
図紙面反時計方向に回転されると、駆動ローラ59は溶接
装置台47の回転と同期して第1図紙面時計方向に回転さ
れる。65は駆動ローラ59の外周面に取り付けられた雄面
ファスナ、60はアーム58に回転可能に取り付けられた補
助ローラ、61は円周溶接装置本体57に取り付けられたア
ーム、62はアーム61に回転可能に取り付けられたガイド
ローラ、63はパワーケーブル50に巻かれた布、64は布63
に取り付けられた雌面ファスナで、布63の雌面ファスナ
64が取り付けられた以外の面にはシリコンゴムが塗布さ
れており、パワーケーブル50はアーム61とガイドローラ
62とで形成される空間を通り、またアーム58、駆動ロー
ラ59、補助ローラ60で形成される空間を通り、雌面ファ
スナ64は雄面ファスナ65と噛み合っている。
この円周溶接装置のパワーケーブル送給装置において
は、溶接時に溶接装置台47を第1図紙面反時計方向に回
転すると、駆動ローラ59は溶接装置台47の回転と同期し
て第1図紙面時計方向に回転されるから、第3図に示す
ように、パワーケーブル50は溶接装置台47の回転に応じ
て第1図紙面下方に送給されるので、パワーケーブル50
を確実に送給することができる。このため、溶接装置台
47に回転むらが生ずることはないから、溶接トーチ49の
移動速度が一定となるので、溶接欠陥は発生せず、また
歯車46、駆動歯車48等が損傷することない。また、あら
かじめパワーケーブル50を巻く付けておく必要がないか
ら、作業能率が低下することがない。さらに、溶接終了
後に溶接装置台47を第1図紙面時計方向に回転すると、
駆動ローラ59は溶接装置台47の回転と同期して第1図紙
面反時計方向に回転されるから、パワーケーブル50は溶
接装置台47の回転に応じて第1図紙面上方に送給され、
第1図に示す状態に戻る。そして、雌面ファスナ64と雄
面ファスナ65とを噛み合わせることによりパワーケーブ
ル50を送給するから、巻込み、巻戻しのトラブルがなく
なり、作業能率が倍増し、労力が軽減れる。発明者等の
実験によれば、従来においては、段取りに15分、巻込
み、巻戻しに10分、芯出しに9分、溶接に5分、合計39
分を要したのに対して、この発明においては、段取りに
3分、巻込み、巻戻しに5分、芯出しに4分、溶接に5
分、合計17分を要した。また、パワーケーブル50が第1
図の状態から第3図の状態へ送給され、伝熱管43の外周
に巻き付けられたときには、雌面ファスナ64が常に外側
にして巻き付けられるから、溶接トーチ49からのアーク
熱によって雌面ファスナ64が損傷するのを防止すること
ができる。さらに、布63の雌面ファスナ64が取り付けら
れた以外の面にシリコンゴムが塗布されているから、補
助ローラ60の回転が円滑である。
なお、上述実施例においては、管台44と伝熱管43との突
合せ溶接を行なう場合について説明したが、伝熱管同士
の突合せ溶接を行なう場合にもこの発明を適用すること
ができる。また、上述実施例においては、歯車を介して
溶接装置台47の回転を駆動ローラ59に伝達したが、溶接
装置台47、駆動ローラ59を別々の駆動装置によつて回転
してもよい。
〔発明の効果〕
以上説明したように、この発明に係る円周溶接装置のパ
ワーケーブル送給装置においては、パワーケーブルを確
実に送給することができるから、溶接装置台に回転むら
が生ずることはないので、溶接トーチの移動速度が一定
となるため、溶接欠陥は発生せず、また溶接装置台の回
転機構等が損傷することがなく、さらにあらかじめパワ
ーケーブルを巻く付けておく必要がないから、作業能率
が低下することがない。このように、この発明の効果は
顕著である。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの発明に係る円周溶接装置のパワーケーブル
送給装置を示す斜視図、第2図は第1図の一部を示す拡
大斜視図、第3図は第1図、第2図に示した円周溶接装
置のパワーケーブル送給装置の動作説明図、第4図はコ
ンバインドガスタービンプラントの概略系統図、第5図
は排熱回収ボイラのパネルを示す図、第6図、第7図は
第5図に示したパネルの製造方法の説明図、第8図は従
来の円周溶接装置の一部を示す概略図、第9図は第8図
に示した円周溶接装置のパワーケーブルを示す図、第10
図、第11図はそれぞれ第8図に示した円周溶接装置の動
作説明図である。 50……パワーケーブル 57……円周溶接装置本体 59……駆動ローラ 64……雌面ファスナ 65……雄面ファスナ

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】溶接装置台の溶接トーチにパワーケーブル
    が接続された円周溶接装置の上記パワーケーブルを送給
    する装置において、円周溶接装置本体に設けられかつ上
    記溶接装置台の回転と同期して回転する駆動ローラと、
    上記駆動ローラの外周面に取り付けられた第1の面ファ
    スナと、上記パワーケーブルに取り付けられた第2の面
    ファスナとを具備し、上記第1の面ファスナと上記第2
    の面ファスナとを噛み合わせて上記パワーケーブルを送
    給することを特徴とする円周溶接装置のパワーケーブル
    送給装置。
JP1246399A 1989-09-25 1989-09-25 円周溶接装置のパワーケーブル送給装置 Expired - Lifetime JPH0686028B2 (ja)

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