JPH0685819A - コンピュータシステム - Google Patents

コンピュータシステム

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JPH0685819A
JPH0685819A JP5002774A JP277493A JPH0685819A JP H0685819 A JPH0685819 A JP H0685819A JP 5002774 A JP5002774 A JP 5002774A JP 277493 A JP277493 A JP 277493A JP H0685819 A JPH0685819 A JP H0685819A
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JP5002774A
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Andrew Walton
ウォルトン アンドリュー
Stuart F Bryant
エフ ブライアント スチュワート
John Rigby
リグビー ジョン
Joseph O'callaghan
オ キャラハン ジョセフ
Una M Quinlan
エム クインラン ウナ
Michael J Seaman
ジェイ シーマン マイケル
Fearghal Morgan
モーガン フェアガール
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Digital Equipment Corp
Original Assignee
Digital Equipment Corp
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    • H04L12/46Interconnection of networks
    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04LTRANSMISSION OF DIGITAL INFORMATION, e.g. TELEGRAPHIC COMMUNICATION
    • H04L61/00Network arrangements, protocols or services for addressing or naming
    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04LTRANSMISSION OF DIGITAL INFORMATION, e.g. TELEGRAPHIC COMMUNICATION
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    • H04L2101/00Indexing scheme associated with group H04L61/00
    • H04L2101/60Types of network addresses
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    • H04LTRANSMISSION OF DIGITAL INFORMATION, e.g. TELEGRAPHIC COMMUNICATION
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    • H04L2101/60Types of network addresses
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    • H04L2101/622Layer-2 addresses, e.g. medium access control [MAC] addresses
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    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
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    • H04L69/18Multiprotocol handlers, e.g. single devices capable of handling multiple protocols
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    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04LTRANSMISSION OF DIGITAL INFORMATION, e.g. TELEGRAPHIC COMMUNICATION
    • H04L69/00Network arrangements, protocols or services independent of the application payload and not provided for in the other groups of this subclass
    • H04L69/22Parsing or analysis of headers

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  • Computer Networks & Wireless Communication (AREA)
  • Signal Processing (AREA)
  • Data Exchanges In Wide-Area Networks (AREA)
  • Computer And Data Communications (AREA)
  • Small-Scale Networks (AREA)

Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【目的】 複数のラインカードに共用リソースとして有
効に機能するルックアップデータベースを有し、かつそ
れらの間に高いバストラフィックを与える。 【構成】 インターロック方式のコンピュータシステム
は、データ伝送ライン60,28からデータ伝送を受け
るとともにこのラインにデータ転送するラインカード7
4A,Bと、ネットワーク情報ルックアップデータベー
ス94を含むアドレス認識エンジン96Aとを具える。
ルックアップデータベースは複数のエントリとバックプ
レインバス15を具え、ラインカードは第1テーブル9
3A,Bを含み、このラインカードによって各々がネッ
トワークアドレスとデータベース指定子を含み、ネット
ワーク情報のリクエストをバックプレインバスを経てア
ドレス識別エンジンに転送する。エンジンは識別子によ
りインデックスされたデータベース指定子の第2テーブ
ル94Aを含む。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明はコンピュータネットワー
ク、特にラインカードをネットワークアドレス情報の記
憶およびルックアップに用いる共用アドレス認識装置に
ラインカードをインターロックする方式に関するもので
ある。
【0002】
【従来の技術】コンピュータを互いに通信する能力は現
代の情報処理の基本的な属性となってきている。ユーザ
の用途の進行拡散はデータを他のコンピュータに送出
し、データを他のコンピュータから受信するユーザの用
途の1つを実行するコンピュータの能力に依存する。か
かる通信能力は用途が開発されたタスクを完成し得るか
または群または編成内で他のユーザに情報を通信すべき
ユーザの用途に必要である。特定の用途では例えばある
データ処理機能に対し他のコンピュータで実行するサブ
ルーチンを呼出すかまたは遠隔データベースをアクセス
して入力データを得るか或はその結果を記憶するように
設計することができる。
【0003】コンピュータ間に通信能力を提供する際の
重要な目的は群または編成のデータベースおよび処理リ
ソースの全部が群または編成で各ユーザに用いられるよ
うにすることである。コンピュータ間の複雑な通信能力
に対する成長要求に応答して、ネットワークで互いにリ
ンクされたコンピュータ間のデータ伝送を制御するI
P,DECnet,OSI,等のネットワーク、ルーチ
ングおよびブリッジングプロトコルが開発されている。
種々のプロトコルはコンピュータを互いに結合するため
に用いられる伝送サービスで実行される。
【0004】各プロトコルは多数の層により代表的には
規定され、各層はネットワーク全体を経てデータ伝送に
必要な機能性のある概念に関連する。例えば最初の3層
は物理層、データリンク層およびネットワーク層として
規定される。この物理層は物理的リンク、例えばネット
ワークのコンピュータを互いに結合するバスの物理的お
よび電気的仕様に向けられる。物理層によってこのリン
クを経るビット伝送を制御してデータパケットの一連の
ビットがネットワークの1つのコンピュータからネット
ワークの他のコンピュータに通信され得るようにする。
この物理層は物理的リンクを経てデータパケットのビッ
トを転送するに必要なように、論理1および論理0に対
する電圧レベル、物理的リンクへの安定なビット情報の
タイミング等をセットする。
【0005】データリンク層は伝送エラーのない規定さ
れたパケットへのデータ伝送で受信されたビットのパッ
ケージングまたはフレーミングに向けられる。このデー
タリンク層によってビットフィールドを規定するための
ビット間の境界を形成し、且つ認識する。これら境界間
のビットによってデータパケットのビットに対する構体
および意味を決める。例えば、データパケットは伝送の
最初のnビットを有するコンピュータソースおよび行先
情報に対するヘッダー、バイトにおけるデータパケット
の長さ、使用されるネットワークプロトコル等を含むこ
とができる。このヘッダーはネットワークの2つ以上の
コンピュータ間で通信される実際のメッセージを具える
データのフレームされたバイトに追従することができ
る。
【0006】ネットワーク層はネットワークのソースコ
ンピュータから行先コンピュータにメッセージを向ける
に必要なルーチング情報の制御に向けられる。各プロト
コルはデータパケットの各ソースまたは行先を独特に認
識するためのネットワークアドレスに対する長さおよび
内容並びにネットワークを経てデータパケットをルーチ
ングする処理方式を規定する。ネットワークアドレス情
報は、プロトコルにより規定されたデータリンク層処理
方式によってフレームされるように、データパケットの
ビットフィールドの1つにある。
【0007】ネットワークは一般にローカルエリアネッ
トワーク(LAN)およびワイドエリアネットワーク
(WAN)に配列される。LANは例えば同一のビルデ
ィング内のように、互いに比較的密接して物理的に位置
されたコンピュータを結合する。WANは異なる箇所ま
たは実際に異なる大陸に位置し得るコンピュータを結合
する。WANは通常一方のLANのコンピュータからデ
ータパケットを受けるとともに他方のLANのコンピュ
ータにデータパケットを送出するルータのようなコンポ
ーネントを含む。
【0008】このルータはネットワークに使用される伝
送サービスで実行されるプロトコルに従ってデータパケ
ットのネットワークアドレスを処理してデータパケット
を例えば受信LANに直接結合された他のルータに、ま
たは中間ルータ等にルートする手段を決めるようにす
る。各ルータは各データパケットのルーチングに使用す
るネットワークのトポロジーに情報を記憶する。
【0009】ブリッジは一方のLANのコンピュータか
ら他方のLANのコンピュータにデータパケットを転送
するために用い得る他のコンポーネントである。このブ
リッジは種々の異なるLANを相互接続するとともにL
AN内のまたはLAN間の通信をモニタしてソースおよ
び行先アドレス情報を“学習”する。かかるブリッジは
アドレス情報を連続的に学習するとともに“エージ”し
てLAN間のデータパケットの転送を内蔵し得るように
する。
【0010】代表的には、ブリッジおよびルータコンポ
ーネントの各々は、各ルータまたはブリッジによりサー
ビスされる特定のネットワークにおけるデータのソース
および行先のネットワークアドレスに関してそれぞれブ
リッジングまたはルーチング情報を含むルックアップデ
ータベースにアクセスする。アドレス認識エンジンはル
ックアップデータベースにアクセスするためのルータま
たはブリッジのリソースとして実行することができる。
【0011】ルータまたはブリッジはこれらで受信され
たデータ伝送のヘッダからネットワークアドレスを抽出
しこのアドレスをアドレス認識エンジンに入力するよう
に作動する。アドレス認識エンジンはネットワークアド
レスに相当するエントリを位置させるためのルックアッ
プデータベースの走査用のインデックスとして入力ネッ
トワークアドレスを用いる。エントリは示された行先に
データ伝送を向けるためのルータまたはブリッジが必要
とするプロトコル情報を含む。
【0012】データベースエントリにルータであるかま
たはブリッジであるかに依存して記憶する情報の特性お
よび内容は、ルーチングおよびブリッジング作動の種々
の異なる作動特徴のため、ネットワークで実行される。
さらに、ネットワークアドレスの大きさ大きさフォーマ
ット並びに特定のネットワークのネットワークアドレス
に関連するネットワーク情報の特性および内容はネット
ワークで実行されるネットワークプロトコルによって規
定される。従ってルックアップデータベースの構造はブ
リッジングまたはルーチングを収容するように設計する
必要があるとともにアドレス長さおよびネットワークで
用いられるプロトコルの情報内容要求は作動中のブリッ
ジまたはルータとなる。これがため、例えばDECne
tプロトコルを実行するネットワークでルータを支持す
るように設計されたルックアップデータベースはブリッ
ジ等により使用するには好適ではない。
【0013】
【発明が解決しようとする課題】コンピュータ通信に関
する問題は第1データ伝送サービスを利用する第1ネッ
トワークのコンピュータで実行するユーザの用途他の異
なるデータ伝送サービスを利用する他のネットワークに
結合されたコンピュータで通信する必要がある際に遭遇
する。第1ネットワークで実行される物理層は他のネッ
トワークで実行される関連する物理層から完全に相違す
る。コンピュータシステムの処理およびデータベースリ
ソースを完全に利用するためには、一方の編成のネット
ワークの例えばコンピュータで実行する一層多くのユー
ザ用途は他方の編成のネットワークのコンピュータで実
行するユーザ用途、即ち、処理およびデータベースリソ
ースで通信を行う必要がある。各ネットワークおよびそ
の関連するデータ伝送サービス並びにネットワークプロ
トコルは大きなネットワークのコンピュータの全部が互
いに通信する必要がある一層大きな総合ネットワークの
領域と見ることができる。
【0014】一連のラインカードはコンピュータネット
ワークの種々の異なる領域間を結合するように種々の異
なるデータ伝送サービスをサービスすることができる。
各ラインカードは特定のデータ伝送サービスに専念する
とともにとともにデータ伝送サービスで実行される物理
層およびデータリンク層を支持するように設計する。こ
のラインカードは、例えば種々のデータ伝送サービスを
横切ってデータパケットを伝送する背面バスによるよう
に、互いに結合する。
【0015】各ラインカードはブリッジまたはルータと
して作動するとともにその要求を内蔵するように設計さ
れたルックアップデータベースを必要とするものとす
る。各ラインカードのルックアップデータベースを実行
することによりネットワークアドレスの要求を解決する
が、かかるアプローチによってシステム全部を経るデー
タの冗長度を発生するとともにラインカードの不動産を
極端に使用するようになる。
【0016】本発明の目的は複数のラインカードに共用
リソースとして機能するように設計に充分な融通性のあ
るルックアップデータベースを有するとともにラインカ
ードおよび共用のルックアップデータベースリソース間
に高いバストラフィックを与える有効なインターロック
方式のコンピュータシステムを提供せんとするものであ
る。
【0017】
【課題を解決するための手段】本発明によれば設計に融
通性があり、且つ種々の異なるネットワークプロトコル
の文脈にルーチングおよびブリッジング作動で使用し得
るアドレス認識装置を提供する。この場合には本発明に
よる単一アドレス認識装置はルータ、ブリッジまたはそ
の双方をサービスすることができると同時に数個の異な
るプロトコルに対するルックアップ作動を支持する。ま
たアドレス認識装置は経済的な且つ充分な方式で多量の
ネットワーク情報データを収容し得るように構成し、従
ってアドレス認識装置は複数のルーチングおよびブリッ
ジングコンポーネントを共用リソースとしてサービスす
ることができる。
【0018】また、本発明によればアドレス認識装置に
背面バスを経て一連のラインカードをインターロックす
る方式を提供する。この場合には本発明によって複数の
ラインカードおよび共用アドレス認識リソースを具える
背面ベースシステムを支持するに充分高い背面バス効率
で高速ネットワークアドレス情報ルックアップサービス
を達成することができる。
【0019】一般に本発明アドレス認識装置はルックア
ップデータベースに結合されたアドレス認識エンジンを
具える。ルックアップデータベースは1次データベース
および2次データベースを具える。アドレス認識エンジ
ンはデータ伝送から抽出されたネットワークアドレスを
入力として受ける。アドレス認識エンジンはネットワー
クアドレスを1次データベースのインデックスとして用
いる。1次データベースはネットワークアドレスの予め
選択されたセグメントの関数としてノードを走査するよ
うに配列された多回3ノード構体(TRIE)を具え、
セグメントの固定シーケンスで2次データベースにエン
トリのポインタ位置させるようにする。
【0020】TRIE構体は、予測可能な探索時間を有
し、ノードポインタを選択する数値との比較を行うワイ
ドメモリを必要とせず、しばしばネットワークの場合の
ように、粗母集団アドレススペースで特に経済的な量の
メモリスペースで実行することができる。これがため、
1次データベースのTRIE構体によってアドレス認識
エンジンを共用リソースとして用いる必要がある場合の
ように多量のデータに迅速にアクセスすることができ
る。
【0021】アドレス認識エンジンによりインデックス
として用いられるネットワークアドレスの各セグメント
によって次のノードに対するポインタを含むノードを位
置させ、特定のノードの各ポインタはアドレスの次のセ
グメントの可能な値の1つによって規定する。ノードの
ような走査はルートノードで開始するとともに端子また
は終端ノードに到達するまでネットワークアドレスのセ
グメントのシーケンスに従って遷移ノードのシーケンス
を経て継続する。各終端ノードはこれに到達するために
用いられるネットワークアドレスに相当する2次データ
ベースエントリにポインタを記憶する。1次データベー
スポインタによりポイントされた2次データベースのエ
ントリは所期の行先に向かってデータ伝送を向けるため
に場合によりルータまたはブリッジに必要な情報を含
む。
【0022】各ラインカードは特定のデータ伝送サービ
スの1つ以上のデータ伝送ラインに結合する。各ライン
カードは自動的に作動するとともに特定の伝送サービス
の物理層おぼデータリンク層を処理するに必要な回路お
よび論理の全てを含み、データパケットを各データ伝送
ラインに転送するとともにデータベースパケットを各デ
ータ伝送ラインから受けるようにする。各ラインカード
はこれにより処理される各データパケットの受信時また
は伝送時に各データパケットを処理するデータリンクお
よびネットワーク層を実行するプロセッサを設ける。
【0023】ラインカードが受信した各データパケット
に対しプロセッサによってネットワーク行先アドレスを
抽出するとともにこのアドレスを“リクエスト”として
背面バスを経てアドレス認識装置に通過させるようにす
る。アドレス認識エンジンは各リクエストをを読出すと
ともにリクエストに含まれるアドレスを関連するエント
リのルックアップ用の情報データベースへのインデック
スとして用いる。関連するエントリの1部分はラインイ
ンターフェースカードに“レスポンス”としてリターン
させ、このレスポンスをプロセッサによって読出す。こ
のレスポンスはラインカードのプロセッサが必要とする
ルーチングまたはブリッジング情報を含み、各データパ
ケットをその所期の行先に向けるようにする。
【0024】背面バスにより互いに結合された2つの装
置間でリクエストおよびレスポンスを転送する任意の方
式では、各リクエストを応答装置に有効レスポンスとし
て適宜に認識する。さらに、各レスポンスは有効レスポ
ンスとして応答装置で識別する必要がある。各リクエス
トおよびその関連するレスポンスの有効性は各リクエス
ト,レスポンス対に関連する“オーナーシップ”情報に
代表的に示すようにする。
【0025】このオーナーシップ情報がリクエストを
“所有”することを示す場合には、これによりリクエス
ト装置により書込まれ且ついまだレスポンスを処理する
必要のあるリクエストを表わす。これがため、応答装置
はリクエストを関連するレスポンスのルックアップに対
し使用する必要のあることを知る。オーナーシップ情報
はレスポンスが応答装置により所有することを示す場合
には、これにより関連するリクエストによって応答装置
によりリターンされる応答を表わす。従って、リクエス
ト装置はレスポンスをリクエストに関連する入力データ
の処理に用いる必要があることを知る。この場合にはリ
クエストおよびレスポンスはリクエストの冗長度処理な
く、且つ各レスポンスおよびその各リクエスト間の一致
を肯定表示して2つの装置間で効率良く転送することが
できる。
【0026】本発明によればリクエスト/レスポンス転
送を完了する必要のある背面バスを経て読出し/書込み
作動の総数を減少するラカードと共有アドレス認識装置
とに対するインターロック方式を提供することができ
る。これがため、ラインカードおよびアドレス認識装置
はシステム効率のレベルの高い多数のリクエスト/レス
ポンス転送を行うことができる。一般に、本発明による
インターロック方式によって関連するリクエスト/レス
ポンス対を記憶するために使用するリクエスト/レスポ
ンスメモリの位置に各オーナーシップ情報記憶位置を同
化させるようにする。この場合には、リクエストライン
カードおよび応答アドレス認識装置は同時にまたは各リ
クエスト/レスポンス対を読出すまたは書込むために使
用する同一の読出し/書込み中オーナーシップ情報を読
出すまたは書込むことができる。従って、ラインカード
およびアドレス認識装置間のリクエスト/レスポンス転
送を完了するために背面バスに課せられたオーバーヘッ
ドを減少して背面バスシステムに一層効率の良い作動を
呈せしめることができる。
【0027】本発明のインターロック方式の他の特徴に
よれば、ラインカードおよびアドレス認識エンジンの各
々は複数のデータベース指定子に関する情報を記憶する
テーブルを含む。データベース指定子の各々は1次およ
び2次データベースの操作に対する制御情報を含む。ラ
インカードのプロセッサがアドレス認識装置のリクエス
トを発生する際に、各データパケットのヘッダに含まれ
るプロトコルタイプ情報を解析する。
【0028】プロセッサはデータベース指定子の1つを
選択するためのデータベース指定子テーブルに対するル
ックアップインデックスとしてプロトコルタイプ情報を
用いる。従ってプロセッサは選択されたデータベース指
定子の識別をデータパケットから抽出したネットワーク
アドレスを有するリクエストに挿入する。プロセッサは
各データパケットに含まれるリファレンスプロトコルタ
イプの情報と容易にクロスして特定のデータ伝送に関連
する特定のネットワークプロトコルに好適な情報を制御
することができる。この場合にはアドレス認識エンジン
をインターロックしてプロトコルタイプの情報を処理す
る必要なく多数のルーチングおよびブリッジングプロト
コルに対する情報を制御する。
【0029】これがため、アドレス認識エンジンはリク
エストとしてネットワークアドレスおよび指定子を受け
てそのテーブルに記憶されたデータベース指定子の1つ
を識別する。アドレス認識エンジンはネットワークアド
レスを内蔵する識別子によりインデックスされたデータ
ベース指定子に含まれる制御情報に従って、1次および
2次データベースを走査する。
【0030】例えば、種々の異なるプロトコルによって
2次データベースのエントリに記憶され得る種々のアド
レス認識エンジンサイズ、フォーマットその他の情報ア
イテムを規定する。種々のプロトコルのフォーマットに
従ってネットワークアドレスの種々のサイズのものを収
容するために、1次データベースのTRIEは数個の走
査経路を提供するために多重ルートノードを有するよう
に配列し、各々がアドレス認識エンジンに入力し得る可
能なネットワークアドレス間から異なったサイズのアド
レスフォーマットを収容し得るようにする。各データベ
ース指定子は特定のネットワークアドレスに使用すべき
ルートノードに情報を含めるようにする。
【0031】インターロック方式は、リクエスト/レス
ポンス転送を完了するに必要な背面バストランザクショ
ンの数を最小とすることにより、且つラインカードプロ
セッサおよび共用アドレス認識装置間でデータベースル
ックアップ制御情報を交換する簡素化方法を実行するこ
とにより数個のラインカードおよび共用アドレス認識リ
ソース間に種々のインターロックを提供することができ
る。これがため、ラインカードの集積化背面バスベース
システムを容易としてコンピュータネットワーク集積化
用の種々のデータ伝送サービスを互いに結合することが
できる。
【0032】
【実施例】図面につき本発明の実施例を説明する。図1
はコンピュータネットワーク10の1例をブロック図の
形状で示す。このコンピュータネットワーク10は複数
のローカルエリアネットワーク(LAN)を具え、この
LANは802.5トークンリングLAN12と、2つ
の802.3LAN14,16を有する。この802.
5LAN12は全てがLAN12内でパーソナルコンピ
ュータ18間の通信用のトークンリングリクエストバス
20により互いに結合された複数のパーソナルコンピュ
ータ18を具える。また、トークンリングルータ22を
バス20に結合するとともに802.3バス26により
ワイドエリアネットワーク(WAN)ルータ500(2
4)に結合してLAN12のパーソナルコンピュータ1
8がトークンリングルータ22およびWANルータ24
を経てLAN12の外側の他の装置と通信し得るように
する。この目的のために、WANルータ24を例えば他
のLAN14,16のパーソナルコンピュータとの通信
を行うT1データ伝送ライン28に結合する。
【0033】また、802.3LAN14は互いに結合
されLAN14内で802.3LANバス32により通
信を行う複数のパーソナルコンピュータ30を具える。
WANルータ100(34)は前記バス32に結合する
とともにパーソナルコンピュータ30の任意のものから
のデータをLAN14の外側に伝送するX.25データ
伝送ライン36に結合する。同様に、802.3LAN
16は互いに結合されるとともに802.3LANバス
42によりトランスラン320ブリッジ40に結合され
た複数のパーソナルコンピュータ38を具える。このブ
リッジ40を64bpsデータ伝送ライン46を経てト
ランスパス350ブリッジ44に結合する。このブリッ
ジ44をLAN間のデータをブリッジするT1データ伝
送ライン48にさらに結合する。
【0034】さらに複数のパーソナルコンピュータ50
の各々をポイント−ポイントカップリング52によりネ
ットワーク10のWANルータ250(54)に結合す
る。各ポイント−ポイントカップリング52は同期,非
同期またはダイアル1200−19200bpsデータ
伝送サービスを具える。またWANルータ54を64K
bpsデータ伝送ライン58によりWANルータ500
(56)に結合し、このWANルータ56をさらに80
2.3LANバス60に結合する。
【0035】上述した所から明らかなように、LAN1
2のコンピュータ18の任意のものからのデータ伝送は
LAN12からルータ22、802.3LANバス26
およびルータ24を経てT1伝送ラインに伝送するが、
コンピュータ30,38,50の任意のものからのデー
タ伝送はそれぞれX.25,T1および802.3LA
N伝送サービスを経て最終的に経路指定される。さら
に、LAN16のパーソナルコンピュータ38は他のL
ANのパーソナルコンピュータとの通信を行うブリッジ
を用い、且つパーソナルコンピュータ18,30,3
8,50は前記ルータに結合する。従って、電子メール
のようなユーザの用途がパーソナルコンピュータ18,
30,38,50のような各々で実行される場合には、
ネットワーク10で多重プロトコルルーチング兼ブリッ
ジングサービスを行って、例えばLAN12のコンピュ
ータ18の1つからのメールメッセージをT1伝送サー
ビスを経て伝送するとともに例えばコンピュータ50の
ような1つにより802.3LANサービスを経て受信
し得るようにする。
【0036】この目的のため、ネットワーク積分サーバ
62を伝送ライン28,36,48および60の各々に
結合して伝送ライン28,36,48および60の任意
のものから代表的にはデータパケットの形態のデータ伝
送を受信するとともに伝送ライン28,36,48およ
び60の任意のものに各データパケットを経路指定する
かまたはブリッジングする。ネットワーク積分サーバ6
2によって単一の装置で、ネットワーク10の構成コン
ピュータ18,30および50で利用されるユーザ用途
サービス間のマッピング方式およびネットワーク10全
体を用い得る伝送サービスの多重性を用いることにより
種々のコンピュータ18,30,38および50で実行
される任意数の種々の異なるユーザ用途間のネットワー
ク接続性を提供する。斯様にして、例えばT1伝送ライ
ン28を経てコンピュータ18の1つから受信したメー
ルメッセージをネットワーク積分サーバ62により80
2.3LAN60,ルータ56,64Kbpsライン5
8,ルータ54およびポイント−ポイントカップリング
52を経てコンピュータ50の1つに経路指定すること
ができる。
【0037】図2はネットワーク積分サーバ62の物理
的ハードウエア構成の試験例を線図的に示す。背面バス
(ここでは図示しないが図3に示す)を有する標準1
9″ラック64には既知のようにスロットを配列して回
路カード66を摺動自在に受信し且つ装着する。ラック
64には9個のスロットを設けることができる。回路カ
ード66にはスロットの2つに物理的に受信して前記サ
ーバ62で作動する回路カード66の各々に電源電力を
供給するた電力カード68と、前記スロットの1つに受
信されネットワークに関連するルーチング情報の入力お
よび更新を含む作動中の回路カード66の初期化、制御
および管理を行う管理カード70と、以下に詳細に説明
するように、集中共用メモリサービス用のスロットの他
のものに受信したメモリカード72と、各々がラック6
4の残存する7つのスロットのうちの1つに受信した一
連のラインインターフェースカード74とを設ける。
【0038】各ラインインターフェースカード74は自
動的に作動するとともに特定の伝送サービスプロトコ
ル、例えばT1およびX.25伝送サービスの1つの物
理およびデータリンク層を処理するに必要な回路および
論理の全てを含む。さらに、各ラインインターフェース
カード74にはこれによりサポートされたネットワーク
プロトコル用のネットワーク層プロセッサを設ける。共
用メモリカード72によってラインインターフェースカ
ード74のネットワーク層プロセッサに対する集中ネッ
トワークルーチングおよびブリッジング情報サービスを
行う。各ラインインターフェースカード74によって背
面バスを経て他のラインインターフェースカード74の
任意のものとの通信を行って共用メモリカード72から
得られたネットワークルーチングまたはブリッジング情
報に従って各ラインインターフェースカード74で受信
された各データパケットの、ネットワーク積分サービス
62からの伝送用の他のラインインターフェースカード
74の1つへの転送に影響を与えるようになる。
【0039】各ラインインターフェースカード74には
各ラインインターフェースカード74により支持された
伝送サービスに従って作動する伝送ラインへの物理的お
よび電気的接続用のポートを設ける。例えば、ラインイ
ンターフェースカード74Aはモーデムを経て低速同期
伝送サービスを支持することができ、且つ50ワイヤケ
ーブル78との結合を行うフロントパネルに50ピンポ
ート76を設ける。この50ピンポート−50ワイヤケ
ーブル配列76,78は8つのモーデム接続をサービス
するに必要なラインからのファンに用いる。ケーブル7
8はカード66を装着且つ支持するために用いるスロッ
トの下側のラック64に装着されたリモート分配パネル
80に結合する。このリモート分配パネル80には8つ
の異なるモーデム(図示せず)に結合する8つのポート
82を設ける。残存するカード74の各々には個別のフ
ロントパネルに適切なポート84,86を設け、各ライ
ンインターフェースカード74により支持された伝送サ
ービスに従って作動する伝送ラインに直接結合を行うよ
うにする。
【0040】物理的ハードウエア支持構体に対するラッ
クおよびスロット構成によってモジュラー設計を可撓性
且つ拡張可能に行うようにする。ネットワーク積分サー
バ62は特定のネットワークに用いられる伝送サービス
の種々の型に必要なように、ラインインターフェースカ
ード74を追加するかまたは置換することによって追加
のまたは種々の伝送サービスを簡単に処理し得るように
再配列することができる。さらに、ラインインターフェ
ースカードにより支持された伝送サービスに対する各ラ
インインターフェースカードで処理される物理的および
データリンクの全ての自動性能によって、ネットワーク
のデータトラフィックが増大するにつれてラック64に
ラインインターフェースカード74を追加することによ
って漸次増大し得る高性能のデータ伝送容量を得ること
ができる。
【0041】図3はネットワーク積分サーバ62の共用
メモリカード72およびラインインターフェースカード
74A,74Bに対するアーキテクチュアの高レベル表
現をブロック図で示す。ネットワーク積分サーバ62は
相違するデータ伝送サービス間にネットワーク接続性を
提供するために用いる背面ベースシステムである。また
図3には2つのラインインターフェースカード74Aお
よび74Bを示す。ラインインターフェースカード74
Aによって64Kbpsサービスのような低速同期伝送
サービスを支持するが、ラインインターフェースカード
74BによってT1伝送サービスを支持する。ラインイ
ンターフェースカード74A,74Bに関して記載され
た特定の伝送サービスは、その任意のものに対するライ
ンインターフェースカードがネットワークにより必要な
ようにネットワーク積分サーバ62に設けることができ
るものとして表わされることはあきらかである。
【0042】一般に、各ラインインターフェースカード
74A,74Bは各伝送ライン60,28に結合された
ラインインターフェース88A,88Bと、データリン
ク処理、ネットワーク層ルーチング兼ブリッジング処理
および管理トランザクション用のプロセッサ90A,9
0Bと、背面バスインターフェース92A,92Bとを
それぞれ具える。各プロセッサ90A,90Bはそれぞ
れテーブル93A,93Bに結合して以下に説明するよ
うに、データベース指定子用の識別子を記憶し得るよう
にする。メモリカード72はアドレス認識エンジン96
Aおよびラインインターフェースカード74A,74
B、ルックアップデータベース94、テーブル94Aお
よび背面バスインターフェース98に用い得る集中ルー
チングおよびブリッジング情報サービス用のリクエスト
/レスポンスRAM96Bを具える。
【0043】高性能非同期背面バス15を各背面バスイ
ンターフェース92A,92B,98を経てメモリカー
ド72およびラインインターフェースカード74A,7
4Bの各々に結合する。背面バス15はフユーチュアバ
スIEEE背面バス仕様(ANSE/IEEE標準89
6.1)に従って作動し、ラインインターフェースカー
ド74A,744Bおよびメモリカード72間で通信サ
ービスを行う。
【0044】各ラインインターフェース88A,88B
によってビット伝送用の各データ伝送ライン60,28
に対する物理的および電気的接続性を提供する。例え
ば、各ラインインターフェース88A,88Bを分配パ
ネルまたはアダプタケーブルによりRS232,RS4
22/449,V.35またはX.21専用電話回線に
結合するとともに専用電話回線の電気的および物理的仕
様に従ってデータパケットのシリアルビットを転送およ
び受信し得るようにする。さらに、各ラインインターフ
ェース88A,88Bによって、例えば標準HDLC,
LAPBまたはPPPデータリンクの1つとして、各伝
送サービスで用いられるデータリンクプロトコルに従っ
てシリアルに伝送されたビットをデータパケットにフォ
ーマットする。
【0045】各プロセッサ90A,90Bによって各ラ
インインターフェース88A,88Bにより各データパ
ケットの受信または伝送時に必要とされるデータリンク
およびネットワーク層ルーチングまたはブリッジング処
理を行い得るようにする。ネットワーク層の処理は例え
ばOSI,IPおよびDECnetネットワークプロト
コル,IS−IS多重プロトコルルーチング方式および
/またはブリッジングプロトコルのうちの1つのよう
に、各伝送サービスに結合されたドメインに用いられる
ネットワーク層プロトコルに従ってプロセッサ90A,
90Bにより実行する。プロセッサ90A,90Bは各
データパケットのフォーマットを解析してこのデータパ
ケットに対しネットワーク層プロトコルを用いる手段を
決めるようにする。
【0046】メモリカード72によってネットワーク積
分サーバ62のラインインターフェースカード74の全
てに対する集中データベースサービスを提供する。これ
らサービスはアドレス認識エンジン96Aを設け、これ
を、以下に明らかなように、情報ルックアップデータベ
ース94およびデータベース指定子の記憶用テーブル9
4Aの各々に結合する。ラインインターフェースカード
74A,74Bにより受信された各データパケットに対
し、プロセッサ90A,90Bによってネットワーク行
先アドレスを抽出して“リクエスト”としてのアドレス
をバス15を経てリクエスト/レスポンスRAM96B
に通過せしめるようにする。アドレス認識エンジン96
Aはリクエスト/レスポンスRAM96Bの各リクエス
トを読出すとともにリクエストに含まれるアドレスを関
連するエントリのルックアップ用のルーチング情報デー
タベースに対するインデックスとして用いる。関連する
エントリの1部分はバス15を経て再びプロセッサ90
A,90Bにより読出し得る“レスポンス”としてリク
エスト/レスポンスRAM96Bに位置させるようにす
る。このレスポンスはルーチング情報を有し、これによ
りネットワーク積分サーバ62のようにいずれのライン
インターフェースカード74がネットワーク積分サーバ
62からの伝送用のリクエスト/レスポンスに相当する
データパケットを得る必要があるかを示すようにする。
これらリクエストおよびレスポンスは後に詳細に説明す
るようにリクエスト/レスポンスRAM96Bで実行さ
れる本発明の特徴をインターロックする装置を経てライ
ンインターフェースカード74およびアドレス認識エン
ジン96A間で通信されるようになる。
【0047】図4はリクエスト/レスポンスRAM96
Bのデータブロック構造を詳細に示す。このリクエスト
/レスポンスRAM96Bによってリクエストおよびレ
スポンス情報交換用の各プロセッサ90A,90Bおよ
びアドレス認識エンジン96A間にインターロック機構
を設けるようにする。リクエスト/レスポンスRAM9
6Bを複数のリング100、例えば32個のリングに分
割し、各リング100をプロセッサ90A,90Bの1
つに専用とする。プロセッサ90A,90Bの各々はこ
れらプロセッサ90A,90Bを経て期待されるデータ
トラフィックに依存して割当てられた1つ以上のリング
を有してアドレス認識エンジン96Aによりリクエスト
のサービスを適宜に平衡し得るようにする。例えばプロ
セッサ90Aはプロセッサ90Bよりも多くの割当てリ
ング100を有するようにすることができる。各リング
100は例えばリング100当たり16個のエントリ1
01のように複数のエントリ101により分割すること
ができる。
【0048】図4に示すように、各エントリ101はこ
れに0〜15で示すように16個の長いワードを記憶す
るに充分なメモリスペースを設ける。各エントリ101
の8つの長いワード0〜7の第1組を用いてリクエスト
を記憶する。各エントリ101のように8つの長いワー
ド8〜15の第2組をアドレス認識エンジン96Aによ
り用いて各エンジン0〜7に記憶されたリクエストに相
当するレスポンスを記憶する。
【0049】各プロセッサ90A,90Bによってリク
エストを記憶するために用いるリクエスト/レスポンス
RAM96Bのリングの1つにおける次のエントリ10
1の位置を示す第1ポインタを含むポインタ機構を保持
する。第1ポインタは各リクエストがリクエスト/レス
ポンスRAM96Bに記憶された後次の位置に進む。さ
らにポインタ機構の第2ポインタはレスポンスの読出し
にアクセスすべき前に使用されたエントリ101の位置
を示す。この第2ポインタもプロセッサ90A,90B
がレスポンスを読出した後に漸増する。
【0050】第1および第2ポインタはこれを初期化し
て同一のエントリ位置に位置決めするとともにその各々
はこれらポインタが漸増する際に各プロセッサ90A,
90Bに割当てられたリングの周囲を連続的にループす
る。プロセッサ90A,90Bがリクエスト/レスポン
スRAM96Bからのレスポンスを読出す速度よりも迅
速に(即ち、アドレス認識エンジン96Aがリクエスト
をサービスし得るよりも迅速に)リング100の周囲を
ループする場合には、第1ポインタによってポイントさ
れた位置は第2ポインタによってポイントされた位置に
実際に一致する。この際、プロセッサ90A,90Bは
第2ポインタが漸増されてリング100後に他のエント
リにポイントされるまでリクエスト/レスポンスRAM
96Bにリクエストを送出するのを停止する。
【0051】アドレス認識エントリ96Aはサービスを
リクエストするためにラウンドロビンベースでリクエス
ト/レスポンスRAM96Bの各リング100をポール
する。アドレス認識エントリ96Aはこれが各リング1
00をポールするとともにエントリ101後に全てを実
際に読出すためにポーリングを続ける際に各リング10
0後に1つのエントリ101を読出す。
【0052】プロセッサ90A,90Bおよびアドレス
認識エンジン96A間におけるリクエストおよびレスポ
ンスの交換中、特定のエントリ101のリクエストまた
はレスポンスの有効性をアドレス認識エンジン96Aま
たはプロセッサ90A,90Bにそれぞれ通信する必要
がある。換言すれば、アドレス認識エンジン96Aはポ
ールを行うエントリ101のリクエストがサービスすべ
きリクエスト(有効)であるかまたは既にサービスされ
たリクエスト従って読出す必要のないリクエスト(無
効)であるかを決め得る必要がある。同様に、プロセッ
サ90A,90Bはエントリ101のレスポンスがエン
トリ101に連続して記憶するリクエストに対するレス
ポンス(有効)であるかまたは前のリクエストに相当す
る失効レスポンス(無効)であるかを決め得る必要があ
る。
【0053】本発明の特徴によれば、プロセッサ90
A,90Bおよびアドレス認識エンジン96A間のイン
ターロックによって各エントリ101の各リクエストお
よび各レスポンスの専用バイトに記憶すべき“オーナー
シップ”情報をエントリ101の各メモリスペースのデ
ータの有効性の表示として提供する。さらに、オーナー
シップ情報のセットおよびクリアは、リクエスト/レス
ポンス転送を完了するに必要なバストランザクションの
総数を最小にするためのリクエストおよびレスポンスに
関する各読出しおよび書込み作動中プロセッサ90A,
90Bおよびアドレス認識エンジン96Aの双方により
行う。これによりコンピュータシステム10のリクエス
ト/レスポンス対の転送に対するバストランザクション
オーバーヘッドを最小にするとともにプロセッサ90
A,90Bへのレスポンスの戻りに必要なバストランザ
クションの迅速な完了をさらに促進する。
【0054】また、図4に示すように、長いワード10
2の第1セットの第1バイト103(リクエストを記憶
するための各エントリ101の長いワード0〜7)はO
WN・IDビット104およびREQ・IDビット10
5を記憶するために専用とする。また、長いワード10
2の第2セットの第1バイト106(レスポンスを記憶
するための各エントリの長いワード8〜15)はRSP
・IDビット107を記憶ために専用とする。/OWN
・IDビット104,REQ・IDビット105および
RSP・IDビット107は共に各エントリ101に記
憶されたデータの有効性を示すに必要なオーナーシップ
情報を提供する。さらに、各エントリ101のリクエス
トおよびレスポンスメモリスペースにOWN・IDビッ
トおよびREQ・IDビット並びにRSP・IDビット
をそれぞれ記憶することにより各リクエスト/レスポン
ス対に対する同一の読出し/書込み作動内でオーナーシ
ップ情報の読出しおよび変更を行うことができる。
【0055】図5は、リング100の各エントリ101
に記憶されたリングおよびレスポンスデータの有効性お
よび有効性の検証に対するリング/レスポンス転送にお
ける各読出しおよび書込み作動中プロセッサ90A,9
0Bおよびアドレス認識エンジン96Aによるオーナー
シップ情報の読出しおよび書込みに対する流れ図を示
す。システムの初期化時にはOWN・IDビット104
を無視し、REQ・IDビット105およびRSP・I
Dビット107の各々を割当てる。図5においては、各
ビットに対し割当てられた状態を論理1で示し、無視さ
れた状態を論理0で示す。
【0056】プロセッサ90A,90Bがバス15を経
てリング/レスポンスRAM96Bにリングを送出する
際に、プロセッサ90A,90Bは第1ポインタにより
現在ポイントされているエントリ101の長いワード0
〜7に対するリクエストをアドレス指定し、且つOWN
・IDビット104を割当てるとともにREQ・ID1
05を無視するリクエストに第1バイトを含めるように
する。第2ポインタに対する第1ポインタの位置はエン
トリ101が有効となることを検証する。アドレスがバ
イト15で安定である場合にはアドレス認識エンジン9
6Aはリクエスト/レスポンスRAMアドレスを認識す
るとともに図3に示すようにリクエスト/レスポンスR
AM96Bおよびアドレス認識エンジン96A間の結合
24を経てリクエスト/レスポンスRAM96Bに直接
リクエストを通過せしめるようにする。
【0057】リクエストはOWN・IDビット104を
割当てるとともにREQ・IDビット105を無視する
第1バイトを含むリクエスト/レスポンスRAM96B
のアドレス指定されたエントリ101の長いワード0〜
7の位置に(108,109参照)。この時点で、アド
レス認識エンジン96Aは(割当てられたOWN・ID
ビット104により示される)エントリ101を有し、
且つ無視されたREQ・IDビット105および割当て
られたRSP・IDビット107間のミス参照により示
されるエントリ101の現在のレスポンスは無効とな
る。プロセッサ90A,90Bはリクエスト/レスポン
スRAM96Bにリクエストを書込む際各リング100
の第1および交互の走査中OWN・IDビットを割当て
るとともにREQ・IDビットを無視する規定に従う。
【0058】ポーリング作動中、アドレス認識エンジン
96Aはエントリ101に実際にリクエストを書込む。
割当てられたOWN・IDビット104によってこれが
リクエストを有することをアドレス認識エンジン96A
に知らせる(109参照)。長さが変化するリクエスト
の書込みを行うために、OWN・IDビット104およ
びREQ・IDビット105の各々をエントリ101の
第1の長いワード102の第1バイトに書込んで有効性
表示用の固定された規定がリクエストの可変長さにかか
わらず追従し得るようにする。従ってプロセッサ90
A,90Bはオーナーシップ情報を書込み作動の開始時
に書込み、従ってリクエストを書込み続けるようにす
る。アドレス認識エンジン96Aは第1の長いワード1
02のOWN・IDビット104が各エントリ101に
よって完全に書込まれたリクエストに関連するようにな
ることを決め得るようにする必要がある(即ち、プロセ
ッサ90A,90Bはリクエスト/レスポンスRAM9
6Bへの書込み作動を完了する)。
【0059】図6は割当てられたOWN・IDビット1
04に関連するリクエストに対する書込み作動が完了し
たことを示すために用いられるアドレス認識エンジン9
6Aのハードウエア作動の1部分の流れ図を示す。バス
15を経るリクエスト/レスポンスRAM96Bへの書
込みが進行中である場合には必ずREQ・WIP信号を
割当てるように配列する。アドレス認識エンジン96A
の作動のステップ200では、まず最初アドレス認識エ
ンジン96Aはバス15が遊びであるものとする。ステ
ップ201では、アドレス認識エンジン96Aはバス1
5をモニタしてヒューチュアバス非同期バスプロトコル
のAS*信号をバス15に割当てるか否かを決めるよう
にし、プロセッサ90A,90Bは書込み作動のコマン
ドを割当て且つ接続フェーズ中のバス15に位置するア
ドレスをリクエスト/レスポンスRAM96Bに割当て
る。
【0060】この決定が否定的である場合にはアドレス
認識エンジン96Aの作動はステップ200に戻る。し
かし、この決定が肯定的である場合にはアドレス認識エ
ンジン96AはREQ・WIP信号をステップ202に
割当てる。このアドレス認識エンジン96AはAS*信
号が無視されるまでバス15をモニタし続ける(ステッ
プ203)。AS*信号の無視前、アドレス認識エンジ
ン96Aはステップ202に戻り、REQ・WIP信号
を割当てることを継続する。各バストランザクションの
断続フェーズを示すためにプロセッサ90A,90Bに
よりAS*信号が無視されると、アドレス認識エンジン
96Aはステップ200に戻りREQ・WIP信号を否
定する。これがため、図6に示すように、アドレス認識
エンジン96Aの作動によってリクエスト/レスポンス
RAM96Bへの書込み作動が進行中であれば必ず肯定
的表示を行う(REQ・WIP信号)。
【0061】図7はリクエストの読出し中アドレス認識
エンジン96Aの作動の流れ図を示す。ステップ300
では、アドレス認識エンジン96AによってOWN・I
Dビット104を含むエントリ101の長いワード0を
読出す。ステップ301では、アドレス認識エンジン9
6AによってOWN・IDビット104が割当てられる
か否かを決める。このビット104が割当てられない場
合にはアドレス認識エンジン96Aは次のリング100
へのポーリング処理を継続する(ステップ302)。し
かし、OWN・IDビット104がセットされると、図
7のステップ109に示す例の場合と同様にアドレス認
識エンジン96AはREQ・WIP信号をもリクエスト
/レスポンスRAM96Bへのリクエストの書込みが進
行中であることを示すために割当てるか否か決めるよう
にする(ステップ303)。
【0062】REQ・WIP信号が割当てられない場合
にはアドレス認識エンジン96Aはリクエストを処理し
続けてポーリング方式に従って次のリング100に移動
するようになる(ステップ304,305)。
【0063】図5に示すように、アドレス認識エンジン
96Aは長いワード0,112,113の第1バイトに
否定されたOWN・IDビット104を書込むことによ
り有効リクエストを読出す際にエントリ101のオーナ
ーシップを放棄する。アドレス認識エンジン96Aがリ
クエストをサービスした後関連するレスポンスをエント
リ101の長いワード8〜15に110で示すように書
込む。ナワード8におけるレスポンスの第1バイトは上
述したようにエントリ101の長いワード0〜7にリク
エストを書込む際にプロセッサ90A,90Bにより書
込まれたRSP・IDビット107とっせおごうするR
SP・IDビット107を含む。かようにして、RSP
・IDビット107は111に示すように否定する。
【0064】従って、アドレス認識エンジン96Aは各
リクエストのサービス中3回、即ち、リクエストの読出
しに対して1回、OWN・IDビット104の否定に対
して1回、およびRSP・IDビットを含むレスポンス
の書込みに対して1回リクエスト/レスポンスRAM9
6Bをアクセスする必要がある。しかし、アドレス認識
エンジン96Aおよびリクエスト/レスポンスRAM9
6B間のポイント−ポイント結合24のため、バス15
はオーバーヘッドされない。
【0065】プロセッサ90A,90Bは第2ポインタ
がエントリ101にポイントされる際次のバストランザ
クション中エントリ101をもアクセスする。この際、
プロセッサはレスポンス用のエントリ101の長いワー
ド8〜15およびRSP・IDビット107をアクセス
するとともに読出す。従ってプロセッサ90A,90B
はアドレス認識エンジン96Aにより書込まれたRSP
・IDビット107がリクエストの書込み時プロセッサ
90A,90Bにより書込まれたREQ・IDビットと
参照する際にレスポンスが有効となることを知るように
なる。109および111に示すように、プロセッサ9
0A,90Bはリクエストの書込み時にREQ・IDビ
ット105を否定するとともにアドレス認識エンジン9
6Aによってレスポンスの書込み時にRSP・IDビッ
ト107を否定する。REQ・IDビットがRSP・I
Dビットと参照しない場合にはレスポンスは有効となら
ず(即ち、アドレス認識エンジン96Aはいまだリクエ
ストをサービスせず)、且つプロセッサ90A,90B
は後にレスポンスを再び読出す必要がある。
【0066】斯様にして、プロセッサ90A,90Bは
バス15を経て2つのバストランザクションへのリクエ
スト/レスポンス転送を完了し得るようにする。リクエ
ストの書込み作動中プロセッサ90A,90Bはエント
リのリクエストされた長いワード0〜7をアクセスして
OWN・IDビット104およびREQ・IDビット1
05にオーナーシップ情報を書込むようにする必要があ
る。レスポンスの読出し作動中プロセッサ90A,90
Bはエントリのレスポンスされた長いワード8〜15を
アクセスして書込みリクエスト作動中書込みを行うRE
Q・IDビット105と第2バストランザクション中プ
ロセッサ90A,90Bが読出しを行う参照RSP・I
Dビット107間の参照を経てレスポンスの有効性を決
めるようにする必要がある。
【0067】リクエストの場合と同様に、各レスポンス
は可変長さとすることができる。これがため、RSP・
IDビット107も第1の長いワード102の第1バイ
トに書込み有効性表示の固定された規定がレスポンスの
可変長さにかかわらず追従し得るようにする。アドレス
認識エンジン96Aは読出し時に示されるアドレスに対
するレスポンスを現在書込んでいる場合にレスポンスに
対する任意の読出しを保持するように作動する。これに
よりレスポンスの第1の長いワード102のRSP・I
Dビット107がアドレス認識エンジン96Aにより完
全に書込まれたレスポンスに関連するようになる。
【0068】プロセッサ90A,90Bによるリング1
00の第2および交互の走査に対し、プロセッサ90
A,90Bにより書込まれた第1バイト103(11
4)によってOWN・IDビット104およびREQ・
IDビット105の各々を115で示すように割当て
る。REQ・IDビット105はリング100の第2お
よび交互の走査に割当ててREQ・IDビット105お
よびRSP・IDビット107間にミス参照を再び生じ
るようにする。その理由はアドレス認識エンジン96A
がリング100の第1および交互の走査のレスポンス書
込み作動中RSP・IDビット107を否定するからで
ある。第2および交互の走査に対するレスポンス書込
み、オーナーシップ放棄およびレスポンス読出し作動1
16,117は、アドレス認識エンジン96Aがレスポ
ンス書込み時にRSP・IDビット107を割当てる点
以外はリング100の第1および交互の走査の作動と同
様に118で示すように割当てられたREQ・IDビッ
ト105との参照を行う。
【0069】図7に示すように、アドレス認識エンジン
96Aによるリクエスト読出し作動中REQ・WIP信
号が303を割当てられる場合にはアドレス認識エンジ
ン96Aによってリクエスト読出し作動でアクセスされ
たエントリの長いワード0のアドレスとリクエスト書込
み作動が進行中であるバス15のエントリのアドレスと
を比較する(305)。ミス参照が生じる場合にはアド
レス認識エンジン96Aはリクエストを処理するように
なる(304)。しかし、参照が生じる場合にはアドレ
ス認識エンジン96Aは書込み作動の完了を待ち、即
ち、REQ・WIP信号を否定する(306)。その後
アドレス認識エンジン96Aはリクエストを処理するよ
うになる(304)。
【0070】リクエスト403の例を図8に示す。リク
エスト403はNビットネットワークアドレス403
A、例えば16ビットアドレスおよびデータベース指定
子インデックスフィールド403Bを具える。各リクエ
スト403のフォーマットおよびリクエスト/レスポン
スRAM96Bのエントリ101の構成によってプログ
ラマブルリクエスト/レスポンスをセットアップする。
【0071】例えば、図9は連結され、且つ単一エント
リ101のリクエスト部分に書込まれたN個のリクエス
トの符号化ストリームを示す。ハンドシェークバイトは
上述したリクエスト/レスポンスインターロックのOW
N・IDビット104およびREQ・IDビット105
を具える。従って一連のNリクエストはOWN・IDお
よびREQ・ID情報と相俟って連結バイトストリーム
のバイトストリームを終了する“ターミネータ”リクエ
ストをリクエスト/レスポンスRAM96Bのエントリ
101によって書込む。さらに、各リクエストは上述し
たようにタイプバリューまたはタイプ長さバリュー符号
化バイトストリームの1つとすることができる。
【0072】図4のリクエスト/レスポンスエントリの
例はリクエストおよびレスポンスの16個の長いワード
の総合の固定長さを有するタイプバリュー符号化ストリ
ームを示す。図4の例はアドレス認識エンジン96Aの
正規のルックアップ作動に用いられるパーサー型のリク
エストである。
【0073】図10はデータベース指定子インデックス
およびリクエストタイプの双方を示すためにフォーマッ
トされたデータベース指定子インデックスフィールド4
03Bの例を示す。例えば第1の5ビット値を用いてル
ックアップ作動の制御用の特定のデータベース指定子を
識別する。2ビットより成る第2組のビット値を用いて
リクエストタイプを識別する。パーサータイプリクエス
トの他に例えば質問タイプリクエストおよびメンテナン
スタイプリクエストも用いることができる。
【0074】質問タイプリクエストを用いてレスポンス
時に例えばネットワークアドレスに対する参照がルック
アップで見いだせない場合にはアドレス認識エンジン9
6Aのルックアップ作動に情報を戻すようにする。図1
1は質問タイプリクエストをフォーマットする場合のリ
クエスト/レスポンスエントリ101の構成を示し、且
つ図12のテーブルは質問リクエストに対するレスポン
スに含まれる情報を示す。図12のテーブルのTRAお
よびTER行先はデータベース94の詳細な説明で以下
に示すように、ルックアップデータベースのトランジシ
ョンおよびターミナルノードに関するものである。レス
ポンス情報はデータベース94の走査の詳細および探索
が終了する箇所を示す。
【0075】メンテナンスターミナルリクエストは読出
しまたは書込み作動のいずれかとすることができ、且つ
データベース94に対する直接メモリアクセス作動(D
MA)を行い得るようにする。このタイプのリクエスト
はデータベース94の読出しまたは書込みブロックに用
いてデータベースの情報を保持し得るようにする。図1
3はメンテナンスタイプリクエストをフォーマットする
際のリクエスト/レスポンスエントリ101の構成を示
す。図14はリクエスト/レスポンスインターロックを
用いるDMA作動の制御パラメータを示すテーブルであ
り、図15はメンテナンスDMA作動のリクエスト/レ
スポンスエントリ101の概要を示す。これがため、デ
ータベースの予め選択されたブロックは容易にアクセス
してデータベース94に記憶された情報を再び見る(D
MAを読出す)かまたは新たな情報または更新情報をデ
ータベースに直接書込むことができる(DMAを書込
む)。
【0076】図11および図13に示すように、リクエ
スト/レスポンスエントリ101は長い質問およびDM
Aレスポンスを収容する128個の長いワードスペース
に拡張する。データベース指定子インデックス403B
のリクエストタイプフィールドによってデータベース9
4を保持するとともにモニタするアドレス認識エンジン
94Aの作動の可撓性を増大し得るようにする。
【0077】図16はアドレス認識エンジン96Aのル
ックアップデータベース94のメモリマップを示す。上
述したように、アドレス認識エンジン96Aは、リクエ
スト/レスポンスRAM96Bのエントリのリクエスト
部分にデータベース94へのインデックスとして記憶し
てデータベース94にエントリを位置させるようにした
ネットワークアドレスを用いる。データベース94のエ
ントリには、アドレス認識エンジン96Aによりリクエ
スト/レスポンスRAM96Bにレスポンスとして戻す
ネットワークアドレスに関連するネットワーク情報を設
ける。ラインカード74A,74Bのプロセッサ90
A,90Bはレスポンスを用いてデータパケットを所望
の行先に伝送するネットワーク情報を処理し得るように
する。
【0078】データベース94は1次データベース40
1および2次データベース402に分割する。1次デー
タベース401は後述するように多方向3データ構体
(TRIE)を具え、ここでネットワークアドレスを用
いて2次データベース402のエントリにポインタを位
置させるようにする。2次データベース402のエント
リはレスポンス用のネットワーク情報を含むようにす
る。
【0079】上述した、アドレス認識エンジン96Aは
後述するようにルックアップテーブル94でルックアッ
プ作動の制御に用いられるデータベース指定子用のルッ
クアップテーブルとしてテーブル94Aを保持する。ア
ドレス認識エンジン96Aに対するリクエスト入力のイ
ンデックスフィールド403Bによってテーブル94A
へのインデックスを提供して現在のレスポンスルックア
ップに用いるべきルックアップデータベース指定子を位
置させるようにする。またリクエストに対するデータパ
ケットからネットワークアドレスを抽出する際の各プロ
セッサ90A,90Bはデータパケットのヘッダにプロ
トコルタイプ情報を用いてテーブル93A,93Bから
データベース指定子用の識別子を選択する。プロセッサ
90A,90Bは各リクエスト403のインデックスフ
ィールド403Bいデータベース指定子用の識別子を位
置させる。
【0080】アドレス認識エンジン96Aによってリク
エストからアドレス403Aを読出すとともに4ビット
より成る群のアドレス403Aを処理する。4ビットよ
り成る各群は数値404と称する。1次データベース4
01はノードポインタ406により互いにリンクされた
複数のノード405を具え、各ノード405はネットワ
ークアドレスの数値または数値列の特定の値に関連す
る。一般に、各ノード405は16ノードポインタエン
トリ406を具え、図17に示すように、各特定のビッ
ト組合せ値に対するエントリは各ノード406(24
16、即ち、0000〜1111)に関連する数値また
は数値列を順次に従える4ビット数値404で構成す
る。
【0081】アドレス認識エンジン96Aは1次データ
ベース401のルートノード405Aにポイントするル
ートポインタアドレス408を用いる1次データベース
401をまず最初アクセスする。ルートポインタアドレ
スはアドレス認識エンジン96Aにより用いられるデー
タベース指定子で識別される。ルートノード405Aに
は16個のノードポインタ407を設け、その各々は例
えば0000〜1111に等しい4つの最高次のネット
ワークアドレスビットを有する数値に関連するノードの
1つのアドレスをそれぞれ含む。アドレス認識エンジン
96Aは処理されるネットワークアドレスの第1数値の
値と参照する第1数値404のビット、例えば0000
に等しい第1数値のビットの値に関連するノードポイン
タ407を用いて次のノードをアクセスする。
【0082】図17の例では、0000に等しいビット
0〜3を含む数値404に関連するノード405はノー
ドポインタ407を含む16個のノードポインタ407
を有し、このノードポインタはネットワークアドレスの
次の数値404に対するビットの組合せの値の1つに関
連する他のノード405に対するアドレスであり、ネッ
トワークアドレスでは次の数値のビットは0000等に
等しい。
【0083】斯様にして1次データベース401を構成
するため、数値404の各可能な値(例えばビット0〜
3を具える数値)は各ノード405の16個のノードポ
インタ407を経てネットワークアドレスそ具え得る数
値404(例えばビット4〜7,8〜11および12〜
15を具える数値)のシーケンスの各可能な数値にそれ
ぞれリンクされる。アドレス認識エンジン96Aは、数
値の全てが参照されるまで処理されたネットワークアド
レスの関連する数値と参照する数値のノードポインタ4
07を経てノードからノードに1次データベース401
をトラバースする。
【0084】ネットワークアドレスの数値のシーケンス
で次のノード405にポイントされる各ノード405は
遷移ノード(即ち、他のノードにポイントするノード)
と称される。ネットワークアドレスの最低の4次ビット
を具える数値に関連するノードはターミネイションノー
ドと称される。その理由は最後の数値のビットとの参照
がこの例の16個のビットネットワークアドレスに対す
る参照処理を完了するからである。各ターミネイション
ノード405Bは、ビット12〜15を具える数値40
4の16個の可能な値の各々に対し1つずつ16個のル
ックアップ参照ポインタ409を具える。各ルックアッ
プ参照ポインタ409は2次データベース402のエン
トリへのアドレスを具える。
【0085】ネットワークアドレスでしばしば遭遇する
疎母集団アドレススペースにより、ノード405には前
置ストリング410を設けて1次データベース401に
必要な量のメモリスペースを減少するとともに探索時間
を減少する。疎母集団スペースとはnビットネットワー
クアドレスにより表わし得るビット値の総数のうちの比
較的少数によって実際にネットワークのコンポーネント
に対するアドレスを形成することを意味する。前置スト
リングは多くのアドレスに共通の数値のストリングであ
る。疎母集団アドレススペースには多数の共通の数値が
存在することは明らかである。
【0086】例えば、16ビットネットワークアドレス
は65,000個のネットワークコンポーネントに亘っ
て独特に識別することができる。しかし、16ビットア
ドレスを用いるネットワークは16個のコンポーネント
を有し、その各々はアドレスの最低次の数値の16個の
可能な値の1つによって独特に識別することができる。
これは疎母集団アドレススペースの例であり、16個の
コンポーネントの全てに対する3つの高次の数値は同一
となる。
【0087】これがため、この例では、前置ストリング
は単一のノード405で処理されるネットワークアドレ
スの3つの高次の数値と比較するために用いる3つの高
次の数値のストリングを具える。前置ストリングを用い
ることによって1次データベース401を実行するため
に必要な全メモリスペースを最小とすることができる。
その理由は数個の総合ノード405が特定のネットワー
クアドレスを探索する必要があるからである。アドレス
認識エンジン96Aは前置ストリングに関連するノード
405のアドレスの3つの数値を比較する。OSIネッ
トワークプロトコルアドレスは総合で40数値に対し2
0バイト長い。ある高次の数値、例えばネットワークに
おける多くのアドレスの16個の高次の数値は特定のO
SIネットワークの多くのコンポーネントに対して同一
とし、これら数値はアドレス認識エンジン96Aによる
単一ノードの比較に対し1次データベースの関連するノ
ードに前置ストリングとして記憶することができる。
【0088】図18はノード405で前置ストリング4
10として用い得るデータ構体の説明を示す。前置スト
リング410は4つのワード411に分割する。最初の
3ワード411の各々は5つの数値404とワードのビ
ット0〜2にDIG・STR・CNT412として示す
3つの制御ビットを具える。これら制御ビットはワード
のどの数値が比較のために有効となるかを示す。第4番
目のワードは2つの数値および中間参照ポインタ413
を具える。
【0089】この制御ビットDIG・STR・CNT4
12を用いて前置ストリング410を融通性のあるもの
とし、前置ストリング410が特定のネットワークに用
いられるプロトコルのアドレススペース母集団に従って
1から17数値までのストリングを表わし得るようにす
る。ワード411に対するDIG・STR・CNTビッ
ト412は次に示すようにアドレス認識エンジン96A
によって解釈する。
【0090】DIG・STR・CNTビット412は0
00に等しい:即ち、5つの数値の全部は有効であり、
且つ次のワード411のある他の数値も有効である(次
のワードの有効数値に対する制御は次のワードに対しD
IG・STR・CNTビット412に含まれる); DIG・STR・CNTビット412は001〜101
に等しい:これはストリングの最後のワードであり、D
IG・STR・CNTビットの値によってこのワードの
有効数値の数を示す; DIG・STR・CNTビット412は110に等し
い:5つの数値の全部は有効であり、次のワードの最初
の数値も有効であり、次のワードの最初の数値はストリ
ングの最後の数値である; DIG・STR・CNTビット412は111に等し
い:5つの数値の全部は有効であり、次のワードの最初
の2つの数値も有効であり、次のワードの最初の2つの
数値はストリングの最後の数値である。
【0091】DIG・STR・CNTビット412をセ
ットするとともにストリングの数値をノード405の前
置ストリング構体410にロードしてアドレス認識エン
ジン96Aが処理されるネットワークアドレスの関連す
る数値と比較し得る数値のストリングを形成する。スト
リング後のアドレスの数値を1次データベース401の
走査を継続するノードポインタにインデックスとして用
いる。最大の融通性を得るために、1次データベース4
01の各ノード405には前置ストリングデータ構体4
10を設け、これをネットワークに用いられるアドレス
方式に依存して用いるかまたは用いないようにする。中
間参照ポインタ413を用いて後述するように正確な参
照が得られない場合に最良の参照位置に対する2次デー
タベース402にエントリを位置させるようにする。
【0092】各ノードポインタ407には次のノードア
ドレスおよび制御フィールドを設けてアドレス認識エン
ジン96Aにより1次データベース401の走査を制御
し得るようにする。ノードポインタ407のある1例を
図19に示す。IDI・CNTフィールド414は5つ
のビットを具え、LOAD・IDIフィールド415は
1ビットを具え、SAVE・RESULTフィールド4
16は1ビットを具え、NEXT・NODEフィールド
417は15ビットを具え、PTR・CTRLフィール
ド418は2ビットを具える。
【0093】NEXT・NODEフィールド417は1
次データベース401の数値参照走査に次のノード40
5に対するアドレスを含む。
【0094】SAVE・RESULTフィールド416
を最良の参照ルーチングに用いる。あるルーチングプロ
トコルでは、正確な参照が1次データベース401のノ
ード405を経て見出し得ない場合にはネットワークア
ドレスに対する最良の参照を見出す必要がある。アドレ
スに対する最良の参照がノードポインタ407によりポ
イントされたノード405に関連するアドレスの数字4
04で有効となる場合にはSAVE・RESULT41
6をノードポインタ407にセットする。SAVE・R
ESULT416がセットされると、アドレス認識エン
ジン96Aによって内部レジスタのNEXT・NODE
フィールド417の値を保存する。記憶されたNEXT
・NODE値は、中間参照ポインタ413が最良の参照
を必要とする2次データベース402に対するポインタ
として用いられる次のノード405に対するアドレスで
ある(即ち、1次データベース401の走査の継続時処
理されたアドレスに対し正確な参照が見出せない場合に
はアドレス認識エンジン96Aは記憶されたNEXT・
NODE値を用いて2次データベース402のアクセス
用の中間参照ポインタをアクセスする)。
【0095】さらに、あるネットワークアドレスは例え
ばIS・ISルーチングプロトコルに従ってセグメント
に分割する。例えば、国際標準化機構(ISO)によっ
て初期領域パート(IDP)および領域特定パート(D
SP)を具えるハイアラーキアドレス構体を規定する。
ISOフォーマットアドレスのIDP部分からDSP部
分への遷移は1次データベース401の3つの構体に従
属しない。
【0096】従って、IDI・CNTフィールド414
およびLOAD・IDIフィールド415を用いてID
P部分が終了するISOアドレスの数字に1次データベ
ースの走査を再指向する。LOAD・IDIフィールド
415のビットがノード405でセットされると、ID
I・CNTフィールド414はアドレスの現在の数字か
らIDP部分の終端の数字までの数字の番号を含む。ア
ドレス認識エンジン96AはIDI・CNTフィールド
414にこの値を記憶する(IDI計数)とともにこの
値が零となるまで各次のノード405に対しIDI計数
値を漸減する。IDI計数値が零となるノードではアド
レス認識エンジン96Aはノード405に設けられたD
SPポインタ407Aに記憶されたアドレスを用いる次
のノード405に移動する(図17参照)。DSPポイ
ンタ407AはISOアドレスに対する走査を継続する
ノードにポイントする。
【0097】LOAD・IDIフィールド415のビッ
トがセットされず、且つIDI・CNTフィールド41
4のビットの予め選択されたビットがセットされる場合
にはこれをエリアマッチ(AM)ビットセットとしてイ
ンタープリートする。あるプロトコル、例えばDECn
et/OSIおよびDECnet/フェーズIVプロト
コルによってエリアアドレスを規定する。AMビットを
ノード405にセットする場合にはこれによってエリア
アドレスの終端がこの数字で有効となることを示す。セ
ットAMビットを有するノード408に遭遇した後の1
次データベース401の走査の継続を以下に示す。
【0098】PTR・CTRLフィールド418のビッ
トはNEXT・NODEフィールド417によりポイン
トされた次のノード405に関する情報をアドレス認識
エンジン96Aによって供給する。PTR・CTRLフ
ィールド418のビットは次に、示すようにインタープ
リートする。 PTR・CTRLビットは00に等しい:次のノードは
前置ストリングを含まない;上述したように、各ノード
に前置ストリング構体を設け、PTR・CTRLビット
が00のとき次のノードの前置ストリング構体を用いな
いで00ビットにより次のノードの前置ストリング構体
を否定することをアドレス認識エンジン96Aに知らせ
る。 PTR・CTRLビットは01に等しい:次のノードは
前置ストリングを含み、従って、アドレス認識エンジン
96Aは前置ストリング410のDIG・STR・CN
Tビット412により示されるように、処理されるアド
レスの関連する数字を比較する; PTR・CTRLビットは10に等しい:次のノードは
“パッディング”エントリであり、これによりパッディ
ング数字がアドレスに存在するため現在のノード405
を否定することをアドレス認識エンジン96Aに知ら
せ、これらパッディング数字はアドレスおよび走査継続
からストリップしNEXT・NODEフィールド417
を否定する(OSI標準アドレスのIDP部分のIDI
フィールドを正しく整列知らせる。且つパッドしてフィ
ールドの固定長さを充填する。パッディング数字はパッ
ディングポインタを用いる現在のノード305を]るー
ぷバックする); PTR・CTRLビットは11に等しい:ポインタはル
ックアップフェイルを示し、このポインタはSAVE・
RESULTビットがセットされた箇所のノードから保
持された中間走査ポインタを用いて2次データベースを
アクセスする必要があり、NEXT・NODEフィール
ド417を否定することを示す。
【0099】終端ノード405Bに到達すると、アドレ
ス認識エンジン96Aは適切なルックアップ走査ポイン
タ409を有する2次データベース402をアクセスす
る。アドレス認識エンジン96Aは各リクエストのルッ
クアップタイプフィールド403Bにより示されるルッ
クアップデータベース指定子の制御ビットに従って、関
連する2次データベースエントリから情報を検索する。
終端ノードがストリングを含むことを終端ノード405
Bに対するノードポインタ405のPTR・CTRLビ
ットが示す場合には、アドレス認識エンジン96Aはス
トリングで処理されるアドレスの残存する数字を比較す
る必要がある。走査をおこなうと、終端ノード405の
関連するルックアップ走査ポインタ409を用いて2次
データベース402をアクセスする。走査を行わない場
合、即ち、アドレスに残存する数字がストリングに残存
する数字よりも少ない場合にはSAVE・RESULT
ビットがセットされた箇所のノード405から保持され
た中間走査ポインタを用いて2次データベース402を
アクセスする。
【0100】図20は2次データベースエントリ500
に対するフォーマットの例を示す。2次データベースエ
ントリ500には3つのタイプ:即ち、共通ブロック5
01、経路分割ブロック502および隣接ブロック50
3がある。各共通ブロック501を経路分割ブロック5
02にリンクする。2次データベース402には等しい
数の共通ブロック501、経路分割ブロック502およ
び隣接ブロック503が存在する。各共通ブロック/経
路分割ブロックおよび隣接ブロック間には直接の関係は
ない。共通および隣接ブロック501、503の各々に
はリクエスト/レスポンスRAM96Bへのレスポンス
としてアドレス認識エンジン96Aによりリターンすべ
き情報が含まれる。
【0101】各共通ブロック501は8ワードの長さと
する。以下に記載するように、データパケットに行先が
ブリッジを用いて到達する場合には最初の3つのワード
501Aを用いて情報のエージングおよび学習を保持す
る。残りの5つのワード501Bはコミットせず、例え
ばOSIまたはDECnetネットワークプロトコル等
に対するルーチング情報としてレスポンスでリターンに
必要な任意の情報を記憶するために用いる。ルックアッ
プ走査ポインタ409および中間ルックアップポインタ
413の各々によって関連する共通ブロック501をイ
ンデックスする。
【0102】各経路分割ブロック502は各共通ブロッ
ク501にリンクするとともに現在のレスポンスに用い
られる隣接ブロック503を選択するために用いる4つ
のポインタの群を具える。
【0103】各隣接ブロック503は4ワードの長さと
する。また各隣接ブロック503のワードはレスポンス
に必要な情報を含む。2次データベース402の同一の
共通ブロック501に対する順次のルックアップは経路
分割作動に応動して他の隣接ブロック503からの各リ
ターン情報とすることができる。
【0104】各リターン経路分割ブロック502は2ビ
ットを具えるNUM・PATHSフィールド504と、
2ビットを具えるLAST・PATHフィールド505
と、各々が15ビットADJ・PTR・0〜ADJ・P
TR・3を具える4つの隣接ブロックポインタ506を
具える。NUM・PATHSフィールド504のビット
は次に示すようにアドレス認識エンジン96Aによって
インタープリートする。 NUM・PATHSビットは00に等しい:ADJ・P
TR・0で示すように1つの隣接ブロックのみを経路分
割ブロック502を経てアクセスすることができる; NUM・PATHSビットは01に等しい:ADJ・P
TR・0またはADJ・PTR・1により示すように2
つの異なる隣接ブロックのうちの一方を経路分割ブロッ
ク502を経てアクセスする; NUM・PATHSビットは10に等しい:ADJ・P
TR・0乃至ADJ・PTR・2の1つにより示すよう
に3つの異なる隣接ブロックのうちの1つを経路分割ブ
ロック502を経てアクセスする; NUM・PATHSビットは11に等しい:ADJ・P
TR・0乃至ADJ・PTR・3の1つにより示すよう
に4つの異なる隣接ブロックのうちの1つを経路分割ブ
ロック502を経てアクセスする。
【0105】LAST・PATHフィールド505はレ
スポンス用の2次データベース402からの情報の現在
の検索中に用いる隣接ブロックポインタ506の数を示
す。LAST・PATHフィールド505のビットは次
に示すようにアドレス認識エンジン96Aによりインタ
ープリートされる。 LAST・PATHビットは00に等しい:現在のレス
ポンスに対してはADJ・PTR・0を用いる; LA
ST・PATHビットは01に等しい:現在のレスポン
スに対してはADJ・PTR・1を用いる; LAST
・PATHビットは10に等しい:現在のレスポンスに
対してはADJ・PTR・2を用いる;LAST・PA
THビットは11に等しい:現在のレスポンスに対して
はADJ・PTR・3を用いる。
【0106】アドレス認識エンジン96Aが検索分割ブ
ロック502をエンタする度毎にLAST・PATHフ
ィールド505をインクレメントする。LAST・PA
THフィールド505のビットの値がNUM・PATH
Sフィールド504のビットの値以上となる際にはLA
ST・PATHフィールド505を零にセットする。こ
れがため、LAST・PATHフィールド505のビッ
トの値は0から経路分割ブロック502のNUM・PA
THSフィールド504のビットの値まで循環する。
【0107】経路分割ブロック502により行われる経
路分割作動によってルーチング情報変化を自動的に制御
し、この情報変化は特定のネットワークアドレスに対す
るデータパケットの順次の伝送の特定のルーチングプロ
トコルに必要である。NUM・PATHSおよびLAS
T・PATHフィールド504,505を用いて特定の
共通ブロック501の順次の読出しでアクセスすべき多
数の異なる隣接ブロックをセットするとともにどの隣接
ブロックが現在の共通ブロックの読出し中に読出すかを
制御し得るようにする。
【0108】図21はルックアップデータベース指定子
600のフォーマットの説明を示す。上述したようにア
ドレス認識エンジン96Aはルックアップデータベース
指定子600のテーブル94A、例えば24個のルック
アップデータベース指定子600を保持する。特定のリ
クエストの処理に当たりアドレス認識エンジン96Aは
リクエスト403のルックアップタイプフィールド40
3Bのプロセッサ90A,90Bにより示される特定の
ルックアップデータベース指定子600でセットされた
制御ビットに従って、1次データベース401をトラバ
ースし2次データベース402からの情報を検索する
(図8参照)。
【0109】プロセッサ90A,90Bによってデータ
パケットのヘッダに含まれるプロトコルタイプ情報を解
析し且つこの情報を用いてそのテーブル93A,93B
から関連するデータベース指定子用の適切な識別子を選
択する。次いでプロセッサ90A,90Bによって選択
された識別子をリクエスト403のインデックスフィー
ルド403Bに書込む。この方式によってプロセッサ9
0A,90Bおよびアドレス認識エンジン96A間のイ
ンターロックを行い、データベース94の構体の柔軟性
を最大とすることができる。
【0110】例えば、1次データベース401用の多重
ルートノード配置によって柔軟性を最大とし異なるネッ
トワークプロトコルの種々のアドレス長さおよびフォー
マットを収容し得るようにする。各プロトコルの適切な
ルートノードインデックスは関連するデータベース指定
子で特定することができる。プロセッサ90A,90B
によって相互参照テーブル93A,93Bを経て各ヘッ
ダに伝送されたプロトコルタイプの情報を容易に相関す
るこことができる。
【0111】さらに、種々の異なるアドレスフォーマッ
トおよびプロトコルクラスのような他のアイテムを必要
とし、これらは特定のリクエストの処理でポイントされ
る2次データベースエントリ500の共通ブロック50
1および関連する隣接ブロック503に記憶することが
できる。ルックアップデータベース指定子によってどの
情報がレスポンスにリターンされるかを制御する機構を
提供する。
【0112】各ルックアップデータベース指定子600
は6つのフィールド:即ち、5ビットを含むアーギュメ
ント長さフィールド(ARG・LENGTH)601、
5ビットを含むルートデータベースTRIEフィールド
(ROOT・TRIE)602、6ビットを含むエリア
走査計数フィールド(AM・CNT)603、5ビット
を含むエリア走査ルートデータベースTRIEフィール
ド(AM・TRIE)604、予め選択された数のルー
ト制御ビットを含むルート制御ビットフィールド605
および31ビットを含む2次データベースマスク(SD
B・MASK)606を具える。
【0113】アーギュメント長さフィールド601は特
定のリクエスト403のアドレス部分403Aの数字を
示す(ず8参照)。上述したように、リクエスト/レス
ポンスRAM96Bにリクエストとして書込まれたネッ
トワークアドレスは各特定のアドレスに関連するネット
ワークアドレスに依存して固定長さとするかまたは長さ
を変化させることができる。
【0114】ルートデータベースTRIEフィールド6
02はどのルート遷移ノードを1次データベース401
に用いる必要があるかを特定する。1次データベース4
01は各々が2次データベースルックアップ走査ポイン
タ409用の探索を開始するために用いられる複数のル
ートで実行することができる。これがため、ROOT・
TRIEフィールド602でセットされた数をアドレス
認識エンジン96Aにより用いてどのルートで探索を開
始すべきかを決めるようにする。
【0115】エリア走査計数フィールド603は1次デ
ータベース401内のエリア遷移に対し上述したように
エリアを完了するためのセットAMビットによって示さ
れる数字以外の残存する数字の数を示す。エリア走査ル
ートTRIEフィールド604はアドレスの残存するエ
リア走査計数数字に対し用いるべき1次データベース4
01のルートノード405を示す。
【0116】AMビットをノードポインタ407にセッ
トするとともに処理されるアドレスに残存する数字の数
をリクエスト403に示されるルックアップデータベー
ス指定子600のエリア走査計数フィールド603の値
に等しくする場合にはルックアップデータベース指定子
600のエリア走査ルートTRIEフィールド604に
よって特定されたルートノードに遷移を行う。処理され
るアドレスの次の数字は特定のルートノードでの走査に
用いる。残存する数字の数がエリア走査計数値に等しく
ない場合またはAMビットがノードポインタ407のセ
ットされない場合には次の数字をノードポインタ407
のNEXT・NODEフィールド417によりポイント
されたノードでルックアップする。
【0117】ルックアップ制御ビットフィールド605
はルックアップ作動中アドレス認識エンジン96Aの作
動を制御するために用いる種々のビットを含むことがで
きる。例えば、ルックアップディスエーブルビットを設
けて関連するルックアップデータベース指定子600に
より特定されたクロックパルスタイプをディスエーブル
することができる。セット時に関連するルックアップデ
ータベース指定子600をリクエストのルックアップタ
イプフィールド403Bに示す場合にはエラーがリター
ンされるようになる。
【0118】本発明によるアドレス認識エンジンを採用
してルーチングおよびブリッジングプロトコルの双方を
支持する。上述したように、各共通ブリッジング501
はブリッジングプロトコルの実行に必要なエージングお
よび学習情報をリザーブする3つのワード501Aを含
む。ポート学習およびエージングビットをルックアップ
制御ビットフィールド605に含めて特定のネットワー
ク行先アドレスが各データパケットを転送するブリッジ
ング作動を必要とすることをアドレス認識エンジン96
Aに示すようにする。ポート学習およびエージングビッ
トをルックアップデータベース指定子600にセットす
ると次の学習およびエージング機能をアドレス認識エン
ジン96Aによって実行する。
【0119】アドレス認識エンジン96Aによって16
ビットを含む更新マスク508に対する共通ブロック5
01の第1ワード501Aを読出す。更新マスク508
の各ビットは例えばブリッジでソースポートとし得るラ
インカード74A,74Bのポートの1つに相当する。
関連するビットをマスク508のセットする各ポートに
対しては学習作動を実施する。プロセッサ90A,90
Bはブリッジングアドレスに関するマスク508に特定
のビットを特定する各リクエストにビット数を含む。ア
ドレス認識エンジン96Aはリクエストにプロセッサ9
0A,90Bによって特定されるポート数に対するビッ
トをマスク508にセットするかどうかを決める。特定
されたビットをセットしない場合にはこのポートに対す
るアドレス認識エンジン96Aによっては学習を実行し
ない。しかし、タイマオーバライドビット508を第1
ワード501Aに設ける。タイマオーバライドおよびポ
ート学習兼エージングビットをセットする場合にはアド
レス認識エンジン96Aは共通ブロック501によるエ
ージング機能を実行する。
【0120】ブリッジングアドレスに対する機能ブロッ
ク501にエントリすると、アドレス認識エンジン96
Aは第2ワード501Aのブリッジングアクセスタイマ
510を零にクリアして第2ワード510Aにもタイマ
アライブビット511をセットする。タイマフィールド
は20ビットを具える。バックグラウンド作動として、
アドレス認識エンジン96Aはセットタイマアライブビ
ット511を有する各共通ブロック501を例えば各秒
毎にポールするとともにタイマフィールド510の値を
インクレメントする。
【0121】アドレス認識エンジン96Aはタイマフィ
ールド510のインクレメントされた値と比較されるエ
ージングタイムアウト値を保持する。タイマフィールド
510のインクレメントされた値がエージングタイムア
ウト値よりも大きい場合にはタイマアライブビット51
1をクリアしてブリッジングプロトコルにより明らかな
ように関連する共通ブロック501のブリッジング情報
をエージオウトする。
【0122】また、第2ワード501Aはタイマディス
エーブルビット512を含む。タイマディスエーブルビ
ット512がセットされると、タイマフィールド510
はインクレメントしない。このタイマフィールド510
はエージングが実行されない任意の共通ブロック501
にセットする。タイマディスエーブルビット512およ
びタイマアライブビット511の双方をセットする場合
にはこれにより共通ブロック501を“常時アライブ”
として保持する。
【0123】共通ブリッジング501の第3ワード50
1Aはポート番号フィールド513およびソースポート
学習に用いられる最後のフィールド514を含む。ポー
ト学習兼エージングビットがセットされ、学習作動が
(更新マスク508の適当なビットにより示されるよう
に)実行される場合には、アドレス認識エンジン96A
はデータパケットようのソースポート番号をポート番号
フィールド513に書込む。また、ソースポート番号も
学習作動が行われたか否かを最後のフィールド514に
書込む。
【0124】また、ルックアップ制御ビットフィールド
605はイネーブル隣接セットオンアクセスビットを含
んで(各隣接ブロック(図13参照)に設けられた)セ
ット・オン・アクセス(A・SOA)ビット515がア
ドレス認識エンジン96Aにより隣接ブロック503を
読出す際にセットすることをアドレス認識エンジン96
Aに示すようにする。セット・オン・アクセスビット5
15はIPネットワークプロトコルのアドレス解像プロ
トコルキャッシュ要求を支持する。IPプロトコルのキ
ャッシュ要求はラインカード74A,74Bのプロセッ
サ90A,90Bで実行することができる。セットA・
SOAビット515は各隣接ブロック503がルーチン
グ作動に用いられたことをプロセッサ90A,90Bに
示す。
【0125】各ルックアップデータベースマスク(SD
B・MASK)606を用いて共通ブロック501の5
つの長いワード501Bおよび関連する隣接ブロック5
03の4つの長いワードに記憶されたデータのどのバイ
トが特定のレスポンスのプロセッサ90A,90Bにリ
ターンされるかを選択する。
【0126】マスク606の最初の19ビットによって
共通ブロック501のどのバイトがリターンされるかを
決める。共通ブロック501の各バイトは19ビットの
1つに相当する。マスク606の関連するビットがセッ
トされる場合にはバイトはレスポンスでリターンされる
ようになる。同様に、次の12ビットを用いて隣接ブロ
ック503のどのバイトが12ビットがセットされる関
数としてレスポンスでリターンされるかを決める。マス
ク606の隣接ビットの全てが零であり、ルックアップ
制御ビットフィールド605のイネーブル隣接セット・
オン・アクセスビームがセットされない場合には、経路
分割隣接ブロックポインタ506は用いられず、LAS
T・PATHフィールド505はインクレメントされな
い。前置ストリングデータ構体410、ノードポインタ
407、経路分割ブロック502およびルックアップデ
ータベース指定子600の種々の制御ビットによって1
次データベース401の走査および2次データベース4
02からのルーチングまたはブリッジング情報の制御の
融通性を最大とする。アドレス認識エンジン96Aの制
御ビット配列は、コンピュータネットワークでブリッジ
ングおよびルーチング作動を呈する数個のコンポーネン
トに対する集中リソースを提供し得る単一メモリ構体に
おいて異なったルーチングおよびブリッジングプロトコ
ルの可変要求を両立的に収容する装置に組込むようにす
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明インターロック方式を内蔵するコンピュ
ータネットワークの構成を示すブロック図である。
【図2】図1のネットワーク集積化サーバの物理的ハー
ドウエア構成の例を示す説明図である。
【図3】図1のコンピュータネットワークの共用メモリ
カードおよびラインインターフェースカードに対するア
ーキテクチュアの高レベル表示を示すブロック回路図で
ある。
【図4】図3のリクエスト/レスポンスRAMのデータ
ブロック構体を示すブロック図である。
【図5】図4のデータブロック構体にオーナーシップ情
報を読出し且つ書込む手段を示す説明図である。
【図6】図1のデータベースの作動を示すフローチャー
ト図である。
【図7】図1のリクエスト/レスポンスRAMのリクエ
ストの読出し中のデータベースの作動を示すフローチャ
ート図である。
【図8】図1のアドレス認識エンジンにに対するネット
ワークアドレスおよびデータベース入力の例を示す説明
図である。
【図9】図3のリクエスト/レスポンスRAMに対する
データブロック構体を示す説明図である。
【図10】図8のデータベース指定子フィールドの1例
を示す説明図である。
【図11】図3のリクエスト/レスポンスRAMの他の
データブロック構体を示す説明図である。
【図12】図11のデータブロック構体に関する情報の
テーブルを示す説明図である。
【図13】図3のリクエスト/レスポンスRAMの他の
データブロック構体を示す説明図である。
【図14】図13のデータブロック構体に関する情報の
テーブルを示す説明図である。
【図15】図13のデータブロックのデータ構体を示す
説明図である。
【図16】図1のルックアップデータベースのメモリの
メモリマップを示す説明図である。
【図17】図8の1次データベースの方式表示を示す説
明図である。
【図18】図17の1次データベースのノードの前置ス
トリングの構体を示す説明図である。
【図19】図17の1次データベースのノードの1つの
ノードポインタを示す説明図である。
【図20】図16の2次データベースのエントリのフォ
ーマットを示す説明図である。
【図21】図1のアドレス認識エンジンのルックアップ
データベース指定子のフォーマットを示す説明図であ
る。
【符号の説明】
10 コンピュータネットワーク 12 トークンリングLAN 14,16 LAN 18 パーソナルコンピュータ 20 トークンリングバス 22 トークンリングルータ 24 WANルータ 26 バス 28 データ伝送ライン 30 パーソナルコンピュータ 32 バス 34 WANルータ 36 データ伝送ライン 38 パーソナルコンピュータ 40 ブリッジ 42 LANバス 44 ブリッジ 46 データ伝送ライン 48 データ伝送ライン 50 パーソナルコンピュータ 52 ポイント−ポイントカップリング 54 WANルータ 56 WANルータ 58 データ伝送ライン 60 LANバス
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 スチュワート エフ ブライアント イギリス国 サリー アールエッチ1 4 エイエス レッドヒル レッドストーン パーク 3 (72)発明者 ジョン リグビー イギリス国 バークシャー アールジー 17エックスユー リーディング ベーカー ストリート 25 (72)発明者 ジョセフ オ キャラハン アイルランド国 カウントリー コーク グロウンソウン パイン グローブ 54 (72)発明者 ウナ エム クインラン アイルランド国 ダブリン 6ダブリュー テンペローグ テンプルビル ドライブ 112 (72)発明者 マイケル ジェイ シーマン アメリカ合衆国 カリフォルニア州 95134 サンノゼ エラン ビレッジ レ イン 350 アパートメント 206 (72)発明者 フェアガール モーガン アイルランド国 ガルウェイ モイカレン ペア エヌエイ グカオア 33

Claims (10)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 データ伝送ラインからデータ伝送を受け
    るとともにデータ伝送ラインにデータ伝送を転送するラ
    インカードと、ネットワーク情報ルックアップデータベ
    ースを含むアドレス認識エンジンとを具え、前記ルック
    アップデータベースは各々がデータ伝送に含まれるコン
    ピュータネットワークアドレスに関するネットワーク情
    報を含む複数のエントリを具え、他に前記ラインカード
    およびアドレス認識エンジンを互いに結合するバックプ
    レインバスを具え、前記ラインカードは各々がこのライ
    ンカードで受信されたデータ伝送で識別されたプロトコ
    ルタイプに関するデータベース指定子用の識別子の第1
    テーブルを含み、このラインカードによって各々がネッ
    トワークアドレスを含むとともに各データ伝送用のプロ
    トコルタイプに相当するデータベース指定子を含みライ
    ンカードで受信されたデータ伝送に関するネットワーク
    情報のリクエストを前記バックプレインバスを経て前記
    アドレス識別エンジンに転送し、前記アドレス識別エン
    ジンは前記識別子によりインデックスされたデータベー
    ス指定子の第2テーブルを含み、このアドレス識別エン
    ジンによって前記第2テーブルからのデータベース指定
    子を選択する各リクエストの識別子を用いるとともにレ
    スポンスとしてのネットワーク情報エントリの関連する
    エントリへのアクセスおよび検索用のルックアップデー
    タベースに対し前記リクエストのネットワークアドレス
    を用いるようにし、各データベース指定子は前記エント
    リの関連するエントリのアクセスおよび検索中アドレス
    識別エンジンを制御する制御情報を含み、このアドレス
    識別エンジンによって前記ラインカードによる使用のバ
    ックプレインバスを経て前記レスポンスの伝送をライン
    カードに影響せしめるようにしたことを特徴とするコン
    ピュータシステム。
  2. 【請求項2】 前記ネットワーク情報のルックアップデ
    ータベースは1次データベースおよび2次データベース
    を具え、複数のネットワーク情報エントリは前記2次デ
    ータベースに配列し、1次データベースは、1つのリク
    エストに含まれるネットワークアドレスのあらかじめ選
    択された部分に参照して1次データベースへのネットワ
    ークアドレス入力により2次データベースのエントリの
    1つ2次データベースポインタを位置させるようにリン
    クされたノード間の参照に従ってリンクされたノードを
    移送するようにした複数のリンクされたノードを具え、
    前記アドレス認識エンジンによって各ネットワークアド
    レスを1次データベースへの入力として用いるとともに
    位置された2次データベースのポインタを用いて選択さ
    れたデータベース指定子に含まれる制御情報の制御のも
    とで、2次データベースからネットワーク情報エントリ
    の関連するエントリにアクセスするとともに検索するよ
    うにしたことを特徴とする請求項1に記載のコンピュー
    タシステム。
  3. 【請求項3】 前記ラインカードはデータ伝送をデータ
    パケットの形態で受信するとともに転送し、各データパ
    ケットはデータパケットおよびプロトコル型の情報のう
    ちの各々の情報のnビットフィールドを具え、1つの要
    求の各ネットワークアドレスはネットワークアドレス情
    報を含むnビットフィールドの1つを含み、アドレス認
    識エンジンによって各nビットリクエストを1次データ
    ベースを経て移送する複数のmビット数値にセグメント
    化し、各mビット数値は2m の各値のうちの1つを有
    し、さらに、複数のリンクされたノードは少なくとも1
    セットの遷移ノードを含むとともに少なくとも1セット
    の遷移ノードの各々にリンクされた1セットの終端ノー
    ドを含み、少なくとも1セットの転送ノードの各々をル
    ートノードおよび少なくとも1ルートノードの各々にリ
    ンクし、少なくとも1セットの遷移ノードの各ノードは
    次のノードへのリンクを行う2m のノードポインタを含
    み、前記ルートノードおよび遷移ノードの1つのノード
    ポインタの各々は2m の各値および少なくとも1セット
    の遷移モードおよびリンクされたセットの終端ノードの
    1つの次のものへのポインタのうちの1つに相当し、終
    端ノードの各々は2m 個の2次データベースポインタを
    含み、終端ノードの1つの2次データベースポインタの
    各々は2次データベースのネットワーク情報エントリの
    1つの2m の個別の値およびポインタの1つに相当し、
    各リクエストの数値はこの数値のあらかじめ選択したシ
    ーケンスで1度に一回ルートノードおよび次のトランジ
    ションノードのリンクされたノードポインタの関連する
    シーケンスに参照して1次データベースをトランジショ
    ンノードの1つにトラバースするようにしたことを特徴
    とする請求項1に記載のコンピュータシステム。
  4. 【請求項4】 前記データベース指定子の各々の制御情
    報はルートノード情報を含んで何れのルートノードが1
    次データベースの走査を開始するかをアドレス認識エン
    ジンに示し、且つデータベース指定子の各々の制御情報
    はエリア参照情報フィールドを含み、このエリア参照情
    報フィールドによりセット状態およびクリア状態を表わ
    し、セット状態によって1次データベースの走査がネッ
    トワークアドレスの数字の予め選択された数字で再指向
    すべきことをアドレス認識エンジンに示し、クリア状態
    によって1次データベースの走査を再指向なく継続する
    必要のあることをアドレス認識エンジンに示すことを特
    徴とする請求項3に記載のコンピュータシステム。
  5. 【請求項5】 前記データベース指定子の各々の制御情
    報はエリア参照計数フィールドおよびエリア参照ルート
    フィールドを含み、各エリア参照計数フィールドによっ
    て前記ネットワークアドレスの任意の任意の数字におけ
    るエリア参照情報がセット状態にある場合に1次データ
    ベースの走査の再指向を発生する必要のあるリクエスト
    の数字の予め選択された数字をアドレス認識エンジンに
    示し、且つ各エリア参照ルートフィールドによって前記
    リクエストの残存する次の数字に対し1次データベース
    の走査を継続する必要のある1次データベースの予め選
    択されたノードをアドレス認識エンジンに示すことを特
    徴とする請求項4に記載のコンピュータシステム。
  6. 【請求項6】 前記データベース指定子の各々の制御情
    報は情報マスクを含み、レスポンス時に使用するエント
    リの各々に含まれるネットワーク情報の予め選択された
    部分をアドレス認識エンジンに示し、且つエントリの各
    々はブリッジ情報フィールドを具え、さらに前記データ
    ベース指定子の各々の制御情報はポート学習兼エージン
    グフィールドを含み、このポート学習兼エージングフィ
    ールドをセット状態およびクリア状態の1つとし、アド
    レス認識エンジンを制御してブリッジ作動を行い選択さ
    れたデータベース指定子のポート学習兼エージングフィ
    ールドがセット状態にある際ブリッジ情報フィールドか
    らブリッジ情報を読出すとともにブリッジ情報フィール
    ドにブリッジ情報を書込むようにしたことを特徴とする
    請求項1に記載のコンピュータシステム。
  7. 【請求項7】 アドレス認識エンジンに結合されライン
    カードからのリクエストおよびルックアップデータベー
    スからの関連するリクエストを記憶するためのリクエス
    ト/レスポンスメモリを具え、このリクエスト/レスポ
    ンスメモリは複数のエントリを具え、これらエントリの
    各々はリクエストを記憶するリクエスト記憶メモリスペ
    ースおよび関連するレスポンスを記憶するレスポンス記
    憶メモリスペースを含み、さらにエントリの各々のリク
    エスト記憶メモリスペースはオーナシップメモリ記憶用
    の第1の予め選択されたスペースを含み、エントリの各
    々のレスポンス記憶メモリスペースはオーナシップ情報
    記憶用の第2の予め選択されたスペースを含み、前記第
    1の予め選択されたスペースのオーナシップ情報は各リ
    クエスト記憶スペースに記憶されたリクエストがアドレ
    ス認識エンジンにより使用有効であるか否かを示し、前
    記第2の予め選択されたスペースのオーナシップ情報は
    各レスポンス記憶スペースに記憶されたレスポンスがラ
    インカードにより使用有効であるか否かを示すようにし
    たことを特徴とする請求項1に記載のコンピュータシス
    テム。
  8. 【請求項8】 前記ラインカードは、エントリの予め選
    択されたエントリのリクエスト記憶メモリスペースに各
    リクエストを書込むと同時に各第1の予め選択されたス
    ペースにオーナシップ情報を書込むことによって各リク
    エストを転送して関連するリクエストが有効であること
    を示し、アドレス認識エンジンによって各リクエスト記
    憶メモリスペースをポーリングするとともに読出し、且
    つ各有効リクエストを用いて関連するレスポンスに対す
    るネットワーク情報ルックアップデータベースをアクセ
    スし、アドレス認識エンジンによってリクエスト読出し
    時に各第1の予め選択されたスペースにオーナシップ情
    報を書込んで関連するリクエストが有効でないことを示
    し、且つ各リクエストを記憶するエントリの予め選択さ
    れたエントリのレスポンス記憶メモリスペースに各レス
    ポンスを記憶するとともに各第2の予め選択されたスペ
    ースにオーナシップ情報を書込んで関連するレスポンス
    が有効であることを示すようにしたことを特徴とする請
    求項7に記載のコンピュータシステム。
  9. 【請求項9】 各第1の予め選択されたスペースによっ
    てOWN・ID情報およびREQ・ID情報を具えるオ
    ーナシップ情報を記憶し、OWN・ID情報によってセ
    ット状態およびクリア状態の関連するものを表わし、セ
    ット状態によって各リクエストメモリスペースに記憶さ
    れたリクエストがアドレス認識エンジンにより使用に有
    効であることをアドレス認識エンジンに示し、且つ前記
    クリア状態によって各リクエストメモリスペースに記憶
    されたリクエストがアドレス認識エンジンにより使用に
    有効でないことをアドレス認識エンジンに示すように
    し、前記REQ・IDによってセット状態およびクリア
    状態の1つを表わし、REQ・ID情報の状態をアドレ
    ス認識エンジンにより用いて第2の予め選択されたスペ
    ースへの書込み用オーナシップ情報を決め、前記ライン
    カードによって各第1の予め選択されたスペースにオー
    ナシップ情報を書込んでOWN・ID情報をセットする
    とともにREQ・ID情報をラインカードによるオーナ
    シップ情報の書込み前のREQ・ID情報の状態とは逆
    の状態に書込み、さらに、各第2の予め選択されたスペ
    ースによってRSP・ID情報を具えるオーナシップ情
    報を記憶し、このRSP・ID情報によってセット状態
    およびクリア状態の1つを表わして、レスポンスの記憶
    時にアドレス認識エンジンにより書込まれたRSP・I
    D情報の状態を、アドレス認識エンジンが各有効リクエ
    ストをポーリングし且つ読出す際にREQ・ID情報の
    状態と参照する状態とすることを特徴とする請求項8に
    記載のコンピュータシステム。
  10. 【請求項10】 前記ラインカードによってこれにより
    書込まれたリクエストを含む予め選択されたエントリを
    の各々のレスポンスメモリ記憶スペースを読出し、各レ
    スポンスメモリスペースの第2の予め選択されたスペー
    スのRSP・ID情報の状態が関連するリクエストの書
    込み時にラインカードにより書込まれたREQ・ID情
    報の状態と参照する際に前記レスポンスが使用に対し有
    効となることを特徴とする請求項9に記載のコンピュー
    タシステム。
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