JPH0685799B2 - 乾燥びん排液装置 - Google Patents

乾燥びん排液装置

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JPH0685799B2
JPH0685799B2 JP60503868A JP50386885A JPH0685799B2 JP H0685799 B2 JPH0685799 B2 JP H0685799B2 JP 60503868 A JP60503868 A JP 60503868A JP 50386885 A JP50386885 A JP 50386885A JP H0685799 B2 JPH0685799 B2 JP H0685799B2
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suction
scale
pressure
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エフ デイ−アントニオ,ニコラス
ジエイ デイ−アントニオ,ニコラス
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デイーアントニオ,ニコラス エフ
デイーアントニオ,ニコラス ジエイ
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    • A61M1/00Suction or pumping devices for medical purposes; Devices for carrying-off, for treatment of, or for carrying-over, body-liquids; Drainage systems
    • A61M1/60Containers for suction drainage, adapted to be used with an external suction source
    • A61M1/61Two- or three-bottle systems for underwater drainage, e.g. for chest cavity drainage

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Description

【発明の詳細な説明】 背景技術 この発明は低圧ガス装置を使用しガス圧力差によつて、
患者、例えば胸腔から流体を排液する傷排液装置に関す
る。
ガスを含む多くの状態において、ガスの圧を測定するこ
とは重要で時には義務的である。ガス圧力を測定する必
要のある典型例は、中央真空供給部から病院において分
配される真空または吸込をそのままモニタしなければな
らない病院にみられる。このような吸込は、例えば、被
傷害者の肋膜腔からの血液、水およびガス等流体が吸込
源と被傷害者の内圧間に形成される圧力差を使用して取
り出される傷排液装置について使用される。このような
吸込圧力および圧力差は、不当に高いまたは低い圧力差
が生じた場合には危険な状態になるため正確に測定しな
ければならない。この適用例では他の多くの圧力測定適
用例のように、コンパクトであり、正確に圧力が測定さ
れ、長期間確実に作動できさらに製造が安価な圧力測定
装置を組入れることが望ましい。所望の信頼性と正確さ
を有する現在入手可能なガス圧力測定装置は、圧力計管
を組込むので複雑なため一般に高価である。その高さに
より流体圧力を表示する水を有する圧力計を組入れた傷
排液装置は、使用前に水を添加する必要があり、さらに
大きさと重量の点で不便である。
多年にわたり、肋膜腔の排除を行う標準装置は“3びん
セツトアツプ”として知られる水中シール排液装置であ
つた。この3びんセツトアツプは捕収びんと、水封びん
と吸込制御びんとより成る。カテーテルは患者の肋膜腔
から捕収びんへ移動し、吸込びんはチューブによつて吸
込源に接続される。これら3つのびんは種々のチユーブ
によつて直列に接続されて一定の吸込を肋膜腔へ加え流
体と空気を取り出しこれを捕収びん内に排出する。捕収
びんに入るガスは水封びん内の水を介し泡立つ。水封内
の水はまた空気が胸部腔内に流さないようにしている。
3びんセツトアツプはハウメジカ社のデクナテル部の前
身であるデクナテル社により1966年“Pleur-evac"名で
販売される水中シール排液装置の導入により姿を消し
た。米国特許第3,363,626号、第3,363,627号、第3,559,
647号、第3,683,913号、第3,782,497号、第4,258,824号
およびRe.29,877号は多年にわたり販売されているPleur
-evac装置の種々特長を開示している。Plevr-evac装置
は3びんセツトアツプの欠点を排除した改良を提供し
た。これら改良は、異なるメーカ、病院や病院の研究所
に存在している3びんセツトアツプの変動の排除を含
み、このような変動はびんのサイズ、チユーブの長さや
直径、ストツパ材等を含む。3びんセツトアツプには、
吸込が一時的に切断される場合に水封びんの水封の消失
による気胸症等、別々の構成部分や多数(普通16または
17)の接続個所、および緊張気胸や起こりうる縦隔シフ
トの原因となる起こりうる正圧の形成より生ずる種々の
非能率や危険があつた。3びんセツトアツプの他の重要
な欠点は不正確な接続の危険や、装置の設定やその作動
のモニタに要する時間である。
改良性能を提供するPlevr-evac装置の特長の中には、単
一プレフオーム自蔵ユニツトへの3びん技術の採用があ
る。所望の吸込値は吸込制御びんおよび水封びん内の水
の高さにより設定され、それら高さは本装置を患者に適
用する前の特定値により充足される。
“高陰性弁”と称する特殊弁のフロートは患者の陰性が
水封の損失を脅かすほどになると閉じる。また、水封室
の大きい腕に設けた“正圧放出弁”は、水封の大きい腕
内の圧力が吸込の誤機能、不測のクランプまたは吸込管
の吸蔵のため一定値をこえると緊張気胸を防止する作用
をする。Plevr-evac装置は使用捨であり、相互汚染を制
御するべくびんにとつて有用である。
3びんセツトアツプに優るPlevr-evac装置の利益および
医学分野での装置の受入れにも拘らず、なお、胸部排液
装置の便宜性や性能の改善やこれら装置のコンパクト化
の必要性が残つている。上記水中シール排液装置では、
圧力計を、患者および病院の吸込装置へ接続する前に医
師により特定された高さに詰め込まねばならない。この
ような詰め込みは出荷前に製造施設で行えると考えるこ
とができるが、実際には、医師により命じられた患者の
吸込みの異なる値により調節がしばしば必要なため不十
分である。さらにまた、種々管内に流体が存在するので
冷凍温度のためまたは洩れのため出荷中に装置を損傷す
ることになる。さらに、本水中排液装置の正確さは、圧
力計の埋込みおよび種々ゲージの読み取りは夫々室内の
液位を観察して目視で行わねばならない点で制限され
る。装置のサイズ減少により、使用の容易さ、収納の容
易さ、出荷費の低減、および患者、その訪問者と医員と
の支障の減少等の利益が得られるにも関わらず、これま
での排液装置ではそのような試みは成功していなかっ
た。そこでサイズが小さく且つ取り扱いの容易な排液装
置の提供が望まれている。
〔発明の目的〕
本発明の目的は、液圧調整またはモニター手段に頼るこ
となくコンパクトかつ軽量に構成できる、体の一部から
流体を排液する改良装置を提供することである。
本発明のさらに他の目的は、経済的、軽量かつ効果的方
法で吸込圧力を調整かつ測定できる胸部排液装置を提供
することにある。
さらに他の目的は、経済的かつ効果的方法で体から流体
を排液し、体からのガス流を測定する装置を提供するこ
とにある。
さらに他の目的は、経済的かつ効果的方法で体部分から
流体を排液し、患者の陰性を測定する装置を提供するこ
とにある。
本発明の目的は、さらに、能率的かつ効果的方法で患者
の最大陰性を測定できる前記形式の装置を提供すること
にある。
本発明のさらに他の目的は、液体の捕収室を分割し、よ
り小さい断面をもつ容器にたまる捕収された液の計量を
容易で正確なものにし、そして捕収された液体のこぼれ
の可能性を減ずる。簡単でしかも効果的な構造を有する
液体捕収装置を提供することにある。
本発明の一般的目的は、実用的、軽量、かつ作動が能率
的な上記システムおよび装置を提供することにある。他
の目的は以下の説明および請求の範囲より明らかにな
る。
〔課題を解決するための手段〕
本発明は体の一部から流体を排液する装置(1)におい
て、 体から流体を受け入れる捕収室であって、体から前記捕
収室へ流体を流入させる入口ポートを含む捕収室(7)
と、 前記捕収室と連通可能で、吸込源に接続可能な吸込室
(3)と、 前記吸込室内の圧力を制御する吸込レギュレータ(5)
と、 前記吸込室内の圧力を測定する吸込測定手段(6)を備
え、 前記吸込レギュレータ(5)が、 大気と連通する第1室(45)と、 前記吸込室と連通する第2室(47)と、 前記第1室を前記第2室から分割し、前記第2室を前記
第1室と連通させる開口(49)を含む第1分割手段(4
3)と、 前記開口を開放する開放位置と前記開口を密閉する密閉
位置との間で移動可能な第1密閉手段(53)と、 所望の圧力が発生しているときに前記密閉手段にかかる
力と等しい大きさの力で反対側から前記密閉手段を密閉
位置に偏位させる偏位手段(61)とを含み、そして、 前記吸込測定手段が、第1室(45)を吸込室(3)から
分割する分割手段中に配設されて前記吸込室内のゲージ
圧力に比例する量だけ曲がる隔壁手段(81)と、 前記隔壁手段に連動され隔壁手段の曲がりに応答して可
動な目盛板手段と、前記目盛板と協同して前記吸込室内
のゲージ圧を表示する測定目盛(1)とを含むことを特
徴とする排液装置である。
圧力レギュレータは空気を一方の高圧の空間から他方の
低圧の空間へ流通させる開口、この開口を円滑に選択的
に密閉する密閉手段及びこの密閉手段を選択的な力で偏
位させる偏位手段とを含む。
吸込室は第2室を介して外部真空源と連通するか、また
は外部真空源及び第2室のそれぞれと連通する。第2室
は吸込室との連通により吸込室と同じ圧力を有し、その
圧力は密閉手段と偏位手段によって調整される。吸込室
は捕収室に連通し、そこから流体の吸い込みが生じる。
偏位手段の力を調節することにより密閉手段を横切る力
平衡を変えることができる。
図面の簡単な説明 第1図は本発明の排液装置1の略線図である。
第2図は別の態様の圧力レギュレータ5の略線図であ
る。
第3図は第1図及び第2図の圧力調整装置の吸込室の吸
込圧を測定する測定装置の略線図である。
第4図は別の態様の圧力レギュレータ5′の略線図であ
る。
第5図は別の態様の圧力レギュレータ5″及びベンチュ
リ装置を含む本発明の排液装置の略線図である。
第6図は第5図の排液装置に用いうるベンチュリ装置の
略変形図である。
第7図は第1図及び第5図の排液装置に用いうる患者陰
性及び最大患者陰性を測定する測定装置の略線図であ
る。
第8図は第1図、第6図及び第7図の装置を含む排液装
置の略線図である。
第9図から第11図は本発明の装置に用いうるこぼれ止め
装置のそれぞれ斜視図、側面図及び正面図である。
第12図は第9図の装置を含む第8図の排液装置の略線図
である。
〔実施例〕
第1図において排液装置1は吸込室3内の圧力を制御す
る圧力レギュレータ5、病院内の中央に設けられた外部
真空源と接続するポート4、負圧ゲージ6、及び患者か
ら取り出した流体を捕集する捕収室7を備える。圧力レ
ギュレータ5の吸込室3は捕収室7との間に患者用空気
流ポート15を有しており、可変亜大気圧に調整されたそ
の圧力により空気の吸い込みが生じる。吸い込みにより
入口ポート9を介して患者から排出される流体は気体と
液体の混合物であるが、液体は捕収室7内にたまり、気
体が患者用空気流ポート15から吸込室3に進入する。入
口ポート9を介して患者から排気される空気は、室7内
の圧力が室3内の圧力以上になるといつもポート15を通
過し、その空気流の量は羽打弁11が開く量により定ま
る。弁11は、吸込室3内の圧力が捕収室7内の圧力以上
になるとポート15を閉じて封止するように構成されてい
る。ピボツト19に取り付けられかつ羽打弁11に固定され
る押棒18によつて可動な目盛板17は校正目盛21と協同し
て弁11の開弁によりポート15を介して患者の空気流量
(一般に毎分リツトル)を指示する。肋膜胸部腔が排液
される場合、患者の空気流は普通、患者の肺の穴を介し
て流れる空気は室7内に入る。
時々、排液中に患者の肺の穴が閉じると、室7は吸込室
3の制御吸込よりさらに負の圧力を発生し、羽打弁11は
固定閉弁し2つの室を互いに分離する。医師にとつて陰
性度合を知ることは重要で、そのために陰性測定装置23
が設けられている。この装置23は、室7の外壁の開口に
わたり延長する患者の陰性隔壁25と、隔壁25に固定され
る棒26と、適切に校正された目盛31と協同するため押棒
26により移動されるピボツト29に取り付けられる目盛板
27とを含む。室7外の大気圧が室7内の空気圧以上にな
ると、隔壁25は内側に曲がり、隔壁の曲り量に応じて目
盛板29を時計方向に回転させて患者の陰性度合を測定・
指示する。目盛板27の転心または押棒26への接続点に、
非つながり接続が好ましい場合目盛板をその零位置に押
し戻すためばねを設けてもよい。
室3内の吸込の調整と測定は装置1の重要な機能であ
る。これら機能を行う圧力レギュレータが第2図にさら
に詳細に示される。第1図では吸込室3は外部真空源及
び第2室のそれぞれと連通するが、第2図の装置では吸
込室3は第2室47を介して外部真空源と連通している。
圧力レギュレータ5は壁41と、第1室45と第2室47とを
分割する第1分割手段である仕切り43と、球形体の一部
であり上から下へ大きなる直径を有するカラー51が着座
する仕切り43の開口49と、ボールがカラーに嵌合して着
座するが上昇しないようにカラー51を一部とする球形体
の直径よりもわずか大きい直径を有する第1密閉手段で
ある軽ボール53と、(不測の変化を回避するため戻り止
めを有することもある)調節ノブ58を有するねじ付ボル
ト57が貫通するねじ孔を有し支持棚59に配設される片持
支持腕55と、一端をボール53上のフランジ63に他端を支
持腕55に固定してボール53を押し上げる偏位手段である
ばね61と、ボール53に固定されるピストン67とこのピス
トンを摺接状に収容しピボツト73によつて支持ブロツク
71に取り付けられるシリンダ69とより成る減衰手段であ
るダツシユポツト65とを含む。カラー51はなるべく、空
気がカラーとボール間を流れるときにボール53上のカラ
ー51の安定化効果を向上させるため1組の切欠き72を含
む。ピストン67のヘツドとシリンダ69の閉止孔間にピス
トン室74が形成される。圧力PAの大気流は入口ポート75
より室45に入る。下室47は吸込室3からの入口ポート77
を含み、圧力PSの病院吸込源79に接続される。ポート79
は、吸込室3を形成する他の壁に設けてもよい。流路は
点線矢印「a」で示されている。
吸込室3内のゲージ圧は第3図に明示される負圧ゲージ
6により測定される。ゲージ6は、吸込レギユレータ5
の(大気圧である)上室と(吸込室3内に設けた)ゲー
ジ6との間の壁41の開口83を被覆する隔壁81と、一端を
隔壁81に他端を目盛板87に固定した押棒85とを含む。押
棒85は隔壁が傾かないような軽量でなければならない。
目盛板87はピボツト89に取り付けられかつ、その自由端
はセンチメートル水柱で目盛りをふられた負圧目盛91上
を移動できる。隔壁81は室3内の圧力と室45内の大気圧
PA(すなわちゲージ圧)間の圧力差に応じ点線で示すよ
うに曲がる。この曲りは押棒85の直線移動で表わされ
る。一方、押棒85は目盛板87をピボツト89を中心に回動
させて負圧を目盛91に示す。(ピボツト89の下に示され
る目盛板レバー腕87の短端が二重戻りして目盛板87の長
い部分としてピボツト89から同方向に延びると、目盛板
とその対応の目盛の移動方向は逆になる。また、目盛板
を回転させるための目盛板にたいする押棒の直結は目盛
板の端部と隔壁押棒間の磁気抵抗と代えることができ
る。同様に、押棒と目盛板は任意の値に設定された歯車
比で歯車列を介し接続され、異なるパラメータで予想さ
れる異なる偏向または隔壁感度を受容することができ
る。) つぎに、吸込レギユレータ5の作動を説明する。装置1
の作動中、作業者は室3内の所望負圧を選択する。ノブ
58を回して片持腕55を上下動させ求める負圧に応じばね
61を所望長さに伸縮する。通常、上室45内の圧力は室47
内の圧力以上であり、室45内のボール53の露出表面域AA
に加わる大気圧PAからの合力FA室47内のボール53の区域
ASに加わる負圧または吸込圧PSからの合力FS以上であ
る。しかし、ばね61の上向き力FXと合力FSが合力FAをこ
えるかぎり、合力FR(=FX−(FA−FS))は上向きであ
り、ボール53はカラー51に着座したままで室47を密封す
る。大気圧力FAがばね力FXと吸込力FSの組合力をこえた
ためFRが下向きになるといつも、ボール53はシートから
離れて大気は開口49に流入し合力FRは再び上向きになり
ボールは着座位置に戻る。種々の力の値を示せばつぎの
通りである。
FX=KX ここで、FX:ばね力 K:ばね定数 X:ばね偏向 FA=AA・PA ここで、FA:ボールへの大気圧力 AA:室45内のボール53部分の面積 PA:大気圧 FS=AS・PS ここで、FS:ボール53への吸込空気圧力 AS:室47内のボール53部分の面積 PS:吸込空気圧 FR=FX−(FA−FS) ここで、FR:前記した力の合力 上記夫々の力はこれら圧力が加わるボールの表面におよ
ぶ夫々垂直成分の整数であるから上記力の分析は実際に
はわずか簡略化される。
圧力差の変化に伴いボール53は急激に振れるかもしれな
い。この変調を減少させるため、減衰手段としてダッシ
ュポット65が設けられる。従って、例えば合力FRが突然
図中で下向きになっても、ボール53はすぐにはとび出し
て開放しない。むしろ、ボールの降下によりピストン67
を圧下してピストン室74内の空気を圧縮し、室74内の空
気がゆっくりピストン67とシリンダ69の内壁との間から
ゆっくり洩出するだけであるから、ピストンの降下は減
速する。また例えば同様に、合力FRが上向きのとき、ボ
ール53の開放位置から閉止位置への動きも減速する。シ
リンダ69周囲の空気洩れによりシリンダ壁とピストン67
間の摩擦効果を減ずる。
吸込レギユレータの下室内の負圧または吸込が大きいと
きのため、本発明によれば第4図に示す変型吸込レギユ
レータ5′が設けられる。この構成によれば、ピストン
の潤滑剤として作用するピストン周囲の空気が十分に移
動せずにピストン67に加わる抵抗を回避するため、きわ
めて有利である。第4図において、第2図の装置の同様
な部品は同様な符号で示され、これらの説明については
前述の説明を参照されたい。吸込レギュレータ5と5′
との主な相違は夫々のダツシユポツトの位置である。レ
ギユレータ5′では、ダツシユポツト65′は大気圧室45
内に位置し、ピストン67′と、ピストン室74′を有する
シリンダ69′と、支持ブロツク71′と、シリンダ69′を
取り付けたピボツト73′とを含む。ダツシユポツト65′
はダツシユポツト69のように働くが、ピストン67′周囲
の増大空気流により上記抵抗を回避する。
上記のように、吸込レギユレータ5、5′は第1図に示
すような装置に組入れられるが、他の胸部排液装置や、
ガス吸込を調整すべき他の装置に組入れてもよい。例え
ば、このような吸込レギユレータは中央に設けた吸込ポ
ンプにより作動される種々のダクトを有する病院吸込装
置の種々部分で使用される。各力の変化は、ばね長さ
(F=KX)および空気圧(F=PA)の変化について線形
であるため、周囲圧力の変化を受容するためのばね調節
は容易にできる。本発明による吸込レギユレータはま
た、大気を下室47に導入し、上室を大気圧ガスよりも高
いガス源に接続する等して周囲圧力以上に圧力を調整す
るためにも使用できる。後者の場合、大気圧ガスよりも
高いガスを所定の大気に抜きとる。前記技術は圧力差の
変化により位置が変わる着座ボールについて説明した
が、これら技術はヒンジ付ドア等他のガスポート閉止手
段についても使用できる。
つぎに第5図において、本発明による変型傷排液装置が
示されている。この装置は、前述の吸込源ポート4と、
第1図と同じであるが吸込測定装置6を設けない吸込レ
ギユレータ5″と、第1図の夫々室3と7と同様な吸込
室3′と捕収室7′と、入口ポート9とを含む。負圧
(吸込)値に校正された目盛93が、片持腕55と協同して
空3′内の所望吸込に応じてばね61の力を設定できるよ
うに設けられる。患者の空気流を測定するため、ベンチ
ユリ装置101が設けられる。ベンチユリ装置101は、夫々
入口ポート、出口ポート105、107を有するベンチユリ管
103と、スロート109とを含む。L形管111はスロート109
内に開口し、その垂直ベース近くの収縮部113と、収縮
部113とスロート109間に配設した軽ボール115とを有す
る。管111内のボール115の高さはベンチユリ管103を通
る空気の流量を示し、目盛117はその空気流量値を示す
ように校正されている。吸込室3′と捕収室7′間の圧
力差のため、患者からの空気はベンチユリ管103を介し
ポート9に、そして室3′とに流入してポート4より出
る。空気がスロート109に流れると、空気の速度は増大
しその圧力はスロートで降下し、この圧力降下は空気流
の流量に正比例する。ボール115はスロート109と室7′
間の空気圧差に応じて管111内の高さとなり、目盛117に
より空気流を読取ることができる。
第6図にベンチユリ管の変型例が示されている。ここ
で、垂直管とボールの構成体は隔壁アセンブリに代えら
れている。このベンチユリ管アセンブリ101′は、入口1
05′と出口107′を有するベンチユリ管103′と、スロー
ト109′とを含む。L形管111′はスロート109′と連通
し、室119に接続されている。患者の空気流は患者の空
気流ゲージ120によつて測定される。ゲージ120は室119
を画成する壁の1つに設けた開口に取り付けられる隔壁
121を含み、この隔壁121は室119内の低圧とそれより高
い室7′内の圧力との圧力差の度合に応じ点線にたいし
曲がる。棒123は隔壁121に固定されて矢印のように隔壁
と共に移動できる。目盛板125は回り継手によつて棒123
の端部に固定され隔壁121の移動に応じピボツト129を中
心に回転できる。目盛131は目盛板125の自由端に隣接し
て配設され、目盛板125の位置に応じ毎分リツトルの圧
力空気流量を示すように校正される。
前述のように、しばしば、患者の陰性(患者の半大気
圧)を検出し、患者の最大陰性値を記憶することが重要
である。これらの測定に使用する機構151が第7図に示
されている。この機構は、患者に測定される圧力源とポ
ート9を介して連通する捕収室7″を画成する壁と、ポ
ート155を介して周囲空気と連通する大気圧室153と、隔
壁159により封止される開口を有する室7″と153間の壁
157とを含む。棒161は、隔壁159から反対方向に延長す
る構成部分162、163に固定される。隔壁159は可撓であ
り、実線で示す非曲位置と点線で示す曲り位置との間を
移動する。棒部分162は回り継手167によつて目盛板165
に固定され、棒部分163は直立フランジ169で終端する。
目盛板165は隔壁159の曲りに応答してピボツト171を中
心に時計方向に回転し、目盛板165の自由端の目盛173は
-cm等適当な単位で瞬間患者陰性を示す。
目盛板175はこれを最大(時計方向)回転位置に保持す
るピボツト機構177に枢着される。機構177は例えばラチ
エツト装置でよい。フランジ169は目盛板175の下端に係
合し、隔壁159が室153内の大気圧が室7″内の患者圧力
以上になる量だけ曲がると目盛板を時計方向に回転させ
る。目盛板177を解放して0にリセツトさせるためのノ
ブ179が設けられている。なるべく目盛板173のように校
正されている目盛181は目盛板175と協同して、目盛板17
5をノブ179により解放するまえに所要時間、最大患者陰
性を示す。
第1図の吸込測定装置6に使用される吸込レギユレータ
5と、第6図の患者空気流ゲージ120と第7図の患者陰
性および最大患者陰性測定装置とを組入れた胸部排液装
置201が第8図に示されている。装置201を作動するため
に、ポート4を吸込源に接続し、使用者はノブ58を回転
させて片持腕55をプリセツトしばね61の長さを所望の吸
込設定に応じて調節する。患者の肋膜腔からの適当な管
が入口9に接続される。肋膜腔内のガス圧が吸込室3内
の圧力よりも高いと、ガスはそれが一方弁203を経て存
在する管103を介し入口9に流入し吸込ポート4より出
る。吸込室3内の負圧または吸込圧により隔壁81を偏向
させ、吸込圧値はゲージ6の目盛91上に目盛板87の位置
により示される。患者の空気流は患者空気流ゲージ120
の隔壁121の偏向量で表わされ、この測定値は目盛31上
に目盛板125の位置により示される。患者の肋膜腔内の
圧力が半気圧であれば、隔壁159は第7図に示すように
左側へ曲ることにより、目盛板165を時計方向に回転さ
せることになる。患者の陰性値は目盛173上に目盛板165
の位置で表わされる。最大陰性は目盛181上の目盛板175
の位置により示される。
胸部排液装置201は陰性放出弁205を含む。この弁は、患
者陰性が弁205の閉弁バイアスをこえると大気を捕収室
7″内に通気する。弁205は、レギユレータ5のように
ばねの張り、一定値が受容できれば重み付ボールまた
は、ボタン作動レリースによつて調節できる。患者の陰
性が吸込室3内の吸込より小さい(すなわち、より負
圧)と、一方弁203が管103を閉じるため空気は吸込室か
ら管103内に流れない。正圧ベント207を設けて、吸込源
が故障の場合に吸込室3を大気に開放し(大気圧以上
の)正圧空気が形成されないようにする。本発明により
設けた排液装置、吸込レギユレータその他の装置は従来
技術よりも多くの利点を提供する。種々形式の装置は乾
燥しているので種々の圧力値を調整測定するための水に
依存する装置の種々の欠点が回避される。装置およびそ
の構成部分は構造がきわめて簡単で、その製造、使用が
容易でかつ安価となる。装置およびその構成部分はコン
パクトで軽量であり、収納および使用を容易にする。さ
らに簡単であるに拘らず、使用においてきわめて効果的
である。
上記装置の捕収室に集積した流体のこぼれ落ちの可能性
を減ずるのに有利である。このようなこぼれ落ちは捕収
室から傷排液装置の隣接室内への流体のこぼれを含む。
こぼれが生ずるのは、患者に付添う人による胸部排液ユ
ニツトの傾動、振動または落下のため、またはこのユニ
ツト、患者または患者のベツドを過度に動かすために生
ずる。
まず第12図において、第8図の胸部排液装置201に酷似
する装置302が示されている。しかし、装置202の単一捕
収室は以下で述べる3つの捕収室すなわち第1容器30
3、第2容器305及び好ましくは予備空間307をもつ。第
1容器は分割により小さい断面積をもつので捕集された
液体の量が少量のとき、その読み取りを容易且つ正確に
する。装置はさらに大気への位置代えポート155′が設
けられ、ユニツトを患者に接続する通路308は前述の装
置におけるポート9と代えている。
つぎに第9図ないし第11図に、本発明の特徴によるこぼ
れ止め装置301が示されている。装置301は、底壁315、
頂壁317、後壁319、および前壁321と共に隣接柱形流体
捕収室303と305を画成する、垂直側壁309、311、313に
より構成される。頂壁317に流体入口ポート310が設けら
れる。三角形導管323は側壁311の三角形開口325から垂
直に延長している。導管323は側壁327、329と頂壁331と
により構成される。導管323への最下入口は壁327、329
と入口を横断する仮想平面との接合点333である。この
点333は後壁319と前壁321との中間にあり、側壁309から
“1"の距離にある。測定値“1"は任意であるが、流体の
流れ、凝血等をじやましないで側壁309にできるだけ近
く点333を移動するよう選択される。入口管の直径は通
常、3/8インチ範囲であるから、“1"の最小長さは同様
にその寸法と比較できる。導管の最下入口点の、室303
から室305までの位置決めにより、室303から室305への
流体のこぼれが生ずるまえに、X軸またはZ軸のいずれ
かの室303の最大回転量を室303内の一定流体量とするこ
とが効果的にできる。室303内の流体レベルが上昇して
こぼれが生ずる(すべり止め傾き角)前に一定の最大傾
きまたは回転角を維持するため、上壁317の下の点333の
最小距離は室303の他の寸法により定まりまたそれより
計算できる。
装置301の構造により室303からの流体のもれを減少させ
る方法が第10図と第11図に示されている。まず第10図に
おいて、図示の室303は後壁319が水平面から角度θにな
るように傾いており、角度90−θはその軸線で許容でき
る最大傾き量であつて流体レベルのすべての条件下で室
303内の流体のこぼれを防止する。流体が導管323に進入
し室303から流出する前に、捕収室303は壁309に垂直な
軸線を中心に角度90゜−θだけ回転することができる。
点333が壁319または321のいずれかに近づけば、こぼれ
は間もなく生じていずれかの方向に回転する。壁327と3
29の交叉角を小さくすれば、こぼれ始める前に室303の
傾き量は大きくなる。こぼれ直前の室303の回転または
傾きの最大許容量をうるための頂壁317かの点333の距離
はつぎのように計算できる。
ここで、90−θ:第10図に示すこぼれ前のZ軸線を中心
とする室303の最大回転角 w:側壁319と321間の距離 d:最初の最高流体レベルでの一定最大回転角をうるため
の頂壁317からの点333の最小距離 点333がdよりも頂壁317に近ずけば、流体は側壁319
(または壁321)まで移動する余地があり、流体は90゜
−θ回転してしまう前に右側(または左側)に押され
る。すなわち、点333が上記計算した距離dよりも頂壁
に近くなればすぐにこぼれが生ずる。
第11図について、流体が隣接の捕収室305に通ずる導管3
23に入る前に室303は指示傾き角φをはるかにこえてX
軸線を中心に回転できることが示されている。前述のよ
うに、点333を側壁309に近づけることによつて、室303
は壁321(X軸線)に垂直な軸線を中心に時計方向に回
転でき、事実上、(上記)dの計算が満足されれば、φ
は90゜まで増大しこぼれのおそれはなくなる。しかし、
反時計方向に回転すると、流体はすぐに導管に入り始め
るが、流体レベルが点335をこえるまで室305内にはこぼ
れない。最後に、何らかの方法で導管に入る流体に問題
があれば、導管の長さを短かくして壁309と311間の中間
になるようにし、幾何学的/三角法的関係を公式化して
Z軸線を中心とする回転と同様なX軸線を中心とする回
転にする。この場合、点333は室303の水平重心に位置す
る。ここで水平重心とは容器303を上から見た図形の重
心であり、どの壁からも等距離にある点である。
第9図ないし第11図は2つの室を含む捕収室構成を示
す。こぼれ減少導管323を組込んで任意数の室を互いに
隣接して配置する。第12図において、このような3つの
室303、305、307を設け、室303と305には夫々こぼれ減
少導管323、337を組み入れる。
再び第12図において、患者の空気流を表示する他の手段
が示されている。従つて、捕収室と吸込室3とを分離す
る壁に隔壁327が設けられている。その壁には一方弁203
を有する導管329も設けられている。空気流は点線矢印
“a"で示される通路に従う。空気の転移と流れの体積と
は常に圧力差に関係するので、隔壁327はその圧力差に
応じて曲り前述のように患者の空気流をゲージ120に示
す。
以上本発明をその実施例に特に重点をおいて詳述した
が、この発明が属する当業者によれば本発明の精神と範
囲内で変更および変形がなしうるものである。
符号の説明: 3−吸込室、4−(外部真空源への)ポート、6−負圧
ゲージ、43−分割手段、45−第1室、47−第2室、49−
(分割手段43の)開口、53−(開口49を密閉する)密閉
手段、61−(密閉手段53を偏位させる)偏位手段、65−
減衰手段、81−隔壁、303−第1容器、305−第2容器、
308−入口ポート、323−導管、333−導管の最低入口部
分。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 デイ−アントニオ,ニコラス ジエイ アメリカ合衆国ニユ−ヨ−ク州 13090 リバプ−ル アドミラル ドライブ 7695 (56)参考文献 特開 昭58−175562(JP,A) 実開 昭53−8799(JP,U)

Claims (22)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】体の一部から流体を排液する装置(1)に
    おいて、 体から流体を受け入れる捕収室であって、体から前記捕
    収室へ流体を流入させる入口ポートを含む捕収室(7)
    と、 前記捕収室と連通可能で、吸込源に接続可能な吸込室
    (3)と、 前記吸込室内の圧力を制御する吸込レギュレータ(5)
    と、 前記吸込室内の圧力を測定する吸込測定手段(6)を備
    え、 前記吸込レギュレータ(5)が、 大気と連通する第1室(45)と、 前記吸込室と連通する第2室(47)と、 前記第1室を前記第2室から分割し、前記第2室を前記
    第1室と連通させる開口(49)を含む第1分割手段(4
    3)と、 前記開口を開放する開放位置と前記開口を密閉する密閉
    位置との間で移動可能な第1密閉手段(53)と、 所望の圧力が発生しているときに前記密閉手段にかかる
    力と等しい大きさの力で反対側から前記密閉手段を密閉
    位置に偏位させる偏位手段(61)とを含み、そして、 前記吸込測定手段が、第1室(45)を吸込室(3)から
    分割する分割手段中に配設されて前記吸込室内のゲージ
    圧力に比例する量だけ曲がる隔壁手段(81)と、 前記隔壁手段に連動され隔壁手段の曲がりに応答して可
    動な目盛板手段と、前記目盛板と協同して前記吸込室内
    のゲージ圧を表示する測定目盛りとを含むことを特徴と
    する排液装置。
  2. 【請求項2】前記第1室(45)が前記第2室(47)の上
    方に位置し、前記密閉手段(53)が前記第2室内に配設
    される請求の範囲第1項記載の装置。
  3. 【請求項3】前記偏位手段(61)が前記吸込室内の所望
    圧に応じて調節可能なばね力を有するばねである請求の
    範囲第2項記載の装置。
  4. 【請求項4】前記開口がほぼ円形であり、前記密閉手段
    がほぼ球形状である請求の範囲第1項記載の装置。
  5. 【請求項5】前記開口を画成するカラー(51)をさらに
    含み、前記密閉手段が、それが密閉位置にあるとき前記
    カラーに係合し前記開口を密閉する請求の範囲第4項記
    載の装置。
  6. 【請求項6】前記カラーが前記密閉手段を前記カラー内
    で安定化するため1組の切欠き(72)を含む請求の範囲
    第5項記載の装置。
  7. 【請求項7】前記密閉手段を密閉位置へ押圧する合力の
    急激な振れを減衰する減衰手段(65)をさらに含む請求
    の範囲第1項記載の装置。
  8. 【請求項8】前記減衰手段(65)が前記密閉手段に連動
    されるダッシュポットである請求の範囲第7項記載の装
    置。
  9. 【請求項9】前記ダッシュポットが前記第1室内に位置
    する請求の範囲第8項記載の装置。
  10. 【請求項10】前記捕収室(7)を前記吸込室(3)か
    ら分割し、ガスを前記捕収室から前記吸込室内へ進入さ
    せる入口ポート(15)を有する第2分割手段と、前記入
    口ポートを開放する開放位置と前記入口ポートを密閉す
    る密閉位置との間で可動な第2密閉手段(11)と、前記
    入口ポートを流れるガスの流量を測定する第2測定手段
    とをさらに含み、そして前記第2密閉手段(11)が羽打
    弁である請求の範囲第1項記載の装置。
  11. 【請求項11】前記第2測定手段が前記羽打弁に連動さ
    れ前記入口ポートを流れるガスの流量に比例して前記羽
    打弁と共に可動な目盛板(7)と、前記目盛板と協同す
    るよう較正されて前記入口ポートを流れるガスの流量を
    表示する目盛り(21)とを備える請求の範囲第10項記載
    の装置。
  12. 【請求項12】患者の陰性量に比例して曲がる第2隔壁
    手段(25)をさらに含む請求の範囲第1項記載の装置。
  13. 【請求項13】前記捕収室を周囲ふん囲気から分割する
    第3分割手段と、前記第3分割手段内に位置し患者の陰
    性に比例して曲がる第2隔壁手段(25)と、前記第2隔
    壁手段に連動され前記第2隔壁手段の曲がりにより移動
    する第3目盛板(27)と、前記第3目盛板と協同するよ
    う校正されて患者の陰性値を表示する第3目盛り(31)
    とをさらに含む請求の範囲第1項記載の装置。
  14. 【請求項14】前記捕収室と前記吸込室間の圧力差によ
    る流量でガスを前記捕収室から前記吸込室内へ流入させ
    るベンチュリ手段(101)をさらに含む請求の範囲第1
    項記載の装置。
  15. 【請求項15】前記ベンチュリ手段(101)を流れるガ
    スの流量を測定するガス流測定手段をさらに含む請求の
    範囲第14項記載の装置。
  16. 【請求項16】前記ベンチュリ手段(101)が、ベンチ
    ュリ出入ポートおよびスロートを有するベンチュリ管
    と、前記スロートを連通する測定管と、前記ベンチュリ
    管を流れるガスの流量による位置となるため前記測定管
    に配設される急動部材(115)と、前記急動部材と協同
    するよう校正されて前記ベンチュリ管を流れるガスの流
    量を表示する目盛り(117)とを備える請求の範囲第15
    項記載の装置。
  17. 【請求項17】前記ベンチュリ手段が、ベンチュリ出口
    及び入口ポート(105,107)およびスロート(109)を有
    するベンチュリ管と、前記スロートと連通する測定室
    (119)を定める壁を持ち、この壁が前記ベンチュリ管
    を通る空気流速に比例して曲げるための空気流用隔壁を
    含む請求の範囲第15項記載の装置。
  18. 【請求項18】前記空気流隔壁と共に可動なガス流目盛
    板(125)と、この目盛板と協同するよう校正されて前
    記ベンチュリ管を流れるガスの流量を表示するガス流目
    盛り(131)とをさらに含む請求の範囲第17項記載の装
    置。
  19. 【請求項19】前記捕収室を周囲ふん囲気から分割する
    第3分割手段と、前記第3分割手段内に配設され患者の
    陰性に比例して曲がる第2隔壁手段(25)と、前記第2
    隔壁手段に連動され患者の最大陰性値を測定し記憶する
    最大陰性測定手段とをさらに含み、そして前記最大陰性
    測定手段が、前記第2隔壁手段に応答する患者の最大陰
    性に応じて前記第2隔壁手段の最大曲がりにより可動な
    最大陰性目盛板(175)と、前記最大陰性目盛板と協同
    するよう較正されて最大陰性を表示する最大陰性目盛り
    (181)と、前記最大陰性目盛板を、最大陰性を表す位
    置へ移動させる目盛板制御手段(163)とを備える請求
    の範囲第18項記載の装置。
  20. 【請求項20】前記第2隔壁手段(25)に連動され、前
    記第2隔壁手段の曲がりに応じて移動する第3目盛板
    (165)と、前記第3目盛板と協同するよう較正されて
    患者の陰性値を表示する第3目盛り(100)とをさらに
    含む請求の範囲第19項記載の装置。
  21. 【請求項21】前記捕収室が、第1容器(303)と、第
    2容器(305)と、前記第1容器および前記第2容器を
    接続する導管(323)とを備え、前記導管が前記捕収室
    の水平幾何学的中心にその最下入口部分(333)を有す
    る入口を有する、請求の範囲第1項記載の装置。
  22. 【請求項22】前記導管(323)が、三角形の断面を持
    ち、導管入口での2つの面の交差部分に前記最下入口部
    分(333)を形成する請求の範囲第21項記載の装置。
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