JPH0685794A - 無干渉通信方式 - Google Patents
無干渉通信方式Info
- Publication number
- JPH0685794A JPH0685794A JP4260640A JP26064092A JPH0685794A JP H0685794 A JPH0685794 A JP H0685794A JP 4260640 A JP4260640 A JP 4260640A JP 26064092 A JP26064092 A JP 26064092A JP H0685794 A JPH0685794 A JP H0685794A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- carrier frequency
- request signal
- frequency
- receiver
- frequency switching
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
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- Time-Division Multiplex Systems (AREA)
- Radio Transmission System (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 時分割多重化信号の送受信を行う無線通信方
式において、送受信周波数の切替を自動的に行い、干渉
波の妨害を排除する。 【構成】 相手局から特定タイムスロットにより切替信
号が送られて来ると、アンテナ６、アンテナ共用器５、
受信機７、復号器８を介して搬送波周波数切替要求信号
検出回路１０が検出を行い、これに応じ周波数切替制御
回路９が送信機４と受信機７の各周波数を切替る。ま
た、受信状況の劣化をＥＢＲ測定回路１１が判定する
と、これに応じ搬送波周波数切替要求信号多重回路１２
が切替信号を発生し、符号器３へ与えて所定タイムスロ
ットへ挿入し送信機４、アンテナ共用器５、アンテナ６
により送信すると共に、周波数切替制御回路９が送信機
４、受信機７の各周波数を切替る。
式において、送受信周波数の切替を自動的に行い、干渉
波の妨害を排除する。 【構成】 相手局から特定タイムスロットにより切替信
号が送られて来ると、アンテナ６、アンテナ共用器５、
受信機７、復号器８を介して搬送波周波数切替要求信号
検出回路１０が検出を行い、これに応じ周波数切替制御
回路９が送信機４と受信機７の各周波数を切替る。ま
た、受信状況の劣化をＥＢＲ測定回路１１が判定する
と、これに応じ搬送波周波数切替要求信号多重回路１２
が切替信号を発生し、符号器３へ与えて所定タイムスロ
ットへ挿入し送信機４、アンテナ共用器５、アンテナ６
により送信すると共に、周波数切替制御回路９が送信機
４、受信機７の各周波数を切替る。
Description
【０００１】
【産業上の利用分野】本発明は、時分割多重化した信号
を送信機および受信機を介して送受信する無線通信方式
において、無線搬送波周波数が他からの干渉により不適
当となった場合、これの切替を行って他からの干渉を排
除する無干渉通信方式に関するものである。
を送信機および受信機を介して送受信する無線通信方式
において、無線搬送波周波数が他からの干渉により不適
当となった場合、これの切替を行って他からの干渉を排
除する無干渉通信方式に関するものである。
【０００２】
【従来の技術】図２のブロック図に示すとおり、交換機
（以下、ＥＸ）１からの複数チャネルを集線回路（以
下、ＬＧＣ）２により各々複数の送信チャネルおよび受
信チャネルとし、各送信チャネルは符号器（以下、ＥＮ
Ｃ）３へ与え、ここにおいて、複数のタイムスロットに
より構成したフレーム中の各タイムスロットへ各送信チ
ャネルを割当て時分割多重化を行ってから、この多重化
信号を送信機（以下、ＴＸ）４の変調入力へ与え、これ
により無線搬送波を変調し、ＴＸ４の出力をアンテナ共
用器（以下、ＭＰＸ）５を介してアンテナ６へ送出し、
これによって送信を行う一方、アンテナ６により受信し
た相手局からの変調無線搬送波は、ＭＰＸ５を介して受
信機（以下、ＲＸ）７により復調し、これを復号器（以
下、ＤＥＣ）８において各タイムスロットから各チャネ
ルの分離を行い、これらの各受信チャネルをＬＧＣ２を
経てＥＸ１へ与えるものとなっている。
（以下、ＥＸ）１からの複数チャネルを集線回路（以
下、ＬＧＣ）２により各々複数の送信チャネルおよび受
信チャネルとし、各送信チャネルは符号器（以下、ＥＮ
Ｃ）３へ与え、ここにおいて、複数のタイムスロットに
より構成したフレーム中の各タイムスロットへ各送信チ
ャネルを割当て時分割多重化を行ってから、この多重化
信号を送信機（以下、ＴＸ）４の変調入力へ与え、これ
により無線搬送波を変調し、ＴＸ４の出力をアンテナ共
用器（以下、ＭＰＸ）５を介してアンテナ６へ送出し、
これによって送信を行う一方、アンテナ６により受信し
た相手局からの変調無線搬送波は、ＭＰＸ５を介して受
信機（以下、ＲＸ）７により復調し、これを復号器（以
下、ＤＥＣ）８において各タイムスロットから各チャネ
ルの分離を行い、これらの各受信チャネルをＬＧＣ２を
経てＥＸ１へ与えるものとなっている。
【０００３】
【発明が解決しようとする課題】しかし、従来において
は、送受信する無線搬送波の周波数がＴＸ４およびＲＸ
７に設定された固有のものであり、若し、近接した周波
数等の干渉波が近傍に発生した場合、最悪の条件では通
信不能となるおそれがあり、これの対策としては、送受
信周波数を変更すればよいが、これにはＴＸ４およびＲ
Ｘ７の交換または再調整を必要とし、手数を要するのみ
ならず、ルーラル系の通信システム等では装置が砂漠地
域あるいは山岳地帯等に設置されており、送受信周波数
の変更が極めて困難となる問題を生じている。したがっ
て、本発明の目的は、干渉波による妨害が生じた場合、
送受信周波数の変更を容易に行うことのできる無干渉通
信方式を提供するものである。
は、送受信する無線搬送波の周波数がＴＸ４およびＲＸ
７に設定された固有のものであり、若し、近接した周波
数等の干渉波が近傍に発生した場合、最悪の条件では通
信不能となるおそれがあり、これの対策としては、送受
信周波数を変更すればよいが、これにはＴＸ４およびＲ
Ｘ７の交換または再調整を必要とし、手数を要するのみ
ならず、ルーラル系の通信システム等では装置が砂漠地
域あるいは山岳地帯等に設置されており、送受信周波数
の変更が極めて困難となる問題を生じている。したがっ
て、本発明の目的は、干渉波による妨害が生じた場合、
送受信周波数の変更を容易に行うことのできる無干渉通
信方式を提供するものである。
【０００４】
【課題を解決するための手段】本発明は前述の目的を達
成するため、上述の無線通信方式において、送信機およ
び受信機の無線搬送波周波数を切替える周波数切替手段
と、各タイムスロット中の所定タイムスロットにより送
られて来る搬送波周波数切替要求信号を検出し周波数切
替手段を駆動する搬送波周波数切替要求信号検出手段
と、搬送波周波数切替要求信号を発生し各タイムスロッ
ト中の特定タイムスロットにより送信する搬送波周波数
切替要求信号発生手段と、受信機の受信状況劣化を検出
し周波数切替手段および搬送波周波数切替要求信号発生
手段を駆動する受信状況測定手段とを設けたものであ
る。
成するため、上述の無線通信方式において、送信機およ
び受信機の無線搬送波周波数を切替える周波数切替手段
と、各タイムスロット中の所定タイムスロットにより送
られて来る搬送波周波数切替要求信号を検出し周波数切
替手段を駆動する搬送波周波数切替要求信号検出手段
と、搬送波周波数切替要求信号を発生し各タイムスロッ
ト中の特定タイムスロットにより送信する搬送波周波数
切替要求信号発生手段と、受信機の受信状況劣化を検出
し周波数切替手段および搬送波周波数切替要求信号発生
手段を駆動する受信状況測定手段とを設けたものであ
る。
【０００５】
【作用】したがって、相手局から搬送波周波数切替要求
信号が到来したとき、または、受信状況が劣化したと
き、送受信する無線搬送波周波数の切替が自動的に行わ
れる。
信号が到来したとき、または、受信状況が劣化したと
き、送受信する無線搬送波周波数の切替が自動的に行わ
れる。
【０００６】
【実施例】以下、実施例を示す図１のブロック図により
本発明の詳細を説明する。同図においては、図２に示す
もののほか、ＴＸ４およびＲＸ７の送信および受信を行
う無線搬送波周波数をあらかじめ設定された他の周波数
へ切替を行う周波数切替制御回路（以下、ＦＣＣ）９、
ＤＥＣ８からの各タイムスロット中所定タイムスロット
により送られて来る搬送波周波数切替要求信号（以下、
切替信号）を検出する搬送波周波数切替要求信号検出回
路（以下、ＣＲＤ）１０、および、ＤＥＣ８の出力に基
づき受信々号のＢＥＲ（Ｂｉｔ Ｅｒｒｏｒ Ｒａｔ
ｅ）を測定するＢＥＲ測定回路（以下、ＲＳＭ）１１が
受信状況の劣化を測定するために設けてなると共に、切
替信号を発生してＥＮＣ３の特定タイムスロット中へ挿
入し、これにより切替信号の送信を行う搬送波周波数切
替要求信号多重回路（以下、ＣＲＭ）１２が設けてあ
る。
本発明の詳細を説明する。同図においては、図２に示す
もののほか、ＴＸ４およびＲＸ７の送信および受信を行
う無線搬送波周波数をあらかじめ設定された他の周波数
へ切替を行う周波数切替制御回路（以下、ＦＣＣ）９、
ＤＥＣ８からの各タイムスロット中所定タイムスロット
により送られて来る搬送波周波数切替要求信号（以下、
切替信号）を検出する搬送波周波数切替要求信号検出回
路（以下、ＣＲＤ）１０、および、ＤＥＣ８の出力に基
づき受信々号のＢＥＲ（Ｂｉｔ Ｅｒｒｏｒ Ｒａｔ
ｅ）を測定するＢＥＲ測定回路（以下、ＲＳＭ）１１が
受信状況の劣化を測定するために設けてなると共に、切
替信号を発生してＥＮＣ３の特定タイムスロット中へ挿
入し、これにより切替信号の送信を行う搬送波周波数切
替要求信号多重回路（以下、ＣＲＭ）１２が設けてあ
る。
【０００７】ここにおいて、相手局側が干渉波の妨害に
より受信状況の劣化を生ずれば、所定タイムスロットに
より切替信号を送信して来るため、これがアンテナ６、
ＭＰＸ５およびＲＸ７により受信されたうえ、ＤＥＣ８
から所定タイムスロット中の切替信号がＣＲＤ１０へ与
えられるものとなり、ＣＲＤ１０が切替信号を検出し、
この検出々力によりＦＣＣ９を駆動することにより、Ｆ
ＣＣ９が所定のタイミングによってＴＸ４およびＲＸ７
の無線搬送波周波数を切替える。したがって、相手局側
では受信周波数の変更により干渉波の妨害を回避できる
と共に、送信周波数を対応して切替えることにより、良
好な通信状態を維持することができる。
より受信状況の劣化を生ずれば、所定タイムスロットに
より切替信号を送信して来るため、これがアンテナ６、
ＭＰＸ５およびＲＸ７により受信されたうえ、ＤＥＣ８
から所定タイムスロット中の切替信号がＣＲＤ１０へ与
えられるものとなり、ＣＲＤ１０が切替信号を検出し、
この検出々力によりＦＣＣ９を駆動することにより、Ｆ
ＣＣ９が所定のタイミングによってＴＸ４およびＲＸ７
の無線搬送波周波数を切替える。したがって、相手局側
では受信周波数の変更により干渉波の妨害を回避できる
と共に、送信周波数を対応して切替えることにより、良
好な通信状態を維持することができる。
【０００８】また、自局に対する干渉波妨害が生じ、受
信状況が劣化すれば、ＢＥＲが設定されたスレシホール
ドレベルより低下し、これがＲＳＭ１１により検出され
るものとなり、この検出々力によりＦＣＣ９およびＣＲ
Ｍ１２が駆動され、ＣＲＭ１２が切替信号を発生してＥ
ＮＣ３へ与え、特定タイムスロットにより送信すると共
に、ＦＣＣ９が相手局側の周波数切替動作に応じた一定
の待機時間の後にＴＸ４およびＲＸ７の各無線搬送波周
波数を他へ切替える。したがって、干渉波の妨害を受け
ない新たな送受信周波数が相手局と共に設定され、良好
な通信状態が回復する。
信状況が劣化すれば、ＢＥＲが設定されたスレシホール
ドレベルより低下し、これがＲＳＭ１１により検出され
るものとなり、この検出々力によりＦＣＣ９およびＣＲ
Ｍ１２が駆動され、ＣＲＭ１２が切替信号を発生してＥ
ＮＣ３へ与え、特定タイムスロットにより送信すると共
に、ＦＣＣ９が相手局側の周波数切替動作に応じた一定
の待機時間の後にＴＸ４およびＲＸ７の各無線搬送波周
波数を他へ切替える。したがって、干渉波の妨害を受け
ない新たな送受信周波数が相手局と共に設定され、良好
な通信状態が回復する。
【０００９】
【発明の効果】以上の説明により明かなとおり、切替信
号の受信または受信状況の劣化に応じ、送信機および受
信機の送受信周波数を自動的に切替えるものとしたこと
により、干渉波の妨害を自動的に回避し良好な無干渉通
信状態を維持することができるため、特に遠隔地へ分散
して配置された無線通信システムにおいて顕著な効果が
得られる。
号の受信または受信状況の劣化に応じ、送信機および受
信機の送受信周波数を自動的に切替えるものとしたこと
により、干渉波の妨害を自動的に回避し良好な無干渉通
信状態を維持することができるため、特に遠隔地へ分散
して配置された無線通信システムにおいて顕著な効果が
得られる。
【図１】本発明の実施例を示すブロック図である。
【図２】従来例のブロック図である。
３ 符号器 ４ 送信機 ６ アンテナ ７ 受信機 ８ 復号器 ９ 周波数切替制御回路 １０ 搬送波周波数切替要求信号検出回路 １１ ＢＥＲ測定回路 １２ 搬送波周波数切替要求信号多重回路
Claims (1)
- 【請求項１】 複数のタイムスロットによりフレームを
構成し、前記各タイムスロットへ複数のチャネルを割当
て時分割多重化した信号を送信機および受信機を介して
送受信する無線通信方式において、前記送信機および受
信機の無線搬送波周波数を切替える周波数切替手段と、
前記各タイムスロット中の所定タイムスロットにより送
られて来る搬送波周波数切替要求信号を検出し前記周波
数切替手段を駆動する搬送波周波数切替要求信号検出手
段と、搬送波周波数切替要求信号を発生し前記各タイム
スロット中の特定タイムスロットにより送信する搬送波
周波数切替要求信号発生手段と、前記受信機の受信状況
劣化を検出し前記周波数切替手段および搬送波周波数切
替要求信号発生手段を駆動する受信状況測定手段とを設
けたことを特徴とする無干渉通信方式。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP4260640A JPH0685794A (ja) | 1992-09-04 | 1992-09-04 | 無干渉通信方式 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP4260640A JPH0685794A (ja) | 1992-09-04 | 1992-09-04 | 無干渉通信方式 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0685794A true JPH0685794A (ja) | 1994-03-25 |
Family
ID=17350733
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP4260640A Pending JPH0685794A (ja) | 1992-09-04 | 1992-09-04 | 無干渉通信方式 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0685794A (ja) |
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| KR101367107B1 (ko) * | 2013-08-27 | 2014-02-27 | 류재은 | 빵 절단장치 |
| US9277479B2 (en) | 2011-07-27 | 2016-03-01 | Fujitsu Limited | Wireless communication system and wireless communication apparatus |
-
1992
- 1992-09-04 JP JP4260640A patent/JPH0685794A/ja active Pending
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US9277479B2 (en) | 2011-07-27 | 2016-03-01 | Fujitsu Limited | Wireless communication system and wireless communication apparatus |
| KR101367107B1 (ko) * | 2013-08-27 | 2014-02-27 | 류재은 | 빵 절단장치 |
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