JPH0685621B2 - 送電損失最小化方法 - Google Patents

送電損失最小化方法

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JPH0685621B2
JPH0685621B2 JP62152853A JP15285387A JPH0685621B2 JP H0685621 B2 JPH0685621 B2 JP H0685621B2 JP 62152853 A JP62152853 A JP 62152853A JP 15285387 A JP15285387 A JP 15285387A JP H0685621 B2 JPH0685621 B2 JP H0685621B2
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power
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孝夫 小俣
義剛 西脇
守 方
静香 中村
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Toshiba Corp
Hitachi Ltd
Mitsubishi Electric Corp
Tokyo Electric Power Co Holdings Inc
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Toshiba Corp
Tokyo Electric Power Co Inc
Hitachi Ltd
Mitsubishi Electric Corp
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Description

【発明の詳細な説明】 〔発明の技術分野〕 この発明は、電力系統の送電損失を最小とする系統形態
を演算処理装置等を用いて選択する方法に関する。
〔従来技術〕
従来、この種の系統形態の決定方法として第1図に示す
処理によるものがあつた。図において1は初期の系統状
態を与える処理であり、2は直流(DC)フロー法により
潮流計算を行う処理、3は処理2の結果を用い送電損失
の総合値を算出し、記憶されている送電損失の最小値と
比較し、新たに算出した送電損失の総合値が記憶されて
いる送電損失の最小値より小さい場合には、これを送電
損失の最小値を与える総合値として登録するとともに、
送電損失の最小値を与えた系統形態を記憶する処理であ
る。
(L=1,2…、Nlは電力の供給元の数)ある系統状態の
すべてについて送電損失を計算し終つたかの判断する処
理であり、計算し終つた場合(Y)は処理を終了し、未
計算の系統状態がある場合(N)は処理5へ進む。ただ
し、lは負荷、Nlは供給元の数である。5は系統状態を
変更し、送電損失を計算していない新たな系統状態を作
成する処理である。
従来の方法は、以上のように ある各系統状態について潮流計算を行い、送電損失を求
める構成のため、演算量が大きくなる欠点があつた。
〔発明の概要〕
この発明は、上記のような従来のものの欠点を除去する
ためになされたものであり、負荷lに対して電力の供給
元を変更した場合に各ブランチに対する有効電力潮流の
変化量をnl組(nl=NlC2)あらかじめ求めておくととも
に、nl組のそれぞれに対応した各ブランチの抵抗値と各
ブランチの有効電力潮流の2乗との積の総和を求めてお
くことにより、1つの負荷の電力の供給元を変更した場
合に送電損失を減らすために最も効果のある負荷とその
切替先を選出し、当該負荷を当該切替先へ切替えた場合
の有効電力潮流を算出し、つづいて送電損失を減らすこ
とに最も効果があるとする負荷とその切替先を順次選出
しては当該負荷の電力供給元を切替て行くことにより、
送電損失が最小となる運用形態を最小の演算量により求
めることができる送電損失最小化方法を提供することを
目的としている。
〔発明の実施例〕
以下、この発明の一実施例を第2図に示す流れ図に従つ
て説明する。21は初期の系統状態を与えるとともにDCフ
ロー法により有効電力潮流値Pkを算出する処理である。
22は負荷l(l=1〜L)に対し電力の供給元を変更し
た場合の各ブランチに対する有効電力潮流値Pkの変化量
△Pkl,i,jをnl組(nl=NlC2)求めるとともに、nl組の
それぞれに対応した各ブランチの抵抗値Rkと各ブランチ
の有効電力潮流Pkの変化量△Pk,l,i,jの2乗との積の総
を求める処理である。23は各ブランチの抵抗値、求めら
れている有効電力潮流値Pk及び処理22までに求められて
いる諸量を用いて、1つの負荷のみの電力供給元を切替
えた場合の送電損失の変化量(△Pk,l,i,j)を最も送電
損失Jが小さくなる負荷及び切替先について求める下記
(2)式の処理である。24は処理23で求めた送電損失J
の変化量Jl,i,jの正負を判定する処理であり、正の場合
(Y)はこれ以上送電損失Jを減らすことはできないと
判断し、一連の処理を終了し、負の場合(N)は処理25
へ移行する。25は処理23で選択された負荷を同じく処理
23で選択された電力供給元jへ切替た場合、求めた有効
電力潮流値Pkと処理22で求めた変化量△Pk,l,i,jとを用
い、新しい有効電力潮流値P′kを下記(3)式により
算出し、処理23に戻る処理である。
本発明においては、送電損失Jはブランチk(k=1〜
K)に関する抵抗値Rk及び有効電力潮流値Pkを用いて次
式のごとく近似される。
この場合、ブランチkの有効電力潮流値Pkに△Pkの変化
があると、送電損失Jの変化量△Jは次式により示され
る。
従つて、処理22において、負荷lの電力供給元をiより
j(i≠j,i=1〜Nl,j=1〜Nl)に切替た場合、ブラ
ンチkにおける有効電力潮流値Pkの変化量△Pk,l,i,j及
び総和 を求める。処理23において、負荷lの電力供給元をiよ
りjに切替た場合、送電損失Jの変化量△Jl,i,jは
(2)式を用いて算出され、処理23,25を反復すること
により、最小の変化量△Jl,i,jを与えるl,jが処理23で
選択される。処理25においては、処理23で選択された負
荷lを電力供給元jへ切替ることに伴う新しい有効電力
潮流P′kを(3)式より求める。
P′k=Pk+△Pk,l,i,j ……(3) なお、変化量△Pk,l,i,jを処理22で求めるためには、 の潮流計算を必要とする(△Pk,l,i,j=−△Pk,l,i,iで
あるため、これらは1回と数える。)が、Nlは2程度の
場合が多いので、Nl=2とすると、 はLとなる。これに要する演算量は、従来の潮流計算の
回数 (Nl=2とすると2L)と比較すると、大幅に少ない演算
量である。
〔発明の効果〕
以上のように、この発明によれば、多くの演算量を必要
とする潮流計算の回数が大幅に減少するので、少ない演
算量で送電損失最小の系統構成を決定できる効果があ
る。
【図面の簡単な説明】
第1図は従来の送電損失最小化方法の処理フローを示す
流れ図、第2図はこの発明の一実施例による送電損失最
小化方法の処理フローを示す流れ図である。 1〜5,21〜25……処理。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 小俣 孝夫 東京都千代田区内幸町1丁目1番3号 東 京電力株式会社技術開発本部開発研究所総 合自動化研究室内 (72)発明者 西脇 義剛 東京都府中市東芝町1番地 株式会社東芝 府中工場内 (72)発明者 方 守 茨城県日立市大みか町5丁目2番1号 株 式会社日立製作所大みか工場内 (72)発明者 中村 静香 兵庫県神戸市兵庫区和田崎町1丁目1番2 号 三菱電機株式会社制御製作所内

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】電力系統における各電力設備の抵抗値と直
    流フロー法により得た上記電力系統の有効電力値の2乗
    との積の総和から上記電力系統の送電損失を近似的に求
    め、上記電力系統の各種接続状態における送電損失の大
    きさを互に比較し、最小の送電損失の系統運用形態を定
    める送電損失最小化方法において、複数の電力の供給元
    より任意に選択される負荷の数をL、かつその中の特定
    の負荷l(l=1〜L)に関する電力の供給元の数をNl
    とし、上記負荷lに対する電力の供給元を変更した場合
    に各ブランチにおける有効電力潮流の変化量をnl組(nl
    NlC2)についてあらかじめ求め、nl組のそれぞれに対
    応した各ブランチの抵抗値と各ブランチの有効電力潮流
    の変化量の2乗との積の総和を求め、1つの負荷に対す
    る電力の供給元を変更した場合に送電送損を減らすこと
    に最も効果があるとする負荷とその切替先を選出し、か
    つ当該負荷を当該切替先へ切替た場合の有効電力潮流を
    算出する処理を、切替先を順次選出しては当該負荷の電
    力供給元を切替えて反復実行することにより送電損失を
    最小にする運用形態を選択することを特徴とする送電損
    失最小化方法。
JP62152853A 1987-06-19 1987-06-19 送電損失最小化方法 Expired - Lifetime JPH0685621B2 (ja)

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JPS63316637A JPS63316637A (ja) 1988-12-23
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2644371B2 (ja) * 1990-11-30 1997-08-25 株式会社東芝 電力系統制御装置
JP5395367B2 (ja) * 2008-05-20 2014-01-22 株式会社東芝 最小送電損失系統構成の決定装置、方法及びプログラム

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JPS63316637A (ja) 1988-12-23

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