JPH0685447A - 電子部品の搭載接続方法および装置 - Google Patents

電子部品の搭載接続方法および装置

Info

Publication number
JPH0685447A
JPH0685447A JP23815992A JP23815992A JPH0685447A JP H0685447 A JPH0685447 A JP H0685447A JP 23815992 A JP23815992 A JP 23815992A JP 23815992 A JP23815992 A JP 23815992A JP H0685447 A JPH0685447 A JP H0685447A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
component
electronic component
heater
electronic
mounting
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP23815992A
Other languages
English (en)
Inventor
Teru Fujii
輝 藤井
Michiharu Honda
美智晴 本田
Tatsuya Araya
達弥 新家
Shigeshi Yoshinaga
重志 吉永
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Hitachi Ltd
Original Assignee
Hitachi Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Hitachi Ltd filed Critical Hitachi Ltd
Priority to JP23815992A priority Critical patent/JPH0685447A/ja
Publication of JPH0685447A publication Critical patent/JPH0685447A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Container, Conveyance, Adherence, Positioning, Of Wafer (AREA)
  • Manipulator (AREA)
  • Electric Connection Of Electric Components To Printed Circuits (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 多ピン狭ピッチの電子部品を部品ずれを防止
して精度良く基板に搭載し、半田付けし、またリペア部
品の交換を容易化する。 【構成】 部品センタリング装置200のモータ29に
より圧力センサ28a,28bを備えた部品押さえ27a,
27bをX軸方向に駆動して部品1を押し付け、また挾
持してその位置合わせを行なう。Y軸方向も同様であ
る。この位置合わせにおいて吸着ノズル11が基板座標
に関連付けられる。次いで吸着ノズル11により部品1
を基板上に搬送し、ヒータチップ14によりリ−ド部を
半田パタ−ンに軽く押し当て半田を溶解したのちリ−ド
部を所定量押し下げて半田付けする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、LSI等の表面実装型
多ピン狭ピッチ電子部品の搭載接続方法と装置に関す
る。
【0002】
【従来の技術】従来からLSI等の表面実装型電子部品
は搭載機により基板に搭載し、搭載した部品をリフロー
装置により一括してはんだ接続するようにしていた。従
来、QFP(Quad Flat Package)やTAB(Tape Autom
ated Bonding)の電子部品は0.5mmピッチが主流で
あったが、400ピン、0.3mmピッチ〜600ピ
ン、0.2mmピッチレベルに多ピン狭ピッチ化される
傾向にあり、従来の装置では0.3mmピッチ以下には
対応できず、装置メーカは対応に追われ多くのの問題を
抱えている。
【0003】上記問題の第1は、上記一括リフロー時の
部品の位置ずれである。第2の問題は、リペア用部品を
手作業により個別に搭載・接続する点であり、とくに
0.3mmピッチ以下の部品は手作業によるはんだ付け
が極めて困難ということである。
【0004】特開平3−184668号公報の「レーザ
半田付装置」にはレーザにより半田を予熱および加熱し
て狭ピッチの接続を行なうことが開示されているもの
の、部品搭載後の基板を搬送移設する際に部品が位置ず
れし、また、半田付けする部品の熱容量の相違や半田供
給量のバラツキ等により温度制御が難しいうえ、レーザ
照射により多層基板が損傷を蒙る等の問題があった。
【0005】また、特開平3−214699号公報の
「電子部品の装着方法」、および特開平3−22080
0号公報の「電子部品実装装置」には、部品搭載時の位
置決め計測方法が開示されているもののはんだ接続機能
については言及されていない。また、特開平3−268
499号公報の「部品センタリング装置」には、部品を
4方向からバネを介してセンタリングする方法が開示さ
れているが、バネ力の差や移動タイミングのバラツキな
どにより精密な部品センタリングが困難という問題があ
った。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】上記従来装置では、基
板に部品を搭載した後、別装置で一括リフローによりは
んだ接続を行なうので、基板上の部品が位置ずれを起こ
す場合があり、とくに狭ピッチの部品では正確、確実に
半田付けすることが困難という問題があった。また、リ
ペアのため、故障した部品を取り外して交換、半田付け
することがとくに困難であった。
【0007】このため、部品の搭載すると同時に、部品
リードの平坦度バラツキや部分的なリード浮きを押え
て、接合部分を加圧しながら加熱する方法が検討されて
いる。しかし、部品のリード接続部の寸法が部品の寸法
公差と近接しているため、部品を正確に位置決めしたつ
もりでも、リード接続部の位置がずれるという問題があ
った。また、リード接続部位置を正確に計測することも
困難であった。本発明の目的は、部品のリード接続部を
正確に位置決めし確実に半田付けすることができ、さら
に、リペアの際の部品交換と再半田付けを容易にする電
子部品の搭載接続方法および装置を提供することにあ
る。
【0008】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
に、部品センタリング装置とヘッド先端部とを設け、部
品センタリング装置の四つの部品押え手段をハンドリン
グ用座標の原点に向かって直行2軸方向に対称的に開閉
し、または、直行2軸方向にそれぞれ独立に開閉するよ
うにして、電子部品の位置合わせを行なう。さらに、上
記四つの部品押え手段の先端にそれぞれ圧力センサを取
り付け、各圧力センサの出力により上記四つの部品押え
手段の加圧力を制御するようにする。
【0009】さらに、上記ヘッド先端部に上下に移動可
能な電子部品の吸着ノズルと、ヒ−タブロックに連結可
能なヒ−タチップを設け、上記吸着ノズルにより上記部
品センタリング装置上の電子部品を吸着して配線基板上
の所定の接続パタ−ン上に搬送、載置し、上記ヒ−タチ
ップを電子部品のリ−ドに押し当てて半田接続を行なう
ようにする。さらに、上記ヒ−タチップに圧力検出手段
と、ヒ−タチップの移動手段と、ヒ−タチップの加熱制
御手段と接続し、ヒ−タチップの圧力検出手段によりヒ
−タチップの電子部品のリ−ド接触を検知してヒ−タチ
ップの下降を停止し、配線基板の接続パタ−ン上の半田
を加熱して溶解させた後、上記ヒ−タチップを所定幅押
し下げるようにする。
【0010】さらに、上記ヘッド先端部に上記ヒ−タチ
ップをヒ−タブロックに着脱する手段と、上記ヒ−タチ
ップ先端部に冷却風を送風する手段とを設け、上記配線
基板の半田溶解後、上記ヒ−タブロックをヒ−タチップ
から切り離して冷却風を送風するようにする。また、上
記ヒータチップのそれぞれの温度を検出する手段を備え
て各ヒータチップの温度を別個に制御するようにする。
また、上記部品押え手段により位置合わせした電子部品
を上記ヘッド先端部の吸着ノズルにより吸着して持ち上
げた状態で上記電子部品のリ−ドの配列、形状を検査す
るようにする。
【0011】さらに、配線基板の接続パターン計測手段
を設けて電子部品搭載位置中心と直交座標を算出し、部
品センタリング装置のハンドリング用座標と整合するよ
うにする。また、上記四つの部品押え手段の各圧力セン
サをリ−ドを備えた電子部品のパッケ−ジの端部、また
は、電子部品のリ−ドの端部に押し当てて位置合わせす
るようにする。
【0012】
【作用】上記四つの部品押え手段の開閉動作により、電
子部品の中心が部品センタリング装置のハンドリング用
座標原点に位置合わせされる。また、上記部品押え手段
の圧力センサにより上記位置合わせ時の電子部品の押圧
力が適正に制御される。また、上記電子部品の位置合わ
せは、各部品押え手段の圧力センサ端を電子部品のパッ
ケ−ジの端部、または、電子部品のリ−ドの端部に押し
当てて行なわれる。
【0013】また、上記ヘッド先端部の吸着ノズルは電
子部品を吸着して配線基板上の所定の接続パタ−ン上に
搬送し、上記ヒ−タチップは電子部品のリ−ドを接続パ
タ−ンに押し当てて加熱し半田接続を行なう。また、上
記半田接続に際して、上記ヒ−タチップの圧力検出手段
はヒ−タチップの電子部品のリ−ド接触を検知し、これ
に応じてヒ−タチップの下降を停止して半田を加熱して
溶解させ、半田の溶解後、ヒ−タチップを所定幅押し下
げる。次いで、上記ヒ−タブロックをヒ−タチップから
切り離して冷却風を送風し、半田を冷却する。
【0014】また、上記各ヒータチップの温度は、電子
部品の4辺のリ−ド数、形状等に応じてそれぞれの温度
検出手段により別個に制御される。また、上記位置合わ
せ済みの電子部品はヘッド先端部の吸着ノズルにより吸
着して持ち上げられた状態でそのリ−ドの配列、形状が
検査される。また、配線基板の接続パターン計測手段
は、配線基板上の電子部品搭載位置中心と直交座標を算
出してこれを部品センタリング装置のハンドリング用座
標に整合させる。
【0015】
【実施例】従来装置においては、基板上に部品類をそれ
ぞれの指定位置に仮装着してから基板を半田リフロ−炉
に搬送して全部品を一括して半田付けするようにしてい
た。なお、上記仮装着においては各部品は半田ペ−スト
により基板上に仮固定されていた。しかし、部品の接続
ピッチが狭くなると、基板上の部品の位置ずれが問題に
なってくる。
【0016】そこで本発明では、部品センタリング装置
により部品の接続ピンの位置を正確に計測して基準座標
に位置合わせしたのち、基板上に搬送して所定位置に部
品を置くと同時にその場で半田付けするようにする。な
お、部品の接続ピンを部品センタリング装置上でチェッ
クし、異常部品はその場で除くようにする。また、上記
位置決め後の部品を例えば数値制御により部品センタリ
ング装置から基板搭載装置へ正確に搬送し、さらに基板
上の認識マ−クを用いて再チェックして搬送による位置
ずれを防止するようにする。
【0017】図1は本発明による部品の装着接続装置の
側面図である。部品の装着接続装置はヘッド先端部10
0と部品センタリング装置200より構成され、部品セ
ンタリング装置200上に仮置きされた部品を部品押え
27により挾持してX軸およびY軸駆動系により位置合
わせする。なお、上記部品としてQFP1を対象として
以下の説明を行なう。この位置合わせにより、部品セン
タリング装置200の座標系(B座標)の原点とヘッド
先端部100の部品吸着ノズル11の中心と部品中心が
一致される。
【0018】次いで、吸着ノズル11によりQFP1を
吸着して持ち上げ、θ方向(回転)の位置ずれを補正
し、さらに、QFP1のピンチェックを行なった後、基
板搭載装置に搬送してヘッド先端部100の加熱手段に
より基板の所定位置に半田付けする。なお図1において
は、θ方向(回転)の位置ずれ補正手段や、基板搬送手
段、基板搭載装置等は省略されている。
【0019】以下、上記本発明の電子部品の搭載接続装
置に付いて順次、詳しく説明する。図2は部品センタリ
ング装置200の架台21上に仮置したQFP1のセン
タリング状態を示す側面図、図3は同上面図である。図
3に示すように、QFP1はXとY方向の2軸のモータ
29および37により駆動される部品押え27a,27
bと同35a,35bにより4辺を挟持されて位置合わ
せされる。
【0020】架台21の部品搭載面はB座標系を構成
し、その中心とヘッド先端部100のノズル11中心
と、ヒータチップ14の中心とが一致するように構成さ
れている。X軸駆動系23はモータ29によりボールね
じ24を回転してボールねじ用ナット26a,26bを
介して部品押え27a,27bを対称に移動してQFP
1の両側面を挟持する。
【0021】また、部品押え27a,27bの先端には
圧力センサ28a,28bを取り付け、QFP1の挟持
力を検出してモータ29を制御し、QFP1に過度の挟
持力が作用するのを防止するようにする。Y軸に関して
も同様である。なお、上記QFP1の挟持は1軸毎に行
い、X軸とY軸の干渉を防ぐようにする。なお、圧力セ
ンサ28a,28b,36a,36bが架台21の座標
原点で軸毎に突き合うように部品押え27a,27bと
35a,35b等の移動量,移動速度,移動ピッチ等を
等しく精密に設定する。
【0022】次いで図4に示すように、ヘッド先端部1
00を下降して吸着ノズル11によりQFP1を上記B
座標の原点位置で吸着し、部品押え27a,27bと3
5a,35bを後退してヘッド先端部100を上昇し、
図では省略してあるリード検査装置に搬送してQFP1
のリード2の浮き、ピッチずれ等をチェックする。次い
で図5に示すように、このリード検査に合格したQFP
1は基板搭載装置基板5の接続パタ−ン上に搬送され、
所定位置に位置決めされる。この基板5上の座標をA座
標と呼ぶ。
【0023】図6は上記基板上に搬送されたQFP1の
斜視図、図7は基板上の接続パッドのパタ−ン図であ
る。図では省略されているCCDカメラにより基板上の
4箇所の認識マーク4を認識してこのA座標における位
置合わせの中心点Oと直交座標を決定し、A座標とB座
標が一致合体するようにしてQFP1のX,Y,θと3
方向の精密な位置決めを行い各リ−ド2を基板5の対応
する接続パッド3上に搭載する。
【0024】本発明では、上記搭載後に生じる狭ピッチ
のリード2と接続パッド3間の位置ずれを避けるため、
搭載と同時にその場ではんだ接続を行うようにする。狭
ピッチになるとリード2が細く、また接続パッド3上の
はんだ層も薄いため、リードの微かな浮きによっても接
続不良が発生するので、リードを加圧しながら加熱して
はんだ接続を行う。
【0025】図8は上記はんだ接続のプロセスを示す側
面図である。図8(a)において、基板5上に吸着ノズ
ル11により搭載され仮固定されているQFP1のリー
ド2上に、ヒータ13により加熱されたヒータブロック
12とこれに接続されたヒータチップ14が一体となっ
て下降し、QFP1の4辺のリード2を同時に加圧して
加熱する。この加圧力と加熱温度と加熱時間は任意に設
定できる。
【0026】しかし、はんだ溶融時に加圧するとリード
2の位置がずれる恐れがあるため、本発明ではヒータチ
ップ14がリード2に接触したところで下降を一時停止
し、所定時間加熱してはんだを溶融した後、ヒータチッ
プ14を微かに下降するようにする。このようにする
と、硬い半田に圧接されて柔らかなリード2が広がった
り、位置ずれを起こすことを防止することができる。上
記ヒータチップ14の一時停止位置は、図8では省略さ
れたヘッド先端部100の熱源から離れた位置に設けた
圧力センサによりヒータチップ14とリード2との接触
を検知して制御する。
【0027】その後の加圧は上記圧力センサで加圧力の
増加を検出して制御したり、基板5面に設けたストッパ
ーにより停止したりする。次いで図8(b)に示すよう
に、ヒータブロック12を切り離して上昇させ、送風管
15a,15bより冷風を吹き付けてはんだ接続部を冷
却、凝固し、同図(c)に示すようにヘッド先端部10
0を上昇する。
【0028】一般に、上記電子部品の4辺のリ−ド数、
形状等は個々に異なるので、各辺の熱容量に応じて対応
するヒータチップの加熱量を別個に制御する必要が生じ
る。このため、ヒータチップの各辺に温度検出手段を設
けてそれぞれの加熱量を別個に制御し、各リ−ド部が均
一に加熱されるようにする。上記のように、本発明では
ヘッド先端部100内に上下方向に移動可能な部品の吸
着ノズル11やヒ−タチップ14等を備え、また、ヘッ
ド先端部100は水平方向に移動可能でもあるので、基
板上のリペア部品のリ−ド部にヒ−タチップ14を当て
て半田を溶解し、吸着ノズル11によりリペア部品を移
動して取り除き、新規部品を同様にして半田付けして基
板のリペア作業を容易に行なうことができる。
【0029】図9は本発明による他の部品センタリング
装置の斜視図である。図9においては、X軸とY軸方向
の各2個のモータ29a,29b,および37a,37
bにより部品押え27a,27bおよび35a、35b
を独立に駆動するようにした点と、センタリング時のQ
FP1の基準位置をリード2の先端とした点が図3と異
なっている。
【0030】このように、QFP1の位置合わせ動作を
4方向に分離することにより、QFP1がセンタリング
用テーブル21上に仮置きされたとき、QFP1の回転
方向のずれ(θのずれ)を各モ−タの制御により補正で
きるので、前記した吸着ノズル11を回転するヘッド先
端部100内の制御機構を省略することができる。
【0031】すなわち、テーブル21上に置かれたQF
P1の回転位置がずれている場合には、例えば部品押え
27aのみを前進してQFP1を押すと、QFP1の他
の側は拘束されていないので押される過程でQFP1は
正しい位置方向に回転する。したがってその後、部品押
え27a,27bおよび35a、35bを図3の場合と
同様に前進させればQFP1の回転位置ずれを補正する
ことができる。なお、回転ずれの補正はCCDカメラ等
で確認することができる。
【0032】上記各実施例においては、図2に示したよ
うにQFP1のパッケ−ジの側面を各部品押えにより挾
持するようにしていた。しかし、パッケ−ジには例えば
樹脂モ−ルドによる寸法誤差が伴うため、とくにピンピ
ッチが狭間隔になるとパッケ−ジを正しく位置合わせし
てもピン位置に誤差が生じる恐れがある。図10はこの
ようなピン位置誤差を除去するための本発明実施例の側
面図である。
【0033】図10においては各部品押さえ27a,2
7b,35a,35bの先端部の圧力センサ28a,2
8b,36a,36bによりQFP1のリ−ド2を挾持
するようにする。圧力センサはリード2を変形しない程
度の押付力でQFP1のセンタリングを行ない、吸着穴
38によりQFP1を吸着固定する。次いで、部品押え
27a,27b,35a,35bを後退して部品吸着ノ
ズル11によりQFP1を基板上に搬送する。
【0034】
【発明の効果】本発明では、部品を基板上に正しく位置
決めすると同時に迅速に半田付けするので、従来装置に
おける仮止め部品を搭載した基板を半田リフロ−装置に
搬送する必要がなくなり、搬送過程で生じる部品の位置
ずれを防止することができる。さらに、圧力センサによ
り部品の挾持力や押し圧力を適正に制御できるので、部
品を変形させたり、破損することなく部品のX、Y方向
位置や回転位置を合わせることができる。さらに、圧力
センサにより部品のリ−ド端の押し圧力を適正に制御し
て位置合わせするので、リ−ドを変形させることなくリ
−ドの先端部を基板の半田付けパタ−ン部に正確に位置
合わせすることができる。また、基板上のリペア部品を
自動的に容易に取り外して交換することができる。以上
により、多ピン狭ピッチ部品の搭載・接続を容易化し、
部品接続の信頼性と作業の歩留りを向上する電子部品の
搭載接続装置を提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明による電子部品の搭載接続装置のヘッド
先端部と部品センタリング装置実施例の側面図である。
【図2】図1における部品センタリング装置の部品挾持
状態を示す側面図である。
【図3】図1における部品センタリング装置の上面図で
ある。
【図4】図1におけるヘッド先端部の部品吸着状態を示
す側面図である。
【図5】本発明のヘッド先端部が吸着した部品を基板上
に載置する状態を示す側面図である。
【図6】本発明における部品と基板の接続パタ−ンを示
す斜視図である。
【図7】基板の接続パタ−ンの一例を示す図である。
【図8】本発明における部品の基板半田付け過程を示す
側面図である。
【図9】本発明による他の部品センタリング装置実施例
の斜視図である。
【図10】本発明部品センタリング装置による他の部品
挾持状態を示す側面図である。
【符号の説明】
1…QFP(Quad Flat Package)、2…リード,3…
接続パターン,4…認識マーク,5…基板、11…吸着
ノズル,12…ヒータブロック,13…ヒータ,14…
ヒータチップ、15a,15b…送風管,21…架台,2
2…台座,23…X軸駆動系、24、32…ボールね
じ,25、33…ガイド,26a,26b、34a、34b
…ボールねじ用ナット、27a、27b、35a、35b…
部品押え,28a、28b、36a、36b…圧力センサ,
29…モータ、31…Y軸駆動系,37…モータ。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 吉永 重志 愛知県尾張旭市晴丘町池上1番地 株式会 社日立製作所旭工場内

Claims (11)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 電子部品の搭載接続装置において、電子
    部品の位置合わせを行なう部品センタリング装置と、位
    置合わせされた電子部品を配線基板上に搬送するヘッド
    先端部とを設け、部品センタリング装置はハンドリング
    用座標の原点に向かって直行2軸方向に対称的に開閉す
    る四つの部品押え手段を備えるようにしたことを特徴と
    する電子部品の搭載接続装置。
  2. 【請求項2】 電子部品の搭載接続装置において、電子
    部品の位置合わせを行なう部品センタリング装置と、位
    置合わせされた電子部品を配線基板上に搬送するヘッド
    先端部とを設け、部品センタリング装置はハンドリング
    用座標の原点に向かって直行2軸方向にそれぞれ独立に
    開閉する四つの部品押え手段を備えるようにしたことを
    特徴とする電子部品の搭載接続装置。
  3. 【請求項3】 請求項1または2において、上記部品セ
    ンタリング装置の四つの部品押え手段の先端にそれぞれ
    圧力センサと、上記各圧力センサの出力により上記四つ
    の部品押え手段の加圧力を制御する手段を設けたことを
    特徴とする電子部品の搭載接続装置。
  4. 【請求項4】 請求項1ないし3のいずれかにおいて、
    上記ヘッド先端部は上下に移動可能な電子部品の吸着ノ
    ズルと、ヒ−タブロックに連結可能なヒ−タチップを備
    え、上記吸着ノズルにより上記部品センタリング装置上
    の電子部品を吸着して配線基板上の所定の接続パタ−ン
    上に搬送、載置し、上記ヒ−タチップを電子部品のリ−
    ドに押し当てて半田接続を行なうようにしたことを特徴
    とする電子部品の搭載接続装置。
  5. 【請求項5】 請求項4において、上記ヘッド先端部は
    少なくともヒ−タチップの圧力検出手段と、ヒ−タチッ
    プの移動手段と、ヒ−タチップの加熱制御手段とを備
    え、上記ヒ−タチップの圧力検出手段により上記ヒ−タ
    チップの電子部品のリ−ド接触を検知して上記ヒ−タチ
    ップの下降を停止し、配線基板の接続パタ−ン上の半田
    を加熱して溶解させた後、上記ヒ−タチップを所定幅押
    し下げるようにしたことを特徴とする電子部品の搭載接
    続装置。
  6. 【請求項6】 請求項5において、上記ヘッド先端部は
    さらに上記ヒ−タチップをヒ−タブロックに着脱する手
    段と、上記ヒ−タチップ先端部に冷却風を送風する手段
    とを備え、上記ヒ−タチップによる配線基板の接続パタ
    −ン上の半田溶解後、上記ヒ−タブロックをヒ−タチッ
    プから切り離して上記冷却風を送風するようにしたこと
    を特徴とする電子部品の搭載接続装置。
  7. 【請求項7】 請求項4ないし6のいずれかにおいて、
    上記ヒータチップのそれぞれの温度を検出する手段を備
    えて各ヒータチップの温度を別個に制御するようにした
    ことを特徴とする電子部品の搭載接続装置。
  8. 【請求項8】 請求項1ないし7のいずれかにおいて、
    上記部品押え手段により位置合わせした電子部品を上記
    ヘッド先端部の吸着ノズルにより吸着して持ち上げた状
    態で上記電子部品のリ−ドの配列、形状を検査する手段
    を備えたことを特徴とする電子部品の搭載接続装置。
  9. 【請求項9】 請求項1ないし8のいずれかにおいて、
    上記配線基板の接続パターンを計測する手段を備え、こ
    れにより搭載する電子部品の中心位置と直交座標を算出
    して、これを上記部品センタリング装置のハンドリング
    用座標と整合するようにしたことを特徴とする電子部品
    の搭載接続装置。
  10. 【請求項10】 請求項3に記載の電子部品の搭載接続
    装置を用いる電子部品の搭載接続方法において、上記四
    つの部品押え手段の各圧力センサをリ−ドを備えた電子
    部品のパッケ−ジの端部に押し当てて電子部品の位置合
    わせを行なうようにしたことを特徴とする電子部品の搭
    載接続方法。
  11. 【請求項11】 請求項3に記載の電子部品の搭載接続
    装置を用いる電子部品の搭載接続方法において、上記四
    つの部品押え手段の各圧力センサを電子部品のリ−ドの
    端部に押し当てて電子部品の位置合わせを行なうように
    したことを特徴とする電子部品の搭載接続方法。
JP23815992A 1992-09-07 1992-09-07 電子部品の搭載接続方法および装置 Pending JPH0685447A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP23815992A JPH0685447A (ja) 1992-09-07 1992-09-07 電子部品の搭載接続方法および装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP23815992A JPH0685447A (ja) 1992-09-07 1992-09-07 電子部品の搭載接続方法および装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH0685447A true JPH0685447A (ja) 1994-03-25

Family

ID=17026068

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP23815992A Pending JPH0685447A (ja) 1992-09-07 1992-09-07 電子部品の搭載接続方法および装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH0685447A (ja)

Cited By (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH1146095A (ja) * 1997-07-28 1999-02-16 Matsushita Electric Ind Co Ltd 電子部品装着装置および装着方法
CN104992918A (zh) * 2015-05-08 2015-10-21 江苏艾科瑞思封装自动化设备有限公司 装片机自动校准方法及系统
CN108861476A (zh) * 2018-07-19 2018-11-23 广州明森科技股份有限公司 一种芯片旋转定位装置
CN108946135A (zh) * 2018-06-14 2018-12-07 广州明森科技股份有限公司 一种旋转式芯片吸取装置
CN113488404A (zh) * 2021-05-30 2021-10-08 周洪 一种硅片激光退火定位设备及其使用方法

Cited By (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH1146095A (ja) * 1997-07-28 1999-02-16 Matsushita Electric Ind Co Ltd 電子部品装着装置および装着方法
CN104992918A (zh) * 2015-05-08 2015-10-21 江苏艾科瑞思封装自动化设备有限公司 装片机自动校准方法及系统
CN108946135A (zh) * 2018-06-14 2018-12-07 广州明森科技股份有限公司 一种旋转式芯片吸取装置
CN108946135B (zh) * 2018-06-14 2024-02-09 广州明森科技股份有限公司 一种旋转式芯片吸取装置
CN108861476A (zh) * 2018-07-19 2018-11-23 广州明森科技股份有限公司 一种芯片旋转定位装置
CN113488404A (zh) * 2021-05-30 2021-10-08 周洪 一种硅片激光退火定位设备及其使用方法

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP6518709B2 (ja) 実装装置
TWI483340B (zh) 組件對準方法及裝置
KR101260429B1 (ko) 전자 부품 실장 시스템, 전자 부품 탑재 장치 및 전자 부품실장 방법
JPH06188282A (ja) 自動ワイヤーボンディング機用の位置合せワークホルダー及びリードフレームの各ボンディング部位を予備位置決めする方法
JPH07303000A (ja) Ic部品実装方法及び装置
WO2005107354A1 (ja) プリント基板支持装置
KR20080103023A (ko) 전자 부품 실장 시스템 및 전자 부품 실장 방법
KR20120080537A (ko) 부품 실장 시스템 및 부품 실장 방법
JP2017213792A (ja) 印刷装置および半田管理システム
WO2015136662A1 (ja) 実装ずれ修正装置および部品実装システム
WO2020008761A1 (ja) スクリーン印刷装置およびスクリーン印刷方法
JPS63193595A (ja) プリント基板組立体のはんだ付方法および装置
WO2018193773A1 (ja) スクリーン印刷装置およびスクリーン印刷方法
JP6694778B2 (ja) スクリーン印刷装置
US20010046723A1 (en) Assembly process
JPH0685447A (ja) 電子部品の搭載接続方法および装置
US11665875B2 (en) Substrate work machine
JP2004111424A (ja) 部品実装装置及び部品実装方法
JP4363093B2 (ja) スクリーン印刷機
JP3899867B2 (ja) 電子部品実装装置および電子部品実装方法
CN115362762A (zh) 安装基板制造装置及安装基板制造方法
JP2572380B2 (ja) Lsi検査ハンドリングシステム
JP3886850B2 (ja) アライメント・マーク位置検出方法
JPH0758495A (ja) 電子部品装着装置および電子部品装着位置補正方法
US20190297759A1 (en) Substrate work machine