JPH068543Y2 - 大小丸棒材の兼用傷見検査台 - Google Patents
大小丸棒材の兼用傷見検査台Info
- Publication number
- JPH068543Y2 JPH068543Y2 JP4082386U JP4082386U JPH068543Y2 JP H068543 Y2 JPH068543 Y2 JP H068543Y2 JP 4082386 U JP4082386 U JP 4082386U JP 4082386 U JP4082386 U JP 4082386U JP H068543 Y2 JPH068543 Y2 JP H068543Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- swing arm
- inspection
- round bar
- arm
- auxiliary
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
Links
Landscapes
- Investigating Materials By The Use Of Optical Means Adapted For Particular Applications (AREA)
- Investigating Or Analysing Materials By Optical Means (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】 （産業上の利用分野） 本考案は棒鋼圧延工場などで行われる丸棒鋼等の傷見検
査台、特に大径と小径の兼用傷見検査台に関する。
査台、特に大径と小径の兼用傷見検査台に関する。
（従来の技術） 丸棒鋼等の目視による傷見検査は、大径重量材について
は所定の位置でローラー上でゆっくり回転させながら行
い、小径の場合はテーブル上で作業者が手で転がし乍ら
行うのが効率的で一般に行われている。小径の場合、特
に磁気探傷などで傷が着色され見易くなっている場合な
どは、２〜３本同時に検査しても傷を見落とすことはな
いので行われることも多い。
は所定の位置でローラー上でゆっくり回転させながら行
い、小径の場合はテーブル上で作業者が手で転がし乍ら
行うのが効率的で一般に行われている。小径の場合、特
に磁気探傷などで傷が着色され見易くなっている場合な
どは、２〜３本同時に検査しても傷を見落とすことはな
いので行われることも多い。
従来、大径材と小径材は上記したように取扱いが異るの
で、検査台は別になっているのが普通である。
で、検査台は別になっているのが普通である。
（解決すべき問題点） しかるに、工場によっては、製品サイズと場所と設置コ
ストの兼ね合いで、大小兼用の検査台が望まれる場合が
ある。従来このような所望を満たす検査台はなかった。
ストの兼ね合いで、大小兼用の検査台が望まれる場合が
ある。従来このような所望を満たす検査台はなかった。
（問題点の解決手段） 本考案は上記問題点を解決する為になされたもので、そ
の要旨は、ラインシャフト（９）に適切間隔をあけて配
備した駆動ローラー（５）と、同じくラインシャフト
（９）に適切間隔をあけて配備したスイングアーム
（２）と、スイングアームを水平方向に維持し、且つ、
丸棒材の搬出時には下方へ傾斜させる駆動装置（１
１）、および水平時のスイングアームの前方に配備した
材料搬入装置と、スイングアームが下方傾動状態でその
前方に配備した搬出装置とからなり、前記スイングアー
ムは水平方向維持状態の時、その前方上縁（２２）が前
記駆動ローラー（５）のトップよりも高く、且つ、駆動
ローラー側へゆるい傾斜面をなしており、スイングアー
ムの上縁基部側には凹部（２３）を形成すると共に、そ
の側面に補助ローラー（６）を、前記駆動ローラーに平
行させて付設し、もって両ローラー間に丸棒材（Ｗ）を
乗せて、回転させて検査しうるようになし、且つ、検査
終了後はスイングアームを下方へ傾動させて材料を搬出
装置に転出させるようになした丸棒材目視検査台におい
て、前記スイングアームの補助ローラーがついていない
方の側面の中間位置に小径丸棒材を載置するための補助
アーム（７）の基部を回転自由に付設し、且つ、補助ア
ームがスイングアームの傾斜面を延長して２個のローラ
ーの上方をカバーし得るように補助アーム用のアームレ
スト（８１）を付設したことを特徴とする大小丸棒材の
兼用傷見検査台である。
の要旨は、ラインシャフト（９）に適切間隔をあけて配
備した駆動ローラー（５）と、同じくラインシャフト
（９）に適切間隔をあけて配備したスイングアーム
（２）と、スイングアームを水平方向に維持し、且つ、
丸棒材の搬出時には下方へ傾斜させる駆動装置（１
１）、および水平時のスイングアームの前方に配備した
材料搬入装置と、スイングアームが下方傾動状態でその
前方に配備した搬出装置とからなり、前記スイングアー
ムは水平方向維持状態の時、その前方上縁（２２）が前
記駆動ローラー（５）のトップよりも高く、且つ、駆動
ローラー側へゆるい傾斜面をなしており、スイングアー
ムの上縁基部側には凹部（２３）を形成すると共に、そ
の側面に補助ローラー（６）を、前記駆動ローラーに平
行させて付設し、もって両ローラー間に丸棒材（Ｗ）を
乗せて、回転させて検査しうるようになし、且つ、検査
終了後はスイングアームを下方へ傾動させて材料を搬出
装置に転出させるようになした丸棒材目視検査台におい
て、前記スイングアームの補助ローラーがついていない
方の側面の中間位置に小径丸棒材を載置するための補助
アーム（７）の基部を回転自由に付設し、且つ、補助ア
ームがスイングアームの傾斜面を延長して２個のローラ
ーの上方をカバーし得るように補助アーム用のアームレ
スト（８１）を付設したことを特徴とする大小丸棒材の
兼用傷見検査台である。
（作用と実施例） 本考案の実施の１例の側面説明図を第１図と第２図に示
す。第１図は大径丸棒材の検査、第２図は小径丸棒材の
検査時を示す。これらの図において、（１）は材料搬入
装置で本例では横送り用のフックつきチェンコンベアを
用いた。（２）はスイングアームとラインシャフト
（９）の少なくとも２箇所に、その基部を回転自由にと
りつけ、その下縁に設けたブラケット（２４）にリンク
を介してつないだエアシリンダー（１１）を作動させ
て、丸棒材の搬出時には下方へスイングさせ、検査作業
時は水平を維持する。ラインシャフト（９）にはまた別
の２箇所以上に、駆動ローラー（５）をベアリング（１
０）を介して取りつけ補助ローラー（６）との間に大径
丸棒材（Ｗ１）を乗せて回転させるようにしてある。補
助ローラー（６）はスイングアーム（２）の片側、中ほ
どに取り付けたフリーローラーである。スイングアーム
の補助ローラーと反対側には補助アーム（７）をその基
部で回転自由にピン止めしてあり、小径丸棒材（Ｗ２）
の検査に際してはこの補助アーム（７）を手でローラー
側に倒してローラー上にブリッジさせてこの上で検査を
行い、大径丸棒材の時は反対側に倒しておく。
す。第１図は大径丸棒材の検査、第２図は小径丸棒材の
検査時を示す。これらの図において、（１）は材料搬入
装置で本例では横送り用のフックつきチェンコンベアを
用いた。（２）はスイングアームとラインシャフト
（９）の少なくとも２箇所に、その基部を回転自由にと
りつけ、その下縁に設けたブラケット（２４）にリンク
を介してつないだエアシリンダー（１１）を作動させ
て、丸棒材の搬出時には下方へスイングさせ、検査作業
時は水平を維持する。ラインシャフト（９）にはまた別
の２箇所以上に、駆動ローラー（５）をベアリング（１
０）を介して取りつけ補助ローラー（６）との間に大径
丸棒材（Ｗ１）を乗せて回転させるようにしてある。補
助ローラー（６）はスイングアーム（２）の片側、中ほ
どに取り付けたフリーローラーである。スイングアーム
の補助ローラーと反対側には補助アーム（７）をその基
部で回転自由にピン止めしてあり、小径丸棒材（Ｗ２）
の検査に際してはこの補助アーム（７）を手でローラー
側に倒してローラー上にブリッジさせてこの上で検査を
行い、大径丸棒材の時は反対側に倒しておく。
（８１）および（８２）は補助アームのアームレストで
ある。大径、小径いずれの場合も搬出に際してはスイン
グアームを下方へスイングすると、材料はスイングアー
ム上を転がって、搬出装置であるローラーガング（４）
上に落ちる。本実施例では丸棒材が急激に転がり落ちな
いようにスイングアームの先端にストッパー（２１）を
つけ、且つ、固定傾斜スキッド（３）を設けてあるの
で、スイングアームのストッパーに止められた材料は、
スイングアームの下方へのスイングにより固定傾斜スキ
ッド（３）の下部に移載されて、小さい落差で搬出ロー
ラー（４）上に転がり落ちる。
ある。大径、小径いずれの場合も搬出に際してはスイン
グアームを下方へスイングすると、材料はスイングアー
ム上を転がって、搬出装置であるローラーガング（４）
上に落ちる。本実施例では丸棒材が急激に転がり落ちな
いようにスイングアームの先端にストッパー（２１）を
つけ、且つ、固定傾斜スキッド（３）を設けてあるの
で、スイングアームのストッパーに止められた材料は、
スイングアームの下方へのスイングにより固定傾斜スキ
ッド（３）の下部に移載されて、小さい落差で搬出ロー
ラー（４）上に転がり落ちる。
以上の如く、本考案は従来の大径丸棒用の、回転ローラ
ーを用いる傷見検査台のスイングアームに簡単な補助ア
ームをつけただけで、小径丸棒材の同時複数本の手によ
る転がし傷見検査にも共用できるようにしたものであ
る。
ーを用いる傷見検査台のスイングアームに簡単な補助ア
ームをつけただけで、小径丸棒材の同時複数本の手によ
る転がし傷見検査にも共用できるようにしたものであ
る。
（効果） 本考案の傷見検査台を用いることにより、従来の小径丸
棒材専用の検査台を不要にし、場所の有効活用と検査台
の高効率稼働が行えるようになり検査コストの低減に寄
与することができた。
棒材専用の検査台を不要にし、場所の有効活用と検査台
の高効率稼働が行えるようになり検査コストの低減に寄
与することができた。
第１図および第２図とも本考案の実施の一例の側面説明
図で、第１図は大径丸棒材検査時、第２図は小径丸棒材
検査時を示す。 ２：スイングアーム、３：傾斜スキッド、 ５：駆動ローラー、６：補助ローラー、 ７：補助アーム、９：ラインシャフト、 １０：ベアリング
図で、第１図は大径丸棒材検査時、第２図は小径丸棒材
検査時を示す。 ２：スイングアーム、３：傾斜スキッド、 ５：駆動ローラー、６：補助ローラー、 ７：補助アーム、９：ラインシャフト、 １０：ベアリング
Claims (1)
- 【請求項１】ラインシャフト（９）に適切間隔をあけて
配備した駆動ローラー（５）と、同じくラインシャフト
（９）に適切間隔をあけて配備したスイングアーム
（２）と、スイングアームを水平方向に維持し、且つ、
丸棒材の搬出時には下方へ傾斜させる駆動装置（１
１）、および水平時のスイングアームの前方に配備した
材料搬入装置と、スイングアームが下方傾動状態でその
前方に配備した搬出装置とからなり、前記スイングアー
ムは水平方向維持状態の時、その前方上縁（２２）が前
記駆動ローラー（５）のトップよりも高く、且つ、駆動
ローラー側へゆるい傾斜面をなしており、スイングアー
ムの上縁基部側には凹部（２３）を形成すると共に、そ
の側面に補助ローラー（６）を、前記駆動ローラーに平
行させて付設し、もって両ローラー間に丸棒材（Ｗ）を
乗せて、回転させて検査しうるようになし、且つ、検査
終了後はスイングアームを下方へ傾動させて材料を搬出
装置に転出させるようになした丸棒材目視検査台におい
て、前記スイングアームの補助ローラーがついていない
方の側面の中間位置に補助アーム（７）の基部を回転自
由に付設し、且つ、小径丸棒材を載置するための補助ア
ームがスイングアームの傾斜面を延長して２個のローラ
ーの上方をカバーし得るように補助アーム用のアームレ
スト（８１）を付設したことを特徴とする大小丸棒材の
兼用傷見検査台。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP4082386U JPH068543Y2 (ja) | 1986-03-19 | 1986-03-19 | 大小丸棒材の兼用傷見検査台 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP4082386U JPH068543Y2 (ja) | 1986-03-19 | 1986-03-19 | 大小丸棒材の兼用傷見検査台 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS62152254U JPS62152254U (ja) | 1987-09-26 |
| JPH068543Y2 true JPH068543Y2 (ja) | 1994-03-02 |
Family
ID=30855250
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP4082386U Expired - Lifetime JPH068543Y2 (ja) | 1986-03-19 | 1986-03-19 | 大小丸棒材の兼用傷見検査台 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH068543Y2 (ja) |
-
1986
- 1986-03-19 JP JP4082386U patent/JPH068543Y2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS62152254U (ja) | 1987-09-26 |
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