JPH0684972U - トレー保持具 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】 【目 的】 片手でトレーを保持でき、配膳などでトレ
ー上の食器等の位置が均等に置かれていなく、トレーの
重心が手の平の中心から多少ずれてもバランスを崩しに
くくし、手の平からトレーが滑り落ちることのないトレ
ー保持具を提供する。 【構 成】柔軟性に富んだ素材で形成された本体の吸盤
（１）の裏面に、複数のリング型等の保持部（２）を設
けたことを特徴とする。

Description

【考案の詳細な説明】

【０００１】

【産業上の利用分野】

この考案は、配膳などに用いるトレー（御盆等）の、底部裏面の任意の位置に 吸盤で固定させたトレー保持具に関するものである。

【０００２】

【従来の技術】

従来、手の平を上にしてその上に直接トレーを乗せていた、その為、配膳など でトレー上の食器等が均等に置かれてなく、トレーの重心が手の平の中心からず れ、不安定な状態でバランスを崩し、トレーや食器等を滑り落としたりすること が時々あった。

【０００３】

【考案が解決しようとする課題】

本考案は、その様な時に常にトレーを安定させ、トレー上の食器等の落下等を 無くそうと考案なされたものである。

【０００４】

【課題を解決するための手段】

本考案は、柔軟性に富んだ素材で形成された本体吸盤（１）の裏面に、複数の リング型等の保持部（２）を設ける。 吸盤（１）は、従来と同様に軟質プラスチックなどで形成させ、保持部（２） の形状はリング型等の手に保持しやすい形状や材質を用いる。 本考案は、以上の様な構成より成るトレー保持具である。

【０００５】

【作 用】

トレーの底部裏面の任意の位置に、吸盤で固定させた保持具の保持部（２）に 指等を挿入し、トレーを手に保持しやすくし安定させる。

【０００６】

【実施例】

吸盤（１）の裏面に保持部（２）を３個設け、片方の手の中指を真中の保持部 （２）に、両端の保持部（２）に人差指と薬指をそれぞれ挿入し、手に保持した 状態で吸盤（１）の上にトレーを吸着させ固定する、そしてトレー上に食器等を 載せ従来同様に配膳などを行なう。 吸盤（１）の縁がめくれる様に人差指と薬指を近付け、吸盤（１）に空気が入 ると片手でも簡単にトレーを保持具から外すことが出来る。

【０００７】

【考案の効果】

以上の様に片方の手でトレーを保持し、トレー上の食器等が均等に置かれてい なくても手の平からトレーが滑り落ちる様なことは無い。

【図面の簡単な説明】

【図１】 本考案の保持具の平面図。

【図２】 本考案の保持具の側面図。

【符号の説明】

１…吸盤、 ２…保持部

Claims (1)

【実用新案登録請求の範囲】
1. 【請求項１】本体の吸盤（１）の裏面に、複数のリング
   型等の保持部（２）を設けたことを特徴とするトレー保
   持具。