JPH0684899U - 培養装置用気泡ノズル - Google Patents

培養装置用気泡ノズル

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JPH0684899U JP3155993U JP3155993U JPH0684899U JP H0684899 U JPH0684899 U JP H0684899U JP 3155993 U JP3155993 U JP 3155993U JP 3155993 U JP3155993 U JP 3155993U JP H0684899 U JPH0684899 U JP H0684899U
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Abstract

(57)【要約】 【目的】培養液中に気体を溶け込ませる部分の分解、組
立作業の容易化を図る。 【構成】噴気孔41、41から、下側円輪板35と上側
円輪板38との間の円輪状空間39内に気体を吹き込
む。上記各円輪板35、38は使用時には固定軸34の
周囲で回転する。切り欠き37、37を形成した支持板
36、36が、上記円輪状空間39内に存在する気体及
び培養液を攪拌する。この結果、気体が培養液中に、効
率良く溶け込む。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は、乳酸菌等の微生物を培養する培養装置に組み込まれ、培養液中に微 生物の培養に必要な気体を供給する気泡ノズルの改良に関する。
【0002】
【従来の技術】
近年バイオテクノロジーの分野で、各種微生物を使用して遺伝子の組み変え等 の実験を行なう事が多くなっている。この様なバイオテクノロジーに関する実験 に使用する微生物は、純粋なものが多量に必要になる為、実験室に於いて培養す る必要がある。この様な培養作業を行なう為に従来から、例えば実公平2−36 400号公報に記載されている様な、ジャーファーメンタと呼ばれる培養装置が 使用されている。
【0003】 図6〜10は、従来から使用されている培養装置の1例を示している。培養液 を貯める培養槽1は、円筒状のガラス筒2と底板3とから構成されており、ガラ ス筒2の下端縁を底板3上面のパッキング4に突き当てる事により、両部材2、 3同士の間の液密保持を図っている。又、上記ガラス筒2の上端開口部は、蓋板 5により開閉自在としている。
【0004】 一方、上記底板3の上面中央部には固定軸6を、鉛直方向に立設している。こ の固定軸6の周囲にはマグネットカップリングを構成する従動側磁石7を、滑り 軸受8により回転自在に支持している。上記従動側磁石7の上面中央部には支持 柱部9を設けており、この支持柱部9の上端部に、遠心翼10の中央部を支持し ている。この遠心翼10は、上記支持柱部9に結合固定される円形の回転板11 と、この回転板11の外周側半部に放射方向に支持された複数枚の翼板12、1 2とから構成されている。
【0005】 上述の様に構成される遠心翼10の上方には、断面がL字形で全体が円輪状に 形成された整流板13を支持している。そして、この整流板13の上面に形成さ れた円筒状の立壁部14に、支持枠15の下端部を外嵌支持している。この支持 枠15は、ステンレス鋼製の金網や多孔板等により円筒状に形成されている。又 、上記整流板13の水平板部16の上面には、円輪状の支持板17の内周側半部 を支持している。この支持板17の外周側半部には、図8に示す様に、多数の透 孔18、18を形成している。
【0006】 又、上記支持板17の外周側半部下面には、複数の放射方向整流板19、19 の上端部を結合している。この複数の放射方向整流板19、19は、図9〜10 に示す様にそれぞれが平板状で、上記遠心翼10の周囲に、それぞれ放射方向に 亙って支持されている。そして、各放射方向整流板19、19の下端縁同士を、 欠円環状の連結板20により連結している。
【0007】 更に、前記支持柱部9の周囲には、円環状の気泡ノズル21を配置している。 この気泡ノズル21は、上面に多数の噴気孔22、22を有し、前記複数枚の翼 板12、12の内周縁下方位置に設けられている。この気泡ノズル21に気体を 送り込む為の給気管23は、前記蓋板5の片隅部を気密に貫通して、前記培養槽 1内に上方から挿入されている。
【0008】 一方、前記底板3の上面片隅部で、前記パッキング4の内側部分には、コネク タ24をねじ止め固定している。そして、このコネクタ24の一端開口と上記給 気管23とを接続している。又、このコネクタ24の他端開口には、上記気泡ノ ズル21に通じる送気管25の端部を接続している。従って、上記給気管23に 気体を送り込むと、この気体は、上記気泡ノズル21に形成した多数の噴気孔2 2、22から、前記培養槽1内に貯溜された培養液中に噴出する。
【0009】 上述の様に構成される培養装置によって、酵母菌、或は乳酸菌等の微生物を培 養させる場合、培養槽1の内側に、培養液と共に培養すべき微生物を、必要に応 じてアルギン酸カルシウム等により造られた粒状のゲル中に固定した状態で投入 し、気泡ノズル21から上記培養液中に清浄空気(嫌気性菌の場合は窒素、二酸 化炭素等、酸素を含まない清浄気体)を吹き込みつつ、図示しないモータにより 、前記従動側磁石7を含んで構成されるマグネットカップリングを介して、前記 遠心翼10を回転させる。
【0010】 遠心翼10の回転により、培養液を貯溜した培養槽1の底部に、整流板13を 構成する水平板部16の下面に沿って培養槽1の中心寄り部分から外側に向う流 れが惹起され、これに伴って、整流板13の立壁部14の内側に通じる支持枠1 5の内側の圧力が、外側の圧力よりも低くなる。この様に、支持枠15の内外に 圧力差が生じる事によって、この支持枠15の外側に存在する培養液が支持枠1 5の内側に流れ込もうとする流れが惹起される。支持枠15に形成された多数の 小孔(網目)の内径は、培養液と共に培養槽1内に投入された多数の粒状ゲルの 粒径(3〜5mm)よりも小さく、培養液と共に流れようとする各粒状ゲルは、こ の小孔を通過する事が出来ない。この為、上記多数の粒状ゲルは、支持枠15の 外周面に吸着される。
【0011】 外周面に粒状ゲルを吸着した支持枠15を通過して流れる培養液中には、前記 遠心翼10の直下位置に設けた気泡ノズル21から気体が送り込まれており、こ の培養液中に常に十分な気体が溶存した状態に保たれている。即ち、上記気泡ノ ズル21に形成された多数の噴気孔22、22から上方に噴出した気体は、上記 遠心翼10により攪拌されて、上記培養液中に効率良く溶け込む。この為、上記 支持枠15に吸着した粒状ゲルに固定された微生物には、常に十分な気体が供給 され、連続的な培養が行なわれて、培養液中の微生物の数が次第に増加する。
【0012】
【考案が解決しようとする問題点】
ところが、上述した様に構成され作用する培養装置に組み込まれる気泡ノズル は、遠心翼10と気泡ノズル21とを別個に造り、両部材を互いに独立して培養 槽1内に装着する為、上記気泡ノズル21を培養槽の底部に組み付ける作業が面 倒で、培養装置の製作費を高くする原因となるだけでなく、清掃等の際の分解、 組立作業が面倒になっていた。
【0013】 本考案の培養装置の気泡ノズルは、上述の様な事情に鑑みて考案したもので、 遠心翼と気泡ノズルとの着脱作業を容易に行える様にするものである。
【0014】
【課題を解決するための手段】
本考案の培養装置用気泡ノズルは、有底円筒状の培養槽を有し、この培養槽内 に注入した液体を使用して培養を行なう培養装置に組み込まれる気泡ノズルであ って、上記培養槽の底面中央部から鉛直方向に立設された固定軸と、この固定軸 の周囲に回転自在に支持された、マグネットカップリングを構成する従動側磁石 と、この従動側磁石の上面に支持された下側円輪板と、この下側円輪板の上面に 放射方向に固定された複数の支持板と、各支持板の両面同士を連通させる連通路 と、上記各支持板の上縁に固定された上側円輪板と、この上側円輪板の下面と上 記下側円輪板の上面との間に設けられ、上記複数の支持板により円周方向に亙っ て仕切られた円輪状空間と、上記上側円輪板の上面に放射方向に固定された複数 枚の翼板と、上記固定軸の内部に設けられた給気通路と、この給気通路に一端を 通じさせ、上記固定軸の外周面で上記円輪状空間の内周側開口に対向する部分に 他端を開口させた噴気孔とから構成されている。
【0015】
【作用】
上述の様に構成される本考案の培養装置用気泡ノズルの作用は次の通りである 。培養作業時には下側、上側両円輪板を、マグネットカップリングを介して培養 槽外から回転駆動すると共に、給気通路内に送り込んだ気体を噴気孔から噴出さ せる。
【0016】 噴気孔から噴出した気体は、下側円輪板上面と上側円輪板上面との間の円輪状 空間内に、その内周側開口から送り込まれる。培養装置の使用時に上記各円輪板 は回転しているので、上記円輪状空間内に送り込まれた気体は遠心力に基づいて 、この円輪状空間をその内周側開口から外周側開口に向け、直径方向外方に流れ る。この様に円輪状空間を直径方向外方に流れる際に上記気体は、この円輪状空 間を円周方向に亙って仕切る支持板により攪拌される。この結果上記気体は、上 記円輪状空間を流れる間に、培養槽内に貯溜された培養液中に効率良く溶け込む 。
【0017】 特に、本考案の培養装置用気泡ノズルは、前述した従来構造の様な、遠心翼と は独立した円環状の気泡ノズルを設けない為、気泡ノズル部分の分解、組立作業 の簡略化を図れる。
【0018】
【実施例】
図1〜5は本考案の実施例を示している。有底円筒状の培養槽1aは、円筒状 のガラス筒2と、このガラス筒2の下端開口を塞ぐ底蓋ユニット26とから構成 される。この底蓋ユニット26の上端開口部外周縁に固定された下側フランジリ ング27の上面内周側半部にはパッキング4bを添着し、このパッキング4bの 上面に、上記ガラス筒2の下端縁を突き当てている。一方、ガラス筒2の上端縁 は、上側フランジリング28の下面内周側半部に添着したパッキング4aに突き 当てている。上記下側、上側両フランジリング27、28同士は、図示しないス タッドにより連結している。従って、上記ガラス筒2の上下両端縁は、上記両パ ッキング4a、4bに十分に強く当接して、各当接部分の液密保持を確実に図る 。
【0019】 上記底蓋ユニット26は、上記下側フランジリング27の他、底蓋本体29と 保温ジャケット30とを含んで構成される。この内の底蓋本体29は、金属板を 絞り成形する事で有底円筒状に形成されており、その上端開口部を上記下側フラ ンジリング27の内周縁部に、溶接等により液密に接合している。又、上記保温 ジャケット30は、上記底蓋本体29の外周面を覆う状態で、上記下側フランジ リング27の下面に固定されている。この保温ジャケット30の内周面と上記底 蓋本体29の外周面との間に形成されるジャケット空間31内には、培養装置の 使用時に、加温用の温水、或は冷却用の冷水を循環させて、前記培養槽1a内に 貯溜された培養液の温度維持を図る。
【0020】 一方、上記底蓋本体29の底面中央部には円孔32を穿設しており、この円孔 32に取付ボルト33を、底蓋本体29の下面側から上面側に向け挿通している 。そして、この取付ボルト33によって固定軸34を、上記底蓋本体29の底面 中央部に、鉛直方向に立設している。そして、この固定軸34の周囲に従動側磁 石7を、滑り軸受8を介して、回転自在に支持している。この従動側磁石7は、 上記底蓋本体29の下方に設けられ、モータにより回転駆動される駆動側磁石( 図示せず)と共に、マグネットカップリングを構成する。
【0021】 上記従動側磁石7の上面には下側円輪板35を、上記固定軸34と同心に支持 している。そして、この下側円輪板35の上面に複数の支持板36、36を、放 射方向に固定している。これら各支持板36、36の上縁と下縁とには、それぞ れ複数個ずつ(図示の例では3個ずつ合計6個)の切り欠き37、37を形成し て、各支持板36、36の両面同士を連通させる連通路を構成している。
【0022】 又、上記各支持板36、36の上縁には上側円輪板38を、上記下側円輪版3 5と同心に固定している。この結果、この上側円輪板38の下面と上記下側円輪 板35の上面との間には円輪状空間39が設けられる。この円輪状空間39は、 上記複数の支持板36、36により、円周方向に亙って仕切られた状態となって いる。そして、上記上側円輪板38の上面に複数枚の翼板12a、12aを、放 射方向に支持固定している。
【0023】 又、前記固定軸34の内部には、給気通路40を設けている。この固定軸34 には、直径方向に亙って複数の噴気孔41、41を形成し、各噴気孔41、41 の一端を上記給気通路40に通じさせ、他端を上記固定軸34の外周面に開口さ せている。この固定軸34外周面の、上記各噴気孔41、41の他端開口は、上 記円輪状空間39の内周側開口に対向している。
【0024】 又、上記給気通路40の上端開口部には、コネクタ24aを介して給気管23 aの下端部を接続し、この給気通路40内に圧縮気体を送り込み自在としている 。又、この給気管23の上端部に接続した接続管42は、蓋板5aの中央部を、 液密に貫通している。そして、この蓋板5aは、前記上側フランジリング28の 上面に液密に被着されている。
【0025】 更に、前記複数の翼板12a、12aの上方には、円筒状の立壁部14と円輪 状の水平板部16とを備えた整流板13を、ステー46、46により支持してい る。そして、この内の立壁部14に、金網により円筒状に造られた支持枠15の 下端部を支持している。この支持枠15の下端部は、抑えバンド43により、上 記立壁部14の外周面に抑え付けている。又、上記水平板部16の上面には、金 網等の多孔板材により造られた支持板17aの内周側半部を支持している。44 は、この内周側半部を上記水平板部16の上面に抑え付ける為の抑え板である。
【0026】 又、上記支持板17aの外周側半部下面には、複数の放射方向整流板19a、 19aの上端部を結合している。この複数の放射方向整流板19a、19aは、 図4〜5に示す様に前記翼板12a、12aの周囲に、それぞれ放射方向に亙っ て支持されている。そして、各放射方向整流板19a、19aの下端縁同士を、 円環状の連結板20aにより連結している。尚、前記底蓋本体29の内周面中間 部には係止片45が固定されており、上記支持板17aの外周縁部は、この係止 片45に載置されている。
【0027】 上述の様に構成される本考案の気泡ノズルを組み込んだ培養装置によって、酵 母菌、或は乳酸菌等の微生物を培養させる場合、培養槽1aの内側に、培養液と 共に培養すべき微生物を、粒状のゲル中に固定した状態で投入し、図示しないモ ータにより、前記従動側磁石7を含んで構成されるマグネットカップリングを介 して、前記下側、上側両円輪板35、38を回転させる。
【0028】 上面に翼板12a、12aを固定した上側円輪板38の回転により、培養液を 貯溜した培養槽1aの底部に、整流板13を構成する水平板部16の下面に沿っ て培養槽1aの中心寄り部分から外側に向う流れが惹起され、整流板13の立壁 部14の内側に通じる支持枠15の内側の圧力が、外側の圧力よりも低くなって 、この支持枠15の外側に存在する培養液が支持枠15の内側に流れ込もうとす る流れが惹起され、前記多数の粒状ゲルが、支持枠15の外周面に吸着される。
【0029】 外周面に粒状ゲルを吸着した支持枠15を通過して流れる培養液中には、本考 案の気泡ノズルから気体が送り込まれており、この培養液中に常に十分な気体が 溶存した状態に保たれている。即ち、前記固定軸34の外周面に開口した噴気孔 41、41から噴出した気体は、下側円輪板35上面と上側円輪板38下面との 間の円輪状空間39内に、その内周側開口から送り込まれる。培養装置の使用時 に上記各円輪板35、38は回転しているので、上記円輪状空間39内に送り込 まれた気体は遠心力に基づいて、この円輪状空間39内をその内周側開口から外 周側開口に向け、直径方向外方に流れる。
【0030】 この様に円輪状空間39を直径方向外方に流れる際に上記気体は、この円輪状 空間39を円周方向に亙って仕切る支持板36、36により攪拌される。この攪 拌時に、上記円輪状空間39内に存在する気体及び培養液は、上記各支持板36 、36に形成された切り欠き37、37を通じて円周方向にも流れる。この結果 上記気体は、上記円輪状空間39を流れる間に、培養槽1内に貯溜された培養液 中に効率良く溶け込む。尚、上記切り欠き37、37に代えて、上記各支持板3 6、36に通孔を形成しても、同様の効果を得られる。
【0031】
【考案の効果】
上述の様に構成され作用する本考案の培養装置用気泡ノズルは、遠心翼とは独 立した円環状の気泡ノズルを設けない為、気泡ノズル部分の分解、組立作業の簡 略化を図れる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の実施例を示す縦断面図。
【図2】図1の下部拡大図。
【図3】図2のA−A断面図。
【図4】同B−B断面図。
【図5】同C−C断面図。
【図6】従来構造を示す縦断面図。
【図7】図6の下部拡大図。
【図8】図7のD−D断面図。
【図9】同E−E断面図。
【図10】同F−F断面図。
【符号の説明】
1、1a 培養槽 2 ガラス筒 3 底板 4、4a、4b パッキング 5、5a 蓋板 6 固定軸 7 従動側磁石 8 滑り軸受 9 支持柱部 10 遠心翼 11 回転板 12、12a 翼板 13 整流板 14 立壁部 15 支持枠 16 水平板部 17、17a 支持板 18 透孔 19 放射方向整流板 20、20a 連結板 21 気泡ノズル 22 噴気孔 23、23a 給気管 24、24a コネクタ 25 送気管 26 底蓋ユニット 27 下側フランジリング 28 上側フランジリング 29 底蓋本体 30 保温ジャケット 31 ジャケット空間 32 円孔 33 取付ボルト 34 固定軸 35 下側円輪板 36 支持板 37 切り欠き 38 上側円輪板 39 円輪状空間 40 給気通路 41 噴気孔 42 接続管 43 抑えバンド 44 抑え板 45 係止片 46 ステー

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 有底円筒状の培養槽を有し、この培養槽
    内に注入した液体を使用して培養を行なう培養装置に組
    み込まれる気泡ノズルであって、上記培養槽の底面中央
    部から鉛直方向に立設された固定軸と、この固定軸の周
    囲に回転自在に支持された、マグネットカップリングを
    構成する従動側磁石と、この従動側磁石の上面に支持さ
    れた下側円輪板と、この下側円輪板の上面に放射方向に
    固定された複数の支持板と、各支持板の両面同士を連通
    させる連通路と、上記各支持板の上縁に固定された上側
    円輪板と、この上側円輪板の下面と上記下側円輪板の上
    面との間に設けられ、上記複数の支持板により円周方向
    に亙って仕切られた円輪状空間と、上記上側円輪板の上
    面に放射方向に固定された複数枚の翼板と、上記固定軸
    の内部に設けられた給気通路と、この給気通路に一端を
    通じさせ、上記固定軸の外周面で上記円輪状空間の内周
    側開口に対向する部分に他端を開口させた噴気孔とから
    成る培養装置用気泡ノズル。
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