JPH0684814B2 - ガスタービンパワープラント用燃焼器 - Google Patents
ガスタービンパワープラント用燃焼器Info
- Publication number
- JPH0684814B2 JPH0684814B2 JP61001222A JP122286A JPH0684814B2 JP H0684814 B2 JPH0684814 B2 JP H0684814B2 JP 61001222 A JP61001222 A JP 61001222A JP 122286 A JP122286 A JP 122286A JP H0684814 B2 JPH0684814 B2 JP H0684814B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- air
- grommet
- combustor
- gas turbine
- turbine power
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
Links
Classifications
-
- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F23—COMBUSTION APPARATUS; COMBUSTION PROCESSES
- F23R—GENERATING COMBUSTION PRODUCTS OF HIGH PRESSURE OR HIGH VELOCITY, e.g. GAS-TURBINE COMBUSTION CHAMBERS
- F23R3/00—Continuous combustion chambers using liquid or gaseous fuel
- F23R3/002—Wall structures
-
- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F23—COMBUSTION APPARATUS; COMBUSTION PROCESSES
- F23R—GENERATING COMBUSTION PRODUCTS OF HIGH PRESSURE OR HIGH VELOCITY, e.g. GAS-TURBINE COMBUSTION CHAMBERS
- F23R3/00—Continuous combustion chambers using liquid or gaseous fuel
- F23R3/02—Continuous combustion chambers using liquid or gaseous fuel characterised by the air-flow or gas-flow configuration
- F23R3/04—Air inlet arrangements
- F23R3/06—Arrangement of apertures along the flame tube
-
- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F05—INDEXING SCHEMES RELATING TO ENGINES OR PUMPS IN VARIOUS SUBCLASSES OF CLASSES F01-F04
- F05B—INDEXING SCHEME RELATING TO WIND, SPRING, WEIGHT, INERTIA OR LIKE MOTORS, TO MACHINES OR ENGINES FOR LIQUIDS COVERED BY SUBCLASSES F03B, F03D AND F03G
- F05B2260/00—Function
- F05B2260/20—Heat transfer, e.g. cooling
- F05B2260/202—Heat transfer, e.g. cooling by film cooling
-
- Y—GENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
- Y02—TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
- Y02T—CLIMATE CHANGE MITIGATION TECHNOLOGIES RELATED TO TRANSPORTATION
- Y02T50/00—Aeronautics or air transport
- Y02T50/60—Efficient propulsion technologies, e.g. for aircraft
Landscapes
- Engineering & Computer Science (AREA)
- Chemical & Material Sciences (AREA)
- Combustion & Propulsion (AREA)
- Mechanical Engineering (AREA)
- General Engineering & Computer Science (AREA)
- Turbine Rotor Nozzle Sealing (AREA)
- Engine Equipment That Uses Special Cycles (AREA)
- Control Of Eletrric Generators (AREA)
- Spray-Type Burners (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明は、ガスタービンパワープラントの燃焼器に係
り、特に燃焼器の壁を構成するルーバに設けられて燃焼
用又は希釈用或いは両方の目的のための空気を燃焼室内
へ導入する空気孔とその下流側の燃焼室壁面に冷却空気
膜を形成する装置に係る。
り、特に燃焼器の壁を構成するルーバに設けられて燃焼
用又は希釈用或いは両方の目的のための空気を燃焼室内
へ導入する空気孔とその下流側の燃焼室壁面に冷却空気
膜を形成する装置に係る。
従来の技術 ガスタービンパワープラントの燃焼器の耐久性を改善す
る手段の一つとして燃焼器の燃焼室側内壁面上にそれに
沿って冷却空気膜を形成することが知られている。特に
燃焼器が全体として環状をなし軸線方向に端部と端部を
繋ぎ合せて配列することにより内部に燃焼室を郭定する
管状体を構成する複数個のルーバによって構成される場
合に、かかるルーバの繋ぎ合せ部分より冷却空気を吹込
むことによってルーバの内面に冷却空気膜を形成するこ
とが米国特許第4302941号等により知られている。
る手段の一つとして燃焼器の燃焼室側内壁面上にそれに
沿って冷却空気膜を形成することが知られている。特に
燃焼器が全体として環状をなし軸線方向に端部と端部を
繋ぎ合せて配列することにより内部に燃焼室を郭定する
管状体を構成する複数個のルーバによって構成される場
合に、かかるルーバの繋ぎ合せ部分より冷却空気を吹込
むことによってルーバの内面に冷却空気膜を形成するこ
とが米国特許第4302941号等により知られている。
またガスタービンパワープラントの燃焼器の多くに於て
は、燃焼室内を通って流れる燃焼ガス流の途中に燃焼用
又は希釈用或いは両方の目的のために空気を吹込む空気
孔が燃焼室を郭定する燃焼器壁面を貫通して設けられて
いるが、かかる空気孔が燃焼室壁面の途中に開口してい
ると、その上流側の燃焼室壁の内面に沿って冷却空気膜
が形成されていても、それが空気孔のところで中断さ
れ、空気孔の下流側に於ては燃焼室内壁面に沿う冷却空
気膜は形成されなくなるという問題がある。
は、燃焼室内を通って流れる燃焼ガス流の途中に燃焼用
又は希釈用或いは両方の目的のために空気を吹込む空気
孔が燃焼室を郭定する燃焼器壁面を貫通して設けられて
いるが、かかる空気孔が燃焼室壁面の途中に開口してい
ると、その上流側の燃焼室壁の内面に沿って冷却空気膜
が形成されていても、それが空気孔のところで中断さ
れ、空気孔の下流側に於ては燃焼室内壁面に沿う冷却空
気膜は形成されなくなるという問題がある。
かかる問題に対処して、燃焼室内へ燃焼用又は希釈用或
いは両方の目的のために空気を吹込む空気孔を縁取りす
る環状のグロメットの下流縁部に沿って冷却空気膜形成
用空気を吹き出す空気吹出し口を設け、これより吹き出
された空気によって前記空気孔の下流側にある燃焼室内
壁面上に冷却空気膜を再生することが、英国特許第8585
25号及びフランス特許第7908319号(公告第2422035号)
に於て提案されている。
いは両方の目的のために空気を吹込む空気孔を縁取りす
る環状のグロメットの下流縁部に沿って冷却空気膜形成
用空気を吹き出す空気吹出し口を設け、これより吹き出
された空気によって前記空気孔の下流側にある燃焼室内
壁面上に冷却空気膜を再生することが、英国特許第8585
25号及びフランス特許第7908319号(公告第2422035号)
に於て提案されている。
発明が解決しようとする課題 上記の英国特許による冷却空気膜形成用空気の吹出し口
の構造は、グロメットの環状本体のうちの空気孔下流縁
を郭定する部分が燃焼器の内壁面に対し燃焼室内側へ偏
倚され、その間に冷却空気膜形成用空気を吹き出す空気
吹出し口を形成するものであるが、かかる構造に於て
は、冷却空気膜形成用空気吹出し孔の大きさがグロメッ
トの環状本体の一部とグロメットが取付けられる燃焼室
壁面の一部との間の相対的偏倚によって定まるので、グ
ロメットの環状本体の下流縁部が燃焼室内部へ向けて偏
倚される度合や該偏倚部分と燃焼室内壁面とが重なり合
う度合等によって、冷却空気膜形成用空気吹出し口の開
口面積或いは該吹出し口の流れ抵抗にかなり大幅な製作
誤差が生ずる虞れがあると思われる。
の構造は、グロメットの環状本体のうちの空気孔下流縁
を郭定する部分が燃焼器の内壁面に対し燃焼室内側へ偏
倚され、その間に冷却空気膜形成用空気を吹き出す空気
吹出し口を形成するものであるが、かかる構造に於て
は、冷却空気膜形成用空気吹出し孔の大きさがグロメッ
トの環状本体の一部とグロメットが取付けられる燃焼室
壁面の一部との間の相対的偏倚によって定まるので、グ
ロメットの環状本体の下流縁部が燃焼室内部へ向けて偏
倚される度合や該偏倚部分と燃焼室内壁面とが重なり合
う度合等によって、冷却空気膜形成用空気吹出し口の開
口面積或いは該吹出し口の流れ抵抗にかなり大幅な製作
誤差が生ずる虞れがあると思われる。
また上記のフランス特許に於ては、グロメットの環状本
体の下流縁部にそれを貫通する小孔が設けられ、該小孔
によって冷却空気膜吹出し口が与えられるようになって
いるが、この場合にも該小孔を通って燃焼室内へ向けて
吹き出された空気は、該小孔に隣接して位置する燃焼室
壁のグロメット装着用の孔の縁部を回って流れるように
なっており、この燃焼室壁の孔の縁部には前記小孔より
吹き出された空気を燃焼室壁に沿う方向に案内するリッ
プが対向しているので、燃焼室内壁面に対する冷却空気
膜形成用空気の有効吹出し開口或いは冷却空気膜形成用
空気吹出し口の絞り度は、この孔の部分に於ける燃焼室
壁の厚みの差或いは該孔の縁とグロメットの環状本体に
開けられた小孔との間の近接度の差によってかなり大き
く影響され、冷却空気膜形成用空気の吹き出し性能に関
し装置の製作誤差によるかなり大きな差を生ずる虞れが
あると思われる。
体の下流縁部にそれを貫通する小孔が設けられ、該小孔
によって冷却空気膜吹出し口が与えられるようになって
いるが、この場合にも該小孔を通って燃焼室内へ向けて
吹き出された空気は、該小孔に隣接して位置する燃焼室
壁のグロメット装着用の孔の縁部を回って流れるように
なっており、この燃焼室壁の孔の縁部には前記小孔より
吹き出された空気を燃焼室壁に沿う方向に案内するリッ
プが対向しているので、燃焼室内壁面に対する冷却空気
膜形成用空気の有効吹出し開口或いは冷却空気膜形成用
空気吹出し口の絞り度は、この孔の部分に於ける燃焼室
壁の厚みの差或いは該孔の縁とグロメットの環状本体に
開けられた小孔との間の近接度の差によってかなり大き
く影響され、冷却空気膜形成用空気の吹き出し性能に関
し装置の製作誤差によるかなり大きな差を生ずる虞れが
あると思われる。
本発明は、上記の如き従来技術に於ける問題点に鑑み、
ガスタービンパワープラントの燃焼器の壁の途中に設け
られ燃焼室内へ燃焼用又は希釈用或いは両方の目的のた
めの空気を導入する空気孔の下流側に冷却空気膜を形成
する空気を吹き出す空気吹出し口の有効開口度を、該空
気孔を縁取りするグロメットの設定及び製作のみによっ
て実質的に確定することができ、燃焼器へのグロメット
の簡単な取付けによって冷却空気膜形成用空気の吹出し
性能が燃焼器へのグロメットの取付け誤差により影響さ
れることなく安定した性能の維持されるよう改良された
ガスタービンパワープラント用燃焼器を提供することを
課題としている。
ガスタービンパワープラントの燃焼器の壁の途中に設け
られ燃焼室内へ燃焼用又は希釈用或いは両方の目的のた
めの空気を導入する空気孔の下流側に冷却空気膜を形成
する空気を吹き出す空気吹出し口の有効開口度を、該空
気孔を縁取りするグロメットの設定及び製作のみによっ
て実質的に確定することができ、燃焼器へのグロメット
の簡単な取付けによって冷却空気膜形成用空気の吹出し
性能が燃焼器へのグロメットの取付け誤差により影響さ
れることなく安定した性能の維持されるよう改良された
ガスタービンパワープラント用燃焼器を提供することを
課題としている。
課題を解決するための手段 上記の課題は、本発明によれば、全体として環状をなし
軸線方向に端部と端部を繋ぎ合わせて配列されることに
より内部に燃焼室を郭定する管状体を構成する複数個の
ルーバを有し、前記ルーバの各々は燃焼ガスに露呈され
る内面と燃焼用又は希釈用或いはこれら両方の目的のた
めの空気に露呈される外面とを有し、前記ルーバの少な
くとも一つの上流端の近くにて前記管状体を横切ってそ
の外側から内側へ空気を導入して該一つのルーバの前記
内面に沿って冷却空気の膜を形成する手段が設けられて
おり、前記一つのルーバはその軸線方向の中間部にその
外側より内側へ燃焼用又は希釈用或いは両方の目的のた
めに空気を導く少なくとも一つの空気孔を備えており、
前記空気孔の燃焼室内ガス流の方向に沿って見た下流縁
に近接して該一のルーバの外側より内側へ空気の流れを
導き該一つのルーバの内面のうち前記空気孔の下流側に
ある部分に沿って流れる冷却空気の膜を再生する手段が
設けられているガスタービンパワープラント用燃焼器に
於て、環状の本体を有し該本体にて前記一つのルーバに
形成された孔に嵌装されて前記空気孔の縁取りをするグ
ロメットが設けられており、前記グロメットの環状本体
のうちの前記空気孔の下流縁を郭定する下流側部分の燃
焼室側内面はそれに隣接する前記一つのルーバの燃焼室
側内面と同一面状に整合している。前記グロメットの環
状本体にはその下流側部分に沿って隔置され前記冷却空
気膜を再生するための空気を計量しつつ該グロメットを
横切って導く複数個の小開口と、該小開口の燃焼室側出
口を燃焼室内の燃焼ガス及び空気の流れに対し覆うリッ
プとが設けられていることを特徴とするガスタービンパ
ワープラント用燃焼器によって達成される。
軸線方向に端部と端部を繋ぎ合わせて配列されることに
より内部に燃焼室を郭定する管状体を構成する複数個の
ルーバを有し、前記ルーバの各々は燃焼ガスに露呈され
る内面と燃焼用又は希釈用或いはこれら両方の目的のた
めの空気に露呈される外面とを有し、前記ルーバの少な
くとも一つの上流端の近くにて前記管状体を横切ってそ
の外側から内側へ空気を導入して該一つのルーバの前記
内面に沿って冷却空気の膜を形成する手段が設けられて
おり、前記一つのルーバはその軸線方向の中間部にその
外側より内側へ燃焼用又は希釈用或いは両方の目的のた
めに空気を導く少なくとも一つの空気孔を備えており、
前記空気孔の燃焼室内ガス流の方向に沿って見た下流縁
に近接して該一のルーバの外側より内側へ空気の流れを
導き該一つのルーバの内面のうち前記空気孔の下流側に
ある部分に沿って流れる冷却空気の膜を再生する手段が
設けられているガスタービンパワープラント用燃焼器に
於て、環状の本体を有し該本体にて前記一つのルーバに
形成された孔に嵌装されて前記空気孔の縁取りをするグ
ロメットが設けられており、前記グロメットの環状本体
のうちの前記空気孔の下流縁を郭定する下流側部分の燃
焼室側内面はそれに隣接する前記一つのルーバの燃焼室
側内面と同一面状に整合している。前記グロメットの環
状本体にはその下流側部分に沿って隔置され前記冷却空
気膜を再生するための空気を計量しつつ該グロメットを
横切って導く複数個の小開口と、該小開口の燃焼室側出
口を燃焼室内の燃焼ガス及び空気の流れに対し覆うリッ
プとが設けられていることを特徴とするガスタービンパ
ワープラント用燃焼器によって達成される。
発明の作用及び効果 上記の構成によれば、冷却空気膜形成用空気を吹き出す
吹出し口の開口度は、予めグロメットに形成された前記
小開口の大きさによって定まり、しかも該小開口より吹
き出された空気は該小開口の出口より該出口が開口する
グロメットの燃焼室側内面に同一面状に整合した燃焼室
内壁面に沿って流れるので、該小開口を出た空気がその
出口部に対向してグロメットの一部として設けられたリ
ップ以外に他の障害物によってその流れを変更されたり
或いは有効通路面積を変更されることなはく、常にグロ
メットの設計と製作精度に応じて定まる空気吹出し特性
による冷却空気膜形成用空気を吹き出しが行われる。
吹出し口の開口度は、予めグロメットに形成された前記
小開口の大きさによって定まり、しかも該小開口より吹
き出された空気は該小開口の出口より該出口が開口する
グロメットの燃焼室側内面に同一面状に整合した燃焼室
内壁面に沿って流れるので、該小開口を出た空気がその
出口部に対向してグロメットの一部として設けられたリ
ップ以外に他の障害物によってその流れを変更されたり
或いは有効通路面積を変更されることなはく、常にグロ
メットの設計と製作精度に応じて定まる空気吹出し特性
による冷却空気膜形成用空気を吹き出しが行われる。
この場合、グロメットは燃焼器或はその構成要素である
ルーバに比して遥かに小型の部品であり、それを個別部
品として製作する場合の製作精度はルーバの空気孔周り
の加工精度に比して遥に高い精度に容易に管理可能であ
る。従ってグロメットに於ける前記小開口の形成はグロ
メットが燃焼器に組込まれる以前の単体としての製造過
程に於て高い精度にて形成される。燃焼器へのグロメッ
トの取付けに当っては、燃焼器の壁に開けられた孔にグ
ロメットの環状本体を嵌装し、その位置決めは該環状本
体の燃焼室側内面が燃焼器の燃焼室側内壁面と同一面状
にある状態とするだけでよく、この状態を保って溶接等
によりグロメットを燃焼器の壁部に固定すればよいの
で、所定の冷却空気吹出し性能を満足するよう燃焼器に
グロメットを取付ける作業は簡単に行える。
ルーバに比して遥かに小型の部品であり、それを個別部
品として製作する場合の製作精度はルーバの空気孔周り
の加工精度に比して遥に高い精度に容易に管理可能であ
る。従ってグロメットに於ける前記小開口の形成はグロ
メットが燃焼器に組込まれる以前の単体としての製造過
程に於て高い精度にて形成される。燃焼器へのグロメッ
トの取付けに当っては、燃焼器の壁に開けられた孔にグ
ロメットの環状本体を嵌装し、その位置決めは該環状本
体の燃焼室側内面が燃焼器の燃焼室側内壁面と同一面状
にある状態とするだけでよく、この状態を保って溶接等
によりグロメットを燃焼器の壁部に固定すればよいの
で、所定の冷却空気吹出し性能を満足するよう燃焼器に
グロメットを取付ける作業は簡単に行える。
実施例 以下に添付の図を参照して本発明を実施例について詳細
に説明する。
に説明する。
以下に於ては本発明をガスタービンエンジンの筒型燃焼
器の壁に組込まれた好ましい実施例について説明する
が、本発明は他の形式の燃焼器にも適用されてよいもの
である。
器の壁に組込まれた好ましい実施例について説明する
が、本発明は他の形式の燃焼器にも適用されてよいもの
である。
第1図及び第2図に於て、符号10にて全体的に示された
筒型燃焼器はガスタービンエンジンの熱発生機構を収容
すべくエンジン内に適宜に支持されている。周知の如
く、燃料の燃焼は燃焼器内に於て発生し、タービンを駆
動し、エンジンがターポプロップエンジンであるかジェ
ットエンジンであるかに応じて動力又は推力を発生する
に十分なエネルギを発生する。
筒型燃焼器はガスタービンエンジンの熱発生機構を収容
すべくエンジン内に適宜に支持されている。周知の如
く、燃料の燃焼は燃焼器内に於て発生し、タービンを駆
動し、エンジンがターポプロップエンジンであるかジェ
ットエンジンであるかに応じて動力又は推力を発生する
に十分なエネルギを発生する。
燃焼器は円筒型又は切頭円錐形の部材として構成され、
互いに長手方向に端部を当接して装着されることにより
中空の燃焼室を郭定する複数個のルーバ12を含んでい
る。各ルーバの端部は隣接するルーバの壁冷却するため
の冷却空気膜を形成するリップ状部分を有している。
互いに長手方向に端部を当接して装着されることにより
中空の燃焼室を郭定する複数個のルーバ12を含んでい
る。各ルーバの端部は隣接するルーバの壁冷却するため
の冷却空気膜を形成するリップ状部分を有している。
かかる冷却構造が一つの典型的なルーバの一部を拡大し
て示す第2図に最も良く示されている。本発明の好まし
い実施例(本発明は他の燃焼器の構造にも同様に適用可
能である)を示す第2図より明らかな通り、フィン14が
上流側ルーバ12の下流側端部16より延在し、リップ18と
フランジ20との間に配置されている。リップ18、フィン
14及びフランジ20は円形をなしており、機械加工又は圧
延により形成されてよい。フィン14は、リップを支持す
ると共に空気の流れ方向を転換させる機能を果す。
て示す第2図に最も良く示されている。本発明の好まし
い実施例(本発明は他の燃焼器の構造にも同様に適用可
能である)を示す第2図より明らかな通り、フィン14が
上流側ルーバ12の下流側端部16より延在し、リップ18と
フランジ20との間に配置されている。リップ18、フィン
14及びフランジ20は円形をなしており、機械加工又は圧
延により形成されてよい。フィン14は、リップを支持す
ると共に空気の流れ方向を転換させる機能を果す。
ルーバ12の湾曲部30は、冷却空気膜形成部分を覆い、空
気をフィン14の前面に効果的に衝突させる寸法及び位置
に設けられた複数個の入口孔32を経て送られてくる圧縮
機吐出空気を燃焼室内へ導くよう冷却空気流を外側から
囲むよう湾曲されている。かかる内部構造により冷却空
気の流れ方向が転換され、冷却空気はフィンの周りに湾
曲部30の内側をこするように流れる。湾曲部30は燃焼器
が座屈しないよう剛化手段としても作用する。
気をフィン14の前面に効果的に衝突させる寸法及び位置
に設けられた複数個の入口孔32を経て送られてくる圧縮
機吐出空気を燃焼室内へ導くよう冷却空気流を外側から
囲むよう湾曲されている。かかる内部構造により冷却空
気の流れ方向が転換され、冷却空気はフィンの周りに湾
曲部30の内側をこするように流れる。湾曲部30は燃焼器
が座屈しないよう剛化手段としても作用する。
以上の説明より明らかな通り、湾曲部30の内側をこする
ように冷却空気が流れることによって熱が冷却空気へ伝
達され、従って外面に於ては冷却空気に曝され内面に於
ては燃焼器よりの熱に曝される湾曲部30の壁を横切る温
度勾配が低減される。
ように冷却空気が流れることによって熱が冷却空気へ伝
達され、従って外面に於ては冷却空気に曝され内面に於
ては燃焼器よりの熱に曝される湾曲部30の壁を横切る温
度勾配が低減される。
リップ18と湾曲部30の後方に形成された次の下流側ルー
バの屈曲部34とは、燃焼器内と連通し、燃焼器内へ膜の
状態にて冷却空気を吐出すべく流れ方向を二度反転させ
つつフィンを越えて流れる空気のための環状溝を構成し
ている。かくして形成される冷却空気膜は燃焼器の多大
の熱より燃焼器の金属を遮断すべく該下流側ルーバ12の
内壁面に付着し、また破線Aにて示されている如くでき
るだけルーバの内面に沿って流れるよう導かれる。ルー
バ12の部分22はテーパ状をなしており、フランジ20へ空
気を良好に導き得るようになっている。
バの屈曲部34とは、燃焼器内と連通し、燃焼器内へ膜の
状態にて冷却空気を吐出すべく流れ方向を二度反転させ
つつフィンを越えて流れる空気のための環状溝を構成し
ている。かくして形成される冷却空気膜は燃焼器の多大
の熱より燃焼器の金属を遮断すべく該下流側ルーバ12の
内壁面に付着し、また破線Aにて示されている如くでき
るだけルーバの内面に沿って流れるよう導かれる。ルー
バ12の部分22はテーパ状をなしており、フランジ20へ空
気を良好に導き得るようになっている。
第2図より明らかな通り、符号50にて全体的に示された
燃焼用又は希釈用或いは両方の目的のための空気を燃焼
室内へ供給する空気孔は、当技術分野に於てよく知られ
ている如く、燃焼室壁を囲繞するキャビティより燃焼器
内へ半径方向内方へ空気を導入する。かくして半径方向
内方へ流れる空気は上述のリップ18の部分から吹き出さ
れた空気による冷却空気膜の流れを遮り、冷却空気膜は
これによって中断される。かかる問題に対処し、ルーバ
12に形成された孔54内に挿入され空気孔50を縁取りする
グロメット52には、その環状の本体の下流側部分56に、
冷却空気膜を形成するための空気を吹き出す小孔60によ
る小開口が設けられており、又該小孔の出口部を燃焼室
内の燃焼ガス及び空気の流れに対し覆うリップ58がグロ
メットの環状本体の内壁面より半径方向に隔置されるよ
う燃焼領域内へ半径方向内方に延在している。又第3図
及び第4図に示されている通り、リップ58の上面(環状
本体に面する面)は小孔60より吹き出される低温の空気
を受けるための衝突板として作用し、リップ58に衝突し
た低温の空気は実質的に90°方向転換されてリップの上
面に沿って流れ、グロメットの環状本体の内面と同一面
状をなすルーバ12の燃焼室側内面に沿って流れ、ここに
冷却空気膜を形成し、これにより空気孔50の下流側領域
に冷却空気膜を再形成する。第3図に示す実施例に於て
はグロメットの環状本体の外周より内側に穿孔された小
孔60により冷却空気膜形成用空気を吹き出す小開口が形
成されているが、第5図に示す如くグロメット環状本体
の外周に開いた小溝61が形成され、各小溝の外周に開い
た部分が孔54の周壁により閉じられることによって冷却
空気膜形成用空気吹出し用の小開口が形成されるように
なっていてもよい。
燃焼用又は希釈用或いは両方の目的のための空気を燃焼
室内へ供給する空気孔は、当技術分野に於てよく知られ
ている如く、燃焼室壁を囲繞するキャビティより燃焼器
内へ半径方向内方へ空気を導入する。かくして半径方向
内方へ流れる空気は上述のリップ18の部分から吹き出さ
れた空気による冷却空気膜の流れを遮り、冷却空気膜は
これによって中断される。かかる問題に対処し、ルーバ
12に形成された孔54内に挿入され空気孔50を縁取りする
グロメット52には、その環状の本体の下流側部分56に、
冷却空気膜を形成するための空気を吹き出す小孔60によ
る小開口が設けられており、又該小孔の出口部を燃焼室
内の燃焼ガス及び空気の流れに対し覆うリップ58がグロ
メットの環状本体の内壁面より半径方向に隔置されるよ
う燃焼領域内へ半径方向内方に延在している。又第3図
及び第4図に示されている通り、リップ58の上面(環状
本体に面する面)は小孔60より吹き出される低温の空気
を受けるための衝突板として作用し、リップ58に衝突し
た低温の空気は実質的に90°方向転換されてリップの上
面に沿って流れ、グロメットの環状本体の内面と同一面
状をなすルーバ12の燃焼室側内面に沿って流れ、ここに
冷却空気膜を形成し、これにより空気孔50の下流側領域
に冷却空気膜を再形成する。第3図に示す実施例に於て
はグロメットの環状本体の外周より内側に穿孔された小
孔60により冷却空気膜形成用空気を吹き出す小開口が形
成されているが、第5図に示す如くグロメット環状本体
の外周に開いた小溝61が形成され、各小溝の外周に開い
た部分が孔54の周壁により閉じられることによって冷却
空気膜形成用空気吹出し用の小開口が形成されるように
なっていてもよい。
第3図に於て、グロメット56はルーバ12に取付けられた
状態にて図示されている。燃焼用又は希釈用或いは両方
の目的のための空気孔50はグロメット56の環状本体の内
側の孔72により形成されており、グロメットの環状本体
の外周に対し偏心した位置に設けられている。このこと
は接地構造の如何によっては望ましい。リップ58はその
両側に一対の剛化リム72を備えており、これによっては
リップの剛性が増大すると共に、冷却空気膜形成用空気
をルーバの内面によりよく沿って流す案内手段としても
作用する。
状態にて図示されている。燃焼用又は希釈用或いは両方
の目的のための空気孔50はグロメット56の環状本体の内
側の孔72により形成されており、グロメットの環状本体
の外周に対し偏心した位置に設けられている。このこと
は接地構造の如何によっては望ましい。リップ58はその
両側に一対の剛化リム72を備えており、これによっては
リップの剛性が増大すると共に、冷却空気膜形成用空気
をルーバの内面によりよく沿って流す案内手段としても
作用する。
以上に於ては、本発明を特定の実施例について詳細に説
明したが、本発明はかかる実施例に限定されるものでは
なく、本発明の範囲内にて他の種々の実施例が可能であ
ることは当業者にとって明らかであろう。
明したが、本発明はかかる実施例に限定されるものでは
なく、本発明の範囲内にて他の種々の実施例が可能であ
ることは当業者にとって明らかであろう。
第1図は本発明が組込まれた燃焼器を示す部分断面図で
ある。 第2図は第1図に示された燃焼器の拡大部分断面図であ
る。 第3図は燃焼用又は希釈用或いは両方の目的のための空
気を供給する空気孔を縁取りするグロメットをルーバと
共に示す部分図である。 第4図は第3図の線4−4に沿う断面図である。 第5図はグロメットの他の一つの実施例を示す平面図で
ある。 10…燃焼器,12…ルーバ,14…フィン,16…下流側端部,18
…リップ,20…フランジ,22…テーパ状部分,30…湾曲部,
32…入口孔,34…湾曲部,50…燃焼用又は希釈用或いは両
方の目的のための空気孔,52…グロメット,54…孔,56…
下流側部分,58…リップ,60…小孔,61…小溝,74…リブ
ある。 第2図は第1図に示された燃焼器の拡大部分断面図であ
る。 第3図は燃焼用又は希釈用或いは両方の目的のための空
気を供給する空気孔を縁取りするグロメットをルーバと
共に示す部分図である。 第4図は第3図の線4−4に沿う断面図である。 第5図はグロメットの他の一つの実施例を示す平面図で
ある。 10…燃焼器,12…ルーバ,14…フィン,16…下流側端部,18
…リップ,20…フランジ,22…テーパ状部分,30…湾曲部,
32…入口孔,34…湾曲部,50…燃焼用又は希釈用或いは両
方の目的のための空気孔,52…グロメット,54…孔,56…
下流側部分,58…リップ,60…小孔,61…小溝,74…リブ
Claims (5)
- 【請求項1】全体として環状をなし軸線方向に端部と端
部を繋ぎ合せて配列されることにより内部に燃焼室を郭
定する管状体を構成する複数個のルーバ(12)を有し、
前記ルーバの各々は燃焼ガスに露呈される内面と燃焼用
又は希釈用或いはこれら両方の目的のための空気に露呈
される外面とを有し、前記ルーバの少なくとも一つの上
流端の近くにて前記管状体を横切ってその外側から内側
へ空気を導入して該一つのルーバの前記内面に沿って冷
却空気の膜を形成する手段(32,18)が設けられてお
り、前記一つのルーバはその軸線方向の中間部にその外
側より内側へ燃焼用又は希釈用或いは両方の目的のため
に空気を導く少なくとも一つの空気孔(50)を備えてお
り、前記空気孔の燃焼室内ガス流の方向に沿って見た下
流縁に近接して該一つのルーバの外側より内側へ空気の
流れを導き該一つのルーバの内面のうち前記空気孔の下
流側にある部分に沿って流れる冷却空気の膜を再生する
手段(60,61,58)が設けられているガスタービンパワー
プラント用燃焼器に於て、環状の本体を有し該本体にて
前記一つのルーバに形成された孔(54)に嵌装されて前
記空気孔(50)の縁取りをするグロメット(52)が設け
られており、前記グロメットの環状本体のうちの前記空
気孔(50)の下流縁を郭定する下流側部分の燃焼室側内
面はそれに隣接する前記一つのルーバの燃焼室側内面と
同一面状に整合しており、前記グロメットの環状本体に
はその下流側部分に沿って隔置され前記冷却空気膜を再
生するための空気を計量しつつ該グロメットを横切って
導く複数個の小開口(60,61)と、該小開口の燃焼室側
出口を燃焼室内の燃焼ガス及び空気の流れに対し覆うリ
ップ(58)とが設けられていることを特徴とするガスタ
ービンパワープラント用燃焼器。 - 【請求項2】特許請求の範囲第1項に記載のガスタービ
ンパワープラント用燃焼器にして、前記小開口の各々は
前記グロメットの環状本体の外周より内部に形成された
小孔(60)であることを特徴とするガスタービンパワー
プラント用燃焼器。 - 【請求項3】特許請求の範囲第1項に記載のガスタービ
ンパワープラント用燃焼器にして、前記小孔の各々は側
方にて前記グロメットの環状本体の外周に開いた溝(6
1)として形成されており、該グロメットが嵌装されて
いる前記孔(54)の周壁により側方の開いた部分が閉じ
られるようになっていることを特徴とするガスタービン
パワープラント用燃焼器。 - 【請求項4】特許請求の範囲第1項〜第3項のいずれか
に記載のガスタービンパワープラント用燃焼器にして、
前記リップ(58)は該グロメットの環状の本体とそれが
嵌装された前記孔(54)の係合境界を越えて延在してい
ることを特徴とするガスタービンパワープラント用燃焼
器。 - 【請求項5】特許請求の範囲第1項〜第4項のいずれか
に記載のガスタービンパワープラント用燃焼器にして、
前記リップ(58)はその両端部に一対の補強リプ(74)
を備え、該一対のリブと共に空気案内流路を郭定してい
ることを特徴とするガスタービンパワープラント用燃焼
器。
Applications Claiming Priority (2)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
US06/689,253 US4622821A (en) | 1985-01-07 | 1985-01-07 | Combustion liner for a gas turbine engine |
US689253 | 1985-01-07 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS61161338A JPS61161338A (ja) | 1986-07-22 |
JPH0684814B2 true JPH0684814B2 (ja) | 1994-10-26 |
Family
ID=24767661
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP61001222A Expired - Lifetime JPH0684814B2 (ja) | 1985-01-07 | 1986-01-07 | ガスタービンパワープラント用燃焼器 |
Country Status (5)
Country | Link |
---|---|
US (1) | US4622821A (ja) |
EP (1) | EP0187731B1 (ja) |
JP (1) | JPH0684814B2 (ja) |
DE (1) | DE3665627D1 (ja) |
IL (1) | IL77514A (ja) |
Families Citing this family (97)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US4989407A (en) * | 1986-08-29 | 1991-02-05 | United Technologies Corporation | Thrust augmentor flameholder |
US4875339A (en) * | 1987-11-27 | 1989-10-24 | General Electric Company | Combustion chamber liner insert |
GB2221979B (en) * | 1988-08-17 | 1992-03-25 | Rolls Royce Plc | A combustion chamber for a gas turbine engine |
US4887432A (en) * | 1988-10-07 | 1989-12-19 | Westinghouse Electric Corp. | Gas turbine combustion chamber with air scoops |
WO1995025932A1 (en) * | 1989-08-31 | 1995-09-28 | Alliedsignal Inc. | Turbine combustor cooling system |
US5329773A (en) * | 1989-08-31 | 1994-07-19 | Alliedsignal Inc. | Turbine combustor cooling system |
US5077969A (en) * | 1990-04-06 | 1992-01-07 | United Technologies Corporation | Cooled liner for hot gas conduit |
FR2668246B1 (fr) * | 1990-10-17 | 1994-12-09 | Snecma | Chambre de combustion munie d'un dispositif de refroidissement de sa paroi. |
US5216886A (en) * | 1991-08-14 | 1993-06-08 | The United States Of America As Represented By The Secretary Of The Air Force | Segmented cell wall liner for a combustion chamber |
US5660525A (en) * | 1992-10-29 | 1997-08-26 | General Electric Company | Film cooled slotted wall |
DE4309131A1 (de) * | 1993-03-22 | 1994-09-29 | Abb Management Ag | Verfahren und Vorrichtung zur Nachlaufbeeinflussung bei Brennkammereinbauten |
FR2752916B1 (fr) * | 1996-09-05 | 1998-10-02 | Snecma | Chemise de protection thermique pour chambre de combustion de turboreacteur |
GB2355301A (en) * | 1999-10-13 | 2001-04-18 | Rolls Royce Plc | A wall structure for a combustor of a gas turbine engine |
US6266961B1 (en) * | 1999-10-14 | 2001-07-31 | General Electric Company | Film cooled combustor liner and method of making the same |
GB9926257D0 (en) * | 1999-11-06 | 2000-01-12 | Rolls Royce Plc | Wall elements for gas turbine engine combustors |
US6973419B1 (en) | 2000-03-02 | 2005-12-06 | United Technologies Corporation | Method and system for designing an impingement film floatwall panel system |
US6568079B2 (en) * | 2001-06-11 | 2003-05-27 | General Electric Company | Methods for replacing combustor liner panels |
US6581285B2 (en) | 2001-06-11 | 2003-06-24 | General Electric Co. | Methods for replacing nuggeted combustor liner panels |
RU2289035C2 (ru) * | 2001-12-18 | 2006-12-10 | Вольво Аэро Корпорейшн | Подверженный во время работы воздействию высоких тепловых нагрузок элемент конструкции и способ его изготовления |
EP1482246A1 (de) * | 2003-05-30 | 2004-12-01 | Siemens Aktiengesellschaft | Brennkammer |
US8800293B2 (en) * | 2007-07-10 | 2014-08-12 | United Technologies Corporation | Floatwell panel assemblies and related systems |
US8448443B2 (en) * | 2007-10-11 | 2013-05-28 | General Electric Company | Combustion liner thimble insert and related method |
US9199185B2 (en) | 2009-05-15 | 2015-12-01 | Cummins Filtration Ip, Inc. | Surface coalescers |
US8677759B2 (en) * | 2009-01-06 | 2014-03-25 | General Electric Company | Ring cooling for a combustion liner and related method |
US20100269513A1 (en) * | 2009-04-23 | 2010-10-28 | General Electric Company | Thimble Fan for a Combustion System |
US9010121B2 (en) * | 2010-12-10 | 2015-04-21 | Rolls-Royce Plc | Combustion chamber |
US9062884B2 (en) | 2011-05-26 | 2015-06-23 | Honeywell International Inc. | Combustors with quench inserts |
US20130074471A1 (en) * | 2011-09-22 | 2013-03-28 | General Electric Company | Turbine combustor and method for temperature control and damping a portion of a combustor |
GB201116608D0 (en) * | 2011-09-27 | 2011-11-09 | Rolls Royce Plc | A method of operating a combustion chamber |
US9279330B2 (en) | 2012-02-15 | 2016-03-08 | United Technologies Corporation | Gas turbine engine component with converging/diverging cooling passage |
US9410435B2 (en) | 2012-02-15 | 2016-08-09 | United Technologies Corporation | Gas turbine engine component with diffusive cooling hole |
US9416665B2 (en) | 2012-02-15 | 2016-08-16 | United Technologies Corporation | Cooling hole with enhanced flow attachment |
US9482100B2 (en) | 2012-02-15 | 2016-11-01 | United Technologies Corporation | Multi-lobed cooling hole |
US8683814B2 (en) | 2012-02-15 | 2014-04-01 | United Technologies Corporation | Gas turbine engine component with impingement and lobed cooling hole |
US10422230B2 (en) | 2012-02-15 | 2019-09-24 | United Technologies Corporation | Cooling hole with curved metering section |
US8522558B1 (en) | 2012-02-15 | 2013-09-03 | United Technologies Corporation | Multi-lobed cooling hole array |
US8733111B2 (en) | 2012-02-15 | 2014-05-27 | United Technologies Corporation | Cooling hole with asymmetric diffuser |
US8707713B2 (en) | 2012-02-15 | 2014-04-29 | United Technologies Corporation | Cooling hole with crenellation features |
US9024226B2 (en) | 2012-02-15 | 2015-05-05 | United Technologies Corporation | EDM method for multi-lobed cooling hole |
US8584470B2 (en) | 2012-02-15 | 2013-11-19 | United Technologies Corporation | Tri-lobed cooling hole and method of manufacture |
US8683813B2 (en) | 2012-02-15 | 2014-04-01 | United Technologies Corporation | Multi-lobed cooling hole and method of manufacture |
US8689568B2 (en) | 2012-02-15 | 2014-04-08 | United Technologies Corporation | Cooling hole with thermo-mechanical fatigue resistance |
US8850828B2 (en) | 2012-02-15 | 2014-10-07 | United Technologies Corporation | Cooling hole with curved metering section |
US9273560B2 (en) | 2012-02-15 | 2016-03-01 | United Technologies Corporation | Gas turbine engine component with multi-lobed cooling hole |
US8572983B2 (en) | 2012-02-15 | 2013-11-05 | United Technologies Corporation | Gas turbine engine component with impingement and diffusive cooling |
US9422815B2 (en) | 2012-02-15 | 2016-08-23 | United Technologies Corporation | Gas turbine engine component with compound cusp cooling configuration |
US8763402B2 (en) | 2012-02-15 | 2014-07-01 | United Technologies Corporation | Multi-lobed cooling hole and method of manufacture |
US9416971B2 (en) | 2012-02-15 | 2016-08-16 | United Technologies Corporation | Multiple diffusing cooling hole |
US9284844B2 (en) | 2012-02-15 | 2016-03-15 | United Technologies Corporation | Gas turbine engine component with cusped cooling hole |
US9598979B2 (en) | 2012-02-15 | 2017-03-21 | United Technologies Corporation | Manufacturing methods for multi-lobed cooling holes |
US9360215B2 (en) | 2012-04-02 | 2016-06-07 | United Technologies Corporation | Combustor having a beveled grommet |
US9625151B2 (en) * | 2012-09-25 | 2017-04-18 | United Technologies Corporation | Cooled combustor liner grommet |
US10088162B2 (en) | 2012-10-01 | 2018-10-02 | United Technologies Corporation | Combustor with grommet having projecting lip |
US9085981B2 (en) * | 2012-10-19 | 2015-07-21 | Siemens Energy, Inc. | Ducting arrangement for cooling a gas turbine structure |
US10058808B2 (en) | 2012-10-22 | 2018-08-28 | Cummins Filtration Ip, Inc. | Composite filter media utilizing bicomponent fibers |
DE102012022259A1 (de) | 2012-11-13 | 2014-05-28 | Rolls-Royce Deutschland Ltd & Co Kg | Brennkammerschindel einer Gasturbine sowie Verfahren zu deren Herstellung |
EP2946145B1 (en) * | 2013-01-16 | 2020-07-15 | United Technologies Corporation | Combustor cooled quench zone array |
US10088159B2 (en) | 2013-03-12 | 2018-10-02 | United Technologies Corporation | Active cooling of grommet bosses for a combustor panel of a gas turbine engine |
US9989254B2 (en) * | 2013-06-03 | 2018-06-05 | General Electric Company | Combustor leakage control system |
EP3060847B1 (en) * | 2013-10-24 | 2019-09-18 | United Technologies Corporation | Passage geometry for gas turbine engine combustor |
JP6246562B2 (ja) | 2013-11-05 | 2017-12-13 | 三菱日立パワーシステムズ株式会社 | ガスタービン燃焼器 |
EP3084307B1 (en) * | 2013-12-19 | 2018-10-24 | United Technologies Corporation | Dilution passage arrangement for gas turbine engine combustor |
US10317079B2 (en) | 2013-12-20 | 2019-06-11 | United Technologies Corporation | Cooling an aperture body of a combustor wall |
US9810430B2 (en) | 2013-12-23 | 2017-11-07 | United Technologies Corporation | Conjoined grommet assembly for a combustor |
EP3087266B1 (en) * | 2013-12-23 | 2019-10-09 | United Technologies Corporation | Multi-streamed dilution hole configuration for a gas turbine engine and relating method of operation |
KR101556532B1 (ko) * | 2014-01-16 | 2015-10-01 | 두산중공업 주식회사 | 냉각슬리브를 포함하는 라이너, 플로우슬리브 및 가스터빈연소기 |
US10443848B2 (en) * | 2014-04-02 | 2019-10-15 | United Technologies Corporation | Grommet assembly and method of design |
US9528705B2 (en) * | 2014-04-08 | 2016-12-27 | General Electric Company | Trapped vortex fuel injector and method for manufacture |
US10077903B2 (en) * | 2014-10-20 | 2018-09-18 | United Technologies Corporation | Hybrid through holes and angled holes for combustor grommet cooling |
US10451281B2 (en) * | 2014-11-04 | 2019-10-22 | United Technologies Corporation | Low lump mass combustor wall with quench aperture(s) |
US10612781B2 (en) | 2014-11-07 | 2020-04-07 | United Technologies Corporation | Combustor wall aperture body with cooling circuit |
US20160178199A1 (en) * | 2014-12-17 | 2016-06-23 | United Technologies Corporation | Combustor dilution hole active heat transfer control apparatus and system |
US10132498B2 (en) * | 2015-01-20 | 2018-11-20 | United Technologies Corporation | Thermal barrier coating of a combustor dilution hole |
US10871075B2 (en) | 2015-10-27 | 2020-12-22 | Pratt & Whitney Canada Corp. | Cooling passages in a turbine component |
US10533749B2 (en) | 2015-10-27 | 2020-01-14 | Pratt & Whitney Cananda Corp. | Effusion cooling holes |
GB201603166D0 (en) * | 2016-02-24 | 2016-04-06 | Rolls Royce Plc | A combustion chamber |
US10605092B2 (en) | 2016-07-11 | 2020-03-31 | United Technologies Corporation | Cooling hole with shaped meter |
DE112017002974T5 (de) | 2016-07-19 | 2019-03-07 | Cummins Filtration Ip, Inc. | Koaleszer mit perforierter schicht |
RU2715634C2 (ru) | 2016-11-21 | 2020-03-02 | Дженерал Электрик Текнолоджи Гмбх | Устройство и способ для принудительного охлаждения компонентов газотурбинной установки |
DE102016224632A1 (de) * | 2016-12-09 | 2018-06-14 | Rolls-Royce Deutschland Ltd & Co Kg | Plattenförmiges Bauteil einer Gasturbine sowie Verfahren zu dessen Herstellung |
US10690347B2 (en) | 2017-02-01 | 2020-06-23 | General Electric Company | CMC combustor deflector |
US20180283689A1 (en) * | 2017-04-03 | 2018-10-04 | General Electric Company | Film starters in combustors of gas turbine engines |
US10408453B2 (en) * | 2017-07-19 | 2019-09-10 | United Technologies Corporation | Dilution holes for gas turbine engines |
US11137140B2 (en) | 2017-10-04 | 2021-10-05 | Raytheon Technologies Corporation | Dilution holes with ridge feature for gas turbine engines |
US10890327B2 (en) * | 2018-02-14 | 2021-01-12 | General Electric Company | Liner of a gas turbine engine combustor including dilution holes with airflow features |
US11255543B2 (en) | 2018-08-07 | 2022-02-22 | General Electric Company | Dilution structure for gas turbine engine combustor |
US11085639B2 (en) * | 2018-12-27 | 2021-08-10 | Rolls-Royce North American Technologies Inc. | Gas turbine combustor liner with integral chute made by additive manufacturing process |
FR3096114B1 (fr) * | 2019-05-13 | 2022-10-28 | Safran Aircraft Engines | Chambre de combustion comprenant des moyens de refroidissement d’une zone d’enveloppe annulaire en aval d’une cheminée |
US11371701B1 (en) | 2021-02-03 | 2022-06-28 | General Electric Company | Combustor for a gas turbine engine |
US11867402B2 (en) * | 2021-03-19 | 2024-01-09 | Rtx Corporation | CMC stepped combustor liner |
US11572835B2 (en) * | 2021-05-11 | 2023-02-07 | General Electric Company | Combustor dilution hole |
US11959643B2 (en) | 2021-06-07 | 2024-04-16 | General Electric Company | Combustor for a gas turbine engine |
US11774098B2 (en) | 2021-06-07 | 2023-10-03 | General Electric Company | Combustor for a gas turbine engine |
US12085283B2 (en) | 2021-06-07 | 2024-09-10 | General Electric Company | Combustor for a gas turbine engine |
US11885495B2 (en) * | 2021-06-07 | 2024-01-30 | General Electric Company | Combustor for a gas turbine engine including a liner having a looped feature |
US11920790B2 (en) * | 2021-11-03 | 2024-03-05 | General Electric Company | Wavy annular dilution slots for lower emissions |
CN116928696A (zh) * | 2022-03-31 | 2023-10-24 | 通用电气公司 | 用于燃烧器的衬套组件 |
Family Cites Families (12)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US2699648A (en) * | 1950-10-03 | 1955-01-18 | Gen Electric | Combustor sectional liner structure with annular inlet nozzles |
GB858525A (en) * | 1958-08-12 | 1961-01-11 | Lucas Industries Ltd | Improvements relating to combustion chambers for prime movers |
GB1271084A (en) * | 1968-05-13 | 1972-04-19 | T C Borrie Ltd | Improvements in or relating to cartridge-operated hand tools |
DE1957147A1 (de) * | 1968-11-15 | 1970-06-04 | Rolls Royce | Flammrohr fuer Verbrennungsanlagen von Gasturbinentriebwerken |
GB1289128A (ja) * | 1969-03-28 | 1972-09-13 | ||
US4132066A (en) * | 1977-09-23 | 1979-01-02 | United Technologies Corporation | Combustor liner for gas turbine engine |
GB2017827B (en) * | 1978-04-04 | 1983-02-02 | Gen Electric | Combustor liner cooling |
DE2932318A1 (de) * | 1979-08-09 | 1981-02-26 | Motoren Turbinen Union | Brennkammer fuer gasturbinentriebwerke mit einrichtungen zur flammrohrwandkuehlung |
US4302941A (en) * | 1980-04-02 | 1981-12-01 | United Technologies Corporation | Combuster liner construction for gas turbine engine |
US4361010A (en) * | 1980-04-02 | 1982-11-30 | United Technologies Corporation | Combustor liner construction |
US4380906A (en) * | 1981-01-22 | 1983-04-26 | United Technologies Corporation | Combustion liner cooling scheme |
US4549402A (en) * | 1982-05-26 | 1985-10-29 | Pratt & Whitney Aircraft Of Canada Limited | Combustor for a gas turbine engine |
-
1985
- 1985-01-07 US US06/689,253 patent/US4622821A/en not_active Expired - Lifetime
-
1986
- 1986-01-03 IL IL77514A patent/IL77514A/xx not_active IP Right Cessation
- 1986-01-06 DE DE8686630002T patent/DE3665627D1/de not_active Expired
- 1986-01-06 EP EP86630002A patent/EP0187731B1/en not_active Expired
- 1986-01-07 JP JP61001222A patent/JPH0684814B2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
IL77514A (en) | 1991-03-10 |
DE3665627D1 (en) | 1989-10-19 |
EP0187731A1 (en) | 1986-07-16 |
JPS61161338A (ja) | 1986-07-22 |
US4622821A (en) | 1986-11-18 |
EP0187731B1 (en) | 1989-09-13 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JPH0684814B2 (ja) | ガスタービンパワープラント用燃焼器 | |
US5461866A (en) | Gas turbine engine combustion liner float wall cooling arrangement | |
US4361010A (en) | Combustor liner construction | |
US6152690A (en) | Sealing apparatus for gas turbine | |
US7862295B2 (en) | Device for guiding a stream of air entering a combustion chamber of a turbomachine | |
JP3692146B2 (ja) | 燃料ノズルガイド保持アッセンブリ | |
EP2691610B1 (en) | Turbine combustion system cooling scoop | |
KR20010085488A (ko) | 가스 터빈용 연소기 및 연소기 라이너 유동 슬리브와연소기 라이너 냉각 방법 | |
MXPA05004420A (es) | Ducto de transicion enfriado por efusion con agujeros de enfriamiento configurados. | |
JP2008512597A (ja) | 燃焼器の出口ダクトの冷却 | |
JPH0259281B2 (ja) | ||
US5581999A (en) | Bulkhead liner with raised lip | |
EP0086667B1 (en) | Improved low smoke combustor for land based combustion turbines | |
JPH04232336A (ja) | 湾曲した気膜冷却穴を設けたガスタービンエンジンのベーン | |
JPH0529802B2 (ja) | ||
JP2005061823A (ja) | 改良型デフレクタプレートを有するガスタービンエンジンの燃焼器ドーム組立体 | |
US5524438A (en) | Segmented bulkhead liner for a gas turbine combustor | |
JPH0415377B2 (ja) | ||
JP5175081B2 (ja) | 燃焼室の端壁のためのデフレクタ、デフレクタを有する燃焼室、およびそれらを備えるタービンエンジン | |
JP2008076043A (ja) | 環状のターボ機械燃焼室 | |
JP2769699B2 (ja) | 軸対称斜流式貫流ボイラー | |
JP2004245224A (ja) | タービンディスクを冷却するための装置 | |
JPS63143422A (ja) | ガスタ−ビン燃焼器 | |
JPH0261394A (ja) | 空気調和機および送風機保護ガード | |
JPH0719001A (ja) | 冷却流路を有するタービン翼 |