JPH0684404B2 - 反転ミクロラテツクスの製造方法 - Google Patents

反転ミクロラテツクスの製造方法

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JPH0684404B2
JPH0684404B2 JP60155014A JP15501485A JPH0684404B2 JP H0684404 B2 JPH0684404 B2 JP H0684404B2 JP 60155014 A JP60155014 A JP 60155014A JP 15501485 A JP15501485 A JP 15501485A JP H0684404 B2 JPH0684404 B2 JP H0684404B2
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  • Polymers & Plastics (AREA)
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  • Organic Low-Molecular-Weight Compounds And Preparation Thereof (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明は、水溶性ビニル単量体を反転ミクロエマルジョ
ン中で重合することによって、反転ミクロラテックスを
製造する方法、ならびにその方法によって得られる反転
ミクロラテックスに関する。
1つまたは複数の(共)重合される水溶性単量体を含む
水性相、有機相および1つまたは複数の界面活性剤の混
合物から生じる反転エマルジョン中での重合により、水
溶性重量体の反転ラテックスを製造することが知られて
いる。
これらの配合においては、界面活性剤は大体の場合、非
イオン界面活性剤で、小さなHLB(親水性親油性平衡)
を示して油中水形エマルジョンを得ることのできるもの
の中から選ばれる。多くの場合、ソルビタンのモノオレ
エートまたはモノステアレートが用いられる。さらに、
より大きなHLB(≧7)のある種の界面活性剤もまた、
油中水形エマルジョンを生成できることも示された。
反転ラテックスの大きな不都合は、安定性の欠如であ
る。これは、時がたつと著しい上澄みの生成となって表
われる。
他方、先行技術として、アニオン性またはカチオン性の
界面活性剤を用いた反転ミクロラテックスの製造方法も
記載されている(フランス特許出願第A−2,524,895
号)。
本発明者は、従来技術に対して、反転ミクロラテックス
中に水溶性の重量体含有量を増しうる、非イオン性界面
活性剤を用いた反転ミクロラテックスの製造方法を発見
した。
問題点の解決手段 本発明の反転ミクロラテックスの製造方法は、一般に下
記の工程により定義される。
(a) (安定で透明な)油中水形ミクロエマルジョン
を、 (i)重合させるビニル単量体および飽和脂肪族モノカ
ルボン酸のアルカリ金属塩の水溶液と、 (ii)イソパラフィン系およびパラフィン系炭化水素よ
り選ばれる少なくとも1種の炭化水素液体を包含する油
相とを (iii) HLBが8ないし11である少なくとも1種の非イ
オン界面活性剤の存在下で(界面活性剤の混合物の場合
には、結果として生ずるHLBに関する)、 混合して製造する; (b) 工程(a)で得られた反転ミクロエマルジョン
を重合条件下に付して、完全に重合させて、安定かつ透
明で高分子量の反転ミクロラテックスが得られるように
する。
本発明においてミクロラテックスに導かれる反転ミクロ
エマルジョンの配合においては、水溶性ビニル単量体
は、特にアクリルアミド、メタクリルアミドまたはN−
ビニルピロリドンから成っていてもよい。飽和脂肪族モ
ノカルボン酸のアルカリ金属塩は、例えば酢酸、プロピ
オン酸または酪酸のアルカリ塩であってもよい。実際に
は酢酸ナトリウムが好ましい。
反転ミクロエマルジョンを得るには、一般に特別な条件
を使用することが必要であって、その場合の主要なパラ
メータは次の通りである。即ち、界面活性剤の濃度、使
用する界面活性剤または界面活性剤混合物のHLB、温
度、有機相の種類および水相の組成である。
水相における単量体の含有量は、一般に20ないし80重量
%、大抵の場合30ないし70重量%である。
アルカリ金属のカルボン酸塩と単量体の量の重量比は、
一般に0.1/1〜0.3/1である。
いくつかの場合には、水性相は水酸化ナトリウムまたは
水酸化カリウムを含んでいてもよい。このようにして、
この物質の量を的確に調整して、加水分解されたポリア
クリルアミドを得る。これはいくつかの用途には特に有
利である。とりわけ炭化水素の二次回収に関する用途に
は有利である。もう1つの技術は、重合化を行なった後
に、加水分解を行なうことから成る。
有機相の選択は、反転ミクロエマルジョンを得るのに必
要な界面活性剤の最低濃度に対して非常に重要である。
この有機相は、1種のパラフィン系またはイソパラフィ
ン系炭化水素、またはこれらの炭化水素混合物より構成
することができる。これらの炭化水素は、反転ミクロエ
マルジョンの経済的な配合(界面活性剤の含有量が小さ
くなる)を得るのに最も適応している。
水相の量と炭化水素相の量との重量割合はできるだけ大
きく選んで、重合の後で、重合体について高い含有量を
有するミクロラテックスが得られるようにする。実際に
は、この比は、例えば0.5ないし3/1の割合にすることが
できる。
さらに、(1種または複数種の)界面活性剤の選択は、
8ないし11に亘るHLBが得られることによって導かれ
る。事実、この範囲を外れると、反転ミクロラテックス
を得ることが不可能であるか、またはかなりな量の界面
活性剤が必要になって、経済的な方法とは相容れなくな
る。さらに、このように規定されたHLBの領域内では、
界面活性剤の含有量は反転ミクロラテックスを得るのに
十分でなければならない。界面活性剤の濃度が非常に小
さいと、以前に記したのと類似した反転ラテックスが得
られることになって、本発明には属さなくなる。
考慮されているHLBの範囲では、ミクロエマルジョンの
成分全体に対する界面活性剤の最小濃度は、HLBの値に
従って変る。約9重量%の下限は、より詳しくは約8.5
〜9.5のHLB範囲に達する。8〜8.5および9.5〜11の範囲
については、下限は一般にもっと高い。このようにして
例えば、約10のHLBの値については、界面活性剤の最小
含有量は、約20重量%である。
界面活性剤についての濃度の上限に関しては、経済上の
理由のために、反転ミクロエマルジョンの成分全体に対
して25重量%の濃度に制限することが望ましい。
反転ミクロエマルジョンを製造する場合に重要なこと
は、非イオン性界面活性剤が存在すると、反転ミクロエ
マルジョンが温度に敏感であるために、混合物の温度を
注意深く制御しなければならないことである。この温度
の影響は、界面活性剤の濃度が反転ミクロエマルジョン
を得るのに要求される最低含有量に近づけば近づくほど
敏感になる。
必要な界面活性剤の含有量を減らすために、さらに反転
ミクロエマルジョンの安定性に及ぼす温度の影響を最大
限に除くために、反転ミクロエマルジョンは可能な限
り、重合に対して選ばれた温度にできるだけ近い温度
で、製造しなければならないことになる。
上記の反転ミクロエマルジョンの中に存在する水溶性ビ
ニル単量体は、光化学的な方法または熱的な方法によっ
て重合される。即ち、例えば紫外線照射によるような、
光化学的に重合を起させることにより成る方法、また
は、例えばアゾビスイソブチロニトリルのような疎水性
であれ、例えば過硫酸カリウムのような親水性であれ、
遊離基の発生剤によって熱的に重合を起させる方法であ
る。
重合は、例えば光化学的な方法による数分というように
非常に迅速に定量的に行なわれて、安定で透明なミクロ
ラテックスが生成され、またその粒子半径は約20ないし
50nmであって、狭い粒度分布を示す。
本発明の方法で得られた反転ミクロラテックス中に分散
している粒子の大きさは、光の準弾性拡散によって決定
することができる。光拡散装置上の光源は、488nmで動
作するスペクトラ・フィジックスのアルゴンイオンレー
ザーで構成されている。拡散された強さの時間的な相関
関数は、72チャンネルのデジタル相関器を使用して得ら
れる。強さの相関データは、相関関数の平均減衰時間<
−1>と分散量Vとを与える累積率法を使用して処理
した。分散量は減衰時間分布の振幅の程度であって、 V=(<「>2−<「2>)/<「>2 (ここに<「2>は分布の二次能率であるものとする)
によって与えられる。
多分散性が小さい重合体溶液に対しては、分散量は一次
近似として多分散指数Mw/Mn(重量分子量/数分子量)
に、関係式: Mw/Mn=1+4V によって結びつけられる。
得られる重合体の分子量は、重合温度が30℃以下に維持
される限り、重合のために選ばれた活性化法すなわち非
常に大きな分子量の獲得を促進する光化学活性による。
この活性化法は、炭化水素の二次回収に使用することに
なる反転ミクロラテックスの場合のように、非常に大き
な分子量が求められるあらゆる場合に好適なはずであ
る。
本発明の方法によって、水溶性重合体を高含有量例えば
約10〜35重量%、通常約10〜25重量%で含有する安定で
透明な反転ミクロラテックスを得ることができる。
本発明の方法によって得られた反転ミクロラテックス
は、多くの用途、特に採油技術において使用することが
できる。即ち炭化水素の二次回収、土の圧密、ボーリン
グ用粘土水の製造、油井から採油する場合の水の侵入防
止および仕上げ液または断層処理液としてである。
一般に、重合体の水溶性を使用する二次回収方法は、少
なくとも1個の圧入井を通してこれらの溶液を地層中に
注入し、その溶液を累層を横切って循環させて、少なく
とも1個の採油井を通して置換された炭化水素を回収す
ることより成る。
本発明の方法で得られた反転ミクロラテックスを二次回
収に使用する方法は、油中水形エマルジョンに対してこ
れまで記載してきた方法と著しく異なることなはい。本
発明の方法で得られた反転ミクロラテックスは、自動反
転が可能であって、既に記載されたある種の方法の場合
のように、反転を好適に行なわせるために追加の界面活
性剤を添加することは一般には必要がない。これらのミ
クロラテックスは、例えば水に稀釈した後に、生成した
水相に対して共重合体の50ないし5000ppm、好適には100
ないし2000ppmの含有量で使用される。実験室で行なっ
た試験によって、試用された反転ミクロラテックスの有
効性が示された。
油井中への水の侵入を防止する方法は、採油井から処理
しようとする地層の部分に、本発明の方法で得られた反
転ミクロラテックスを水の中に溶解することによって製
造した重合体の水溶液を注入することより成る。重合体
は、注入された井戸の近くの累層の壁に多量に吸着され
る。次にこの井戸の採油を再開すると、油および/また
はガスは処理領域を選択的に通り抜けるが、水の通過は
減少する。
これらの応用の外に、ミクロエマルジョンに製造された
水溶性重合体は、以下のように使用することができる。
即ち、 液体中に懸濁している固体を分離するための凝固剤、 紙パルプ製造における浮選と脱水との補助剤、あるいは
さらに、 水処理における凝集剤、 である。
本発明の方法によって得られた反転ミクロラテックスは
また、ガラス繊維の集束に、皮革工業に、さらに塗料分
野にも使用することができる。
実施例 以下の実施例は本発明を説明するものであって、限定す
るものとして考えるべきものではない。実施例1、4、
10、11、15および16は、比較として呈示したもので、本
発明の一部分を構成するものではない。
実施例1(比較例) アクリルアミド106gを含む水溶液250gに、初留点が207
℃で終点が254℃であるイソパラフィン留分300gと、ソ
ルビタン・セスキオレエート(22g)とポリオキシエチ
レン・ソルビトール・ヘキサオレエート(135g)から成
る非イオン界面活性剤混合物157gとを添加する。界面活
性剤混合物は、その結果HLB9.3を有する。
このようにして得られた単相混合物に、アゾビスイソブ
チロニトリル0.35gを添加し、30分間脱気し、u.v.照射
下に19℃で15分間重合させる。この結果、混濁した不安
定なラテックスが得られる。
実施例2 実施例1において、その他のことはすべてこれと同じに
して、水性相に酢酸ナトリウム15.9gを添加すると、重
合後安定で透明なミクロラテックスが得られるようにな
り、その場合光の準弾性拡散によって測定されたその粒
子の半径は、3%の分散量で約37nmである。
アセトン中で沈澱させて、アセトンとメタノールとで次
々に洗浄すると、完全に変換してポリアクリルアミドが
得られ、その固有粘度は、NaCl5.85g/を含有する水中
で、25℃で測定して、920cm3/gであることがわかった。
実施例3 実施例2において、その他のことはすべてこれと同じに
して、水性相に酢酸ナトリウム25.3gを含有させると、
実施例2に記載されたものと非常に似た特徴すなわち: RH=38nm、分散量=3% を有する安定で透明なミクロラテックスが得られる。
実施例2に示された条件下で測定されたポリアクリルア
ミドの固有粘度は、847cm3/gである。
実施例4(比較例) 実施例2において、他のことはすべてこれと同じにし
て、酢酸ナトリウム量を4.5gとすると、重合後、不安定
ラテックスが得られる。
実施例5 アクリルアミド142gと酢酸ナトリウム34.5gを含む水溶
液378gに、実施例1のイソパラフィン留分470gと実施例
1の界面活性剤混合物150gとを添加する。このようにし
て得られた単相混合物を、20℃でU.V.照射下15分間重合
させる。このようにして得られた反転ミクロラテックス
の粒子の半径は42.3nmで、分散量は5%である。得られ
た重合体の固有粘度は、25℃で772cm3/gである。
実施例6 アクリルアミド218gと酢酸ナトリウム60.5gを含む水溶
液550gに、実施例1のイソパラフィン留分300gと実施例
1の界面活性剤混合物150gとを添加する。このようにし
て得られた単相混合物を20℃でU.V.照射下15分間重合さ
せると、安定で透明なミクロラテックスを得ることがで
きる。
実施例2に記載されているように単離されたポリアクリ
ルアミドは、25℃で878cm3/gの固有粘度を有する。
実施例7 アクリルアミド143gと酢酸ナトリウム21.4gを含む水溶
液365gに、ドデカン419gと実施例1の界面活性剤混合物
216gとを添加する。このようにして得られた単相混合物
を45℃で3時間加熱すると、25℃で635cm3/gの固有粘度
を有するポリアクリルアミドを含有する安定で透明な反
転ミクロラテックスを得ることができる。
実施例8 実施例7において、他のことはすべてこれと同じにし
て、ドデカンをデカンに代えると、重合後533cm3/gの固
有粘度を有するポリアクリルアミドを含む反転ミクロラ
テックスが得られる。
実施例9 実施例7において、他のことはすべてこれと同じにし
て、ドデカンをヘプタンに代えると、重合後25℃におい
て453cm3/gの固有粘度を有するポリアクリルアミドを含
む安定で透明な反転ミクロラテックスが得られる。
実施例10(比較例) 実施例7において、その他のことはすべてこれと同じに
して、ドデカンをトルエンに代えると、重合前に不安定
なエマルジョンが得られる。
実施例11(比較例) 実施例2において、他のことはすべてこれと同じにし
て、酢酸ナトリウムを同重量の塩化ナトリウムに代える
と、重合後濁って不安定なラテックスが得られる。
実施例12〜14 実施例5の条件下において、界面活性剤の各々の割合を
変え、HLBの種々の値について、重合後安定で透明な反
転ミクロラテックスを得るのに必要な界面活性剤の最小
含有量を測定する。得られた結果を次表にまとめる。
*ミクロエマルジョンの出発成分の全体に対する重量% 実施例15(比較例) 実施例5の条件下において、その他のことはすべてこれ
と同じにして、2つの界面活性剤の割合を変えて、その
結果を変えて、その結果生じるHLBが7.5になるようにす
ると、これらの条件下では、多量(45重量%以上)の界
面活性剤を添加してさえ、反転ミクロエマルジョンを得
ることは不可能である。
実施例16(比較例) 実施例5の条件下において、他のことはすべてこれと同
じにして、2つの界面活性剤の割合を変えて、その結果
生じるHLBが11.5になるようにすると、これらの条件下
では、多量(25重量%以上)の界面活性剤を添加してさ
えも、反転ミクロエマルジョンを得るのは不可能であ
る。
実施例17 アクリルアミド145gと、酢酸ナトリウム18.6gを含む水
溶液365gに、実施例1のイソパラフィン留分530gと、ソ
ルビタン・セスキオレエート20.3gおよびポリオキシエ
チレン・ソルビトール・ヘキサオレエート80.7gから成
る界面活性剤混合物101gとを添加する。界面活性剤混合
物は、その結果生じるHLBが8.9である。
このようにして得られた単相混合物に、アゾビスイソブ
チロニトリル0.48gを添加し、30分間脱気し、U.V.照射
下19℃で30分間重合する。この結果、透明で底粘度の反
転ミクロラテックスが得られる。
実施例18 アクリルアミド168gと酢酸ナトリウム20.2gを含む水溶
液404gに、実施例1で使用したイソパラフィン系炭化水
素留分497gおよび実施例17と同じ界面活性剤混合物(HL
B=8.9)99gを添加する。
重合は実施例17と同じ条件下で行なわれる。高分子量の
重合体約16.8重量%を含む透明な反転ミクロラテックス
が得られる。
発明の効果 本発明は、以上のとおり構成されているので、従来技術
に対して、反転ミクロラテックス中に水溶性の重合体含
有量を増しうる。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 ドニーズ・ニコラ フランス国モールパ(78310)・シユマ ン・ド・ラ・マール・オー・ボワ・ラ・ラ ボリエール(無番地)

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】(a)次の材料すなわち: ・重合化される水溶性ビニル単量体と飽和脂肪族モノカ
    ルボン酸の少なくとも1つのアルカリ金属塩とを、前記
    ビニル単量体に対する前記アルカリ金属塩の重量比0.1/
    1〜0.3/1で含有する水溶液; ・イソパラフィン系およびパラフィン系炭化水素より選
    ばれる少なくとも1つの炭化水素液を含む油相;および ・8ないし11のHLB(親水性親油性平衡)を有する、1
    つの非イオン界面活性剤または非イオン界面活性剤の混
    合物であって、反転ミクロエマルジョンを得るのに十分
    な割合のものを混合して、反転ミクロエマルジョン(油
    中水形のもの)を調製する工程と、 (b)工程(a)で得られた反転ミクロエマルジョンを重合化
    条件に付す工程とを含むことを特徴とする、反転ミクロ
    ラテックスの製造方法。
  2. 【請求項2】工程(a)において、単量体としてアクリル
    アミド、メタクリルアミドまたはN−ビニルピロリドン
    を使用することを特徴とする、特許請求の範囲第1項記
    載の方法。
  3. 【請求項3】前記アルカリ金属塩が、酢酸ナトリウムで
    あることを特徴とする、特許請求の範囲第1または2項
    記載の方法。
  4. 【請求項4】工程(a)において、単量体の水溶液と油相
    との重量比が0.5〜3/1であることを特徴とする、特許請
    求の範囲第1〜3項のうちいずれか1項記載の方法。
  5. 【請求項5】工程(a)において、界面活性剤または界面
    活性剤混合物の割合が、前記反転ミクロエマルジョンの
    成分全体に対して9重量%以上であることを特徴とす
    る、特許請求の範囲第1〜4項のうちいずれか1項記載
    の方法。
  6. 【請求項6】工程(a)において、界面活性剤または界面
    活性剤混合物の割合が、前記反転ミクロエマルジョンの
    成分全体に対して、多くとも25重量%であることを特徴
    とする、特許請求の範囲第1〜5項のうち、いずれか1
    項記載の方法。
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