JPH0683798A - 学習認識装置 - Google Patents

学習認識装置

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JPH0683798A
JPH0683798A JP4233373A JP23337392A JPH0683798A JP H0683798 A JPH0683798 A JP H0683798A JP 4233373 A JP4233373 A JP 4233373A JP 23337392 A JP23337392 A JP 23337392A JP H0683798 A JPH0683798 A JP H0683798A
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Application number
JP4233373A
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English (en)
Inventor
Taro Imagawa
太郎 今川
Toshiyuki Koda
敏行 香田
Susumu Maruno
進 丸野
泰治 〆木
Taiji Shimeki
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Panasonic Holdings Corp
Original Assignee
Matsushita Electric Industrial Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 出力を正規化し、また学習の初期状態をあら
かじめ理想的な状態に近づけて、学習を高速かつ効率的
に行うことを可能とし、未知の入力信号に対する追加学
習も高速かつ、学習済みのデータに対する認識性能に影
響の少ない学習認識装置を提供する。 【構成】 特徴データに基づいて信号の伝達経路を選択
する経路選択単位nをn11〜n12の第一層と、n2
1〜n30とを階層的に組み合わせて複数の分岐構造を
構成し、この経路選択単位nには、結合荷重を正規化す
る荷重正規化器、または入力信号が属するカテゴリーご
とに入力信号の平均を算出する平均値算出器を有し、教
師信号に基づいて結合荷重を変更する認識単位qを前記
分岐構造の上層に配置するように構成する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、対象物の各種特徴デー
タに応じて前記対象物の認識判断の能力を学習により獲
得する学習認識装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、認識能力を学習により獲得する学
習認識装置としては、ネイチャー323(1986)、第533頁〜
第536頁掲載のもの( D.E.Rumelhart , G.E.Hinton an
dR.J.Williams " Learning Representations by Back-
Propagating Errors ",Nature, vol.323. pp.533-536,
Oct. 9, 1986)がある。図7は前記従来の学習認識装置
の構成を示すものである。図7において、10は出力信
号算出部、20は学習時に出力信号算出部10の出力と
目標となる出力値との差を用いて出力信号算出部10の
結合荷重の値を更新する結合荷重更新部で、教師信号発
生部100、誤差信号算出部110、結合荷重更新量算
出部120より成る。出力信号算出部10は、図8に示
すように階層構造を形成しており、30は多入力一出力
信号処理部、40は出力信号算出部の入力部である。図
9は前記多入力一出力信号処理部30の構成を具体的に
示したものである。図9において、50は信号の入力
部、60は入力部50からの複数入力を重み付ける荷重
を格納するメモリー、70はメモリー60の結合荷重と
入力部50からの入力信号値の積を求める乗算器、80
は乗算器70の各出力の和を求める加算器。90は加算
器80の出力を一定範囲内の値に制限するしきい値処理
器である。しきい値処理器90の入出力特性を図10に
示す。たとえば、出力を(0,1)の範囲に限定するし
きい値処理器90の入出力特性は式(1)のように表現
できる。
【0003】 f(I) = 1/(1+exp(−I+θ)) (1) ここで、Iはしきい値処理器90の入力、θはしきい値
である。以上のように構成された従来の学習認識装置に
ついて、以下にその動作を説明する。出力信号算出部1
0の入力部40に入力信号が入力されると、各多入力一
出力信号処理部30は、結合している下層の多入力一出
力信号処理部の出力とメモリー60に格納されている結
合荷重との積を乗算器70により求め、乗算器70の出
力の総和を加算器80により求めた後、加算器80の出
力値をしきい値処理器90でしきい値処理を行い、その
値を上層の多入力一出力信号処理部30の入力部に出力
する。すなわち、i番目の多入力一出力信号処理部30
の出力値oiを数式で表現すると式(2)のように表現
できる。
【0004】 oi = f( Σjij・oj ) (2) ここで、fは式(1)に示したしきい値処理器90の入
出力特性を表わす関数、Σjはjに関する総和、wijはメ
モリー60に格納されているi番目の多入力一出力信号
処理部30と下層のj番目の多入力一出力信号処理部3
0との結合荷重、ojは下層のj番目の多入力一出力信号
処理部30の出力値を表わす。
【0005】出力信号算出部10の入力部40から入力
される信号に対して、教師信号発生部100が前記入力
信号に対する望ましい出力信号を教師信号として発生
し、誤差信号算出部110は前記出力信号算出部10か
ら出力される実際の出力値と前記教師信号との誤差を出
力する。誤差Eは式(3)のように算出される。
【0006】 E = {Σi (ti − oi)2}/2 (3 ) ここで、oiは最上位層のi番目の多入力一出力信号処理
部30の出力値、tiは前記出力に対して目標となる出
力値を表わす。結合荷重更新部120は前記誤差信号算
出部110が出力した誤差Eをもとに前記出力信号算出
部10のメモリー60に記憶されている結合荷重の更新
量Δwijを算出し、結合荷重の更新を行なう。更新量Δ
ijは式(4)のように求められる。
【0007】 Δwij = −ε・∂E/∂wij + α・Δw'ij (4 ) ここで、εおよびαは学習に用いる正の定数であり、Δ
w'ijは前回の学習における結合荷重更新量である。
【0008】上記のように、結合荷重の変更を繰り返す
ことで出力信号算出部10にある信号を入力した場合の
出力信号算出部10の出力と目標となる値に次第に近づ
いて行き、前記誤差Eが減少する。誤差Eが実用上十分
小さい値に達したときに学習を終了する。この時点で、
この学習認識装置は入力される信号に対して望ましい値
を出力することにより認識能力を持つ。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】上記従来のような構成
では、学習時に全ての結合荷重を変更する必要があるた
め、学習に必要な計算量が多く、学習に時間がかかっ
た。しかも、学習終了後に未知の入力信号に対して望ま
しい出力を得るように追加学習をさせる場合、以前に学
習した入力信号も用いて新たに学習をし直す必要があ
り、時間がかかるという問題点を有していた。
【0010】本発明はこのような従来の問題点を解決す
るために、学習を高速かつ効率的に行なうことを可能と
し、未知の入力信号に対する追加学習も高速かつ、学習
済みのデータに対する認識性能に影響の少ない学習認識
装置を提供することを目的とする。
【0011】
【課題を解決するための手段】本発明は上記目的を達成
するために、学習認識単位は、教師信号入力部と、複数
の経路入力端子を有する経路入力部と、前記入力部から
の入力に対して重み付けを行なう荷重と、前記荷重から
の出力を加算する加算器と、前記加算器の出力信号をし
きい値処理するしきい値処理器と、前記経路入力部と前
記加算器との間の結合荷重を決定する学習器と、前記荷
重の値を正規化する正規化器とを有し、経路選択単位
は、信号入力部と、前記信号入力部からの入力信号を量
子化する量子化器と、単一または複数の経路入力端子を
有する経路入力部と、単一または複数の経路出力端子を
有する経路出力部と、前記量子化器の量子化出力に応じ
て経路を選択する経路荷重部とを有し、前記経路選択単
位を階層的に組み合わせて複数の分岐構造を構成し、そ
の上層に前記学習認識単位を配置した学習認識装置であ
る。
【0012】また他の手段としては、上記の学習認識単
位に代えて、教師信号入力部と、複数の経路入力端子を
有する経路入力部と、前記経路入力部からの入力に対し
て重み付けを行なう荷重と、前記荷重からの出力を加算
する加算器と、前記加算器の出力信号をしきい値処理す
るしきい値処理器と、前記経路入力部と前記加算器との
間の結合荷重を決定する学習器と、前記経路入力部への
入力の平均値を入力信号が属するカテゴリーごとに平均
した値を計算して結合荷重を決定する平均値算出器と、
結合荷重として前記学習器の出力を用いるか前記平均値
算出器の出力を用いるかを切り替えるスイッチと、学習
の推移に従い前記スイッチを切り替える学習モード判定
器とを有する学習認識単位を用いた学習認識装置を用い
ることができる。
【0013】
【作用】本発明は上記の構成において、階層的に分岐構
造を有する学習認識装置の各階層の経路選択単位の信号
入力部に、対象物の特徴データを入力信号として入力す
ると、各階層の経路選択単位は、量子化器の出力に応じ
て、より上層との結合荷重を決定し、信号を上層へ伝達
する。最上位層の学習認識単位に含まれる経路入力部と
加算器との間の結合荷重のみを変更することにより学習
を行なうため、高速学習が可能である。
【0014】また、正規化器によって学習認識単位の出
力値を正規化し、最終層の出力値が上限値を有するよう
にすることで、結合荷重および学習認識単位の出力の学
習によるオーバーフローを防ぐことができる。さらに、
複数の学習認識装置の出力結果を参照する場合に、その
出力の上限値を一致させることで、各学習認識装置の出
力をそのまま比較することができ、複数の学習認識装置
を同時に用いることで高速化が可能となる。
【0015】また、平均値算出器を有する構成では、未
学習の状態と学習が進んだ状態とを学習モード判定器が
判断して結合荷重の設定方法を切り替え、未学習の状態
では、入力信号が属するカテゴリーごとの平均的な入力
信号に対して最上位層に位置する学習認識単位が応答し
易いように学習初期の結合荷重を設定することで、必要
な学習の回数を削減し、学習の高速化が可能となる。
【0016】
【実施例】以下図面を用いて本発明の一実施例の学習認
識装置を説明する。図2は本発明の学習認識装置に用い
る経路選択単位の一実施例を示すものである。11は信
号入力部で、信号入力端子11aを介して入力された認
識の対象となる信号を量子化器2に入力する。量子化器
2は入力された信号を量子化し、量子化した結果を経路
荷重部3bに入力する。3a0は経路入力端子、3e1
〜3e5は経路出力端子で、経路選択単位を階層的に組
合せるときに、これらの端子を互いに連結するものであ
る。
【0017】経路荷重部3bは、経路入力部3aと経路
出力部3eとの間を接続する荷重3b01〜3b05
と、荷重の値を前記量子化結果に応じて荷重3b01〜
3b05に設定する荷重設定部3b0とで構成される。
経路荷重部3bでは、荷重設定部3b0が入力信号の量
子化結果に基づいて、前記荷重値をそれぞれの量子化レ
ベルに対応する荷重に設定する。荷重3b01〜3b0
5は、経路入力部3aから入力された経路信号を重み付
けし、経路出力部3eは、この重み付けした経路信号を
経路出力端子3e1〜3e5に出力する。
【0018】図3は本発明の学習認識装置の最上位層に
用いる学習認識単位の第1の実施例で荷重正規化器を有
するものを示す。学習認識単位qにおいて、1は教師信
号入力部、3aは経路入力部、3bは経路荷重部で、経
路入力部3aの出力値に重み付けを行なう荷重3b01
〜3b050および前記結合荷重を変更する学習部3b
1から成る。3cは重み付けされた荷重の出力を加算す
る加算器、3dは前記加算器の出力をしきい値処理する
しきい値処理器、3e01〜3e02は他の学習認識単
位の経路出力信号の入力端子である。
【0019】前記学習部は全ての学習認識単位の中で出
力が最大となる学習認識単位の経路出力端子を検出する
最大出力端子検出器3b11と、前記最大出力端子検出
器の出力と教師信号入力部1の出力値に基づいて、経路
入力部と加算器の間の結合荷重の値を決定する学習器3
b13と、前記学習器が算出した結合荷重の値を正規化
する荷重正規化器3b12によって構成される。
【0020】学習過程においては、学習器は最大出力端
子検出器によって検出した経路出力端子の番号と教師入
力値が示す入力信号が属するカテゴリーを表わす番号と
を比較し、番号が一致しなかった場合には教師信号が示
す番号の学習認識単位についてのみ結合荷重を式(5)
のように変化させる。
【0021】 w'3b0i = (1−α)・w3b0i+α・x3a0i (5 ) ここで、w'3b0iはi番目の荷重3b0iの変更後の値
を示し、w3b0iは同変更前の値を示す。αは学習で用い
る定数(0<α<1)で、x3a0iはi番目の経路入力端子
に入力された信号の値を表わす。
【0022】式(5)にしたがって求められた結合荷重
w'3b0iに対して、荷重正規化器は式(6)で示される
ように、正規化した結合荷重の値を荷重に出力する。
【0023】 w3b0i_normal = w'3b0i / √(Σj (w'3b0j)2 ) (6 ) ここで、w3b0i_normalは正規化されたi番目の結合荷
重、Σjはjに関する総和を表わす。
【0024】図1は、本発明の学習認識装置の一実施例
を示すブロック図である。本実施例では、二種類の特徴
データ(第一特徴データ、第二特徴データ)二組を三つ
のカテゴリー中の一つのカテゴリーに対応付けるもの
で、経路選択単位を複数個組み合わせて、2個の分岐構
造を有し、一つの分岐構造中に三層の階層を有するよう
に構成してある。各分岐構造中の各階層の経路選択単位
の信号入力部には判断すべき特徴データを、教師信号入
力部には教師信号を入力する。第一層、第二層を構成し
ている経路選択単位n11〜n12、n21〜n30
は、たとえば、図2に示した経路選択単位を用い、最上
位層を構成している学習認識単位q31〜q33は図3
に示した学習認識単位を用いている。
【0025】つぎに、このように構成した学習認識装置
の学習動作を説明する。各分岐構造の第一層目の経路選
択単位n11〜n12の経路入力端子への経路入力信号
として、"1"を与える。また、これらの経路選択単位の
量子化器への信号入力端子には、認識対象物の第一特徴
デ−タをd11、d12を入力する。(この図の場合に
は、2個の第一特徴デ−タを、それぞれ2個の経路選択
単位に入力する。すなわちn11にはd11を、n12
にはd12を入力する。)初期学習時には、特徴データ
に対する荷重値を1に設定する。
【0026】各経路選択単位は、これらの第一特徴デ−
タを量子化器2で量子化し、この量子化した値に基づい
て、荷重設定部3b0はそれぞれのデータに対応する荷
重値をその量子化レベル位置に基づいて設定する。この
ように一つの経路選択単位において複数の経路が選択さ
れ、第二層目の経路選択単位n21〜n30の経路入力
端子へ、経路入力信号と前記荷重の値を掛けた値が送ら
れる。
【0027】第二層目の経路選択単位の信号入力端子に
は、認識対象物の第二特徴デ−タを入力する。(図1で
は2個の第二特徴デ−タを、それぞれn21〜n25、
n26〜n30に入力する。)第一層目の場合と同様に
複数の経路入力信号が選択され、全ての出力が最上位層
の全ての学習認識単位q31〜q33のそれぞれの経路
入力端子へ値が送られる。
【0028】最上位層の学習認識単位の教師信号入力端
子1aには認識対象の信号が分類したい三つのカテゴリ
ーの内どのカテゴリーに属するかを示す教師入力信号、
すなわち、学習認識単位q31〜q33の内で最も大き
い値を出力することが望ましい学習認識単位に対して1
を入力し、他の学習認識単位に対しては0を出力する。
【0029】たとえばq31が最も大きい出力を出すよ
うにする場合には、経路選択単位n11〜n12および
n21〜n30にq31が表わすカテゴリーに属する信
号を入力し、学習認識単位q31には1を、他の学習認
識単位q32、q33には0を教師信号として入力す
る。このとき、最上位層の各学習認識単位q31〜q3
3の経路入力部3aには同じ値が入力され、学習認識単
位ごとに持つ荷重3b01〜3b050を乗じた後、加
算器3cで総和を求め、しきい値処理器3dで処理され
た値が各学習認識単位の出力値となる。出力は他の学習
認識単位にも出力される。つぎに、全ての学習認識単位
の中で最大値を出力している学習認識単位に含まれる最
大出力端子検出器3b11は1を出力し、他の最大出力
端子検出器は0を出力する。学習認識単位q31〜q3
3の学習器は教師信号と最大出力端子検出器の出力値を
比較し、一致すれば、求める出力が得られていることに
相当するため、何も行なわない。一方、異なる場合に
は、教師信号として1が入力されているq31の学習器
のみが結合荷重の更新を行なう。新しい結合荷重の値
は、元の結合荷重の値および経路入力部の入力値を用い
て式(5)にしたがって学習器が算出する。算出された
値は荷重正規化器3b12によって式(6)にしたがっ
て正規化され、新しい結合荷重値が荷重3b01〜3b
050に設定される。この状態で再び、学習認識単位q
31〜q33の出力値を算出し、q31の教師信号と最
大出力端子検出器の出力が一致するまで、q31の荷重
に対して前記手続きが繰り返される。
【0030】つぎに、図1に示した学習認識装置の認識
動作を説明する。学習の動作と全く同様に、各分岐構造
の第一層目の経路選択単位n11〜n12の経路入力端
子への経路信号として、まず”1”を与える。また、こ
れらの経路選択単位の量子化器への信号入力端子には、
認識対象物の第一特徴デ−タをd11、d12を入力す
る。(この図の場合には、2個の第一特徴デ−タを、そ
れぞれ2個の経路選択単位に入力する。)各経路選択単
位は、第一特徴デ−タを量子化器2で量子化し、この量
子化した値に基づいて、荷重設定部3b0は特徴データ
に対応する前記荷重値を、その量子化レベル位置に基づ
いて設定する。このように、認識時には一つの経路が選
択され、第二層目の経路選択単位n21〜n30の経路
入力端子へ、経路信号と前記荷重の値を掛けた値が送ら
れる。
【0031】第二層目の経路選択単位の信号入力端子に
は、認識対象物の第二特徴デ−タを入力する。(この図
の場合には、2個の第二特徴デ−タを、それぞれn21
〜n25、n26〜n30に入力する。)第一層目の場
合と異なり、全ての出力値が、最上位層の全ての学習認
識単位q31〜q33に送られる。
【0032】最上位層の学習認識単位には、教師信号は
入力されず、経路入力部からの入力値に対して結合荷重
を乗じ、加算器で総和を求め、しきい値処理器を行なっ
た値を出力する。したがって、加算した信号の値がある
しきい値より大きければ、出力がなされるわけであり、
このようにして、入力した認識対象物特徴デ−タに基づ
き、認識対象物の分類、認識判断を行なうことができる
わけである。なお、しきい値処理をする関数としては、
シグモイド関数、ステップ関数などの単調増加関数を用
いることができる。
【0033】以上説明したように、本発明による学習認
識装置は、分岐構造を有した多層の階層構造を構成し、
各経路選択単位の量子化器の出力に応じて、経路選択単
位同士の結合経路を切り換え、最上位層までの経路を選
択しながら、最上位層の教師信号が示す学習認識単位の
経路入力端子に接続する経路の結合強度のみを学習器に
よって変化させるだけで学習が行えるので、非常に高速
な学習が可能であるり、学習済みの信号に対する認識性
能に影響が少ないため、高速に追加学習が行える。ま
た、荷重正規化器によって結合強度の値を正規化し、最
終層の出力値が上限値を有することで、結合荷重および
学習認識単位の出力の学習によるオーバーフローを防
ぎ、複数の学習認識装置の出力結果を参照する場合に、
その出力の上限値を一致させることで、各学習認識装置
の出力をそのまま比較することができ、複数の学習認識
装置を同時に用いることで高速化が可能である。追加学
習を行なう場合にも、最大出力端子検出器によって検出
した経路出力端子の連結強度のみ変更するため、最上位
層の全ての荷重を変更する必要がなく、学習済みの信号
に対する認識性能に影響が少ないため、高速に追加学習
が行える。
【0034】図4は本発明の学習認識装置の最上位層に
用いる学習認識単位の第二の実施例で経路正規化器を有
するものを示す。学習認識単位rにおいて、1は教師信
号入力部、3aは経路入力部、3a1は経路正規化器で
経路入力部3aからの入力信号を正規化した値を荷重に
出力する。3bは経路荷重部で、経路正規化器3a1の
出力値に重み付けを行なう荷重3b01〜3b050お
よび前記結合荷重を変更する学習部3b1から成る。3
cは重み付けされた荷重の出力を加算する加算器、3d
は加算器3cの出力をしきい値処理するしきい値処理
器、3e01〜3e02は他の学習認識単位の経路出力
信号の入力端子である。
【0035】学習部3b1は全ての学習認識単位の中で
出力が最大となる学習認識単位の経路出力端子を検出す
る最大出力端子検出器3b11と、最大出力端子検出器
3b11の出力と教師信号入力部1の出力値に基づい
て、経路入力部3aと加算器3cの間の結合荷重の値を
決定する学習器3b13と、学習器3b13が算出した
結合荷重の値を正規化する荷重正規化器3b12によっ
て構成される。
【0036】学習過程において、経路入力部への入力は
経路正規化器3a1によって式(7)にしたがって正規
化される。
【0037】 x'3a1i = x3a1i / √(Σj (x3a0j)2 ) (7 ) ここで、x'3a1iはi番目の経路入力の正規化された値
を示し、x3a0iは同正規化前の値を示す。学習器は最大
出力端子検出器によって検出した経路出力端子の番号と
教師入力値が示す入力信号が属するカテゴリーを表わす
番号とを比較し、番号が一致しなかった場合には教師信
号が示す番号の学習認識単位についてのみ結合荷重を式
(8)のように変化させる。
【0038】 w'3b0i = (1−α)・w3b0i+α・x'3a1i (8 ) ここで、w'3b0iはi番目の荷重3b0iの変更後の値
を示し、w3b0iは同変更前の値を示す。αは学習で用い
る定数(0<α<1)で、x'3a1iはi番目の経路入力の
正規化された値を示す。式(8)にしたがって求められ
た結合荷重w'3 b0iに対して、荷重正規化器3b12は
式(6)で示されるように、正規化した結合荷重の値を
荷重に出力する。
【0039】認識過程においては、学習部3b1による
荷重値の変更および、荷重正規化器3b12は働かな
い。経路入力に対する正規化を含む他の動作については
学習過程と同様に行なわれる。
【0040】本発明の学習認識単位の第二の実施例を最
上層に備えた学習認識装置の学習動作および認識動作は
第一の実施例を用いた場合と同様であるが、学習認識単
位の経路入力部3aへの入力を経路正規化器3a1によ
って正規化し、学習認識単位の経路入力部3aへの入力
信号の強度が大きく変化する場合に、経路正規化によっ
てこの変動を吸収し、入力信号強度の変動が学習認識単
位の出力値の上限値に影響することを防ぐことができ
る。
【0041】図5は本発明の学習認識装置の最上位層に
用いる学習認識単位の第三の実施例で加算出力正規化器
を有するものを示す。学習認識単位sにおいて、1は教
師信号入力部、3aは経路入力部、3b’は経路荷重部
で、経路入力部3aの出力値に重み付けを行なう荷重3
b01〜3b050および前記結合荷重を変更する学習
部3b1’から成る。3cは重み付けされた荷重の出力
を加算する加算器、3dは加算器3cの出力をしきい値
処理するしきい値処理器、3e01〜3e02は他の学
習認識単位の経路出力信号の入力端子、3f1は加算器
3cの出力値を正規化する加算出力正規化器、3f2は
学習時か認識時かを判別する学習過程識別器、3f3は
学習過程識別器3f2が学習時であると判断している状
態における加算器の出力の最大値を記憶する最大加算出
力記憶器である。
【0042】学習部3b1’は全ての学習認識単位の中
で出力が最大となる学習認識単位の経路出力端子を検出
する最大出力端子検出器3b11と、最大出力端子検出
器3b11の出力と教師信号入力部1の出力値に基づい
て、経路入力部3aと加算器3cの間の結合荷重の値を
決定する学習器3b13によって構成される。
【0043】学習過程においては、学習過程識別器3f
2が学習時であることを判定し、最大加算出力記憶器3
f3が加算器3cの出力を調べて、学習時の最大出力値
を記憶する。加算正規化器3f1は加算器3cの出力を
式(9)にしたがって正規化する。
【0044】 o' = o / omax (9 ) ここで、o'は正規化された加算器3cの出力、oは正
規化前の加算器3cの出力、omaxは最大加算出力記憶
器3f3の出力を表わす。正規化された値はしきい値処
理器3dによってしきい値処理され、その出力が学習認
識単位の出力となる。学習器3b13は最大出力端子検
出器によって検出した経路出力端子の番号と教師入力値
が示す入力信号が属するカテゴリーを表わす番号とを比
較し、番号が一致しなかった場合には教師信号が示す番
号の学習認識単位についてのみ結合荷重を式(5)のよ
うに変化させる。
【0045】認識過程においては、学習部3b1’によ
る荷重値の変更は行なわれない。また、最大加算出力記
憶器3f3の記憶値は一定値を保つ。加算器3cの出力
の正規化を含む他の動作については学習過程と同様に行
なわれる。
【0046】本発明の学習認識単位の第三の実施例を最
上層に備えた学習認識装置の学習動作および認識動作は
第一の実施例を用いた場合と同様であるが、加算器3c
の出力を学習時の加算器3cの最大出力値で正規化する
ことで、学習認識単位の出力値が上限値を持つ。さら
に、最大値で除算を行なうことのみで正規化を行なうた
め、正規化に必要な計算量が少なくてすみ、高速な学習
認識が可能となる。
【0047】図6は本発明の学習認識装置の最上位層に
用いる学習認識単位の第四の実施例で平均値算出器を有
するものを示す。学習認識単位tにおいて、1は教師信
号入力部、3b’’は経路荷重部で、経路入力部3aの
出力値に重み付けを行なう荷重3b01〜3b050お
よび前記結合荷重を変更する学習部3b1’’から成
る。3cは重み付けされた経路荷重部の出力を加算する
加算器、3dは経路信号をしきい値処理するしきい値処
理器、3e01〜3e02は他の学習認識単位の経路出
力信号を入力とする入力端子である。
【0048】前記学習部は出力が最大となる学習認識単
位の経路出力端子を検出する最大出力端子検出器3b1
1と、前記最大出力端子検出器の出力と教師信号入力部
1の出力値とに基づいて、経路入力部と加算器の間の結
合荷重の値を決定する学習器3b13と、経路入力部3
aの入力の平均値を入力信号が属するカテゴリーごとに
平均した値を計算する平均値算出器3b14と、結合荷
重として前記学習器の出力を用いるか前記平均値算出器
の出力を用いるかを切り替えるスイッチ3b15と、学
習の推移に従い前記スイッチを切り替える学習モード判
定器3b16とによって構成される。
【0049】学習過程においては、学習モード判定器に
よってスイッチが制御され、荷重の値が学習器3b13
により決定されるか、平均値算出器3b14により決定
されるかが切り替えられる。スイッチにより学習器3b
13が選択されているとき、学習器3b13は最大出力
端子検出器3b11によって検出した経路出力端子の番
号と教師入力値が示す入力信号が属するカテゴリーを表
わす番号とを比較し、番号が一致しなかった場合には教
師信号が示す番号の学習認識単位についてのみ結合荷重
を式(5)のように変化させる。スイッチにより平均値
算出器が選択されている場合は、n番目の学習認識単位
に含まれる平均値算出器は教師信号をもとにして式(1
0)のように経路入力部3aの入力の平均値を入力信号
が属するカテゴリーごとに平均した値を計算する。
【0050】 w'3b0i = (Σ(teacher=n)3a0i) / Nn (10) ここで、w'3b0iはi番目の荷重3b0iの変更後の値
を示し、Σ(teacher=n)は教師信号が学習認識単位の番
号と一致した場合についての総和を示し、x3a0iはi番
目の経路入力端子に入力された信号の値を示し、Nn
教師信号が学習認識単位の番号と一致した場合の数を示
す。特定のカテゴリーに属する信号の平均値を荷重に設
定することで、以後同じカテゴリーに属する信号が入力
されたときに、入力信号と結合荷重の積を加算器で加算
した値が大きな値になることが期待できる。
【0051】つぎに、平均値算出器3b14を有する学
習認識単位を用いて最上位層を構成した学習認識装置の
学習動作を説明する。最上位層より下位の層の働きは、
前記正規化器を有する学習認識単位を用いた場合と同様
である。最上位層は、学習認識単位の教師信号入力端子
1aには認識対象の信号が分類したい三つのカテゴリー
のうちのどのカテゴリーに属するかを示す教師入力信
号、すなわち、学習認識単位t31〜t33に対して最
も大きい値を出力することが望ましい学習認識単位に対
して1を出力し、他の学習認識単位に対しては0を出力
する。
【0052】たとえばt31が最も大きい出力を出すよ
うにする場合には、経路選択単位n11〜n12および
n21〜n30にt31が表わす類に属する信号を入力
し、学習認識単位t31には1を、他の学習認識単位t
32、t33には0を教師信号として入力する。このと
き、最上位層の各学習認識単位の経路入力部3aには同
じ値が入力され、学習認識単位ごとに持つ荷重3b01
〜3b050を乗じた後、加算器3cで総和を求め、し
きい値処理器3dで処理された値が各学習認識単位の出
力値となる。ここで、学習が未だ行なわれていない初期
状態では学習モード判定器によって平均値算出器の出力
が荷重に入力されるようにスイッチが設定されている。
この状態では各学習認識単位の平均値算出器は、教師信
号として1が入力されたときの経路入力部3aの入力信
号の平均値を算出する。
【0053】つぎに、学習すべき入力信号が全て入力さ
れた後、学習モード判定器によって学習器の出力が荷重
に入力されるようにスイッチ3b15が再設定される。
平均値算出器3b14により設定された荷重を用いて、
再び経路入力部3aの入力値に荷重が乗じられ、加算器
で総和を求め、しきい値処理器3dで処理された値が各
学習認識単位の出力値となる。出力は他の学習認識単位
に対しても出力される。学習認識単位の中で最大値を出
力している学習認識単位に含まれる最大出力端子検出器
3b11は1を出力し、他の最大出力端子検出器は0を
出力する。学習認識単位t31〜t33の学習器は教師
信号と最大出力端子検出器の出力値を比較し、一致すれ
ば、求める出力が得られていることに相当するため、何
も行なわない。一方、異なる場合には、教師信号として
1が入力されているt31の学習器のみが結合荷重の更
新を行なう。新しい結合荷重の値は、元の結合荷重の値
および経路入力部の入力値を用いて式(5)にしたがっ
て学習器が算出し、新しい結合荷重値が荷重3b01〜
3b050に記録される。この状態で再び、学習認識単
位t31〜t33の出力値を算出し、t31の教師信号
と最大出力端子検出器の出力が一致するまで、t31の
荷重に対して前記手続きが繰り返される。
【0054】つぎに、平均値算出器を有する学習認識単
位を用いて最上位層を構成した学習認識装置の認識動作
を説明する。最上位層より下位の層の働きは、前記正規
化器を有する学習認識単位を用いた場合と同様である。
最上位層では、学習認識単位t31〜t33に教師信号
は入力されず、経路入力部からの入力値に対して結合荷
重を乗じ、加算器で総和を求め、しきい値処理器を行な
った値を出力する。したがって、加算した信号の値があ
るしきい値より大きければ、出力がなされるわけであ
り、このようにして、入力した認識対象物特徴デ−タに
基づき、認識対象物の分類、認識判断を行なうことがで
きるわけである。なお、しきい値処理をする関数として
は、シグモイド関数、ステップ関数を用いることができ
る。
【0055】以上説明したように、本発明による学習認
識装置は、分岐構造を有した多層の階層構造を有し、各
経路選択単位の量子化器の出力に応じて、経路選択単位
同士の結合経路を切り換え、最上位層までの経路を選択
しながら、最上位層の教師信号が示す学習認識単位の経
路入力端子に接続する経路の結合強度のみを学習器によ
って変化させるだけで学習が行えるので、非常に高速な
学習が可能である。
【0056】また、正規化器によって学習認識単位の出
力値を正規化するため、最終層の出力値が上限値を有す
るようになり、結合荷重および学習認識単位の出力の学
習によるオーバーフローを防ぐことができる。さらに、
複数の学習認識装置の出力結果を参照する場合に、その
出力の上限値を一致させることで、各学習認識装置の出
力をそのまま比較することができ、複数の学習認識装置
を同時に用いることで高速化が可能となる。
【0057】また、平均値算出器が入力信号が属するカ
テゴリーごとの平均的な入力信号に対して最上位層に位
置する学習認識単位が応答し易いように、学習初期の結
合荷重を設定することで、必要な学習の回数を削減し、
学習の高速化が可能となる。追加学習を行なう場合に
も、最大出力端子検出器によって検出した経路出力端子
の連結強度のみ変更するので、最上位層の全ての荷重を
変更する必要がなく、学習済みの信号に対する認識性能
に影響が少ないため、高速に追加学習が行える。
【0058】
【発明の効果】本発明の学習認識装置は、上記したよう
に階層的に分岐構造を有する学習認識装置の各階層の経
路選択単位の信号入力部に、対象物の特徴データを入力
信号として入力すると、各階層の経路選択単位は、量子
化器の出力に応じて、より上層との結合荷重を決定し、
信号を上層へ伝達する。最上位層の学習認識単位に含ま
れる経路入力部と加算器との結合荷重のみを変更するこ
とにより学習を行なうため、高速学習が可能である。
【0059】また、正規化器によって学習認識単位の出
力値を正規化するため、最終層の出力値が上限値を有す
るようになり、結合荷重および学習認識単位の出力の学
習によるオーバーフローを防ぐことができる。さらに、
複数の学習認識装置の出力結果を参照する場合に、その
出力の上限値を一致させることで、各学習認識装置の出
力をそのまま比較することができ、複数の学習認識装置
を同時に用いることで高速化が可能となる。
【0060】また、平均値算出器が入力信号が属するカ
テゴリーごとの平均的な入力信号に対して最上位層に位
置する学習認識単位が応答し易いように、学習初期の結
合荷重を設定することで、必要な学習の回数を削減し、
学習の高速化が可能となり、その実用的効果は大きい。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例の学習認識装置を示すブロッ
ク図
【図2】本発明の学習認識装置に用いる経路選択単位の
一実施例を示すブロック図
【図3】同じく学習認識装置に用いる学習認識単位の第
一の実施例を示すブロック図
【図4】同じく学習認識装置に用いる学習認識単位の第
二の実施例を示すブロック図
【図5】同じく学習認識装置に用いる学習認識単位の第
三の実施例を示すブロック図
【図6】同じく学習認識装置に用いる学習認識単位の第
四の実施例を示すブロック図
【図7】従来の学習認識装置の全体構成図
【図8】同じく学習認識装置の出力信号算出部の構成図
【図9】同じく学習認識装置の出力信号算出部の多入力
一出力算出部の構成図
【図10】同じく学習認識装置の出力信号算出部の多入
力一出力算出部のしきい値処理器の入出力特性図
【符号の説明】
1 教師信号入力部 1a 教師信号入力端子 2 量子化器 3a 経路入力部 3a01〜3a50 経路入力端子 3a1 経路正規化器 3b,3b’,3b’’ 経路荷重部 3b0 荷重設定部 3b01〜3b050 荷重 3b1,3b1’,3b1’’ 学習部 3b11 最大出力端子検出器 3b12 荷重正規化器 3b13 学習器 3b14 平均値算出器 3b15 スイッチ 3b16 学習モード判定器 3c 加算器 3d しきい値処理器 3e 経路出力部 3e01〜3e02 他認識単位出力信号入力端子 3e1〜3e5 経路出力端子 3f1 加算出力正規化器 3f2 学習過程識別器 3f3 最大加算出力記憶器 11 信号入力部 11a 信号入力端子 d11,d12 第一特徴データ n,n11〜n30 経路選択単位 q,q31〜q33 学習認識単位
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 〆木 泰治 大阪府門真市大字門真1006番地 松下電器 産業株式会社内

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 学習認識単位は、教師信号入力部と、複
    数の経路入力端子を有する経路入力部と、前記経路入力
    部からの入力に対して重み付けを行なう荷重と、前記荷
    重からの出力を加算する加算器と、前記加算器の出力信
    号をしきい値処理するしきい値処理器と、前記経路入力
    部と前記加算器との間の結合荷重を決定する学習器と、
    前記学習器が決定する結合荷重を正規化する荷重正規化
    器とを有し、 経路選択単位は、信号入力部と、前記信号入力部からの
    入力信号を量子化する量子化器と、単一または複数の経
    路入力端子を有する経路入力部と、単一または複数の経
    路出力端子を有する経路出力部と、前記量子化器の量子
    化出力に応じて経路を選択する経路荷重部とを有し、 前記経路選択単位を階層的に組み合わせて複数の分岐構
    造を構成し、その上層に前記学習認識単位を配置してな
    る学習認識装置。
  2. 【請求項2】 学習認識単位には、経路入力部への入力
    信号を正規化する経路正規化器を設けてなる請求項1記
    載の学習認識装置。
  3. 【請求項3】 学習認識単位には、荷重正規化器に代え
    て加算器の出力を正規化する加算器出力正規化器を加算
    器としきい値処理器との間に設けてなる請求項1記載の
    学習認識装置。
  4. 【請求項4】 学習認識単位は、教師信号入力部と、複
    数の経路入力端子を有する経路入力部と、前記経路入力
    部からの入力に対して重み付けを行なう荷重と、前記荷
    重からの出力を加算する加算器と、前記加算器の出力信
    号をしきい値処理するしきい値処理器と、前記経路入力
    部と前記加算器との間の結合荷重を決定する学習器と、
    経路入力部への入力の平均値を入力信号が属するカテゴ
    リーごとに平均した値を計算して結合荷重を設定する平
    均値算出器と、結合荷重として前記学習器の出力を用い
    るか前記平均値算出器の出力を用いるかを切り替えるス
    イッチと、学習の推移に従い前記スイッチを切り替える
    学習モード判定器とを有し、経路選択単位は、信号入力
    部と、前記信号入力部からの入力信号を量子化する量子
    化器と、単一または複数の経路入力端子を有する経路入
    力部と、単一または複数の経路出力端子を有する経路出
    力部と、前記量子化器の量子化出力に応じて経路を選択
    する経路荷重部とを有し、 前記経路選択単位を階層的に組み合わせて複数の分岐構
    造を構成し、その上層に前記学習認識単位を配置してな
    る学習認識装置。
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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
EP1197288A2 (en) * 2000-10-10 2002-04-17 Illinois Tool Works Inc. Aluminum metal-core weld wire
US6933468B2 (en) 2000-10-10 2005-08-23 Hobart Brothers Company Aluminum metal-core weld wire and method for forming the same
JP2022113125A (ja) * 2021-01-22 2022-08-03 ネイバー コーポレーション 非偏向分類のためのパラメータサイズ不変分類器を利用してデータを分類する方法およびシステム

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