JPH0682940B2 - 電子機器の風冷機構監視装置 - Google Patents

電子機器の風冷機構監視装置

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JPH0682940B2
JPH0682940B2 JP62217813A JP21781387A JPH0682940B2 JP H0682940 B2 JPH0682940 B2 JP H0682940B2 JP 62217813 A JP62217813 A JP 62217813A JP 21781387 A JP21781387 A JP 21781387A JP H0682940 B2 JPH0682940 B2 JP H0682940B2
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JP
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temperature
filter
cooling mechanism
air
monitoring device
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JP62217813A
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充男 小宮
弘善 大神
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Hitachi Ltd
Original Assignee
Hitachi Ltd
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Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は電子機器の風冷機構監視装置に係り、特に強制
風冷機構を備えた情報処理装置等の電子装置において、
風冷機構のフィルタの目詰り状況を検出し、該フィルタ
の交換時期を監視するのに好適な電子機器の風冷機構監
視装置に関する。
〔従来の技術〕 強制風冷機構を備えた情報処理装置等の電子機器におい
ては、風冷機構のフィルタの目詰り状況を的確に検出し
て、フィルタの交換時期を間違えないようにする必要が
ある。
この種フィルタの目詰りを検出する方式としては、風速
感知器をフィルタの吹出側に付設し、フィルタからの空
気吹出速度を該風速感知器で検出し、それをあらかじめ
設定した基準値と比較する方式が知られている。即ち、
フィルタ内に塵埃が堆積して圧力損失が増大し、フィル
タからの空気吹出速度が低下して、それが基準値以下に
なった場合、フィルタの目詰りが許容限界を越えたとす
るのである。この方式の難点は、風速感知器は温度感知
器等に比べて構造が複雑であり、高価となることであ
る。
従来、これを解決する方法として、例えば、特開昭61-1
07030号公報に記載のように、フィルタからの空気吹出
しが、クリンルームのような温度が一定に調整された所
に吹出されることを利用して、風速感知器の簡易化を図
ったものがある。
〔発明が解決しようとする問題点〕
上記従来技術は、一定の温度に調整されている場所で使
用することが条件であり、温度が変動する場所での使用
について配慮されておらず、温度が変動する場所でのフ
ィルタ目詰り検出には、依然として複雑で高価な風速機
器を必要とする問題があった。
本発明の目的は、温度が変動する場所に設置されるフィ
ルタの目詰り状況を比較的安価な温度感知器で検出する
ことを可能とする電子機器の風冷機構監視装置を提供す
ることにある。
〔問題点を解決するための手段〕
上記目的は、情報処理装置等の電子回路部品の発熱量は
ほゞ一定であるという特性を利用して、被冷却部の前段
と後段に温度感知器を対に設置し、冷却風が被冷却部を
通過するときに生じる温度差を、該対の温度感知器で検
知し、それをあらかじめ設定した基準値と比較すること
により、達成される。
〔作用〕
上記一対の温度感知器で得られる温度差は、冷却風が被
冷却部を通過するときに生ずる温度上昇を表わしてい
る。この温度上昇は次の式によって示される。
こゝに、ΔT;温度上昇 W;被冷却部を通過する風量 P;被冷却部の発熱量 こゝで、被冷却部の発熱量Pを一定とすると、温度上昇
ΔTは、被冷却部を通過する風量Wで定まる。
情報処理装置等の被冷却部である電子回路部品の発熱量
は、構成が一定であればほゞ一定であるから、温度上昇
ΔTを測定することにより、発熱量を通過する冷却風の
風量を検知することが出来る。即ち、フィルタ内の塵埃
が堆積して圧力損失が増大し、冷却風の風量が低下する
と、温度上昇ΔT即ち温度差が大きくなる。これを設定
値と比較することにより、フィルタの目詰りを検出でき
る。
〔実施例〕
以下、本発明の一実施例について図面により説明する。
第1図は本発明の一実施例の構成図である。図中、3は
通風路であり、その内部に電子部品等の被冷却部1と該
冷却部1に冷却風9を供給する送風機2とが設置されて
いる。通風路3の下部には、通風路3に入る塵埃をろ過
するためのフィルタ4が設置されている。フィルタ4を
通過した冷却風9を送風機2で強制送風し、被冷却部1
に導びいて通風路3の上方により排出する。
上記被冷却部1の前後に温度感知器5,6を配置して、温
度感知器5では通風路3内の被冷却部1に入る前の冷却
風9の温度を検知し、温度感知器6では被冷却部1から
排出された冷却風9の温度を検出する。警報部7は、温
度感知器5により検知された温度と温度感知器6により
検知された温度との差、即ち、冷却風9が被冷却部1を
通過する時の温度上昇値を求める。そして、この温度上
昇値をあらかじめ設定してある基準値と比較し、温度上
昇値が基準値以上になった場合、警報部7は警報信号8
を出力し、警報ランプの表示あるいはブザーの鳴動等を
行う。これにより、オペレータはフィルタ9が目詰りし
たことを知り、該フィルタ9を交換する。
〔発明の効果〕
以上の説明から明らかな如く、本発明によれば、強制風
冷機構を備えた電子機器において、被冷却部の発熱量が
ほゞ一定であるという特性を利用して、被冷却部の前後
に設けた一対の温度感知器により比較的安価にかつ的確
にフィルタの目詰り状況を検出することが可能になる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の一実施例の構成図である。 1……被冷却部、9……冷却風、2……送風機、 3……通風路、4……フィルタ、 5……温度感知器、6……温度感知器、 7……警報部、8……警報表示信号。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】フィルタと送風機よりなる強制風冷機構を
    備えた電子機器において、送風機より冷却風の供給を受
    ける被冷却部の前後に設置された温度感知器と、被冷却
    部前後の冷却風の温度差を求め、該温度差があらかじめ
    定めた値を越えると警報を発する手段とを有することを
    特徴とする電子機器の風冷機構監視装置。
JP62217813A 1987-09-02 1987-09-02 電子機器の風冷機構監視装置 Expired - Lifetime JPH0682940B2 (ja)

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JP2008519171A (ja) * 2004-11-08 2008-06-05 ザウラー・ゲゼルシャフト・ミト・ベシュレンクテル・ハフツング・ウント・コンパニー・コマンディトゲゼルシャフト 周波数変換器を備えた紡績機

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