JPH0682922A - 奥行画像の電子記録装置及び電子記録方法 - Google Patents

奥行画像の電子記録装置及び電子記録方法

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JPH0682922A
JPH0682922A JP5113420A JP11342093A JPH0682922A JP H0682922 A JPH0682922 A JP H0682922A JP 5113420 A JP5113420 A JP 5113420A JP 11342093 A JP11342093 A JP 11342093A JP H0682922 A JPH0682922 A JP H0682922A
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light beam
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JP5113420A
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Anthony A Syracuse
エー シラキューズ アンソニー
Donald Burr Kent
ブール ケント ドナルド
Roy Yuille Taylor
ユリー テーラー ロイ
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Eastman Kodak Co
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Eastman Kodak Co
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    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04NPICTORIAL COMMUNICATION, e.g. TELEVISION
    • H04N1/00Scanning, transmission or reproduction of documents or the like, e.g. facsimile transmission; Details thereof
    • H04N1/00127Connection or combination of a still picture apparatus with another apparatus, e.g. for storage, processing or transmission of still picture signals or of information associated with a still picture
    • H04N1/00132Connection or combination of a still picture apparatus with another apparatus, e.g. for storage, processing or transmission of still picture signals or of information associated with a still picture in a digital photofinishing system, i.e. a system where digital photographic images undergo typical photofinishing processing, e.g. printing ordering
    • H04N1/00185Image output
    • H04N1/00201Creation of a lenticular or stereo hardcopy image
    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04NPICTORIAL COMMUNICATION, e.g. TELEVISION
    • H04N1/00Scanning, transmission or reproduction of documents or the like, e.g. facsimile transmission; Details thereof
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  • Stereoscopic And Panoramic Photography (AREA)
  • Projection-Type Copiers In General (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 画像処理効率を高め、良好な画質を得ること
を可能とする。 【構成】 レンティキュラー奥行画像をプリントするた
めに用いられる画素サイズは、低速走査方向におけるオ
ーバラップを除去するために変化される。オーバラップ
を除去するために、走査ライン間の間隔調整もまた行わ
れる。画素は、高速走査解像度を減少する高速走査方向
に伸長される。伸長された画素は、画素オーバラップを
除去するために、スキップ間隔調整と組み合わされる。
高速走査方向すなわちドット移動方向における画像ライ
ンのプリントにより、画質を改善する。高速走査方向に
おけるプリント解像度は、供給された画像データのデー
タ速度に比べてプリント速度を増大することより減少さ
れる一方、通常のプリントラインに対しては、通常の低
速走査スピードが維持される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、電子フィルム書込装置
により奥行画像(depth images)をプリントする効率の改
良に係わり、特に、主高速走査方向の記録に伴いプリン
トアパーチャを調整することにより、及び/又は、プリ
ントデータファイルをより小さくし得るプリント動作を
制御することにより、レンティキュラー(lenticular)奥
行画像のプリント品質及び効率を改良することに関す
る。
【0002】
【従来の技術】本発明は、ここに参照される米国特許第
885,705号(コダック事件第62,228号)の
「プリント空間を調整することにより奥行画像を最適化
するための方法及び装置」と題する米国特許出願に関連
するものである。
【0003】電子フィルム記録装置は、光学プリンタ及
び引伸機から形成される写真画質と同等もしくはそれ以
上の画質を有する電子画像ファイルのハードコピー表現
を得るように設計されている。これらのフィルム書込装
置はまた、レンティキュラー又は保護画面を備えたディ
スプレイに対して提供される画像を生成するために用い
られ、これによりそれらが立体視的(autostereo-scopic
ally) に、又は奥行を以って観察され得るようにさせ
る。しかしながら、電子的にプリントされた良好なレン
ティキュラー画像に対する要求は、必ずしも平面画像の
場合と同一ではないことが分かった。
【0004】シンボリック・サイエンス・インターナシ
ョナル・ファイア1000又はイーストマン・コダック
のライトバリューテクノロジー(Light Value Technolog
y)(LVT)混合モデル1620Bの如きフィルム書込
装置はコンピュータの制御を受け、極めて微小な光書込
ドットとコンピュータファイルからの画像が記録される
写真媒体との間の相対運動を行うことにより、(走査ラ
インとして知られている)画素ラインを生成する。書込
ドットの光レベルは、コンピュータ画像ファイルの画素
データに従って変調される。光レベルを変調するデータ
は、記録装置のコンピュータクロックのスピードでプリ
ンタから出力されるので、これもまた高速走査方向と呼
んでいる。情報の各走査ラインが書き込まれた後、書込
ヘッドもしくは写真媒体は、第1の走査ラインに平行で
且つそれに隣接する新たな走査ラインへ、相対的に移行
される。かかる移行運動は、上記高速走査方向の1つの
データラインの全てが記録された後に行われるが、これ
は低速走査方向運動と呼ばれる。平面画像のコンピュー
タファイルに使用される規則は、正方形画素のx−yグ
リッドを確立することである。高速走査方向に沿った画
素の空間密度は、低速走査方向ライン密度が通常、高速
走査画素密度と同一であるので、プリント解像度と言わ
れる。移動ドットによる全媒体領域の露光が完了した
後、写真媒体は、画像を可視化するために化学的に処理
される。
【0005】濃度と色とを変化させずに画像の連続階調
領域を表現するための一手段として、書込ドットの形状
と走査ラインに沿った画素密度とを調整して、走査ライ
ン方向とライン移行方向(すなわち低速走査方向)の双
方において露光パターンをオーバラップさせることが行
われる。この手段は、書込ドット内の光強度が中心プラ
トー領域からドットのエッジにかけてほぼガウス的に減
少するという事実によって容易に行われる。このような
オーバラップが適正に行われれば、統合された光エネル
ギーは写真媒体の全領域で実質的に一定になり、コンピ
ュータファイルから一定の階調値領域を形成するあろ
う。しかしながら、これが適正に行われなかった場合に
は、仕上ったプリントにおいて、露光密度の構造が企図
した画像上にそのまま重なって見えてしまうであろう。
例えば、書込ドットを走査ラインから次に続く走査ライ
ンへと移動させるためのメカニズムが、物理的変位にお
ける周期的誤差を有していれば、バンディング(bandin
g) と呼ばれる垂直な帯構造が現出し、原画像の画質は
損なわれる。バンディング効果は、ランダム誤差と同
様、書込ドット光変調器の周波数ドライバが一定でな
く、又は高速走査駆動メカニズム部材に欠陥が存在する
場合に、その走査ラインに沿って生じ得る。それ故、こ
の種のシステムの設計者は、平面画像プリントに対する
このような効果を最小にすべく注意を払っている。例え
ば、前記LVTシステムの設計者は、コンピュモータ社
製のマイクロステップ制御を備えたステップモータを使
用しているが、このステップモータは、プリント媒体も
しくは透明画媒体を固定した回転ドラムの軸と平行な方
向に、光学ヘッドを直線状に駆動させ、これにより低速
走査運動を形成する。上記LVTシステムにおいては、
ドラムを駆動するためのモータ電圧の制御は、誤差回路
によってドラムの回転速度とデータ送出参照クロックと
を比較することにより行われ、これにより高速走査運動
の速度制御が行われる。
【0006】フィルム書込装置によって形成されるレン
ティキュラープリントは、そのレンティキュラーのフェ
イスプレートもしくはオーバレイの前方で特定のパース
ペクティブから観察した場合には、平面プリントと同様
である。シーンの連続階調領域は、一定の色調と濃度を
有しているように見えるであろう。しかしながら、目を
横方向に移動すると、新たな立体画像がはっきりと表示
されるであろう。これは、それを視野空間内へ投射させ
たときに角度変化に対するオーバレイのレンティキュラ
ーの幾何学的性状によって、1つの高速走査ラインから
次のラインへの横方向変化が生じるからである。しかし
ながら仮に、第2の走査ラインが、第1の走査ライン
と、そしてその後第3の走査ラインとそれぞれオーバラ
ップしてプリントされた場合、角度的に第2の走査ライ
ンに対して投影されている情報は、第1及び第3の走査
ライン情報によって影響され曖昧になる。エッジ形態が
観察される画像領域では、この情報は、多重エッジ、す
なわち画像スタッタと呼ばれる状態として観察されるで
あろう。
【0007】レンティキュラー・奥行画像の電子プリン
トに生起するもう1つの問題は、複合プリント・ファイ
ルサイズの問題である。代表的なレンティキュラー奥行
画像において、水平方向すなわち低速走査方向における
投影画像の解像度は、高速走査方向の場合よりもかなり
低い。これは、各画像のスライスは奥行効果を生成すべ
く水平方向にインタリーブされており、全体画像は垂直
方向にも有効であるのに、あるレンティキュラーにおい
て特定の角度位置からは一つのスライスしか見えないか
らである。10インチ幅,8インチ高さの画像に対する
代表的な複合プリント・ファイルサイズは、12200
ライン×9750画素であり、各画素は書込ドットの色
を設定する3つのカラー値を有している。この結果、プ
リントファイルは、通常、350メガバイトとなる。こ
のような大容量ファイルは極めて多くのプリント時間を
必要とし、その結果、画像処理効率は遅くなる。画像プ
リントに要する時間と同様に画像ボケを減少させるシス
テムが待望されている。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】本発明の目的は、低速
走査方向での画素のオーバラップを除去して、レンティ
キュラー奥行画像における画像ボケを減少させることに
ある。
【0009】本発明の目的はまた、高速走査方向におけ
る画像ラインをプリントする際に高速走査方向のドット
オーバラップを形成して連続階調画像ラインを形成する
ことにある。
【0010】本発明の更なる目的は、高速走査方向にお
いて画素を伸長して、プリントファイルサイズを減少す
ることにある。
【0011】本発明の他の目的は、高速走査方向におい
て画素を2回以上連続的に再プリントして、プリントフ
ァイルサイズを減少することにある。
【0012】本発明の目的はまた、プリンタのアパーチ
ャ開口機構のための駆動ラインを変化させて画素を伸長
させることにより、プリントファイルサイズの減少を図
ることにある。
【0013】
【課題を解決するための手段及び作用】上記各目的は、
レンティキュラー奥行画像のプリントに用いられる画素
サイズを変化させることにより低速走査プリント方向の
オーバラップを除去するシステム及び方法により、達成
され得る。また、画素は、高速走査方向において伸長さ
れ、高速走査解像度を減少させてプリントファイルサイ
ズを減少させる。伸長された画素は、スキップ間隔調整
と組み合わされ、低速走査方向での画素のオーバラップ
が除去されてプリントファイルサイズを減少させる。高
速走査方向におけるプリント解像度は、供給された画像
データのデータ速度と比べてプリント速度を増加させる
ことにより、減少される。これにより高速走査方向にお
ける画素を再プリントもしくは複製し、一方、ラインを
通常にプリントするための通常の低速走査速度が維持さ
れる。低速走査画素のオーバラップを除去するととも
に、ファイルサイズを減少するという上述のアプローチ
が組み合わせて遂行される。
【0014】
【実施例】本発明は、引き続き明白にされるであろうそ
の他の目的や利点と共に、以下に詳しく記述される構成
及び作用の説明において明らかにされる。なおその場
合、添付の図面を参照するが、同様の部分には同様の符
号を用いるものとする。
【0015】図1は、先に述べた好適なLVTプリンタ
を用いる場合の記録媒体上にプリントされた画素10の
特徴を表したものである。この画素10は、頂辺12及
び底辺14の長さが等しく、また右辺16と左辺18の
長さが等しい平行四辺形である。一般的には、頂辺12
及び底辺14は右辺16及び左辺18よりも長く、平行
四辺形の画素10は長斜方形状の書込ドットになってい
る。画素10は、右辺16及び左辺18に実質的に平行
な高速走査方向の高さHと、該右辺16及び左辺18に
実質的に垂直な低速走査方向の幅Wとを有しており、一
般にHとWは等しくなっている。上記の好適なプリンタ
において、画素10、すなわち書込ドットのサイズ(す
なわち有効径)は、詳しく後述するように、機械的に調
整可能なアパーチャによって制御される。このアパーチ
ャは、連続階調値の領域を有する平面濃度ステップ画像
のために用いられる標準プリント濃度較正処理手順に従
って、所望の開口に固定される。図2(a)は、画素2
0〜30からなる2つのプリント走査ラインを表したも
のであって、通常の写真プリントのように、プリント画
像を直接視ることを意図する場合にプリンタによって通
常に形成されたものである。この直接視覚とは、例えば
手にしたスナップ撮影写真を見る場合のように、プリン
トとその観察者との間に何らのレンズシステムを介在さ
せることなく、その写真を見ることである。各プリント
された画素20〜30は、プリント媒体を光学露光シス
テム下に配置し、光バルブへの印加電圧を変調し、これ
により、適正に着色した光を長斜方形状のアパーチャを
透過させることにより、形成される。上記した好適なプ
リンタの連続回転ドラムに取り付けられたプリント媒体
は、次の画素を生成すべく、走査ライン32、すなわち
高速走査または走査ラインの方向に沿って別の位置へ移
動され、そこで上記光バルブに新たな印加電圧が供給さ
れることにより露光が変化する。すなわち、高速走査方
向における画素運動の際、プリントドットはプリント媒
体に対して移動するとともに、光出力が変調される。次
の、すなわち隣接する走査ラインをプリントするため
に、プリントヘッドは、複数のプリントモータステップ
すなわち微小ステップにより、高速走査方向に垂直な低
速走査方向34に上記回転ドラムを横切るようにして、
次走査ライン位置まで移動する。この低速走査方向運動
の間、光バルブは閉止してドットは形成されない。直接
視覚のための滑らかな写真プリント画像(連続階調画
像)を得るために、画素サイズは、走査ライン方向(オ
ーバラップ領域36)、及び高速走査方向に垂直な低速
走査ライン方向(オーバラップ領域38)の両方でオー
バラップするように設定される。従来のオーバラップ画
素間隔で記録された奥行プリントを、レンティキュラー
オーバレイを介して視る場合、すなわち直接視るのでは
なく実質的にオーバレイの厚さに等しい焦点距離の円柱
レンズアレイの平面側と密着して配置された場合には、
低速走査方向34において異なる方向から視た隣接走査
ライン上の画素は、上記レンティキュラーオーバレイに
よって生成される画像画質を低下させる画像スタッタも
しくはボケと呼ばれる効果を生じさせる。かかる効果を
減少させるには、異なる視野の走査ライン間に間隔を設
けること、すなわち画像ライン間を適当な距離だけ離す
ことが好ましく、あるいは、各画素の幅Wを小さくして
画素がオーバラップしないようにすること、すなわち、
オーバラップ領域38を減少させ最終的にはなくすこと
が好ましい。しかしながら、走査ライン方向のオーバラ
ップ領域36は必要である。図2(a)は鮮鋭であるべ
き各画素のエッジを示しているが、実際には図2(b)
に示されるように、プリンタの光学的回折効果のために
エッジの鮮鋭性は損なわれる。一般に、各画素のエッジ
は、図2(b)の点線40で示されるように、最大強度
の何パーセントをもってエッジとするかで異なるが、こ
れはプリンタの製造者により決定されるものである。オ
ーバラップを除去するためには、各画素を十分離して配
置するか、あるいは低速走査方向34の幅Wを変更する
ことが必要であり、これにより光強度は、点線42で示
されるように、所定の閾値(例えば、プリント媒体の活
性化閾値42)以下になる。この活性化閾値42は、媒
体上で照射露光による化学的変化が生じ得る最低光強度
レベルである。この活性化閾値42は、媒体によって変
化するため、隣接する画像ラインの走査ライン間の間隔
または走査ラインの幅が可変であることを必要とし、あ
るいは前記間隔がオーバラップを阻止するのに十分な大
きさの距離となっているかまたは前記幅が十分小さくな
っていることを必要とする。後述するように、このよう
な間隔は、画素の幅Wを調整するか、あるいは、プリン
トヘッドによって、低速走査方向34におけるステップ
数、すなわち走査ライン間の移動距離を調整することに
より達成される。
【0016】好適なLVT記録装置を使用する場合、書
込ドットの径を減少(幅及び高さの双方を減少)させて
画素のオーバラップを減少またはなくすことにより、奥
行画像の画像スタッタが低減されることが見いだされ
た。しかしながら、これは、標準濃度較正手順を用いる
際に1つの問題を生じさせる。それは、この処理手順
が、連続階調値領域を有する平面濃度ステップ画像を用
いるものだからである。オーバラップをなくした場合に
は、高速走査方向に沿った連続階調値領域はガウス的レ
ベル減少に従うため、予想外の著しい濃度変化のために
画質低下がもたらされるという別の問題が生じる。
【0017】図3(a)及び(b)は、隣接する走査ラ
インの画素50〜54を表したものである。この図で、
各画素の幅はオーバラップ領域38を除去するために調
整される一方、オーバラップ領域36は維持されてい
る。こうすることにより、高速走査方向におけるガウス
的減少を阻止すると共に、画像スタッタを生じさせるオ
ーバラップを除去することができる。活性化閾値60に
よって定まる画素エッジにより、隣り同士の幅が決定さ
れ、そのエッジは相互に隣接し、又は接触する。走査ラ
イン間に非露光媒体が存在しないことが好ましい。画素
のエッジは、ここでは、通常のプリント動作において画
素を画定するために用いられる任意レベル以下のレベル
により定まる。画素の幅Wを変更することによって、又
は低速走査方向の画素間に間隙を設けることによって低
速走査方向のオーバラップが除去された画素は、レンテ
ィキュラープリントのような奥行画像に用いるために好
適な画素である。
【0018】画素が好適なプリンタによって記録されて
いるとき、画素クロックは、詳しく後述するように、ア
パーチャを通過する光量を調節する光バルブに対する印
加電圧がいつ変化されるべきかを制御する。この光バル
ブは即座には作動せず、また記録媒体は、その光レベル
が変化する間に移動している。そして所望の光レベルに
到達したとき、照射されたアパーチャはドラムの回転方
向(すなわち、高速走査方向)の画素サイズに等しい距
離だけ記録媒体上を移動するので、その光レベルは実質
的に一定になる。最高の鮮鋭度もしくは解像度を得るの
に理想的なのは、アパーチャが高速走査方向に高さを有
していないことが必要である。この場合には、アパーチ
ャが高速走査方向に沿って相対的に1つの画素から次の
画素へ移動する間に、露光を1段階変化され得る。連続
階調画像を生成する場合には、特に高速走査方向におい
て画素スミア(smear) もしくはオーバラップを有するこ
とが好ましく、結果的に形成される画素は目に快適性を
与える。記録スポット(すなわちアパーチャ)に対して
ある程度の限定された高さを持たせることも必要であ
り、これによりそのスポット強度が、ある限定された時
間にわたって積分され得る。その結果、媒体の各極微小
領域又は媒体の乳剤粒子は、その時間にわたり、高速走
査方向の2つの隣接画素に対する値からなる可変強度を
経験するであろう。例えば図4(a)のように、媒体上
の2つの極微小領域92及び94が露光される場合を考
える。ここで、画素96は第1画素の初めにおける記録
スポット位置、画素98は第2画素の初めにおける記録
スポット位置であるとし、媒体に対するスポットの相対
移動は矢印の方向に行われるものとする。更に、図4
(b)は画素96及び98の画素値を表すものとする。
上記スポットは位置96から位置98へ移動するので、
点92は、図4(c)に示されるように、画素96に対
する画素時間に基づき、ほぼ全般にわたって露光される
であろう。また点94は、その時間にわたって、図4
(d)に示す両画素の光レベルから合成強度を付与され
るであろう。この結果、点92及び94では、異なった
写真濃度が得られるであろう。このオーバラップは、ド
ットと媒体が相互に連続的移動する高速走査方向におけ
る限定されたスポット高さで記録された画像に固有のも
のである。またこのオーバラップは、図3(b)に示さ
れるガウス的減少に付加されるものである。かかる固有
オーバラップは、低速走査方向においては生じることは
なく、それは、ガウス的減少が交差するように十分に広
いドット幅をもたせることにより意図的に生成されるの
みである。このため、レンティキュラー画像の高速走査
方向を、観察者のそれぞれの目にどのような視え方を与
えるかを定めるレンティキュル(円柱レンズ)に直角で
ないように整列させることが重要である。そのような整
列が行われないならば、その高速走査方向のオーバラッ
プによって生成された視野ボケは、最終画像の奥行効果
を損なうことになるであろう。
【0019】図5は、好適なプリンタの光学ヘッドの光
学的構成の概略を示している。フィルタ付き光バルブ7
6〜80を備えた光源70〜74は、変調された着色光
を生成する。この着色光は、ミラー81及び82によっ
て結合され、光コンデンサレンズ84及び顕微鏡対物レ
ンズ86を介して、プリント媒体88上に投影される。
書込ドットの鮮鋭度及びサイズは、光コンデンサレンズ
84により伝達された光を受けたアパーチャ90によっ
て決定される。このアパーチャ90は、図6に示される
ように、個々の可動プレート100〜106により構成
される。図6は、高さが幅の4倍となっているアスペク
ト比1:4の画素を生成するアパーチャを示している。
上記各プレートは、アスペクト比及び画素サイズを変化
させる位置に、個々に及び機械的に調整され得るが、一
般的には、プレート100及び104が高さ変化を生じ
させるべく同時に調整されるのに対して、プレート10
2及び106は幅変化を生じさせるべく同時に調整され
る。
【0020】レンティキュラー画像をレンティキュラー
フェイスプレートに表示して、片目位置から観察する場
合、その目には、各レンティキュルが、そのレンティキ
ュルからのただ1つの走査ラインからの情報で充ちてい
るように見える。従って、面積デバイス(area device)
として観察される場合、水平解像度はレンティキュルの
空間密度によって制限される。高速走査方向において、
(垂直)解像度は、同様には光学系による影響を受けな
いが、画素プリント解像度と等しくなる。例えば、各レ
ンティキュルに対して24本の低速走査ラインがプリン
トされるならば、最終的な写真では、水平解像度の24
倍の垂直解像度を有する結果になる。高速走査解像度
(垂直解像度)が、レンティキュラープリントにおける
低速走査(水平)解像度のほぼ1/5から1/3倍にま
で減少した場合でも、画質の高感度性が維持できること
が判明した。高さ対幅の画素アスペクト比としては、
1:5から1:3が許容範囲であることが判明した。高
速走査解像度は、レンティキュラー密度よりも2から4
倍になる。このことにより、高速走査データ長とファイ
ルサイズとを同様の比率で減少させることが可能とな
る。
【0021】図7には、好適なプリンタのアパーチャが
示されている。アパーチャサイズは2つのノッチプレー
ト110及び112の位置によって決定される。駆動ラ
イン114に沿ったこれらのプレート110及び112
間の相対的運動により、サイズ変化が生じる。プレート
110及び112の角部116及び118が駆動機構に
より相互に向かって移動されると画素サイズは小さくな
り、逆に、角部116及び118が離れるとドットサイ
ズは増大する。その画素のアスペクト比は、かかるサイ
ズ変化の際に一定に保持される。図7は、幅と高さの異
なる画素を生成すべく元の駆動ライン114から新たな
駆動ライン120へ回転した場合に、画素形状が如何に
して変化するかを表したものである。この回転は、手動
による機械的調整によって又はステップモータを用いる
ことによって行うことができる。この新たな駆動ライン
120に沿ってアパーチャを開閉することによって、図
7の駆動ライン114によって形成されたアスペクトと
は異なる一定の画素アスペクト比を維持しつつ画素サイ
ズが変化する。アスペクト比が異なる画素を得るため
に、このように駆動ラインを他の位置へ回転すると、高
さに対する異なる幅を得ることができる。好適なプリン
タにおいては、画素サイズが変化するにつれて、光バル
ブは、較正動作中に生成されたデータに基づきアパーチ
ャを通過する光量を自動的に制御する。図5に示される
好適なプリンタの光学ヘッドは着脱可能となっているた
め、この交換可能な光学ヘッドに異なる画素アスペクト
比を備えることができる。これにより、プリンタを、手
動調整を行うことなく、所望のプリントレンティキュラ
ー画像に対して迅速に変更可能となる。
【0022】図6に示されるような1:4のアスペクト
比を有する画素では、走査ライン方向のプリントデータ
は、例えばアンダーサンプリングもしくは平均化等の通
常の圧縮方法により圧縮可能であり、これにより、垂直
方向すなわち高速走査方向について、原ファイルの4分
の1のサイズのプリントファイルを生成する。高速走査
方向の画素間の解像度もしくはステップ数は、伸長され
た画素に適合するために変化される必要がある。
【0023】図9は、好適なプリンタのデータ送出構成
を表したものである。この構成では、2つの方向で異な
るプリント解像度を記録することによって、高速走査方
向の書込ドットのオーバラップが維持される一方、低速
走査方向での書込ドットの分離をもたらすことができ
る。次に、2つの解像度のプリントを可能とする好適な
プリンタにおける使用部品の変更について説明する。2
つのバッファ130及び132は、所望の最終画像濃度
を表現する8ビットのカラー/画素入力データを記憶
し、また2つのバッファ134及び136は、変調回路
を駆動するために用いられる12ビットのカラー/画素
データを記憶する。8〜12ビットのルックアップテー
ブル140は、入力データを、使用するフィルムタイプ
に対応するドライバデータに変換するのに用いられ、こ
れにより、プリント処理における様々な変化(例えば、
プリントドラムスピード)を許容可能となる。CPU1
42は、データパス方向を制御するとともに、DMA
(ダイレクトメモリアクセス)アダプタ144を制御す
る。これによりDMAアダプタ144は、プリンタのア
ナログボード148の3つのD/A(デジタルアナロ
グ)コンバータ146に供給されるデータを、所望の最
適タイミングで、バッファ134もしくは136からの
新たなデータに交互に置換する。すなわち、コンピュー
タは、DMAアダプタ144に対して所望の比で画素デ
ータを供給することができる。データが画素プリント速
度の半分の速度で供給された場合には、そのデータは2
回用いられ、すなわち2つの個別の画素がプリントされ
る。D/Aコンバータ146へ供給されたデータは、3
つの光源70〜74(図5)から射出される光レベルを
順に変調するための電圧信号に変換される。複数のバッ
ファ134及び136を用いることにより、画像データ
源を、図9に示した画素クロックジェネレータ150に
対して非同期化させることができる。フィルム記録装置
内のプリントデータ速度は、供給された画像データのデ
ータ速度よりも速い。このため、ロードが必要な場合に
は、空のラインバッファ134もしくは136が利用可
能になる。動作中、一方のバッファはロードされ、他方
のバッファは光濃度を制御するために読み出される。つ
まり通常のプリント動作では、新たなライン情報は、バ
ッファ134及び136から交互に引き出される。フィ
ルム端部が記録終点になると、画素クロックが停止し、
プリントヘッドは、ドラム上のクランプスペース中の新
たな位置に配置される。図10に示すドラムエンコーダ
160からの出力は、画素クロックを再スタートさせる
ために使用される。DMAアダプタ144からD/Aコ
ンバータ146へのデータ送出速度は、画素クロックジ
ェネレータ150によって確立され、図10に示すドラ
ムエンコーダ160によりドラム回転と同期化される。
【0024】図10は、ドラムのスピード(高速走査ス
ピード)と光学ヘッドのスピード(低速走査スピード)
とを調整する好適なプリンタのシステム構成を表したも
のである。適正なドラムスピードを確立するために、特
にVAX4000等のシステムコントロールコンピュー
タ162は、プリンタのマイクロプロセッサ制御ユニッ
ト164に対して、ゼロ・ドラムスピードコマンドを送
り出す。マイクロプロセッサ164は、この値を認知す
ると、コンピュータ162のテーブルの値として(プリ
ント解像度及び材料形式に対する光レベル調整情報とと
もに)ドラムスピードのデフォルト値を設定する。マイ
クロプロセッサ164は、解像度,ドラムスピード及び
光レベルに応じ、クロック発振器170の出力をより低
い周波数に分周するプログラム可能なクロック分周器1
68に対して、信号を送出する。この低い周波数は、周
波数電圧変換ユニット172によって電圧に変換され
る。スピードコマンドにより生成された電圧は、比較器
(誤差増幅器)176において、エンコーダ160の出
力に応じて周波数電圧変換ユニット174で生成された
電圧と比較される。誤差増幅器176の出力電圧は出力
増幅器178へ供給され、ここで、ドラムモータ180
を新たな角速度まで加速するのに十分な速度補正電圧が
生成される。ドラムエンコーダ160は、画素クロック
ジェネレータ150によっても用いられ、この画素クロ
ックジェネレータ150は、コンピュータ162を使用
するオペレータにより指定されたプリント解像度に対す
る補正された速度でデータを光学ヘッドに送出する。上
記画素クロックは、ドラムエンコーダの出力に対して、
周波数及び位相がロックされている。画素クロックは、
所望のクロック速度までプログラム可能に分周され、こ
れにより、データ速度を同一のドラムスピードに対して
可変にして、異なるサイズもしくは形状の画素を用いる
ことを可能にする。この結果、高速走査ライン当たりの
プリントされた画素の数及びサイズは、ドラムスピード
に影響されない。一般的には、ドラムスピードが2倍に
なれば、好適なプリンタにおける光レベルもまた2倍に
なる。光学ヘッドの運動もまたマイクロプロセッサ16
4によって制御される。ステップモータコントローラ1
90は、走査ライン位置間の所定のステップ数を示すマ
イクロプロセッサ164からの信号を受信する。すなわ
ち、そのステップ数は、露光画像に対してコンピュータ
162が与えるプリント解像度に等しい。通常、ステッ
プモータ192は、モータ192の極配列の幾何学的精
度を得るために、それぞれが複数の微小ステップから成
る整数ステップだけ駆動される。しかしながら、ステッ
プモータの微小ステッププログラムにより、アーマチャ
の周囲の磁場配置が1つの極の何分の1かで再配置され
るようにすることができる。例えば、好適な光学ヘッド
の位置決めを行うためのステップモータの磁場配置は、
1ミリメータのヘッド移動に対し全体で30720の微
小ステップ単位まで、ステップモータ用コントローラに
よって再配置される。整数ステップ以下のステップ動
作、すなわち、プリンタの1整数ステップ中に含まれる
微小ステップ数以下のステップ動作については、前述し
た関連出願においてスキップ間隔ステップとして述べら
れている。このスキップ間隔ステップもまた、低速走査
方向における書込ドットのオーバラップを除去するため
に用いられ、これにより、書込ドットのサイズ上の形状
を変化させることなく、画像スタッタを減少することが
できる。もちろん、ドットを伸長してファイルサイズを
減少することは可能である。更に、スキップ間隔調整,
画素幅減少,伸長及びプリント解像度変化等の組み合わ
せも可能である。
【0025】フィルム記録装置が、レンティキュラー画
像のプリントに時々用いられるだけならば、画像プリン
トファイルのサイズを減少させつつプリンタに対してア
スペクト比(1:1)の書込ドットの使用を許容するた
めの代替方法は、バッファ134もしくは136からの
新たな画素を読み出す前に、先行する画素と同一情報
(画素値)を有する各画素を整数回再プリントすること
によって行われる。例えば、各レンティキュラーに対し
て24画像(走査ライン)が設定される場合には、画素
の再プリントを6回まで行うのが適切であろう。この高
速走査方向における画素複製技術(p−クローニング)
は、DMAアダプタ144に存する高速走査画素に対し
て繰り返されるが、低速走査方向の画素の走査ラインに
対しては繰り返されない。換言すれば、走査ラインはバ
ッファ134及び136から交互に取り出される。
【0026】画素を複製するためにバッファ中の画素の
プリントを繰り返すのではなく、サイズを減少させたプ
リントファイルをもっておき、プリントバッファに各走
査ラインがロードされているときに画素をソフトウェア
で複製することが可能である。例えば、プリントファイ
ルが8000×2000画素(ここで、垂直すなわち高
速走査方向が2000画素)であるとし、プリントバッ
ファが8000画素の高速走査ラインに対して設計され
ているとする。各走査ラインはコンピュータによってプ
リンタへ出力されるので、高速走査方向における各画素
は、4回、複製すなわち読み出しが行われ、その結果8
000画素の高速走査ラインになる。好適なプリンタ
は、プリントされている走査ラインに加えて、1つの走
査ラインを受け取り、1秒当たり4走査ラインの速度で
走査ラインをプリントする。その結果コンピュータは、
減少されたファイルの画素を1秒当たり32,000画
素の速度で読み出し、複製することができることとな
る。
【0027】レンティキュラーフェイスプレートもしく
はオーバレイにおけるレンティキュルによって投影され
る画像ラインは、多重走査ラインにより構成され得る点
に留意すべきである。例えば、レンティキュル下の領域
が24の走査ラインを収容し、12の画像だけがレンテ
ィキュラープリントのために用いられるとすれば、その
12画像ラインの各々は2走査ラインにより構成され
る。もちろん、36の走査ラインが収容され、12の画
像もしくは視野だけが用いられるとすれば、各画像ライ
ンは3走査ラインにより構成される。画像ラインが複数
の走査ラインにより構成される場合において、複数の走
査画像ライン内での連続階調値を維持するためには、1
画像ラインからなる走査ラインが通常の低速走査オーバ
ラップを有することが望ましいが、その画像ラインの外
側の走査ラインは、隣接する画像ラインの走査ラインと
オーバラップしないことが望ましい。このような場合に
おいては、当業者によって理解されるように、伸長され
た画素とスキップ間隔調整との組合わせを用いることが
可能である。
【0028】以上の詳細な説明から、本発明の多くの特
徴及び利点が明白であり、かくして特許請求の範囲は、
本発明の思想及び範囲にあるそれらすべての特徴及び利
点を包含すべく意図するものである。さらに、数値的修
正や変更等は当業者において容易に行い得るものである
から、本発明は、図示され又は記述されたその具体的な
構成及び作用に限定されるものではなく、従って本発明
の範囲内に属する範囲ですべての適合可能な修正及び同
等物を求めるものである。
【0029】
【発明の効果】上述のように本発明によれば、この種の
奥行画像におけるボケを有効なくすると共に、プリント
ファイルサイズを減少して、画像処理効率を高めること
ができる等の利点を有している。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る好適なプリンタの画素の特徴を表
す図である。
【図2】従来の直接視覚によるプリントをプリントする
場合の本発明に係る好適プリンタによって形成された画
素オーバラップを示す図である。
【図3】低速走査オーバラップが除去された画素を示す
図である。
【図4】(a)から(d)は高速走査方向におけるオー
バラップを示す図である。
【図5】本発明に係るプリンタの光学構成例を示す図で
ある。
【図6】本発明に係るアパーチャ制御機構を示す図であ
る。
【図7】本発明に係る別のアパーチャ制御機構を示す図
である。
【図8】本発明に係る異なるアスペクトの画素を得るた
めの図7の機構に対する駆動ラインの変化を示す図であ
る。
【図9】本発明に係る異なる高速及び低速走査プリント
解像度を得るために用い得る好適プリンタの構成を示す
図である。
【図10】本発明に係る異なる高速及び低速走査プリン
ト解像度を得るために用い得る好適プリンタの構成を示
す図である。
【符号の説明】
10 画素 12 頂辺 14 底辺 16 右辺 18 左辺 20〜30 画素 32 走査ライン 36,38 オーバラップ領域 42,60 活性化閾値 50〜54 画素 70〜74 光源 76〜80 光バルブ 81,82 ミラー 84 光コンデンサレンズ 88 プリント媒体 90 アパーチャ 100〜106 プレート 114,120 駆動ライン 130,132,134,136 バッファ 140 ルックアップテーブル 142 CPU 144 DMAアダプタ 146 D/Aコンバータ 148 アナログボード 150 画素クロックジェネレータ 160 ドラムエンコーダ 162 マイクロコンピュータ 164 マイクロプロセッサ 168 クロック分周器 170 クロックオシレータ 174 周波数電圧変換ユニット 180 ドラムモータ 190 ステップモータコントローラ 192 ステップモータ
フロントページの続き (72)発明者 ロイ ユリー テーラー アメリカ合衆国 ニューヨーク州 スコッ ツビル ウイッキンス ロード 121

Claims (19)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 記録媒体上にレンティキュラー画像をプ
    リントするためのプリンタであって、 画像データに対応した光ビームを生成するための手段
    と、 前記媒体上への前記記光ビームの投影を制限するアパー
    チャと、 を備え、 前記アパーチャ及び光ビームにより、前記媒体上に、第
    1の方向にはオーバラップするが第2の方向には実質上
    オーバラップしない画素を形成することを特徴とする奥
    行画像の電子記録装置。
  2. 【請求項2】 請求項1において、前記アパーチャ及び
    光ビームは、第1及び第2方向で少なくとも2:1のア
    スペクト比を有する画素を形成することを特徴とする奥
    行画像の電子記録装置。
  3. 【請求項3】 記録媒体上にレンティキュラー画像をプ
    リントするためのプリンタであって、 光ビーム走査ラインを形成するための手段と、 前記光ビーム走査ラインのオーバラップを実質上阻止す
    るために該走査ラインの間隔を調整する手段と、 を具備することを特徴とする奥行画像の電子記録装置。
  4. 【請求項4】 記録媒体上にレンティキュラー画像をプ
    リントするためのプリンタであって、 画像データに従って、相互間にスキップ間隔を有する光
    ビーム走査ラインを形成するための手段と、 前記媒体上への前記光ビームの投影を制限するためのア
    パーチャと、 を備え、 前記アパーチャ及び光ビームは、高さと幅の比が少なく
    とも1:2のアスペクト比を有する画素を形成すること
    を特徴とする奥行画像の電子記録装置。
  5. 【請求項5】 記録媒体上にレンティキュラー画像をプ
    リントするためのプリンタであって、 画素プリント信号に応答して前記記録媒体上に画素を形
    成するための手段と、 高速走査方向において、1走査ラインの各画素データに
    対してプリント信号を少なくとも2回形成するためのプ
    リント制御手段と、 を具備することを特徴とする奥行画像の電子記録装置。
  6. 【請求項6】 記録媒体上にレンティキュラー画像をプ
    リントするための方法であって、 (a)画像データに応答して前記記録媒体上に投影され
    る光ビームの光濃度を制御する工程と、 (b)前記光ビームを高速走査方向及び低速走査方向に
    走査させる工程と、 (c)前記低速走査方向における画素のオーバラップを
    実質的に阻止するために、前記光ビームを制御するため
    の工程と、 を含むことを特徴とする奥行画像の電子記録方法。
  7. 【請求項7】 請求項6において、 工程(c)は、前記低速走査方向における前記光ビーム
    の幅を制限する工程を含むことを特徴とする奥行画像の
    電子記録方法。
  8. 【請求項8】 請求項6において、 工程(c)は、前記低速走査方向におけるスキップ間隔
    を調整する工程を含むことを特徴とする奥行画像の電子
    記録方法。
  9. 【請求項9】 請求項6において、 前記光ビームの高さと幅のアスペクト比が少なくとも
    1:2であることを特徴とする奥行画像の電子記録方
    法。
  10. 【請求項10】 請求項6において、 工程(a)は、前記高速走査方向において各画素データ
    を少なくとも2回続けてプリントする工程を含むことを
    特徴とする奥行画像の電子記録方法。
  11. 【請求項11】 請求項6において、 工程(c)は、前記高速走査方向においては第1の解像
    度でプリントし、前記低速走査方向においては前記第1
    の解像度よりも高い第2の解像度でプリントする工程を
    含むことを特徴とする奥行画像の電子記録方法。
  12. 【請求項12】 奥行画像をプリントする方法であっ
    て、 (a)書込ドットの径を減少してドットオーバラップを
    実質的に除去する工程と、 (b)記録媒体上で前記書込ドットを走査する工程と、 を具備することを特徴とする奥行画像の電子記録方法。
  13. 【請求項13】 奥行画像をプリントする方法であっ
    て、 (a)第1の走査方向において書込ドットを伸長すると
    ともに、第2の走査方向において書込ドットを縮小する
    ことにより、低速走査ドットのオーバラップを実質的に
    除去する工程と、 (b)記録媒体上で前記書込ドットを走査する工程と、 を備えていることを特徴とする奥行画像の電子記録方
    法。
  14. 【請求項14】 奥行画像をプリントする方法であっ
    て、 (a)書込ドットのオーバラップを形成する第1の解像
    度で、第1の走査方向にプリントする工程と、 (b)実質的に書込ドットのオーバラップがない、前記
    第1の解像度よりも低い第2の解像度で第2の走査方向
    にプリントする工程と、 を含むことを特徴とする奥行画像の電子記録方法。
  15. 【請求項15】 奥行画像をプリントする方法であっ
    て、 (a)複製画素によって第1の走査方向にプリントする
    工程と、 (b)各低速走査ラインに対して異なる走査ラインをプ
    リントする工程と、 を含むことを特徴とする奥行画像の電子記録方法。
  16. 【請求項16】 奥行画像をプリントする方法であっ
    て、 プリンタのドット形成運動の方向に沿って記録媒体上に
    画像ラインをプリントする工程、を含むことを特徴とす
    る奥行画像の電子記録方法。
  17. 【請求項17】 請求項16において、 前記奥行画像はレンティキュラー画像であり、更にプリ
    ンタ記録媒体をレンテキュラーオーバレイに対向させる
    工程を含んでいることを特徴とする奥行画像の電子記録
    方法。
  18. 【請求項18】 奥行画像装置であって、 レンティキュラー方向に配向されたレンティキュルを有
    するレンティキュラーオーバレイと、 前記オーバレイに隣接し、前記レンティキュラー方向に
    一致した高速走査方向を有する記録媒体と、 を具備することを特徴とする奥行画像の電子記録装置。
  19. 【請求項19】 奥行画像装置であって、 一方向に配向された複数のレンティキュルを有するレン
    ティキュラーオーバレイと、 前記オーバーレイに対向し、実質的にオーバラップしな
    い走査ラインをもって前記方向に記録される高速走査ラ
    インを有する記録媒体と、 を具備することを特徴とする奥行画像の電子記録装置。
JP5113420A 1992-05-19 1993-05-14 奥行画像の電子記録装置及び電子記録方法 Pending JPH0682922A (ja)

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Application Number Priority Date Filing Date Title
US07/885,217 US5781225A (en) 1992-05-19 1992-05-19 Method and apparatus for improving electronic recording of depth images
US885,217 1992-05-19

Publications (1)

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JP (1) JPH0682922A (ja)
DE (1) DE69323507T2 (ja)

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