JPH0682603U - 光電スイッチ - Google Patents

光電スイッチ

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JPH0682603U
JPH0682603U JP2328293U JP2328293U JPH0682603U JP H0682603 U JPH0682603 U JP H0682603U JP 2328293 U JP2328293 U JP 2328293U JP 2328293 U JP2328293 U JP 2328293U JP H0682603 U JPH0682603 U JP H0682603U
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JP
Japan
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optical fiber
wire spring
photoelectric switch
coil winding
force
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Withdrawn
Application number
JP2328293U
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Inventor
義朗 松岡
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Hokuyo Automatic Co Ltd
Original Assignee
Hokuyo Automatic Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 光電スイッチ本体2から、光ファイバ8を検
出位置に延ばして、投受光を行う光ファイバ式光電スイ
ッチにおいて、光電スイッチ本体2への光ファイバ8の
取付を、工具なしにワンタッチ操作で行い、取り付け作
業を容易化する。 【構成】 線バネ18のコイル巻き部分19で光ファイ
バ8の締着を行なう取付構造とし、このコイル巻き部分
19に光ファイバ8を挿通するため、線バネ18を巻戻
し方向に変形させ、その開口径Lを大きくする操作レバ
ー22を設ける。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は光電スイッチ本体から、光ファイバを検出位置に延ばして投受光動作 を行い、光電スイッチ取付けの自由度を大きくした光ファイバ式光電スイッチに 関し、特に光ファイバと光電スイッチ本体とのワンタッチ式の取付構造に関する 。
【0002】
【従来の技術】
光電スイッチは、検出位置に光を照射し、その位置における透過光又は反射光 の有無から物体の有無を検出し、電気信号で出力する。
【0003】 特に、検出対象が微小である場合、或は光電スイッチの設置スペースに制約を 受ける場合は、図8に示すように、光ファイバを利用して投受光を行なう光ファ イバ式光電スイッチ1が使用される。
【0004】 図8において、2は光電スイッチ本体で、赤外線発光ダイオード等の投光素子 3、フォトトランジスタ等の受光素子4、アンプ回路5等を内蔵している。この 光電スイッチ本体2の前面には、光ファイバ取付部6が設けられ、後端からは電 源線及び出力線等を1本に束ねたケーブル7が導出されている。
【0005】 光ファイバ8は、光ファイバ取付部6によって、投光素子3及び受光素子4と 光結合した状態で光電スイッチ本体2に取付られ、検出位置に延ばされ、図示し ない取付けブラケットで位置決め固定される。
【0006】 この光ファイバの光ファイバ取付部6における取付けは、一般にネジ止めによ り行なわれている。 この取付け構造の従来例として、実公平3−30981号公報の構造を、図9 で説明する。
【0007】 図9の取付け構造は、光電スイッチ本体2の前面に保持ブロック9を突出形成 し、ここに角形の枠10を上下方向にスライド可能に装着したもので、2本の光 ファイバ8を保持ブロック9の上下面に形成された案内溝11に嵌め、枠10の 上部に貫通するように螺装したネジ12を、押さえ板13を介して上側の光ファ イバ8を押すように締め付け、これと同時に枠10が上方にスライドして下側の 光ファイバ8を押すことにより、光ファイバ8,8の締付け固定を行なっている 。
【0008】
【考案が解決しようとする課題】
図9に示したようなネジ止め式の取付け構造は、取付工具としてドライバーが 必要になり、締付作業が、ドライバーをネジの頭部に嵌め、ドライバーを回すと いう数段階の操作となる。
【0009】 したがって、工具を準備しなければならない。暗い所では別に照明手段が 必要になる。作業に時間がかかり、特に多数の光電スイッチを取付ける場合に 取付けコストが増大するといった問題があった。
【0010】 そこで、本考案は、工具なしにワンタッチで取付けが可能で、薄暗い所でも照 明なしに作業できる光ファイバの取り付け構造を提供することを目的とする。
【0011】
【課題を解決するための手段】
本考案が提供する光電スイッチは、光電スイッチ本体内に設けた投光素子及び 受光素子と光結合した光ファイバを検出位置に延ばして投受光を行い、物体の検 知を行なうものであって、
【0012】 光電スイッチ本体の前面に固設され、投光素子及び受光素子に向く光ファイバ の案内孔を貫設するとともに、この案内孔の中間部分を外部に開放する切欠きを 形成した保持ブロックと、
【0013】 コイル状に巻かれ、その両端を角度を付けて延ばした形状を有し、一端を係止 した状態で、そのコイル巻き部分を、上記切欠きがある案内孔内で光ファイバを 挿通させるように配置した線バネと、
【0014】 上記線バネの他端と係合し、巻き戻し方向に変形力を加えることができ、この 力を解除すると線バネ自身の力で原位置に復帰する操作レバーとを具備し、
【0015】 操作レバーにより、線バネを巻き戻し方向に曲げ、コイル巻き部分の径を増加 させて、光ファイバを挿通可能とし、この操作レバーを放したとき線バネの復元 力で光ファイバを締着固定するようにしたことを特徴とする。
【0016】
【作用】
上記構成の線バネ18は、図1に示すように、巻き戻し方向に変形すると、コ イル巻き部分19の径L′が増加し(a)、この力を解除すると元に戻る(b)という 性質を有する。 この性質を利用し、線バネを光ファイバの締付固定に使用する。
【0017】 すなわち、図2に示すように光ファイバ8を挿通するときには、(a) 線バネに 巻き戻し方向の力を与えてコイル巻き部分19の径を増加させる。光ファイバ8 を締着状態で保持するには、(b) この力を解除し線バネ18の復元力で締着状態 に保つ。
【0018】 線バネ18を巻き戻し方向に動かす力は、図3から図6に示す操作レバー22 によって加えられる。図5に示すように線バネの一端20は係止されているので 、操作レバーで他端21を回動させて線バネ18を巻き戻し方向に動かす。操作 レバー22から手を離せば、線バネ18は自らの復元力で操作レバー22を原位 置に復帰させ、光ファイバ8を締着する。
【0019】
【実施例】
以下、本考案の一実施例について説明する。 図3に示す実施例は、光電スイッチ本体の前面に設けられる光ファイバ取り付 け構造14を、分解した状態で示す斜視図である。
【0020】 同図において、2は光電スイッチ本体で、前面中央部に矩形の保持ブロック1 5が突出形成されている。
【0021】 この保持ブロック15には、光電スイッチ本体内の投光素子3及び受光素子4 の光軸を延長した部分を貫通して、2本の光ファイバの案内孔16,16が形成 されている。
【0022】 また、案内孔16,16の中間部分を外部に露出させるように、切欠き17,1 7が保持ブロック15の上下面(以下の説明は図3を基準に上下方向を決める) に形成され、保持ブロック15の前部と後部は案内孔16,16で挟まれる所定 幅の部分で結合している。
【0023】 18は一対の線バネで、1本の弾性線材(ピアノ線等)を用い、上記案内孔1 6,16の間隔と一致する間隔で2つのコイル巻き部分19,19を形成している 。これは、図1に示す線バネ18を2個連続して形成したもので、連結部分20 を各線バネ18,18の係止される一端とし、両端21,21を巻き戻し方向の力 を加える他端としている。
【0024】 22は操作レバーで、帯板を2段に折り曲げ、保持ブロック15に上方からス ライド可能に嵌まり込む形状とし、その一片に線バネの他端21,21を挿通さ せる係止孔23,23を形成している。
【0025】 24は前部カバーで、上記線バネ18及び操作レバー22を組み付けた状態の 保持ブロック15(図4)を覆い、光ファイバ本体2に接着固定される。この前 部カバー24には、前面に2個の光ファイバの挿通孔25,25、上部に操作レ バー22の頂部を覗かせる操作孔26を形成している。なお、この前部カバー2 4の内面一側には、操作レバー22から突出した線バネの他端21,21を案内 ・収容する上下方向の溝27(図5)が形成されている。
【0026】 上記光ファイバの取り付け構造14は、次のように組立てられる。 初めに、保持ブロック15に、線バネ18と操作レバー22を図4に示すよう に組み付ける。このとき、一体形成された線バネ18,18は、図6に示すよう に上下の切欠き17,17に夫々挿入され、2つのコイル巻き部分19,19は、 上下の案内孔16,16に軸を一致させて配置される。操作レバー22は保持ブ ロック15の上方から被せられ、切欠き17,17から突出した線バネ18の他 端21,21を、2つの係止孔23,23に挿通させる。
【0027】 次に前部カバー24を、保持ブロック15に前方から嵌め、図7のように一体 化する。 この嵌め込みは、図5に示すように、線バネ18の他端21,21が前部カバ ー24の内側面の溝27に嵌まるように、強圧して行ない、嵌め合わせた状態で 、前部カバー24と本体2の当接部を、超音波ウェルドにより溶着・一体化する 。
【0028】 この前部カバー24の嵌め込みにより、図6に示すように、線バネ18の連結 部20(一端)は、前部カバー24の内面に当たって位置規制され、線バネ18 の他端21,21は、前部カバー24の内壁の溝27に案内されて上下動可能と なる。また操作レバー22は、その頂部を操作孔26から覗かせ、前部カバー2 4の内面に沿って上下にスライド可能となる。
【0029】 組付け終わった図7の状態で、操作レバー22は、線バネ18,18の復元力 で上方に押し上げられ、線バネ18のコイル巻き部分19,19は縮径した初期 形状(図1の(b)の状態)を保っている。
【0030】 このような光ファイバの取り付け構造14に対して、光ファイバ8を取り付け るには、図7に示すように、操作レバー22を押し下げながら、光ファイバ8, 8を、前部カバー24の挿通孔25,25、及び保持ブロック15の案内孔16, 16を通し、投光素子及び受光素子に達するまで挿通した後、操作レバー22か ら手を離すだけのワンタッチ動作で行なえる。
【0031】 すなわち、図5に示す状態で、操作レバー22を押して2つの線バネの他端2 1,21は回動させると、このとき線バネ18,18の一端20は前部カバー24 の内壁で係止されているので、2つのコイル巻き部分19,19は巻き戻され、 図2(a)に示すように開口径L′が増加し、光ファイバ8を通過させ得る状態と なる。光ファイバ8を挿通させた後、操作レバー22から手を離すと、線バネ1 8,18は、自らの復元力で操作レバー22を押し上げ、コイル巻き部分19,1 9を、図2(b)に示すように縮径させ、光ファイバ8,8を締着する。
【0032】 この締着状態で、光ファイバ8を引き抜こうとする力はコイル巻き部分19, 19の巻回方向と直交し、また光ファイバ8,8は弾性を有する樹脂性等の保護 被覆で覆われ、コイル巻き部分19が食い込んだ状態となっているので、光ファ イバ8を引っ張っただけでは容易には抜けず、実用上十分な締着強度を持つこと になる。
【0033】
【考案の効果】
本考案は、線バネのコイル巻き部分19を光ファイバ8の締着に利用し、コイ ル巻き部分19の開口径L,L′を、操作レバー22のワンタッチ動作のみで変 化させる構造としたから、薄暗い場所でも取付作業ができ、ネジ締め用のドライ バーといった取付工具が不要になって光ファイバの着脱作業がきわめて容易にな り、取付けコストを低減できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案で光ファイバの締着に使用する線バネの
コイル巻き部分の径の変化を示す斜視図で、(a)は巻き
戻しによって開口径が増加した状態、(b)は線バネの復
元力で縮径した状態を示す。
【図2】図1に示す線バネで、光ファイバを締着する状
態を説明する正面図で、(a)(b)の各図は図1の(a)(b)に
対応させてある。
【図3】本考案の光電スイッチの一実施例を示す分解斜
視図で、光ファイバの取り付け構造を示す。
【図4】図3に示す保持ブロックに、線バネ及び操作レ
バーを組付けた状態を示す斜視図
【図5】図7に示す組立後の状態で、光ファイバの取付
構造14を、光ファイバ挿通方向と直交する面で切断し
て示した断面図
【図6】図7に示す組立て後の状態で、前部カバー24
及び操作レバー22の上部を取り除いて示す平面図
【図7】図3の構造の組付け後の状態を示す斜視図
【図8】光ファイバ式光電スイッチの全体構成を示す側
面図
【図9】従来の光ファイバの取り付け構造を示す斜視図
【符号の説明】
1 光ファイバ式光電スイッチ 2 光電スイッチ本体 3 投光素子 4 受光素子 5 アンプ回路 8 光ファイバ 15 保持ブロック 16 光ファイバの案内孔 17 切欠き 18 線バネ 19 コイル巻き部分 20 線バネの一端(連結部) 21 線バネの他端(両端) 22 操作レバー 23 係止孔 24 前部カバー

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 光電スイッチ本体内に設けた投光素子及
    び受光素子と光結合した光ファイバを検出位置に延ばし
    て投受光を行い、物体の検知を行なう光電スイッチにお
    いて、 光電スイッチ本体の前面に固設され、投光素子及び受光
    素子に向く光ファイバの案内孔を貫設するとともに、こ
    の案内孔の中間部分を外部に開放する切欠きを形成した
    保持ブロックと、 コイル状に巻かれ、その両端を角度を付けて延ばした形
    状を有し、一端を係止した状態で、そのコイル巻き部分
    を、上記切欠きがある案内孔内で光ファイバを挿通させ
    るように配置した線バネと、 上記線バネの他端と係合し、線バネに巻き戻し方向の変
    形力を加えることができ、この力を解除すると線バネ自
    身の力で原位置に復帰する操作レバーとを具備し、 操作レバーにより、線バネを巻き戻し方向に曲げ、コイ
    ル巻き部分の径を増加させて、光ファイバを挿通可能と
    し、この操作レバーを放したとき線バネの復元力で光フ
    ァイバを締着固定するようにしたことを特徴とする光電
    スイッチ。
JP2328293U 1993-05-06 1993-05-06 光電スイッチ Withdrawn JPH0682603U (ja)

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Date Code Title Description
A300 Withdrawal of application because of no request for examination

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Effective date: 19971106