JPH029453Y2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPH029453Y2 JPH029453Y2 JP1985078208U JP7820885U JPH029453Y2 JP H029453 Y2 JPH029453 Y2 JP H029453Y2 JP 1985078208 U JP1985078208 U JP 1985078208U JP 7820885 U JP7820885 U JP 7820885U JP H029453 Y2 JPH029453 Y2 JP H029453Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- lamp
- lid member
- clamp
- cord
- lamp board
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
- 230000007246 mechanism Effects 0.000 claims description 7
- 238000003780 insertion Methods 0.000 claims description 2
- 230000037431 insertion Effects 0.000 claims description 2
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 5
- 238000009434 installation Methods 0.000 description 2
- 229920003002 synthetic resin Polymers 0.000 description 2
- 239000000057 synthetic resin Substances 0.000 description 2
- 238000005452 bending Methods 0.000 description 1
- 238000005516 engineering process Methods 0.000 description 1
- 238000000034 method Methods 0.000 description 1
- 239000000758 substrate Substances 0.000 description 1
Description
【考案の詳細な説明】
〔産業上の利用分野〕
本考案は、自動車用灯具のコードクランプに係
り、特に自動車の灯具部材と一体成形され、配線
コードをワンタツチで確実に固定することができ
るコードクランプに関するものである。
り、特に自動車の灯具部材と一体成形され、配線
コードをワンタツチで確実に固定することができ
るコードクランプに関するものである。
従来より自動車の電気配線及び信号配線を引き
回す部材において、コードを仮止めするクランプ
部材の一部に一体成形されたものが使用されてお
り、特に尾灯組立部材等自動車用灯具において
も、第７図に示すように、スリツト５０の間から
立爪クランプ５１，５１間にコード５５を落し込
むもの（イ図参照）、一対のピン５２，５２間に
コード５５を挟み込むもの（ロ図参照）及び凹溝
５３にコード５５を挿入し、テープ５４によつて
貼着固定するもの（ハ図参照）等が知られてい
る。
回す部材において、コードを仮止めするクランプ
部材の一部に一体成形されたものが使用されてお
り、特に尾灯組立部材等自動車用灯具において
も、第７図に示すように、スリツト５０の間から
立爪クランプ５１，５１間にコード５５を落し込
むもの（イ図参照）、一対のピン５２，５２間に
コード５５を挟み込むもの（ロ図参照）及び凹溝
５３にコード５５を挿入し、テープ５４によつて
貼着固定するもの（ハ図参照）等が知られてい
る。
しかし、上記従来の構成では、イ及びロのもの
のようにクランプが大きく突出するため使用可能
な場所が限定されたり、ロ又はハのようにコード
５５の取付に信頼性がなく、取付作業が困難であ
つたり、更にハのように取付に際してテープ等の
別部材を必要とする等の問題を有していた。
のようにクランプが大きく突出するため使用可能
な場所が限定されたり、ロ又はハのようにコード
５５の取付に信頼性がなく、取付作業が困難であ
つたり、更にハのように取付に際してテープ等の
別部材を必要とする等の問題を有していた。
本考案は、上記問題に鑑みて創案されたもので
あり、取付面が極端に突出することがなく、コー
ドを確実に保護することができると共に、クラン
プ効果の信頼性に優れ、長い範囲でクランプ効果
を発揮し得る自動車用灯具のクランプを提供する
ことを目的とするものである。
あり、取付面が極端に突出することがなく、コー
ドを確実に保護することができると共に、クラン
プ効果の信頼性に優れ、長い範囲でクランプ効果
を発揮し得る自動車用灯具のクランプを提供する
ことを目的とするものである。
上記目的を達成するために、本考案に係る自動
車用灯具のクランプは、尾灯組立部材等の自動車
用照明灯又は表示灯を取り付ける合成樹脂製の灯
具基板の表面にコード埋設用溝を形成すると共
に、該溝に並設して一縁を薄肉部として成るヒン
ジ機構を介して該灯具基板と一体成形した蓋部材
の他縁に係止突起を形設し、該溝上に折り曲げた
状態で灯具基板に係止する構造にしたものであ
る。
車用灯具のクランプは、尾灯組立部材等の自動車
用照明灯又は表示灯を取り付ける合成樹脂製の灯
具基板の表面にコード埋設用溝を形成すると共
に、該溝に並設して一縁を薄肉部として成るヒン
ジ機構を介して該灯具基板と一体成形した蓋部材
の他縁に係止突起を形設し、該溝上に折り曲げた
状態で灯具基板に係止する構造にしたものであ
る。
また、他の構造として本考案は、上記蓋部材側
にコード挿通溝を形成することもできる。
にコード挿通溝を形成することもできる。
上記構成の自動車用灯具のコードクランプは、
灯具基板に組み付けた灯具の配線コードを引き回
す際に、該配線コードの引き回し方向に構成され
たクランプに配線コードをワンタツチで繋留する
ことができるものであり、灯具基板側部材と蓋部
材間に配線コードを確実に挟持する。
灯具基板に組み付けた灯具の配線コードを引き回
す際に、該配線コードの引き回し方向に構成され
たクランプに配線コードをワンタツチで繋留する
ことができるものであり、灯具基板側部材と蓋部
材間に配線コードを確実に挟持する。
以下、本考案に係る自動車用灯具のクランプの
実施例を図面に従つて説明する。
実施例を図面に従つて説明する。
第１図乃至第４図は、本考案の第一の実施例を
示すものである。
示すものである。
図面において、１は合成樹脂によつて成形され
た尾灯組立部材と成るボデイであり、自動車用灯
具のクランプの灯具基板である。該灯具基板１に
は２個のバルブ取付凹部２，２が形成され、該各
バルブ取付凹部２の底面に穿設した透孔３に対し
て表示灯４を取り付けたバルブホルダー５を固着
して成るもので、上記灯具基板１には複数の取付
用小孔６を穿設して成る。本考案に係る自動車用
灯具のクランプ７は、両バルブ取付凹部２，２間
の灯具基板１下縁に形設されており、該下縁に沿
つて内側に凹溝８を形成し、該凹溝８の内側に配
線コード挿通用の係止孔９を開設すると共に、該
下縁の外側に成形した蓋部材１０を薄肉部１１に
よつて連結した２個のヒンジ機構１２，１２を介
して灯具基板１と一体的に成形したもので、該蓋
部材１０の上記灯具基板１に連結されない縁端に
係止突起１３を突設すると共に、該係止突起１３
が上記ヒンジ機構１２，１２を薄肉部１１から折
り曲げて重ね合わせたときに、前記係止孔９と係
合する係合構造１４を構成する。
た尾灯組立部材と成るボデイであり、自動車用灯
具のクランプの灯具基板である。該灯具基板１に
は２個のバルブ取付凹部２，２が形成され、該各
バルブ取付凹部２の底面に穿設した透孔３に対し
て表示灯４を取り付けたバルブホルダー５を固着
して成るもので、上記灯具基板１には複数の取付
用小孔６を穿設して成る。本考案に係る自動車用
灯具のクランプ７は、両バルブ取付凹部２，２間
の灯具基板１下縁に形設されており、該下縁に沿
つて内側に凹溝８を形成し、該凹溝８の内側に配
線コード挿通用の係止孔９を開設すると共に、該
下縁の外側に成形した蓋部材１０を薄肉部１１に
よつて連結した２個のヒンジ機構１２，１２を介
して灯具基板１と一体的に成形したもので、該蓋
部材１０の上記灯具基板１に連結されない縁端に
係止突起１３を突設すると共に、該係止突起１３
が上記ヒンジ機構１２，１２を薄肉部１１から折
り曲げて重ね合わせたときに、前記係止孔９と係
合する係合構造１４を構成する。
上記のように構成した自動車用灯具のクランプ
は、第３図に示すようにバルブホルダー５から導
出した配線コード１５を該配線コード１５の引き
回し方向に向かつて繋留するものであり、配線コ
ード１５の一部を凹溝８に沿つて落し込み、ヒン
ジ機構１２，１２を薄肉部１１から折り曲げて蓋
部材１０を凹溝８に覆せると共に、強く押圧して
係止突起１３を係止孔９の縁と係合させて配線コ
ード１５の止着を完了するものである。また上記
係止突起１３と係止孔９縁との係合構造は、該係
止突起１３の釣端が係止孔９の縁部裏面に引つ掛
かる構造となるため係止後に簡単に外れることは
ない。
は、第３図に示すようにバルブホルダー５から導
出した配線コード１５を該配線コード１５の引き
回し方向に向かつて繋留するものであり、配線コ
ード１５の一部を凹溝８に沿つて落し込み、ヒン
ジ機構１２，１２を薄肉部１１から折り曲げて蓋
部材１０を凹溝８に覆せると共に、強く押圧して
係止突起１３を係止孔９の縁と係合させて配線コ
ード１５の止着を完了するものである。また上記
係止突起１３と係止孔９縁との係合構造は、該係
止突起１３の釣端が係止孔９の縁部裏面に引つ掛
かる構造となるため係止後に簡単に外れることは
ない。
次に、第５図及び第６図は、本考案の第二の実
施例を示すものである。即ち本実施例は、前記第
一の実施例における蓋部材１０側に配線コード挿
通用の凹溝８を形設し、灯具基板１側の凹溝を廃
止したものであり、配線コード１５を繋留する場
合は、前記第一の実施例と同様に蓋部材１０と灯
具基板１間に挟持する構造に成るものである。
施例を示すものである。即ち本実施例は、前記第
一の実施例における蓋部材１０側に配線コード挿
通用の凹溝８を形設し、灯具基板１側の凹溝を廃
止したものであり、配線コード１５を繋留する場
合は、前記第一の実施例と同様に蓋部材１０と灯
具基板１間に挟持する構造に成るものである。
本考案に係る自動車用灯具のクランプは、以上
のように構成したから、灯具基板面上への突出量
を減少し、コードクランプ設計の自由性を拡大す
ると共に、該灯具組立体に組み付けられた灯具の
配線コード及びその近傍を通過する配線コードを
ワンタツチで繋留することができ、かつ、繋留効
果の信頼性を高めることができる等の特徴を有す
るものであり、本考案実施後の実用的効果は極め
て大きい。
のように構成したから、灯具基板面上への突出量
を減少し、コードクランプ設計の自由性を拡大す
ると共に、該灯具組立体に組み付けられた灯具の
配線コード及びその近傍を通過する配線コードを
ワンタツチで繋留することができ、かつ、繋留効
果の信頼性を高めることができる等の特徴を有す
るものであり、本考案実施後の実用的効果は極め
て大きい。
第１図は本考案の第一の実施例を示す灯具基板
の一部切欠した背面図、第２図は第１図における
Ａ−Ａ線拡大断面図、第３図は配線コードの組付
状態を示す斜視図、第４図は第３図におけるＢ−
Ｂ線拡大断面図、第５図は本考案の第二の実施例
を示すクランプ部の斜視図、第６図は同配線コー
ドの組付状態を示す断面図、第７図イ，ロ及びハ
はそれぞれ従来のクランプを示す断面図である。 １……灯具基板、７……クランプ、８……凹
溝、９……係止孔、１０……蓋部材、１１……薄
肉部、１２……ヒンジ機構、１３……係止突起、
１４……係合構造、１５……配線コード。
の一部切欠した背面図、第２図は第１図における
Ａ−Ａ線拡大断面図、第３図は配線コードの組付
状態を示す斜視図、第４図は第３図におけるＢ−
Ｂ線拡大断面図、第５図は本考案の第二の実施例
を示すクランプ部の斜視図、第６図は同配線コー
ドの組付状態を示す断面図、第７図イ，ロ及びハ
はそれぞれ従来のクランプを示す断面図である。 １……灯具基板、７……クランプ、８……凹
溝、９……係止孔、１０……蓋部材、１１……薄
肉部、１２……ヒンジ機構、１３……係止突起、
１４……係合構造、１５……配線コード。
Claims (1)
- 【実用新案登録請求の範囲】 照明灯又は表示灯等を組み付ける自動車用灯具
の灯具基板の下縁にヒンジ機構を支点として折り
曲げ可能に成る蓋部材を該ヒンジ機構と共に一体
成形し、 該蓋部材の上記灯具基板に連結されない縁端に
係止突起を突設すると共に、 該蓋部材を灯具基板側へ折り曲げたときに上記
係止突起が対向する部分に係止孔を開設し、 かつ、相互に重なり合う灯具基板と蓋部材の少
なくとも何れか一方に配線コード挿通用の凹溝を
形成したことを特徴とする自動車用灯具のクラン
プ。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1985078208U JPH029453Y2 (ja) | 1985-05-25 | 1985-05-25 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1985078208U JPH029453Y2 (ja) | 1985-05-25 | 1985-05-25 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS61193602U JPS61193602U (ja) | 1986-12-02 |
| JPH029453Y2 true JPH029453Y2 (ja) | 1990-03-08 |
Family
ID=30621982
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP1985078208U Expired JPH029453Y2 (ja) | 1985-05-25 | 1985-05-25 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH029453Y2 (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPH1154962A (ja) * | 1997-08-05 | 1999-02-26 | Mitsubishi Electric Corp | 電気機器の基板ホルダ |
Families Citing this family (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP4799762B2 (ja) * | 2001-05-28 | 2011-10-26 | 株式会社リコー | 軟質チューブ部材の浮き上がり規制機構 |
| JP2017137889A (ja) * | 2016-02-01 | 2017-08-10 | トヨタ自動車九州株式会社 | 部品保持構造 |
Family Cites Families (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS5222950Y2 (ja) * | 1971-11-17 | 1977-05-25 | ||
| JPS59103303U (ja) * | 1982-12-28 | 1984-07-11 | 市光工業株式会社 | 車輛用灯具 |
-
1985
- 1985-05-25 JP JP1985078208U patent/JPH029453Y2/ja not_active Expired
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPH1154962A (ja) * | 1997-08-05 | 1999-02-26 | Mitsubishi Electric Corp | 電気機器の基板ホルダ |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS61193602U (ja) | 1986-12-02 |
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