JPH0682065A - 氷スラリー貯蔵タンクの氷スラリー抜出装置 - Google Patents

氷スラリー貯蔵タンクの氷スラリー抜出装置

Info

Publication number
JPH0682065A
JPH0682065A JP23350692A JP23350692A JPH0682065A JP H0682065 A JPH0682065 A JP H0682065A JP 23350692 A JP23350692 A JP 23350692A JP 23350692 A JP23350692 A JP 23350692A JP H0682065 A JPH0682065 A JP H0682065A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
ice slurry
switching valve
signal
ice
storage tank
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Withdrawn
Application number
JP23350692A
Other languages
English (en)
Inventor
Makoto Yamamoto
山本  誠
Shigeru Nagamori
茂 永森
Yoshiaki Matsumoto
義昭 松本
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Mitsui Engineering and Shipbuilding Co Ltd
Original Assignee
Mitsui Engineering and Shipbuilding Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Mitsui Engineering and Shipbuilding Co Ltd filed Critical Mitsui Engineering and Shipbuilding Co Ltd
Priority to JP23350692A priority Critical patent/JPH0682065A/ja
Publication of JPH0682065A publication Critical patent/JPH0682065A/ja
Withdrawn legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Other Air-Conditioning Systems (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目 的】 氷スラリー貯蔵タンクより抜出される氷ス
ラリーの氷塊が抜出管を閉塞するのを防止する。 【構 成】 氷スラリー貯蔵タンク10の下部に第1の切
換バルブ11とスラリーポンプ12と流量計13とを有する抜
出管15を取付けるとともに、エアーコンプレッサ18と第
2の切換バルブ17とを有する逆洗浄配管16の一端を前記
抜出管15であって、かつ前記第1の切換バルブ11の上流
側に接続し、前記流量計13の信号を制御装置19に入力
し、該制御装置19からの信号により前記第1の切換バル
ブ11、第2の切換バルブ17及びエアコンプレッサー18を
制御するようにしたことを特徴とする氷スラリー貯蔵タ
ンクの氷スラリー抜出装置。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は氷スラリー貯蔵タンクの
氷スラリー抜出装置、より詳しくは、地域冷暖房におい
て冷熱を氷スラリーとしてエネルギーセンターから熱源
センターに搬送する場合に好適な氷スラリー貯蔵タンク
の氷スラリー抜出装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、エネルギーセンターに配置された
冷暖房装置により得られた熱源を所定の地域に設けられ
た熱源センターに供給し、この熱源センターより多数の
需要家にその熱源を供給するようにした、いわゆる地域
冷暖房が知られている。この地域冷暖房においては暖房
用の熱源としては温水又は蒸気が使用され、一方、冷房
用の熱源としては通常約7℃程度の冷水が用いられてい
る。そしてこの約7℃程度の冷水は熱源センターに設け
られた熱交換器により熱交換し、約13℃程度に昇温した
水となり、エネルギーセンターに回収するようにしてい
る。
【0003】ところで、このような冷熱搬送においては
冷水と昇温した水との間に温度差が充分取れないため搬
送効率が悪いものとなっている。このような状況から夜
間電力を利用して氷スラリーを製造して、この氷スラリ
ーを氷スラリー貯蔵タンクに貯蔵しておき、昼間の冷熱
利用時にこの氷スラリーを熱交換器に導いて熱交換させ
ることが提案されている。
【0004】その一例を説明すれば、図2に示すように
製氷機1で製造された 100μm 〜5mm程度の粒径の氷粒
子を含む氷スラリーSはラインL1 から氷スラリー貯蔵
タンク2に送られここで貯蔵される。そして昼間の冷熱
需要時にスラリーポンプ3を作動させ氷スラリーSを抜
出管L2 から熱源センターに配置された熱交換器4a,4
b に送られ、ここで需要家の所有する空調システム5a,
5b の熱媒体と熱交換し、約13℃の水となってラインL
2 を通って調整槽6に還流して貯蔵される。そして夜間
になると再びポンプ7を作動させて調整槽6内の水がラ
インL4 から製氷機1に供給されるのである。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】ところで前記したよう
な地域冷暖房における冷熱搬送方式においては、氷スラ
リー貯蔵タンク2内において貯蔵中に氷粒子が結合して
ブロック化し、このブロック化した氷塊が抜出管L2
入口を閉鎖し、冷熱搬送ができなくなるという問題があ
る。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明は前記従来の問題
点を解決するためになされたものであって、氷スラリー
貯蔵タンクの下部に第1の切換バルブとスラリーポンプ
と流量計とを有する抜出管を取付けるとともに、エアコ
ンプレッサーと第2の切換バルブとを有する逆洗浄配管
の一端を前記抜出管であって、かつ前記第1の切換バル
ブの上流側に接続し、前記流量計の信号を制御装置に入
力し、該制御装置からの信号により前記第1の切換バル
ブ、第2の切換バルブ及びエアコンプレッサーを制御す
るようにした氷スラリー貯蔵タンクの氷スラリー抜出装
置を提供せんとするものである。
【0007】
【作 用】かかる構成による氷スラリー貯蔵タンクの氷
スラリー抜出装置において、氷塊が抜出管の入口を閉鎖
した場合、抜出管を流れる氷スラリーの量は減少する。
この氷スラリーの量の減少を流量計で検知し、制御装置
に導きここにおいて所定値より減少した場合制御信号が
作成され、この信号により第1の切換バルブを閉鎖する
とともに第2の切換バルブを開放した後、エアコンプレ
ッサーを作動させて逆洗浄配管から高圧空気を氷スラリ
ー貯蔵タンク内に噴出させるのである。
【0008】
【実 施 例】以下図1に基づき本発明による氷スラリ
ー貯蔵タンクの氷スラリー抜出装置の一実施例を説明す
る。10は氷スラリー貯蔵タンク (以下単にタンクとい
う) で、このタンク10の下部には第1の切換バルブ11、
スラリーポンプ12及び流量計13、圧力計14を有する抜出
管15が取付けられており、この抜出管15の他端は図示し
ない熱交換器に導かれている。また、この抜出管15の根
本部の第1の切換バルブ11の上流側には逆洗浄配管16が
接続されているが、この逆洗浄配管16には第2の切換バ
ルブ17とエアコンプレッサー18とが設けられて、これに
より圧縮空気をタンク10の抜出部に供給するように構成
されている。
【0009】19は制御装置で、少なくともこの制御装置
19内には記憶装置20、比較器21が設けられ、この比較器
21に圧力計14、流量計13の信号V1 が入力されるように
なっている。そして比較器21からの出力信号V2 が第1
の切換バルブ11、第2の切換バルブ17及びエアコンプレ
ッサー18に夫々導かれるように構成されている。かかる
構成において、タンク10内の氷スラリーSは、通常スラ
リーポンプ12により抜出管15から抜出され図示しない熱
交換器に導かれている。
【0010】このとき勿論第1の切換バルブ11は開放
し、第2の切換バルブ17は閉鎖しており、圧力計14と流
量計13の信号V1 は比較器21に入力され、記憶装置20に
あらかじめ入力されている所定値の信号V3 と比較され
ている。かかる状態で運転中において、タンク10内の氷
塊が抜出管15の入力を閉鎖するとこの抜出管15内の氷ス
ラリーSの流量は減少することになる。この流量は圧力
計14、流量計13の信号V1 として比較器21に導かれてい
るのでここで記憶装置20からの所定値の信号V3 と比較
され、制御信号V2 とV4 とが作成され、制御信号V2
は第1の切換バルブ11を閉鎖し、第2の切換バルブ17を
開放するとともにエアコンプレッサー18を起動する。
【0011】そしてこのエアコンプレッサー18により得
られた高圧空気は逆洗浄配管16からタンク10内に噴出
し、氷塊を除去するのである。なお、比較器21からの制
御信号V4 はスラリーポンプ12に与えられその作動を停
止させる。この逆洗浄配管16からの高圧空気の噴出後、
所定の間隔を置いて制御信号V2,4 は解除され、通常
運転に復帰する。なお、本実施例における氷スラリーS
の流量測定に圧力計14と流量計13とを配置したがこれは
何れか一方のみとすることもできる。
【0012】
【発明の効果】本発明の氷スラリー貯蔵タンクの氷スラ
リー抜出装置は、氷スラリー貯蔵タンクの下部に第1の
切換バルブとスラリーポンプと流量計とを有する抜出管
を取付けるとともに、エアーコンプレッサと第2の切換
バルブとを有する逆洗浄配管の一端を前記抜出管であっ
て、かつ前記第1の切換バルブの上流側に接続し、前記
流量計の信号を制御装置に入力し、該制御装置からの信
号により前記第1の切換バルブ、第2の切換バルブ及び
エアコンプレッサーを制御するように構成されている。
【0013】従って、抜出管の入口が氷塊で閉塞された
状態を氷スラリーの流量の変化としてとらえ、高圧空気
を噴出することによって前記氷塊を除去することができ
るため、安定した氷スラリーの抜出しが可能となり、し
かも自動化による省力化が計れるなどの効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明による氷スラリー貯蔵タンクの氷スラリ
ー抜出装置の系統図である。
【図2】従来の地域冷暖房における冷熱搬送方式を示す
全体統計図である。
【符号の説明】
1 製氷機 2, 10 氷スラ
リー貯蔵タンク 3, 12 スラリーポンプ 4a,4b 熱交
換器 5a,5b 空調システム 6 調整槽 7 ポンプ 11 第1の切換
バルブ 13 流量計 14 圧力計 15 抜出管 16 逆洗浄配管 17 第2の切換バルブ 18 エアコンプ
レッサー 19 制御装置 20 記憶装置 21 比較器

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 氷スラリー貯蔵タンクの下部に第1の切
    換バルブとスラリーポンプと流量計とを有する抜出管を
    取付けるとともに、エアーコンプレッサと第2の切換バ
    ルブとを有する逆洗浄配管の一端を前記抜出管であっ
    て、かつ前記第1の切換バルブの上流側に接続し、前記
    流量計の信号を制御装置に入力し、該制御装置からの信
    号により前記第1の切換バルブ、第2の切換バルブ及び
    エアコンプレッサーを制御するようにしたことを特徴と
    する氷スラリー貯蔵タンクの氷スラリー抜出装置。
JP23350692A 1992-09-01 1992-09-01 氷スラリー貯蔵タンクの氷スラリー抜出装置 Withdrawn JPH0682065A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP23350692A JPH0682065A (ja) 1992-09-01 1992-09-01 氷スラリー貯蔵タンクの氷スラリー抜出装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP23350692A JPH0682065A (ja) 1992-09-01 1992-09-01 氷スラリー貯蔵タンクの氷スラリー抜出装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH0682065A true JPH0682065A (ja) 1994-03-22

Family

ID=16956100

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP23350692A Withdrawn JPH0682065A (ja) 1992-09-01 1992-09-01 氷スラリー貯蔵タンクの氷スラリー抜出装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH0682065A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN110595127A (zh) * 2019-10-14 2019-12-20 大连理工大学 一种高浓度冰浆多孔射流冲击强化局部降温系统

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN110595127A (zh) * 2019-10-14 2019-12-20 大连理工大学 一种高浓度冰浆多孔射流冲击强化局部降温系统

Similar Documents

Publication Publication Date Title
CN100504256C (zh) 热水供给装置
CN106016826B (zh) 带有二级冷却的高低温热油控制系统
CN201534173U (zh) 中厚板轧机轧后气雾冷却装置
JPH0682065A (ja) 氷スラリー貯蔵タンクの氷スラリー抜出装置
CN104949295A (zh) 一种舰船用水冷空调系统及其控制方法
CN106196730A (zh) 一种空气能水温控制机组及使用其的水浴系统
CN106016827B (zh) 一种控温精度高的高低温热油控制系统
EP3412991B1 (en) Heat exchange system and scale suppression method for heat exchange system
CN212457060U (zh) 一种新型承压式热水系统
CN208930684U (zh) 一种挤出机机筒冷却系统
JPH06147653A (ja) 地熱利用システムに供給する作動流体あるいは地熱流体の温度調整方法
CN208380646U (zh) 一种适用于超临界二氧化碳布雷顿循环的吹扫系统
CN205505454U (zh) 一种非承压加热承压使用的热水器保温水箱
CN102155613B (zh) 二氧化碳冷量回收系统及方法
JPS59119131A (ja) 太陽熱利用システム
CN106196259B (zh) 一种校园热水分体式恒温供应系统
JPH0260950B2 (ja)
US3434298A (en) Apparatus and ejector for producing cold
CN109140633A (zh) 水蓄冷装置
US3052102A (en) Heat pump and method of operation
JPH0694266A (ja) 氷スラリー用熱交換装置
CN219196140U (zh) 一种高温气冷堆核岛除盐水供水装置
CN211204616U (zh) 一种高压射流冷箱管路系统
CN109203421A (zh) 一种挤出机机筒冷却系统
CN208392575U (zh) 一种冷热一体模温机

Legal Events

Date Code Title Description
A300 Withdrawal of application because of no request for examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A300

Effective date: 19991102