JPH0681761A - 水車の主軸封水装置の給水装置 - Google Patents
水車の主軸封水装置の給水装置Info
- Publication number
- JPH0681761A JPH0681761A JP4257467A JP25746792A JPH0681761A JP H0681761 A JPH0681761 A JP H0681761A JP 4257467 A JP4257467 A JP 4257467A JP 25746792 A JP25746792 A JP 25746792A JP H0681761 A JPH0681761 A JP H0681761A
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- water
- water supply
- pressure
- shaft seal
- main shaft
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
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-
- Y—GENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
- Y02—TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
- Y02E—REDUCTION OF GREENHOUSE GAS [GHG] EMISSIONS, RELATED TO ENERGY GENERATION, TRANSMISSION OR DISTRIBUTION
- Y02E10/00—Energy generation through renewable energy sources
- Y02E10/20—Hydro energy
Landscapes
- Hydraulic Turbines (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】主軸封水装置の軸封部の水圧が所定の圧力以下
のときのみ自動的に給水するようにした主軸封水装置の
給水装置を得る。 【構成】主軸封水装置１の軸封部に１０と給水源とを接
続する給水管６と、この給水管６の途中に配置れれ、軸
封部１０の水圧が所定の圧力以上のとき閉じ、軸封部１
０の水圧が所定の圧力より低下したとき自動的に開く給
水弁５とから給水装置を構成し、軸封部１０の水圧が所
定の圧力より低下したとき給水弁５はスプリング３の作
用により自動的に開いて給水し、軸封部１０の水圧が所
定の圧力に回復すれば再び閉じるので、軸封部１０への
給水が確保され、主軸封水装置１の寿命を長くする。
のときのみ自動的に給水するようにした主軸封水装置の
給水装置を得る。 【構成】主軸封水装置１の軸封部に１０と給水源とを接
続する給水管６と、この給水管６の途中に配置れれ、軸
封部１０の水圧が所定の圧力以上のとき閉じ、軸封部１
０の水圧が所定の圧力より低下したとき自動的に開く給
水弁５とから給水装置を構成し、軸封部１０の水圧が所
定の圧力より低下したとき給水弁５はスプリング３の作
用により自動的に開いて給水し、軸封部１０の水圧が所
定の圧力に回復すれば再び閉じるので、軸封部１０への
給水が確保され、主軸封水装置１の寿命を長くする。
Description
【０００１】
【産業上の利用分野】この発明は、水車の主軸封水装置
に給水する給水装置に関する。
に給水する給水装置に関する。
【０００２】
【従来の技術】主軸がケーシングを貫通する部分でケー
シング内の水が外部へ漏れたり外の空気が内部へ浸入す
るのを防ぐため主軸封水装置を設ける。図２は従来の主
軸封水装置の給水装置の構成図である。図２において、
主軸封水装置としてのメカニカルシール１は、主軸１１
に取り付けられて回転し、ステンレス鋼に0.3 mmのタン
グステンをコーテイングした円錐形状のコーン１ａと、
静止しているアスベスト強化レジンからなるエンドシー
ル１ｂと、エンドシール１ｂを支持するスリーブ１ｃ及
びばね１ｄとから構成されている。主軸封水装置の軸封
部に作用する水圧は、水車の運転状況により変動し、軸
封部１０は水圧が低下して負圧となることがあり、ま
た、運転の過渡期には無水状態となることがある。無水
状態となると、メカニカルシール１の摺動部であるコー
ン１ａ及びエンドシール１ｂは潤滑及び冷却が不充分と
なり、摩耗または焼付現象が発生し、その寿命が短くな
る。その対策として、図２のごとく主軸封水装置として
のメカニカルシール１に、上水槽７からストレーナ８及
び電動弁９を経て給水管６により給水していた。他の方
法として、主軸封水装置の上流側の鉄管やケーシングか
ら給水するか、または外部からポンプにより水を汲み上
げて給水していた。このようにして、水車の運転の過渡
期に軸封部１０が無水状態となっても、外部から給水す
ることにより、水車の運転を可能にしていた。
シング内の水が外部へ漏れたり外の空気が内部へ浸入す
るのを防ぐため主軸封水装置を設ける。図２は従来の主
軸封水装置の給水装置の構成図である。図２において、
主軸封水装置としてのメカニカルシール１は、主軸１１
に取り付けられて回転し、ステンレス鋼に0.3 mmのタン
グステンをコーテイングした円錐形状のコーン１ａと、
静止しているアスベスト強化レジンからなるエンドシー
ル１ｂと、エンドシール１ｂを支持するスリーブ１ｃ及
びばね１ｄとから構成されている。主軸封水装置の軸封
部に作用する水圧は、水車の運転状況により変動し、軸
封部１０は水圧が低下して負圧となることがあり、ま
た、運転の過渡期には無水状態となることがある。無水
状態となると、メカニカルシール１の摺動部であるコー
ン１ａ及びエンドシール１ｂは潤滑及び冷却が不充分と
なり、摩耗または焼付現象が発生し、その寿命が短くな
る。その対策として、図２のごとく主軸封水装置として
のメカニカルシール１に、上水槽７からストレーナ８及
び電動弁９を経て給水管６により給水していた。他の方
法として、主軸封水装置の上流側の鉄管やケーシングか
ら給水するか、または外部からポンプにより水を汲み上
げて給水していた。このようにして、水車の運転の過渡
期に軸封部１０が無水状態となっても、外部から給水す
ることにより、水車の運転を可能にしていた。
【０００３】
【発明が解決しようとする課題】外部から給水するに
は、配管，ポンプ等の給水設備を必要とし、設備費がか
かりその保守に手間がかかる。無水状態は、水車運転の
過渡期の短時間に発生する場合が多いので、過渡期にの
み給水すればよいが、水車運転の過渡期にのみ給水しよ
うとするとその制御が複雑となり，信頼性のある制御装
置が得にくい欠点がある。一方、常時給水すれば給水制
御は簡単になるが，余分な給水を常時続けるため、給水
及び動力が無駄となる。
は、配管，ポンプ等の給水設備を必要とし、設備費がか
かりその保守に手間がかかる。無水状態は、水車運転の
過渡期の短時間に発生する場合が多いので、過渡期にの
み給水すればよいが、水車運転の過渡期にのみ給水しよ
うとするとその制御が複雑となり，信頼性のある制御装
置が得にくい欠点がある。一方、常時給水すれば給水制
御は簡単になるが，余分な給水を常時続けるため、給水
及び動力が無駄となる。
【０００４】この発明は、主軸封水装置の軸封部の水圧
が所定の圧力以下のときのみ自動的に給水するようにし
た主軸封水装置の給水装置を提供することを目的とす
る。
が所定の圧力以下のときのみ自動的に給水するようにし
た主軸封水装置の給水装置を提供することを目的とす
る。
【０００５】
【課題を解決するための手段】主軸封水装置の軸封部と
給水源とを接続する給水管と、この給水管の途中に配置
され、軸封部の水圧が所定の圧力以上のとき閉じ、前記
軸封部の水圧が所定の圧力より低下したとき自動的に開
く給水弁とから構成することにより、上記目的を達成す
る。
給水源とを接続する給水管と、この給水管の途中に配置
され、軸封部の水圧が所定の圧力以上のとき閉じ、前記
軸封部の水圧が所定の圧力より低下したとき自動的に開
く給水弁とから構成することにより、上記目的を達成す
る。
【０００６】また、給水弁は、給水管を介して伝達され
る軸封部の水圧により閉方向に作動する弁体と、この弁
体に取り付けられ前記弁体の開方向に作用するスプリン
グと、このスプリングの力を調整するスプリング調整ね
じとを備えれば、弁体の開方向の力を調整する上に好適
である。
る軸封部の水圧により閉方向に作動する弁体と、この弁
体に取り付けられ前記弁体の開方向に作用するスプリン
グと、このスプリングの力を調整するスプリング調整ね
じとを備えれば、弁体の開方向の力を調整する上に好適
である。
【０００７】
【作用】この発明においては、給水管により給水源と主
軸封水装置の軸封部とを接続し、給水管の途中に設けた
給水弁により主軸封水装置の軸封部の水圧が所定の圧力
より低下したときのみ自動的に給水弁を開いて給水する
ので、軸封部が無水状態となることはない。
軸封水装置の軸封部とを接続し、給水管の途中に設けた
給水弁により主軸封水装置の軸封部の水圧が所定の圧力
より低下したときのみ自動的に給水弁を開いて給水する
ので、軸封部が無水状態となることはない。
【０００８】また、この発明においては、給水弁は、主
軸封水装置の軸封部に接続された給水管を介して伝達さ
れる軸封部の水圧により閉方向に作動する弁体と、この
弁体の開方向に作用するスプリングと、スプリングの力
を調整するスプリング調整ねじとを備えたので、スプリ
ング調整ねじによりスプリングの力を所定の値に調整す
れば、軸封部の水圧が所定の圧力以下のとき、スプリン
グの力により給水弁は自動的に開き、給水管から主軸封
水装置へ給水する。
軸封水装置の軸封部に接続された給水管を介して伝達さ
れる軸封部の水圧により閉方向に作動する弁体と、この
弁体の開方向に作用するスプリングと、スプリングの力
を調整するスプリング調整ねじとを備えたので、スプリ
ング調整ねじによりスプリングの力を所定の値に調整す
れば、軸封部の水圧が所定の圧力以下のとき、スプリン
グの力により給水弁は自動的に開き、給水管から主軸封
水装置へ給水する。
【０００９】
【実施例】図１はこの発明の実施例による給水装置の構
成図である。図１において、図２と同じ部位は同じ符号
を付しその説明を省略する。この発明においては、主軸
封水装置１と、図示しない給水源とを接続する給水管６
と、この給水管６の途中に配置され、軸封部の水圧が所
定の圧力以上の閉じ、軸封部の水圧が所定の圧力より低
下したとき自動的に開く給水弁５とから給水装置を構成
した。給水弁５は、給水管６を介して伝達される軸封部
１０の水圧により閉方向に作動する弁体２と、この弁体
２に取り付けられ、弁体２の開方向に作用するスプリン
グ３と、スプリング３の圧力を調整するねじ４とから構
成される。給水管６の先端は、メカニカルシール１の軸
封部１０内に突出しており、給水管６には軸封部１０の
水圧が伝達されているので、給水管６により得られる軸
封部１０の水圧は、弁体２に閉方向に働き、スプリング
３は弁体２の開方向に作用する。スプリング調整ねじ４
によりスプリング３の力を所定の力（例えば１０ｍ水
柱）に調整すれば、軸封部１０の水圧が所定の圧力以上
のとき閉じ、軸封部１０の水圧が所定の圧力より低下し
たとき自動的に開いて給水し、軸封部１０の水圧が所定
の圧力以上に回復すれば給水弁５は自動的に閉じて給水
は止まる。
成図である。図１において、図２と同じ部位は同じ符号
を付しその説明を省略する。この発明においては、主軸
封水装置１と、図示しない給水源とを接続する給水管６
と、この給水管６の途中に配置され、軸封部の水圧が所
定の圧力以上の閉じ、軸封部の水圧が所定の圧力より低
下したとき自動的に開く給水弁５とから給水装置を構成
した。給水弁５は、給水管６を介して伝達される軸封部
１０の水圧により閉方向に作動する弁体２と、この弁体
２に取り付けられ、弁体２の開方向に作用するスプリン
グ３と、スプリング３の圧力を調整するねじ４とから構
成される。給水管６の先端は、メカニカルシール１の軸
封部１０内に突出しており、給水管６には軸封部１０の
水圧が伝達されているので、給水管６により得られる軸
封部１０の水圧は、弁体２に閉方向に働き、スプリング
３は弁体２の開方向に作用する。スプリング調整ねじ４
によりスプリング３の力を所定の力（例えば１０ｍ水
柱）に調整すれば、軸封部１０の水圧が所定の圧力以上
のとき閉じ、軸封部１０の水圧が所定の圧力より低下し
たとき自動的に開いて給水し、軸封部１０の水圧が所定
の圧力以上に回復すれば給水弁５は自動的に閉じて給水
は止まる。
【００１０】
１）この発明によれば、主軸封水装置の軸封部の水圧が
所定の圧力より低下したときのみ自動的に給水弁を開い
て給水し、軸封部の水圧が所定圧力より高いときは、給
水弁を閉じて給水を停止するので、メカニカルシールの
摺動部への給水が確保され、メカニカルシールの寿命を
長くする。 ２）軸封部の水圧が所定圧力以上のとき、無駄な給水を
止めるので、給水設備は経済的となりかつ保守も容易で
ある。 ３）給水弁は軸封部の水圧とスプリングとの相対的力で
弁体が作動するので、構造及び動作が簡単である。
所定の圧力より低下したときのみ自動的に給水弁を開い
て給水し、軸封部の水圧が所定圧力より高いときは、給
水弁を閉じて給水を停止するので、メカニカルシールの
摺動部への給水が確保され、メカニカルシールの寿命を
長くする。 ２）軸封部の水圧が所定圧力以上のとき、無駄な給水を
止めるので、給水設備は経済的となりかつ保守も容易で
ある。 ３）給水弁は軸封部の水圧とスプリングとの相対的力で
弁体が作動するので、構造及び動作が簡単である。
【図１】この発明の実施例による主軸封水装置の給水装
置の構成図である。
置の構成図である。
【図２】従来の主軸封水装置の給水装置の構成図であ
る。
る。
１ 主軸封水装置としてのメカニカルシール ２ 弁体 ３ スプリング ４ スプリング調整ねじ ５ 給水弁 ６ 給水管 １０ 軸封部 １１ 主軸
Claims (2)
- 【請求項１】主軸封水装置の軸封部と給水源とを接続す
る給水管と、この給水管の途中に配置され、軸封部の水
圧が所定の圧力以上のとき閉じ、前記軸封部の水圧が所
定の圧力より低下したとき自動的に開く給水弁とからな
ることを特徴とする水車の主軸封水装置の給水装置。 - 【請求項２】請求項１記載の水車の主軸封水装置の給水
装置において、給水弁は、給水管を介して伝達される軸
封部の水圧により閉方向に作動する弁体と、この弁体に
取り付けられ前記弁体の開方向に作用するスプリング
と、このスプリングの力を調整するスブリング調整ねじ
とを備えたことを特徴とする水車の主軸封水装置の給水
装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP4257467A JPH0681761A (ja) | 1992-09-01 | 1992-09-01 | 水車の主軸封水装置の給水装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP4257467A JPH0681761A (ja) | 1992-09-01 | 1992-09-01 | 水車の主軸封水装置の給水装置 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0681761A true JPH0681761A (ja) | 1994-03-22 |
Family
ID=17306721
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP4257467A Pending JPH0681761A (ja) | 1992-09-01 | 1992-09-01 | 水車の主軸封水装置の給水装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0681761A (ja) |
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| CN103397972A (zh) * | 2013-08-16 | 2013-11-20 | 大唐岩滩水力发电有限责任公司 | 水轮机主轴活塞式水压端面密封装置 |
| CN103590449A (zh) * | 2013-11-15 | 2014-02-19 | 云南大红山管道有限公司 | 一种轴密封水输送装置 |
-
1992
- 1992-09-01 JP JP4257467A patent/JPH0681761A/ja active Pending
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| CN103397972A (zh) * | 2013-08-16 | 2013-11-20 | 大唐岩滩水力发电有限责任公司 | 水轮机主轴活塞式水压端面密封装置 |
| CN103590449A (zh) * | 2013-11-15 | 2014-02-19 | 云南大红山管道有限公司 | 一种轴密封水输送装置 |
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