JPH068169A - プレイバック型ロボットの教示・制御方法 - Google Patents

プレイバック型ロボットの教示・制御方法

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JPH068169A
JPH068169A JP16564392A JP16564392A JPH068169A JP H068169 A JPH068169 A JP H068169A JP 16564392 A JP16564392 A JP 16564392A JP 16564392 A JP16564392 A JP 16564392A JP H068169 A JPH068169 A JP H068169A
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hand
grinder
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JP16564392A
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Masafumi Tokushige
雅史 徳重
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Meidensha Corp
Meidensha Electric Manufacturing Co Ltd
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Meidensha Corp
Meidensha Electric Manufacturing Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 教示点を減少し教示時間を短縮する。 【構成】 ワーク1表面に対しレーザセンサ2が垂直に
なった姿勢において、レーザセンサ2の延長線とワーク
表面との交点を開始点P0 として教示する。演算点
1 ,P2 は、ワーク形状及び進行方向のデータから演
算により求める。開始点P0 と演算点P1 ,P2 を曲線
補間して得た経路K01,K02に沿い、ロボット手先部を
動かして実作業をする。この移動中は、ロボット手先部
及びレーザセンサ2が、ワーク表面に対し常に垂直にな
るよう姿勢制御する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、プレイバック型ロボッ
トの教示・制御方法に関し、教示時間を短くできるよう
にしたものである。
【0002】
【従来の技術】産業用ロボットの一種としてプレイバッ
ク型ロボットがある。プレイバック型ロボットでは、ロ
ボットに仕事を実際に行わせる前に、操縦桿等により直
接ロボットを動かして作業内容を教示し、後に作業内容
を再生することにより作業を行う。
【0003】プレイバック型ロボットを利用して、湾曲
した被加工物(以下「ワーク」と称す)たとえば円筒状
のプラスチックを切断する作業を行うことが行なわれて
いる。このような湾曲したワークを切断するには、円弧
状経路を教示させなくてはならない。そこで教示時には
ロボットの手先部に備えたレーザセンサを利用して経路
の計測をして教示をし、実作業時にはロボットの手先部
に備えた切断機器(グラインダー等)を教示経過に沿い
移動して切断作業を行っている。
【0004】図7に示すようなワーク1を切断するため
に円弧状経路Kを教示するには、従来では、3つの点
A,B,Cを記憶する三点教示をしている。各点A,
B,Cの位置は、ロボットの姿勢と、レーザセンサ2
(図8参照)のワーク1表面からの高さとにより規定さ
れる。切断作業時には、補間機能により、点A,B,C
を曲線補間して円弧状経路Kに沿いグラインダーを移動
させていく。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】上述したように従来で
は、円弧状経路を教示するためには、3点を教示点とし
て計測して記憶しなければならないため、教示作業に多
くの時間を要していた。
【0006】本発明は、上記従来技術に鑑み、教示点が
少く、教示時間が短くてすむ、プレイバック型ロボット
の教示・制御方法を提供することを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決する本発
明は、プレイバック型ロボットの手先部に、手先部の向
きに一致させた向きで、実作業機と距離センサを備え、
距離センサの先端を回動中心として、交差する2つの面
内で距離センサを回動させ、ワーク表面までの距離が2
つの面内において共に最小となる姿勢のときに、距離セ
ンサの延長線とワーク表面との交点を開始点として教示
し、手先部の進行方向とワーク形状を示すデータから、
ワーク表面で進行方向上に位置する演算点を求めるとと
もに、開始点と演算点を結ぶ経路に沿い手先部を移動さ
せていったときに手先部の向きがワーク表面に対し常に
垂直となる姿勢変更量を求め、手先部の向きがワーク表
面に対し垂直となる姿勢を保持しつつ、開始点と演算点
を結ぶ経路に沿い手先部を移動させていって、実作業機
により実作業をすることを特徴とする。
【0008】
【作用】開始点を教示すると、演算により演算点が求め
られ、開始点と演算点を結ぶ経路に沿い、実作業が行な
われる。
【0009】
【実施例】以下に本発明の実施例を説明する。本実施例
方法は、図1に示すようなプレイバック型ロボット4に
適用するものであり、ロボット4の手先部4aには、レ
ーザセンサ2及びグラインダー3が備えられている。レ
ーザセンサ2の向きとグラインダー3の向きは、手先部
4aの向きと一致している。レーザセンサ2はセンサ先
端からワーク表面までの距離を計測する。またロボット
4の姿勢は、図示しないセンサにより検出される。そし
てレーザセンサ2で検出した距離データ及びロボットセ
ンサで検出した姿勢データは、制御装置5に送られる。
【0010】制御装置5は、後述するデータ処理をして
移動経路を求め、更にこの移動経路に沿いグラインダー
3を移動させるようにロボット4の駆動制御をする。
【0011】次に制御装置5による教示・制御動作を、
図2のフロー図を中心にして説明する。
【0012】図2のステップ1では、ワーク形状等のデ
ータを制御装置5に入力する。図3に示すようにワーク
1が円筒形状であったり、ワーク表面の曲面が円筒の一
部を取り出した形状であるときには、曲率半径rや厚み
tを入力する。
【0013】ステップ2では、開始点P0 を生成する。
この開始点P0 は次のようにして決める。まず図4(平
面図)に示すように、レーザセンサ2の先端位置を固定
し、センサ2の先端を回転中心としてレーザセンサ2を
水平面内で回動させる。このときワーク1の表面までの
検出距離が最小の位置を、水平面内での垂直姿勢とす
る。次に図5(正面図)に示すように、レーザセンサ2
の先端位置を固定し、センサ2の先端を回転中心として
レーザセンサ2を垂直面内で回動させる。このときワー
ク1の表面までの検出距離が最小の位置を、垂直面内で
の垂直姿勢とする。そして水平面内及び垂直面内で共に
垂直姿勢となる姿勢を、真の垂直姿勢とし、このときの
レーザセンサ2の延長とワーク表面との交点を開始点P
0 とする。またレーザセンサ2が真の垂直姿勢となった
とき、即ちロボットの手先端4の向きがワーク表面に対
し垂直になったときの、ロボット4の姿勢を記憶する。
【0014】ステップ3では、手先部4aの進行方向を
指定する。図3の例では、ワーク1の周方向に沿い水平
に進行するという指令を与える。
【0015】ステップ4では、ワーク1の表面で進行方
向上に位置する演算点P1 を演算により求めるととも
に、演算点P1 に向うレーザセンサ2の姿勢がワーク1
の表面に対し真の垂直姿勢となるような姿勢変更制御量
を求める。つまり図6に示すように、点P1 は点P0
ら、X軸方向に△x、Y軸方向に△yずれた位置にあ
り、△x,△yは次式(1)(2)で与えられる。
【0016】
【数1】 △x=r(1−cos ωt ) … (1) △y=r sinωt … (2) 但し、ωt は直線P0 Qと直線P1 Qとでなす角であ
る。
【0017】また、レーザセンサ2とワーク1の表面と
の距離をlとすると、レーザセンサ2の姿勢は、Q点を
中心とした半径r+lの円周上で、常にQ点を向いた状
態の姿勢を保持しつつ、Q点のまわりで回転移動するよ
うにする。このことにより、レーザセンサ2の向き、即
ち手先部4aの向きは、常にワーク1の表面に対し垂直
姿勢となる。
【0018】制御装置5は、教示したP0 と演算により
求めた点P1 とを曲線補間して経路K01(図3)を演算
する。そしてステップ5では、手先部4aを経路K01
沿うように動かしつつ、グラインダー3によりワーク1
を切断していく。このとき、手先部4a(グラインダー
3)の移動速度は、ワーク1の厚さtにより決まる。つ
まりtが大きいときには切断深さが深いので手先部4a
の移動速度を遅くし、tが小さいときには移動速度を大
きくする。また、このように手先部4aを移動させつつ
グラインダー3で切断するときには、レーザセンサ2及
びグラインダー3が常にワーク1表面に対し垂直となる
ように手先部4aの姿勢制御をする。
【0019】点P1 まで切断が進んだら切断を一旦中止
し、点P1 を求めたのと同様な手法により演算点P2
演算により求める。そして点P1 ,P2 を曲線補間した
経路K12に沿い切断を実行する。以降、同様にして演算
点を次々と求めていってその演算点まで切断をしてい
く。
【0020】なお上記実施例はグラインダーによる切断
であるが、バーナー,プラズマトーチ等による溶断にも
応用できることは言うまでもない。
【0021】
【発明の効果】以上実施例を基に具体的に説明したよう
に、本発明によれば、開始点を1点だけ指定してしまえ
ばその後は演算により演算点を次々と求めていき、開始
点と演算点をむすぶ経路に沿い実作業をしていく。この
ように本発明では教示点は1点だけでよいため、教示時
間が短くて済み、ただちに実作業ができ効率が良い。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明を適用するロボットを示す構成図であ
る。
【図2】本発明を示すフロー図である。
【図3】ワークを示す斜視図である。
【図4】ワークを示す平面図である。
【図5】ワークを示す正面図である。
【図6】ワークを示す平面図である。
【図7】従来技術を示す斜視図である。
【図8】レーザセンサとワークとの関係を示す説明図で
ある。
【符号の説明】
1 ワーク 2 レーザセンサ 3 グラインダー 4 プレイバック型ロボット 4a 手先部 5 制御装置 P0 開始点 P1 ,P2 演算点 K,K01,K12 経路

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 プレイバック型ロボットの手先部に、手
    先部の向きに一致させた向きで、実作業機と距離センサ
    を備え、 距離センサの先端を回動中心として、交差する2つの面
    内で距離センサを回動させ、ワーク表面までの距離が2
    つの面内において共に最小となる姿勢のときに、距離セ
    ンサの延長線とワーク表面との交点を開始点として教示
    し、 手先部の進行方向とワーク形状を示すデータから、ワー
    ク表面で進行方向上に位置する演算点を求めるととも
    に、開始点と演算点を結ぶ経路に沿い手先部を移動させ
    ていったときに手先部の向きがワーク表面に対し常に垂
    直となる姿勢変更量を求め、 手先部の向きがワーク表面に対し垂直となる姿勢を保持
    しつつ、開始点と演算点を結ぶ経路に沿い手先部を移動
    させていって、実作業機により実作業をすることを特徴
    とするプレイバック型ロボットの教示・制御方法。
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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US6124693A (en) * 1998-07-09 2000-09-26 Fanuc Limited Robot controller
JP2013059815A (ja) * 2011-09-12 2013-04-04 Denso Wave Inc ロボットの位置姿勢補間方法及びロボットの制御装置
JP2018051692A (ja) * 2016-09-29 2018-04-05 ファナック株式会社 オフラインプログラミング用ジョグ支援装置、ジョグ支援方法及びジョグ支援プログラム

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