JPH068108A - 自動割出盤 - Google Patents

自動割出盤

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JPH068108A
JPH068108A JP19312092A JP19312092A JPH068108A JP H068108 A JPH068108 A JP H068108A JP 19312092 A JP19312092 A JP 19312092A JP 19312092 A JP19312092 A JP 19312092A JP H068108 A JPH068108 A JP H068108A
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Mitsutoshi Watanabe
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 一体型翼車の加工作業を効率よく行えるよう
にする。 【構成】 上部割出盤本体19を貫通し且つ上部割出盤
本体19に対して回転自在に支持された回転軸12と、
前記上部割出盤本体19の一側に配置され且つ回転軸1
2に固着された加工テーブル28と、前記上部割出盤本
体19の他側に配置され且つ回転軸12を回転させるサ
ーボモータ50と、前記上部割出盤本体19の他側に配
置され且つ回転軸12の回転角を検出するエンコーダ5
2と、前記サーボモータ50並びにエンコーダ52を覆
うように上部割出盤本体19の他側に設けたケーシング
54とを備え、前記サーボモータ50により回転軸12
を回転させて加工テーブル28に取り付けられた被加工
材料76を回転させ、また、該被加工材料76の向きを
エンコーダ52により検出する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は自動割出盤に関するもの
である。
【0002】
【従来の技術】近年、航空用ガスタービンエンジンの高
性能化に伴い、ガスタービンエンジンのコンプレッサに
用いられる翼車(ロータディスク)の軽量化を図り、翼
並びに車板の翼根部を応力集中から守るために、翼と車
板を一体的に構成した一体型翼車が用いられている。
【0003】上記翼車を切削加工を行うことなく効率よ
く製作する一手段として、特開平1−222820号公
報等に開示された電解加工法が実施されている。
【0004】図4及び図5は従来より一体型翼車の電解
加工に用いられている割出盤の一例を示すもので、1は
上軸受2と下軸受3とを介して割出盤本体4に略垂直に
支持された回転軸、5は前記回転軸1の上端に取り付け
られた円盤形状の加工テーブル、6は前記回転軸1の下
端に取り付けられた割出円盤、7は前記割出盤本体4の
下面に固着され且つ割出円盤6の周縁付近の一部を下側
から覆う位置決め固定板である。
【0005】8は前記位置決め固定板7に穿設された下
部固定孔、9は下部固定孔8に対峙するように前記割出
盤本体4の下面に設けられた上部固定孔、10は前記割
出円盤6の周縁部に所定の間隔で且つ前記下部固定孔8
と上部固定孔9とに対峙し得るように穿設された複数の
位置決め孔、11は先端部が前記下部固定孔8を介して
上部固定孔10に挿入し得られ且つ該上部固定孔10に
螺合可能な固定用ピンである。
【0006】上述した構造を有する割出盤を用いて一体
型翼車を製作する際には、電解加工装置の加工電極の近
傍所定位置に自動割出盤を配設し、略円柱形状の治具7
5を加工テーブル5の回転中心に取り付け、環状の被加
工材料76を前記治具75に外嵌固定する。
【0007】次いで、所定の位置決め孔10が下部固定
孔8と上部固定孔9とに対して同軸に位置するように割
出円盤6を回動させ、固定用ピン11を下部固定孔8、
位置決め孔10に挿通したうえ、固定用ピン11の先端
部を上部固定孔10に螺合することにより加工テーブル
5の回転を拘束する。
【0008】加工テーブル5の回転を拘束したならば、
前記電解加工装置の加工電極を電源の陰極に、また被加
工材料76を割出盤及び治具75を介して前記電源の陽
極に接続して、被加工材料76の電解加工装置の加工電
極に対峙する部分に対し電解加工を行い、被加工材料7
6に翼部を形成する。
【0009】このようにして、電解加工により翼部の一
つを形成したならば、固定用ピン11による加工テーブ
ル5の拘束を解除して加工テーブル5を位置決め孔10
の1ピッチ分回動させ、再び固定用ピン11により加工
テーブル5を拘束したのち、上述した手順によって被加
工材料76に対する電解加工を行い、この作業を順次行
うことにより被加工材料76の外周面に複数の翼部を等
間隔に形成させるようにしている。
【0010】
【発明が解決しようとする課題】ところが、上述した割
出盤では、被加工材料76の位置決めを行う際には、そ
のつど作業者が固定用ピン11の抜き差しを行い且つ加
工テーブル5を回動させて被加工材料76の位置決めを
しなければならず、効率よく一体型翼車の加工作業を実
施できない。
【0011】また、加工テーブル5の回転が拘束される
位置は、位置決め孔10の数や下部固定孔8、上部固定
孔9の位置により決定されるため、製作すべき一体型翼
車の翼部の数が異なる場合には、割出円盤6や位置決め
固定板7を交換する必要がある。
【0012】本発明は上述した実情に鑑みなしたもの
で、一体型翼車の加工作業を効率よく行うことが可能な
自動割出盤を提供することを目的としている。
【0013】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、本発明の自動割出盤は、割出盤本体を貫通し且つ割
出盤本体に対して回転自在に支持された回転軸と、前記
割出盤本体の一側に配置され且つ回転軸に固着された加
工テーブルと、前記割出盤本体の他側に配置され且つ回
転軸を回転させる駆動装置と、前記割出盤本体の他側に
配置され且つ回転軸の回転角を検出する回転角検出装置
と、前記駆動装置並びに回転角検出装置を覆うように割
出盤本体の他側に設けたケーシングとを備えている。
【0014】
【作用】本発明の自動割出盤を用いて一体型翼車を製作
する際には、電解加工装置の加工電極の近傍所定位置に
自動割出盤を配設し、被加工材料を加工テーブルの回転
中心に取り付ける。
【0015】前記電解加工装置の加工電極を電源の陰極
に、また割出盤本体を前記電源の陽極に接続して、被加
工材料の電解加工装置に対峙する部分に対し電解加工を
行い、被加工材料に翼部を形成する。
【0016】電解加工により翼部の一つを形成したなら
ば、駆動装置により回転軸を駆動し、被加工材料を回動
させる。
【0017】このとき、回転角検出装置が回転軸の回転
角、すなわち被加工材料の回転角を検出して信号を出力
する。
【0018】この信号に基づき加工テーブルが被加工材
料に形成される隣り合う翼部間の角度だけ回動したなら
ば、前記駆動装置を停止させ、被加工材料に対する電解
加工を行い、この作業を順次行うことにより被加工材料
の外周面に複数の翼部を等間隔に形成させる。
【0019】
【実施例】以下本発明の実施例を図面を参照しつつ説明
する。
【0020】図1から図3は本発明の自動割出盤の一実
施例を示すもので、図中、図4及び図5と同一の符号を
付した部分は同一物を表わしている。
【0021】12は上部から下部に向って順にテーブル
支持部13、該テーブル支持部13よりも大径の通電盤
嵌合部14、該通電盤嵌合部14よりも小径の上軸受嵌
合部15、該上軸受嵌合部15よりも小径の下軸受嵌合
部16を同軸に有し且つ上端に平面形状が略円形の凹陥
部41を設けた回転軸であり、該回転軸12はアルミナ
系セラミックス材料により形成されている。
【0022】34は前記通電盤嵌合部14の外周面に形
成された周方向に延びる冷却媒体供給溝、35は冷却媒
体供給溝34よりもやや下方に位置するように前記通電
盤嵌合部14の外周面に形成された周方向に延びる冷却
媒体回収溝、36は前記凹陥部41の周縁部近傍から前
記冷却媒体供給溝34へ連通するように回転軸12に穿
設された冷却媒体供給孔、37は前記凹陥部41の略中
心部から前記冷却媒体回収溝35へ連通するように回転
軸12に穿設された冷却媒体回収孔である。
【0023】17は内輪上面が前記通電盤嵌合部14と
上軸受嵌合部15との境界部に形成される環状部42に
当接するよう上軸受嵌合部15に外嵌した上軸受、18
は上面が前記上軸受嵌合部15と下軸受嵌合部16との
境界部に形成される環状部43並びに上軸受17の内輪
下面に当接するよう下軸受嵌合部16の上部に外嵌固着
された環状の軸受押えである。
【0024】19は前記上軸受17を支持する上部割出
盤本体、20は上部割出盤本体19の上面に上軸受17
と略同心に形成された平面形状が略円形の凹陥部、21
は下面が上軸受17の外輪上面に略同心に当接するよう
凹陥部20の底面に固着された環状の軸受押え、22は
通電盤嵌合部14の外周部にガスケット23を介して前
記通電盤嵌合部14が周方向に摺動し得えるように外嵌
し且つ軸受押え21の上面に略同心に固着された環状の
シール部材であり、前記上部割出盤本体19は強度が高
く耐食性を備えた金属(例えばSUS304等のステン
レス鋼)により形成されている。
【0025】24は前記通電盤嵌合部14に回転軸12
の回転を妨げぬように外嵌され且つ下部に形成した略環
状の嵌合部26が前記凹陥部20に上下に摺動し得るよ
うに嵌合された略環状の通電盤、25は通電盤24の内
周部と通電盤嵌合部14の外周部との間に介在させたガ
スケット、27は嵌合部26の外周部と凹陥部20の内
周部との間に介在させたガスケットである。
【0026】通電盤24は前記上部割出盤本体19と同
質の金属材料により形成され、またその上面には酸化被
膜が形成されにくく且つイオン化傾向が低い金属(例え
ば金等)がコーティングされている。
【0027】28は下面がテーブル支持部13と通電盤
嵌合部14との境界部に形成される環状部44に当接す
るよう前記テーブル支持部13に外嵌固着された環状の
加工テーブル、29は加工テーブル28に外嵌固着され
且つ前記通電盤24の上部を周方向に取り囲む環状のス
カート部、30はスカート部29の内側部と通電盤24
との間に介在させたガスケットである。
【0028】加工テーブル28は前記上部割出盤本体1
9と同質の金属材料により形成され、また加工テーブル
28とテーブル支持部13との固着手段には、緩衝機能
を有する接着剤が用いられている。
【0029】31は前記凹陥部20と通電盤24の下面
と通電盤嵌合部14とより囲まれる環状のチャンバー4
5に、上部割出盤本体19の外側部から連通する流体圧
供給流路であり、該流体圧供給流路31よりチャンバー
45に流体圧を付与すると、前記通電盤24が上方へ付
勢されて加工テーブル28の下面に通電盤24の上面が
当接し、通電盤24と加工テーブル28とが電気的に接
続されるとともに、加工テーブル28の回転が拘束され
るようになっている。
【0030】32は前記通電盤24の外側部から冷却媒
体供給溝34へ連通する冷却媒体供給流路、33は冷却
媒体供給流路32と略平行に前記通電盤24の外側部か
ら冷却媒体回収溝35へ連通する冷却媒体回収流路であ
る。
【0031】38は下部に下軸受39を嵌装し且つ該下
軸受39が前記下軸受嵌合部16に外嵌するよう上部割
出盤本体19の下面に固着された下部割出盤本体、40
は上面が前記下軸受39の下面に当接するよう下部割出
盤本体38の下面に固着された環状の軸受押えである。
【0032】46は前記回転軸12の下端部に固着され
た大歯車、47は大歯車46に噛合する中間歯車、48
は中間歯車47に噛合する駆動歯車、49は駆動歯車4
8に同軸に固着されたウォームホイールであり、前記大
歯車46、中間歯車47、駆動歯車48はそれぞれ上部
割出盤本体19に枢支されている。
【0033】50は上部割出盤本体19に取り付けられ
たサーボモータ、51はサーボモータ50の駆動軸に嵌
着され且つ前記ウォームホイール49に噛合するウォー
ム、52は計測用歯車53が前記大歯車46に噛合する
ように上部割出盤本体19に取り付けられたエンコーダ
であり、該エンコーダ52は計測用歯車53の回転に基
づき、大歯車46の回転角を検出して信号を出力するよ
うになっている。
【0034】54は上部が開口した箱型形状を有し且つ
前記上部割出盤本体19を下方から覆うように上部割出
盤本体19に嵌着されたケーシング、77はケーシング
54の外部から内部へ貫通する流体圧供給孔であり、前
記ケーシング54は内側部55が強度が高く耐食性を備
えた金属(例えばSUS304等のステンレス鋼)によ
り形成され、また外側部56が耐薬品性を有する部材
(例えばGFRP等の繊維強化プラスチック)によって
形成されている。
【0035】57は前記上部割出盤本体19の一端に立
設されたリアベース、58はリアベース57に略水平な
センタボス59により取り付けられたガイド部材、60
はガイド部材58に装着され且つ該ガイド部材58に沿
って移動し得るアームホルダ、61は先端部が前記加工
テーブル28の略直上に位置し且つ基端部がアームホル
ダ60に固着されたアームである。
【0036】62はアーム61の先端部を上下に貫通す
るシリンダ孔、63はシリンダ孔62に嵌入されたスリ
ーブ、64は略中心部に上下に貫通するガイド孔65を
有し前記シリンダ孔62を下方から覆うようにアーム6
1の下面に固着されたシリンダ室形成部材、66は前記
ガイド孔65に摺動自在に挿入されたピストンロッド、
67は前記スリーブ63に内接し且つピストンロッド6
6に固着されたピストン、68は前記シリンダ孔62を
上方から覆うようにアーム61の上面に固着されたシリ
ンダ室形成部材、69は前記スリーブ63とシリンダ室
形成部材64とピストン67とにより形成されるヘッド
側流体室70に外部から連通する流体圧供給流路であ
り、前記流体圧供給流路69よりヘッド側流体室70に
流体圧を付与すると、ピストン67が下方へ付勢される
ようになっている。
【0037】71は前記上部割出盤本体19の上面に固
着された通電ブロック、72は通電ブロック71の上面
に固着された上方へ延びる通電板、73は前記ピストン
ロッド66の先端部に固着された略水平に延びる通電
板、74は屈曲性を有し且つ各通電板72,73を電気
的に接続する通電体である。
【0038】以下、本実施例の作動を説明する。
【0039】一体型翼車を製作する際には、図示しない
電解加工装置の加工電極の近傍所定位置に自動割出盤を
配設し、略円柱形状の治具75を加工テーブル28の回
転中心に取り付け、環状の被加工材料76を前記治具7
5に外嵌固定し、各流体圧供給流路31,69、並びに
流体圧供給孔77に圧縮空気を供給するとともに、冷却
媒体供給流路32に冷却水を供給する。
【0040】流体圧供給流路31に供給された圧縮空気
は、チャンバー45に流入して通電盤24を上方へ付勢
し、加工テーブル28の下面に通電盤24の上面が当接
することにより通電盤24と加工テーブル28とが電気
的に接続され、また加工テーブル28の回転が拘束され
る。
【0041】流体圧供給流路69に供給された圧縮空気
は、ヘッド側流体室70に流入してピストン67を下方
へ付勢し、通電板73の下面が治具75の上端部に電気
的に接続され、また該治具75を介して加工テーブル2
8の回転が拘束される。
【0042】流体圧供給孔77に供給された圧縮空気
は、上部割出盤本体19とケーシング54とにより形成
される空間に流入し、該空間の内圧が大気圧よりも高い
状態に保持される。
【0043】更に、冷却媒体供給流路32に供給された
冷却水は、冷却媒体供給溝34、冷却媒体供給孔36を
経て、凹陥部41と治具75により形成される空間に流
入し、該空間に流入した冷却水は、冷却媒体回収孔3
7、冷却媒体回収溝35を経て冷却媒体回収流路33に
流入して上部割出盤本体19の外部へ排出される。
【0044】この状態で、前記電解加工装置の加工電極
を電源の陰極に、また上部割出盤本体19を前記電源の
陽極に接続して、被加工材料76の電解加工装置の加工
電極に対峙する部分に対し電解加工を行い、被加工材料
76に翼部を形成する。
【0045】このとき、本実施例においては、流体圧供
給流路31に供給される圧縮空気によって通電盤24が
上方へ付勢され、該通電盤24の上面が加工テーブル2
8の下面に当接し、上部割出盤本体19、通電盤24、
加工テーブル28、治具75、並びに上部割出盤本体1
9、通電ブロック71、通電板72、通電体74、通電
板73、治具75を介して前記電源の陽極と被加工材料
76とが電気的に接続されるので、大電流を安定した状
態で流すことができる。
【0046】また、凹陥部41と治具75により形成さ
れる空間には常時冷却水が流通して回転軸12、加工テ
ーブル28、治具75等の温度上昇による電圧降下及び
熱変形を抑制することができる。
【0047】更に、上部割出盤本体19とケーシング5
4とにより形成される空間の内圧が大気圧よりも高い状
態に保持されているので、電解加工を行う際に電解加工
装置から吐出される電解液が上部割出盤本体19とケー
シング54との接続部から前記空間内へ漏洩することが
ない。
【0048】このようにして、電解加工により翼部の一
つを形成したならば、流体圧供給流路31,69に対す
る圧縮空気の供給を中断し、加工テーブル28の拘束を
解除する。
【0049】次いで、サーボモータ50を駆動し、ウォ
ーム51、ウォームホイール49、駆動歯車48、中間
歯車47、大歯車46を介して回転軸12を駆動し、加
工テーブル28、治具75を介して被加工材料76を回
動させる。
【0050】このとき、大歯車46の回動に伴い計測用
歯車53が回転し、エンコーダ52は計測用歯車53の
回転に基づき、大歯車46の回転角、すなわち被加工材
料76の回転角を検出して信号を出力する。
【0051】この信号に基づき加工テーブル28が被加
工材料76に形成される隣り合う翼部間の角度だけ回動
したならば、前記サーボモータ50を停止させ、再び流
体圧供給流路31,69に圧縮空気を供給して加工テー
ブル28の回転を拘束した後、上述した手順によって被
加工材料76に対する電解加工を行い、この作業を順次
行うことにより被加工材料76の外周面に複数の翼部を
等間隔に形成させる。
【0052】このように、本実施例においては、サーボ
モータ50により被加工材料76を取り付けた加工テー
ブル28を任意の位置に回動させるので、一体型翼車の
加工作業を効率よく行うことができ、また、被加工材料
76に形成すべき翼部の数が変化しても、部品交換等を
行うことなく装置を使用するができる。
【0053】なお、本発明の自動割出盤は、上述した実
施例にのみ限定されるものではなく、サーボモータ等に
よる駆動機構にセルフロック機構を追加すること、エン
コーダにかえて他の回転角検出手段を用いるようにする
こと、その他、本発明の要旨を逸脱しない範囲内におい
て種々変更を加え得ることは勿論である。
【0054】
【発明の効果】以上述べたように、本発明の自動割出盤
によれば、駆動装置により被加工材料を取り付けた加工
テーブルを任意の位置に回動させるので、一体型翼車の
加工作業を効率よく行うことができ、また、被加工材料
に形成すべき翼部の数が変化しても、部品交換等を行う
ことなく装置を使用するができるという優れた効果を奏
し得る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の自動割出盤の一実施例を示す断面図で
ある。
【図2】図1のII−II矢視図である。
【図3】本発明の自動割出盤の一実施例の上部割出盤本
体に対する回転軸の支持構造を示す断面図である。
【図4】従来の割出盤の断面図である。
【図5】従来の割出盤の底面図である。
【符号の説明】
12 回転軸 19 上部割出盤本体(割出盤本体) 28 加工テーブル 50 サーボモータ(駆動装置) 52 エンコーダ(回転角検出装置) 54 ケーシング

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 割出盤本体を貫通し且つ割出盤本体に対
    して回転自在に支持された回転軸と、前記割出盤本体の
    一側に配置され且つ回転軸に固着された加工テーブル
    と、前記割出盤本体の他側に配置され且つ回転軸を回転
    させる駆動装置と、前記割出盤本体の他側に配置され且
    つ回転軸の回転角を検出する回転角検出装置と、前記駆
    動装置並びに回転角検出装置を覆うように割出盤本体の
    他側に設けたケーシングとを備えてなることを特徴とす
    る自動割出盤。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2015168044A (ja) * 2014-03-10 2015-09-28 ファナック株式会社 回転テーブル
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