JPH0680602U - 複数重テープの製造装置 - Google Patents
複数重テープの製造装置Info
- Publication number
- JPH0680602U JPH0680602U JP2235593U JP2235593U JPH0680602U JP H0680602 U JPH0680602 U JP H0680602U JP 2235593 U JP2235593 U JP 2235593U JP 2235593 U JP2235593 U JP 2235593U JP H0680602 U JPH0680602 U JP H0680602U
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- JP
- Japan
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- tape
- winding shaft
- horizontal
- winding
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 複数条のテープが耳を揃えて整然と重ね合わ
された、複数重テープを効率的にかつ簡易に製造する。 【構成】 架構１の高さ方向に互いに平行関係で複数の
テープ用横心棒２を配設し、横心棒２の前方に平行にテ
ープ巻取シャフト３を設け、巻取シャフト３に減速機４
を介して回転駆動装置を接続してなる複数重テープの製
造装置。
された、複数重テープを効率的にかつ簡易に製造する。 【構成】 架構１の高さ方向に互いに平行関係で複数の
テープ用横心棒２を配設し、横心棒２の前方に平行にテ
ープ巻取シャフト３を設け、巻取シャフト３に減速機４
を介して回転駆動装置を接続してなる複数重テープの製
造装置。
Description
【０００１】
本考案は複数条のテープを重ね合わせる装置に関するものである。
【０００２】
帯鋼などの帯板が円筒状に巻かれた帯板コイルを、クラフト紙とポリエチレン 等を貼り合わせた梱包紙で梱包する場合、図６(a) のような内周梱包紙２１を図 ６(b) のように帯板コイル２６の内周面２７に装着する。装着は、特開平１−１ ６７０１７号公報に記載された装置により、内周梱包紙２１を巻き付けたマンド レルを帯板コイル２６の内周面２７内に挿入し、マンドレルを拡大して、内周梱 包紙２１を内周面２７に密着させるとともに、内周梱包紙２１の先端２２と後端 ２３を先端テープ２５でテーピングして行われる。
【０００３】
このような帯板コイルの梱包において、装着した内周梱包紙２１が筒型形状を 維持できず落下し、梱包作業が中断されるトラブルが生じ、その対策として図６ のように、内面梱包紙２１に補強用テープ２４を複数条重ねて貼着するのが有効 であった。補強用テープとしては、片面に接着剤のついた市販のクラフトテープ 等が用いられるが、耳を揃えて重ねないと、梱包作業中に搬送ベルトに付着する 等のトラブルを誘発する。 本考案はこのような要求に応え、複数条のテープを耳を揃えて整然と重ね合わ せることを目的とする。
【０００４】
本考案は、図１の側面図および図２の正面図に示すように、架構１の高さ方向 に互いに平行関係で複数のテープ用横心棒２を配設し、横心棒２の前方に平行に テープ巻取シャフト３を設け、巻取シャフト３に減速機４を介して回転駆動装置 を接続してなる複数重テープの製造装置である。 横心棒２には複数個（図２では６個）の巻戻しテープ１１がガイド板５を挟ん で装着され、ガイド板５は複数本の横心棒２（図１では３本）と巻取シャフト３ との間を平行に掛け渡され、巻取シャフト３には横心棒２に装着されていると同 数の巻取芯９が、ガイド板５を挟んで装着されている。
【０００５】 ガイド板５は図３のような形をなし、湾曲部を横心棒２に掛けることで容易に 着脱できる。横心棒２はストッパー８により架構１に容易に着脱でき、巻取シャ フト３は図４のような開閉軸受６および図５のような着脱クラッチ７により架構 １に容易に着脱できるようになっている。
【０００６】 図５において、減速機軸４−１とテープ巻取シャフト３の回転動力伝達は、減 速機溝４−２とクラッチ突起７−１との係合により行なわれる。クラッチ突起７ −１は軸の長手方向に移動可能である。クラッチと巻取シャフトは、クラッチ突 起７−２とシャフトＵ字型溝３−１にて動力伝達が行なわれる。クラッチ７を矢 印Ａ方向に移動することにより、クラッチ突起７−２がシャフトＵ字型溝３−１ に係合され、回転動力が伝達されテープ巻取りが行われる。矢印Ｂ方向に移動す ると係合が開放され、次に開閉軸受６を開放することにより巻取芯９から巻取り テープ１２を取り外すことができる。
【０００７】
図１および図２の装置において、ガイド板５、横心棒２および巻取シャフト３ を取り外し、まず３本の横心棒２に、片面に接着剤のついた幅１００mmの市販の クラフトテープを巻戻しテープ１１として、それぞれ６個ずつ合計１８個装着し 架構１に取り付けた。ついで巻取シャフト３に巻取芯９を装着して、架構１に取 り付け、一端を着脱クラッチ７により減速機４に接続した。さらに各横心棒２に 装着された巻戻しテープ１１の間にガイド板５の湾曲部を掛けて、巻取シャフト ３との間を掛け渡した。
【０００８】 つぎに下段の横心棒２に装着された巻戻しテープ１１からテープを引き出し、 ガイド板５の間を通して先端を巻取芯９に貼り付け、その上に中段の横心棒２か らの巻戻しテープ１１の先端を貼り付け、さらにその上に上段の横心棒２からの 巻戻しテープ１１の先端を貼り付けた。そして、図示しない回転駆動装置を駆動 させ、減速機４を経て巻取シャフトを回転させ、図１に示すようにして巻取り、 ３重の巻取りテープ１２とした。巻き終わった後、ガイド板５を取り外し、着脱 クラッチ７を開放し、開閉軸受６を開いて巻取シャフト３を取り出し、６個の３ 重テープを得た。いずれも整然と重ね合わされたものであった。
【０００９】
本考案により、複数条のテープが耳を揃えて整然と重ね合わされた複数重テー プが極めて簡易にかつ短時間で効率的に製造できる。
【図１】本考案装置の側面図である。
【図２】本考案装置の正面図である。
【図３】本考案装置の構成部品を示す説明図である。
【図４】本考案装置の構成部品を示す説明図である。
【図５】(a) は本考案装置の構成部品を示す説明図、
(b) は巻取シャフトの平面図である。
(b) は巻取シャフトの平面図である。
【図６】(a) 及び(b) は本考案装置で得られたテープの
使用例を示す説明図である。
使用例を示す説明図である。
１：架構 ２：横心棒 ３：巻取シャフト ４：減速機 ５：ガイド板 ６：開閉軸受 ７：着脱クラッチ ８：ストッパー ９：巻取芯 １１：巻戻しテープ １２：巻取りテープ ２１：内周梱包紙 ２２：先端 ２３：後端 ２４：補強用テープ ２５：先端テープ ２６：帯板コイル ２７：内周面
Claims (1)
- 【請求項１】 架構の高さ方向に互いに平行関係で複数
のテープ用横心棒を配設し、該横心棒の前方に平行にテ
ープ巻取シャフトを設け、該巻取シャフトに減速機を介
して回転駆動装置を接続してなる複数重テープの製造装
置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2235593U JPH0680602U (ja) | 1993-04-27 | 1993-04-27 | 複数重テープの製造装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2235593U JPH0680602U (ja) | 1993-04-27 | 1993-04-27 | 複数重テープの製造装置 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0680602U true JPH0680602U (ja) | 1994-11-15 |
Family
ID=12080343
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP2235593U Pending JPH0680602U (ja) | 1993-04-27 | 1993-04-27 | 複数重テープの製造装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0680602U (ja) |
Citations (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS6347272A (ja) * | 1986-04-10 | 1988-02-29 | Asahi Chem Ind Co Ltd | 合成繊維糸条の巻取機および巻取方法 |
-
1993
- 1993-04-27 JP JP2235593U patent/JPH0680602U/ja active Pending
Patent Citations (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS6347272A (ja) * | 1986-04-10 | 1988-02-29 | Asahi Chem Ind Co Ltd | 合成繊維糸条の巻取機および巻取方法 |
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