JPH0680321A - エレベーターの群管理制御装置 - Google Patents
エレベーターの群管理制御装置Info
- Publication number
- JPH0680321A JPH0680321A JP4257323A JP25732392A JPH0680321A JP H0680321 A JPH0680321 A JP H0680321A JP 4257323 A JP4257323 A JP 4257323A JP 25732392 A JP25732392 A JP 25732392A JP H0680321 A JPH0680321 A JP H0680321A
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- elevator
- priority
- evaluation index
- hall call
- elevators
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Abstract
(57)【要約】
【目的】利用者への使い勝手が向上すると同時に、待ち
時間性能の低下も防止できるエレベータの群管理制御装
置を得ることにある。 【構成】複数の階床に就役する複数台のエレベーター
と、階床の乗場にそれぞれ設置した複数個の乗場呼び登
録手段Ha1〜Ha3,Hb1〜Hb3と、各エレベーター毎に
乗場呼びに対する評価指標を算出し、登録された乗場呼
びに対して前記評価指標を用いてサービスエレベーター
を選択して乗場呼びを割当てる乗場呼び割当て手段10
2と、サービスエレベーターとして選択すべきエレベー
ターの優先度との関係を任意に変更可能な優先度変更手
段103と、103によって与えられた関係から優先度
の高いエレベーターに優先的に割当てるように前記評価
指標を変える評価指標変更手段104とを具備したも
の。
時間性能の低下も防止できるエレベータの群管理制御装
置を得ることにある。 【構成】複数の階床に就役する複数台のエレベーター
と、階床の乗場にそれぞれ設置した複数個の乗場呼び登
録手段Ha1〜Ha3,Hb1〜Hb3と、各エレベーター毎に
乗場呼びに対する評価指標を算出し、登録された乗場呼
びに対して前記評価指標を用いてサービスエレベーター
を選択して乗場呼びを割当てる乗場呼び割当て手段10
2と、サービスエレベーターとして選択すべきエレベー
ターの優先度との関係を任意に変更可能な優先度変更手
段103と、103によって与えられた関係から優先度
の高いエレベーターに優先的に割当てるように前記評価
指標を変える評価指標変更手段104とを具備したも
の。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、エレベーターの群管理
制御装置に係り、特に対面構成にて設置され複数個の乗
場呼び登録装置を設置した構成のエレベーターの群管理
制御装置に関する。
制御装置に係り、特に対面構成にて設置され複数個の乗
場呼び登録装置を設置した構成のエレベーターの群管理
制御装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来のエレベーターの群管理制御装置に
おいて、乗場呼びを割当てる場合、エレベーター全台の
中から評価指標(乗場呼びに対してサービスエレベータ
ーを選択する際に用いる指評)により差別なく1台のエ
レベーターを選択して割当てるのが一般的であった。
おいて、乗場呼びを割当てる場合、エレベーター全台の
中から評価指標(乗場呼びに対してサービスエレベータ
ーを選択する際に用いる指評)により差別なく1台のエ
レベーターを選択して割当てるのが一般的であった。
【0003】このような場合にエレベーターが対面構成
となり、到着予報灯しか持たない場合、乗場呼び釦を押
した側と反対側のエレベーターにその乗場呼びが割当て
られた場合に利用者が乗り過ごすことがある。このよう
な不具合の改善として、従来の技術としては特公昭62
−61497号公報が公知である。
となり、到着予報灯しか持たない場合、乗場呼び釦を押
した側と反対側のエレベーターにその乗場呼びが割当て
られた場合に利用者が乗り過ごすことがある。このよう
な不具合の改善として、従来の技術としては特公昭62
−61497号公報が公知である。
【0004】この公知例は、乗場呼びが登録された乗場
呼び登録装置とサービスエレベーターとして選択された
エレベーターとの設置位置の距離に応じて距離の短いエ
レベーターに乗場呼びを優先的に割当てるよう評価指標
を変える手段を備えた構成のものである。
呼び登録装置とサービスエレベーターとして選択された
エレベーターとの設置位置の距離に応じて距離の短いエ
レベーターに乗場呼びを優先的に割当てるよう評価指標
を変える手段を備えた構成のものである。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】ところが、前述の公知
例は以下に示すような第1の問題点と第2の問題点があ
る。第1の問題点としては、ビルの用途によって、乗場
呼び釦を押した位置とサービスエレベーターを選択すべ
き優先度の関係は異なるものであり、メーカー側で一義
に決められないことである。以下、このことについて、
図5により具体的に説明を行なう。
例は以下に示すような第1の問題点と第2の問題点があ
る。第1の問題点としては、ビルの用途によって、乗場
呼び釦を押した位置とサービスエレベーターを選択すべ
き優先度の関係は異なるものであり、メーカー側で一義
に決められないことである。以下、このことについて、
図5により具体的に説明を行なう。
【0006】図5はエレベーター配置ならびに乗場呼び
登録装置の配置を示す図であり、AシャフトとBシャフ
トの対面構成の配置により、AシャフトにはA1〜A4
号機、BシャフトにはB1〜B4号機が配置され、それ
ぞれ乗場呼び登録装置Ha1〜Ha3,Hb1〜Hb3それぞれ
3ライザーづつ、合計6ライザーの乗場呼び登録装置が
設置されているビル構成の一例である。図5において、
1は乗場呼び割当てを行う群管理制御装置、2a,2
b,4は通信線、Ha1〜Ha3,Hb1〜Hb3は乗場呼び登
録装置、A,Bはそれぞれ4台からなるエレベーターグ
ループ、3はお客が群管理制御装置1内で使用している
サービスエレベーターの優先度データを変更することで
きるCRT入出力装置である。
登録装置の配置を示す図であり、AシャフトとBシャフ
トの対面構成の配置により、AシャフトにはA1〜A4
号機、BシャフトにはB1〜B4号機が配置され、それ
ぞれ乗場呼び登録装置Ha1〜Ha3,Hb1〜Hb3それぞれ
3ライザーづつ、合計6ライザーの乗場呼び登録装置が
設置されているビル構成の一例である。図5において、
1は乗場呼び割当てを行う群管理制御装置、2a,2
b,4は通信線、Ha1〜Ha3,Hb1〜Hb3は乗場呼び登
録装置、A,Bはそれぞれ4台からなるエレベーターグ
ループ、3はお客が群管理制御装置1内で使用している
サービスエレベーターの優先度データを変更することで
きるCRT入出力装置である。
【0007】このような場合において、ビル用途がオフ
ィスビルで到着予報灯しか持たない場合、利用者(お
客)が乗場に多く集まったり、急いでいるため乗場呼び
を押した側と反対側のエレベーターにその呼びが割当て
られた時には、利用者がそれに気付かず乗り過ごすこと
がある。そのため、オフィスビルでは乗場呼びを押した
側のエレベーターを優先的に割当てた方がよい。それに
対し、ビル用途が病院や福祉施設では、車椅子を利用す
るお客が多いため、移動する距離が少ないエレベーター
つまり、乗場呼び釦と押した側とその反対側のエレベー
ターを含めて乗場呼びの押された位置から近いエレベー
ターを優先的に割当てる方がよい。このようにビル用途
によって乗場呼び釦を押した位置とサービスエレベータ
ーを選択すべき優先度の関係は異なる。
ィスビルで到着予報灯しか持たない場合、利用者(お
客)が乗場に多く集まったり、急いでいるため乗場呼び
を押した側と反対側のエレベーターにその呼びが割当て
られた時には、利用者がそれに気付かず乗り過ごすこと
がある。そのため、オフィスビルでは乗場呼びを押した
側のエレベーターを優先的に割当てた方がよい。それに
対し、ビル用途が病院や福祉施設では、車椅子を利用す
るお客が多いため、移動する距離が少ないエレベーター
つまり、乗場呼び釦と押した側とその反対側のエレベー
ターを含めて乗場呼びの押された位置から近いエレベー
ターを優先的に割当てる方がよい。このようにビル用途
によって乗場呼び釦を押した位置とサービスエレベータ
ーを選択すべき優先度の関係は異なる。
【0008】第2の問題点としてビルによって、同一シ
ャフト内の各エレベーターの出入口の間隔や対面シャフ
ト間の距離はビルの構造によって異なるため、乗場呼び
釦を押した位置に近いサービスエレベーターを選択する
ような優先度を持たせるとその値をそのビルに応じて変
更する必要があるが、それができない。また、その他の
問題点として、客先の好みにより、前記優先度は異なっ
てきたり、客先に納入する前に想定したビルの用途や需
要が納入後変わるため、それに応じて変更する必要があ
るが、それができないことがあげられる。
ャフト内の各エレベーターの出入口の間隔や対面シャフ
ト間の距離はビルの構造によって異なるため、乗場呼び
釦を押した位置に近いサービスエレベーターを選択する
ような優先度を持たせるとその値をそのビルに応じて変
更する必要があるが、それができない。また、その他の
問題点として、客先の好みにより、前記優先度は異なっ
てきたり、客先に納入する前に想定したビルの用途や需
要が納入後変わるため、それに応じて変更する必要があ
るが、それができないことがあげられる。
【0009】本発明は上記事情に基づいてなされたもの
で、その目的とするところは、利用者への使い勝手が向
上すると同時に、待ち時間性能の低下も防止できるエレ
ベーターの群管理制御装置を提供することにある。
で、その目的とするところは、利用者への使い勝手が向
上すると同時に、待ち時間性能の低下も防止できるエレ
ベーターの群管理制御装置を提供することにある。
【0010】
【課題を解決するための手段】前記目的を達成するた
め、請求項1に対応する発明は、複数の階床間に複数の
エレベーターを稼動させ、利用者による階床から乗り場
呼びに対し、前記複数のエレベータのうち、評価指標の
よいものに割り当てて応答させるようにしたエレベータ
ーの群管理制御装置において、登録された乗場呼びに対
して前記評価指標を用いてサービスエレベーターを選択
して乗場呼びを割当てる乗場呼び割当て手段と、前記サ
ービスエレベーターとして選択すべきエレベーターの優
先度との関係を任意に変更可能な優先度変更手段と、こ
の優先度変更手段によって与えられた関係から優先度の
高いエレベーターに優先的に割当てるように前記評価指
標を変える評価指標変更手段とを具備したエレベーター
の群管理制御装置である。
め、請求項1に対応する発明は、複数の階床間に複数の
エレベーターを稼動させ、利用者による階床から乗り場
呼びに対し、前記複数のエレベータのうち、評価指標の
よいものに割り当てて応答させるようにしたエレベータ
ーの群管理制御装置において、登録された乗場呼びに対
して前記評価指標を用いてサービスエレベーターを選択
して乗場呼びを割当てる乗場呼び割当て手段と、前記サ
ービスエレベーターとして選択すべきエレベーターの優
先度との関係を任意に変更可能な優先度変更手段と、こ
の優先度変更手段によって与えられた関係から優先度の
高いエレベーターに優先的に割当てるように前記評価指
標を変える評価指標変更手段とを具備したエレベーター
の群管理制御装置である。
【0011】
【作用】請求項1に対応する発明は、乗場呼び装置をサ
ービスエレベーターの優先度の関係を、優先度変更手段
によりユーザーがビルの用途やエレベーターの利用者ま
た時間帯に応じて自由に変更できるため、利用者への使
い勝手が向上すると同時に、待ち時間性能の低下も防止
できる。
ービスエレベーターの優先度の関係を、優先度変更手段
によりユーザーがビルの用途やエレベーターの利用者ま
た時間帯に応じて自由に変更できるため、利用者への使
い勝手が向上すると同時に、待ち時間性能の低下も防止
できる。
【0012】
【実施例】以下、本発明の実施例を図面を参照して説明
する。図1は、本発明の第1の実施例の概略構成を示す
ブロック図である。図5の従来例と異なる点は、各エレ
ベーターA1〜A4,B1〜B4毎に乗場呼びに対する
評価指標を算出し、登録された乗場呼びに対して評価指
標を用いてサービスエレベーターを選択して乗場呼びを
割当てる乗場呼び割当て手段102と、サービスエレベ
ーターとして選択すべきエレベーターの優先度との関係
を任意に変更可能な優先度変更手段103と、優先度変
更手段103によって与えられた関係から優先度の高い
エレベーターに優先的に割当てるように評価指標を変え
る評価指標変更手段104を具備している。
する。図1は、本発明の第1の実施例の概略構成を示す
ブロック図である。図5の従来例と異なる点は、各エレ
ベーターA1〜A4,B1〜B4毎に乗場呼びに対する
評価指標を算出し、登録された乗場呼びに対して評価指
標を用いてサービスエレベーターを選択して乗場呼びを
割当てる乗場呼び割当て手段102と、サービスエレベ
ーターとして選択すべきエレベーターの優先度との関係
を任意に変更可能な優先度変更手段103と、優先度変
更手段103によって与えられた関係から優先度の高い
エレベーターに優先的に割当てるように評価指標を変え
る評価指標変更手段104を具備している。
【0013】このような構成のものにおいて、乗場呼び
が登録された乗場呼び登録手段Ha1〜Ha3,Hb1〜Hb3
と選択すべきエレベーターの優先度の関係を、ユーザ
(使用者)がCRT入出力装置3により変更して群管理
制御装置100内のサービスエレベーターの優先度デー
タを変更する。群管理制御装置100は対面構成のシャ
フト単位ごとに乗場呼びの信号を入力し、呼びの位置と
選択すべきエレベーターの優先度の関係を加味して評価
指標を算出する。前記評価を基に最良評価指標の号機を
選択して、乗場呼びに対して最良号機に優先して割当て
を行う。
が登録された乗場呼び登録手段Ha1〜Ha3,Hb1〜Hb3
と選択すべきエレベーターの優先度の関係を、ユーザ
(使用者)がCRT入出力装置3により変更して群管理
制御装置100内のサービスエレベーターの優先度デー
タを変更する。群管理制御装置100は対面構成のシャ
フト単位ごとに乗場呼びの信号を入力し、呼びの位置と
選択すべきエレベーターの優先度の関係を加味して評価
指標を算出する。前記評価を基に最良評価指標の号機を
選択して、乗場呼びに対して最良号機に優先して割当て
を行う。
【0014】図2及び図3はCRT入出力装置3におけ
るCRT画面の入力画面の一例を示したものであり、乗
場呼び装置とサービスエレベーターの優先度を各々の乗
場呼び装置単位でユーザが設定するようになっている。
まず、図2に示すようにユーザは設定の対象を乗場呼び
登録手段A〜Fの中から1つ選択し、例えばマウスを使
ってカーソル33を画面上の入力欄10に移動してAを
入力すると、乗場呼び登録手段21が点滅すると同時
に、優先度テーブル28のAの項目の先頭に矢印27が
表われてエレベーターA1〜A4,B1〜B4の優先度
が入力可能な状態となる。次にエレベーターA1〜A
4,B1〜B4の優先度入力欄13〜20にカーソルを
移動して、5,3,1の3段階の優先度を入力する。優
先度5,3,1と◎,○,△は対応が取られており、例
えば入力欄13にて、エレベーターA1の優先度を5と
入力すると前記欄には◎が表示される。そしてエレベー
ター8台の優先度を入力した後、設定ボタン30をマウ
スでクリックすると、サービスエレベーター優先度テー
ブル28に乗場呼び装置21の場合の優先度が一覧表示
される。未入力欄についてはサービスエレベーターの優
先度は考えないものとしている。
るCRT画面の入力画面の一例を示したものであり、乗
場呼び装置とサービスエレベーターの優先度を各々の乗
場呼び装置単位でユーザが設定するようになっている。
まず、図2に示すようにユーザは設定の対象を乗場呼び
登録手段A〜Fの中から1つ選択し、例えばマウスを使
ってカーソル33を画面上の入力欄10に移動してAを
入力すると、乗場呼び登録手段21が点滅すると同時
に、優先度テーブル28のAの項目の先頭に矢印27が
表われてエレベーターA1〜A4,B1〜B4の優先度
が入力可能な状態となる。次にエレベーターA1〜A
4,B1〜B4の優先度入力欄13〜20にカーソルを
移動して、5,3,1の3段階の優先度を入力する。優
先度5,3,1と◎,○,△は対応が取られており、例
えば入力欄13にて、エレベーターA1の優先度を5と
入力すると前記欄には◎が表示される。そしてエレベー
ター8台の優先度を入力した後、設定ボタン30をマウ
スでクリックすると、サービスエレベーター優先度テー
ブル28に乗場呼び装置21の場合の優先度が一覧表示
される。未入力欄についてはサービスエレベーターの優
先度は考えないものとしている。
【0015】エレベーター8台と1階床における乗場呼
び装置6台との位置関係は乗場呼び装置21について見
ると、乗場呼び登録手段23とは左右対称、乗場呼び登
録手段24とは上下対称となっており、図3ではユーザ
ーのサービスエレベーター優先度の設定簡略化を図るた
め、乗場呼び登録手段23の場合のエレベーター優先度
は左右対称設定を行うことできるようになっている。左
右対称設定及び上下対称設定は通常”N”となっており
カーソルを左右対称設定欄11に移動して”Y”を入力
すると乗場呼び登録手段23が点滅すると同時に優先度
テーブル28のAの項目の先頭に矢印35が表われる。
その後、設定ボタン30をマウスでクリックすると、サ
ービスエレベーター優先テーブル28に乗場呼び登録手
段23の場合の優先度が一覧表示される。前記優先度の
入力は、階床単位にても行うことが可能である。同様に
して、乗場呼び登録手段22,24,25,26をサー
ビスエレベーターの優先度の関係を設定した後、終了ボ
タン31をマウスとクリックすると、入力画面が終了す
ると同時に、通信線4例えばRS232Cを介して群管
理制御装置100内のサービスエレベーターの優先度デ
ータが更新される。
び装置6台との位置関係は乗場呼び装置21について見
ると、乗場呼び登録手段23とは左右対称、乗場呼び登
録手段24とは上下対称となっており、図3ではユーザ
ーのサービスエレベーター優先度の設定簡略化を図るた
め、乗場呼び登録手段23の場合のエレベーター優先度
は左右対称設定を行うことできるようになっている。左
右対称設定及び上下対称設定は通常”N”となっており
カーソルを左右対称設定欄11に移動して”Y”を入力
すると乗場呼び登録手段23が点滅すると同時に優先度
テーブル28のAの項目の先頭に矢印35が表われる。
その後、設定ボタン30をマウスでクリックすると、サ
ービスエレベーター優先テーブル28に乗場呼び登録手
段23の場合の優先度が一覧表示される。前記優先度の
入力は、階床単位にても行うことが可能である。同様に
して、乗場呼び登録手段22,24,25,26をサー
ビスエレベーターの優先度の関係を設定した後、終了ボ
タン31をマウスとクリックすると、入力画面が終了す
ると同時に、通信線4例えばRS232Cを介して群管
理制御装置100内のサービスエレベーターの優先度デ
ータが更新される。
【0016】図4は図1の構成のエレベーターシステム
を対象とした場合の本発明の群管理制御装置100での
割当て処理の一実施例を示すフローチャートである。新
規に乗場呼びが登録された場合、あるいは何らかの条件
(例えば、割当てエレベーターが満員になった場合)で
乗場呼びの割当変更が必要な場合には、割当てすべき呼
びが有るか否かを判定し(S1)、”Yes”の時は、
以下の乗場呼び割当て処理がなされる(S2〜S6)。
を対象とした場合の本発明の群管理制御装置100での
割当て処理の一実施例を示すフローチャートである。新
規に乗場呼びが登録された場合、あるいは何らかの条件
(例えば、割当てエレベーターが満員になった場合)で
乗場呼びの割当変更が必要な場合には、割当てすべき呼
びが有るか否かを判定し(S1)、”Yes”の時は、
以下の乗場呼び割当て処理がなされる(S2〜S6)。
【0017】なお、本実施例では割当てエレベーターの
選択にはエレベーター毎に求めた評価指標が最小なエレ
ベーターを選択して呼びを割当てる方式を採用するよう
にしてある。ステップS2で登録された乗場呼びに対応
した各々のエレベーターの優先度を選定する。そして評
価指標から優先度(正の数値)を引いたものをエレベー
ターの評価指標としこの評価計算をエレベーター全台に
ついて行い(S3),(S4)、全台のエレベーターに
ついて終了と判定したときは(S5)、で評価指標の最
小のエレベーターを上記乗場呼びに割当てる(S6)。
選択にはエレベーター毎に求めた評価指標が最小なエレ
ベーターを選択して呼びを割当てる方式を採用するよう
にしてある。ステップS2で登録された乗場呼びに対応
した各々のエレベーターの優先度を選定する。そして評
価指標から優先度(正の数値)を引いたものをエレベー
ターの評価指標としこの評価計算をエレベーター全台に
ついて行い(S3),(S4)、全台のエレベーターに
ついて終了と判定したときは(S5)、で評価指標の最
小のエレベーターを上記乗場呼びに割当てる(S6)。
【0018】以上述べた実施例によれば、乗場呼び装置
をサービスエレベーターの優先度の関係をユーザーがビ
ルの用途やエレベーターの利用者また時間帯に応じて自
由に変更できるため、利用者への使い勝手が向上すると
同時に、待ち時間性能の低下も防止できる。
をサービスエレベーターの優先度の関係をユーザーがビ
ルの用途やエレベーターの利用者また時間帯に応じて自
由に変更できるため、利用者への使い勝手が向上すると
同時に、待ち時間性能の低下も防止できる。
【0019】
【発明の効果】本発明によれば、利用者への使い勝手が
向上すると同時に、待ち時間性能の低下も防止できるエ
レベータの群管理制御装置を提供できる。
向上すると同時に、待ち時間性能の低下も防止できるエ
レベータの群管理制御装置を提供できる。
【図1】本発明のエレベータの群管理制御装置の一実施
例の概略構成を示すブロック図。
例の概略構成を示すブロック図。
【図2】図1の乗場呼び装置とサービスエレベーターの
優先度の関係を設定するためのCRT入出力装置の入力
画面の入力例を示す図。
優先度の関係を設定するためのCRT入出力装置の入力
画面の入力例を示す図。
【図3】図1の乗場呼び装置とサービスエレベーターの
優先度の関係を設定するためのCRT入出力装置の入力
画面の入力例を示す図。
優先度の関係を設定するためのCRT入出力装置の入力
画面の入力例を示す図。
【図4】図1の乗場呼び割当て装置での処理の一例を示
すフローチャート。
すフローチャート。
【図5】従来のエレベータの群管理制御装置の一例の概
略構成を示すブロック図。
略構成を示すブロック図。
100…群管理制御装置、102…乗場呼び割当て手
段、103…優先度変更手段、104…評価指標変更手
段、2a,2b,4…通信線、3…CRT入出力装置、
Ha1〜Ha3,Hb1〜Hb3…乗場呼び登録装置、A1〜A
4,B1〜B4…エレベータかご。
段、103…優先度変更手段、104…評価指標変更手
段、2a,2b,4…通信線、3…CRT入出力装置、
Ha1〜Ha3,Hb1〜Hb3…乗場呼び登録装置、A1〜A
4,B1〜B4…エレベータかご。
Claims (1)
- 【請求項1】 複数の階床間に複数のエレベーターを稼
動させ、利用者による階床から乗り場呼びに対し、前記
複数のエレベータのうち、評価指標のよいものに割り当
てて応答させるようにしたエレベーターの群管理制御装
置において、 登録された乗場呼びに対して前記評価指標を用いてサー
ビスエレベーターを選択して乗場呼びを割当てる乗場呼
び割当て手段と、 前記サービスエレベーターとして選択すべきエレベータ
ーの優先度との関係を任意に変更可能な優先度変更手段
と、 この優先度変更手段によって与えられた関係から優先度
の高いエレベーターに優先的に割当てるように前記評価
指標を変える評価指標変更手段と、 を具備したエレベーターの群管理制御装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP4257323A JPH0680321A (ja) | 1992-08-31 | 1992-08-31 | エレベーターの群管理制御装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP4257323A JPH0680321A (ja) | 1992-08-31 | 1992-08-31 | エレベーターの群管理制御装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0680321A true JPH0680321A (ja) | 1994-03-22 |
Family
ID=17304767
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP4257323A Pending JPH0680321A (ja) | 1992-08-31 | 1992-08-31 | エレベーターの群管理制御装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0680321A (ja) |
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US7213503B2 (en) | 2003-08-29 | 2007-05-08 | Matsushita Electric Industrial Co., Ltd. | Compressible fluid pressure actuator |
JP2013052976A (ja) * | 2011-09-05 | 2013-03-21 | Toshiba Elevator Co Ltd | エレベータの群管理制御装置 |
CN105800404A (zh) * | 2016-04-11 | 2016-07-27 | 珠海市魅族科技有限公司 | 一种轿厢调用方法以及系统 |
-
1992
- 1992-08-31 JP JP4257323A patent/JPH0680321A/ja active Pending
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US7213503B2 (en) | 2003-08-29 | 2007-05-08 | Matsushita Electric Industrial Co., Ltd. | Compressible fluid pressure actuator |
JP2013052976A (ja) * | 2011-09-05 | 2013-03-21 | Toshiba Elevator Co Ltd | エレベータの群管理制御装置 |
CN105800404A (zh) * | 2016-04-11 | 2016-07-27 | 珠海市魅族科技有限公司 | 一种轿厢调用方法以及系统 |
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