JPH0680277U - 電源供給用コネクタ構造 - Google Patents
電源供給用コネクタ構造Info
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- JPH0680277U JPH0680277U JP2680393U JP2680393U JPH0680277U JP H0680277 U JPH0680277 U JP H0680277U JP 2680393 U JP2680393 U JP 2680393U JP 2680393 U JP2680393 U JP 2680393U JP H0680277 U JPH0680277 U JP H0680277U
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- terminals
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- Pending
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- Details Of Connecting Devices For Male And Female Coupling (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 異なる電圧毎に複数組の端子を設けたソケッ
ト部本体とプラグ部本体とを接続する際に、アース側端
子から先に確実に接続されるよう構成した電源供給用コ
ネクタ構造を得るにある。 【構成】 プラグ部本体1の収納部1aに突設したオス
型コネクタがソケット部本体2の内部に組付けたメス型
コネクタ内に挿入されて電気的接続がなされる電源供給
用コネクタであって、上記プラグ部本体1またはソケッ
ト部本体2の少なくとも一方のアース端子の先端面を他
のプラス端子より若干長く形成したことを特徴とする。
ト部本体とプラグ部本体とを接続する際に、アース側端
子から先に確実に接続されるよう構成した電源供給用コ
ネクタ構造を得るにある。 【構成】 プラグ部本体1の収納部1aに突設したオス
型コネクタがソケット部本体2の内部に組付けたメス型
コネクタ内に挿入されて電気的接続がなされる電源供給
用コネクタであって、上記プラグ部本体1またはソケッ
ト部本体2の少なくとも一方のアース端子の先端面を他
のプラス端子より若干長く形成したことを特徴とする。
Description
【0001】
本考案は、パソコン等の電子機器本体の電源部から機器本体に内蔵されるFD Dに電源を供給するのに使用される電源供給用コネクタ構造に関する。
【0002】
従来、この種パソコン等の電子機器本体には、FDD(フロッピーディスク・ ドライブ装置)や各種制御部が内蔵されており、この機器本体の電源部から、F DDのモータ駆動用電源(例えば12V)、及び各種制御部の制御用電源(例え ば5V)等の異なる電圧の電力が、電源供給用コネクタを介して供給されるよう になっている。
【0003】 すなわち、従来の電源供給用コネクタ構造は、図3及び図4に示すように、F DD側の基板に接続されたプラグ部本体1と、機器本体側の電源部に接続された ソケット部本体2とからなっている。そして、上記プラグ部本体1の収納部1a 内にソケット部本体2の挿入部2bを差し込んだとき、プラグ部本体1の収納部 1a内に突設しているオス型コネクタ3がソケット部本体2のメス型コネクタ4 内に挿入されて電気的接続がされるようになっている。
【0004】 ここで、上記プラグ部本体1及びソケット部本体2は樹脂により一体的に成形 されている。そして、上記プラグ部本体1の一端側が開口した内部の収納部1a には、リード線5の端部にオス型コネクタ3を固着して異なる電圧毎に設けた複 数組のオス型端子群、例えば12Vの電源端子、12Vのアース端子、5Vのア ース端子、5Vの電源端子が突設するように組付けられている。また、上記ソケ ット部本体2内には、それぞれのオス型端子群に対応したメス型端子群が組付け られ、上記ソケット部本体2に形成された収納部2aの中間部内壁には、環状の 段部2cが突出しており、この段部2cの前後にリード線6の端部に固着したメ ス型コネクタ4の切起し片4aと突部4bとが係合するように組付けられ、メス 型コネクタ4の位置決めと前後方向の抜止めを行っている。
【0005】
しかしながら、上記従来のコネクタ構造では、ソケット部本体2に組付けられ たメス型コネクタ4は、前後方向に若干の隙間があるために、ソケット部本体2 をプラグ部本体1側に挿入する場合に、ケーブルが引っ張られたりして、各メス 型コネクタ4の先端面が一直線上に揃わない等の問題があった。したがって、ソ ケット部本体2をプラグ部本体1に挿入した時、異なる電圧の電源側端子(12 V及び5Vの電源端子)がそれぞれのアース端子より先に接続されることがあり 、この場合、高圧側の回路から低圧側の回路に電流経路が形成される慮がある。 回路側では、この様な電流経路に対する対策がとられていない為に、制御部用の トランジスタやIC等の電子素子に予期しない過電流が流れて、電子素子の破壊 や劣化が起り、装置の誤動作や破壊を引き起こすことがあるという問題があった 。
【0006】 本考案の目的は、上記従来構造の課題を解決するためになされたもので、異な る電圧毎に複数組の端子を設けたソケット部本体とプラグ部本体とを接続する際 に、アース側端子から先に確実に接続されるよう構成した電源供給用コネクタ構 造を得るにある。
【0007】
このような目的を達成するために、本考案の電源供給用コネクタ構造は、プラ グ部本体に突設したオス型コネクタがソケット部本体の内部に組付けたメス型コ ネクタ内に挿入されて電気的接続がなされる電源供給用コネクタであって、上記 プラグ部本体のオス型端子群、及びソケット部本体のメス型端子群は、それぞれ 異なる電圧が供給される複数の電源端子と、上記複数の電源端子にそれぞれ対応 するアース端子とからなり、上記プラグ部本体またはソケット部本体の少なくと も一方のアース端子の先端面を他の電源端子より若干長く形成したことを特徴と する。
【0008】
このように構成された本考案の電源供給用コネクタ構造によれば、プラグ部本 体の収納部内にソケット部本体の挿入部を差し込んだとき、プラグ部本体側のオ ス型コネクタの端子と、ソケット部本体側のメス型コネクタの端子のうち、異な る電圧毎に設けたアース側端子が電源側端子より先に接続されるので、高圧側回 路から低圧側回路に電流経路が形成されることを防止することができ、制御部用 のトランジスタやIC等の電子素子に過電流が流れることがない。したがって、 電子機器本体内のプラグ部本体とソケット部本体とを接続した場合でも、各種電 子素子の破壊や劣化が起らず、装置の誤動作や破壊を防止することができる。
【0009】
以下本考案の実施例を図面に基づいて説明する。
【0010】 図1は本考案による電源供給用コネクタ構造を示す一部破断した上面図であっ て、図において、従来構造に対応している同一部品には同じ符号を付して説明の 一部を省略する。
【0011】 まず、本考案による電源供給用コネクタ構造は、図1に示すように、FDD側 の基板に接続されたプラグ部本体1と、機器本体側の電源部に接続されたソケッ ト部本体2とからなっている。そして、上記プラグ部本体1及びソケット部本体 2は樹脂により一体的に成形されており、このプラグ部本体1の一端側が開口し た内部の収納部1aには、モータ駆動用電源(12V)及び制御用電源(5V) 等の異なる電圧毎に、各リード線5の端部にそれぞれオス型コネクタ10a,1 0b,10c,10dを固着してなる複数組のオス型端子群10が突設するよう に組付けられている。
【0012】 ここで、上記プラグ部本体1のオス型端子群10のうち、両側には、それぞれ 12V,5Vの電源端子10a,10dが配設され、12Vのアース端子10b と、5Vのアース端子10cとが、プラグ部本体1の中央部に隣り合せに配設さ れており、このアース端子10b,10cが他の電源端子10a,10dより長 さL1だけ長く形成されている。
【0013】 また、上記プラグ部本体1に差し込まれるソケット部本体2の収納部2a内に は、プラグ部本体1の各オス型コネクタ10a,10b,10c,10dに対応 して挿入されるメス型コネクタ11a,11b,11c,11dを備えたメス型 端子群11が組付けられている。そして、このメス型コネクタ11a,11b, 11c,11dの先端面は一直線上に形成され、その後端部には機器本体側の電 源部に接続されたリード線6の端部がそれぞれ固着されている。
【0014】 なお、図において、プラグ部本体1の左右には取付用のボルト穴7aと切欠部 7bを有するボス部7が設けられており、このボス部7を介してプラグ部本体1 が機器本体の所定位置に固定される。また、ソケット部本体2の後端部両側には 把持部8が設けられており、この把持部8を掴んでソケット部本体2をプラグ部 本体1の収納部1a内に差し込むことができるようになっている。
【0015】 このような構成に基づいて、本考案の実施例による電源供給用コネクタ構造で は、プラグ部本体1にソケット部本体2を接続した場合、ソケット部本体2側に 組付けた各メス型端子群11の挿入方向の隙間により、先端部が不揃いであって も、異なる電圧の電源側端子のメス型コネクタ(アース端子)11b,11cが プラグ部本体1のアース端子10b,10cに先に接続されるので、制御部用の トランジスタやIC等の電子素子に予期しない過電流が流れることがない。した がって、電子素子の破壊や劣化を起すことなく、装置の誤動作や破壊を防止する ことができる。
【0016】 図2は、本考案による他の実施例を示す電源供給用コネクタ構造の一部破断し た上面図であり、プラグ部本体1の収納部1aには、モータ駆動用電源(12V )及び制御用電源(5V)等の異なる電圧毎に、各リード線5の端部にそれぞれ オス型コネクタ10a,10b,10c,10dを固着してなる複数組のオス型 端子群10が突設するよう組付けられている。
【0017】 また、上記プラグ部本体1に差し込まれるソケット部本体2の収納部2a内に は、プラグ部本体1の各オス型コネクタ10a,10b,10c,10dに対応 して挿入されるメス型コネクタ11a,11b,11c,11dを備えたメス型 端子群11が組付けられている。ここで、上記ソケット部本体2のメス型端子群 11のうち、モータ駆動用電源のメス型コネクタ(アース端子)11bと、制御 用電源のメス型コネクタ(アース端子)11cとが、ソケット部本体2の中央部 に隣り合せに配設されており、このアース端子11b,11cが他の電源端子1 1a,11dより長さL2だけ長く形成されている。
【0018】 このような構成に基づいて、本考案の他の実施例による電源供給用コネクタ構 造であっても、プラグ部本体1にソケット部本体2を接続した場合、ソケット部 本体2側に組付けた各メス型端子群11の挿入方向の隙間により、先端部が不揃 いであっても、ソケット部本体2のアース端子11b,11cがプラグ部本体1 のアース端子10b,10cに先に接続されるので、前述した実施例と同等の作 用効果を奏する。
【0019】 なお、本考案による実施例では、プラグ部本体1のオス型端子群10、あるい はソケット部本体2のメス型端子群11のうち、アース端子10b,10c、及 び11b,11cとが、プラグ部本体1あるいはソケット部本体2の中央部に隣 り合って配設した場合について説明しているが、これに限定するものではなく、 異なる電圧毎のアース端子をプラグ部本体1及びソケット部本体2の両端部に配 設し、そのアース端子を電源端子より若干長く形成した場合でも同等の効果を奏 する。
【0020】
以上詳細に説明したように、本考案による電源供給用コネクタ構造は、プラグ 部本体の収納部に突設したオス型コネクタがソケット部本体の内部に組付けたメ ス型コネクタ内に挿入されて電気的接続がなされる電源供給用コネクタであって 、上記プラグ部本体のオス型端子群、及びソケット部本体のメス型端子群は、そ れぞれ異なる電圧が供給される複数の電源端子と、上記複数の電源端子にそれぞ れ対応するアース端子とからなり、上記プラグ部本体またはソケット部本体の少 なくとも一方のアース端子の先端面を他の電源端子より若干長く形成したので、 プラグ部本体にソケット部本体を接続した場合、ソケット部本体側に組付けた各 メス型端子群の先端部が不揃いであっても、ソケット部本体のアース端子がプラ グ部本体のアース端子に先に接続されるので、制御部用のトランジスタやIC等 の電子素子に予期しない過電流が流れることがない。したがって、電子素子の破 壊や劣化を起すことなく、装置の誤動作や破壊を防止することができる。
【図1】本考案による電源供給用コネクタ構造を示す一
部破断した上面図である。
部破断した上面図である。
【図2】本考案による他の実施例を示す電源供給用コネ
クタ構造の一部破断した上面図である。
クタ構造の一部破断した上面図である。
【図3】従来の電源供給用コネクタ構造を示す一部破断
した上面図である。
した上面図である。
【図4】図3の4−4線断面図である。
1 プラグ部本体 1a 収納部 2 ソケット部本体 2a 収納部 10 オス型端子群 10b,10c オス型コネクタ(アース端子) 11 メス型端子群 11c,11d メス型コネクタ(アース端子)
Claims (1)
- 【請求項1】 プラグ部本体に突設したオス型コネクタ
がソケット部本体の内部に組付けたメス型コネクタ内に
挿入されて電気的接続がなされる電源供給用コネクタで
あって、上記プラグ部本体のオス型端子群、及びソケッ
ト部本体のメス型端子群は、それぞれ異なる電圧が供給
される複数の電源端子と、上記複数の電源端子にそれぞ
れ対応するアース端子とからなり、上記プラグ部本体ま
たはソケット部本体の少なくとも一方のアース端子の先
端面を他の電源端子より若干長く形成したことを特徴と
する電源供給用コネクタ構造。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2680393U JPH0680277U (ja) | 1993-04-23 | 1993-04-23 | 電源供給用コネクタ構造 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2680393U JPH0680277U (ja) | 1993-04-23 | 1993-04-23 | 電源供給用コネクタ構造 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0680277U true JPH0680277U (ja) | 1994-11-08 |
Family
ID=12203468
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2680393U Pending JPH0680277U (ja) | 1993-04-23 | 1993-04-23 | 電源供給用コネクタ構造 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0680277U (ja) |
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2001244024A (ja) * | 2000-02-28 | 2001-09-07 | Nec Shizuoka Ltd | コネクタ接続構造 |
JP2016031931A (ja) * | 2014-07-28 | 2016-03-07 | タイコ エレクトロニクス (シャンハイ) カンパニー リミテッド | 電気コネクタ |
EP3306753A1 (en) | 2016-10-06 | 2018-04-11 | Dai-Ichi Seiko Co., Ltd. | Connector and connector unit |
JP2018092720A (ja) * | 2016-11-30 | 2018-06-14 | パナソニックIpマネジメント株式会社 | コネクタ |
Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH03283276A (ja) * | 1990-03-29 | 1991-12-13 | Nec Corp | パッケージの活線挿抜方式 |
-
1993
- 1993-04-23 JP JP2680393U patent/JPH0680277U/ja active Pending
Patent Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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JPH03283276A (ja) * | 1990-03-29 | 1991-12-13 | Nec Corp | パッケージの活線挿抜方式 |
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JP2018092720A (ja) * | 2016-11-30 | 2018-06-14 | パナソニックIpマネジメント株式会社 | コネクタ |
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