JPH0680067U - ピンチバルブ - Google Patents

ピンチバルブ

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JPH0680067U
JPH0680067U JP2108493U JP2108493U JPH0680067U JP H0680067 U JPH0680067 U JP H0680067U JP 2108493 U JP2108493 U JP 2108493U JP 2108493 U JP2108493 U JP 2108493U JP H0680067 U JPH0680067 U JP H0680067U
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JP
Japan
Prior art keywords
tube
insertion hole
push plate
air cylinder
pinch valve
Prior art date
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Pending
Application number
JP2108493U
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English (en)
Inventor
敏彦 山縣
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
B. E. MARUBISHI CO., LTD.
Original Assignee
B. E. MARUBISHI CO., LTD.
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 遠隔操作可能で小形且つ高耐圧のピンチバル
ブを提供する。 【構成】 エアシリンダ35のピストンロッドに押し板
6を取付け、押し板6に対向してチューブホルダ32
a,32bを配置する。チューブホルダ32a,32b
には押し板6が進入できる中心穴7を形成する。中心穴
7に直交するチューブ挿通孔33を設け、標本液採取装
置等のゴムチューブ34を挿通する。チューブホルダ3
2a,32bの孔10,10にスリーブナット11を挿
通し、スリーブナット11とねじ12によって結合す
る。チューブホルダ32a,32bとエアシリンダ35
はユニオンナット37によって結合する。エアシリンダ
35を駆動すると押し板6がゴムチューブ34をスリー
ブナット11へ圧接し、ゴムチューブ34の流路はスリ
ーブナット11と押し板6とによって遮断される。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
この考案はピンチバルブに関するものであり、特に遠隔操作形ピンチバルブに 関するものである。
【0002】
【従来の技術】
従来のピンチバルブは、医療や化学分析等の分野ではゴムチューブによる輸液 管路に使用され、手動操作によりチューブを挟圧して流路を遮断することができ る。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】
ピンチバルブは流路内に挿入されるものではないため、管路の清浄を要求され る標本液採取装置等に適している。しかしながら、従来の手動ピンチバルブでは 開閉操作の自動化ができず、自動化の実現には遠隔操作可能で高耐圧のピンチバ ルブが必要となり、この考案は上記要求に応えるピンチバルブを提供することを 目的とする。
【0004】
【課題を解決するための手段】
この考案は上記目的を達成するために提案するものであり、ピストンロッドの 先端に押し板を装着し、チューブ挿通孔を開穿したチューブホルダに、前記チュ ーブ挿通孔と交差する中心穴を開穿し、前記中心穴の開口部を前記ピストンロッ ドの押し板に対向させて配置し、前記押し板を前記中心穴へ貫入して前記チュー ブ挿通孔へ装着したゴムチューブの一側面を押圧できるように形成するとともに 、前記チューブホルダの中心穴内に前記ゴムチューブの他側面へ対向する圧力受 け部を設け、前記エアシリンダの押し板及び圧力受け部にてゴムチューブを挟圧 して流路を遮断できるようにしたピンチバルブ、及び上記チューブホルダを前記 中心穴の軸心に沿い、且つ、チューブ挿通孔を分断して二分割し、二分割された チューブホルダをねじ等の結合手段により結合したピンチバルブを提供するもの である。
【0005】
【作用】
ゴムチューブを挿通したチューブホルダは、チューブ挿通孔に直交する中心穴 が開穿されている。中心穴の開口部はエアシリンダのピストンロッドに対向して 配置され、エアシリンダを駆動してピストンロッドを伸長させるとピストンロッ ドの先端部の押し板がゴムチューブを押圧する。ゴムチューブを挟んで押し板の 反対側には圧力受け部が配設されており、押し板がゴムチューブを圧力受け部へ 圧接してゴムチューブの流路を遮断する。
【0006】 請求項2記載の考案は、二分割して形成されたチューブホルダを分解すると、 チューブ挿通孔へ装着したゴムチューブが開放され、ゴムチューブの交換等が容 易に行える。
【0007】
【実施例】
以下、この考案の一実施例を図に従って詳述する。図1はピンチバルブ1を示 し、培養液採取装置等のフレーム2に取付けた状態を示している。ピンチバルブ 1は、エアシリンダ3とチューブホルダ4とを組合わせて形成され、エアシリン ダ3のピストンロッド5の先端には押し板6が装着されている。チューブホルダ 4の外形は円柱状であり、エアシリンダ3に対向する端面に押し板6よりも大径 の中心穴7を開穿している。
【0008】 チューブ挿通孔8は図2に示すように中心穴7と直交して設けられ、チューブ ホルダ4の外周面からチューブ挿通孔8へ通じる溝9を切欠してゴムチューブ( 図示せず)をチューブ挿通孔8へ装着できるようにしている。溝9の幅はチュー ブ挿通孔8の内径よりも狭く、チューブ挿通孔8へ装着したゴムチューブの脱落 が防止される。
【0009】 中心穴7の奥部には軸心と直交し、且つチューブ挿通孔8に対して90度回転 した方向にピン挿通孔10を開穿し、このピン挿通孔10へ、図1に示すように 圧力受け部となるつば付きのスリーブナット11を挿入してねじ12によって固 定している。 図1に示すように、スリーブナット11の外周面がチューブ挿通孔8内に露出 してチューブ挿通孔8へ装着したゴムチューブの側面に接触する。チューブホル ダ4は、図2(b)に示すように、取付け面にねじ孔13,13,13,13が 設けられており、図1に示すようにフレーム2へ4本のねじ14,14,14, 15でねじ止めされる。4本のねじの1本は、スペーサボルト15を用い、スペ ーサボルト15の頭のねじ孔を利用してエアシリンダ3をねじ16によって固定 する。
【0010】 ピンチバルブ1の使用に際しては、輸液管路であるゴムチューブを溝9からチ ューブ挿通孔8へ押込んで装着する。エアシリンダ3を操作してピストンロッド 5を伸長させると押し板6がゴムチューブを押圧してスリーブナット11へ圧接 し、流路を遮断する。ゴムチューブの流路はスリーブナット11の外周によって 線接触の状態で遮断されるので挟圧力が大となり、高い管路圧力に対応すること ができる。
【0011】 図3は当該ピンチバルブ1を使用した標本液採取装置21を示し、多数の試験 管22,22,…は夫々ステンレス製の輸液管23とシリコンゴムチューブ24 ,24,…を介して接続され、フレーム25に取付けたピンチバルブ1,1,… にシリコンゴムチューブ24,24,…の中間部を装着している(同図中手前の 列のピンチバルブは図示を省略してある)。
【0012】 輸液管23は、シリコンゴムチューブ26によって培養装置(図示せず)へ接 続され、シリコンゴムチューブ26に介装したペリスタルティックポンプ27に よって培養液を輸液管23内へ圧送する。そして、各ピンチバルブ1,1,…を 制御装置によって自動制御することにより、任意の時間間隔で順次標本液を自動 採取できるように構成されている。
【0013】 かかる構成の装置においては、スペース効率の点から各ピンチバルブ1,1, …を接近させて配置することと、管路圧力に対して十分な遮断能力とが必要とさ れるが、エアシリンダを用いることによって、電磁ソレノイド形アクチュエータ よりも小型で高耐圧のピンチバルブを実現でき、上記の要求を満足することがで きた。また、温度管理が重要な標本液採取装置等においては、電磁ソレノイド形 アクチュエータに比較して発熱がないことも利点となる。
【0014】 図4は請求項2記載の考案の実施例を示し、ピンチバルブ31のチューブホル ダを二分割したものである。チューブホルダ32a,32bは軸心に沿ってチュ ーブ挿通孔33を分断する形で分割されており、同図に示すような抜け止めフラ ンジ付きの中継ゴムチューブ34の着脱交換が容易に行える。チューブホルダ3 2a,32bのエアシリンダ35へ当接する面にはフランジ36,36が形成さ れ、エアシリンダ35の外周面にはねじ部35aを刻設している。
【0015】 組立に際しては、チューブホルダ32a,32bを合わせてユニオンナット3 7を被せ、チューブホルダ32a,32bの上部を拡開させて中継ゴムチューブ 34をチューブ挿通孔33へセットした後に、ピン挿通孔10へスリーブナット 11を挿通してねじ12によって固定する。組立てられたチューブホルダ32a ,32bは、ユニオンナット37によりエアシリンダ35へ取り付けられる。当 該ピンチバルブ31は、エアシリンダ35の底面を機器のフレーム等へねじ止め して固定し、チューブホルダ32a,32bの着脱はユニオンナット37により 極めて迅速に行える。
【0016】 尚、エアシリンダとチューブホルダの結合手段は上記実施例に限定するもので はなく、図示は省略するが、第一の実施例のエアシリンダ3とチューブホルダ4 を第二実施例の如くユニオンナット37で結合するように変更する等、種々の改 変ができる。そして、この考案がそれらの改変されたものに及ぶことは当然であ る。
【0017】
【考案の効果】
上記一実施例において詳述したように、この考案のピンチバルブは遠隔操作可 能で小形且つ高耐圧に形成できるので、特に微生物培養装置や化学分析装置等の 輸液管路に適し、採取作業の自動化に寄与できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】請求項1記載のピンチバルブの正面図。
【図2】チューブホルダを示し、(a)は側面図、
(b)は底面図、(c)は正面図である。
【図3】標本液採取装置の構成解説図。
【図4】請求項2記載のピンチバルブの分解斜視図。
【符号の説明】
1,31 ピンチバルブ 3,35 エアシリンダ 4,32a,32b チューブホルダ 5 ピストンロッド 6 押し板 7 中心穴 8,33 チューブ挿通孔 9 溝 10 ピン挿通孔 11 スリーブナット

Claims (2)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ピストンロッドの先端に押し板を装着
    し、チューブ挿通孔を開穿したチューブホルダに、前記
    チューブ挿通孔と交差する中心穴を開穿し、前記中心穴
    の開口部を前記ピストンロッドの押し板に対向させて配
    置し、前記押し板を前記中心穴へ貫入して前記チューブ
    挿通孔へ装着したゴムチューブの一側面を押圧できるよ
    うに形成するとともに、前記チューブホルダの中心穴内
    に前記ゴムチューブの他側面へ対向する圧力受け部を設
    け、前記エアシリンダの押し板及び圧力受け部にてゴム
    チューブを挟圧して流路を遮断できるようにしたピンチ
    バルブ。
  2. 【請求項2】 上記チューブホルダを前記中心穴の軸心
    に沿い、且つ、チューブ挿通孔を分断して二分割し、二
    分割されたチューブホルダをねじ等の結合手段により結
    合したことを特徴とする請求項1記載のピンチバルブ。
JP2108493U 1993-04-22 1993-04-22 ピンチバルブ Pending JPH0680067U (ja)

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JP2108493U JPH0680067U (ja) 1993-04-22 1993-04-22 ピンチバルブ

Applications Claiming Priority (1)

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JP2108493U JPH0680067U (ja) 1993-04-22 1993-04-22 ピンチバルブ

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JPH0680067U true JPH0680067U (ja) 1994-11-08

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ID=12045020

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JP2108493U Pending JPH0680067U (ja) 1993-04-22 1993-04-22 ピンチバルブ

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Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0262484A (ja) * 1988-08-26 1990-03-02 Terumo Corp クランプ
JPH04136573A (ja) * 1990-09-25 1992-05-11 Kanji Matsumoto チューブラバルブ

Patent Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0262484A (ja) * 1988-08-26 1990-03-02 Terumo Corp クランプ
JPH04136573A (ja) * 1990-09-25 1992-05-11 Kanji Matsumoto チューブラバルブ

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