JPH0679883U - 小動物脱出用u型側溝 - Google Patents
小動物脱出用u型側溝Info
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- Sewage (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 渇水期及び水量が少ない時は勿論のこと、水
量が多い場合でも小動物が容易に脱出できる側溝を提供
することを目的としたものである。 【構成】 U型側溝1の一側壁2Aに形成した外方膨出
部3内に、その中央に形成した踊り場4から前記側壁2
Aの上端に向け次第に上昇する左右一対の脱出用斜面5
を長手方向に形成するとゝもに、前記U型側溝1内に突
出する前記踊り場4から底壁2Cに向け次第に下降する
左右一対の誘導用斜面6を長手方向に形成したことを特
徴とする小動物脱出用U型側溝。
量が多い場合でも小動物が容易に脱出できる側溝を提供
することを目的としたものである。 【構成】 U型側溝1の一側壁2Aに形成した外方膨出
部3内に、その中央に形成した踊り場4から前記側壁2
Aの上端に向け次第に上昇する左右一対の脱出用斜面5
を長手方向に形成するとゝもに、前記U型側溝1内に突
出する前記踊り場4から底壁2Cに向け次第に下降する
左右一対の誘導用斜面6を長手方向に形成したことを特
徴とする小動物脱出用U型側溝。
Description
【0001】
本考案は、側溝内に落下した蛇や蛙或いは昆虫などの小動物が容易に地上に脱 出できるようにした小動物脱出用U型側溝に関する。
【0002】
小動物の生息地域において、小動物が側溝内に落下して脱出できずに死亡する 場合が多かった。これを解決するために、例えば、実開平3−32675号公報 には、第6図に示すように、片側の側壁に開口部2を形成した側溝本体1と、該 側溝本体1の開口部2と連通し、外方に上昇する緩やかな傾斜面を有する脱出誘 導路体3とからなる小動物の脱出誘導路付側溝が開示されており、また、実開平 4−82085号公報には、第7図に示すように、U型側溝1の側壁内面に底壁 面2から側壁頂部3に向かって次第に傾斜して延びる段部4からなる側溝用ブロ ックが開示されている。
【0003】
しかし、前記図6に示す従来のものは、側溝本体1とは別に脱出誘導路体3を 設置しなければならないので、脱出誘導路体3を設置するためのスペースが必要 であり、且つ材料費及び施工費が多くかかるとゝもに、側溝本体1内を流れる水 量が多く流速が早い場合には、小動物を脱出誘導路体3に誘導するのは困難であ る。また、図7に示す前記従来のものは、U型側溝1の側壁内面に沿って流下す る小動物しか段部4に誘導することは困難であるとゝもに、段部4には方向性が あるために、効果を十分に発揮できないといった諸問題点がある。
【0004】
本考案は、上記のような従来の問題点を解決するためになされたもので、渇水 期及び水量が少ない時は勿論のこと、水量が多い場合でも小動物が容易に脱出で きる側溝を提供することを目的としたものであり、その要旨は、U型側溝の一側 壁に形成した外方膨出部内に、その中央に形成した踊り場から前記側壁の上端に 向け次第に上昇する左右一対の脱出用斜面を長手方向に形成するとゝもに、前記 U型側溝内に突出する前記踊り場から底壁に向け次第に下降する左右一対の誘導 用斜面を長手方向に形成したことを特徴とする小動物脱出用U型側溝にある。
【0005】
以下、本考案を、図1乃至図5に示す実施例に基づき詳細に説明する。なお、 図1は本考案に係る側溝の斜視図で、図2は同平面図、図3は図2のII− II 線 断面拡大図、図4及び図5は本考案の作用説明図である。
【0006】 図において、1はプレキャストコンクリート製のU型側溝で、その左右の側壁 2A,2Bのうち一方の側壁2Aを外方に膨出せしめて、U型側溝1のほゞ全長 にわたって外方膨出部3が形成されている。4は前記外方膨出部3の長手方向中 央に形成した水平な踊り場で、U型側溝1の底壁2Cの上面よりやや高く形成さ れており、その前端4AはU型側溝1内に臨んでいる。
【0007】 5,5は前記外方膨出部3に形成した左右一対の脱出用斜面で、U型側溝1の 長手方向に延びており、該脱出用斜面5の一端は前記踊り場4に連続し、他端は U型側溝1の側壁2Aの上端に向け次第に上昇して側壁2Aの上面と連続してお り、全体として正面視V字状に形成されている。6,6はU型側溝1内に形成し た左右一対の誘導用斜面で、U型側溝1の長手方向に延びており、該誘導用斜面 6の一端は前記踊り場4の前端4Aと連続し、他端はU型側溝1の底壁2Cに向 け次第に下降しており、U型側溝1の端部において、底壁2Cの上面と面一とな って連続し、全体として正面視逆V字状に形成されている。
【0008】 7は前記脱出用斜面5の上面に張り付けた木板で、前記誘導用斜面6の勾配に 比較して脱出用斜面5の勾配が急であるため、小動物がその爪または粘液で捕ま り易いようにするためと、自然物使用による脱出誘導効果を図るために設置した ものであり、この木板7の幅、ひいては脱出用斜面5の幅は、へび等の脱出を考 えて約20cmに形成されている。
【0009】 また、流されて来た小動物が掴まりながら脱出用斜面5に辿り着くことができ るようにするためと、昆虫等の小動物は、垂直にはい上がる性質を持っているの で、前記側壁2A及び外方膨出部3の側壁の夫々の内面や誘導用斜面6の上面も 凹凸のある粗面で形成してあり、更に前記脱出用斜面5の上面に木板7を張り付 けない場合には、ここも粗面としている。
【0010】 そこで、上記構成のU型側溝1を使用する場合は、U型側溝1の外方膨出部3 が道路Rと反対側になるように向けて、従来の側溝8との間に一定間隔、例えば 10m間隔で設置する。U型側溝1の外方膨出部3を道路Rと反対側に向けて設 置するのは、小動物がU型側溝1内から脱出した後、車両に轢かれないようにす るためである。
【0011】 而して、渇水期に側溝内に落下した小動物Aは、側溝の底壁を側溝に沿って移 動して本考案に係るU型側溝1に辿り着く。そして、図4に示すように、その底 壁2Cを移動することにより、該底壁2Cの側壁2A側に寄せた位置に形成され た緩やかな誘導用斜面6を伝わって中央の踊り場4に誘導される。又、水量が少 ない場合は、誘導用斜面6が丘となっており、小動物は水を避けて誘導用斜面6 にはい上がり、中央の踊り場4に誘導され、この踊り場4から左右2方向の脱出 用斜面5を上がって地上に脱出する。
【0012】 そして、図4の一点鎖線で示すように、水量が多く誘導用斜面6が水没する場 合、図5に示すように、U型側溝1の中央部における脱出用斜面5,5間の水路 幅LBは、U型側溝1の両端部近傍における水路幅LAより幅広く形成されてい るため、水の流れWは急拡幅のこの脱出用斜面5,5側に向けて流れる。その結 果、小動物Aはこの脱出用斜面5,5に乗り上げられるか、凹凸おある粗面とし た外方膨出部3の側壁側或いは側壁2A側に流され、この脱出用斜面5を上がっ て地上に脱出するか、或いは側壁の粗面の凹凸に掴まりながら垂直に這い上り、 地上に脱出することができる。
【0013】
本考案に係る小動物脱出用U型側溝は、上記のように、U型側溝の一側壁に形 成した外方膨出部内に、その中央に形成した踊り場から前記側壁の上端に向け次 第に上昇する左右一対の脱出用斜面を長手方向に形成するとゝもに、前記U型側 溝内に突出する前記踊り場から底壁に向け次第に下降する左右一対の誘導用斜面 を長手方向に形成した構成であるから、(1)渇水期で側溝内を流れる水量が無 いか少ない場合は勿論のこと、水量が多い場合でも、小動物は容易に側溝内から 脱出することが出来る。(2)踊り場を中心としてその左右には、一対の誘導用 斜面と脱出用斜面とをそれぞれ具備しているので、流水の方向に関係なく側溝を 据えつけることができ、一種類の側溝でいずれの方向の流水にも利用することが できる。(3)流量に殆ど影響を与えない断面形状であるため、流速が増すこと がないとゝもに、水の流れ方向が脱出する側に回り込むので、小動物の脱出が極 めて容易となる。(3)誘導用斜面は側溝の底壁と連続しているため、底壁を移 動することにより自然と誘導用斜面に誘導される。といった諸効果がある。
【図1】本考案に係るU型側溝の斜視図である。
【図2】同平面図である。
【図3】図2のII− II 線断面拡大図である。
【図4】渇水時の作用説明図である。
【図5】増水時の作用説明図である。
【図6】従来の小動物脱出誘導路付側溝の斜視図であ
る。
る。
【図7】従来の小動物脱出誘導路付側溝の正面図であ
る。
る。
1 U型側溝 2A 側壁 2B 側壁 2C 底壁 3 外方膨出部 4 踊り場 4A 同前端 5 脱出用斜面 6 誘導用斜面 7 木板 R 道路 W 水の流れ LA 側溝端部の幅 LB 側溝中央部の幅
Claims (3)
- 【請求項1】 U型側溝の一側壁に形成した外方膨出部
内に、その中央に形成した踊り場から前記側壁の上端に
向け次第に上昇する左右一対の脱出用斜面を長手方向に
形成するとゝもに、前記U型側溝内に突出する前記踊り
場から底壁に向け次第に下降する左右一対の誘導用斜面
を長手方向に形成したことを特徴とする小動物脱出用U
型側溝。 - 【請求項2】 外方膨出部内側壁面,脱出用斜面及び誘
導用斜面を夫々粗面に形成したことを特徴とする請求項
1記載の小動物脱出用U型側溝。 - 【請求項3】 脱出用斜面に木質部材を装着したことを
特徴とする請求項1記載の小動物脱出用U型側溝。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2620893U JPH0754383Y2 (ja) | 1993-04-21 | 1993-04-21 | 小動物脱出用u型側溝 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2620893U JPH0754383Y2 (ja) | 1993-04-21 | 1993-04-21 | 小動物脱出用u型側溝 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0679883U true JPH0679883U (ja) | 1994-11-08 |
| JPH0754383Y2 JPH0754383Y2 (ja) | 1995-12-18 |
Family
ID=12187039
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP2620893U Expired - Lifetime JPH0754383Y2 (ja) | 1993-04-21 | 1993-04-21 | 小動物脱出用u型側溝 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0754383Y2 (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2005282210A (ja) * | 2004-03-30 | 2005-10-13 | Akiyoshi Nishino | U形側溝およびそのu形側溝の施行方法 |
-
1993
- 1993-04-21 JP JP2620893U patent/JPH0754383Y2/ja not_active Expired - Lifetime
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2005282210A (ja) * | 2004-03-30 | 2005-10-13 | Akiyoshi Nishino | U形側溝およびそのu形側溝の施行方法 |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH0754383Y2 (ja) | 1995-12-18 |
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