JPH0679634A - 研削用加工具 - Google Patents

研削用加工具

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Publication number
JPH0679634A
JPH0679634A JP25535592A JP25535592A JPH0679634A JP H0679634 A JPH0679634 A JP H0679634A JP 25535592 A JP25535592 A JP 25535592A JP 25535592 A JP25535592 A JP 25535592A JP H0679634 A JPH0679634 A JP H0679634A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
grinding
rotary shaft
protrusion
masking
ridge
Prior art date
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Pending
Application number
JP25535592A
Other languages
English (en)
Inventor
Hitoshi Kamimura
等 上村
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
SEVEN HIRUZU KK
Original Assignee
SEVEN HIRUZU KK
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Publication date
Application filed by SEVEN HIRUZU KK filed Critical SEVEN HIRUZU KK
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 研削を行った時に生ずる削り滓を速やかに排
出することができ、回転軸と突条との段部に削り滓が溜
まり難く、掃除の必要がない研削用加工具を提供するこ
と。 【構成】 回転軸2の先端部の外周囲に突条3を螺旋状
に巻回して設け、突条3の頂面に研削用突起4を設ける
と共に、突条3の全側面及び回転軸2の外面を平滑に形
成する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本考案は、例えば歯科治療用とし
て好適な研削用加工具に関する。
【0002】
【従来の技術】従来の医療用リーマ等の研削用加工具と
しては、回転軸の先端部の外周囲に突条を螺旋状に設
け、この突条の外面にダイアモンド粉等の研削材を付着
して研削用突起を設けたものが知られていた。しかし、
このものは、回転軸を高速で回転させて歯等を研削した
時に生ずる削り滓が突条に沿って移動すると、突条の側
面に形成された研削材の突起に引っ掛かって、回転軸外
面と突条との段部に溜まるため、研削作業を中止してリ
ーマを清掃しなければならず、研削効率が悪いものであ
った。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】本発明の目的は、研削
を行った時に生ずる削り滓を速やかに排出することがで
き、回転軸の外面と突条との段部に削り滓が溜まり難
く、掃除の必要がない研削用加工具を提供することにあ
る。
【0004】
【課題を解決するための手段】本発明の研削用加工具
は、上記課題を達成するために、回転軸の先端部の外周
囲に突条を螺旋状に巻回して設け、該突条の頂面に研削
用突起を設けると共に、前記突条の全側面及び前記突条
間の回転軸の外面を平滑にする。
【0005】
【実施例】以下、本発明の実施例を図面に基づいて詳細
に説明する。図1において、研削用加工具としてのリー
マ1は、中心軸の回りを高速回転する回転軸2と、回転
軸の先端部の外周囲を長さ10mm程度に亘って螺旋状に
巻回するように設けられた突条3と、突条3の頂面に設
けられた研削用突起4とを備える。
【0006】回転軸2はステンレススチール等の金属を
素材とすると共に、約32〜33mmの長さを有し、1.
1〜1.6mmの程度の径を有する棒状部6の先端に先端
の径が約0.7〜1.1mm、長さ約10mmの先細状の研
削部7を形成し、他端には取り付け用突部8を形成し、
軸線に沿って研削液供給用の貫通孔9が設けられる。
【0007】そして、上記形状に形成された回転軸2の
研削部7の外面に切削加工を施し、研削部7の外周囲を
螺旋状に取り巻くように突条3を形成した後、研削部7
の外面全面にマスキングを施し、突条3を形成した部分
の表面のマスキングを螺旋状にカットし、このカット部
分に前処理を施した後、ニッケル粉末とダイアモンド粉
末、窒化硼素、アルミナ、カーボランダム等の研削材5
との混合物を加熱吹き付けし、冷却後マスキングを除去
し、次に、研削材5の表面にマスキングを施し、残りの
部分に金属メッキまたは合成樹脂被覆を施した後、マス
キングを除去し、図2に示すように、突条3の頂面に研
削用突起4を設けると共に研削用突起4の側面を含む突
条3の全側面10を平滑面とする。
【0008】なお、前記実施例において、突条3の形成
を回転軸2に対する切削加工で行ったが、予め回転軸に
螺旋状突条を転造,鋳造等によって形成しておいてもよ
い。
【0009】また、研削部7の外周囲にマスキングを施
した後、このマスキングを螺旋状にカットし、前処理
後、窒化硼素,ダイヤモンド,カーボランダム,アルミ
ナ等の研削材5を電気メッキ法によりメッキして研削剤
5による螺旋突条を形成し、次にマスキングを除去し、
次いで全面に別のマスキングを施し、研削剤5による突
条3の間のマスキングを除去し、ニッケルメッキ及び装
飾メッキを施して突条3の間の回転軸2表面及び突条3
の全側面を平滑にし、その後マスキング頂面に研削用突
起4を有する突条を形成することもできる。
【0010】図3に示す研削用リーマ1においては、回
転軸2の研削部7の外面に機械加工を施し、研削部7の
外周囲を螺旋状に取り巻くように突条3を一体に形成
し、突条3の頂面に刃付加工によって研削用突起4を形
成することにより突条3の全側面及び突条3の間の回転
軸2面が平滑とされる。
【0011】また、ダイアモンド粉末等の研削材5を混
合したゴムあるいは合成樹脂を回転軸2の研削部7の外
周に接着し、次いでこのゴムあるいは合成樹脂を螺旋状
に残すように切除し、研削部7の外周囲を取り巻くよう
に突条3を設け、次いで全面にマスキングを施し、突条
3の間のマスキングを除去してニッケルメッキ及び装飾
メッキを施し、第4図に示すように、突条3の頂面に研
削用突起4を形成すると共に突条3の全側面10及び突
条3の間の研削部7の表面を平滑にすることもできる。
なお、上記各実施例において、研削材5は切削対象の硬
度、切削スピード等により適宜選択することができる。
また前記実施例は研削用加工具としてリーマを示した
が、リーマ以外にドリルやフライスカッタ等にも用いら
れ、その用途も歯科等の医療用や一般の金属や硬質物質
に対する研削用として使用される。
【0012】
【発明の効果】本発明の研削用加工具は、回転軸の先端
部の外周囲に突条を螺旋状に巻回して設け、突条の頂面
に研削用突起を設けると共に、突条の全側面及び回転軸
の外面を平滑に形成したので、歯等を切削した時に生ず
る削り滓が回転に伴い突条の全側面及び回転軸外面の平
滑面に沿ってスムーズに移動し、回転軸と突条との段部
に削り滓が溜まりにくく、研削作業を中止して掃除をす
る必要がない。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施例を示す研削用加工具の斜視図
【図2】本発明の実施例を示す研削用加工具の断面図
【図3】本発明の他の実施例を示す研削用加工具の断面
【図4】本発明のさらに他の実施例を示す研削用加工具
の断面図
【符号の説明】
1 研削用加工具 2 回転軸 3 突条 4 研削用突起 5 研削材 6 棒状部 7 研削部 8 取り付け用突部
─────────────────────────────────────────────────────
【手続補正書】
【提出日】平成5年4月12日
【手続補正1】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】全文
【補正方法】変更
【補正内容】
【書類名】 明細書
【発明の名称】 研削用加工具
【特許請求の範囲】
【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、例えば歯科治療用とし
て好適な研削用加工具に関する。
【0002】
【従来の技術】従来の医療用リーマ等の研削用加工具と
しては、回転軸の先端部の外周囲に突条を螺旋状に設
け、この突条の外面にダイアモンド粉等の研削材を付着
して研削用突起を設けたものが知られていた。しかし、
このものは、回転軸を高速で回転させて歯等を研削した
時に生ずる削り滓が突条に沿って移動すると、突条の側
面に形成された研削材の突起に引っ掛かって、回転軸外
面と突条との段部に溜まるため、研削作業を中止してリ
ーマを清掃しなければならず、研削効率が悪いものであ
った。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】本発明の目的は、研削
を行った時に生ずる削り滓を速やかに排出することがで
き、回転軸の外面と突条との段部に削り滓が溜まり難
く、掃除の必要がない研削用加工具を提供することにあ
る。
【0004】
【課題を解決するための手段】本発明の研削用加工具
は、上記課題を達成するために、回転軸の先端部の外周
囲に突条を螺旋状に巻回して設け、該突条の頂面に研削
用突起を設けると共に、前記突条の全側面及び前記突条
間の回転軸の外面を平滑にする。
【0005】
【実施例】以下、本発明の実施例を図面に基づいて詳細
に説明する。図1において、研削用加工具としてのリー
マ1は、中心軸の回りを高速回転する回転軸2と、回転
軸の先端部の外周囲を長さ10mm程度に亘って螺旋状
に巻回するように設けられた突条3と、突条3の頂面に
設けられた研削用突起4とを備える。
【0006】回転軸2はステンレススチール等の金属を
素材とすると共に、約32〜33mmの長さを有し、
1.1〜1.6mmの程度の径を有する棒状部6の先端
に先端の径が約0.7〜1.1mm、長さ約10mmの
先細状の研削部7を形成し、他端には取り付け用突部8
を形成し、軸線に沿って研削液供給用の貫通孔9が設け
られる。
【0007】そして、上記形状に形成された回転軸2の
研削部7の外面に切削加工を施し、研削部7の外周囲を
螺旋状に取り巻くように突条3を形成した後、研削部7
の外面全面にマスキングを施し、突条3を形成した部分
の表面のマスキングを螺旋状にカットし、このカット部
分に前処理を施した後、ニッケル粉末とダイアモンド粉
末、窒化硼素、アルミナ、カーボランダム等の研削材5
との混合物を加熱吹き付けし、冷却後マスキングを除去
し、次に、研削材5の表面にマスキングを施し、残りの
部分に金属メッキまたは合成樹脂被覆を施した後、マス
キングを除去し、図2に示すように、突条3の頂面に研
削用突起4を設けると共に研削用突起4の側面を含む突
条3の全側面10を平滑面とする。
【0008】なお、前記実施例において、突条3の形成
を回転軸2に対する切削加工で行ったが、予め回転軸に
螺旋状突条を転造,鋳造等によって形成しておいてもよ
い。
【0009】また、研削部7の外周囲にマスキングを施
した後、このマスキングを螺旋状にカットし、前処理
後、窒化硼素,ダイヤモンド,カーボランダム,アルミ
ナ等の研削材5を電気メッキ法によりメッキして研削剤
5による螺旋突条を形成し、次にマスキングを除去し、
次いで全面に別のマスキングを施し、研削剤5による突
条3の間のマスキングを除去し、ニッケルメッキ及び装
飾メッキを施して突条3の間の回転軸2表面及び突条3
の全側面を平滑にし、その後マスキング頂面に研削用突
起4を有する突条を形成することもできる。
【0010】図3に示す研削用リーマ1においては、回
転軸2の研削部7の外面に機械加工を施し、研削部7の
外周囲を螺旋状に取り巻くように突条3を一体に形成
し、突条3の頂面に刃付加工によって研削用突起4を形
成することにより突条3の全側面及び突条3の間の回転
軸2面が平滑とされる。
【0011】また、ダイアモンド粉末等の研削材5を混
合したゴムあるいは合成樹脂を回転軸2の研削部7の外
周に接着し、次いでこのゴムあるいは合成樹脂を螺旋状
に残すように切除し、研削部7の外周囲を取り巻くよう
に突条3を設け、次いで全面にマスキングを施し、突条
3の間のマスキングを除去してニッケルメッキ及び装飾
メッキを施し、第4図に示すように、突条3の頂面に研
削用突起4を形成すると共に突条3の全側面10及び突
条3の間の研削部7の表面を平滑にすることもできる。
なお、上記各実施例において、研削材5は切削対象の硬
度、切削スピード等により適宜選択することができる。
また前記実施例は研削用加工具としてリーマを示した
が、リーマ以外にドリルやフライスカッタ等にも用いら
れ、その用途も歯科等の医療用や一般の金属や硬質物質
に対する研削用として使用される。
【0012】
【発明の効果】本発明の研削用加工具は、回転軸の先端
部の外周囲に突条を螺旋状に巻回して設け、突条の頂面
に研削用突起を設けると共に、突条の全側面及び回転軸
の外面を平滑に形成したので、歯等を切削した時に生ず
る削り滓が回転に伴い突条の全側面及び回転軸外面の平
滑面に沿ってスムーズに移動し、回転軸と突条との段部
に削り滓が溜まりにくく、研削作業を中止して掃除をす
る必要がない。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施例を示す研削用加工具の斜視図
【図2】本発明の実施例を示す研削用加工具の断面図
【図3】本発明の他の実施例を示す研削用加工具の断面
【図4】本発明のさらに他の実施例を示す研削用加工具
の断面図
【符号の説明】 1 研削用加工具 2 回転軸 3 突条 4 研削用突起 5 研削材 6 棒状部 7 研削部 8 取り付け用突部

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 回転軸の先端部の外周囲に突条を螺旋状
    に巻回して設け、該突条の頂面に研削用突起を設けると
    共に、前記突条の全側面及び前記突条間の回転軸の外面
    を平滑にしたことを特徴とする研削用加工具。
JP25535592A 1992-09-01 1992-09-01 研削用加工具 Pending JPH0679634A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP25535592A JPH0679634A (ja) 1992-09-01 1992-09-01 研削用加工具

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP25535592A JPH0679634A (ja) 1992-09-01 1992-09-01 研削用加工具

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH0679634A true JPH0679634A (ja) 1994-03-22

Family

ID=17277636

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP25535592A Pending JPH0679634A (ja) 1992-09-01 1992-09-01 研削用加工具

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JP (1) JPH0679634A (ja)

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