JPH0679256U - 観賞魚用２面鏡水槽 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】 【目的】 見掛け上、多くの魚や水草を観賞できるよう
にする。 【構成】 鋭角をなす鏡（１）、（１）を背面、ガラス
又はアクリルのような透明な板（２）を前面、材質を問
わない板（３）を底面とした水槽

Description

【考案の詳細な説明】

【０００１】

【産業上の利用分野】

この考案は、水槽内の魚又は水草を、実際の数より数倍多く見せるための観賞 魚用水槽に関するものである。

【０００２】

【従来の技術】

従来の観賞魚用水槽は、形のいかんを問わず、水槽内に入っている魚又は水草 の実数だけを観賞するものであった。

【０００３】

【考案が解決しようとする課題】

上記観賞魚用水槽では、多くの魚や水草を観賞しようと思えば、必然的に大型 の水槽にならざるを得ない。 この考案は、このような欠点を除くために考えたものである。

【０００４】

【課題を解決するための手段】

鋭角をなす鏡（１）、（１）を背面、ガラス又はアクリルのような透明な板 （２）を前面、材質を問わない板（３）を底面とした水槽である。

【０００５】

【作用】

まず、２枚の鏡（１）、（１）を鋭角に接合してこれを背面とし、前面には、 ガラス又はアクリルのような透明な板（２）を接合する。なお、底面とする板 （３）はその材質を問わない。

【０００６】

【実施例】

本考案を図面に基づいて説明すれば、 （イ）背面に２枚の鏡（１）、（１）を鋭角に接合する。 （ロ）ついで、前面にはガラス又はアクリルのような透明な板（２）を、底面に は材質を問わない板（３）をそれぞれ接合して水槽を作る。 （ハ）この水槽において、鏡（１）、（１）の接合角度を小さくすると、前面か ら視野に入る投影された鏡の数は多くなる。 （ニ）してがって、例えば鏡（１）、（１）を、左右にそれぞそれ１枚ずつ鏡が 投影されるような角度に接合すると、鏡の数は、本体の鏡（１）、（１）の２枚 と、投影された鏡２枚の計４枚となり、ここに写し出される魚又は水草は４倍の 数となる。 本考案は、上述のような構造であるから、背面となる鏡（１）、（１）の角度 を選んで水槽を作ることによって、実際の数よりも数倍多い魚や水草を観賞する ことができる。

【０００７】

【考案の効果】

このような水槽によって、少ない数で、見掛け上多数の魚や水草を観賞するこ とができる。 言いかえると、多数の魚や水草を観賞するために、大型の水槽を準備する必要 がなく、本考案の水槽によって、小型化して同じ効果が楽しめる。

【図面の簡単な説明】

【図１】本考案の斜視図

【図２】本考案の１使用状態を示す斜視図

【符号の説明】

１ 鏡（背面） ２ 透明板（前面） ３ 底板

Claims (1)

【実用新案登録請求の範囲】
1. 【請求項１】鋭角をなす鏡（１）、（１）を背面、ガラ
   ス又はアクリルのような透明な板（２）を前面、材質を
   問わない板（３）を底面とする観賞魚用２面鏡水槽