JPH0678835A - 事務用椅子における後方傾斜装置 - Google Patents

事務用椅子における後方傾斜装置

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JPH0678835A
JPH0678835A JP27912392A JP27912392A JPH0678835A JP H0678835 A JPH0678835 A JP H0678835A JP 27912392 A JP27912392 A JP 27912392A JP 27912392 A JP27912392 A JP 27912392A JP H0678835 A JPH0678835 A JP H0678835A
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JP
Japan
Prior art keywords
seat
stool
chair
office chair
supporters
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Application number
JP27912392A
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English (en)
Inventor
Zennosuke Oya
善之助 大宅
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Individual
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  • Chair Legs, Seat Parts, And Backrests (AREA)
  • Chairs Characterized By Structure (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 長時間の執務その他椅子に座する場合蓄積す
る疲労を座を替へる事なく、暫しの安楽姿勢をとりて急
速なる回復を目指した椅子の開発にある。 【構成】 事務用回転椅子において腰掛け(16)の下
に、両横ガイド孔(2)(3)を有する長方形箱形の腰
掛受け(1)を設置し、脚部(18)上端部(19)に
前部を高く、後部を低くして設置した左右の支持器(1
0)(11)とこれ等を継ぐ底板(12)とを組合せレ
バー(13)を動かす事によって、腰掛け(16)背も
たれ(17)共に前進しながら後方へ傾斜し安楽座状態
を現出する構成。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は執務、作業等の継続中に
時折り椅子を安楽状態に転換して疲労回復可能の椅子の
装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来の椅子においては背もたれのみを後
方へ倒すか又はスプリングの弾性を利用して自由に背も
たれのみが動く構造の技術であったがリラックス体形迄
には至らなかった。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】椅子に座して長時間の
執務、作業においてはしばしば疲労を覚える。用務の継
続には暫しの休息を必要とするが,図5に示すように背
もたれ(17)のみを後傾する場合腰かずれて背骨(2
0)を湾曲させる為、疲労回復の障害となる。従って図
4に示すように、背もたれ(17)腰掛け(16)共に
後方へ傾斜出来得るようにする事が目的である。
【0004】
【問題を解決する為の手段】いまその構成を説明する。 (イ) 椅子において、腰掛け(16)の下に長方形の
箱形の腰掛受け(1)を装着し、その前方の両横側に縦
に細長いガイド孔(2)(3)を穿つ。 (ロ) 脚部(18)の上端部(19)に左右1対をな
す支持器(10)(11)とこれを継ぎ固定する底板
(2)とを前方を高く、後方を低く、適宜の傾斜角を与
へて装着する。 (ハ) 支持器(10)(11)は腰掛受け(1)を挟
む形にして両ガイド孔(2)(3)を通したローラー
(4)の両端を支持器(10)(11)先端に設置し、 (ニ) 支持器(10)(11)後部に装備した回転軸
(8)は左右のアーム(5)(6)に固着し、その延長
(9)はレバー(13)に連結する。 (ホ) アーム(5)(6)の上端部は腰掛受け(1)
の後部と軸棒(7)によって連接する。通常アーム
(5)(6)は直立して腰掛受け(1)を押し立て腰掛
け(16)の水平を保っている。
【0005】
【作用】次に本発明の作用を説明する。図3に示す通常
の状態では図1に示す通りアーム(5)(6)が直立し
て腰掛受け(1)を押し上げ支えている。今、レバー
(13)を矢印A方向へ倒せば、腰掛受け(1)は矢印
Bに示す通り前方へ、ローラー(4)によってガイド孔
(2)(3)が略、同じ高さを保って移動する。しかし
後部のアーム(5)(6)が前へ倒れるので腰掛受け
(1)は図2に示す通り下方へ引き下げられて傾斜す
る、従って腰掛け(16)背もたれ(17)共に図4に
示す通り後方へ傾斜する。座している人体は背骨(2
0)を湾曲する事無く上体を背もたれ(17)に負託し
てリラックス出来る。通常に戻るにはレバー(13)を
矢印Aの逆の方向へ動かせば、元に復する事が出来る。
【0006】
【実施例】本発明は腰掛受け(1)部分と脚部上端(1
9)に斜めに取り付けた支持器(10)(11)との組
合せによって構成するがレバー(13)に数段階のスト
ッパー(14)とレバーストップ(15)を附せば段階
加減が可能になる。又電動操作機構を附ける事が出来
る。
【0007】
【発明の効果】机上用務等長時間椅子に座してする場合
疲労が蓄積するその為暫しの休息を必要とするが図5に
示す背もたれ(17)だけの後方傾斜では腰が前方へず
れて背骨(20)を湾曲する結果となり得る為、却って
疲労を増大する状況も出て来又身体の動きに応じて背も
たれ(17)が自在に動く椅子もあるが心理的に頼り無
い感じで疲労回復の効果は考えられない。本発明は事務
用回転椅子は腰掛け(16)ともに背もたれ(17)を
図4に示す如く後方に傾斜させて人体を安楽状態に移行
させ、短時間にて疲労を回復させる効果は大である。又
前方へ移動する為重心を前へ移し、後方へ転倒するのを
防ぐ。
【図面の簡単な説明】
図1は斜め上方より見た後方傾斜装置の斜視図。図2は
斜め下方より後方傾斜装置の斜視図。図3は通常の場合
の回転椅子の側面図。図4は後方傾斜の場合の回転椅子
の側面図。図5は背もたれのみの傾斜の回転椅子の側面
図。
【符号の説明】
1 腰掛受け 2 ガイド孔 3 ガイド孔 4 ローラー 5 アーム 6 アーム 7 軸 棒 8 回転軸 9 回転軸延長 10 支持器 11 支持器 12 底 板 13 レバー 14 ストッパー 15 レバーストップ 16 腰掛け 17 背もたれ 18 脚 部 19 上端部 20 背 骨

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】(イ) 腰掛け(16)下に縦に長くガイ
    ド孔(2)(3)を有する腰掛受け(1)を装着し、 (ロ) 脚部(18)の上端(19)に左右1対をなす
    支持器(10)(11)とこれ等をつなぐ底板(12)
    とを前方を高く、後方を低く適宜の角度の斜形の状態に
    て装着し、 (ハ) 支持器(10)(11)にて,腰掛受け(1)
    をはさむ形にして両ガイド孔(2)(3)を通したロー
    ラー(4)の両端を支持器(10)(11)先端に装着
    する。 (ニ) 支持器(10)(11)後部に装備した回転軸
    (8)は左右のアーム(5)(6)に締結し,その延長
    (9)はレバー(13)に連結する。 (ホ) アーム(5)(6)の上端部は腰掛受け(1)
    の後部と軸棒(7)によって連結する。 以上の構成によって事務用椅子の腰掛け(16)背もた
    れ(17)が前方移動とともに、後方へ傾斜して安楽姿
    勢を可能とした事務用椅子の後方傾斜装置。
JP27912392A 1992-09-04 1992-09-04 事務用椅子における後方傾斜装置 Pending JPH0678835A (ja)

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JPH0678835A true JPH0678835A (ja) 1994-03-22

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