JPH0678747A - 複数の微生物学的試験を実行するための装置 - Google Patents
複数の微生物学的試験を実行するための装置Info
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- JPH0678747A JPH0678747A JP4198355A JP19835592A JPH0678747A JP H0678747 A JPH0678747 A JP H0678747A JP 4198355 A JP4198355 A JP 4198355A JP 19835592 A JP19835592 A JP 19835592A JP H0678747 A JPH0678747 A JP H0678747A
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- C12—BIOCHEMISTRY; BEER; SPIRITS; WINE; VINEGAR; MICROBIOLOGY; ENZYMOLOGY; MUTATION OR GENETIC ENGINEERING
- C12M—APPARATUS FOR ENZYMOLOGY OR MICROBIOLOGY; APPARATUS FOR CULTURING MICROORGANISMS FOR PRODUCING BIOMASS, FOR GROWING CELLS OR FOR OBTAINING FERMENTATION OR METABOLIC PRODUCTS, i.e. BIOREACTORS OR FERMENTERS
- C12M23/00—Constructional details, e.g. recesses, hinges
- C12M23/34—Internal compartments or partitions
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- C—CHEMISTRY; METALLURGY
- C12—BIOCHEMISTRY; BEER; SPIRITS; WINE; VINEGAR; MICROBIOLOGY; ENZYMOLOGY; MUTATION OR GENETIC ENGINEERING
- C12Q—MEASURING OR TESTING PROCESSES INVOLVING ENZYMES, NUCLEIC ACIDS OR MICROORGANISMS; COMPOSITIONS OR TEST PAPERS THEREFOR; PROCESSES OF PREPARING SUCH COMPOSITIONS; CONDITION-RESPONSIVE CONTROL IN MICROBIOLOGICAL OR ENZYMOLOGICAL PROCESSES
- C12Q1/00—Measuring or testing processes involving enzymes, nucleic acids or microorganisms; Compositions therefor; Processes of preparing such compositions
- C12Q1/02—Measuring or testing processes involving enzymes, nucleic acids or microorganisms; Compositions therefor; Processes of preparing such compositions involving viable microorganisms
- C12Q1/18—Testing for antimicrobial activity of a material
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 化学的な障壁を用いることにより、いかなる
構造的な障壁を用いることもなく、細菌学的な検定のた
めのテスト領域密度の増加を可能とする。 【構成】 固体相細菌テストのための吸収性のテスト表
面を有するタイプの細菌培養用固形支持体に、該表面を
複数の個々のテスト領域に分割する抗菌性組成物からな
るライン8を設ける。
構造的な障壁を用いることもなく、細菌学的な検定のた
めのテスト領域密度の増加を可能とする。 【構成】 固体相細菌テストのための吸収性のテスト表
面を有するタイプの細菌培養用固形支持体に、該表面を
複数の個々のテスト領域に分割する抗菌性組成物からな
るライン8を設ける。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は細菌培養のための固形支
持体(solid support )に関するものであり、特に、微
生物学的検定と、固形増殖培地を用いるそれに関連した
手続きを実行するための優れた装置に関するものであ
る。
持体(solid support )に関するものであり、特に、微
生物学的検定と、固形増殖培地を用いるそれに関連した
手続きを実行するための優れた装置に関するものであ
る。
【0002】
【従来の技術】細菌培養のための固形増殖培地は100
年以上にもわたり診断に用いられてきた。さまざまな適
用の一つとしては、鑑別培地および選択培地(それに
は、場合によって、生化学的な特徴づけを容易にするた
めの試薬や指示薬が含有される)における個々のコロニ
ーの外観に基づき原因感染因子を特定することが挙げら
れる。同様に、様々な抗菌剤に対する感染因子の感受性
を評価することもできた。
年以上にもわたり診断に用いられてきた。さまざまな適
用の一つとしては、鑑別培地および選択培地(それに
は、場合によって、生化学的な特徴づけを容易にするた
めの試薬や指示薬が含有される)における個々のコロニ
ーの外観に基づき原因感染因子を特定することが挙げら
れる。同様に、様々な抗菌剤に対する感染因子の感受性
を評価することもできた。
【0003】その逆の手続きによって、すなわちそのよ
うな抗菌剤に感受的な細菌株を用いることにより、未知
の標本中にその抗菌剤が存在することを検出することが
できる。この原理に基づいてミルクや食物や他の関心の
対象とされる物質から抗菌剤を検出するため、今日多く
の試験が利用されている。
うな抗菌剤に感受的な細菌株を用いることにより、未知
の標本中にその抗菌剤が存在することを検出することが
できる。この原理に基づいてミルクや食物や他の関心の
対象とされる物質から抗菌剤を検出するため、今日多く
の試験が利用されている。
【0004】同様に、適切な細菌株ならびに培地を用い
ることにより、増殖促進因子や、あるいは細菌の試験株
の増殖や生合成的、代謝的、酵素的活性に他の影響を与
える因子を検出することができる。
ることにより、増殖促進因子や、あるいは細菌の試験株
の増殖や生合成的、代謝的、酵素的活性に他の影響を与
える因子を検出することができる。
【0005】このような「固体相」での微生物学的ある
いは細菌学的な検定法の古典的なフォーマットは寒天を
基剤とする増殖培地を収容したペトリ皿である。寒天は
最も普通に用いられる凝固剤であるが、シリカ、ゼラチ
ン、あるいは他のゲル化剤に代えることができる。これ
とは別に、フィルタ・ペーパーや厚紙の形態の吸湿性セ
ルロースや他の任意の吸収剤のような吸収性の物質を所
望に切断して液状増殖培地を含浸させることができる。
凝固した、あるいは含浸させた増殖培地はペトリ皿の形
状にすることができ、あるいは他の任意の所望の形状と
することができ、そのようにして検定のために所望の固
形床が提供される。
いは細菌学的な検定法の古典的なフォーマットは寒天を
基剤とする増殖培地を収容したペトリ皿である。寒天は
最も普通に用いられる凝固剤であるが、シリカ、ゼラチ
ン、あるいは他のゲル化剤に代えることができる。これ
とは別に、フィルタ・ペーパーや厚紙の形態の吸湿性セ
ルロースや他の任意の吸収剤のような吸収性の物質を所
望に切断して液状増殖培地を含浸させることができる。
凝固した、あるいは含浸させた増殖培地はペトリ皿の形
状にすることができ、あるいは他の任意の所望の形状と
することができ、そのようにして検定のために所望の固
形床が提供される。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】固形床細菌学的検定の
主な利点は単純さと経済性にある。テスト・プレートの
面積当りのテスト数を増加させることにより、経済性は
更に増大される。1枚のペトリ皿を分割すれば2以上の
テストをすることができる。しかし、1枚の皿を4〜6
より多数の標本にあてる場合には、近接のテスト・エリ
ア間の干渉がしばしば観察される。規模の大きいスクリ
ーニングにおいて古典的なフォーマットを用いる場合、
これが主要な制限となっている。
主な利点は単純さと経済性にある。テスト・プレートの
面積当りのテスト数を増加させることにより、経済性は
更に増大される。1枚のペトリ皿を分割すれば2以上の
テストをすることができる。しかし、1枚の皿を4〜6
より多数の標本にあてる場合には、近接のテスト・エリ
ア間の干渉がしばしば観察される。規模の大きいスクリ
ーニングにおいて古典的なフォーマットを用いる場合、
これが主要な制限となっている。
【0007】単位面積当りにより多くの標本を収容する
ためフォーマットを設計しなおすことにより部分的な解
決が提供されてきた。例えば、ペトリ皿の代わりに、小
さな製氷皿に似た分割トレイを用いることができる。そ
の結果、各区画は物理的に分離され、それぞれ1個の標
本を収容することができる。このフォーマットはミルク
中の抗生物質を探すため Gist-Brocades により、彼ら
のスクリーニング・テスト(デルボテスト、Delvotest
)において用いられている。
ためフォーマットを設計しなおすことにより部分的な解
決が提供されてきた。例えば、ペトリ皿の代わりに、小
さな製氷皿に似た分割トレイを用いることができる。そ
の結果、各区画は物理的に分離され、それぞれ1個の標
本を収容することができる。このフォーマットはミルク
中の抗生物質を探すため Gist-Brocades により、彼ら
のスクリーニング・テスト(デルボテスト、Delvotest
)において用いられている。
【0008】本発明の主要な目的は、いかなる構造的な
障壁を用いることもなく、テスト領域密度の同様のある
いはより一層の増加が得られるようにすることである。
それで、本発明によれば、標準的なペトリ皿の使用をや
めたり、設備を新たに設計する必要は全くない。実際、
本発明はいかなる形態あるいは形状の固形検定にも適用
することができ、使い捨て型あるいは再利用型の細菌学
的な培養器具の設計あるいは変形に固有の制約に拘束さ
れない。
障壁を用いることもなく、テスト領域密度の同様のある
いはより一層の増加が得られるようにすることである。
それで、本発明によれば、標準的なペトリ皿の使用をや
めたり、設備を新たに設計する必要は全くない。実際、
本発明はいかなる形態あるいは形状の固形検定にも適用
することができ、使い捨て型あるいは再利用型の細菌学
的な培養器具の設計あるいは変形に固有の制約に拘束さ
れない。
【0009】
【課題を解決するための手段】本発明の原理は、多くの
テスト領域を作り出すために、構造的というよりむしろ
化学的な障壁を設けることに基づくものである。
テスト領域を作り出すために、構造的というよりむしろ
化学的な障壁を設けることに基づくものである。
【0010】このように、本発明は、固体相細菌学的テ
ストのため吸収性のテスト表面を有するタイプの固形支
持体(solid support )であって、その表面を複数の個
テスト領域に分割する抗菌組成物からなる複数の交差す
るラインを有するものを提供するが、この抗菌性の組成
物が隣接テスト領域の間の干渉を防止する有効な障壁の
役割を果たすのである。
ストのため吸収性のテスト表面を有するタイプの固形支
持体(solid support )であって、その表面を複数の個
テスト領域に分割する抗菌組成物からなる複数の交差す
るラインを有するものを提供するが、この抗菌性の組成
物が隣接テスト領域の間の干渉を防止する有効な障壁の
役割を果たすのである。
【0011】本発明においては、多くのタイプの抗菌性
組成物を用いることができるが、非常に単純で容易な入
手源はブリリアントグリーンなどのアニリン染料であ
り、それらはペンやドライ・マーカーのインクに混ぜる
ことができる。
組成物を用いることができるが、非常に単純で容易な入
手源はブリリアントグリーンなどのアニリン染料であ
り、それらはペンやドライ・マーカーのインクに混ぜる
ことができる。
【0012】発明のこの面に関する好ましい実施例は、
吸湿性セルロースのシート上に前記ラインを引き、次い
で、液体状の培養菌(bacterial culture )をしみ込ま
せたものである。この実施例において、前記テスト表面
は、寒天を含有するような凝固増殖培地に支持されてい
るのは望ましい。
吸湿性セルロースのシート上に前記ラインを引き、次い
で、液体状の培養菌(bacterial culture )をしみ込ま
せたものである。この実施例において、前記テスト表面
は、寒天を含有するような凝固増殖培地に支持されてい
るのは望ましい。
【0013】本発明を好ましい実施例と関連づけて、以
下の実施例で説明図を参照しながら説明する。それによ
り、さまざまな側面がより十分に理解され、評価される
であろう。しかし、発明をそれら特定の実施例に限定す
ることは意図されていない。
下の実施例で説明図を参照しながら説明する。それによ
り、さまざまな側面がより十分に理解され、評価される
であろう。しかし、発明をそれら特定の実施例に限定す
ることは意図されていない。
【0014】それどころか、特許請求の範囲で定義され
た発明の範囲にはすべての選択物、変更例、均等物が含
まれることが意図されている。それで、好ましい実施例
を含む以下の例は発明の実施を説明するのに役立つもの
であり、示された詳細は例示であって、本発明の好まし
い実施例を例示的に説明するためだけのものであり、本
発明の原理ならびに概念的側面に加え、定式化された事
柄を実施する手続きの最も有用で容易に理解できる説明
と考えられるものを提供するために示されているものと
理解されたい。
た発明の範囲にはすべての選択物、変更例、均等物が含
まれることが意図されている。それで、好ましい実施例
を含む以下の例は発明の実施を説明するのに役立つもの
であり、示された詳細は例示であって、本発明の好まし
い実施例を例示的に説明するためだけのものであり、本
発明の原理ならびに概念的側面に加え、定式化された事
柄を実施する手続きの最も有用で容易に理解できる説明
と考えられるものを提供するために示されているものと
理解されたい。
【0015】
〔実施例1〕インクの成分としてブリリアントグリーン
を含むペンを用いて一枚のフィルタ・ペーパに格子(1
0mm×10mm 区画)を描く。このシートを60mm×6
0mmのパッドに切断する。それで、各パッドはペトリ皿
にはめ込むのに都合が良い。
を含むペンを用いて一枚のフィルタ・ペーパに格子(1
0mm×10mm 区画)を描く。このシートを60mm×6
0mmのパッドに切断する。それで、各パッドはペトリ皿
にはめ込むのに都合が良い。
【0016】パッドは、例えば乾熱やオートクレーブに
より滅菌され、新たに接種された寒天プレートの表面に
置かれる。インクが強力な抗菌性の染料であるブリリア
ントグリーンを含有しているので、格子のラインに沿っ
て増殖が妨げられる。ペンとして「パーマネント」マー
カーを用いると、インクは水に溶けないので拡散しな
い。それで、抑制領域は格子に引かれたラインに正確に
対応する。さらに、そのようなラインは水溶性の溶質が
格子を越えて拡散することに対する障壁を提供すること
もできる。それで、格子の各小区画は寒天上の別個の分
離されたテスト領域を提供するものとなる。
より滅菌され、新たに接種された寒天プレートの表面に
置かれる。インクが強力な抗菌性の染料であるブリリア
ントグリーンを含有しているので、格子のラインに沿っ
て増殖が妨げられる。ペンとして「パーマネント」マー
カーを用いると、インクは水に溶けないので拡散しな
い。それで、抑制領域は格子に引かれたラインに正確に
対応する。さらに、そのようなラインは水溶性の溶質が
格子を越えて拡散することに対する障壁を提供すること
もできる。それで、格子の各小区画は寒天上の別個の分
離されたテスト領域を提供するものとなる。
【0017】ペトリ皿は普通に入手できる容器である
が、他の形態の固形培養で表面に容易にアクセスできる
ものは用いることができる。同様に、細菌に対し抑制的
な色素は用いるのに便利であるが、本発明は彩色された
物質に限定されるわけではない。明らかなことである
が、もし望むなら、格子パッドを容易に準備するため
に、無色の抑制因子に色素を添加することができる。抑
制因子の選択は細菌のテスト株の感受性に依存する。あ
るテストの場合は、非拡散性の抑制因子の組み合せが好
ましいであろう。
が、他の形態の固形培養で表面に容易にアクセスできる
ものは用いることができる。同様に、細菌に対し抑制的
な色素は用いるのに便利であるが、本発明は彩色された
物質に限定されるわけではない。明らかなことである
が、もし望むなら、格子パッドを容易に準備するため
に、無色の抑制因子に色素を添加することができる。抑
制因子の選択は細菌のテスト株の感受性に依存する。あ
るテストの場合は、非拡散性の抑制因子の組み合せが好
ましいであろう。
【0018】格子の抑制成分がある程度拡散することに
は有利な場合がある。例えば、テストが検出しようとす
る抗菌剤に対するそのような成分の共力的な影響はテス
トの感度を高めるであろう。他方、非常に感受性の高い
テスト株に対するそのようなある程度の拡散の望ましく
ない影響は、少量のタンパク質を培地あるいはテスト領
域に含めることにより制御することができる。
は有利な場合がある。例えば、テストが検出しようとす
る抗菌剤に対するそのような成分の共力的な影響はテス
トの感度を高めるであろう。他方、非常に感受性の高い
テスト株に対するそのようなある程度の拡散の望ましく
ない影響は、少量のタンパク質を培地あるいはテスト領
域に含めることにより制御することができる。
【0019】多くの目的にとって、例えば、25の異な
る標本の滅菌性をテストするための個々の領域を提供す
る点で、25区画の格子を有する一枚のプレートは25
枚のプレートに等しいことが分かるであろう。同様に、
それによって、標本の大きさの変化による通常の方法で
細菌数の迅速な推定が低コストで可能であるが、これ
は、例えば、細菌尿のスクリーニングに重要なことであ
ろう。
る標本の滅菌性をテストするための個々の領域を提供す
る点で、25区画の格子を有する一枚のプレートは25
枚のプレートに等しいことが分かるであろう。同様に、
それによって、標本の大きさの変化による通常の方法で
細菌数の迅速な推定が低コストで可能であるが、これ
は、例えば、細菌尿のスクリーニングに重要なことであ
ろう。
【0020】〔実施例2〕実施例1の手順を繰り返す
が、プレートに接種する代わりに、格子パッドを所望の
培養菌に含浸する。次いで、そのパッドを未接種のプレ
ートあるいは他の任意のゲル化されたあるいは含浸され
た固形培地の上に置く。短期間の培養の場合は、格子パ
ッドの培地で十分であろう。その場合、プレートは汚染
や乾燥に対する保護のためだけに必要とされる。
が、プレートに接種する代わりに、格子パッドを所望の
培養菌に含浸する。次いで、そのパッドを未接種のプレ
ートあるいは他の任意のゲル化されたあるいは含浸され
た固形培地の上に置く。短期間の培養の場合は、格子パ
ッドの培地で十分であろう。その場合、プレートは汚染
や乾燥に対する保護のためだけに必要とされる。
【0021】〔実施例3〕格子パッドは、すべての病院
の検査室で主要な日常作業となっている感受性テストに
対する新しい方法を示唆するが、それは次の通りであ
る。
の検査室で主要な日常作業となっている感受性テストに
対する新しい方法を示唆するが、それは次の通りであ
る。
【0022】6個の抗生物質円板の代わりに、6つのテ
スト領域からなる素地のままの格子ストリップと、6つ
の抗生物質を含浸した6つの格子ストリップが用意され
る。
スト領域からなる素地のままの格子ストリップと、6つ
の抗生物質を含浸した6つの格子ストリップが用意され
る。
【0023】ストリップは横に並べて配置され、テスト
される6つの培養菌が縞状に付けられる。このようにす
れば1つのプレートで6個のプレートを置き換えること
ができる。更に、ストリップは代謝活性に対する非拡散
性の指示薬を含有するものとすることができる。
される6つの培養菌が縞状に付けられる。このようにす
れば1つのプレートで6個のプレートを置き換えること
ができる。更に、ストリップは代謝活性に対する非拡散
性の指示薬を含有するものとすることができる。
【0024】多くの株の場合、抗生物質の無い領域にお
いて明瞭な色変化が3〜4時間で現れる。この変化は株
の感受性プロフィルを評価する基準となる。
いて明瞭な色変化が3〜4時間で現れる。この変化は株
の感受性プロフィルを評価する基準となる。
【0025】ステップ、労力、プレートおよび時間が節
約されることが相俟って、優れた感受性テスト方法が提
供される。
約されることが相俟って、優れた感受性テスト方法が提
供される。
【0026】大規模なスクリーニングのためにはフォー
マットを更に単純化することができる。それで、各プレ
ートあるいは適当な大きさのトレイに、関心の対象とさ
れる1つの化合物、例えば抗生物質や糖、を培地あるい
は格子に含むようにし、何ダースもの標本を同時にテス
トすることができる。
マットを更に単純化することができる。それで、各プレ
ートあるいは適当な大きさのトレイに、関心の対象とさ
れる1つの化合物、例えば抗生物質や糖、を培地あるい
は格子に含むようにし、何ダースもの標本を同時にテス
トすることができる。
【0027】微生物の同定のために欠くことのできない
生化学的特性のテストのために同様のキットを構成する
ことができる。これは、同定の判断の助けとなる炭水化
物の発酵プロフィルの例に示される。格子ストリップを
一連の糖およびpH指示薬に含浸し、他の点では上記の
ものと同一のキットを得ることができる。大量接種によ
りテストは非常に迅速なものとなり得る。
生化学的特性のテストのために同様のキットを構成する
ことができる。これは、同定の判断の助けとなる炭水化
物の発酵プロフィルの例に示される。格子ストリップを
一連の糖およびpH指示薬に含浸し、他の点では上記の
ものと同一のキットを得ることができる。大量接種によ
りテストは非常に迅速なものとなり得る。
【0028】上記の例のように非常に迅速なテストの場
合、格子中の培地で十分であり、容器による保護は必要
ないであろう。このことにより、標準的なフォーマット
からの大きな進展が可能であり、例えば、プラスチック
のファイルに入ったシートを用いることもできる。
合、格子中の培地で十分であり、容器による保護は必要
ないであろう。このことにより、標準的なフォーマット
からの大きな進展が可能であり、例えば、プラスチック
のファイルに入ったシートを用いることもできる。
【0029】固形増殖培地、例えば普通寒天、はインク
を吸収することができるので、格子を捺印することがで
きる。実際上の理由のため、捺印にはテンプレート、た
とえば、ペトリ皿にはめ込めるように切断した素地のま
まのペーパーの円盤に所望の格子を捺印したもの、を用
いることができる。円盤はペトリ皿の底に敷かれ、次い
で、そこに寒天が注がれる。ゲル化し、プリントを吸収
した後、成型された寒天は容易に持ち上げることができ
る。それで、寒天の両方の面を用いることができる。こ
のフォーマットは、例えば一方の面に接種された細菌と
他方の面に加えられた試薬との間で、完全な物理的な分
離を維持するのに非常に適切である。同様に、細菌は寒
天に融合することができるので、2種類の異なる格子を
2つの面に設けることができる。このようにして、様々
な重ね合わせの効果を直接に観察することができる。
を吸収することができるので、格子を捺印することがで
きる。実際上の理由のため、捺印にはテンプレート、た
とえば、ペトリ皿にはめ込めるように切断した素地のま
まのペーパーの円盤に所望の格子を捺印したもの、を用
いることができる。円盤はペトリ皿の底に敷かれ、次い
で、そこに寒天が注がれる。ゲル化し、プリントを吸収
した後、成型された寒天は容易に持ち上げることができ
る。それで、寒天の両方の面を用いることができる。こ
のフォーマットは、例えば一方の面に接種された細菌と
他方の面に加えられた試薬との間で、完全な物理的な分
離を維持するのに非常に適切である。同様に、細菌は寒
天に融合することができるので、2種類の異なる格子を
2つの面に設けることができる。このようにして、様々
な重ね合わせの効果を直接に観察することができる。
【0030】〔実施例4〕薬品感受性テストのための結
合チャンネル インクの成分としてブリリアングリーンを含むパーマネ
ントマーカーを用いて、フィルタ・ペーパのシート上に
10mm の幅のチャンネルを複数本描く。このようなチ
ャンネルは、溶質あるいは細菌による相互汚染から絶縁
されている。それで、シートが適宜な大きさのパッド
(例えば、80mm × 60mm)に切断されると、各チ
ャンネルは分離された異なるテスト領域を提供すること
になる。
合チャンネル インクの成分としてブリリアングリーンを含むパーマネ
ントマーカーを用いて、フィルタ・ペーパのシート上に
10mm の幅のチャンネルを複数本描く。このようなチ
ャンネルは、溶質あるいは細菌による相互汚染から絶縁
されている。それで、シートが適宜な大きさのパッド
(例えば、80mm × 60mm)に切断されると、各チ
ャンネルは分離された異なるテスト領域を提供すること
になる。
【0031】更に、「チャンネルが設けられたパッド」
を2枚(あるいはそれ以上)並べ、湿った状態で接触さ
せると、このようにして作り出された組み合わされたテ
スト領域によって、隣接するチャンネル間の汚染の危険
無しに、対応する重ね合わされたチャンネル間での拡散
が可能になる。
を2枚(あるいはそれ以上)並べ、湿った状態で接触さ
せると、このようにして作り出された組み合わされたテ
スト領域によって、隣接するチャンネル間の汚染の危険
無しに、対応する重ね合わされたチャンネル間での拡散
が可能になる。
【0032】このような組み合せテスト領域の優れた利
点を以下の応用によって例示する。
点を以下の応用によって例示する。
【0033】尿標本を用いて、生存可能な細菌の存在、
ならびに選択された6個の抗生物質に対する感受性をテ
ストする。細菌は遠心分離あるいは濾過によって集めら
れ、緩衝液で処理されておらずグルコースおよびpH指
示薬(BIG)を含む普通ブロス0.3ml に浮遊させ
る。浮遊液を槽に入れ、それから、チャンネルを設けた
パッドの一つに吸い取る。この単一の操作で、細菌浮遊
液を8つのチャンネルに均等に分割することができ、細
菌は各チャンネルの底部に集中されている。更に、この
「培養菌パッド」は、抑制されている以外の部分で、そ
のような細菌の増殖を支持する。各チャンネルに1種づ
つ6種の抗生物質を含浸させ、更に、含浸していない
「増殖対照」チャンネルと、消毒剤を含浸させた「抑制
対照」チャンネルを設けた「抗生物質パッド」を培養菌
と接触させる。より長く培養できるように、BIGに浸
した第3のパッドで培地と水分の予備を提供する。ほと
んどの場合、結果は2時間以内に読み取ることができる
(37℃の場合)。すなわち、「増殖対照チャンネル」
に明瞭な色変化が認められ、「抑制対照」が変化の無い
ままの場合である。次いで、他の抗生物質の効果が対照
との視覚的な比較により評価される。
ならびに選択された6個の抗生物質に対する感受性をテ
ストする。細菌は遠心分離あるいは濾過によって集めら
れ、緩衝液で処理されておらずグルコースおよびpH指
示薬(BIG)を含む普通ブロス0.3ml に浮遊させ
る。浮遊液を槽に入れ、それから、チャンネルを設けた
パッドの一つに吸い取る。この単一の操作で、細菌浮遊
液を8つのチャンネルに均等に分割することができ、細
菌は各チャンネルの底部に集中されている。更に、この
「培養菌パッド」は、抑制されている以外の部分で、そ
のような細菌の増殖を支持する。各チャンネルに1種づ
つ6種の抗生物質を含浸させ、更に、含浸していない
「増殖対照」チャンネルと、消毒剤を含浸させた「抑制
対照」チャンネルを設けた「抗生物質パッド」を培養菌
と接触させる。より長く培養できるように、BIGに浸
した第3のパッドで培地と水分の予備を提供する。ほと
んどの場合、結果は2時間以内に読み取ることができる
(37℃の場合)。すなわち、「増殖対照チャンネル」
に明瞭な色変化が認められ、「抑制対照」が変化の無い
ままの場合である。次いで、他の抗生物質の効果が対照
との視覚的な比較により評価される。
【0034】好ましい実施例として、3枚のパッドを揃
えて透明なプラスチックのカバーの間に挟み、ステープ
ルで留めることにより「冊子」を作り、冊子は使用され
るまで透明なプラスチックの封筒に格納される。それぞ
れの槽から「培養菌パッド」と「培地パッド」への吸い
取りが同時に行なわれ、次いで、冊子は封筒に戻され、
シールされて培養される。この実施例では、操作は最小
限であり、恒温器の必要がなく(チョッキのポケットで
うまくいっている)、結果は一目で読み取ることができ
る。
えて透明なプラスチックのカバーの間に挟み、ステープ
ルで留めることにより「冊子」を作り、冊子は使用され
るまで透明なプラスチックの封筒に格納される。それぞ
れの槽から「培養菌パッド」と「培地パッド」への吸い
取りが同時に行なわれ、次いで、冊子は封筒に戻され、
シールされて培養される。この実施例では、操作は最小
限であり、恒温器の必要がなく(チョッキのポケットで
うまくいっている)、結果は一目で読み取ることができ
る。
【0035】〔実施例5〕乳腺炎ミルクにおけるβ−ラ
クタマーゼの存在ならびに特性のテスト ホワットマンNo.3フィルタ紙パッドのシートをデン
プン−ヨウ素混合物で含浸し、乾燥後、添付の図に示さ
れているように、方形のストリップ2でその一端3にそ
れぞれ反対方向に突出した三角形の張出し部4、6を持
つように切断する。
クタマーゼの存在ならびに特性のテスト ホワットマンNo.3フィルタ紙パッドのシートをデン
プン−ヨウ素混合物で含浸し、乾燥後、添付の図に示さ
れているように、方形のストリップ2でその一端3にそ
れぞれ反対方向に突出した三角形の張出し部4、6を持
つように切断する。
【0036】パーマネントマーカー(ペリカン社)を用
いて、蛇行するスイッチバック式のライン8を引く。こ
のラインは水不溶性であり、含まれているアニリン染料
による抗菌性を有している。図示されているように、そ
のスイッチバック式のライン8を引くことにより、互い
にほぼ平行に伸びる二組の末端が閉じたチャンネル1
0、12および14、16が画定されている。各組の解
放端は反対方向に向いており、それぞれ張出し部4、6
に置かれた溶液の(矢印で示された方向への)液体拡散
に対して解放されている。
いて、蛇行するスイッチバック式のライン8を引く。こ
のラインは水不溶性であり、含まれているアニリン染料
による抗菌性を有している。図示されているように、そ
のスイッチバック式のライン8を引くことにより、互い
にほぼ平行に伸びる二組の末端が閉じたチャンネル1
0、12および14、16が画定されている。各組の解
放端は反対方向に向いており、それぞれ張出し部4、6
に置かれた溶液の(矢印で示された方向への)液体拡散
に対して解放されている。
【0037】チャンネル10および14の入口にはベン
ジルペニシリンのスポット、そして、チャンネル12と
16の入口にはクロキサシリンのスポットが、それぞれ
置かれている。
ジルペニシリンのスポット、そして、チャンネル12と
16の入口にはクロキサシリンのスポットが、それぞれ
置かれている。
【0038】これらのβ−ラクタムはβ−ラクタマーゼ
の基質となりうる。β−ラクタマーゼ反応の生成物がで
きれば、暗色のデンプン−ヨウ素複合体からヨウ素を取
り除き、テスト領域を脱色することになる。
の基質となりうる。β−ラクタマーゼ反応の生成物がで
きれば、暗色のデンプン−ヨウ素複合体からヨウ素を取
り除き、テスト領域を脱色することになる。
【0039】テストを続けるために、張出し部4を対照
としての清浄なミルクに浸し、張出し部6はテストされ
る標本のミルクに浸す。あるいは、それぞれのタイプの
ミルクをそれぞれの張出し部に1滴あるいはそれ以上滴
下し、その標本をそれぞれのチャンネル10、12、1
4、16に向かって拡散させることもできる。
としての清浄なミルクに浸し、張出し部6はテストされ
る標本のミルクに浸す。あるいは、それぞれのタイプの
ミルクをそれぞれの張出し部に1滴あるいはそれ以上滴
下し、その標本をそれぞれのチャンネル10、12、1
4、16に向かって拡散させることもできる。
【0040】もし標本がβ−ラクタマーゼを含んでいれ
ば、ベンジルペニシリンおよびクロキサシリンに対する
その活性は、それぞれのテスト領域の脱色を隣接する対
照領域と比較観察することにより直接評価できる。
ば、ベンジルペニシリンおよびクロキサシリンに対する
その活性は、それぞれのテスト領域の脱色を隣接する対
照領域と比較観察することにより直接評価できる。
【0041】なお、当業者には、本発明が前述の説明例
の詳細によって限定されず、その本質的な特徴を失うこ
となく他の特定の形態に実施できることは明らかであろ
う。
の詳細によって限定されず、その本質的な特徴を失うこ
となく他の特定の形態に実施できることは明らかであろ
う。
【0042】さらに、上述の実施例はすべての点で説明
の目的のためのものであり限定のためのものではないこ
と、また、前述の説明ではなく、特許請求の範囲を基準
にすべきであること、そして特許請求の範囲は、その意
味および範囲内において特許請求の範囲に均等なすべて
の変形を含むものと意図されていることを理解された
い。
の目的のためのものであり限定のためのものではないこ
と、また、前述の説明ではなく、特許請求の範囲を基準
にすべきであること、そして特許請求の範囲は、その意
味および範囲内において特許請求の範囲に均等なすべて
の変形を含むものと意図されていることを理解された
い。
【図1】本発明の一実施例を示す図である。
4 張出し部 6 張出し部 8 ライン 10 チャンネル 12 チャンネル 14 チャンネル 16 チャンネル
フロントページの続き (72)発明者 ナタン・シトリ イスラエル国、97891 エルサレム、ハハ イル・ストリート 8
Claims (12)
- 【請求項1】 固体相細菌テストのための吸収性のテス
ト表面を有するタイプの細菌培養用固形支持体であっ
て、該表面を複数の個々のテスト領域に分割する抗菌性
組成物からなる複数の交差ラインを有し、該抗菌性組成
物は近接テスト領域間の干渉を防止する有効な障壁とし
て働く、細菌培養用固形支持体。 - 【請求項2】 前記ラインは格子状の配列で設けられて
いることを特徴とする、請求項1記載の細菌培養用固形
支持体。 - 【請求項3】 前記抗菌性組成物がアニリン染料である
ことを特徴とする、請求項1記載の細菌培養用固形支持
体。 - 【請求項4】 前記抗菌性組成物がブリリアントグリー
ンであることを特徴とする、請求項1記載の細菌培養用
固形支持体。 - 【請求項5】 前記抗菌性組成物がインクであることを
特徴とする、請求項4記載の細菌培養用固形支持体。 - 【請求項6】 前記テスト表面が細菌増殖培地を含むこ
とを特徴とする、請求項1記載の細菌培養用固形支持
体。 - 【請求項7】 前記ラインが吸湿性のセルロースのシー
ト上に描かれ、次いで、該シートが細菌培養菌に含浸さ
れることを特徴とする、請求項1記載の細菌培養用固形
支持体。 - 【請求項8】 前記テスト表面が凝固増殖培地により支
持されることを特徴する、請求項1記載の細菌培養用固
形支持体。 - 【請求項9】 前記増殖培地が寒天を含有することを特
徴とする請求項1記載の細菌培養用固形支持体。 - 【請求項10】 前記抗菌性組成物が、更に、第一のテ
スト領域から隣接のテスト領域への水溶性の溶質の拡散
を防ぐ水不溶性の物質を含むことを特徴とする、請求項
1記載の細菌培養用固形支持体。 - 【請求項11】 前記テスト表面が吸収性の支持物質の
上に支持されていることを特徴とする、請求項1記載の
細菌培養用固形支持体。 - 【請求項12】 前記表面は合成された物質で作られて
いることを特徴とする、請求項1記載の細菌培養用固形
支持体。
Priority Applications (3)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
EP92306115A EP0576753B1 (en) | 1986-06-24 | 1992-07-02 | Devices for carrying out a plurality of microbiological tests |
US07/909,788 US5344761A (en) | 1986-06-24 | 1992-07-07 | Device for solid phase bacteriological testing containing test areas formed by lines of an antibacterial composition |
JP4198355A JPH0678747A (ja) | 1986-06-24 | 1992-07-24 | 複数の微生物学的試験を実行するための装置 |
Applications Claiming Priority (4)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
IL79209A IL79209A (en) | 1986-06-24 | 1986-06-24 | Method and kit for testing for the presence of catalase in urine |
EP92306115A EP0576753B1 (en) | 1986-06-24 | 1992-07-02 | Devices for carrying out a plurality of microbiological tests |
US07/909,788 US5344761A (en) | 1986-06-24 | 1992-07-07 | Device for solid phase bacteriological testing containing test areas formed by lines of an antibacterial composition |
JP4198355A JPH0678747A (ja) | 1986-06-24 | 1992-07-24 | 複数の微生物学的試験を実行するための装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0678747A true JPH0678747A (ja) | 1994-03-22 |
Family
ID=27442418
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP4198355A Pending JPH0678747A (ja) | 1986-06-24 | 1992-07-24 | 複数の微生物学的試験を実行するための装置 |
Country Status (3)
Country | Link |
---|---|
US (1) | US5344761A (ja) |
EP (1) | EP0576753B1 (ja) |
JP (1) | JPH0678747A (ja) |
Families Citing this family (12)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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US6051394A (en) * | 1996-09-13 | 2000-04-18 | Simmons; Maxine Helen | Detection of microorganisms |
US6251624B1 (en) | 1999-03-12 | 2001-06-26 | Akzo Nobel N.V. | Apparatus and method for detecting, quantifying and characterizing microorganisms |
US6153400A (en) * | 1999-03-12 | 2000-11-28 | Akzo Nobel N.V. | Device and method for microbial antibiotic susceptibility testing |
US20030138874A1 (en) | 2001-11-09 | 2003-07-24 | Taintor Read Robert | Method and kit for rapid concurrent identification and antimicrobial susceptibility testing of microorganisms from broth culture |
US7629115B2 (en) | 2005-05-13 | 2009-12-08 | Honeywell International Inc. | Cell-based platform for high throughput screening |
US8241865B2 (en) * | 2008-04-15 | 2012-08-14 | Kwikculture Llc | Direct antimicrobial susceptibility assay with concurrent qualitation/quantitation |
US7960136B2 (en) * | 2008-04-15 | 2011-06-14 | Kwikculture Llc | Direct antimicrobial susceptibility assay |
CN106265133A (zh) | 2009-12-18 | 2017-01-04 | 宝洁公司 | 泡沫氧化性毛发着色剂组合物 |
CN102665924B (zh) | 2009-12-18 | 2015-12-02 | 宝洁公司 | 个人护理组合物发泡产品和发泡分配器 |
ITAN20120069A1 (it) * | 2012-06-11 | 2012-09-10 | Liofilchem Srl | Dispositivo per standardizzare l esecuzione in vitro del test di sinergia didue antibiotici tramite l utilizzo della striscia a gradiente con metodo dell incrocio |
CN108204973A (zh) * | 2016-12-20 | 2018-06-26 | 内蒙古蒙牛乳业(集团)股份有限公司 | 检测样品中纤维素类增稠剂的方法 |
Family Cites Families (11)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
FR1331874A (fr) * | 1962-08-24 | 1963-07-05 | Mast Lab Ltd | Dispositif pour étudier l'action de composés chimiques sur les micro-organismes |
US3715280A (en) * | 1970-07-14 | 1973-02-06 | Us Health | Mini-test dish |
US3838012A (en) * | 1972-11-20 | 1974-09-24 | Lilly Co Eli | Multipoint test paper |
US3929583A (en) * | 1975-08-14 | 1975-12-30 | Canadian Patents Dev | Apparatus for enumerating microorganisms |
US4087326A (en) * | 1976-05-03 | 1978-05-02 | Ethicon, Inc. | Microbiological scaled sterility test strips and method |
US4087332A (en) * | 1976-05-07 | 1978-05-02 | Kai Aage Hansen | Indicator for use in selection of bactericidal and bacteristatic drugs and method for producing same |
US4288543A (en) * | 1977-01-28 | 1981-09-08 | Pfizer Inc. | Method and apparatus for identifying microorganisms |
US4255522A (en) * | 1978-07-01 | 1981-03-10 | Deutsches Krebsforschungszentrum | Petri dish |
DE2840830A1 (de) * | 1978-09-20 | 1980-04-03 | Wella Ag | Mittel und verfahren zum faerben von haaren |
IL59723A (en) * | 1980-03-27 | 1983-05-15 | Teva Pharma | Determination of antibacterial agents |
GB2134781B (en) * | 1983-02-15 | 1986-02-12 | Diomed Dev Ltd | Composition for the treatment of stasis leg ulcers |
-
1992
- 1992-07-02 EP EP92306115A patent/EP0576753B1/en not_active Expired - Lifetime
- 1992-07-07 US US07/909,788 patent/US5344761A/en not_active Expired - Fee Related
- 1992-07-24 JP JP4198355A patent/JPH0678747A/ja active Pending
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
US5344761A (en) | 1994-09-06 |
EP0576753A1 (en) | 1994-01-05 |
EP0576753B1 (en) | 1997-11-05 |
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