JPH067869A - 密封容器の蓋取りつけ構造 - Google Patents
密封容器の蓋取りつけ構造Info
- Publication number
- JPH067869A JPH067869A JP4148348A JP14834892A JPH067869A JP H067869 A JPH067869 A JP H067869A JP 4148348 A JP4148348 A JP 4148348A JP 14834892 A JP14834892 A JP 14834892A JP H067869 A JPH067869 A JP H067869A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- lid
- container body
- container
- synthetic resin
- metal
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
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- Rigid Containers With Two Or More Constituent Elements (AREA)
- Shaping Metal By Deep-Drawing, Or The Like (AREA)
- Laminated Bodies (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 マウントカップ2と容器本体1の口部5との
間にパッキンを介在させる必要がないアルミニウム製エ
アゾール容器を実用化する。 【構成】 容器本体1およびマウントカップ2をそれぞ
れ合成樹脂のラミネート層R1、R2 を設けたアルミニウ
ム板で形成し、マウントカップ2のフランジ部10を容
器本体1のカーリングした口部5にクリンプした構造。 【効果】 ラミネート層同士が密着し、マウントカップ
2などに塑性変形が生じても漏れを生じない。またラミ
ネート層がアルミニウム板の内面を保護する。
間にパッキンを介在させる必要がないアルミニウム製エ
アゾール容器を実用化する。 【構成】 容器本体1およびマウントカップ2をそれぞ
れ合成樹脂のラミネート層R1、R2 を設けたアルミニウ
ム板で形成し、マウントカップ2のフランジ部10を容
器本体1のカーリングした口部5にクリンプした構造。 【効果】 ラミネート層同士が密着し、マウントカップ
2などに塑性変形が生じても漏れを生じない。またラミ
ネート層がアルミニウム板の内面を保護する。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明はエアゾール容器等の密封
容器における蓋取りつけ構造に関する。
容器における蓋取りつけ構造に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、エアゾール装置の容器本体(ドー
ムを含む)の上部に、バルブマウントカップ(以下、マ
ウントカップという)を密封状態で取り付ける場合、容
器本体の上部に形成したカーリング部とマウントカップ
のフランジ部とを、ゴム製の環状パッキンを介して嵌合
し、フランジ部をカーリング部にカシメ付けている。
ムを含む)の上部に、バルブマウントカップ(以下、マ
ウントカップという)を密封状態で取り付ける場合、容
器本体の上部に形成したカーリング部とマウントカップ
のフランジ部とを、ゴム製の環状パッキンを介して嵌合
し、フランジ部をカーリング部にカシメ付けている。
【0003】一方、鋼板の一面にPET樹脂をラミネー
トした素材をラミネート層が内面となるように絞り成形
し、その上部を外向きにカーリング成形することによ
り、前記ラミネート層に容器内面の保護作用とカーリン
グ部のシール作用とを行わせ、それによりパッキンを省
略した密封容器の蓋取りつけ構造が提案されている(特
公平3−66052号公報参照)。
トした素材をラミネート層が内面となるように絞り成形
し、その上部を外向きにカーリング成形することによ
り、前記ラミネート層に容器内面の保護作用とカーリン
グ部のシール作用とを行わせ、それによりパッキンを省
略した密封容器の蓋取りつけ構造が提案されている(特
公平3−66052号公報参照)。
【0004】またマウントカップおよび容器本体のそれ
ぞれの内面に、合成樹脂製の耐食性皮膜をコーティング
し、容器内面を保護するものも知られている(同公報の
従来技術の説明参照)が、ここにいうコーティングと
は、焼付塗装で形成した厚さ5〜15μm程度の層であ
り、前記公報にも記載されているようにシール効果は期
待できない。
ぞれの内面に、合成樹脂製の耐食性皮膜をコーティング
し、容器内面を保護するものも知られている(同公報の
従来技術の説明参照)が、ここにいうコーティングと
は、焼付塗装で形成した厚さ5〜15μm程度の層であ
り、前記公報にも記載されているようにシール効果は期
待できない。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】ラミネート層にシール
作用をさせる前記従来の構造は、容器本体およびマウン
トカップがブリキやステンレス等の比較的硬い(強度が
高い)鋼板の場合は問題がない。しかしいずれか一方、
または両方がアルミニウム系合金等の比較的軟質の金属
ないし低融点の金属の場合は、長期保管後、または高温
下で保管すると、内容物の圧力に負けて軟質金属が塑性
変形を起こす。そのためラミネート層とフランジ部とが
ずれて、漏れにつながる問題がある。そのような塑性変
形は、高温高応力下に生ずるクリ−プが原因と考えら
れ、単に板圧を厚くするだけでは改善されない。そのた
め前記従来の構造は鋼板系の容器にしか適用できず、ア
ルミニウム系の容器の場合はパッキンを欠かすことがで
きない。
作用をさせる前記従来の構造は、容器本体およびマウン
トカップがブリキやステンレス等の比較的硬い(強度が
高い)鋼板の場合は問題がない。しかしいずれか一方、
または両方がアルミニウム系合金等の比較的軟質の金属
ないし低融点の金属の場合は、長期保管後、または高温
下で保管すると、内容物の圧力に負けて軟質金属が塑性
変形を起こす。そのためラミネート層とフランジ部とが
ずれて、漏れにつながる問題がある。そのような塑性変
形は、高温高応力下に生ずるクリ−プが原因と考えら
れ、単に板圧を厚くするだけでは改善されない。そのた
め前記従来の構造は鋼板系の容器にしか適用できず、ア
ルミニウム系の容器の場合はパッキンを欠かすことがで
きない。
【0006】本発明はアルミニウム系金属等の軟質金属
製の圧力容器に対し、パッキンが不要な構造を提供する
ことを技術課題とするものである。
製の圧力容器に対し、パッキンが不要な構造を提供する
ことを技術課題とするものである。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明の密封容器の蓋取
りつけ構造は、容器本体または蓋体のうち少なくとも一
方が軟質金属製であり、前記容器本体が、金属板の一面
に合成樹脂製のラミネート層を設けた素材シートを前記
ラミネート層が内面となるように絞り加工した胴部と、
該胴部の上端を外向きにカーリング加工した口部とを備
えており、前記蓋体が、金属板の一面に前記容器本体の
合成樹脂と密着する合成樹脂製のラミネート層を設けた
素材シートを前記ラミネート層が外面となるように、前
記口部内面と嵌合する外径で絞り加工した環状胴部と、
該環状胴部の上端を前記口部の外周に被さるように逆向
きに絞り加工したフランジ部とを備えており、該フラン
ジ部を前記口部に嵌着してカシメ付けてなることを特徴
としている。
りつけ構造は、容器本体または蓋体のうち少なくとも一
方が軟質金属製であり、前記容器本体が、金属板の一面
に合成樹脂製のラミネート層を設けた素材シートを前記
ラミネート層が内面となるように絞り加工した胴部と、
該胴部の上端を外向きにカーリング加工した口部とを備
えており、前記蓋体が、金属板の一面に前記容器本体の
合成樹脂と密着する合成樹脂製のラミネート層を設けた
素材シートを前記ラミネート層が外面となるように、前
記口部内面と嵌合する外径で絞り加工した環状胴部と、
該環状胴部の上端を前記口部の外周に被さるように逆向
きに絞り加工したフランジ部とを備えており、該フラン
ジ部を前記口部に嵌着してカシメ付けてなることを特徴
としている。
【0008】前記容器本体および蓋体のラミネート層の
厚さは、いずれも15〜100μm、とくに20〜70
μmであるのが好ましい。
厚さは、いずれも15〜100μm、とくに20〜70
μmであるのが好ましい。
【0009】
【作用】本発明の構造においては、容器本体および蓋体
の両方にラミネート層を設けているので、ラミネート層
同士がたがいに密着し、塑性変形が生じてもラミネート
層同士にずれを惹き起こさない。そのため長期間あるい
は高温下で保管しても、漏れを生じない。さらに2枚の
ラミネート層がフランジ部およびカーリング部の塑性変
形量を充分に吸収し、実質的に漏れが発生するような隙
間は生じない。
の両方にラミネート層を設けているので、ラミネート層
同士がたがいに密着し、塑性変形が生じてもラミネート
層同士にずれを惹き起こさない。そのため長期間あるい
は高温下で保管しても、漏れを生じない。さらに2枚の
ラミネート層がフランジ部およびカーリング部の塑性変
形量を充分に吸収し、実質的に漏れが発生するような隙
間は生じない。
【0010】なおラミネート層の厚さを15μm以上、
とくに20μm以上にすると、シール効果が一層確実に
なる。
とくに20μm以上にすると、シール効果が一層確実に
なる。
【0011】
【実施例】つぎに図面を参照しながら本発明の構造を説
明する。図1は本発明の構造の一実施例における取り付
け前の状態を示す要部断面図、図2は図1の構造におけ
るマウントカップの成型工程を示す工程図、図3は図1
の構造のフランジ部をカシメた状態を示す部分断面図で
ある。
明する。図1は本発明の構造の一実施例における取り付
け前の状態を示す要部断面図、図2は図1の構造におけ
るマウントカップの成型工程を示す工程図、図3は図1
の構造のフランジ部をカシメた状態を示す部分断面図で
ある。
【0012】以下、エアゾール容器を代表させて本発明
の構造を説明するが、本発明はこれに限定されるもので
はなく、他の内圧がかかる軟質金属製の容器にも採用さ
れ、同じ効果を奏しうる。
の構造を説明するが、本発明はこれに限定されるもので
はなく、他の内圧がかかる軟質金属製の容器にも採用さ
れ、同じ効果を奏しうる。
【0013】図1において符号1は容器本体であり、符
号2はマウントカップである。容器本体1は有底筒状の
胴部3と、その上部に連続する肩部4と、その肩部4の
上端に、外向きにカーリング成形した口部5とを有す
る。このものは厚さ0.35〜0.60mm程度の軟質
金属のシートに合成樹脂のラミネート層を設けた素材
を、ブランキングし、ラミネート層(2点鎖線R1 で範
囲を示す)を内側にするように絞り成形して胴部3を構
成し、その上部にネッキング加工を施して肩部4を構成
し、その上端を外向けにカーリング加工して口部5を構
成したものである。なお胴部3は、その直径/高さの比
率に応じて数回の再絞りを行って、外径を減少させる。
そのとき円形ブランクの周辺部(後に口部近辺となる)
は周方向に縮小され、しわ押さえで軸心方向に伸ばされ
る。したがってラミネート層は上型(凹型)との摺接は
ないが、しわ押さえの上面と摺接し、下型(凸型)上に
押しつけられる。そのためラミネート層を構成する合成
樹脂は、強度があり、基材の軟質金属のシートへの固着
力が高く、伸びのよいものが好ましい。また適切な加工
油、ないし粉体潤滑剤などを用いる。
号2はマウントカップである。容器本体1は有底筒状の
胴部3と、その上部に連続する肩部4と、その肩部4の
上端に、外向きにカーリング成形した口部5とを有す
る。このものは厚さ0.35〜0.60mm程度の軟質
金属のシートに合成樹脂のラミネート層を設けた素材
を、ブランキングし、ラミネート層(2点鎖線R1 で範
囲を示す)を内側にするように絞り成形して胴部3を構
成し、その上部にネッキング加工を施して肩部4を構成
し、その上端を外向けにカーリング加工して口部5を構
成したものである。なお胴部3は、その直径/高さの比
率に応じて数回の再絞りを行って、外径を減少させる。
そのとき円形ブランクの周辺部(後に口部近辺となる)
は周方向に縮小され、しわ押さえで軸心方向に伸ばされ
る。したがってラミネート層は上型(凹型)との摺接は
ないが、しわ押さえの上面と摺接し、下型(凸型)上に
押しつけられる。そのためラミネート層を構成する合成
樹脂は、強度があり、基材の軟質金属のシートへの固着
力が高く、伸びのよいものが好ましい。また適切な加工
油、ないし粉体潤滑剤などを用いる。
【0014】かかる軟質金属としてはアルミニウム系金
属が挙げられる。また前記ラミネート層の合成樹脂とし
ては、ポリエチレンなどのポリオレフィン、ポリアミ
ド、PET(ポリエチレンテレフタレート)などが挙げ
られ、これらは単層のフィルムまたはそれぞれの樹脂フ
ィルムの積層体であり、貼り合わせ熱接着法により前記
金属にラミネートする。なお軟質金属の表面には、樹脂
フィルムの積層体の密着性を向上させるため、通常はク
ロメート処理等をあらかじめ施しておく。
属が挙げられる。また前記ラミネート層の合成樹脂とし
ては、ポリエチレンなどのポリオレフィン、ポリアミ
ド、PET(ポリエチレンテレフタレート)などが挙げ
られ、これらは単層のフィルムまたはそれぞれの樹脂フ
ィルムの積層体であり、貼り合わせ熱接着法により前記
金属にラミネートする。なお軟質金属の表面には、樹脂
フィルムの積層体の密着性を向上させるため、通常はク
ロメート処理等をあらかじめ施しておく。
【0015】前記マウントカップ2は、中央部にバルブ
6を固定する筒状部7と、底部8を介してその半径方向
外側で立ち上がる環状胴部9と、その上端を逆U字状に
曲げ返したフランジ部10とを備えている。このものは
図2に示すように、前述のラミネート素材と同じものを
円形にブランキングし、ラミネート層(2点鎖線R2で
その範囲を示す)が内面となるようにして、その中央部
に筒状部7を絞り成型し、つぎに環状胴部9を逆向き
に、すなわちラミネート層が外周面となるように絞り加
工する。さらに環状胴部9の上端をトリミングし、外側
に向かって逆向きにフランジ加工し、フランジ部10を
形成する。
6を固定する筒状部7と、底部8を介してその半径方向
外側で立ち上がる環状胴部9と、その上端を逆U字状に
曲げ返したフランジ部10とを備えている。このものは
図2に示すように、前述のラミネート素材と同じものを
円形にブランキングし、ラミネート層(2点鎖線R2で
その範囲を示す)が内面となるようにして、その中央部
に筒状部7を絞り成型し、つぎに環状胴部9を逆向き
に、すなわちラミネート層が外周面となるように絞り加
工する。さらに環状胴部9の上端をトリミングし、外側
に向かって逆向きにフランジ加工し、フランジ部10を
形成する。
【0016】前述のように環状胴部9を成型する場合、
ラミネート層は上型内面および下面と摺接するので、前
記と同様な合成樹脂が好ましい。なおマウントカップ2
の基材である軟質金属も前述と同じ厚さ0.35〜0.
60mmのアルミニウム系合金のシートが用いられる。
ラミネート層は上型内面および下面と摺接するので、前
記と同様な合成樹脂が好ましい。なおマウントカップ2
の基材である軟質金属も前述と同じ厚さ0.35〜0.
60mmのアルミニウム系合金のシートが用いられる。
【0017】前述のように容器本体1およびマウントカ
ップ2を別々に構成した後、マウントカップ2の筒状部
7にバルブ6を固着し、マウントカップ2を図1の想像
線Pで示すように仮挿入し、バルブ6を通じて内容物を
充填する。内部の空気は口部5と環状胴部9との間から
逃がす。しかる後、フランジ部10を口部5の外周に嵌
着し、環状胴部9を肩部4側に向かって拡出させながら
(矢印A)、フランジ部10を口部5の回りに沿って巻
き締める(矢印B)。これによりフランジ部10の内面
および口部5の外面のそれぞれのラミネート層が互いに
密着し、そのため内圧がかかっている状態であっても内
容物の漏れを生じさせずに長期間保管しうる。さらに内
容物と金属壁の間の全域にラミネート層が介在するの
で、金属壁が保護される。
ップ2を別々に構成した後、マウントカップ2の筒状部
7にバルブ6を固着し、マウントカップ2を図1の想像
線Pで示すように仮挿入し、バルブ6を通じて内容物を
充填する。内部の空気は口部5と環状胴部9との間から
逃がす。しかる後、フランジ部10を口部5の外周に嵌
着し、環状胴部9を肩部4側に向かって拡出させながら
(矢印A)、フランジ部10を口部5の回りに沿って巻
き締める(矢印B)。これによりフランジ部10の内面
および口部5の外面のそれぞれのラミネート層が互いに
密着し、そのため内圧がかかっている状態であっても内
容物の漏れを生じさせずに長期間保管しうる。さらに内
容物と金属壁の間の全域にラミネート層が介在するの
で、金属壁が保護される。
【0018】前記実施例では蓋体としてバルブマウント
カップを代表させて説明したが、バルブを有しない蓋体
であっても同じ効果を奏する。また蓋体と容器本体の両
方が軟質金属の場合を示したが、いずれか一方が硬質金
属であっても同じ効果がえられる。
カップを代表させて説明したが、バルブを有しない蓋体
であっても同じ効果を奏する。また蓋体と容器本体の両
方が軟質金属の場合を示したが、いずれか一方が硬質金
属であっても同じ効果がえられる。
【0019】
【発明の効果】本発明の構造においては、蓋体および容
器本体の双方の内面にラミネート層を設けたので、ラミ
ネート層同士が密着し、蓋体などに塑性変形が生じても
漏れを生じない。そのため軟質金属製の容器についても
パッキンを用いない蓋取り付け構造が実現できる。さら
に金属シートを内容物から保護しうる。
器本体の双方の内面にラミネート層を設けたので、ラミ
ネート層同士が密着し、蓋体などに塑性変形が生じても
漏れを生じない。そのため軟質金属製の容器についても
パッキンを用いない蓋取り付け構造が実現できる。さら
に金属シートを内容物から保護しうる。
【図1】本発明の構造の一実施例における取付け前の状
態を示す要部断面図である。
態を示す要部断面図である。
【図2】図1の構造におけるマウントカップの成型工程
を示す工程図である。
を示す工程図である。
【図3】図1の構造のフランジ部をカシメた状態を示す
部分断面図である。
部分断面図である。
1 容器本体 2 マウントカップ 3 胴部 5 口部 9 環状胴部 10 フランジ部
─────────────────────────────────────────────────────
【手続補正書】
【提出日】平成5年7月26日
【手続補正1】
【補正対象書類名】図面
【補正対象項目名】図1
【補正方法】変更
【補正内容】
【図1】
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.5 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 B65D 8/16 6540−3E 8/20 Z 6540−3E
Claims (2)
- 【請求項1】 内圧がかかる金属製の容器本体の上部開
口を、金属製の蓋体で密封するための蓋取りつけ構造で
あって、前記容器本体または蓋体のうち少なくとも一方
が軟質金属製であり、前記容器本体が、金属板の一面に
合成樹脂製のラミネート層を設けた素材シートを前記ラ
ミネート層が内面となるように絞り加工した胴部と、該
胴部の上端を外向きにカーリング加工した口部とを備え
ており、前記蓋体が、金属板の一面に前記容器本体の合
成樹脂と密着する合成樹脂製のラミネート層を設けた素
材シートを前記ラミネート層が外面となるように、前記
口部内面と嵌合する外径で絞り加工した環状胴部と、該
環状胴部の上端を前記口部の外周に被さるように逆向き
に絞り加工したフランジ部とを備えており、該フランジ
部を前記口部に嵌着してカシメ付けてなる密封容器の蓋
取りつけ構造。 - 【請求項2】 前記容器本体および蓋体のラミネート層
の厚さがそれぞれ15〜100μmである請求項1記載
の構造。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP4148348A JPH067869A (ja) | 1992-05-13 | 1992-05-13 | 密封容器の蓋取りつけ構造 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP4148348A JPH067869A (ja) | 1992-05-13 | 1992-05-13 | 密封容器の蓋取りつけ構造 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH067869A true JPH067869A (ja) | 1994-01-18 |
Family
ID=15450757
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP4148348A Pending JPH067869A (ja) | 1992-05-13 | 1992-05-13 | 密封容器の蓋取りつけ構造 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH067869A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2002523244A (ja) * | 1998-08-26 | 2002-07-30 | クラウン コーク アンド シール テクノロジーズ コーポレーション | 強化した側壁を有する缶端部およびそれを作る装置と方法 |
-
1992
- 1992-05-13 JP JP4148348A patent/JPH067869A/ja active Pending
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2002523244A (ja) * | 1998-08-26 | 2002-07-30 | クラウン コーク アンド シール テクノロジーズ コーポレーション | 強化した側壁を有する缶端部およびそれを作る装置と方法 |
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