JPH0678649A - 実験動物及びその生産法 - Google Patents
実験動物及びその生産法Info
- Publication number
- JPH0678649A JPH0678649A JP4153889A JP15388992A JPH0678649A JP H0678649 A JPH0678649 A JP H0678649A JP 4153889 A JP4153889 A JP 4153889A JP 15388992 A JP15388992 A JP 15388992A JP H0678649 A JPH0678649 A JP H0678649A
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- skin
- human skin
- mouse
- graft
- scid
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- Pending
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Abstract
(57)【要約】
【構成】 本発明は、スキッド (SCID) マウスにヒ
ト皮膚を移植してなる実験動物、スキッド (SCID)
マウスからなるヒト皮膚移植用実験動物、及びスキッド
(SCID) マウスにヒト皮膚を移植することを特徴と
する実験動物の生産法に関する。 【効果】 本発明によれば、ヒト皮膚・頭髪を生体内
(in vivo)で研究するための、実用的価値の高い実験動
物を効率よく提供できる。
ト皮膚を移植してなる実験動物、スキッド (SCID)
マウスからなるヒト皮膚移植用実験動物、及びスキッド
(SCID) マウスにヒト皮膚を移植することを特徴と
する実験動物の生産法に関する。 【効果】 本発明によれば、ヒト皮膚・頭髪を生体内
(in vivo)で研究するための、実用的価値の高い実験動
物を効率よく提供できる。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、ヒト皮膚・頭髪を生体
内 (in vivo)で研究するための実験動物及びその生産法
に関する。
内 (in vivo)で研究するための実験動物及びその生産法
に関する。
【0002】
【従来の技術】昔から、若々しく、つやのある状態で、
皮膚・頭髪をいつまでも保ちたいというのは人類の願望
のひとつである。また、皮膚には多くの疾患があり、こ
れらの疾患に苦しんでいる多くの人がいる。前者の目的
を達するため、人類始まって以来、化粧を含むスキン・
ケアが考えられ、後者の目的を達するために、医学の分
野の一つとして皮膚科学が発達してきた。
皮膚・頭髪をいつまでも保ちたいというのは人類の願望
のひとつである。また、皮膚には多くの疾患があり、こ
れらの疾患に苦しんでいる多くの人がいる。前者の目的
を達するため、人類始まって以来、化粧を含むスキン・
ケアが考えられ、後者の目的を達するために、医学の分
野の一つとして皮膚科学が発達してきた。
【0003】これらの目的を達するため、多くの皮膚又
はハゲの研究方法が開発されてきたが、従来の方法は動
物の皮膚を用いた生体内 (in vivo)実験法か、又はヒト
皮膚を試験管内 (iv vitro) で培養して使用する方法で
あった。そのため、前者では、対照とする皮膚がヒトで
はないため、そこで得られた結果がそのままヒトにあて
はまるかどうかに問題があり、後者の場合には扱う材料
はヒトの皮膚であるが、3次元の構築を保っていない培
養系であるため、存在形態が正常とまったく異なるこ
と、及び、他の細胞・組織との相互関係を調べることが
困難であるという欠点があった。
はハゲの研究方法が開発されてきたが、従来の方法は動
物の皮膚を用いた生体内 (in vivo)実験法か、又はヒト
皮膚を試験管内 (iv vitro) で培養して使用する方法で
あった。そのため、前者では、対照とする皮膚がヒトで
はないため、そこで得られた結果がそのままヒトにあて
はまるかどうかに問題があり、後者の場合には扱う材料
はヒトの皮膚であるが、3次元の構築を保っていない培
養系であるため、存在形態が正常とまったく異なるこ
と、及び、他の細胞・組織との相互関係を調べることが
困難であるという欠点があった。
【0004】また、T細胞を欠損したヌードマウスにヒ
ト皮膚を移植する試みがなされているが (Krueger G.
G., et al., J.Invest. Dermatol., 64, 307(1975);Cu
bie H.A., Br.J.Dermatol., 94, 659 (1976);Reed, N.
D., et al., Proc. Soc. Exp.Biol. Med., 143, 359 (1
973) ; Bringgaman, R.A., et al., J.Invest. Dermato
l., 67, 567 (1976);Rygaard, J., Acta. Path. Micro
biol. Scand. sectionA, 82, 105 (1974)))、その成功
率は低く、実用には耐えない。例えば、分層移植では、
かなりの成功率があったが、全層移植の成績が悪かった
こと、及び移植後長期間(数カ月の単位)経つと、移植
されたヒト皮膚の面積がだんだん狭くなってくるという
欠点があった。
ト皮膚を移植する試みがなされているが (Krueger G.
G., et al., J.Invest. Dermatol., 64, 307(1975);Cu
bie H.A., Br.J.Dermatol., 94, 659 (1976);Reed, N.
D., et al., Proc. Soc. Exp.Biol. Med., 143, 359 (1
973) ; Bringgaman, R.A., et al., J.Invest. Dermato
l., 67, 567 (1976);Rygaard, J., Acta. Path. Micro
biol. Scand. sectionA, 82, 105 (1974)))、その成功
率は低く、実用には耐えない。例えば、分層移植では、
かなりの成功率があったが、全層移植の成績が悪かった
こと、及び移植後長期間(数カ月の単位)経つと、移植
されたヒト皮膚の面積がだんだん狭くなってくるという
欠点があった。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、ヒト皮膚・
頭髪を生体内 (in vivo)で研究し、皮膚疾患やハゲを研
究するための実用的価値の高い実験動物を提供すること
を目的とする。
頭髪を生体内 (in vivo)で研究し、皮膚疾患やハゲを研
究するための実用的価値の高い実験動物を提供すること
を目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明は、スキッド (S
CID) マウスにヒト皮膚を移植してなる実験動物、ス
キッド (SCID) マウスからなるヒト皮膚移植用実験
動物、及びスキッド (SCID) マウスにヒト皮膚を移
植することを特徴とする実験動物の生産法に関する。
CID) マウスにヒト皮膚を移植してなる実験動物、ス
キッド (SCID) マウスからなるヒト皮膚移植用実験
動物、及びスキッド (SCID) マウスにヒト皮膚を移
植することを特徴とする実験動物の生産法に関する。
【0007】本発明に用いるスキッド (SCID) マウ
スは、Bosma が発見したT細胞、B細胞の両方を欠損し
た突然変異、重症免疫不全マウスで、SPF (Specific
Pathogen Free)の状態で飼育する必要がある。また、本
発明の対象となるヒト皮膚は、正常の皮膚、皮膚疾患を
もつ皮膚・頭髪のいずれをも含む。
スは、Bosma が発見したT細胞、B細胞の両方を欠損し
た突然変異、重症免疫不全マウスで、SPF (Specific
Pathogen Free)の状態で飼育する必要がある。また、本
発明の対象となるヒト皮膚は、正常の皮膚、皮膚疾患を
もつ皮膚・頭髪のいずれをも含む。
【0008】ヒト皮膚の移植は、好ましくは、以下のよ
うにして行う。ヒト皮膚を全層又は分層の厚さで無菌的
に採取し、スキッド (SCID) マウスに移植するま
で、無菌の生理的食塩水を含んだガーゼに包み、好まし
くは3〜5℃に冷却保存する。この保存方法により、48
時間位まで、移植片の生存能力は保たれる。適当な培養
液、例えばRPMI-1640にml当り25単位のペニシリンと25m
cg/mlのストレプトマイシンを加えたもの(好ましくはp
H7.2〜7.4)を用いることにより、この時間は延長で
きる。
うにして行う。ヒト皮膚を全層又は分層の厚さで無菌的
に採取し、スキッド (SCID) マウスに移植するま
で、無菌の生理的食塩水を含んだガーゼに包み、好まし
くは3〜5℃に冷却保存する。この保存方法により、48
時間位まで、移植片の生存能力は保たれる。適当な培養
液、例えばRPMI-1640にml当り25単位のペニシリンと25m
cg/mlのストレプトマイシンを加えたもの(好ましくはp
H7.2〜7.4)を用いることにより、この時間は延長で
きる。
【0009】次いで、スキッド (SCID) マウスをエ
ーテル等で麻酔後、その背部に2×2cm〜3×3cmの長
方形の皮膚の欠損部を作成する (血管床は、必ずしも残
す必要はない) 。この際、剃毛は必ずしも必要ないが、
必要な時には、止血鉗子にて移植床周囲の毛を引き抜
く。その後、同様の大きさの長方形のヒト皮膚移植片を
スキッド (SCID) マウス背部の皮膚欠損部に移植す
る。次いで、ナイロン系、好ましくは6−0ナイロン糸
にて8〜12針縫合する。8針固定法及び12針固定法にお
ける縫合の好ましい手順を図1に示す。
ーテル等で麻酔後、その背部に2×2cm〜3×3cmの長
方形の皮膚の欠損部を作成する (血管床は、必ずしも残
す必要はない) 。この際、剃毛は必ずしも必要ないが、
必要な時には、止血鉗子にて移植床周囲の毛を引き抜
く。その後、同様の大きさの長方形のヒト皮膚移植片を
スキッド (SCID) マウス背部の皮膚欠損部に移植す
る。次いで、ナイロン系、好ましくは6−0ナイロン糸
にて8〜12針縫合する。8針固定法及び12針固定法にお
ける縫合の好ましい手順を図1に示す。
【0010】過不足なく、ヒト皮膚移植片が宿主スキッ
ド (SCID) マウスの皮膚欠損部に密着するように、
必要最小限の糸で、固定する。この際、図2に示すよう
に、ヒト皮膚移植片 (1) →宿主スキッド (SCID)
マウスの組織 (2) →スキッド (SCID) マウスの皮
膚 (3) の順に針 (4) を通して、更に、両者 (ヒト皮
膚移植片と移植床) の密着性を高める。
ド (SCID) マウスの皮膚欠損部に密着するように、
必要最小限の糸で、固定する。この際、図2に示すよう
に、ヒト皮膚移植片 (1) →宿主スキッド (SCID)
マウスの組織 (2) →スキッド (SCID) マウスの皮
膚 (3) の順に針 (4) を通して、更に、両者 (ヒト皮
膚移植片と移植床) の密着性を高める。
【0011】糸、針による移植片と移植床、スキッド
(SCID) マウスの皮膚の縫合が終了した後、細切し
たガーゼをガーゼでくるんで、ヒト皮膚移植片上に置
き、縫合したナイロン糸でこれを結び、ヒト皮膚移植片
と移植床の密着を高め、また、生着を可能ならしめるた
め、両者の移動を防止する (タイオーバー法)。即ち、
図2に示すように、ヒト皮膚移植片とSCIDマウス皮
膚及び移植床にナイロン縫合糸をかけ(好ましい場合、
合計8ないし12ヶ所に糸がかかっていることになる。図
1参照)、その残った長いナイロン糸を図3に示すよう
に4方向に分ける。次いで、移植片の上に移植片がかぶ
さるほどの大きさのガーゼの玉(細切したガーゼをガー
ゼでくるんだもの)を置き、図3に示すように4方向に
分かれた長いナイロン糸をガーゼの玉の上にまわして結
ぶ(図3のAとC、BとDのナイロン糸をガーゼの玉の
上にまわして、ガーゼの玉を押さえつけるように結ぶこ
とになる)。以上のような操作の結果、図5に示すよう
に、移植片の上に大きなガーゼの玉が乗り、それをナイ
ロン糸で押さえつけたような状態になる。この操作によ
り図4に示すように、移植片と移植床がピッタリを密着
した状態になり、移植片と移植床が密着するため、移植
片の生着が促進されることとなる。
(SCID) マウスの皮膚の縫合が終了した後、細切し
たガーゼをガーゼでくるんで、ヒト皮膚移植片上に置
き、縫合したナイロン糸でこれを結び、ヒト皮膚移植片
と移植床の密着を高め、また、生着を可能ならしめるた
め、両者の移動を防止する (タイオーバー法)。即ち、
図2に示すように、ヒト皮膚移植片とSCIDマウス皮
膚及び移植床にナイロン縫合糸をかけ(好ましい場合、
合計8ないし12ヶ所に糸がかかっていることになる。図
1参照)、その残った長いナイロン糸を図3に示すよう
に4方向に分ける。次いで、移植片の上に移植片がかぶ
さるほどの大きさのガーゼの玉(細切したガーゼをガー
ゼでくるんだもの)を置き、図3に示すように4方向に
分かれた長いナイロン糸をガーゼの玉の上にまわして結
ぶ(図3のAとC、BとDのナイロン糸をガーゼの玉の
上にまわして、ガーゼの玉を押さえつけるように結ぶこ
とになる)。以上のような操作の結果、図5に示すよう
に、移植片の上に大きなガーゼの玉が乗り、それをナイ
ロン糸で押さえつけたような状態になる。この操作によ
り図4に示すように、移植片と移植床がピッタリを密着
した状態になり、移植片と移植床が密着するため、移植
片の生着が促進されることとなる。
【0012】タイオーバーの糸とガーゼは移植後7〜10
日後に除去する。その後に特別な飼育上の注意は必要と
しない。本発明の実験動物を利用することにより、ヒト
の皮膚を若々しく保つ方法の研究、禿頭の研究、その
他、各種ヒト皮膚疾患の研究、ひいてはそれらの目的を
達成するための各種薬剤の開発が促進される。
日後に除去する。その後に特別な飼育上の注意は必要と
しない。本発明の実験動物を利用することにより、ヒト
の皮膚を若々しく保つ方法の研究、禿頭の研究、その
他、各種ヒト皮膚疾患の研究、ひいてはそれらの目的を
達成するための各種薬剤の開発が促進される。
【0013】
【実施例】以下、実施例により本発明を具体的に説明す
るが、本発明の範囲はかかる実施例に限定されるもので
はない。 実施例1 ヒト皮膚は、患者計8例から、病院に来院した患者、外
科手術時もしくは病理解剖時に患者又は遺族の承認を得
て採取した。 A. 準 備 1. ヒト皮膚を全層又は分層の厚さで無菌的に採取し、
スキッド (SCID)マウスに移植するまで、無菌の生
理的食塩水を含んだガーゼに包み、4℃に冷却保存し
た。
るが、本発明の範囲はかかる実施例に限定されるもので
はない。 実施例1 ヒト皮膚は、患者計8例から、病院に来院した患者、外
科手術時もしくは病理解剖時に患者又は遺族の承認を得
て採取した。 A. 準 備 1. ヒト皮膚を全層又は分層の厚さで無菌的に採取し、
スキッド (SCID)マウスに移植するまで、無菌の生
理的食塩水を含んだガーゼに包み、4℃に冷却保存し
た。
【0014】2. スキッド (SCID) マウスにエーテ
ル麻酔をかけた。 3. 麻酔後、その背部に2×2cm〜3×3cmの長方形の
皮膚の欠損部を作成した (血管床は、必ずしも残す必要
はない) 。 4. 同様の大きさの長方形のヒト皮膚移植片をスキッド
(SCID) マウス背部の皮膚欠損部に移植した。 B. 皮膚移植 1. 6−0ナイロン糸にて、図1に示す縫合の手順に従
い8〜12針縫合した。
ル麻酔をかけた。 3. 麻酔後、その背部に2×2cm〜3×3cmの長方形の
皮膚の欠損部を作成した (血管床は、必ずしも残す必要
はない) 。 4. 同様の大きさの長方形のヒト皮膚移植片をスキッド
(SCID) マウス背部の皮膚欠損部に移植した。 B. 皮膚移植 1. 6−0ナイロン糸にて、図1に示す縫合の手順に従
い8〜12針縫合した。
【0015】2. 過不足なく、ヒト皮膚移植片が宿主ス
キッド (SCID) マウスの皮膚欠損部に密着するよう
に、必要最小限の糸で、固定した。この際、図2に示す
ように、ヒト皮膚移植片 (1) →宿主スキッド (SCI
D) マウスの組織 (2) →スキッド (SCID) マウス
の皮膚 (3) の順に針 (4) を通して、更に、両者 (ヒ
ト皮膚移植片と移植床) の密着性を高めた。 C. ヒト皮膚移植片と移植床の固定法 (タイオーバー
法) 1. 糸、針により移植片と移植床、スキッド (SCI
D) マウスの皮膚の縫合が終了した後、細切したガーゼ
をガーゼでくるんで、ヒト皮膚移植片上に置き、縫合し
たナイロン糸でこれを結び、ヒト皮膚移植片と移植床の
密着を高め、また、生着を可能ならしめるため、両者の
移動を防止した (図3〜5) 。 D. 術後管理 タイオーバーの糸とガーゼは移植後7〜10日後に除去し
た。 E. 結 果 実施した8例のうち、感染により失敗した1例を除き、
7例に全てにおいて移植が成功した。
キッド (SCID) マウスの皮膚欠損部に密着するよう
に、必要最小限の糸で、固定した。この際、図2に示す
ように、ヒト皮膚移植片 (1) →宿主スキッド (SCI
D) マウスの組織 (2) →スキッド (SCID) マウス
の皮膚 (3) の順に針 (4) を通して、更に、両者 (ヒ
ト皮膚移植片と移植床) の密着性を高めた。 C. ヒト皮膚移植片と移植床の固定法 (タイオーバー
法) 1. 糸、針により移植片と移植床、スキッド (SCI
D) マウスの皮膚の縫合が終了した後、細切したガーゼ
をガーゼでくるんで、ヒト皮膚移植片上に置き、縫合し
たナイロン糸でこれを結び、ヒト皮膚移植片と移植床の
密着を高め、また、生着を可能ならしめるため、両者の
移動を防止した (図3〜5) 。 D. 術後管理 タイオーバーの糸とガーゼは移植後7〜10日後に除去し
た。 E. 結 果 実施した8例のうち、感染により失敗した1例を除き、
7例に全てにおいて移植が成功した。
【0016】
【発明の効果】本発明によれば、ヒト皮膚・頭髪を生体
内 (in vivo)で研究するための、実用的価値の高い実験
動物を効率よく提供することができる。
内 (in vivo)で研究するための、実用的価値の高い実験
動物を効率よく提供することができる。
【図1】8針固定法及び12針固定法における縫合の好ま
しい手順を示す図である。
しい手順を示す図である。
【図2】縫合の際の針の通す順序を示す図である。
【図3】縫合した残ったナイロン糸を4方向に分けた状
態を示す図である。
態を示す図である。
【図4】移植部を示す断面図である。
【図5】タイオーバーをした状態を示す図である。
1 ヒト皮膚移植片 2 スキッド (SCID) マウスの組織 3 スキッド (SCID) マウスの皮膚 4 針 5 ナイロン糸 6 スキッド(SCID)マウス 7 細切したガーゼをガーゼでくるんだもの
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 上山 義人 神奈川県川崎市多摩区中野島6丁目29番6 −406号 (72)発明者 伊藤 守 神奈川県川崎市宮前区平2丁目23番13− 205号 (72)発明者 島村 和男 神奈川県伊勢原市伊勢原4−4−5 (72)発明者 小澤 明 神奈川県伊勢原市伊勢原3−9−12 (72)発明者 森田 泰鎮 神奈川県伊勢原市桜台1−22−15−801
Claims (3)
- 【請求項1】 スキッド (SCID) マウスにヒト皮膚
を移植してなる実験動物。 - 【請求項2】 スキッド (SCID) マウスからなるヒ
ト皮膚移植用実験動物。 - 【請求項3】 スキッド (SCID) マウスにヒト皮膚
を移植することを特徴とする実験動物の生産法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP4153889A JPH0678649A (ja) | 1992-06-12 | 1992-06-12 | 実験動物及びその生産法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP4153889A JPH0678649A (ja) | 1992-06-12 | 1992-06-12 | 実験動物及びその生産法 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0678649A true JPH0678649A (ja) | 1994-03-22 |
Family
ID=15572333
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP4153889A Pending JPH0678649A (ja) | 1992-06-12 | 1992-06-12 | 実験動物及びその生産法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0678649A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN103250681A (zh) * | 2013-05-31 | 2013-08-21 | 长沙诚力生物科技有限公司 | 一种竹鼠的人工养殖方法 |
-
1992
- 1992-06-12 JP JP4153889A patent/JPH0678649A/ja active Pending
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN103250681A (zh) * | 2013-05-31 | 2013-08-21 | 长沙诚力生物科技有限公司 | 一种竹鼠的人工养殖方法 |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
S531 | Written request for registration of change of domicile |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313532 |
|
R350 | Written notification of registration of transfer |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R350 |
|
LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |