JPH0678640A - 水耕栽培プランター - Google Patents
水耕栽培プランターInfo
- Publication number
- JPH0678640A JPH0678640A JP4232257A JP23225792A JPH0678640A JP H0678640 A JPH0678640 A JP H0678640A JP 4232257 A JP4232257 A JP 4232257A JP 23225792 A JP23225792 A JP 23225792A JP H0678640 A JPH0678640 A JP H0678640A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- hydroponic
- drug
- concentration
- chemical
- water culture
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
Classifications
-
- Y02P60/216—
Landscapes
- Hydroponics (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 長期間にわたり水耕栽培植物に対して根腐れ
病等の病害防止効果を発揮し、且つメンテナンスが容易
な水耕栽培プランターを提供することを目的とする。 【構成】 水耕液貯蔵槽において、薬剤濃度センサーに
よって測定された水耕液中薬剤濃度に対応して、薬剤濃
度測定装置によりポンプの送り速度を制御し、薬剤保存
容器から水耕液貯蔵部へ注入する薬剤量を調節すること
で所定濃度に調節された薬剤含有水耕液を、薬剤含有水
耕液供給管を通して植栽槽に供給する。
病等の病害防止効果を発揮し、且つメンテナンスが容易
な水耕栽培プランターを提供することを目的とする。 【構成】 水耕液貯蔵槽において、薬剤濃度センサーに
よって測定された水耕液中薬剤濃度に対応して、薬剤濃
度測定装置によりポンプの送り速度を制御し、薬剤保存
容器から水耕液貯蔵部へ注入する薬剤量を調節すること
で所定濃度に調節された薬剤含有水耕液を、薬剤含有水
耕液供給管を通して植栽槽に供給する。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、水耕液中の微生物の繁
殖を防止し、根腐れ病等を予防でき、特に室内において
もメンテナンスが容易な水耕栽培プランターに関する。
殖を防止し、根腐れ病等を予防でき、特に室内において
もメンテナンスが容易な水耕栽培プランターに関する。
【0002】
【従来の技術】従来より室内緑化等の目的で、観用植物
の鉢植え等が用いられているが、該鉢植え等においては
緑化できる面積が小さく、また比較的短期間、例えば1
月毎に、交換する等して管理しなければならず、管理の
手間及びコストがかかるという問題があり、最近では、
より広い面積を緑化することができる水耕栽培システム
が注目されている。しかしながら該水耕栽培システムに
おいては、水耕液中の微生物繁殖に起因する植物の根腐
れ病等が発生するという問題がある。
の鉢植え等が用いられているが、該鉢植え等においては
緑化できる面積が小さく、また比較的短期間、例えば1
月毎に、交換する等して管理しなければならず、管理の
手間及びコストがかかるという問題があり、最近では、
より広い面積を緑化することができる水耕栽培システム
が注目されている。しかしながら該水耕栽培システムに
おいては、水耕液中の微生物繁殖に起因する植物の根腐
れ病等が発生するという問題がある。
【0003】そこで、上記問題を解決するために、通気
性に優れ、根への酸素供給不足を解消し、根の自家中毒
を引き起こす根酸の発生を防止する発泡れん石を植込用
材料として使用した水耕栽培システム、水耕液中に繁殖
した微生物により産生する有機酸及び根から発生した根
酸等を吸着し、根圏環境を良好な状態に維持するイオン
交換樹脂を水耕液中に敷設した水耕栽培システム等が提
案されており、短期間の病害防止効果が期待できる。
性に優れ、根への酸素供給不足を解消し、根の自家中毒
を引き起こす根酸の発生を防止する発泡れん石を植込用
材料として使用した水耕栽培システム、水耕液中に繁殖
した微生物により産生する有機酸及び根から発生した根
酸等を吸着し、根圏環境を良好な状態に維持するイオン
交換樹脂を水耕液中に敷設した水耕栽培システム等が提
案されており、短期間の病害防止効果が期待できる。
【0004】しかしながら、長期間にわたり病害防止効
果を維持するために、前記発泡れん石を用いた水耕栽培
システムにおいては、給水管理に細かい配慮が必要とさ
れ、また前記イオン交換樹脂を用いた水耕栽培システム
においては、比較的短期間、例えば数か月ごとに、イオ
ン交換樹脂を交換する必要がある。更には、どちらの水
耕栽培システムにおいても定期的に水耕液を交換する必
要があり、メンテナンスに多大な手間とコストがかかる
のが現状である。
果を維持するために、前記発泡れん石を用いた水耕栽培
システムにおいては、給水管理に細かい配慮が必要とさ
れ、また前記イオン交換樹脂を用いた水耕栽培システム
においては、比較的短期間、例えば数か月ごとに、イオ
ン交換樹脂を交換する必要がある。更には、どちらの水
耕栽培システムにおいても定期的に水耕液を交換する必
要があり、メンテナンスに多大な手間とコストがかかる
のが現状である。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】本発明の目的は、長期
間にわたり水耕栽培植物に対して根腐れ病等の病害防止
効果を発揮し、且つメンテナンスが容易な水耕栽培プラ
ンターを提供することにある。
間にわたり水耕栽培植物に対して根腐れ病等の病害防止
効果を発揮し、且つメンテナンスが容易な水耕栽培プラ
ンターを提供することにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明によれば、植物を
水耕栽培するための少なくとも一つの植栽槽と、該植栽
槽に連結し、水耕栽培用の抗菌力、根酸分解力を有する
薬剤を含有する水耕液を貯蔵する水耕液貯蔵槽とを備え
る水耕栽培プランターであって、該水耕液貯蔵槽が、前
記薬剤を保存する薬剤保存部分と、前記薬剤含有水耕液
中の薬剤濃度を所定濃度に調節する薬剤濃度調節手段
と、前記薬剤含有水耕液を前記植栽槽に供給する薬剤含
有水耕液供給手段とを備えることを特徴とする水耕栽培
プランターが提供される。
水耕栽培するための少なくとも一つの植栽槽と、該植栽
槽に連結し、水耕栽培用の抗菌力、根酸分解力を有する
薬剤を含有する水耕液を貯蔵する水耕液貯蔵槽とを備え
る水耕栽培プランターであって、該水耕液貯蔵槽が、前
記薬剤を保存する薬剤保存部分と、前記薬剤含有水耕液
中の薬剤濃度を所定濃度に調節する薬剤濃度調節手段
と、前記薬剤含有水耕液を前記植栽槽に供給する薬剤含
有水耕液供給手段とを備えることを特徴とする水耕栽培
プランターが提供される。
【0007】本発明の水耕栽培プランターにおいて用い
る抗菌力、根酸分解力を有する薬剤としては、水耕液中
の微生物繁殖抑制作用を発現する薬剤であれば特に限定
されるものではないが、具体的には例えば、長時間にわ
たる室温保存性に優れる安定化二酸化塩素、次亜塩素
酸、塩素酸等を好ましく挙げることができる。前記薬剤
の水耕液中濃度は、栽培する植物により異なり、特に限
定されるものではないが、例えば前記安定化二酸化塩素
を用いる場合には、0.5〜5ppmの範囲が好まし
い。
る抗菌力、根酸分解力を有する薬剤としては、水耕液中
の微生物繁殖抑制作用を発現する薬剤であれば特に限定
されるものではないが、具体的には例えば、長時間にわ
たる室温保存性に優れる安定化二酸化塩素、次亜塩素
酸、塩素酸等を好ましく挙げることができる。前記薬剤
の水耕液中濃度は、栽培する植物により異なり、特に限
定されるものではないが、例えば前記安定化二酸化塩素
を用いる場合には、0.5〜5ppmの範囲が好まし
い。
【0008】前記薬剤含有水耕液供給手段は、前記薬剤
含有水耕液を水耕液貯蔵槽から植栽槽へ供給する手段で
あり、前記植栽槽へ供給された薬剤含有水耕液が前記水
耕液貯蔵槽へ逆流することを防止するために、サイフォ
ン作用を呈する薬剤含有水耕液供給管等を好ましく用い
ることができる。また前記植栽槽に供給する水耕液中で
の薬剤の拡散速度を制御するために、セラミックス性多
孔質膜を前記薬剤含有水耕液供給管内部に設けるのが好
ましい。前記セラミックス性多孔質膜は特に限定される
ものではないが、ポアサイズが0.1〜0.5μm、特
に0.1μm程度であることが好ましい。前記ポアサイ
ズが前記範囲外では、薬剤の拡散速度の制御が困難とな
る。
含有水耕液を水耕液貯蔵槽から植栽槽へ供給する手段で
あり、前記植栽槽へ供給された薬剤含有水耕液が前記水
耕液貯蔵槽へ逆流することを防止するために、サイフォ
ン作用を呈する薬剤含有水耕液供給管等を好ましく用い
ることができる。また前記植栽槽に供給する水耕液中で
の薬剤の拡散速度を制御するために、セラミックス性多
孔質膜を前記薬剤含有水耕液供給管内部に設けるのが好
ましい。前記セラミックス性多孔質膜は特に限定される
ものではないが、ポアサイズが0.1〜0.5μm、特
に0.1μm程度であることが好ましい。前記ポアサイ
ズが前記範囲外では、薬剤の拡散速度の制御が困難とな
る。
【0009】
【実施例】以下、図面を参照して本発明をさらに詳しく
説明するが、本発明はこれらに限定されるものではな
い。
説明するが、本発明はこれらに限定されるものではな
い。
【0010】図1において1は、植物を水耕栽培するた
めの500×500×500mmの直方体状の植栽槽1
0a及び10bと、水耕栽培用の抗菌力、根酸分解力を
有する薬剤を含有する水耕液が貯蔵される500×50
0×500mmの直方体状の水耕液貯蔵槽20とを備え
る水耕栽培プランター1である。前記植栽槽10a及び
10bは、水耕液貯蔵槽20の側面に、隔壁2を介して
左右対象に併設される槽であって、以後、単に植栽槽1
0と称し、一方の植栽槽のみを用いて説明する。
めの500×500×500mmの直方体状の植栽槽1
0a及び10bと、水耕栽培用の抗菌力、根酸分解力を
有する薬剤を含有する水耕液が貯蔵される500×50
0×500mmの直方体状の水耕液貯蔵槽20とを備え
る水耕栽培プランター1である。前記植栽槽10a及び
10bは、水耕液貯蔵槽20の側面に、隔壁2を介して
左右対象に併設される槽であって、以後、単に植栽槽1
0と称し、一方の植栽槽のみを用いて説明する。
【0011】前記水耕液貯蔵槽20は、仕切板22によ
り上下2つの区画室、すなわち上方部の薬剤保存部30
と、下方部の水耕液貯蔵部40とに分画される。
り上下2つの区画室、すなわち上方部の薬剤保存部30
と、下方部の水耕液貯蔵部40とに分画される。
【0012】前記薬剤保存部30は、仕切板22上に薬
剤濃度センサー31を備える薬剤濃度測定装置32と、
この薬剤濃度測定装置32により電気的に制御され、薬
剤注入管35を介して薬剤保存容器33に連通されるペ
リスタティックポンプ34とを備える。前記仕切板22
に設けられた穴22aには、前記水耕液貯蔵部40内に
水耕液を供給するための外部自動給液装置(図示せず)
に接続された水耕液給液管37がOリングにより封止固
定されている。
剤濃度センサー31を備える薬剤濃度測定装置32と、
この薬剤濃度測定装置32により電気的に制御され、薬
剤注入管35を介して薬剤保存容器33に連通されるペ
リスタティックポンプ34とを備える。前記仕切板22
に設けられた穴22aには、前記水耕液貯蔵部40内に
水耕液を供給するための外部自動給液装置(図示せず)
に接続された水耕液給液管37がOリングにより封止固
定されている。
【0013】前記薬剤濃度センサー31は、仕切板22
に設けられた穴22bを通して水耕液貯蔵部40内の水
耕液41に接するように設置され、該水耕液41中の薬
剤濃度を測定する。測定されたデータは、薬剤濃度測定
装置32において解析され、前記ペリスタティックポン
プ34の圧力を制御し、薬剤注入管35から水耕液貯蔵
部40に注入する薬剤量を調節し、該水耕液貯蔵部40
内の水耕液41中の薬剤濃度を所定濃度に調節すること
ができる。一方、該水耕液41の量が所定量以下になっ
た場合には、前記水耕液給液管37から水耕液が供給さ
れる。
に設けられた穴22bを通して水耕液貯蔵部40内の水
耕液41に接するように設置され、該水耕液41中の薬
剤濃度を測定する。測定されたデータは、薬剤濃度測定
装置32において解析され、前記ペリスタティックポン
プ34の圧力を制御し、薬剤注入管35から水耕液貯蔵
部40に注入する薬剤量を調節し、該水耕液貯蔵部40
内の水耕液41中の薬剤濃度を所定濃度に調節すること
ができる。一方、該水耕液41の量が所定量以下になっ
た場合には、前記水耕液給液管37から水耕液が供給さ
れる。
【0014】一方、薬剤濃度が所定濃度に調節された水
耕液41を貯蔵する水耕液貯蔵部40は、薬剤濃度を更
に均一化するための撹拌器45を水耕液41内に備え
る。また水耕液貯蔵部20と植栽培槽10とを仕切る前
記隔壁2の水耕液貯蔵部40に接する部分に、開口3を
設け、該開口3に植栽槽10と水耕液貯蔵部40とを連
通するヘッド差を有するU字型水耕液供給管50を挿通
する。挿通されたU字型水耕液供給管50は、サイフォ
ン作用を呈するために、低ヘッド部が水耕液貯蔵部40
側に、高ヘッド部が植栽槽10側に位置するように設置
する。また水耕液貯蔵部40の気密状態を維持すべく、
開口3とU字型水耕液供給管50との接合部はOリング
52により封止されており、さらに植栽槽10への薬剤
の拡散速度を調節するために、U字型水耕液供給管50
は、内部に、ポアサイズ0.1μmのセラミックス性多
孔質膜51を備える。このようなU字型水耕液供給管5
0は、サイフォン作用を有するので、水耕液貯蔵部40
内の水耕液41を、商品名「ハイドロボール」(レカト
ン社製)の多孔質性粒状骨材12により保持された植物
を有する植栽槽10に一定割合で供給することができ
る。
耕液41を貯蔵する水耕液貯蔵部40は、薬剤濃度を更
に均一化するための撹拌器45を水耕液41内に備え
る。また水耕液貯蔵部20と植栽培槽10とを仕切る前
記隔壁2の水耕液貯蔵部40に接する部分に、開口3を
設け、該開口3に植栽槽10と水耕液貯蔵部40とを連
通するヘッド差を有するU字型水耕液供給管50を挿通
する。挿通されたU字型水耕液供給管50は、サイフォ
ン作用を呈するために、低ヘッド部が水耕液貯蔵部40
側に、高ヘッド部が植栽槽10側に位置するように設置
する。また水耕液貯蔵部40の気密状態を維持すべく、
開口3とU字型水耕液供給管50との接合部はOリング
52により封止されており、さらに植栽槽10への薬剤
の拡散速度を調節するために、U字型水耕液供給管50
は、内部に、ポアサイズ0.1μmのセラミックス性多
孔質膜51を備える。このようなU字型水耕液供給管5
0は、サイフォン作用を有するので、水耕液貯蔵部40
内の水耕液41を、商品名「ハイドロボール」(レカト
ン社製)の多孔質性粒状骨材12により保持された植物
を有する植栽槽10に一定割合で供給することができ
る。
【0015】なお本実施例においては、植栽槽10a及
び10bと水耕液貯蔵槽20とが一体の箱体である水耕
栽培プランターを示したが、植栽槽10a及び10bと
水耕液貯蔵槽20とをそれぞれ別個に作製して組み立
て、各連結部をゴムパッキング等により封止してもよ
く、また薬剤濃度調節手段を水耕液貯蔵槽20の外部に
設置し、接合部をゴムパッキング等により封止してもよ
い。
び10bと水耕液貯蔵槽20とが一体の箱体である水耕
栽培プランターを示したが、植栽槽10a及び10bと
水耕液貯蔵槽20とをそれぞれ別個に作製して組み立
て、各連結部をゴムパッキング等により封止してもよ
く、また薬剤濃度調節手段を水耕液貯蔵槽20の外部に
設置し、接合部をゴムパッキング等により封止してもよ
い。
【0016】次に、水耕栽培プランター1を用いた植物
の栽培方法を一実施例により説明する。まず、植物を栽
培するのに十分な量の水耕液を外部自動給液装置に接続
する水耕液給液管37を通して水耕液貯蔵部40に供給
し、栽培する植物に適する薬剤濃度を薬剤濃度測定装置
32に設定する。薬剤濃度センサー31により測定され
た水耕液中薬剤濃度に対応して、薬剤濃度測定装置32
によりペリスタティックポンプ34の圧力が電気的に制
御され、所定量の薬剤が薬剤保存容器33から薬剤注入
管35を通して水耕液貯蔵部40に注入され、該水耕液
貯蔵部40において所定濃度の薬剤含有水耕液が調製さ
れる。次いで、該薬剤含有水耕液がU字型薬剤含有水耕
液供給管50を通して、サイフォン作用により水耕液貯
蔵部40から植栽槽10に供給される。供給された薬剤
含有水耕液によって、植物の根から産生する根酸が分解
され、またバクテリア等の細菌等が死滅し、根腐れ病等
の病害を予防することができる。
の栽培方法を一実施例により説明する。まず、植物を栽
培するのに十分な量の水耕液を外部自動給液装置に接続
する水耕液給液管37を通して水耕液貯蔵部40に供給
し、栽培する植物に適する薬剤濃度を薬剤濃度測定装置
32に設定する。薬剤濃度センサー31により測定され
た水耕液中薬剤濃度に対応して、薬剤濃度測定装置32
によりペリスタティックポンプ34の圧力が電気的に制
御され、所定量の薬剤が薬剤保存容器33から薬剤注入
管35を通して水耕液貯蔵部40に注入され、該水耕液
貯蔵部40において所定濃度の薬剤含有水耕液が調製さ
れる。次いで、該薬剤含有水耕液がU字型薬剤含有水耕
液供給管50を通して、サイフォン作用により水耕液貯
蔵部40から植栽槽10に供給される。供給された薬剤
含有水耕液によって、植物の根から産生する根酸が分解
され、またバクテリア等の細菌等が死滅し、根腐れ病等
の病害を予防することができる。
【0017】本発明の水耕栽培プランターにおいては、
水耕液中薬剤濃度の設定をした後は、自動的に水耕液中
に所定量の薬剤を注入するので、メンテナンスとして
は、薬剤保存容器33に薬剤を補給するのみであり、水
耕液を交換する必要がない。
水耕液中薬剤濃度の設定をした後は、自動的に水耕液中
に所定量の薬剤を注入するので、メンテナンスとして
は、薬剤保存容器33に薬剤を補給するのみであり、水
耕液を交換する必要がない。
【0018】
【発明の効果】本発明の水耕栽培プランターは、所定濃
度に調節された薬剤含有水耕液を植栽槽へ自動的に供給
することができるので、水耕液の交換等の煩雑なメンテ
ナンスを要せずに、根腐れ病等の病害防止効果を長期間
発揮することができる。
度に調節された薬剤含有水耕液を植栽槽へ自動的に供給
することができるので、水耕液の交換等の煩雑なメンテ
ナンスを要せずに、根腐れ病等の病害防止効果を長期間
発揮することができる。
【0019】また本発明の水耕栽培プランターは、水耕
液貯蔵槽内において水耕液に薬剤が注入され所定濃度に
調節されるので、高濃度の薬剤が根等に直接接触するこ
となく、植物に対する副作用を最小限度に押さえること
ができる。
液貯蔵槽内において水耕液に薬剤が注入され所定濃度に
調節されるので、高濃度の薬剤が根等に直接接触するこ
となく、植物に対する副作用を最小限度に押さえること
ができる。
【0020】更に本発明の水耕栽培プランターは、水耕
液貯蔵槽の気密性が高いので、薬剤含有水耕液の植栽槽
から水耕液貯蔵槽への逆流及び水耕液の蒸発を防止する
ことができ、連続的に薬剤含有水耕液を植栽槽へ供給す
ることができる。
液貯蔵槽の気密性が高いので、薬剤含有水耕液の植栽槽
から水耕液貯蔵槽への逆流及び水耕液の蒸発を防止する
ことができ、連続的に薬剤含有水耕液を植栽槽へ供給す
ることができる。
【図1】図1は、本発明の水耕栽培プランターの断面図
である。
である。
1 水耕栽培プランター 10a、10b 植栽槽 20 水耕液貯蔵槽 30 薬剤保存部 31 薬剤濃度センサー 32 薬剤濃度測定装置 33 薬剤保存容器 35 薬剤注入管 40 水耕液貯蔵部 50 U字型薬剤含有水耕液供給管
Claims (1)
- 【請求項1】 植物を水耕栽培するための少なくとも一
つの植栽槽と、該植栽槽に連結し、水耕栽培用の抗菌
力、根酸分解力を有する薬剤を含有する水耕液を貯蔵す
る水耕液貯蔵槽とを備える水耕栽培プランターであっ
て、該水耕液貯蔵槽が、前記薬剤を保存する薬剤保存部
分と、前記薬剤含有水耕液中の薬剤濃度を所定濃度に調
節する薬剤濃度調節手段と、前記薬剤含有水耕液を前記
植栽槽に供給する薬剤含有水耕液供給手段とを備えるこ
とを特徴とする水耕栽培プランター。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP4232257A JPH0678640A (ja) | 1992-08-31 | 1992-08-31 | 水耕栽培プランター |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP4232257A JPH0678640A (ja) | 1992-08-31 | 1992-08-31 | 水耕栽培プランター |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0678640A true JPH0678640A (ja) | 1994-03-22 |
Family
ID=16936437
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP4232257A Pending JPH0678640A (ja) | 1992-08-31 | 1992-08-31 | 水耕栽培プランター |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0678640A (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2008102040A1 (es) * | 2007-02-23 | 2008-08-28 | Jorge Labrador Agustin | Sistema de riego hidroponico adaptado a cultivos arboreos plurianuales y arbustivos |
JP2017023009A (ja) * | 2015-07-16 | 2017-02-02 | 国立大学法人 鹿児島大学 | 下水処理水を用いた低カリウム含有植物の栽培装置及び栽培方法 |
-
1992
- 1992-08-31 JP JP4232257A patent/JPH0678640A/ja active Pending
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2008102040A1 (es) * | 2007-02-23 | 2008-08-28 | Jorge Labrador Agustin | Sistema de riego hidroponico adaptado a cultivos arboreos plurianuales y arbustivos |
ES2304107A1 (es) * | 2007-02-23 | 2008-09-01 | Jorge Labrador Agustin | Sistema de riego hidroponico adaptado a cultivos arboreos plurianuales y arbustivos. |
JP2017023009A (ja) * | 2015-07-16 | 2017-02-02 | 国立大学法人 鹿児島大学 | 下水処理水を用いた低カリウム含有植物の栽培装置及び栽培方法 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
EP3258773B1 (en) | Soilless plant growing systems | |
WO2015072076A1 (ja) | 植物栽培システム、植物栽培装置及び植物栽培方法 | |
JP3678654B2 (ja) | 植物栽培用容器および植物栽培方法 | |
JPH0448689Y2 (ja) | ||
KR20190133810A (ko) | 기압차를 이용한 흡인량조절장치 | |
KR20190123608A (ko) | 파이프팜 순환재배장치 | |
JPH0678640A (ja) | 水耕栽培プランター | |
KR100598013B1 (ko) | 식물 재배기 | |
KR102545542B1 (ko) | 식물 재배기 | |
JP2799663B2 (ja) | 水耕栽培用装置 | |
GB2230170A (en) | Hydroponic growing system | |
GB2184333A (en) | Method and apparatus for oxygenation of roots of botanical species | |
JPH0837962A (ja) | 植物栽培用容器 | |
KR101773848B1 (ko) | 병충해의 확산을 방지하고 기후를 극복할 수 있도록 하는 수경 재배 시스템 | |
JPS61265029A (ja) | 養液栽培装置 | |
RU2681450C1 (ru) | Способ гидропонного выращивания растений салата | |
KR200251230Y1 (ko) | 가정용 소형 양액재배장치 | |
JPH071960Y2 (ja) | 水耕栽培装置 | |
JPH0449886Y2 (ja) | ||
JPH0514765Y2 (ja) | ||
KR20240119360A (ko) | 약용작물 재배를 위한 근권부 관제 식물재배시스템 | |
KR20230116986A (ko) | 폐양액 순환형 에어로포닉스 스마트팜 시스템 | |
CN109792937A (zh) | 组合式存水基质 | |
KR20240119362A (ko) | 수직 배열 구성의 모듈형 식물재배기를 활용한 약용작물 재배 시스템 | |
JPH1052184A (ja) | 植物栽培容器及び該装置 |