JPH0678580A - モータ駆動回路 - Google Patents

モータ駆動回路

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Publication number
JPH0678580A
JPH0678580A JP4244155A JP24415592A JPH0678580A JP H0678580 A JPH0678580 A JP H0678580A JP 4244155 A JP4244155 A JP 4244155A JP 24415592 A JP24415592 A JP 24415592A JP H0678580 A JPH0678580 A JP H0678580A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
motor
circuit
drive circuit
speed
motor drive
Prior art date
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Pending
Application number
JP4244155A
Other languages
English (en)
Inventor
Kazuo Takeuchi
和男 竹内
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
New Japan Radio Co Ltd
Original Assignee
New Japan Radio Co Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by New Japan Radio Co Ltd filed Critical New Japan Radio Co Ltd
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Publication of JPH0678580A publication Critical patent/JPH0678580A/ja
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  • Control Of Electric Motors In General (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 特別な速度検出器を使用せずにPLL方
式により直流モータの速度制御を行うこと。 【構成】 直流モータ1に直列に検出抵抗13を接
続して、該抵抗に発生する電圧から、上記直流モータの
回転速度に対応する周波数成分をフィルタ17で取り出
し、該周波数成分を上記基準信号と比較させて、該比較
結果で上記直流モータの駆動電圧を制御する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、直流モータの回転速度
をPLL制御方式により一定値に制御するようにしたモ
ータ駆動回路に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、直流モータの制御を行う方法とし
て、比例電流制御方法やブリッジを利用して逆起電力に
応じた出力電圧制御を行う方法があるが、これらは回路
的に容易に構成できる反面、使用する回路部品やモータ
の持つバラツキが大きく、個別調整が必要となってい
る。
【0003】そこで、ある程度の無調整化が必要な用
途、或いは高精度、高安定が必要な用途には、PLL制
御方式による速度制御が行われる。
【0004】図2は従来のPLL回路を使用したモータ
駆動回路のブロック図である。この回路は、直流モータ
1の回転速度をタコゼネレータ或いはホール素子等の回
転数検出器2で検出して、そこで得られた速度信号(周
波数信号)を波形整形回路3で整形してから、基準信号
発生源4から基準周波数信号が印加される位相比較器5
で、その位相(周波数)を比較し、その比較結果出力を
積分回路6で積分して直流化し、その直流信号によって
駆動回路7により駆動トランジスタ8を制御してモータ
1を駆動制御するものであり、PLLループがロック状
態になると、モータ回転速度が基準周波数信号に対応し
た速度になる。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかし、図2に示す回
路方式では、特別にモータ1の回転数を検出する回転数
検出器2が必要であり、コストアップの要因となってい
る。本発明の目的は、特別な回転数検出器が必要なく安
価に実現でき、しかも高精度に速度制御できるようにし
たモータ駆動回路を提供することである。
【0006】
【課題を解決するための手段】このために本発明は、直
流モータの速度周波数信号を基準周波数と比較し、該比
較結果によりモータ駆動電圧を制御するPLL制御方式
のモータ駆動回路において、上記直流モータに直列に抵
抗を接続して、該抵抗に発生する電圧から、上記直流モ
ータの回転速度に対応する周波数成分をフィルタで取り
出し、該周波数成分を上記基準信号と比較させるように
構成した。
【0007】
【実施例】以下、本発明の実施例について説明する。図
1はその一実施例のモータ駆動回路のブロック図であ
る。図2におけるものと同一のものには同一の符号を付
している。直流モータ1の電源Vcc側にはPチャンネ
ルMOSFETからなる駆動トランジスタ11を、接地
側にはNチンャネルMOSFETからなる駆動トランジ
スタ12を接続し、その駆動トランジスタ12のソース
側は検出抵抗13を介して接地している。14は両駆動
トランジスタ11、12を駆動するための駆動回路、1
5、16は段間増幅器である。17は電圧制御フィルタ
であって、増幅器15の出力電圧Voによってその通過
周波数が制御されるようになっている。18は起動回路
であり、増幅器15の出力電圧が所定値Vr以下(PL
Lロックに至る低速側のある速度に対応する電圧をVr
に設定する)の間、駆動回路14を制御する。
【0008】さて、この回路では、まず起動回路18に
よって、両駆動トランジスタ11、12を完全にオンさ
せるだけの電流が駆動回路14に供給される。これによ
って、モータ1に充分電流が流れて回転を開始し、ある
程度の速度に達すると、そのモータ1に流れる電流が回
転速度に応じた周波数成分をもつようになる。この電流
は抵抗13で検出されて電圧制御フィルタ17に取り込
まれる。この電流には、モータ回転に伴う様々なノイズ
が含まれるが、その電流の中から、モータの回転に同期
した所定の信号が電圧制御フィルタ17で検出される。
このフィルタ17の出力は位相比較器5において基準周
波数信号と比較され、その差分出力が積分回路6で積分
され増幅器15で増幅されて出力電圧Voとなる。この
電圧Voがある所定値Vrを越えると、起動回路18が
切り放されて、駆動回路14がこの電圧Voのみによっ
て制御されるようになる。
【0009】このように起動回路18が分離されるとP
LLループが完成し、基準周波数に応じた回転速度とな
るように、モータ1の回転が制御される。そして、PL
Lがロックされたときの増幅器15の出力電圧Voに対
応するフィルタ17の通過周波数が基準信号発生源4の
基準周波数になるように設定しておけば、回転数信号以
外のノイズ成分が確実に除去され、正確な速度制御が実
現できる。
【0010】なお、モータ1の起動から増幅器15の出
力電圧Voが基準電圧Vrに達するまでの間、つまり起
動回路18が機能している間、フィルタ17はフリーパ
スさせることがロックまでの立ち上がりの迅速化のため
に好ましい。このためには、例えば、基準電圧Vrに達
するまでの間のみ上記出力電圧Voでオンするバイパス
回路をフィルタ回路17に設けておけば良い。
【0011】
【発明の効果】以上のように本発明によれば、PLL方
式によるので高精度で無調整の速度制御ができることは
勿論のこと、直流モータの回転信号を、特別な回転数検
出器を使用せずに電気回路のみで検出できるので、全体
を簡単で低コストに実現することができるようになると
いう利点がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の一実施例のモータ駆動回路のブロ
ック図である。
【図2】 従来のモータ駆動回路のブロック図であ
る。
【符号の説明】
1:直流モータ、2:回転数検出器、3:波形整形回
路、4:基準信号発生源、5:位相比較器、6:積分回
路、7:駆動回路、8:駆動トランジスタ、11、1
2:駆動トランジスタ、13:検出抵抗、14:駆動回
路、15、16:増幅器、17:電圧制御フィルタ、1
8:起動回路。

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 直流モータの速度周波数信号を基準周波
    数と比較し、該比較結果によりモータ駆動電圧を制御す
    るPLL制御方式のモータ駆動回路において、 上記直流モータに直列に抵抗を接続して、該抵抗に発生
    する電圧から、上記直流モータの回転速度に対応する周
    波数成分をフィルタで取り出し、該周波数成分を上記基
    準信号と比較させるようにしたことを特徴とするモータ
    駆動回路。
  2. 【請求項2】 上記モータの起動時に上記モータ駆動電
    圧を発生させる起動回路を設け、PLLロック状態にな
    ると該起動回路を切り放すようにしたことを特徴とする
    請求項1に記載のモータ駆動回路。
JP4244155A 1992-08-20 1992-08-20 モータ駆動回路 Pending JPH0678580A (ja)

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JP4244155A JPH0678580A (ja) 1992-08-20 1992-08-20 モータ駆動回路

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JP4244155A JPH0678580A (ja) 1992-08-20 1992-08-20 モータ駆動回路

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JPH0678580A true JPH0678580A (ja) 1994-03-18

Family

ID=17114583

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JP4244155A Pending JPH0678580A (ja) 1992-08-20 1992-08-20 モータ駆動回路

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US7062160B2 (en) * 2002-03-13 2006-06-13 Seagate Technology Llc Monitoring current in a motor during acceleration to verify motor frequency lock

Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS6015862A (ja) * 1983-07-06 1985-01-26 Matsushita Electric Ind Co Ltd モ−タの回転制御装置
JPS60152278A (ja) * 1983-11-23 1985-08-10 ブラック・アンド・デッカー・インコーポレーテッド 交直両用電動機のための速度検知方法および装置

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Legal Events

Date Code Title Description
A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 20001205