JPH067812Y2 - 光線硬化型樹脂用吐出ガン - Google Patents
光線硬化型樹脂用吐出ガンInfo
- Publication number
- JPH067812Y2 JPH067812Y2 JP8655789U JP8655789U JPH067812Y2 JP H067812 Y2 JPH067812 Y2 JP H067812Y2 JP 8655789 U JP8655789 U JP 8655789U JP 8655789 U JP8655789 U JP 8655789U JP H067812 Y2 JPH067812 Y2 JP H067812Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- resin
- nozzle
- light
- guide hole
- discharge gun
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
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- Coating Apparatus (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本考案は、電気部品,機械部品,装飾品などの接着、封
止などに用いる光線硬化型樹脂用吐出ガンに関するもの
である。
止などに用いる光線硬化型樹脂用吐出ガンに関するもの
である。
現在、紫外線硬化型樹脂や可視光線硬化樹脂を用いて電
子部品,機械部品,光学部品,歯科治療,装飾品などの
接着、封止や組立てなどが行なわれている。
子部品,機械部品,光学部品,歯科治療,装飾品などの
接着、封止や組立てなどが行なわれている。
そして、通常、この作業は樹脂を所定の部位に塗付する
ための吐出工程と、この樹脂を硬化固定させるための固
化用光線(紫外線,可視光線等)を照射する工程との2
つに分けられ、2つの器具を用いて何れも手作業によっ
て行なわれている。
ための吐出工程と、この樹脂を硬化固定させるための固
化用光線(紫外線,可視光線等)を照射する工程との2
つに分けられ、2つの器具を用いて何れも手作業によっ
て行なわれている。
このような接着剤(樹脂)を用いる目的が作業の迅速化
を図ることにあるにも拘らず、前述のように、2つの工
程に分れているため、器具を持ち替えなければならない
ので、非常に煩わしかった。
を図ることにあるにも拘らず、前述のように、2つの工
程に分れているため、器具を持ち替えなければならない
ので、非常に煩わしかった。
また、光線硬化型樹脂が光線照射による反射光により固
化してノズル先端を塞ぎ、使用開始の際一々固化した樹
脂を除去しなければならないという煩わしさがあった。
化してノズル先端を塞ぎ、使用開始の際一々固化した樹
脂を除去しなければならないという煩わしさがあった。
そこで、本考案はこの作業を一工程で済ますことがで
き、しかもノズル先端が固化した樹脂で塞がれることの
ないような光線硬化樹脂用吐出ガンを提供しようとする
ものである。
き、しかもノズル先端が固化した樹脂で塞がれることの
ないような光線硬化樹脂用吐出ガンを提供しようとする
ものである。
本考案は、上記の課題を解決するため、ノズルガイド孔
から出没させるノズルを備えた樹脂吐出器を前後動自在
に本体内に設け、この樹脂吐出器を前後動させる手段を
設けると共に、光ファイバーライトガイドの出力端を前
記ノズルガイドの近傍に設け、且つノズルガイド孔とノ
ズルとに非親和性の樹脂加工を施したものである。
から出没させるノズルを備えた樹脂吐出器を前後動自在
に本体内に設け、この樹脂吐出器を前後動させる手段を
設けると共に、光ファイバーライトガイドの出力端を前
記ノズルガイドの近傍に設け、且つノズルガイド孔とノ
ズルとに非親和性の樹脂加工を施したものである。
また、操作に便利なように、光源スイッチを本体のハン
ドグリップ部に設けたものである。
ドグリップ部に設けたものである。
当該光源スイッチは、ランプに対する電源の、スイッチ
ング、もしくはランプ部などに設置された遮光シャッタ
のオン/オフを行なわせるものである。
ング、もしくはランプ部などに設置された遮光シャッタ
のオン/オフを行なわせるものである。
第1図は本考案の実施例の一部裁断側面図、第2図はノ
ズル部の正面図で、4はノズルガイド孔1から出没させ
るノズル2を備えた樹脂吐出器3を前後動自在に収納し
た本体、5は光出力端をノズルガイド孔1の外側に配置
した光ファイバーライトガイド、6は光源スイッチ、7
はピニオンギヤ8を介して樹脂吐出器ホルダー9を前後
動(第1図では左右動)させるレバー、10は復帰スプリ
ング、11はレバー7に設けたピニオンギヤ8と噛合する
扇型歯、12は樹脂吐出器ホルダー9に設けたピニオンギ
ヤ8と噛合するラックである。
ズル部の正面図で、4はノズルガイド孔1から出没させ
るノズル2を備えた樹脂吐出器3を前後動自在に収納し
た本体、5は光出力端をノズルガイド孔1の外側に配置
した光ファイバーライトガイド、6は光源スイッチ、7
はピニオンギヤ8を介して樹脂吐出器ホルダー9を前後
動(第1図では左右動)させるレバー、10は復帰スプリ
ング、11はレバー7に設けたピニオンギヤ8と噛合する
扇型歯、12は樹脂吐出器ホルダー9に設けたピニオンギ
ヤ8と噛合するラックである。
なお、ノズルガイド孔1とノズル2とは非親和性の樹
脂、例えばポリエチレン,フッ素樹脂などで表面処理を
施して、光線硬化型樹脂が付着しないようになってい
る。
脂、例えばポリエチレン,フッ素樹脂などで表面処理を
施して、光線硬化型樹脂が付着しないようになってい
る。
第3図は使用状態を示す図で、13は樹脂吐出器3に接続
される吐出器コントローラ、14は樹脂吐出器フットスイ
ッチ、15は光ファイバーライトガイド5を接続した光
源、16はプリント基板である。
される吐出器コントローラ、14は樹脂吐出器フットスイ
ッチ、15は光ファイバーライトガイド5を接続した光
源、16はプリント基板である。
次にその使用法について説明すると、第3図に示すよう
にプリント基板16に電子部品を固定するような場合、先
ず電子部品の足をプリント基板16に設けた孔に挿入し、
次いで樹脂吐出器フットスイッチ14を押して吐出器コン
トローラ13を起動させて圧縮空気を樹脂吐出器3に送
り、ノズル2から樹脂を目的の場所へ適量吐出させる。
にプリント基板16に電子部品を固定するような場合、先
ず電子部品の足をプリント基板16に設けた孔に挿入し、
次いで樹脂吐出器フットスイッチ14を押して吐出器コン
トローラ13を起動させて圧縮空気を樹脂吐出器3に送
り、ノズル2から樹脂を目的の場所へ適量吐出させる。
次いでレバー7を矢印方向に引くと同時に光源スイッチ
6をオンにする。かくすると、ピニオンギヤ8を介して
樹脂吐出器ホルダー9が第1図において左方に移動し、
ノズル2が引込まれると同時に光ファイバーライトガイ
ド5の光出力端から、紫外線などの固化用光線が塗布し
た樹脂上に照射されて塗布樹脂を固化させる。
6をオンにする。かくすると、ピニオンギヤ8を介して
樹脂吐出器ホルダー9が第1図において左方に移動し、
ノズル2が引込まれると同時に光ファイバーライトガイ
ド5の光出力端から、紫外線などの固化用光線が塗布し
た樹脂上に照射されて塗布樹脂を固化させる。
樹脂吐出器スイッチは、ハンドグリップ部4aに設けても
よいが、人間工学上実施例のようにフットスイッチとし
た方が間違いがなくてよい。
よいが、人間工学上実施例のようにフットスイッチとし
た方が間違いがなくてよい。
第4図は本考案の異なる実施例を示すもので、樹脂吐出
器3を前後動させる別の手段(構造)を開示するもので
ある。
器3を前後動させる別の手段(構造)を開示するもので
ある。
即ち、この場合は樹脂吐出器ホルダー9に直接レバー17
を設け、定常時は復帰ばね18でノズル2がノズルガイド
孔1から突出するようにしたもので、用法は第1図に示
した実施例と同様である。
を設け、定常時は復帰ばね18でノズル2がノズルガイド
孔1から突出するようにしたもので、用法は第1図に示
した実施例と同様である。
以上の説明からわかるように、樹脂吐出器と固化用光線
投射機構が一体化しているので、従来のように一々器具
を持ち替える必要がなく、迅速に接着、封止などの作業
を行うことができる効果がある。
投射機構が一体化しているので、従来のように一々器具
を持ち替える必要がなく、迅速に接着、封止などの作業
を行うことができる効果がある。
また、ノズルガイド孔1とノズル2とは非親和性の樹脂
加工を施されているので、光線硬化型樹脂は強固に付着
せず、またノズル先端に照射による反射光によって硬化
した光線硬化型樹脂がリング状に付着しても、レバー7
又は17を操作してノズル2を引込ませた時、ノズルガイ
ド孔1によってノズル2はしごかれてリング状の硬化し
た光線硬化型樹脂は除去される効果がありノズル2が詰
まることがない。
加工を施されているので、光線硬化型樹脂は強固に付着
せず、またノズル先端に照射による反射光によって硬化
した光線硬化型樹脂がリング状に付着しても、レバー7
又は17を操作してノズル2を引込ませた時、ノズルガイ
ド孔1によってノズル2はしごかれてリング状の硬化し
た光線硬化型樹脂は除去される効果がありノズル2が詰
まることがない。
第1図は本考案の実施例の一部截断側面図、第2図はノ
ズル部の正面図、第3図は使用状態を示す斜視図、第4
図は本考案の異なる実施例の一部截断側面図である。 1……ノズルガイド孔 2……ノズル 3……樹脂吐出器 4……本体 5……光ファイバーライトガイド 6……光源スイッチ 7,17……レバー 8……ピニオンギヤ 9……樹脂吐出器ホルダー 10……復帰スプリング 11……扇型歯 12……ラック 13……吐出器コントローラ 14……樹脂吐出器フットスイッチ 15……光源 16……プリント基板
ズル部の正面図、第3図は使用状態を示す斜視図、第4
図は本考案の異なる実施例の一部截断側面図である。 1……ノズルガイド孔 2……ノズル 3……樹脂吐出器 4……本体 5……光ファイバーライトガイド 6……光源スイッチ 7,17……レバー 8……ピニオンギヤ 9……樹脂吐出器ホルダー 10……復帰スプリング 11……扇型歯 12……ラック 13……吐出器コントローラ 14……樹脂吐出器フットスイッチ 15……光源 16……プリント基板
Claims (2)
- 【請求項1】ノズルガイド孔1から出没させるノズル2
を備えた樹脂吐出器3を前後動自在に本体4内に設け、
この樹脂吐出器3を前後動させる手段を設けると共に、
光ファイバーライトガイド5の出力端を前記ノズルガイ
ド孔1の近傍に設け且つノズルガイド孔1とノズル2と
に非親和性の樹脂加工を施したことを特徴とする光線硬
化型樹脂用吐出ガン。 - 【請求項2】光源スイッチ6を本体のハンドグリップ部
に設けて成る請求項1記載の光線硬化型樹脂用吐出ガ
ン。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP8655789U JPH067812Y2 (ja) | 1989-07-25 | 1989-07-25 | 光線硬化型樹脂用吐出ガン |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP8655789U JPH067812Y2 (ja) | 1989-07-25 | 1989-07-25 | 光線硬化型樹脂用吐出ガン |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0326380U JPH0326380U (ja) | 1991-03-18 |
JPH067812Y2 true JPH067812Y2 (ja) | 1994-03-02 |
Family
ID=31636129
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP8655789U Expired - Lifetime JPH067812Y2 (ja) | 1989-07-25 | 1989-07-25 | 光線硬化型樹脂用吐出ガン |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH067812Y2 (ja) |
Families Citing this family (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH0640582U (ja) * | 1992-11-05 | 1994-05-31 | 株式会社クボタ | 管内へのケーブル挿入装置におけるシール装置 |
DE602004001336T2 (de) * | 2003-02-06 | 2007-02-01 | Akzo Nobel Coatings International B.V. | Spritzpistole und verfahren zum aufbringen einer durchaktinische strahlung härtbaren beschichtung |
CN100431513C (zh) * | 2005-02-07 | 2008-11-12 | 马光武 | 健身掌 |
-
1989
- 1989-07-25 JP JP8655789U patent/JPH067812Y2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH0326380U (ja) | 1991-03-18 |
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