JPH067806Y2 - 消毒用スプレー - Google Patents

消毒用スプレー

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Publication number
JPH067806Y2
JPH067806Y2 JP1986203782U JP20378286U JPH067806Y2 JP H067806 Y2 JPH067806 Y2 JP H067806Y2 JP 1986203782 U JP1986203782 U JP 1986203782U JP 20378286 U JP20378286 U JP 20378286U JP H067806 Y2 JPH067806 Y2 JP H067806Y2
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JP
Japan
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pipe
piston
packing
nozzle
gland
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Expired - Lifetime
Application number
JP1986203782U
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English (en)
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JPS63107761U (ja
Inventor
信重 真田
Original Assignee
有限会社真田製作所
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Publication date
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Description

【考案の詳細な説明】 [考案の技術分野] 本考案は消毒用スプレーに関し、特に、入れ子式のパイ
プにより伸縮自在に接続して噴霧が遠くまで届き、パイ
プ接続部は構造が簡素で堅牢であり、かつパイプ接続部
にロッキングが生じることなく液密にシールされて漏水
を防止できるようにした消毒用スプレーに係わる。
[考案の技術的背景及びその問題点] 従来から、菜園、花壇などを消毒するスプレーがある。
ところが、このスプレーはポンプ機構が複雑であって容
易に噴霧ができず、かつ高い所の木等の消毒がやりずら
い。
このため、実願昭56−2032号(実開昭57−11
5671号)のマイクロフィルムには、パイプを伸縮自
在に接続して高い所の木等の消毒をやり易くした薬液散
布竿が知られている。しかしながら、この薬液散布竿で
は、パイプ接続部の構造が複雑で、かつパイプ接続部に
「ガタ」が生じ、また薬液散布後のパイプ内に残存した
薬液が乾燥して「こ(粉)」がOリングに付着しパイプ
接続部が動かなくなってロッキングを生じるという難点
がある。
[考案の目的] 本考案は上記従来の難点に鑑みなされたもので、入れ子
式のパイプにより伸縮自在に接続して噴霧が遠くまで届
き、パイプ接続部は構造が簡素で堅牢であり、かつパイ
プ接続部にはロッキングが生じることをなく液密にシー
ルされて漏水を防止できるようにした消毒用スプレーを
提供せんとするものである。
[考案の概要] かかる目的を達成するため本考案の消毒用スプレーは、
シリンダと、シリンダに嵌合して往復運動するピストン
と、ピストンから送られてくる薬液を噴霧するノズルと
を備え、ピストンとノズルを入れ子式のパイプで伸縮自
在に接続すると共に、その接続部には液密シールを設
け、液密シールは、ノズル側パイプ上に摺動自在に設け
られたパッキンおよびグランドを有し、パッキンはその
両端にテーパーが付けられ、パッキンのノズル側には切
り溝が設けられ、グランドはパッキンを介してピストン
側パイプのネジ部に螺着される構造とされているもので
ある。
[考案の実施例] 以下、本考案の好ましい実施例を図面により説明する。
第1図において、本考案の消毒用スプレーは、シリンダ
16と、シリンダ16に嵌合して復式の往復運動するピ
ストン6と、ピストン6から送られてくる薬液を噴霧す
るノズル4とを備えている。
シリンダ16は、パイプ16bと、パイプ16bに設け
られた握り部分16aと、パイプ16bの下端に元Oリ
ング17を介して螺着された弁玉18と、弁台18aと
から成る。弁台18aは外弁ホース元19からホース2
0を介して吸水重錘21に接続される。吸水重錘21は
防塵網22を有している。
ピストン6はそのパイプ5bが、シリンダ16のパイプ
16bに嵌合するもので、パイプ5bには、上部に握り
部分6aが、その下方にパッキン7、グランド8、グラ
ンドOリング9、グランドOリング10、ウォータース
トッパー11が設けられる。グランド8はシリンダ16
のパイプ16bにおけるネジ部16cに螺着される。さ
らに、パイプ5bの下部には、弁玉12と、弁玉12を
収納する弁キャップ13と、ピストンパッキン14と、
弁台15とが設けられる。弁キャップ13の上端の雄ネ
ジ部13bはパイプ5bにおける下端の雌ネジ部5eに
螺着される。弁台15の上端の雄ネジ部15aはピスト
ンパッキン14を介して弁キャップ13の下端の雌ネジ
部13cに螺着される。13aはシリンダ16のパイプ
16b内に貯溜される薬液をピストン6のパイプ5bに
送る通路である。
ノズル4は、ピストン6から送られてくる薬液を噴霧す
るもので、パイプ5aに連結されたT型分岐管4aと、
これにOリング4bを介して螺着されるノズル虫2と、
ノズル虫2に螺着される噴口キャップ1とを有してい
る。ノズル虫2はノズルOリング3と、噴霧を拡角する
斜行切り欠き2aとを備えている。
ピストン6とノズル4は、入れ子式のパイプ5a、5b
で伸縮自在に接続すると共に、その接続部には液密シー
ル5が設けられている。この液密シール5は、パイプ5
a上に摺動自在に設けられたパッキン5cと、グランド
5dとを有し、パッキン5cはその両端にテーパー5
g、5hが付けられ、ノズル側には切り溝5iが設けら
れ、グランド5dはパッキン5cを介してパイプ5bの
ネジ部5fに螺着される。パッキン5cはグランド5d
のネジ部内径に入り込む外径を有し、パッキン5cがグ
ランド5dのネジ部内径に入り込んだときテーパー5g
はグランド5dの対応するテーパー(図示せず)に当接
し切り溝5iによって収縮し接続部の固定手段を形成す
る。パッキン5cは、そのテーパー5hがパイプ5bの
ネジ部5fにおける先端内径に形成された対応するテー
パー(図示せず)に当接し液密シール手段を形成する。
このように構成された本考案の消毒用スプレーを使用す
るにあたっては、外弁ホース元19と吸水重錘21をホ
ース20で連結する。吸水重錘21をバケツ等の容器2
5(第2図)に入れ、シリンダ16とピストン6の握り
部分6a、16aを持ちピストン運動をする。復式で往
復運動をすることにより、ノズル4から容易に噴霧(ス
プレー)ができる。即ち、シリンダ16とピストン6を
互いに離反する方向に往復運動をすると、弁玉18は弁
台18aの外弁ホース元19側から離れ、一方、弁玉1
2は弁キャップ13の上端の雄ネジ部13b側に接す
る。こうして容器25内の薬液は吸水重錘21の防塵網
22を透過してシリンダ16のパイプ16b内に貯溜さ
れる。また、グランドOリング9、グランドOリング1
0、ウォーターストッパー11、ピストンパッキン14
はシリンダ16内でのピストン6の往復運動時における
シール機能を果たす。次に、シリンダ16とピストン6
を互いに接近する方向に往復運動をすると、弁玉18は
弁台18aの外弁ホース元19側に接し、一方、弁玉1
2は弁キャップ13の上端の雄ネジ部13b側から離れ
る。こうしてシリンダ16のパイプ16b内に貯溜され
た薬液はノズル4から噴霧され容易に噴霧(スプレー)
ができる。この場合、斜行切り欠き2aは噴霧を拡角す
るものである。また、噴口キャップ1はノズル虫2に螺
着されるが、分岐管4aに螺着されるノズル虫2の角度
を分岐管4aの軸線の周りに調節することにより、噴霧
方向を変化させることができ、葉の上からのみならず、
下からでも噴霧できる。さらにまた、噴口キャップ1の
ネジを緩めると斜行切り欠き2aの効果がなくなるから
噴霧(ジェット)になり、さらに遠くまで届く。
ピストン6とノズル4に介在された入れ子式のパイプ5
a、5bは、伸縮自在に接続され、その接続部には液密
シール5が設けられているので、グランド5dをネジ部
5fから緩めれば、パイプ5aはパイプ5b内で自由に
摺動でき引き伸ばすことができ、そこでグランド5dは
パイプ5bのネジ部5fに螺着すれば、パッキン5cは
グランド5dのネジ部内径に入り込む外径を有し、パッ
キン5cがグランド5dのネジ部内径に入り込んだとき
テーパー5gはグランド5dの対応するテーパー(図示
せず)に当接し切り溝5iによって収縮しパイプ5a、
5b両者は固定される。
また、グランド5dがパイプ5bのネジ部5fに螺着さ
れることによって、パッキン5cは、そのテーパー5h
がパイプ5bのネジ部5fにおける先端内径に形成され
た対応するテーパー(図示せず)に当接しパイプ5a、
5bの接続部は液密シールを形成するので漏水がなく、
遠くまで届き、高い木にまで容易に噴霧することができ
る。
このように本考案の消毒用スプレーは、入れ子式のパイ
プで接続することにより高い木にまで容易に噴霧できて
遠くまで届き、パイプ接続部は液密にシールされて漏水
を防止でき、かつ構造が簡素で堅牢であり、かつパイプ
接続部にロッキングが生じることがなくなる。
[考案の効果] 以上の実施例からも明らかなように、本考案の消毒用ス
プレーによれば、シリンダと、シリンダに嵌合して往復
運動するピストンと、ピストンから送られてくる薬液を
噴霧するノズルとを備え、ピストンとノズルを入れ子式
のパイプで伸縮自在に接続すると共に、その接続部には
液密シールを設け、液密シールハ、ノズル側パイプ上に
摺動自在に設けられたパッキンおよびグランドを有し、
パッキンはその両端にテーパーが付けられ、パッキンの
ノズル側には切り溝が設けられ、グランドはパッキンを
介してピストン側パイプのネジ部に螺着される構造とさ
れているので、高い木にまで容易に噴霧できて遠くまで
届き、入れ子式のパイプ接続部は液密にシールされて漏
水を防止でき、構造が簡素で堅牢であり、かつパイプ接
続部にロッキングが生じることがなくなる。
【図面の簡単な説明】
第1図、(a)、(b)、(c)は本考案による消毒用
スプレーの一部破断した状態での説明図、第2図は該消
毒用スプレーの使用時の説明図である。 4……ノズル 5……液密シール 5a、5b……入れ子式のパイプ 5c……パッキン 5d……グランド 5g、5h……テーパー 5i……切り溝 6……ピストン 16……シリンダ

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】シリンダ(16)と、前記シリンダに嵌合して
    往復運動するピストン(6)と、前記ピストンから送られ
    てくる薬液を噴霧するノズル(4)とを備え、前記ピスト
    ンと前記ノズルを入れ子式のパイプ(5a、5b)で伸縮自在
    に接続すると共に、その接続部には液密シール(5)を設
    け、前記液密シールは、ノズル側パイプ(5a)上に摺動自
    在に設けられたパッキン(5c)およびグランド(5d)を有
    し、前記パッキン(5c)はその両端にテーパー(5g、5h)が
    付けられ、前記パッキン(5c)のノズル側には切り溝(5i)
    が設けられ、前記グランド(5d)は前記パッキン(5c)を介
    してピストン側パイプ(5b)のネジ部(5f)に螺着されるこ
    とを特徴とする消毒用スプレー。
JP1986203782U 1986-12-27 1986-12-27 消毒用スプレー Expired - Lifetime JPH067806Y2 (ja)

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JP1986203782U JPH067806Y2 (ja) 1986-12-27 1986-12-27 消毒用スプレー

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JP1986203782U JPH067806Y2 (ja) 1986-12-27 1986-12-27 消毒用スプレー

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS63107761U JPS63107761U (ja) 1988-07-12
JPH067806Y2 true JPH067806Y2 (ja) 1994-03-02

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ID=31169434

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS6024437Y2 (ja) * 1977-08-27 1985-07-22 正男 古寺 手動噴霧器に於ける水漏れ防止装置
JPS6314927Y2 (ja) * 1981-01-09 1988-04-26
JPS5920849U (ja) * 1982-07-23 1984-02-08 株式会社永田製作所 噴射竿の操縦装置

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