JPH067796U - 組み合わせ玩具 - Google Patents

組み合わせ玩具

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JPH067796U
JPH067796U JP5176292U JP5176292U JPH067796U JP H067796 U JPH067796 U JP H067796U JP 5176292 U JP5176292 U JP 5176292U JP 5176292 U JP5176292 U JP 5176292U JP H067796 U JPH067796 U JP H067796U
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 単独、或いは組み合わせて遊びを行なえ、且
つ遊びの領域を広げるようにする。 【構成】 玩具体1、30はそれぞれが連結された複数
の可動部材によって構成され、その一つの可動部材には
マイクロコンピュ−タ21、57と該マイクロコンピュ
−タによって制御され所定の音声を発する音声発生装置
12、58とこれらの作動回路とが設けられ、上記一つ
の可動部材または他の少なくとも一つの可動部材には、
これら可動部材を動作させたときに上記作動回路をオン
オフして上記マイクロコンピュ−タを制御し音声発生装
置から所定の音声を発生または停止させるスイッチ8乃
至10と51乃至54とが設けられている。上記各玩具
体には、各玩具体を電気的に接続しこれらの音声発生装
置から相互に音声を発生させるためのプラグ付きコ−ド
用23のジャック34、59が設けられている。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は玩具体を構成する複数の可動部材を動作させることで音声発生装置か ら選択された所定の音声を発生させる遊びと、玩具体同士を電気的に接続してこ れらの音声発生装置から相互に音声を発生させる遊びとを楽しむことができる組 み合わせ玩具に関する。
【0002】
【従来技術】
従来の組み合わせ玩具、例えばロボット玩具同士を組み合わせたものにあって は、各ロボット玩具はその頭部、胴体部、腕部、脚部などの各部位が動作するよ うに構成されている。そして、上記ロボット玩具同士を向かいあわせて上記各部 位を動作してお互いに攻撃し合っているかのような状況を作り出して遊びを楽し むものであるから、その遊び方も単純であるためすぐに飽きられてしまう嫌いが あった。また、最近は組み合わせ玩具においても奇抜でより複雑な構成や操作を 必要とするものが好まれる傾向になってきており、このような玩具の出現が望ま れている。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】
本考案は上記の事情に鑑みてなされたものであって、特に単独で遊びを楽しん だり、或いは組み合わせて遊びを楽しんだりすることができ、且つ遊びの幅を広 げることができる組み合わせ玩具を提案することをその目的とする。
【0004】
【課題を解決するための手段】
上記課題を解決するための手段として、本考案に係る組み合わせ玩具は、ロボ ット、ジェット機等の形態を有する少なくとも二つの玩具体を備え、これら玩具 体を下記のように構成したことを特徴とする。 (イ)上記各玩具体は連結された複数の可動部材によって構成されるとともに、 一つの可動部材にはマイクロコンピュ−タと該マイクロコンピュ−タによって制 御され選択された所定の音声を発生する音声発生装置とこれらの作動回路とが設 けられていること (ロ)上記一つの可動部材または他の少なくとも一つの可動部材には、これら可 動部材を動作させたときに上記作動回路をオンオフして上記マイクロコンピュ− タを制御し音声発生装置から選択された音声を発生または停止させるスイッチが 設けられていること (ハ)上記各玩具体には、各玩具体を電気的に接続してこれらの音声発生装置か ら相互に音声を発生させて遊びを楽しむことができるプラグ付きコ−ド用のジャ ックが設けられていること
【0005】
【考案の効果】
上記構成のように、本考案に係る組み合わせ玩具によれば、玩具体を構成する 複数の連結された可動部材を可動させることでマイクロコンピュ−タで制御され るとともに音声発生装置から選択された所定の音声を発生させることができる。 また、玩具体同士を電気的に接続し上記と同様にその可動部材を可動することに より相互に音声発生装置から音声を発生させることができる。これによって、奇 抜で意外性のある遊びの展開が得られるとともに、その領域を広げることができ る。
【0006】
【実施例】
以下、図面によって本考案の実施態様の一例について説明する。
【0007】 図において、本考案に係る組み合わせ玩具は二つの玩具体1および30とによ って構成されている。そして、該玩具体1および30は単独で音声を発生させて 遊んだり、或いは電気的に接続して相互に音声発生装置から音声を発生させて遊 んだりすることができる。
【0008】 第一の玩具体1はロボット状の形態を有するとともに、胴体部2に対して腕部 材3、3が垂直方向に回動可能に取着されている。また、上記胴体部2の一方の 肩部にはメインスイッチ4が、胸部内には発光ダイオ−ドから成る発光部5がそ れぞれ設けられている。そして、該発光部5は後述する各スイッチに連係されて おり且つ発光時に外部から視認することができるように形成されている。
【0009】 次に、腰部材6に軸部材(図示せず)介して取着された脚部材7、7は上下動 するように形成されるとともに、上記腰部材6には上記脚部材7、7を上下動す ることによりオンオフするスイッチ8が設けられている。
【0010】 胴体部2内の上部両側寄りには上記腕部材3、3を垂直方向に回動することに よりオンオフするスイッチ9、10が設けられ、また、上記胴体部2内の裏側よ りの中央には付属部材11を合体離脱させることによりオンオフするスイッチ1 2が設けられている。
【0011】 上記スイッチ4、8、9、10、12は胴体部2内に設けられるとともに、マ イクロコンピュ−タ21によって制御され選択された所定の音声を発生する音声 発生装置13の電気回路中に組み込まれている。また、上記胴体部2内には交換 可能な電源電池14とプラグ22付き電気コ−ド23のプラグ22が嵌脱可能な ジャック24が設けられている。さらに、上記音声発生装置12は音声合成IC によって形成されている。
【0012】 次に、第二の玩具体30はロボット状の形態からジェット機状の形態に可逆的 に変化するように形成されている。
【0013】 第二の玩具体30は図4に示すようにロボット状の形態において胴体部31に 対し腕部材32、32が支軸33、33を介して垂直方向に回動するように軸支 されるとともに、該腕部材32、32の外側には覆い部材34、34が支軸35 、35を介して水平方向に可動するように取着されている。そして、上記覆い部 材34、34は水平状態から垂直状態に可動したときに上記腕部材32、32全 体を覆うように形成されている。また、上記腕部材32、32の上部には付属部 材37、37が支軸38、38を介して折畳み、展開自在に取着されている。
【0014】 胴体部31の上部には頭部39が設けられるとともに、該頭部39には発光ダ イオ−ドから成る発光部40が形成されている。さらに、上記胴体部31の下部 には脚部材42、42が取着されるとともに、該脚部材42、42はその基部に おいて支軸43によって連結されている。そして、該脚部材42、42は上下動 可能に形成されている。
【0015】 胴体部31の上部には頭部39を囲むように起倒部材44が支軸45を介して 取着され且つ該起倒部材44は前に略90度倒すことができる。また、上記頭部 39の両側には武器部材47、47が配置されるとともに、該武器部材47、4 7は上記起倒部材44に支軸48、48を介して折畳み、展開自在に取着されて いる。そして、一方の武器部材47の表面略中央より下方に後述するスイッチを 作動させるための押圧杆50が突設されている。武器部材47、47は起倒部材 44と一緒に前方に倒すことができる。
【0016】 胴体部31内には起倒部材44の起倒によって該起倒部材44に設けた押圧杆 50の当接離嵌によってオンオフするスイッチ51と、腕部材32、32を動作 することによって該腕部材32、32の支軸33、33に設けた係合突部33a 、33aの係脱によりオンオフするスイッチ52、53と、脚部材42、42を 上下移動することにより該脚部材42、42の支軸43に設けた押圧杆43aの 押圧離嵌によってオンオフするスイッチ54と、上記胴体部31の裏面両側寄り に設けたスイッチ55、56と、マイクロコンピュ−タ57と該マイクロコンピ ュ−タ57によって制御され選択された音を発生する音声発生装置58と、同様 の機能を備えた別のロボット(図示せず)と接続するためのジャック59と、メ インスイッチ60と、電源電池61とが設けられている。
【0017】 メインスイッチ60は胴体部31の外部側面から操作可能に形成されるととも に、電源電池61は裏面から交換可能に納められている。また、音声発生装置5 8は音声合成ICによって形成されている。
【0018】 組み合わせ玩具は上述のように構成されているので、その使用にあたっては、 まず、図1乃至図3に示すようにロボット状の形態を有する第一の玩具体1はメ インスイッチ4をオンすることによりマイクロコンピュ−タ21によって制御さ れ選択された起動音を音声発生装置13から発生させることができ、オフするこ とにより選択された終動音を音声発生装置13から発生させることができる。次 に、上記メインスイッチ4がオン状態において、玩具体1を手に持って該玩具体 1の脚部材7、7を床面18に押し付けて該脚部材7、7を腰部材6方向に上動 させることによりスイッチ8がオンし上記マイクロコンピュ−タ21で制御され るとともに音声発生装置13から選択された所定の歩行音を発生させることがで きるとともに、発光部5を発光させることができる。
【0019】 次に、腕部材3、3を上げるとスイッチ9、10がオンしマイクロコンピュ− タで制御されるとともに音声発生装置13から選択された所定のパンチ音を発生 させることができる。また、上記腕部材3、3を上げた状態から下げると上記音 声発生装置13から選択された所定のチョップ音を発生させることができるとと もに、発光部5を発光させることができる。
【0020】 また、両腕部材3、3を上げスイッチ9、10がオン状態において脚部材7、 7を床面18に押し付け該脚部材7、7を上方に動作させることによりスイッチ 8がオンしマイクロコンピュ−タで制御されるとともに音声発生装置13から選 択された所定の歩行音を発生させることができ、且つ発光部5を発光させること ができる。この歩行音は上記歩行音とは異なるものである。
【0021】 さらに、胴体部2の裏面に付属部材11を合体させることによりスイッチ12 がオンし、マイクロコンピュ−タによって制御されるとともに音声発生装置13 から選択された所定の合体音を発生させ且つ発光部5を発生させることができる 。その後上記合体音はタービン音に変化する。そして、この状態で両腕部材3、 3を上げスイッチ9、10がオンすると上記音声発生装置13から選択された所 定のジェットエンジン音を発生させることができる。
【0022】 上記両腕部材3、3の一方を下げるとスイッチ9がオフし、これによって音声 発生装置13から選択された所定の旋回音を発生させることができる。また、上 記胴体部2から付属部材11を離嵌させるとスイッチ12がオフし音声発生装置 13から選択された所定の離嵌音を発生させることができる。
【0023】 次に、図4に示すように第二の玩具体30はロボット状の形態において、胴体 部31に対し腕部材32、32を動作することによりスイッチ52、53がオン しマイクロコンピュ−タ57によって制御され選択されたパンチ音を音声発生装 置58から発生させることができるとともに、頭部39に設けた発光部40を発 光させることができる。
【0024】 次に、上記の状態で武器部材47、47を前に倒すとスイッチ51がオンしマ イクロコンピュ−タ57によって制御され選択された上記とは別の武装音を音声 発生装置58から発生させることができる。そして、上記武器部材47、47を 倒した状態で右の腕部材32を動作すると上記とはさらに別の強いパンチ音を音 声発生装置58から発生させることができ、また、左の腕部材32を動作すると 上記とはさらにまた別のパンチ音を音声発生装置58から発生させることができ る。上記において音声発生装置58が作動時にはマイクロコンピュ−タ57によ って制御され上記発光部40は発光するように形成されている。
【0025】 第二の玩具体30がロボット状の形態において、覆い部材34、34を下方に 略90度可動させて腕部材32、32を覆うとともに、武器部材47、47を内 側に回動させてその表面を重合させる。次に、重合された上記武器部材47、4 7の外側面に付属部材37、37を上方に回動させ接合させるとともに、爪先4 2a,42aを前方に倒したのち上記脚部材32、32を胴体部31側に押し付 けて収縮させ、且つ表裏を反対にすることによって図6に示すようにジェット機 状の形態に変化させることができる。
【0026】 上記ジェット機状の形態において胴体部31に押し付けられた脚部材32によ ってスイッチ54がオンしマイクロコンピュ−タ57によって制御され選択され たジェット機に対応するジェット音を音声発生装置58から発生させることがで きる。また、ジェット機状の形態において胴体部2の上部両側に設けたスイッチ 55、56を押圧することによってマイクロコンピュ−タ57によって制御され 選択された攻撃音を音声発生装置58から発生させることができる。
【0027】 次に、玩具体1と玩具体30とはプラグ22付き電気コ−ド23によって接続 することにより相互に音声を発生させて遊びを楽しむことができる。すなわち、 例えば玩具体1が腕部材3、3を動作させて攻撃しているような状態にあるとき には該玩具体1のマイクロコンピュ−タ21によって制御された攻撃音が音声発 生装置13から発生させることができるとともに、玩具体30からはマイクロコ ンピュ−タ57によって制御された防御音が音声発生装置58から発生させるこ とができ。勿論、玩具体30が攻撃しているときにも同様に音声を発生させるこ とができる。
【0028】 上述のように組み合わせ玩具によれば、玩具体1および30によって単独に遊 びを楽しむことができるとともに、上記玩具体1および30を電気的に接続する ことで相互に遊びを楽しむことができる。これに加えて形態を変化させて遊びを 楽しむことができるので、奇抜で意外性に富むとともに遊びの幅を拡大すること ができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案に係る組み合わせ玩具における第一の玩
具体の内部構造を示す正面の説明図である。
【図2】上記玩具体における付属部材の着脱状態を示す
側面の説明図である。
【図3】図2に示した玩具体の一部省略した状態の背面
図である。
【図4】第二の玩具体のロボット状の形態時における内
部構造を示す正面の説明図である。
【図5】上記ロボット状の形態時における武器部材とス
イッチとの関係を示す側面の説明図である。
【図6】図4に示した玩具体のジェット機状の形態時に
おける内部構造を示す正面の説明図である。
【図7】上記組み合わせ玩具の電気的な構成要素のブロ
ック図である。
【符号の説明】
1 玩具体 3 腕部材(可動部材) 7 脚部材(可動部材) 8 スイッチ 9 スイッチ 10 スイッチ 12 音声発生装置 21 マイクロコンピュ−タ 24 ジャック 30 玩具体 32 腕部材(可動部材) 42 脚部材(可動部材) 47 武器部材(可動部材) 51 スイッチ 52 スイッチ 53 スイッチ 54 スイッチ 57 マイクロコンピュ−タ 58 音声発生装置 59 ジャック
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.5 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 G10K 15/04 303 A 7227−5H

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ロボット、ジェット機等の形態を有する
    少なくとも二つの玩具体を備え、これら玩具体を下記の
    ように構成したことを特徴とする組み合わせ玩具。 (イ)上記各玩具体は連結された複数の可動部材によっ
    て構成されるとともに、一つの可動部材にはマイクロコ
    ンピュ−タと該マイクロコンピュ−タによって制御され
    選択された所定の音声を発生する音声発生装置とこれら
    の作動回路とが設けられていること (ロ)上記一つの可動部材または他の少なくとも一つの
    可動部材には、これら可動部材を動作させたときに上記
    作動回路をオンオフして上記マイクロコンピュ−タを制
    御し音声発生装置から選択された音声を発生または停止
    させるスイッチが設けられていること (ハ)上記各玩具体には、各玩具体を電気的に接続して
    これらの音声発生装置から相互に音声を発生させて遊び
    を楽しむことができるプラグ付きコ−ド用のジャックが
    設けられていること
JP5176292U 1992-06-30 1992-06-30 組み合わせ玩具 Expired - Lifetime JP2561016Y2 (ja)

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JPH067796U true JPH067796U (ja) 1994-02-01
JP2561016Y2 JP2561016Y2 (ja) 1998-01-28

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2005025709A1 (ja) * 2003-09-12 2005-03-24 Butterfly.Stroke.Inc. 紙製人形
JP2013502242A (ja) * 2009-08-20 2013-01-24 シンキング テクノロジー インコーポレイテッド 動かすことおよび取り外すことができる本体部品を有するインタラクティブな話す玩具

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US8684786B2 (en) 2009-08-20 2014-04-01 Thinking Technology Inc. Interactive talking toy with moveable and detachable body parts

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JP2561016Y2 (ja) 1998-01-28

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