JPH067779Y2 - 消臭器 - Google Patents

消臭器

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JPH067779Y2
JPH067779Y2 JP6988987U JP6988987U JPH067779Y2 JP H067779 Y2 JPH067779 Y2 JP H067779Y2 JP 6988987 U JP6988987 U JP 6988987U JP 6988987 U JP6988987 U JP 6988987U JP H067779 Y2 JPH067779 Y2 JP H067779Y2
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JP
Japan
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deodorizer
piezoelectric element
deodorant
vibrating member
activated carbon
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JP6988987U
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JPS63181423U (ja
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二郎 井上
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Murata Manufacturing Co Ltd
Original Assignee
Murata Manufacturing Co Ltd
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  • Treating Waste Gases (AREA)
  • Separation Of Gases By Adsorption (AREA)
  • Apparatuses For Generation Of Mechanical Vibrations (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本考案は、消臭器に関し、更に詳しくは、圧電振動を利
用して消臭能力を向上させた消臭器に関する。
〔従来の技術〕
従来の消臭器として、籠形の容器に活性炭や芳香剤を充
填したものが良く知られている。
また、第3図に示すように、籠形容器53に活性炭54
を充填し、ファン52によって空気Aを強制的に通じて
消臭能力を向上させた消臭器51が知られている。
〔考案が解決しようとする問題点〕
籠形の容器に消臭剤を充填しただけの消臭器は、空気と
の接触が自然循環に任されるため、消臭能力が小さい問
題点がある。
また、ファンによって強制的に空気を通す方式の消臭器
では、ファンのために全体が大型となり、騒音が大き
く、消費電力も大きくなる問題点がある。
従って、本考案の目的とするところは、小型で、騒音が
なく、低消費電力であり、消臭能力の大きな消臭器を提
供することにある。
〔問題を解決するための手段〕 本考案の消臭器は、圧電素子と、その圧電素子により振
動させられる振動部材と、その振動部材に保持された有
形状の消臭剤とを具備してなることを構成上の特徴とす
るものである。
〔作用〕
圧電素子と振動部材の組み合わせによって、低周波振動
から高周波振動まで振動部材を振動させることができ、
その構成は小型にでき、騒音がなく、また消費電力が小
さい。
振動部材が振動すると、その振動部材に保持されている
消臭剤も振動する。
このため、消臭剤の空気との接触が大きくなり、消臭能
力が向上する。
即ち、小型で、騒音がなく、低消費電力で、且つ、消臭
能力の大きい消臭器が得られる。
〔実施例〕
以下、図に示す実施例に基づいて本考案を更に詳しく説
明する。ここに第1図は本考案の一実施例の消臭器の模
式的正面図、第2図は本考案の他の実施例の模式的正面
図である。なお、図に示す実施例により本考案が限定さ
れるものではない。
第1図において、消臭器1は、圧電素子2と、音叉形振
動部材3と、有形状の消臭剤の一例であって、板状に成
形した繊維状活性炭4とを具備してなっている。
圧電素子2は、音叉形振動部材3に貼着され、いわゆる
圧電音叉を構成している。
繊維状活性炭4は、空気の流通し易い不織布状であり、
且つ、適度の弾性を有しており、音叉形振動部材3の先
端に取り付けられている。
圧電素子2に低周波電圧を印加すると、音叉形振動部材
3が共振して振動する。
このため、その音叉形振動部材3の先端に取り付けられ
ている板状の繊維状活性炭4も振動し、矢印αで示すよ
うに、うちわ状運動をする。
そこで、破線で示すように空気流が形成されるが、その
空気流は繊維状活性炭4と接触するために消臭作用を受
けることとなる。
従って、この消臭器1によれば、大きな消臭能力が得ら
れ、小型,無騒音,低消費電力になる。
次に、第2図において、消臭器11は、圧電素子12
と、音片形振動部材13と、板状に成形した繊維状活性
炭14とを具備してなっている。
圧電素子12は、音片形振動部材13に貼着され、いわ
ゆる圧電音片を構成している。
圧電素子12に低周波電圧を加えると、音片形振動部材
13が低周波振動し、その先端に取り付けられている繊
維状活性炭14も振動する。
そして、繊維状活性14が板状であり、適度の弾性を持
っていることから、矢印βで示すようなうちわ状運動と
なり、破線で示すように空気を流通させる。
この結果、空気と繊維状活性炭14との接触が増し、消
臭能力が向上する。かかる消臭器11は、小型,無騒
音,低消費電力である。
他の実施例としては、振動部材を籠形容器状に形成し、
その中に粒状活性炭や,粒状芳香剤を入れ、高周波振動
させるものが挙げられる。活性炭は高周波振動により空
気との接触が増大し、芳香剤は高周波振動により気化が
促進され、いずれにしても消臭能力が向上する。
また、圧電素子をタイマーにより間歇作動させるように
すれば、消費電力を非常に少なくできるので、電池駆動
で長時間働かすこともできる。従って、大型冷蔵庫用消
臭器,自動車用消臭器としても有用である。
なお、消臭剤に代えて塵埃吸着剤を用いれば、集塵能力
が大きく、小型,無騒音,低消費電力の集塵器として作
動させることができる。
〔考案の効果〕
本考案によれば、圧電素子と、その圧電素子により振動
させられる振動部材と、その振動部材に保持された消臭
剤とを具備してなることを特徴とする消臭器が提供さ
れ、これにより消臭能力を向上できると共に、小型化,
無騒音化,低消費電力化を実現できる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の一実施例の消臭器の模式的正面図、第
2図は本考案の他の実施例の模式的正面図、第3図は従
来の消臭器の一例の模式的断面図である。 〔符号の説明〕 1,11……消臭器 2,12……圧電素子 3……音叉形振動部材 13……音片形振動部材 4,14……板状の繊維状活性炭。

Claims (2)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】圧電素子と、その圧電素子により振動させ
    られる振動部材と、その振動部材に保持された有形状の
    消臭剤とを具備してなることを特徴とする消臭器。
  2. 【請求項2】振動部材が音叉または音片であり、消臭剤
    が板状に成形した繊維状活性炭であって前記音叉または
    音片の先端に取り付けられ、前記音叉または音片のたわ
    み振動によって消臭剤がうちわ状運動をするようにした
    実用新案登録請求の範囲第1項記載の消臭器。
JP6988987U 1987-05-11 1987-05-11 消臭器 Expired - Lifetime JPH067779Y2 (ja)

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JP6988987U JPH067779Y2 (ja) 1987-05-11 1987-05-11 消臭器

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JP6988987U JPH067779Y2 (ja) 1987-05-11 1987-05-11 消臭器

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JPS63181423U JPS63181423U (ja) 1988-11-22
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JP2006055302A (ja) * 2004-08-19 2006-03-02 Inax Corp 音情報付き芳香装置

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JPS63181423U (ja) 1988-11-22

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