JPH0677756A - ノイズフィルタ - Google Patents

ノイズフィルタ

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JPH0677756A
JPH0677756A JP33864492A JP33864492A JPH0677756A JP H0677756 A JPH0677756 A JP H0677756A JP 33864492 A JP33864492 A JP 33864492A JP 33864492 A JP33864492 A JP 33864492A JP H0677756 A JPH0677756 A JP H0677756A
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JP
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mode choke
choke coil
noise
common mode
capacitors
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JP33864492A
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English (en)
Inventor
Toshio Otake
登志男 大竹
Mitsuhiko Kanda
光彦 神田
Katsumi Tomiyama
勝己 富山
Sunao Hirashiro
直 平城
Noriyuki Maeda
憲行 前田
Kiichiro Tada
紀一郎 多田
Kazutaka Shimizu
和崇 清水
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Mitsubishi Electric Corp
Mitsubishi Electric Lighting Corp
Original Assignee
Mitsubishi Electric Corp
Mitsubishi Electric Lighting Corp
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 電子機器の負荷より伝搬するノイズを阻止
し、雑音端子電圧の許容値をクリアする。 【構成】 コモンモードチョークコイルとこのコモンモ
ードチョークコイルの入力側に並列接続されたXコンデ
ンサの回路を2段カスケード接続し、このコモンモード
チョークコイルの入力側に並列接続されたXコンデンサ
間にノーマルモードチョークコイルを設け、後段のコモ
ンモードチョークコイルの出力側にYコンデンサを接続
する。また、このYコンデンサと並列にXコンデンサを
接続しても良い。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、外部のノイズが商用
電源を伝搬し電子機器内に入らないよう、また電子機器
から発生するノイズが商用電源へ流出しないように低減
するノイズフィルタに関するものである。
【0002】
【従来の技術】図14は例えばトーキン製のカタログ.
Cat No.CD−106に示された従来のノイズフ
ィルタGTシリーズを示す回路図である。この図におい
て商用電源1に電子機器の負荷(L)2が接続されてお
り、その間にノイズフィルタ3が設けられている。この
ノイズフィルタ3は商用電源1間にXコンデンサ4を接
続、Xコンデンサ4間にコモンモードチョークコイル5
を接続、他端のコモンモードチョークコイル5間にXコ
ンデンサ6を接続、Xコンデンサ6間にYコンデンサ7
とYコンデンサ8が直列で接続されている。Yコンデン
サ7とYコンデンサ8の中点からアースへ接続されてい
る。Yコンデンサ7とYコンデンサ8の中点と反対側の
各端子に負荷2が接続されている。
【0003】次に動作について説明する。一般にノイズ
フィルタ3は、商用電源1の50/60Hzを通過させ
る働きと、外部のノイズが電子機器の負荷2に流入しな
いようにすることと、負荷2の内部で発生したノイズが
流出しないよう阻止する働きをする。
【0004】負荷2から発生するノイズには、ライン間
に流れるノーマルモードノイズ電流INとグランドに対
して両ラインに流れるコモンモードノイズ電流ICがあ
る。このため、このノイズフィルタ3には、この両モー
ドのノイズ電流を阻止する回路網が必要である。
【0005】通常、ノイズフィルタ3は、低域のコモン
モードノイズ電流ICを除去するためのコモンモードチ
ョークコイル5、低域のノーマルモードノイズ電流IN
を除去するためのXコンデンサ4とXコンデンサ6、高
域のコモンモード、ノーマルモード両方のノイズIN
Cを阻止するためのYコンデンサ、以上の3種類の素
子から構成されるのが一般的である。なお、コモンモー
ドチョークコイル5は、数mHのフェライト磁心9を使
用したものが主流を占めている。
【0006】次に図15、図16、図17によりコモン
モードチョークコイル5について説明する。コモンモー
ドチョークコイル5は図15に示すように、フェライト
磁心9に電源線が巻かれており。この巻線は負荷2に流
れる電流と、ノーマルモードノイズ電流INによって生
ずる磁心内部の磁束を互いに逆方向で相殺するように巻
回されているためノーマルモードノイズ電流INに対し
てはインダクタとして働かない。一方コモンモードノイ
ズ電流ICに対しては、相互誘導係数が加算され独立し
たインダクタとして働く。
【0007】図16に示すようにコモンモードチョーク
コイル5の巻線の隣同士で発生するストレーキャパシテ
ィ(浮遊容量)CPが図17に示すようにチョークコイ
ルLと並列接続された形となる。高周波域でのノイズ
は、バイパス回路形式によりCPを通ってストレートに
流れる。よってコモンモードチョークコイル5の周波数
特性は数100kHzから数10MHz付近で自己共振
点が現れ、そこから上の周波数では特性が劣化してい
く。つまり、自己共振点を越える周波数ではコモンモー
ドノイズ電流ICを阻止できなくなる。そのため、図1
8に示すように電子機器の雑音端子電圧測定値が許容値
を上回り、規制を満足しないという問題が起きる。
【0008】また、負荷2の電源回路は、一般に、コン
デンサ入力型整流回路を用いており、入力電流iSは、
パルス状の波形である。そのため、多くの高調波成分を
含んでおり、他の機器に障害を与えるという他の問題点
もある。
【0009】そこで、この問題を解決するために、入力
電流iSのピーク値を下げると共に入力電流iS波形を正
弦波電流に変えて高調波成分を減少させる力率改善回路
がある。この力率改善回路を用いた負荷2にノイズフィ
ルタ3を図19のように挿入し、かつノイズフィルタ3
と商用電源1の間に低域のノーマルモードノイズ電流I
Nを阻止するノーマルモードチョークコイル12を挿入
する。この場合の入力電流iSは、図20のような歪ん
だ波形になる。ノイズフィルタ3とノーマルモードチョ
ークコイル12を挿入したことによって、これらの入・
出力部における電源ラインのインピーダンスが、それぞ
れ不整合したためと考えられる。
【0010】
【発明が解決しようとする課題】従来のノイズフィルタ
3は、以上のように構成されているので、雑音端子電圧
における電気用品取締法の規制をクリアしなければなら
ず低域および高域の測定値を許容値より下げる必要があ
る。また、力率改善回路を使用した場合、ノイズフィル
タ3のインピーダンスが不整合していたので、整合させ
ることが必要で、また、入力電流iS波形も正弦波に直
すことが必要である。
【0011】この発明は上記のような問題点を解消する
ためになされたもので、電子機器の負荷2内部で発生し
たノイズを阻止できるとともに、雑音端子電圧の規制を
クリアできるノイズフィルタ3を得ることを目的とす
る。また、力率改善回路を使用した場合、高調波をださ
ないよう、入力電流iS波形を元の正弦波が流れるノイ
ズフィルタ3を得ることを目的とする。
【0012】
【課題を解決するための手段】この発明に係るノイズフ
ィルタは、コモンモードチョークコイルを2段接続し
て、このそれぞれのコモンモードチョークコイルの入力
側にコンデンサを並列接続し、さらに、このコンデンサ
間にノーマルモードチョークコイルを設けたものであ
る。
【0013】また他の発明に係るノイズフィルタは、1
0MHz近傍のノイズを除去するもので、カスケード接
続された2段のコモンモードチョークコイルと、このそ
れぞれのコモンモードチョークコイルの入力側に並列接
続されたノーマルモードノイズを阻止するコンデンサ
と、後段側コモンモードチョークコイルの出力側に並列
接続されたコモンモードノイズを阻止するコンデンサ2
個の直列回路と、この2個のコンデンサの中点からアー
スに接続された接地線路と、後段側コモンモードチョー
クコイルの出力側両端に設けられ、前記負荷に接続され
る端子と、前記コモンモードチョークコイルの入力側に
並列接続されたそれぞれのコンデンサの間に接続された
ノーマルモードチョークコイルとから構成されたもので
ある。
【0014】
【作用】この発明におけるノイズフィルタの夫々のコモ
ンモードチョークコイルはコモンモードノイズ電流IC
を阻止し、コモンモードチョークコイルの入力側に並び
に後段のコモンモードチョークコイルの出力側に夫々並
列接続された3個のコンデンサとノーマルモードチョー
クコイルはノーマルモードノイズ電流INを阻止する。
【0015】また他の発明における10MHz近傍のノ
イズを除去するノイズフィルタの夫々のコモンモードチ
ョークコイルはコモンモードノイズ電流ICを阻止し、
コモンモードチョークコイルの入力側に夫々並列接続さ
れた2個のコンデンサとノーマルモードチョークコイル
はノーマルモードノイズ電流INを阻止する。
【0016】
【実施例】実施例1 以下に、この発明の一実施例を図に基づいて説明する。 (構成)図1は、この発明の実施例1によるノイズフィ
ルタを示す回路図である。なお、従来回路と同一または
相当部分は同一符号で表わす。
【0017】図1において、商用電源1と負荷2の間で
負荷2側に、従来の技術で述べたノイズフィルタ3が接
続されている。一方、商用電源1側には、Xコンデンサ
10が接続、さらにXコンデンサ10には、コモンモー
ドチョークコイル11が接続されている。前記、コモン
モードチョークコイル11の他端、片側の電源線にノー
マルモードチョークコイル12を経由してノイズフィル
タ3に接続する。前記、コモンモードチョークコイル1
1の他端、もう一方の片側の電源線は、ノイズフィルタ
3と直結される。
【0018】(動作)以上の構成に基づいて動作を説明
する。図1において、電子機器の負荷2から発生するノ
イズには、従来技術の作用、動作で説明したように、ラ
イン間に流れるノーマルモードノイズ電流INとグラン
ドに対して両ラインに流れるコモンモードノイズ電流I
Cがある。このため、このノイズフィルタ3には、この
両モードのノイズ電流を阻止する回路網が必要である。
【0019】負荷2から発生するノイズが、少ない場
合、定数の最適化を図ったノイズフィルタ3、1段で上
記のノイズを阻止できる。しかし、発生するノイズが多
い場合、1段では阻止できなくなる。ノイズフィルタ3
を2段直列に配置する。いわゆるカスケード(縦続)接
続にて減衰効果をより高める必要がある。ノイズフィル
タ3の素子数が増えることで、同定数であれば減衰特性
カーブの傾斜を強くすることができる。また異なる定数
であれば減衰特性の帯域幅を広くすることができる。
【0020】コモンモードチョークコイル5はカスケー
ド接続すると、ストレーキャパシティとの共振により効
果が落ちるなどの弊害を生じることがある。よって弊害
を生じないようノイズフィルタ構成を検討する必要があ
る。
【0021】そこで、まず、図1に至った過程を図2以
降の図で説明する。その前に従来例の雑音端子電圧は、
図18により1MHz以下の低域および25MHz付近
の高域で許容値をオーバしていた。そのため図2に示す
ように従来の回路にインダクタの小さいコモンモードチ
ョークコイル11を追加してカスケード接続する。ま
た、同時にXコンデンサ10も追加する。その結果、図
3に示すように雑音端子電圧は、高域が改善されて許容
値を満足した。なお、低域はそのままである。
【0022】図4では、従来の回路にノーマルモードチ
ョークコイル13を2個、およびXコンデンサ10を追
加。なお従来回路のXコンデンサ4を抜いて新たな回路
構成とした。その結果、図5に示すように、雑音端子電
圧は、低域が改善されて許容値を満足した。なお、高域
はそのままである。
【0023】雑音端子電圧の許容値をクリアできる図1
は、図2の回路構成に、図4で用いたノーマルモードチ
ョークコイル13(ノーマルモードチョークコイル12
と同じ)を1個、コモンモードチョークコイル11とX
コンデンサ4の間に挿入し、構成したものである。
【0024】図1の回路構成で電子機器の雑音端子電圧
を測定した結果が図6に示す通りである。測定値は許容
値を下回っており、満足していることが分かる。
【0025】また、力率改善回路に使われた場合でも、
ノイズフィルタ3の入・出力部におけるインピーダンス
が、整合したため、図7のように正弦波状の入力電流i
S波形になり、高調波対策も兼ねることができる。以下
の実施例においても、同じことが言える。
【0026】図1での具体的定数等を次に示す。なお
( )内は実施可能な許容範囲を示す。 負荷2は、力
率改善回路を用いたインバータ蛍光灯照明器具、コモン
モードチョークコイル5、15mH(5〜30mH)、
コモンモードチョークコイル11、10μH(5〜60
μH)、ノーマルモードチョークコイル12、300μ
H(150〜600μH)、Xコンデンサ6およびXコ
ンデンサ10は、0.1μF(0.06〜0.47μF
とし、同一の容量値とする。)Xコンデンサ4は、0.
22μF(Xコンデンサ6、Xコンデンサ10の2倍の
容量値が良い。)、Yコンデンサ7とYコンデンサ8
は、680pF(330〜2000pF)を用いて構成
した。
【0027】実施例2 図8は、この発明の実施例2を示す回路図である。な
お、従来装置と同一または相当部分は同一符号で表わ
す。上記実施例1では、ノーマルモードチョークコイル
12を1個使ってノーマルモードノイズ電流INを阻止
したが、ノーマルモードチョークコイル12のインダク
タ値を半分にしたノーマルモードチョークコイル13を
2個、図8のように設けても同じような効果がある。な
お、ノーマルモードチョークコイル13の具体的定数
は、150μH、実施可能な許容範囲は100〜300
μHである。
【0028】実施例3 図9はこの発明の実施例3を示す回路図である。なお、
従来装置と同一または相当部分は同一符号で表わす。こ
の実施例ではノーマルモードチョークコイル12をコモ
ンモードチョークコイル11とXコンデンサ10の間に
挿入している。このように、ノーマルモードチョークコ
イル12をXコンデンサ10とコモンモードチョークコ
イル11の間、図9のように入れ替えても同じような効
果がある。
【0029】実施例4 図10はこの発明の実施例4を示す回路図である。な
お、従来装置と同一または相当部分は同一符号で表わ
す。この実施例4ではノーマルモードチョークコイル1
3をコモンモードチョークコイル11とXコンデンサ1
0の間に各々挿入している。このように、ノーマルモー
ドチョークコイル13をXコンデンサ10とコモンモー
ドチョークコイル11の間、各々図10のように入れ替
えても同じような効果がある。
【0030】実施例5 図11はこの発明の実施例5を示す回路図である。な
お、従来装置と同一または相当部分は同一符号で表わ
す。上記実施例1で用いた電子機器の負荷(L)2は図
6に示すように28MHz付近にノイズピークを有して
いた。ここでは、同様な電子機器であるが、回路構成が
異なり図12に示すような10MHz付近にノイズピー
クを有する負荷(L1)14を用いる。つまり、今まで
の負荷2とは回路構成が異なるため負荷14から発生す
るノイズの周波数特性も異なり、ノイズピークが28M
Hz付近から10MHz付近に移っている
【0031】上記実施例1では、Xコンデンサ6を使っ
てノーマルモードノイズ電流INを阻止したが、この実
施例5では、ノーマルモードノイズ電流INの阻止は、
周波数が10MHz近傍と低くなったのでXコンデンサ
4、1つで代用できると考え図11のようにXコンデン
サ6を取り除いて効果を確認した。その結果、図12に
示すように、雑音端子電圧は低域が改善されたものの、
高域は許容値とのマージン少なく満足していない。
【0032】そこで、図1に示すコモンモードチョーク
コイル11を10μHから図11に示すように1mHの
コモンモードチョークコイル15に変更し効果を確認し
た。その結果、図13に示すように、雑音端子電圧の測
定値は低域、高域ともに許容値を下回っており、満足し
ていることが分かる。
【0033】なお、その場合、図11での具体的定数等
を次に示す。なお( )内は実施可能な許容範囲を示
す。コモンモードチョークコイル5、15mH(5〜3
0mH)、コモンモードチョークコイル15、1mH
(800μH〜3mH)、ノーマルモードチョークコイ
ル12、300μH(150〜600μH)、Xコンデ
ンサ4およびXコンデンサ10は、0.22μF(0.
06〜0.47μF)、Yコンデンサ7とYコンデンサ
8は、680pF(330〜2000pF)を用いて構
成した。
【0034】
【発明の効果】以上説明したように、この発明のノイズ
フィルタによれば、コモンモードチョークコイルを挿入
する構成としたことによって、ノイズを多く出す負荷に
おいてもノイズを他へ流出しないよう阻止することがで
き、そのため、他の機器にも妨害を与えなくする効果が
ある。
【0035】また、力率改善回路の負荷に挿入した場合
でも、本来の機能である正弦波状の入力電流波形になり
高調波対策ができ、そのため、他の機器にも高調波障害
を与えなくする効果がある。
【0036】また他の発明における10MHz近傍のノ
イズを除去するノイズフィルタによればXコンデンサを
1個減じることができ、簡単な回路構成でノイズを多く
出す負荷においてもノイズを他へ流出しないよう阻止す
ることができ、そのため、他の機器にも妨害を与えなく
する効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の実施例1を示すノイズフィルタの回
路図である。
【図2】前記実施例1に至るまでのノイズフィルタを示
す回路図である。
【図3】図2の回路構成で雑音端子電圧を測定した特性
図である。
【図4】前記実施例1に至るまでのノイズフィルタを示
す回路図である。
【図5】図2の回路構成で雑音端子電圧を測定した特性
図である。
【図6】この発明の実施例1によるノイズフィルタを用
い雑音端子電圧を測定した特性図である。
【図7】この発明の実施例1によるノイズフィルタを用
い入力電流波形を測定した波形図である。
【図8】この発明の実施例2を示す回路図である。
【図9】この発明の実施例3を示す回路図である。
【図10】この発明の実施例4を示す回路図である。
【図11】この発明の実施例5を示す回路図である。
【図12】この発明の実施例5の形成途中による雑音端
子電圧を測定した特性図である。
【図13】図11の回路構成で雑音端子電圧を測定した
特性図である。
【図14】従来のノイズフィルタを示す回路図である。
【図15】従来のノイズフィルタ内に用いられるコモン
モードチョークコイルの構造図である。
【図16】従来のノイズフィルタ内に用いられるコモン
モードチョークコイルの斜視図である。
【図17】従来のノイズフィルタ内に用いられるコモン
モードチョークコイルの等価回路である。
【図18】従来のノイズフィルタにて雑音端子電圧を測
定した特性図である。
【図19】従来のノイズフィルタにノーマルモードチョ
ークコイルを追加した回路図である。
【図20】従来のノイズフィルタにて入力電流波形を測
定した波形図である。
【符号の説明】
1 商用電源 2 負荷(L) 3 ノイズフィルタ 4 Xコンデンサ 5 コモンモードチョークコイル 6 Xコンデンサ 7 Yコンデンサ 8 Yコンデンサ 9 フェライト磁心 10 Xコンデンサ 11 コモンモードチョークコイル 12 ノーマルモードチョークコイル 13 ノーマルモードチョークコイル 14 負荷(L1) 15 コモンモードチョークコイル なお、図中、同一符号は同一または相当部分を示す。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 富山 勝己 鎌倉市大船二丁目14番40号 三菱電機株式 会社生活システム研究所内 (72)発明者 平城 直 鎌倉市大船二丁目14番40号 三菱電機株式 会社生活システム研究所内 (72)発明者 前田 憲行 鎌倉市大船五丁目1番1号 三菱電機照明 株式会社内 (72)発明者 多田 紀一郎 鎌倉市大船五丁目1番1号 三菱電機照明 株式会社内 (72)発明者 清水 和崇 鎌倉市大船五丁目1番1号 三菱電機照明 株式会社内

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 商用電源と電子機器負荷の間に接続さ
    れ、コイルおよびコンデンサ等から構成されるノイズフ
    ィルタにおいて、このノイズフィルタがカスケード接続
    された2段のコモンモードチョークコイルと、このそれ
    ぞれのコモンモードチョークコイルの入力側に並列接続
    されたノーマルモードノイズを阻止するコンデンサと、
    後段側コモンモードチョークコイルの出力側に並列接続
    されたノーマルモードノイズを阻止するコンデンサと、
    このコンデンサに並列接続されたコモンモードノイズを
    阻止するコンデンサ2個の直列回路と、この2個のコン
    デンサの中点からアースに接続された接地線路と、後段
    側コモンモードチョークコイルの出力側両端に設けら
    れ、前記負荷に接続される端子と、前記コモンモードチ
    ョークコイルの入力側に並列接続されたそれぞれのコン
    デンサの間に接続されたノーマルモードチョークコイル
    とから構成されたことを特徴とするノイズフィルタ。
  2. 【請求項2】 力率改善回路を用いた負荷において、ノ
    ーマルモードチョークコイルの定数を150〜600μ
    H、前段のコモンモードチョークコイル11の定数を5
    〜60μH、後段のコモンモードチョークコイル5の定
    数を5〜30mHの範囲内で構成したことを特徴とする
    請求項1記載のノイズフィルタ。
  3. 【請求項3】 商用電源と電子機器負荷の間に接続さ
    れ、コイルおよびコンデンサ等から構成されて、10M
    Hz近傍のノイズを除去するノイズフィルタにおいて、
    このノイズフィルタがカスケード接続された2段のコモ
    ンモードチョークコイルと、このそれぞれのコモンモー
    ドチョークコイルの入力側に並列接続されたノーマルモ
    ードノイズを阻止するコンデンサと、後段側コモンモー
    ドチョークコイルの出力側に並列接続されたコモンモー
    ドノイズを阻止するコンデンサ2個の直列回路と、この
    2個のコンデンサの中点からアースに接続された接地線
    路と、後段側コモンモードチョークコイルの出力側両端
    に設けられ、前記負荷に接続される端子と、前記コモン
    モードチョークコイルの入力側に並列接続されたそれぞ
    れのコンデンサの間に接続されたノーマルモードチョー
    クコイルとから構成されたことを特徴とするノイズフィ
    ルタ。
  4. 【請求項4】 ノーマルモードチョークコイルの定数を
    150〜600μH、前段のコモンモードチョークコイ
    ルの定数を800μH〜3mH、後段のコモンモードチ
    ョークコイルの定数を5〜30mHの範囲内に設定して
    構成したことを特徴とする請求項3記載のノイズフィル
    タ。
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