JPH067757Y2 - 玩具用ギヤボツクス - Google Patents
玩具用ギヤボツクスInfo
- Publication number
- JPH067757Y2 JPH067757Y2 JP1985058077U JP5807785U JPH067757Y2 JP H067757 Y2 JPH067757 Y2 JP H067757Y2 JP 1985058077 U JP1985058077 U JP 1985058077U JP 5807785 U JP5807785 U JP 5807785U JP H067757 Y2 JPH067757 Y2 JP H067757Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- gear box
- electric motor
- gear
- auxiliary plate
- screw
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
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- Toys (AREA)
- General Details Of Gearings (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】 (考案の利用分野) 本考案は、玩具用ギヤボックスに関し、特に詳述すれ
ば、電動モータのギヤボックスへの取付を改良している
玩具用ギヤボックスに関する。
ば、電動モータのギヤボックスへの取付を改良している
玩具用ギヤボックスに関する。
(従来技術とその問題点) 従来の玩具用ギヤボックスが、第6図に示す如く、ギヤ
ボックス1にギヤ2を支持させ且つ電動モータ3を片持
ち支持させる。該電動モータ3は、ギヤボックス1の対
の取付孔4,5を介して、ビス6を電動モータ3にねじ
込むことで、ギヤボックス1に固定させる。電動モータ
3の出力軸に固定されたピニオンギヤ7を、ギヤボック
ス1側のギヤ2に噛合せるよう一方の取付孔4を中心に
して電動モータ3を廻し、両ギヤ2,7の噛合い状態を
得た後、長孔である他方の取付孔5を介して、ビス6を
電動モータ3にビス6をねじ込むことで、電動モータ3
をギヤボックス1に固定させる。この従来技術は、一方
の取付孔5が長孔であることから、ピニオンギヤ7に歯
数を変え、減速比を変えることができる利点を有する。
ボックス1にギヤ2を支持させ且つ電動モータ3を片持
ち支持させる。該電動モータ3は、ギヤボックス1の対
の取付孔4,5を介して、ビス6を電動モータ3にねじ
込むことで、ギヤボックス1に固定させる。電動モータ
3の出力軸に固定されたピニオンギヤ7を、ギヤボック
ス1側のギヤ2に噛合せるよう一方の取付孔4を中心に
して電動モータ3を廻し、両ギヤ2,7の噛合い状態を
得た後、長孔である他方の取付孔5を介して、ビス6を
電動モータ3にビス6をねじ込むことで、電動モータ3
をギヤボックス1に固定させる。この従来技術は、一方
の取付孔5が長孔であることから、ピニオンギヤ7に歯
数を変え、減速比を変えることができる利点を有する。
しかしながら、従来技術は、振動等によって長孔である
取付孔5内のビス6が取付孔5内で移動し、両ギヤ2,
7の噛合い不良を起す欠点を有する。特に、一般的に
は、電動モータの自重方向と、対の取付ビス6を結ぶ線
とがずれていることから、振動により電動モータがその
自重方向に動く傾向があり、両ギヤ2,7の噛合い不良
を起す。
取付孔5内のビス6が取付孔5内で移動し、両ギヤ2,
7の噛合い不良を起す欠点を有する。特に、一般的に
は、電動モータの自重方向と、対の取付ビス6を結ぶ線
とがずれていることから、振動により電動モータがその
自重方向に動く傾向があり、両ギヤ2,7の噛合い不良
を起す。
(本考案の技術的課題) 本考案は、前述した従来技術に不具合を解消させること
を解決すべき技術的課題とする。
を解決すべき技術的課題とする。
(本考案の技術的手段とその作用) 本考案は、前述した技術的課題を解決するために、ギヤ
ボックスに穿設した長孔に沿い且つ複数の溝を有する突
壁を設け、補助プレートの突片を溝に係合させ、ビスを
補助プレートと長孔を介して電動モータにねじ込む技術
的手段を採用する。
ボックスに穿設した長孔に沿い且つ複数の溝を有する突
壁を設け、補助プレートの突片を溝に係合させ、ビスを
補助プレートと長孔を介して電動モータにねじ込む技術
的手段を採用する。
該手段の採用は、補助プレートがギヤボックスに係止さ
れているので、振動を受けても、ビスが長孔内で動くこ
とはなく、ギヤの噛合い不良を作ることはない。
れているので、振動を受けても、ビスが長孔内で動くこ
とはなく、ギヤの噛合い不良を作ることはない。
(実施例) 第1−5図に本考案の実施例を示すが、第6図と重複す
る構成には、同符号を記しその説明を省略する。
る構成には、同符号を記しその説明を省略する。
ギヤボックス1の外壁面に長孔5に沿う突壁8を設け、
該突壁8にラックギヤ状の溝9を切る。該溝9のピッチ
は、ギヤ2の歯型のモジュールと等しいピッチとさせ
る。ビス6を通す孔を有し且つ対の突片10を有する補
助プレート11を、対の突壁8間に、突片10を溝9に
係合させるよう配す。
該突壁8にラックギヤ状の溝9を切る。該溝9のピッチ
は、ギヤ2の歯型のモジュールと等しいピッチとさせ
る。ビス6を通す孔を有し且つ対の突片10を有する補
助プレート11を、対の突壁8間に、突片10を溝9に
係合させるよう配す。
補助プレート11の突片10は、ギヤ2の歯の1ピッチ
分だけ中心を互いにずらし、補助プレート11の裏がえ
しにより、補助プレート11の1ピッチ分の移動を可能
とさせる。この結果、突壁8に3個の溝9を設けること
で、6種類のギヤ比の調整を可能とさせる。
分だけ中心を互いにずらし、補助プレート11の裏がえ
しにより、補助プレート11の1ピッチ分の移動を可能
とさせる。この結果、突壁8に3個の溝9を設けること
で、6種類のギヤ比の調整を可能とさせる。
電動モータ3のギヤボックス1への取付に際して、ビス
6を取付孔4を介して、電動モータ3に仮り止めし、ギ
ヤ2とピニオンギヤ7を噛合せ、最良噛合せ状態を得た
後、補助プレート11の突片10を突壁8の溝9に係合
させる。次いで、ビス6を、補助プレート11および長
孔5を介して、電動モータ3にねじ込み、両ビス6を本
締めし、電動モータ3をギヤボックス1に固定させる。
ピニオンギヤ7の歯数を変えた時は、補助プレート11
の突片10の溝9への係合位置を変えることで、適正な
両ギヤ2,7の噛合い状態を常に得ることができる。
6を取付孔4を介して、電動モータ3に仮り止めし、ギ
ヤ2とピニオンギヤ7を噛合せ、最良噛合せ状態を得た
後、補助プレート11の突片10を突壁8の溝9に係合
させる。次いで、ビス6を、補助プレート11および長
孔5を介して、電動モータ3にねじ込み、両ビス6を本
締めし、電動モータ3をギヤボックス1に固定させる。
ピニオンギヤ7の歯数を変えた時は、補助プレート11
の突片10の溝9への係合位置を変えることで、適正な
両ギヤ2,7の噛合い状態を常に得ることができる。
電動モータ3が振動を受けても、補助プレート11が、
ビス6の長孔5内での遊動を防止するので、電動モータ
3が動き、両ギヤ2,7の噛合い不良を起させることは
ない。即ち、電動モータ3は、ギヤボックスに対し、両
ギヤ2,7の噛合いを適正に保つ位置に支持される。
ビス6の長孔5内での遊動を防止するので、電動モータ
3が動き、両ギヤ2,7の噛合い不良を起させることは
ない。即ち、電動モータ3は、ギヤボックスに対し、両
ギヤ2,7の噛合いを適正に保つ位置に支持される。
(効果) 本考案によれば、ピニオンギヤの歯数に応じて補助プレ
ートのギヤボックスに対する位置が選定でき、両ギヤの
最適な噛合い状態を得るための微妙な調整が不必要とな
るので、電動モータの取付作業及びピニオンギヤの交換
作業は容易となる。
ートのギヤボックスに対する位置が選定でき、両ギヤの
最適な噛合い状態を得るための微妙な調整が不必要とな
るので、電動モータの取付作業及びピニオンギヤの交換
作業は容易となる。
第1図は本考案の一例の側面図、第2図はその正面図、
第3図は補助プレートを示す正面図、第4図は突壁と溝
を示す正面図、第5図は補助プレートと溝の係合を示す
正面図、および第6図は従来例を示す斜視図である。 図中:1……ギヤボックス、 2,7……ギヤ、3……電動モータ、 5……長孔、8……突壁、 9……溝、11……補助プレート。
第3図は補助プレートを示す正面図、第4図は突壁と溝
を示す正面図、第5図は補助プレートと溝の係合を示す
正面図、および第6図は従来例を示す斜視図である。 図中:1……ギヤボックス、 2,7……ギヤ、3……電動モータ、 5……長孔、8……突壁、 9……溝、11……補助プレート。
Claims (1)
- 【請求項1】電動モータの出力軸に固定されたピニオン
ギヤと噛合うギヤを保持し且つ前記電動モータを支持す
るためのビスを通す対の取付孔を有し、少なくとも一方
の取付孔が長孔となっている玩具用ギヤボックスにおい
て、該玩具用ギヤボックスが、該ギヤボックスの側面に
前記長孔を介して対向するよう該ギヤボックスと一体に
設けた対の突壁を有し、対の該突壁が対向する面に複数
の溝を備え、さらに、ビスを通す孔とその外周面に対の
外向きの突片とを備える補助プレートを有して、前記補
助プレートの突片を前記突壁の溝に係合させ、該補助プ
レート、前記長孔を介してビスを前記電動モータにねじ
込むことを特徴とする玩具用ギヤボックス。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1985058077U JPH067757Y2 (ja) | 1985-04-18 | 1985-04-18 | 玩具用ギヤボツクス |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1985058077U JPH067757Y2 (ja) | 1985-04-18 | 1985-04-18 | 玩具用ギヤボツクス |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS61174999U JPS61174999U (ja) | 1986-10-31 |
JPH067757Y2 true JPH067757Y2 (ja) | 1994-03-02 |
Family
ID=30583232
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1985058077U Expired - Lifetime JPH067757Y2 (ja) | 1985-04-18 | 1985-04-18 | 玩具用ギヤボツクス |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH067757Y2 (ja) |
-
1985
- 1985-04-18 JP JP1985058077U patent/JPH067757Y2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS61174999U (ja) | 1986-10-31 |
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