JPH067731A - 結露防止溶剤回収装置 - Google Patents

結露防止溶剤回収装置

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JPH067731A
JPH067731A JP4168819A JP16881992A JPH067731A JP H067731 A JPH067731 A JP H067731A JP 4168819 A JP4168819 A JP 4168819A JP 16881992 A JP16881992 A JP 16881992A JP H067731 A JPH067731 A JP H067731A
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JP
Japan
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solvent
coating agent
coating
heating
base material
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JP4168819A
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English (en)
Inventor
Yoshinari Yasui
義成 康井
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Yasui Seiki Co Ltd
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Yasui Seiki Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 塗工剤を塗工された基材に周囲の雰囲気中の
水分が結露するのを確実に防止するとともに、前記塗工
剤中に含有される溶剤を乾燥前に容易に回収することが
できるようにすること。 【構成】 走行する連続体状の基材2の塗工剤が塗工さ
れた面と反対側の面に接触して前記基材2および塗工材
を加熱する加熱手段24と、この加熱手段24により加
熱されて前記塗工材より蒸発する溶剤を回収する溶剤回
収手段32,33,34とを有することを特徴とする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、塗工剤を塗工された基
材に周囲の雰囲気中の水分が結露するのを防止するとと
もに、前記塗工剤中に含有される溶剤を回収する結露防
止溶剤回収装置に関する。
【0002】
【従来の技術】一般に、帯状の連続した基材に塗工され
る塗工剤は、固形成分を溶剤に溶かして形成されてお
り、前記溶剤としては、固形成分をよく溶かすことので
きる沸点が約100℃未満の低沸点のものが多用されて
いる。
【0003】この低沸点の溶剤としては、例えば、メチ
ルクロライド、テトラヒドロフラン(THF)、メチル
エチルケトン(MEK)、トルエン、アセトン、アルコ
ール類等がある。
【0004】このような低沸点の溶剤を用いた塗工剤
を、従来は各種の塗工機構により走行している基材に塗
工し、その後乾燥装置により乾燥させている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、低沸点
の溶剤を用いた塗工剤を基材に塗工させると、塗工後に
低沸点の溶剤が容易に蒸発し、その蒸発の際に気化熱を
奪い、基材の周囲の雰囲気中の水分が、基材の塗工剤側
およびその反対側に結露して、塗工品質を低下させてし
まう。特に、結露した水分が塗工剤に吸収されると、塗
工剤が白濁するという問題点が発生するものであった。
【0006】このような問題点を解消するために、溶剤
の種類を変更したり、塗工量を変更しているが、十分な
効果がなかった。
【0007】また、溶剤が気化する部分に、外部より加
熱風を吹付けて、気化熱を外部より強制的に付与して、
水分の結露を防止することが提案されているが、溶剤が
加熱風により四方八方に飛散されてしまい、その回収に
大掛りな装置が必要となり、コストの高いものとなって
しまうという不都合があった。
【0008】また、塗工剤中の溶剤は、そのまま大気中
に放散させると環境汚染を発生させるので、その回収が
必要であるが、基材に塗工された塗工剤が乾燥装置に達
する前に溶剤を効率的に回収することが望まれている。
【0009】本発明はこれらの点に鑑みてなされたもの
であり、塗工剤を塗工された基材に周囲の雰囲気中の水
分が結露するのを確実に防止するとともに、前記塗工剤
中に含有される溶剤を乾燥前に容易に回収することので
きる結露防止溶剤回収装置を提供することを目的とす
る。
【0010】
【課題を解決するための手段】前記目的を達成するため
に、本発明の結露防止溶剤回収装置は、走行する連続体
状の基材の塗工剤が塗工された面と反対側の面に接触し
て前記基材および塗工材を加熱する加熱手段と、この加
熱手段により加熱されて前記塗工材より蒸発する溶剤を
回収する溶剤回収手段とを有することを特徴とする。
【0011】前記加熱手段は、基材が巻回される加熱ロ
ールとしてもよい。また、前記溶剤回収手段は、加熱手
段により蒸発せしめられた溶剤を冷却して結露させて回
収するチルドプレートを有するように形成してもよい。
更に、前記溶剤回収手段は、加熱手段により蒸発せしめ
られた溶剤を吸引する溶剤吸引手段と、その溶剤を冷却
して結露せしめる溶剤冷却手段と、結露された溶剤を収
容する溶剤収容手段とを有するように形成してもよい。
【0012】
【作用】本発明によれば、塗工剤を塗工された基材は、
走行中に塗工剤が塗工された面と反対側の面を加熱手段
に接触して加熱され、少なくとも前記塗工剤中の溶剤の
気化熱に相当する熱量を外部より付与される。これによ
り、前記溶剤は効率良く気化するとともに、周囲の水分
が基材に結露することが確実に防止される。また、気化
した溶剤は、気化後直ちに溶剤回収手段により回収さ
れ、乾燥装置部分に持込まれる溶剤量が少量に抑えら
れ、多量の溶剤を早期に回収することができ、環境汚染
が確実に防止される。
【0013】
【実施例】以下、本発明の実施例を図1から図7につい
て説明する。
【0014】図1から図6は本発明の1実施例を示す。
【0015】本実施例は、図1に示すように、直径が約
20〜約50mmと比較的小径なグラビアロール1によっ
て連続体状の基材2に対して塗工を施す場合に適用した
ものであり、前記グラビアロール1に塗工剤を供給する
塗工剤供給装置3に添設して形成されている。
【0016】まず、塗工剤供給装置3を説明すると、前
記グラビアロール1の外周面に摺接されるドクターブレ
ード4はブレード支持部材5によって支持されており、
このブレード支持部材5には送給路6を通して外部から
送給されて来る塗工剤7を一旦貯留する塗工剤一次貯留
室8と、ドクターブレード4とグラビアロール1との摺
接部に直接塗工剤7を供給する塗工剤二次貯留室9と、
塗工剤一次貯留室8より塗工剤7を計量してドクターブ
レード4の長手方向に均一となるように計量して塗工剤
二次貯留室9へ流入させる計量流路10とが一体的に形
成されている。前記塗工剤7としては、低沸点の溶剤、
例えばメチルクロライドと固形成分とを混合したものを
用いる。
【0017】更に説明すると、ブレード支持部材5はド
クターブレード4を支持するとともにドクターブレード
4のグラビアロール1に対する接触圧を適正値になるよ
うに調整するものであり、下方から上方へ順に基部1
1、スペーサ12およびブレード抑え13によって形成
されている。基部11は図3および図4に示すように、
基材2への塗布領域の幅とほぼ同長の塗工剤一次貯留室
8を形成するU字溝14が長手方向に凹設されており、
両端部にはそれぞれ全体を支承する支持軸15,15が
突設されている。スペーサ12は基部11の平坦な上面
部分に積層され、ブレード抑え13とによってドクター
ブレード4を挟持して支持するものである。スペーサ1
2の中央部には、図5に示すように、基部11のU字溝
14に連通し、かつ、U字溝14とほぼ同長の透孔16
が穿設されており、グラビアロール1側の上面にはドク
ターブレード4の下面との間で計量流路10を形成する
凹入部17が形成されている。スペーサ12のグラビア
ロール1側端部の下部には、図6に示すようなプレート
18が止めねじ等によって固着されていて、ドクターブ
レード4、スペーサ12およびプレート18とによっ
て、グラビアロール1とドクターブレード4との摺接部
に塗工剤7を直接供給する塗工剤二次貯留室9が形成さ
れるようになっている。基部11のU字溝14には、接
続孔19をもって送給路6を形成するパイプ等が接続さ
れるようになっている。また、ドクターブレード4、基
部11、スペーサ12、ブレード抑え13は組立用ボル
ト20をもって一体的に組立てられる。グラビアロール
1および本実施例の塗工剤供給装置の下方には、グラビ
アロール1や塗工剤7の交換時に滴下する塗工剤を受け
る塗工剤受け21を設けておくとよい。
【0018】次に、本実施例の構成を説明する。
【0019】本実施例においては、走行する連続体状の
基材2の塗工剤7が塗工された面と反対側の面(上面)
に接触して前記基材2および塗工材7を加熱する加熱手
段として加熱ロール22を、前記塗工剤供給装置4の直
上部に回転自在に配設している。本実施例においては、
加熱ロール22の軸芯部にヒータ23を内蔵して、加熱
ロール22を加熱自在に形成している。このヒータ23
に代えて、図1の鎖線に示すように、加熱風発生装置2
4のノズル25から、加熱ロール22に加熱風を吹付け
て加熱するように形成してもよく、その構成は必要に応
じて変更するとよい。また、この加熱ロール22により
加熱されて前記塗工材7より蒸発する溶剤を回収する溶
剤回収手段として、金属製のチルドプレート26を前記
塗工剤供給装置3のブレード抑え13の上面に一体的に
固着している。このチルドプレート26は、塗工剤供給
装置3側に熱を奪われて冷却され、蒸発された溶剤を冷
却して内壁面に結露させて回収するものである。すなわ
ち、塗工剤供給装置3に送給路6を通して送給されて来
る塗工剤7には、低沸点の溶剤が混合されているため
に、基部11、スペーサ12およびブレード抑え13が
約5〜10℃まで冷却され、前記ブレード抑え13と一
体的に連結されているチルドプレート26も同様に冷却
されるからである。そして、このチルドプレート26
は、加熱ローラ22と基材7との接触部の外側を覆う容
器状の形状に形成されており、その最底部に溶剤排出パ
イプ27が接続されている。
【0020】次に、本実施例の作用を説明する。
【0021】まず、塗工剤供給装置3による基材2に対
する塗工剤7の塗工を説明する。
【0022】前記塗工剤供給装置3においては、ドクタ
ーブレード4およびそのブレード支持部材5に対して、
塗工剤7を供給する塗工剤一次貯留室8、計量流路10
および塗工剤二次貯留室9を一体にして形成しているの
で、ドクターブレード4に対する塗工剤二次貯留室9の
関係を常に適正に保持しながら、支持軸15を中心とし
て前記ブレード支持部材5を回動させることによって、
ドクターブレード4のグラビアロール1に対する摺接圧
を適正となるように調整することができる。
【0023】塗工に際しては、塗工剤一次貯留室8内へ
送給路6を通して送給されて来た塗工剤7は、計量流路
10を通る間にドクターブレード4の長手方向において
均一流量とされて塗工剤二次貯留室9内へ供給される。
その後、この塗工剤二次貯留室9よりドクターブレード
4とグラビアロール1の摺接部へ塗工剤7が直接供給さ
れ、その塗工剤7は余剰分をドクターブレード4によっ
て塗工剤二次貯留室9内に掻き取られるようにしてグラ
ビアロール1の彫刻部内に計量されて取出され、基材2
に転写されて塗工される。このように、塗工剤二次貯留
室9よりグラビアロール1に直接塗工剤7を供給し、か
つ、ドクターブレード4によって塗工剤7を正確に計量
するものであるから、高速塗工並びに高粘度の塗工剤の
塗工を確実に実行することができる。しかも、塗工剤一
次貯留室8への塗工剤7の送給量を、グラビアロール1
が塗工剤二次貯留室9から取出す塗工剤7の量と同等と
することにより、塗工剤7をオーバーフローさせること
なく有効に利用して基材2への塗工に供することがで
き、従って、少量の塗工剤7の供給により極めて良好な
塗工を施すことができる。このように本実施例において
は、クローズタイプと同様に作用して、塗工剤を塗工剤
二次貯留室9から全く漏洩させずしかも再循環させるこ
となく運転することができるので、従来のような塗工剤
7の色が途中で変色したり、塗工面に色むらが発生する
こともなく、極めて高品質な塗工を施すことができる。
【0024】また、基材2をバックアップロールとで挟
持しないで、単にグラビアロール1に接触させ、しかも
直径を約20〜約50mmとした小径なグラビアロール1
により、ドクターブレード4を介して正確に計量された
定量の塗工剤7を塗工部に供給して塗工剤7を塗工する
ものであるから、基材2が薄い場合でも縦皺を発生する
ことなく良好に塗工することができ、スムーザーを用い
ることなくグラビアロール1だけで塗工厚が均一なべた
塗りを施すことができ、また、塗工剤2の平滑化や塗工
厚さを自由に調節することができ、構成が簡単でコスト
も低廉となり、商品価値の高い塗工物を提供することが
でき、しかもグラビアロール1が小径なため全体構成が
コンパクトになり、しかもほぼクローズドタイプと同様
の構成となり塗工剤7のオーバーフローもないので色換
えをする場合におけるグラビアロールの交換作業や、塗
工剤の掃除作業等を極めて簡単かつ迅速に行なうことが
できる。
【0025】次に、本実施例の結露防止溶剤回収装置の
作用を説明する。
【0026】下面に塗工剤7を塗工された基材2は加熱
ロール22の外周を巻回されて走行する。この間に加熱
ロール22により基材2および塗工剤7は加熱される。
【0027】このように基材2および塗工剤7は加熱ロ
ール22により加熱されているので、周囲の空気中の水
分はこれらに結露することがない。これにより、基材2
が結露した水分により皺が発生したり、塗工剤7が白濁
してしまうということが皆無となり、塗工品質が大きく
向上される。
【0028】これと同時に、塗工剤7内の溶剤は、図1
において矢印に示したように、気化熱を外部より供給さ
れて効率よく蒸発し、既に冷却されているチルドプレー
ト26により冷却され、同図の細かい点群で示すよう
に、チルドプレート26の内壁面に結露し、液状となっ
て溶剤排出パイプ27を通して排出回収される。
【0029】例えば、メチルクロライドを80体積%、
固形成分を20体積%とした塗工剤7を基材2に対して
60g/m2 の塗工量で塗工したところ、本実施例によ
れば溶剤の約70%をチルドプレート26部分において
回収することができた。
【0030】従って、本実施例によれば、基材2および
塗工剤7を加熱する加熱手段の部分において、塗工剤7
中より溶剤を積極的に蒸発飛散させ、これを溶剤回収手
段により確実に回収するものであるから、低公害化、大
気汚染等の環境汚染防止を図ることができ、また、作業
員に対する安全性が高くなり、作業環境も向上される。
また、塗工剤7を乾燥前に多量に回収することができる
ために、乾燥部における溶剤ガス等からなる排ガス処理
が容易となり、乾燥システムの小型化も可能となる。更
に、本実施例のように、溶剤回収手段をチルドプレート
26とすることにより、安価にして溶剤の回収を行なう
ことができる。また、本実施例のように、小径のグラビ
アロール1を用いた塗工装置に適応すると、基材1に対
して塗工剤7を塗工した後に、直ちに溶剤の回収が可能
であるために、溶剤の飛散ルートが短縮され、その飛散
量を少なく抑えて回収することができる。
【0031】なお、前記実施例は小径のグラビアロール
1を用いたものに適用しているが、他の構成の塗工装
置、例えば、ダイレクトグラビアコータ、リバースコー
タ、ダイコータ等にも同様にして適用することができ
る。
【0032】図7は本発明の他の実施例を示す。
【0033】本実施例は、加熱手段および溶剤回収手段
を前記実施例と別の構成に形成したものである。
【0034】すなわち、本実施例においては、加熱ロー
ル22に代えて、湾曲凸面を有する不動状態の加熱プレ
ート28を加熱手段としている。この加熱プレート28
は凹面側に設けたヒータ29により所望温度に加熱さ
れ、湾曲凸面を基材2の塗工剤7が塗工された面と反対
側の面に接触させ、前記基材2および塗工材7を加熱す
るように形成されている。また、溶剤回収手段として、
加熱プレート28により蒸発せしめられた溶剤を吸引す
る吸引ケース30および吸引ポンプ31からなる溶剤吸
引手段32と、その溶剤を冷却して結露せしめる適宜な
冷却装置からなる溶剤冷却手段33と、結露された溶剤
を収容して貯留する溶剤収容手段34とを設けている。
【0035】本実施例における加熱プレート28および
吸引ケース30の設置位置は、基材2に対して塗工剤7
を塗工する位置から乾燥装置までの間に設定するとよ
い。
【0036】次に、本実施例の作用を説明する。
【0037】本実施例も前記実施例とほぼ同様に作用す
る。すなわち、下面に塗工剤7を塗工された基材2は加
熱プレート28の湾曲凸面に摺接しながら走行する。こ
の間に加熱プレート28により基材2および塗工剤7は
加熱される。
【0038】このように基材2および塗工剤7は加熱プ
レート28により加熱されているので、周囲の空気中の
水分はこれらに結露することがない。これにより、基材
2が結露した水分により皺が発生したり、塗工剤7が白
濁してしまうということが皆無となり、塗工品質が大き
く向上される。
【0039】これと同時に、塗工剤7内の溶剤は、図7
において矢印に示したように、気化熱を外部より供給さ
れて効率よく蒸発する。蒸発した溶剤は吸引ポンプ31
による負圧が作用している吸引ケース30より、排出パ
イプ35を通して外部に排出され、次に溶剤冷却手段3
3により冷却されて結露し、液状となって排出パイプ3
5を通して溶剤収容手段34に排出回収される。
【0040】このように本実施例においても前記実施例
と同様に、基材2に水分が結露することを確実に防止さ
れ、かつ、飛散した溶剤を確実に回収することができ
る。
【0041】なお、本発明の結露防止溶剤回収装置は前
記各実施例に限定されるものではなく、グラビアロール
を大径としたり、塗工方式をキスタッチ以外の他の方式
とした塗工装置に適用する等必要に応じて変更すること
ができる。
【0042】
【発明の効果】このように本発明の結露防止溶剤回収装
置は構成され作用するものであるから、塗工剤を塗工さ
れた基材に周囲の雰囲気中の水分が結露するのを確実に
防止するとともに、前記塗工剤中に含有される溶剤を乾
燥前に容易に回収することができる等の効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の結露防止溶剤回収装置の1実施例を適
用したグラビア塗工供給装置の縦断側面図
【図2】図1の一部の左側面図
【図3】ブレード支持部材の基部の平面図
【図4】基部の正面図
【図5】スペーサの平面図
【図6】プレートの斜視図
【図7】本発明の他の実施例を示す概略図
【符号の説明】
2 基材 22 加熱ローラ 23 ヒータ 24 加熱風発生装置 26 チルドプレート 28 加熱プレート 29 ヒータ 32 溶剤吸引手段 33 溶剤冷却手段 34 溶剤収容手段

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 走行する連続体状の基材の塗工剤が塗工
    された面と反対側の面に接触して前記基材および塗工材
    を加熱する加熱手段と、この加熱手段により加熱されて
    前記塗工材より蒸発する溶剤を回収する溶剤回収手段と
    を有することを特徴とする結露防止溶剤回収装置。
  2. 【請求項2】 加熱手段は、基材が巻回される加熱ロー
    ルにより形成されていることを特徴とする請求項1に記
    載の結露防止溶剤回収装置。
  3. 【請求項3】 溶剤回収手段は、加熱手段により蒸発せ
    しめられた溶剤を冷却して結露させて回収するチルドプ
    レートを有することを特徴とする請求項1または請求項
    2に記載の結露防止溶剤回収装置。
  4. 【請求項4】 溶剤回収手段は、加熱手段により蒸発せ
    しめられた溶剤を吸引する溶剤吸引手段と、その溶剤を
    冷却して結露せしめる溶剤冷却手段と、結露された溶剤
    を収容する溶剤収容手段とを有することを特徴とする請
    求項1または請求項2に記載の結露防止溶剤回収装置。
JP4168819A 1992-06-26 1992-06-26 結露防止溶剤回収装置 Pending JPH067731A (ja)

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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2003093952A (ja) * 2001-09-27 2003-04-02 Fuji Photo Film Co Ltd 塗布膜の乾燥方法および装置
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