JPH0677287U - 交換機の主配線盤用架の構造 - Google Patents
交換機の主配線盤用架の構造Info
- Publication number
- JPH0677287U JPH0677287U JP1714593U JP1714593U JPH0677287U JP H0677287 U JPH0677287 U JP H0677287U JP 1714593 U JP1714593 U JP 1714593U JP 1714593 U JP1714593 U JP 1714593U JP H0677287 U JPH0677287 U JP H0677287U
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 マトリックス回路を有する多数のプリント配
線群を接続架に並列実装し、このプリント配線板間をリ
ンク配線ケーブルで接続する交換機の主配線盤用架にお
いて、リンク配線ケーブルの配設の作業性を向上し、し
かも、作業中のリンク配線ケーブルの断線をなくすもの
である。 【構成】 リンク配線ケーブル9の各一端を、プリント
配線板群2の上方の端子から下方の端子に向って順次に
接続し、このリンク配線ケーブル9を単位として各ケー
ブルダクト14に通すようにしたものである。
線群を接続架に並列実装し、このプリント配線板間をリ
ンク配線ケーブルで接続する交換機の主配線盤用架にお
いて、リンク配線ケーブルの配設の作業性を向上し、し
かも、作業中のリンク配線ケーブルの断線をなくすもの
である。 【構成】 リンク配線ケーブル9の各一端を、プリント
配線板群2の上方の端子から下方の端子に向って順次に
接続し、このリンク配線ケーブル9を単位として各ケー
ブルダクト14に通すようにしたものである。
Description
【0001】
本考案は、交換機に使用される主配線盤用架の構造に関し、特にリンク配線ケ ーブルを収納するための作業性を向上することができる交換機の主配線盤用架の 構造に関するものである。
【0002】
近年の交換機は、小型軽量化されると共に、高密度実装が進んでいる。これに 伴い、交換機に付属する主配線盤用架(以下、MDFと言う)に接続されるリン ク配線ケーブルの量は、益々増大している。しかし、MDFにおける作業の合理 化は、未だに進んでおらず、手作業による配線が多く行なわれているため、無人 局等では、新規に加入する顧客があっても、その数がある程度まとまってから作 業を行なうような手順が取られており、顧客に対する即応的なサービスは完全な ものとは言い難かった。
【0003】 そこで、こうした顧客サービスを改善するため、図3に示す自動主配線盤用架 が開発された。
【0004】 図3は従来の自動主配線盤用架を示す概略斜視図である。図において、1は接 続架、2はこの接続架1に収容された第1プリント配線群であり、この第1プリ ント配線群2は、導体がマトリックス状に組み込まれたマトリックス回路(図示 せず)を絶縁物を介して、例えば4枚並列実装(4層)したものである。この図 示せぬマトリックス回路の導体(図示せず)は、局外への導体である局外A線と 局外B線が横方向パターンとして配置されており、交換機への導体である局内A 線と局内B線が縦方向パターンとして配置されている。3はX軸方向に設けた第 1ガイドレール、4は第2ガイドレールであり、この第2ガイドレール4は、第 1ガイドレール3に沿ってX軸方向に移動可能に支持されている。5は、ハンド 部であり、このハンド部5は、第2ガイドレール4にそってY軸方向に移動可能 に支持されている。そして、上記第1ガイドレール3、第2ガイドレール4、ハ ンド部5および図示せぬ駆動・制御手段によってロボットを構成する。そして、 このロボットが移動する空間をはさんで、表面側に、第1プリント配線群2が配 設され、裏面側には、図示せぬ第2プリント配線群が配設されている。6は接続 ピンであり、この接続ピン6は、ハンド部5で保持される。そして、このハンド 部5が第1プリント配線板群2あるいは図示せぬ第2プリント配線群の目的の導 体のマトリックス状の交点に位置決めされたとき、この接続ピン6は、この交点 の図示せぬボード穴に挿入される。この結果、第1プリント配線板群2、あるい は第2プリント配線板群(図示せず)の局外A線と局内A線(共に図示せず)が 接続されると共に、局外B線と局内B線(共に図示せず)が接続される。7は制 御架、8はこの制御架7に収容された制御ユニット、9はリンク配線ケーブルで あり、このリンク配線ケーブル9は第1プリント配線群2の上方から下方に向か うように整然と配列しつつ集合したのち、接続架1の下部棚10を介して制御架 7に向って順次集合したのち、制御架7のケーブル収容部11に引き込む。
【0005】 なお、上記ロボットによる自動MDF作業では、現時点では、使用されていな いにもかかわらず、使用する可能性のあるすべてのリンク配線ケーブル9を予め 収容しておく必要がある。
【0006】 次に、上記構成による交換機の主配線盤用架の動作について簡単に説明する。 まず、サービスオーダー・コマンドにより、ロボットの図示せぬ駆動・制御手段 が動作すると、そのハンド部5は、第1プリント配線板群2の所望のボード穴( 図示せず)に位置決めされる。そして、ハンド部5は、保持している接続ピン6 をそのボード穴(図示せず)に差し込む。そして、この差し込まれた接続ピン6 によって所望の局外A線と局内A線(共に図示せず)、局外B線と局内B線(共 に図示せず)が接続し、即座に所望の回線が形成され、短時間で、任意の加入者 を交換機の任意の回路パッケージ(図示せず)に収容することができる。
【0007】 次に、リンク配線ケーブルを設置する作業手順について説明する。まず、制御 架7に制御ユニット8を収容する前に、この制御架7を接続架1に隣接して固定 する。そして、接続架1の第1プリント配線群2の図示せぬ各端子に、リンク配 線ケーブル9の一端を接続し、これらのリンク配線ケーブル9を上方から下方に に向って整然と配列しつつ集合したのち、接続架1の下方棚10を介して制御架 7に向って順次集合する。そして、この制御架7のケーブル収容部11に、接続 架1から集合した膨大なリンク配線ケーブル9を引き込む。そして、制御架7の 所定位置に制御ユニット8を装着する。このように、MDFの組立現場では、リ ンク配線ケーブル9の取り付け作業が多くなり、工数が増大する。
【0008】
しかしながら、上記構成の装置では、ロボットが移動する空間をはさんで、接 続架の表面側に、第1プリント配線板群を設置し、接続架の裏面側に、第2プリ ント配線群を設置し、この第1プリント配線群および第2プリント配線群の各端 子から延びるリンク配線ケーブルを順次に集めたのち、このリンク配線ケーブル 群を制御架の下部のケーブル収容部に整然と収容するため、作業時間がかかるう え、この作業中に、リンク配線ケーブルの断線が生じるという問題点があった。
【0009】 本考案の目的は、以上述べたリンク配線ケーブル群を、制御架のケーブル収容 部に引き込むため、多大な作業時間を必要とすること、その作業中にリンク配線 ケーブルが断線すること、などという問題点を除去するため、リンク配線ケーブ ル群を所定の本数に分けて、それぞれ接続架の下部を通して接続する優れた構造 を提供することを目的とする。
【0010】
本考案に係る交換機の主配線盤用架の構造は、リンク配線ケーブルの各一端を 、プリント配線板の上方の端子から下方の端子に向って順次に接続し、このリン ク配線ケーブルを単位として各ケーブルダクトを通すものである。
【0011】
【作用】 本考案は、1本のケーブルダクトに通すリンク配線ケーブルの本数が少ないた め、作業性が向上し、しかも、作業中にリンク配線ケーブルの断線をなくすこと ができる。
【0012】
図1は本考案に係る交換機の主配線盤用架の構造の一実施例を示す斜視図であ り、図2はその一部詳細な断面図である。図において、12は接続架1の下部に 設けた化粧板であり、この化粧板12には、複数個のケーブル孔12aが形成さ れている。13は接続架12の下部に設けた脚部、14はこの脚部13の間に、 前記ケーブル孔12aに対応して設けたケーブルダクトである。
【0013】 次に、上記構成による主配線盤用架におけるリンク配線ケーブルの設置作業に ついて説明する。まず、接続架1の第1プリント配線板2の図示せぬ各端子に、 リンク配線ケーブル9の一端を接続する。そして、上方から下方に向って次第に 本数が増加するリンク配線ケーブル9を単位とし、ケーブルダクト14に向かう 流れとしてまとめる。そして、接続架1の下部に設けた化粧板12のケーブル孔 12aからケーブルダクト14を通したのち、リンク配線ケーブル9の他端を、 第2プリント配線板(図示せず)の図示せぬ端子に接続することができる。
【0014】 なお、サービスオーダーコマンドによって、ロボットを駆動・制御して、接続 ピン6を所望のボード穴(図示せず)に差し込み、所望の局外A線と局内A線( 共に図示せず)、局外B線と局内B線(共に図示せず)を接続する動作について は、図3で説明したと同様に動作することは、もちろんである。
【0015】
以上、詳細に説明したように、本考案に係る交換機の主配線盤用架の構造によ れば、接続架の下部に複数本のケーブルダクトを設け、プリント配線群の上方か ら下方に向って集約されるリンク配線ケーブルを単位として取り扱うことができ るので、1回に取り扱うリンク配線ケーブルの本数が少くなる。このため、リン ク配線ケーブル群のケーブルダクトへの挿入が容易になり、作業性を向上するこ とができる。しかも、作業中にリンク配線ケーブルの断線等もなくなり、品質向 上も期待できるなどの効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案に係る交換機の主配線盤用架の構造の一
実施例を示す斜視図である。
実施例を示す斜視図である。
【図2】図1の一部詳細な断面図である。
【図3】従来の交換機の主配線盤用架の構造を示す斜視
図である。
図である。
12 化粧板 13 脚部 14 ケーブルダクト
Claims (1)
- 【請求項1】 マトリックス回路を有する多数のプリン
ト配線群を接続架に並列実装し、このプリント配線板間
をリンク配線ケーブルで接続する交換機の主配線盤用架
において、 前記リンク配線ケーブルの各一端を、プリント配線板の
上方の端子から下方の端子に向って順次に接続し、この
リンク配線ケーブルを単位として各ケーブルダクトに通
してなる交換機の主配線盤用架の構造。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1714593U JPH0677287U (ja) | 1993-04-06 | 1993-04-06 | 交換機の主配線盤用架の構造 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1714593U JPH0677287U (ja) | 1993-04-06 | 1993-04-06 | 交換機の主配線盤用架の構造 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0677287U true JPH0677287U (ja) | 1994-10-28 |
Family
ID=11935836
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1714593U Pending JPH0677287U (ja) | 1993-04-06 | 1993-04-06 | 交換機の主配線盤用架の構造 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0677287U (ja) |
-
1993
- 1993-04-06 JP JP1714593U patent/JPH0677287U/ja active Pending
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