JPH0677122B2 - 液晶表示素子 - Google Patents
液晶表示素子Info
- Publication number
- JPH0677122B2 JPH0677122B2 JP60297162A JP29716285A JPH0677122B2 JP H0677122 B2 JPH0677122 B2 JP H0677122B2 JP 60297162 A JP60297162 A JP 60297162A JP 29716285 A JP29716285 A JP 29716285A JP H0677122 B2 JPH0677122 B2 JP H0677122B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- display
- liquid crystal
- positive
- cell
- negative
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
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- Liquid Crystal (AREA)
- Devices For Indicating Variable Information By Combining Individual Elements (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】 [技術分野] 本発明は、二色性色素を添加した二周波駆動用液晶を用
い、同一パターンをネガ表示、ポジ表示のいずれでも表
示できるようにした液晶表示素子に関するものである。
い、同一パターンをネガ表示、ポジ表示のいずれでも表
示できるようにした液晶表示素子に関するものである。
[発明の目的] 本発明の目的は、同一パターンをネガ表示、ポジ表示の
いずれでも表示でき、かつ一つの液晶セルのある部分は
ポジ表示、他の部分はネガ表示といった多様な表示が可
能な液晶表示素子を提供することにある。
いずれでも表示でき、かつ一つの液晶セルのある部分は
ポジ表示、他の部分はネガ表示といった多様な表示が可
能な液晶表示素子を提供することにある。
[発明の概要] 本発明は、60°前後のチルト角を有する一軸配向セル
に、二色性色素を添加した二周波駆動用液晶を注入し、
セルの前後面のいずれかに偏光板をその偏光方向が配向
の水平分方向と一致するように貼り付けたことを特徴と
するものであり、誘電率異方性Δεが正となる周波数の
交流電圧の印加によってネガ表示となり、Δεが負とな
る周波数の交流電圧の印加によってポジ表示となる。
に、二色性色素を添加した二周波駆動用液晶を注入し、
セルの前後面のいずれかに偏光板をその偏光方向が配向
の水平分方向と一致するように貼り付けたことを特徴と
するものであり、誘電率異方性Δεが正となる周波数の
交流電圧の印加によってネガ表示となり、Δεが負とな
る周波数の交流電圧の印加によってポジ表示となる。
[実施例] 第1図は本発明の一実施例を示すもので、1A及び1Bは透
明基板(例えばガラス基板)、2は二周波駆動用液晶、
3は二色性色素、4は偏光板である。
明基板(例えばガラス基板)、2は二周波駆動用液晶、
3は二色性色素、4は偏光板である。
一方の透明基板1Aは、その内向面に透明電極が形成され
るとともに、チルト角θが約60°となるように傾斜配向
処理が施されている。他方の透明基板1Bも、同様にその
内向面に透明電極が形成されるとともに、チルト角θが
約60°となるように傾斜配向処理が施されている。配向
処理には斜方蒸着法等を使用する。
るとともに、チルト角θが約60°となるように傾斜配向
処理が施されている。他方の透明基板1Bも、同様にその
内向面に透明電極が形成されるとともに、チルト角θが
約60°となるように傾斜配向処理が施されている。配向
処理には斜方蒸着法等を使用する。
これら両基板1A,1Bとシール剤(図示せず)等により約6
0°のチルト角を有する一軸配向セルを形成し、内部に
二色性色素3を添加した二周波駆動用液晶2を注入し、
セルの前後面のいずれか、例えば基板1A側に偏光板4を
その偏光方向(矢印a1)が配向の水平分方向(チルト分
子配列の液晶分子が基板1A,1B面に倒れ込む方向)と一
致するように貼り付けている。
0°のチルト角を有する一軸配向セルを形成し、内部に
二色性色素3を添加した二周波駆動用液晶2を注入し、
セルの前後面のいずれか、例えば基板1A側に偏光板4を
その偏光方向(矢印a1)が配向の水平分方向(チルト分
子配列の液晶分子が基板1A,1B面に倒れ込む方向)と一
致するように貼り付けている。
なお、二周波駆動用液晶とは、第7図に示すように誘電
率異方性Δεが周波数により正または負の値をとるもの
である。
率異方性Δεが周波数により正または負の値をとるもの
である。
本実施例の場合には、SiO2の斜方蒸着膜により傾斜配向
処理がなされた基板1A、1Bからなるセル内に、日本感光
色素社製の2色性色素3を略0.5wt%添加したロディッ
ク社製のDS-004Aなどの誘電率の周波数依存性を示す液
晶2を注入した構成となっている。
処理がなされた基板1A、1Bからなるセル内に、日本感光
色素社製の2色性色素3を略0.5wt%添加したロディッ
ク社製のDS-004Aなどの誘電率の周波数依存性を示す液
晶2を注入した構成となっている。
次に、動作を第2図〜第6図をも参照しながら説明す
る。電圧無印加時には、液晶2及び色素3は第1図に示
すように全てが両基板1A,1B面に対して一定の角度(約6
0°)で傾斜しており、表示面は第4図のように薄く色
付いている。これが表示面での背景Bとなる。
る。電圧無印加時には、液晶2及び色素3は第1図に示
すように全てが両基板1A,1B面に対して一定の角度(約6
0°)で傾斜しており、表示面は第4図のように薄く色
付いている。これが表示面での背景Bとなる。
この素子にΔε<0の周波数範囲の交流電圧を印加する
と、液晶2及び色素3は第2図に示すように基板1A,1B
面に対して平行となり、二色性色素3による光吸収が多
くなる。この結果、第5図に示すように薄く色付いた背
景Bの中に表示パターンP濃く着色される。いわゆるポ
ジ表示となる。
と、液晶2及び色素3は第2図に示すように基板1A,1B
面に対して平行となり、二色性色素3による光吸収が多
くなる。この結果、第5図に示すように薄く色付いた背
景Bの中に表示パターンP濃く着色される。いわゆるポ
ジ表示となる。
また、素子にΔε>0の周波数範囲の交流電圧を印加す
ると、液晶2及び色素3は第3図に示すように電界と平
行、つまり基板1A,1B面に対して垂直となり、色素3に
よる光吸収がなくなる。この結果、表示面には第6図に
示すように薄く色付いた背景Bの中に表示パターンPが
白く表示される。いわゆるネガ表示となる。
ると、液晶2及び色素3は第3図に示すように電界と平
行、つまり基板1A,1B面に対して垂直となり、色素3に
よる光吸収がなくなる。この結果、表示面には第6図に
示すように薄く色付いた背景Bの中に表示パターンPが
白く表示される。いわゆるネガ表示となる。
なお、上記説明は、一つのパターンPのポジ、ネガ反転
表示についてであるが、表示面に複数の表示パターンを
得るように透明電極を形成すれば、ある部分はネガ表
示、他の部分はポジ表示といった表示態様が実現する。
表示についてであるが、表示面に複数の表示パターンを
得るように透明電極を形成すれば、ある部分はネガ表
示、他の部分はポジ表示といった表示態様が実現する。
[発明の効果] 以上のように本発明によれば、約60°のチルト角を有す
る一軸の配向セル内に、二色性色素を添加した二周波駆
動用液晶を注入し、セルの前後面のいずれかに偏光板を
その偏光方向が配向の水平分方向と一致するように貼り
付けた構造とし、Δεが正または負の値となる周波数の
交流電圧を印加することにより、同一パターンのポジ表
示、ネガ表示を行うことができるとともに、表示面内の
ある部分はポジ、他の部分はネガといった多様な表示が
可能となる。
る一軸の配向セル内に、二色性色素を添加した二周波駆
動用液晶を注入し、セルの前後面のいずれかに偏光板を
その偏光方向が配向の水平分方向と一致するように貼り
付けた構造とし、Δεが正または負の値となる周波数の
交流電圧を印加することにより、同一パターンのポジ表
示、ネガ表示を行うことができるとともに、表示面内の
ある部分はポジ、他の部分はネガといった多様な表示が
可能となる。
第1図は本発明に係る液晶表示素子の一実施例を示す構
成説明図、第2図及び第3図は同実施例の電圧印加時の
配列状態の説明図、第4図〜第6図は同実施例の表示状
態説明図、第7図は二周波駆動用液晶の周波数()−
誘電率異方性(Δε)特性図である。 1A及び1B……透明基板 2……二周波駆動用液晶、3……二色性色素 4……偏光板、a1……偏光方向 B……背景、P……表示パターン
成説明図、第2図及び第3図は同実施例の電圧印加時の
配列状態の説明図、第4図〜第6図は同実施例の表示状
態説明図、第7図は二周波駆動用液晶の周波数()−
誘電率異方性(Δε)特性図である。 1A及び1B……透明基板 2……二周波駆動用液晶、3……二色性色素 4……偏光板、a1……偏光方向 B……背景、P……表示パターン
Claims (1)
- 【請求項1】60°前後のチルト角を有する一軸配向セル
に、二色性色素を添加した二周波駆動用液晶を注入し、
セルの前後面のいずれかに偏光板をその偏光方向が配向
の水平分方向と一致するように貼り付けたことを特徴と
するものである。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP60297162A JPH0677122B2 (ja) | 1985-12-26 | 1985-12-26 | 液晶表示素子 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP60297162A JPH0677122B2 (ja) | 1985-12-26 | 1985-12-26 | 液晶表示素子 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS62153820A JPS62153820A (ja) | 1987-07-08 |
JPH0677122B2 true JPH0677122B2 (ja) | 1994-09-28 |
Family
ID=17842990
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP60297162A Expired - Lifetime JPH0677122B2 (ja) | 1985-12-26 | 1985-12-26 | 液晶表示素子 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0677122B2 (ja) |
-
1985
- 1985-12-26 JP JP60297162A patent/JPH0677122B2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS62153820A (ja) | 1987-07-08 |
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