JPH0676916U - ライト付きルーペ - Google Patents

ライト付きルーペ

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JPH0676916U
JPH0676916U JP2381993U JP2381993U JPH0676916U JP H0676916 U JPH0676916 U JP H0676916U JP 2381993 U JP2381993 U JP 2381993U JP 2381993 U JP2381993 U JP 2381993U JP H0676916 U JPH0676916 U JP H0676916U
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JP
Japan
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convex lens
lens
light
magnification
loupe
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Application number
JP2381993U
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English (en)
Inventor
佳永 川口
Original Assignee
株式会社冨士光器製作所
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 凸レンズの倍率にふさわしい倍率で対象物を
見る場合において、対象物をライトにより確実に照し
て、十分な明るさの下で対象物を拡大して見ることを可
能にする。 【構成】 凸レンズ4と、該凸レンズ4を保持するフレ
ーム3と、ライト5とを備え、ライト5を、凸レンズ4
を介して、凸レンズ4の倍率にふさわしい倍率で対象物
9を見る場合における視野の少なくとも主要部を照すよ
うに、所定の方向性を持って配設する。また、前記凸レ
ンズ4として、大玉凸レンズ4aの一部に、該大玉凸レ
ンズ4aよりも倍率の大きい少なくとも一つの小玉凸レ
ンズ4bを配設してなる多重焦点凸レンズ4を用いると
ともに、ライト5を、各レンズ4a,4bの視野の少な
くとも主要部を照すように、所定の方向性を持って配設
する。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
この考案は、例えば、対称物の細かい形状や小さな文字などを拡大して見るた めのルーペに関し、詳しくは、暗いところや明るさが不十分なところでも対象物 を見ることが可能なライト付きルーペに関する。
【0002】
【従来の技術及び考案が解決しようとする課題】
ルーペにライトを取り付けて、暗いところや明るさが不十分なところでも、対 称物の細かい形状や小さな文字などを拡大して見ることができるようにした、い わゆるライト付きルーペとしては、例えば、図4に示すようなライト付きルーペ が知られている。
【0003】 このライト付きルーペは、フレーム本体21とフレーム本体21に取り付けら れた把手22からなるフレーム23と、フレーム本体21に保持された凸レンズ 24と、、フレーム本体21の下部の筒状のフード(スタンドを兼ねる)27の 内側に取り付けられたライト25とを備えて構成されている。
【0004】 また、把手22には、ライト25をON−OFFするためのスイッチ26が配 設されており、さらに、把手22の内部には、ライト25の電源である電池(図 示せず)が収納されている。
【0005】 このライト付きルーペを使用する場合には、把手22に取り付けられたスイッ チ26を操作することによりライト25を点灯させる。そして、ライト25によ って対称物29を照すことにより、暗いところや明るさが不十分なところでも、 凸レンズ24を介して対象物29を拡大して見ることが可能になる。
【0006】 しかし、上記従来のライト付きルーペにおいては、フード27の内側の任意の 位置にライト25を取り付けただけであるため、対象物29をライト25の近く (すなわち凸レンズ24の近く)において見る場合はよいが、凸レンズ24の倍 率にふさわしい大きな倍率が得られるように、対象物29と凸レンズ24の間に 適当な距離をおいて対象物29を見ようとした場合に、対象物29(すなわち視 野)をライト25により十分に明るく照すことができなくなり、対象物29が見 にくくなるという問題点がある。
【0007】 また、特に図示しないが、上記従来例のように筒状のフードを設けず、ライト をフレーム本体と把手の境界付近に配設してなるライト付きルーペも知られてい るが、このタイプのライト付きルーペにおいても、上記従来のライト付きルーペ と同様の問題点がある。
【0008】 この考案は、上記問題点を解決するものであり、凸レンズの倍率にふさわしい 倍率で対象物を見る場合において、対象物をライトにより確実に照して、十分な 明るさの下で対象物を拡大して見ることが可能なライト付きルーペを提供するこ とを目的とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】
上記目的を達成するために、この考案にかかるライト付きルーペは、凸レンズ と、該凸レンズを保持するフレームと、前記凸レンズを介して、前記凸レンズの 倍率にふさわしい倍率で対象物を見る場合における視野の少なくとも主要部を照 すように、所定の方向性を持って配設されたライトとを具備することを特徴とし ている。
【0010】 また、前記凸レンズが、大玉凸レンズの一部に、該大玉凸レンズよりも倍率の 大きい少なくとも一つの小玉凸レンズを配設してなる多重焦点凸レンズであり、 前記ライトが、各レンズを介して、各レンズの倍率にふさわしい倍率で対象物を 見る場合の、各レンズの視野の少なくとも主要部を照すように、所定の方向性を 持って配設されていることを特徴としている。
【0011】 なお、この考案において、「凸レンズの倍率にふさわしい倍率で対象物を見る 場合」とは、対象物を凸レンズの倍率に近い倍率で見ることができるように、凸 レンズと対象物との距離を調節して見る場合を意味するものであり、使用者など によりいくらかのばらつきがある概念である。
【0012】 また、「視野の少なくとも主要部」とは、凸レンズの視野の略中央部の対象物 の像が明確に見える部分とほぼ同義であり、通常、ルーペを用いる場合に対象物 が置かれる位置である。
【0013】
【作用】
この考案にかかるライト付きルーペにおいては、ライトが、凸レンズの倍率に ふさわしい倍率で対象物を見る場合における視野の少なくとも主要部を照すよう に、所定の方向性を持って配設されているため、暗いところや明るさが不十分な ところで使用する場合にも、対象物がライトにより確実に照されるため、対象物 を十分に拡大して細部までよく見ることが可能になる。
【0014】 また、凸レンズとして、大玉凸レンズの一部に、該大玉凸レンズよりも倍率の 大きい少なくとも一つの小玉凸レンズを配設してなる多重焦点凸レンズを用い、 各レンズの視野の少なくとも主要部を照すように、ライトを所定の方向性を持っ て配設した場合には、暗いところや明るさが不十分なところで使用する場合にも 、対象物を各レンズの倍率にふさわしい異なる倍率で拡大してみることが可能に なり、その有用性をさらに向上させることが可能になる。
【0015】
【実施例】
以下、この考案の実施例を図に基づいて説明する。図1はこの考案の一実施例 にかかるライト付きルーペを示す要部を断面とした正面図、図2はその底面図、 図3は側面図である。
【0016】 図1〜図3に示すように、この実施例のライト付きルーペは、リング状のフレ ーム本体1とフレーム本体1から延設された把手2を備えてなるフレーム3と、 フレーム本体1に保持された凸レンズ4と、フレーム本体1と把手2の境界部( すなわち把手2の付け根)に取り付けられたライト5とを備えて構成されている 。
【0017】 なお、この実施例において用いられている凸レンズ4は、図2に示すように、 その大玉凸レンズ4aの一部に、該大玉凸レンズ4aよりも倍率の大きい小玉凸 レンズ4bが配設された2重焦点凸レンズである。
【0018】 そして、ライト5は、把手2の内部に収納された電池(図示せず)を電源とし ており、凸レンズ4(大玉凸レンズ4a,及び小玉凸レンズ4b)の倍率にふさ わしい倍率で対象物9(図1)を見る場合における、大玉凸レンズ4a,及び小 玉凸レンズ4b(図2)の視野の少なくとも主要部を照すように、所定の方向性 を持って(すなわち、この実施例では、把手2の長手方向に垂直な線Lに対して 所定の角度θ(図1)を持って配設されている。言い換えると、ライト5が照す 方向に対応するように、大玉凸レンズ4aと小玉凸レンズ4bの配設位置や角度 が調節されている。
【0019】 また、把手2のフレーム本体1に近い側面には、上記ライト5をON−OFF するためのスイッチ6が配設されている。
【0020】 さらに、この実施例のライト付きルーペにおいては、図1,図3に示すように 、フレーム本体1と把手2の境界部(ライト5を保持する保持部7)が隆起して いるとともに、フレーム本体1の両端側には隆起部8が形成されており、この保 持部7と隆起部8により、フレーム本体1から延設された把手2が載置面から浮 いた状態で支持され、使用時に容易に把手2を手で握ることができるように構成 されている。
【0021】 上記実施例のライト付きルーペを使用する場合、図1に示すように、凸レンズ (2重焦点凸レンズ)4を、その大玉凸レンズ4aまたは小玉凸レンズ4b(図 2)を介して、大玉凸レンズ4a及び小玉凸レンズ4bの倍率にふさわしい倍率 で対象物9を見ることができる位置に移動させる。このとき、ライト5は、大玉 凸レンズ4aの視野と、小玉凸レンズ4bの視野の両方の少なくとも主要部を照 しており、該視野の主要部に置かれた対象物9にライト5からの光が当たる。
【0022】 したがって、暗いところや明るさが不十分なところで使用する場合にも、対象 物9を確実に照すことができるため、対象物9を大玉凸レンズ4a,小玉凸レン ズ4bの倍率にふさわしい倍率に拡大して細部までよく見ることができる。
【0023】 なお、上記実施例においては、凸レンズ4として、大玉凸レンズ4aの一部に 、該大玉凸レンズ4aよりも倍率の大きい小玉凸レンズ4bを配設してなる2重 焦点凸レンズ4を用いた場合について説明したが、この考案は、単焦点凸レンズ を用いたライト付きルーペにも同様に適用することが可能であり、その場合にも 上記実施例と同様の効果を得ることができる。
【0024】 また、上記実施例においては、凸レンズ4として、2重焦点凸レンズ4を用い た場合について説明したが、この考案は、上記実施例のような2重焦点凸レンズ を用いた場合に限らず、凸レンズとして、大玉凸レンズの一部に倍率の異なる2 以上の凸レンズを配設してなる多重焦点凸レンズを用いることも可能であり、そ の場合にも上記実施例と同様の効果を得ることができる。
【0025】 また、2重焦点以上の多重焦点凸レンズを用いる場合に、ライトを、複数の凸 レンズの全てではなく、必要性の大きい、いずれか一つ、あるいは2以上の凸レ ンズの視野の少なくとも主要部を照すように、所定の方向性を持って配設するこ とも可能であり、その場合にも、本願考案の主たる効果を得ることができる。
【0026】 また、上記実施例においては、ライトをフレーム本体と把手の境界部に配設し た場合について説明したが、ライトの配設位置は、上記実施例に限定されるもの ではなく、例えば、フレーム本体の先端側に配設することも可能である。また、 上記実施例では、ライトの配設数が1個である場合について説明したが、ライト の数は、一つに限られるものではなく、複数個配設することも可能である。
【0027】 さらに、この考案は、その他の点においても上記実施例に限定されるものでは なく、ライトの具体的な配設角度、フレーム本体や把手の具体的形状、スイッチ の配設位置、電源(電池)の種類や収納方法、多重焦点凸レンズを用いる場合の 複数の凸レンズの配設態様などに関し、考案の要旨の範囲内において種々の応用 、変形を加えることが可能である。
【0028】
【考案の効果】
上述のように、この考案のライト付きルーペは、凸レンズと、凸レンズを保持 するフレームと、凸レンズを介して、その倍率にふさわしい倍率で対象物を見る 場合における視野の少なくとも主要部を照すように、所定の方向性を持って配設 されたライトとを備えて構成されているため、暗いところや明るさが不十分なと ころで使用する場合にも、ライトにより対象物を確実に照して、凸レンズの倍率 にふさわしい倍率で細部までよく見ることが可能になる。
【0029】 また、凸レンズとして、大玉凸レンズの一部に、該大玉凸レンズよりも倍率の 大きい少なくとも一つの小玉凸レンズを配設してなる多重焦点凸レンズを用い、 各レンズの視野の少なくとも主要部を照すように、ライトを所定の方向性を持っ て配設した場合には、暗いところや明るさが不十分なところで使用する場合にも 、対象物を各レンズの倍率にふさわしい異なる倍率で拡大してみることが可能に なり、その有用性をさらに向上させることが可能になる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本願考案の一実施例にかかるライト付きルーペ
を示す要部を断面とした正面図である。
【図2】本願考案の一実施例にかかるライト付きルーペ
を示す底面図である。
【図3】本願考案の一実施例にかかるライト付きルーペ
を示す側面図である。
【図4】従来のライト付きルーペを示す要部を断面とし
た正面図である。
【符号の説明】
1 フレーム本体 2 把手 3 フレーム 4 凸レンズ 4a 大玉凸レンズ 4b 小玉凸レンズ 5 ライト 6 スイッチ 7 保持部 8 隆起部 9 対象物

Claims (2)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 凸レンズと、該凸レンズを保持するフレ
    ームと、前記凸レンズを介して、前記凸レンズの倍率に
    ふさわしい倍率で対象物を見る場合における視野の少な
    くとも主要部を照すように、所定の方向性を持って配設
    されたライトとを具備することを特徴とするライト付き
    ルーペ。
  2. 【請求項2】 前記凸レンズが、大玉凸レンズの一部
    に、該大玉凸レンズよりも倍率の大きい少なくとも一つ
    の小玉凸レンズを配設してなる多重焦点凸レンズであ
    り、前記ライトが、各レンズを介して、各レンズの倍率
    にふさわしい倍率で対象物を見る場合の、各レンズの視
    野の少なくとも主要部を照すように、所定の方向性を持
    って配設されていることを特徴とする請求項1記載のラ
    イト付きルーペ。
JP2381993U 1993-04-08 1993-04-08 ライト付きルーペ Pending JPH0676916U (ja)

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Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5925509B2 (ja) * 1977-12-27 1984-06-18 日本アビオニクス株式会社 画像追尾方式
JP3071315B2 (ja) * 1992-08-14 2000-07-31 新日本製鐵株式会社 活性炭素繊維用前駆体及び製造方法

Patent Citations (2)

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Legal Events

Date Code Title Description
A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 19970701