JPH0676520U - ガラス・カラー印刷壁タイル - Google Patents

Abstract

(57)【要約】 【目的】 この考案の目的は、ガラス・カラー印刷壁タ
イルにおいて、大自然の全てのカラー図案の再現させる
とともに、自然の亀裂現象が生ずるのを防止することに
ある。 【構成】 このため、この考案は、ガラス層１とカラー
図案層２と粘結剤層３と酸化マグネシウム軽質発砲模圧
煉瓦層４とから構成され、ガラス層１は表面にあり、ガ
ラス図案層２はガラス層１の上に印刷され、粘結剤層３
はカラー図案層２の上に塗り付けられ、酸化マグネシウ
ム軽質発砲模圧煉瓦層４は底層であり且つ直接に壁ある
いは地面に貼り付けられている。

Description

【考案の詳細な説明】

【０００１】

【産業上の利用分野】

この考案はガラス・カラー印刷壁タイルに係り、特に建築物装飾工事の壁ある いは地面の表面装飾として使用され得るガラス・カラー印刷壁タイルに関する。

【０００２】

【従来の技術】

建築物の装飾工事においては、一般に、陶器壁タイルが使用されている。この 陶器壁タイルには、カラー図案が描かれている。

【０００３】

【考案が解決しようとする課題】

ところが、従来、建築物の装飾工事の中に多く使う陶器壁タイルにあっては、 製品の表面に平滑と光沢が足りないと、製品バラツキが大きく、あるいは厚さが 標準ではないので、シルク印刷の方法を採用するだけでは、印刷の色が単調で、 図案の装いであり、また、表面には自然の亀裂が生じたり、また、図案が磨きや すいとかの欠点があるので、その陶器壁タイルの装飾性能と使用寿命とに問題が あった。将来性から見れば、建築業のハイ・クラスの発展の要求が満足できなく なるという不都合があった。

【０００４】

【課題を解決するための手段】

そこで、この考案は、上述不都合を除去すべく、第１に、ガラス層とカラー図 案層と粘結剤層と酸化マグネシウム軽質発砲模圧煉瓦層とから構成され、前記ガ ラス層は表面にあり、前記ガラス図案層は前記ガラス層の上に印刷され、前記粘 結剤層は前記カラー図案層の上に塗り付けられ、前記酸化マグネシウム軽質発砲 模圧煉瓦層は底層であり且つ直接に壁にあるいは地面に貼り付けられることを特 徴とする。

【０００５】 第２に、前記ガラス層は、硬化ガラスであることを特徴とする。

【０００６】

【作用】

この考案の構成によれば、一種オフセット印刷技術によって９５％の高精度で 、撮影図案を印刷でき、また、自然亀裂現象も生じない。更に、カラー図案を磨 きにくくすることができる。

【０００７】

【実施例】

以下図面に基づいてこの考案の実施例を詳細に説明する。図１は、この考案の 実施例を示すものである。図１において、１はガラス層、２はカラー図案層、３ は粘結剤層、４は酸化マグネシウム軽質発砲模圧煉瓦層である。ガラス・カラー 印刷壁タイルは、これらガラス層１とカラー図案層２と粘結質剤層３と酸化マグ ネシウム軽質発砲模圧煉瓦層４とからなる。ガラス層１は、普通のフロート方法 で製造された無色透明の平板ガラス、あるいは硬化ガラスで、表面層にある。カ ラー図案層２は、オフセット印刷技術で、ガラスの上に印刷されるカラー図案で ある。粘結剤層３は、室温固化のシリコーン・ゴム類の粘結剤で、カラー図案層 ２の上に塗り付けられるものだ。酸化マグネシウム軽質発砲模圧煉瓦層４は、工 業クラスの酸化マグネシウム、塩化マグネシウム、２００目ぐらい浚ったの細か い砂で、容積重１５０−２５０立方メートル／キロの膨張珍珠岩、発砲剤及び速 凝剤などで室温模圧により制成される。この層４は、壁タイルの底層にある。そ れは、ガラス層１、カラー図案層２、及び粘結剤層３の載体で、直接に壁にある いは地面に貼り付けられる。

【０００８】 次に、この実施例の作用を説明する。

【０００９】 ガラス・カラー印刷壁タイルは、ガラス層１とカラー図案層２と粘結剤層３と 酸化マグネシウム軽質発砲模圧煉瓦層４との四層で構成される。ガラス層１は、 普通のフロート方法で製造された無色透明の平板ガラスあるいは硬化ガラスから なり、表面層である。カラー図案層２は、オフセット印刷技術でガラス上面に印 刷されたカラー図案である。粘結剤層３は、室温化のシリコーン・ゴム類の粘結 剤に構成される。それは、カラー図案層２に塗り付けられる。酸化マグネシウム 、塩化マグネシウム、細かい砂、膨張珍珠岩、発砲剤、速凝剤混合後、室温模圧 によって製造されたこの層は、壁タイルの底層で、それはガラス層１、カラー図 案層２及び粘結剤層３の載体であり、それは直接に壁にあるいは地面に貼り付け られる。

【００１０】 この実施例によれば、ガラス・カラー印刷壁タイルの表面層は、ガラス層１で 、ガラスは特殊の処理後、オフセット印刷技術を採用できる、９５％の高精度の 網点の印刷できるし、大自然の全てカラー図案の再現性できる、非常に強烈的な 立体感と真実感を持っている。壁タイルの装飾効果を大いに向上された。これは 陶器壁タイルがシルク印刷方法で比べものにならないことである。

【００１１】 また、ガラス・カラー印刷壁タイルの表層は、３−５〓のガラスであり、その 物理、化学性能が充分に安定している、自然の亀裂現象が出るはずがない。だか ら、陶器壁タイルが解決できない技術問題と克服できない欠点を解決できた。

【００１２】 更に、ガラス・カラー印刷壁タイルのカラー図案層２は、ガラスの後の面にあ る。ガラス、粘結剤及び酸化マグネシウム軽質発砲模圧煉瓦層４の間に挿んでい るので、カラー図案層２が直接に磨くことができないことだ。

【００１３】 更にまた、ガラス・カラー印刷壁タイルの底層は、酸化マグネシウム軽質発砲 模圧煉瓦層４であり、吸水率は２０％以上である。直接に普通の４５゜^# コンク リートを壁に貼り付けられ、ガラスにとって解決できない直接にコンクリートを 壁に貼り付ける技術問題を解決した。大いにガラスの上に壁の装飾コストが降下 させた。

【００１４】 また、ガラス・カラー印刷壁タイルの制作過程は、高温焼結が需要ではなく、 省エネルギーで、また、排気排出がなくて、大気に汚染がない。

【００１５】 更にまた、ガラス・カラー印刷壁タイルはガラスを主に主要の原材料で、陶土 、磁土などの材料がいらない。だから、耕地を使用しないし、土地資源及び生態 のバランスを破壊しないのである。

【００１６】 即ち、この実施例のガラス・カラー印刷壁タイルにおいては、ガラス層１、カ ラー図案層２、粘結剤層３及び酸化マグネシウム軽質発砲模圧煉瓦層４により構 成される。そのカラー図案層２は、オフセット印刷技術を採用し、ガラスの上に ９５％の高精度撮影図案を印刷できるものだ。自然のすべて色彩図案が再現でき る。且つ、ガラス層１は、自然亀裂現象が出て来ない。そして、カラー図案層２ は、磨くことがしないということは陶器壁タイルに比べにならないものだ。それ は、陶器壁タイルの新一代製品であり、建築業も、ハイ・クラス装飾発展の新製 品である。本製品は、、生産しやすいし、土地資源及び生態環境を破壊しないの で、積極的に広範使用するように素晴らしいことだ。

【００１７】

【考案の効果】

以上詳細な説明から明らがなようにこの考案によれば、ガラス層とカラー図案 層と粘結剤層と酸化マグネシウム軽質発砲模圧煉瓦層とから構成され、ガラス層 は表面にあり、ガラス図案層はガラス層の上に印刷され、粘結剤層はカラー図案 層の上に塗り付けられ、酸化マグネシウム軽質発砲模圧煉瓦層は底層であり且つ 直接に壁あるいは地面に貼り付けられることにより、大自然の全てのカラー図案 の再現させるとともに、自然の亀裂現象が生ずるのを防止し得る。

【図面の簡単な説明】

【図１】ガラス・カラー印刷壁タイルの一部切欠き構成
図である。

【符号の説明】

１ ガラス層 ２ カラー図案層 ３ 粘結剤層 ４ 酸化マグネシウム軽質発砲模圧煉瓦層

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【手続補正書】

【提出日】平成５年１１月２５日

【手続補正１】

【補正対象書類名】図面

【補正対象項目名】全図

【補正方法】変更

【補正内容】

【図１】

Claims (2)

【実用新案登録請求の範囲】
1. 【請求項１】 ガラス層とカラー図案層と粘結剤層と酸
   化マグネシウム軽質発砲模圧煉瓦層とから構成され、前
   記ガラス層は表面にあり、前記ガラス図案層は前記ガラ
   ス層の上に印刷され、前記粘結剤層は前記カラー図案層
   の上に塗り付けられ、前記酸化マグネシウム軽質発砲模
   圧煉瓦層は底層であり且つ直接に壁にあるいは地面に貼
   り付けられることを特徴とするガラス・カラー印刷壁タ
   イル。
2. 【請求項２】 前記ガラス層は硬化ガラスであることを
   特徴とする請求項１に記載のガラス・カラー印刷壁タイ
   ル。