JPH067649B2 - ダブルス−パ−ヘテロダイン方式のチユ−ナ - Google Patents

ダブルス−パ−ヘテロダイン方式のチユ−ナ

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JPH067649B2
JPH067649B2 JP9363885A JP9363885A JPH067649B2 JP H067649 B2 JPH067649 B2 JP H067649B2 JP 9363885 A JP9363885 A JP 9363885A JP 9363885 A JP9363885 A JP 9363885A JP H067649 B2 JPH067649 B2 JP H067649B2
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signal
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博之 水上
武志 斉藤
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Hitachi Ltd
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Description

【発明の詳細な説明】 〔発明の利用分野〕 本発明は、ダブルスーパーヘテロダイン方式チューナに
関するものである。
〔本発明の背景〕
ダブルスーパーヘテロダイン方式チューナにおいて、第
1および第2の局部発振信号を第3の混合回路に入力
し、第3の混合回路から出力した両信号の差の周波数を
有する信号を用いてPLL回路により第1の局部発振信号
の周波数を制御する方式については、特開昭53-84616号
に記載されている。
上記の従来例においては、第3の混合回路へ第1および
第2の局部発振信号を直接第1および第2の局部発振回
路から入力している。
このため、第3の混合回路を経由して、第1の局部発振
信号が第2の混合回路へ、あるいは第2の局部発振信号
が第1の混合回路へ漏れ込み、第1IF信号周波数あるい
は第2IF信号周波数の近傍の周波数を有する妨害信号が
発生する(以下相互干渉妨害という)という問題があ
る。
また、第1および第2の局部発振回路に対して第3の混
合回路が負荷となり、第1および第2の局部発振回路の
発振周波数が変化したり、発振信号レベルが低下するな
ど発振特性が変化することや、とくに第3の混合回路へ
大振幅の励振信号を供給する第2の局部発振回路(発振
周波数が固定のため)において、第2の混合回路へ注入
する局部発振信号レベルが減少し、第2の局部発振回路
で発生する発振信号レベルの増加を図るために回路の負
担が増大し、場合によっては増幅器を設けるなどの対策
が必要になるという問題がある。
〔発明の目的〕
本発明の目的は、上述した従来技術の問題点をなくし、
相互干渉妨害特性が良好となり、かつ第3の混合回路
が、第1および第2の局部発振回路の直接の負荷となら
ない接続方法を備えたダブルスーパーヘテロダイン方式
チューナを提供することにある。
〔発明の概要〕
このため、本発明では、第1および第2の混合回路を逆
方向伝送損失が大きく入出力間のアイソレーションが確
保できる能動素子で構成しその出力から第1および第2
の局部発振信号を選択して第3の混合回路へ入力し、上
述した目的を達成している。
〔発明の実施例〕
以下、本発明の一実施例を第1図により説明する。第1
図において、1は高周波信号(テレビジョン信号など)
入力端子、2は高周波増幅器、3は第1混合回路、4は
第1局部発振回路、5はバンドパスフィルタ、6は第1
IF(中間周波数)信号増幅器、7は第2混合回路、8は
第2局部発振回路、9は低域通過フィルタ、10は第2IF
信号増幅器、11はIF信号出力端子、20は低域通過フィル
タあるいは高域通過フィルタ21は高域通過フィルタ、22
は第3混合回路、23はプログラマブル分周器、24はPLL
回路、25はプログラマブル分周器、26は基準信号発生器
である。
高周波信号入力端子1から入力した周波数RFの高周波
信号を高周波増幅器2で増幅し、第1の混合回路3へ入
力する。第1混合回路3では前記の高周波信号と、第1
の局部発振回路4から入力した希望受信信号周波数に対
応した周波数OSC1の第1局部発振信号と混合し、周波
IF1の第1IF信号を作る。このときの周波数関係を
(1)式に示す。IF1OSC1±RF (1) この第1IF信号をバンドパスフィルタ5で選択的に通過
させ、第1IF増幅器6で増幅し、第2混合回路7へ入力
する。第2混合回路7では前記の第1IF信号と、第2局
部発振回路8から入力した周波数OSC2の第2局部発振
信号と混合し、周波数IF2の第2IFを作る。このとき
の周波数関係を(2)式に示す。
この第2IF信号を低域通過フィルタ9で選択的に通過さ
せ、第2IF信号増幅器10で増幅し、IF信号出力端子11か
ら出力する。
選局動作は、第1局部発振信号と第2局部発振信号の差
の周波数を有する信号を用いて行なうが、第1局部発振
信号は第1混合回路3の出力から低域通過フィルタある
いは高域通過フィルタ20((1)式よりIF1OSC1
RFの場合は低域通過フィルタでIF1OSC1RFの場
合は高域通過フィルタとする。)を通して第3混合回路
22に入力し、第2局部発振信号は第2混合回路7の出力
から高域通過フィルタ21((2)式に示したように第2局
部発振回信号周波数OSC2は第2IF信号周波数IF2
り高い。)を通して第3混合回路22へ入力する。第3混
合回路22では、第1局部発振信号と第2局部発振信号の
差の周波数(OSC2OSC1)の信号を出力し、希望受
信信号周波数に対応した分周比を与えられたプログラマ
ブル分周器23で分周し、PLL回路24へ入力する。PLL回路
24では、上記の信号と基準信号発生器26で発生した信号
を希望受信信号に対応した分周比を与えられたプログラ
マブル分周器25で分周した信号を比較し、両者の周波数
差に相当する制御信号を第1局部発振回路4へ入力し、
第1局部発振信号の周波数を制御し、選局動作を行な
う。
このように、第1および第2局部発振信号をそれぞれ第
1混合回路3と第2混合回路7の出力から得ることによ
り、第3混合回路22が、第1局部発振回路4と第2局部
発振回路8に対して、第1混合回路3と第2混合回路7
を介して接続される。
ここで、第1混合回路3と第2混合回路7はトランジス
タなどの能動素子を用いて、入出力間のアイソレーショ
ンが大きい(出力側から入力側への逆方向伝送の損失が
大きい)混合回路を用いる。
以上より、第3混合回路22を経由して第1局部発振信号
が第2混合回路7へ、また第2局部発振回路が第1混合
回路3へ漏洩する際に、従来例とは異なり、第1混合回
路3および第2混合回路7の出力側から逆方向に漏れ込
むことになり、上記した能動素子を用いた混合回路の逆
方向伝送特性により漏洩した信号が減衰し、発生する妨
害信号が低減し、相互干渉妨害特性が改善できる効果が
ある。
また、第3混合回路22が第1局部発振回路4および第2
局部発振回路8と上記の入出力間アイソレーションの大
きい第1混合回路3および第2混合回路7を通して接続
するので、第3混合回路22が第1局部発振回路4および
第2局部発振回路8の直接の負荷とならないため、第1
の局部発振回路4および第2の局部発振回路8の発振周
波数や発振信号レベルなどの発振特性に与える影響を低
減でき、第1局部発振回路4および第2局部発振回路8
で発生する第1および第2局部発振信号を効率よく第1
混合回路3および第2混合回路7へ注入できるという効
果がある。
他の実施例を第2図,第3図に示す。同図において第1
図と同じ働きをするものは同一の番号を付し説明を略
す。第2図の構成は第3混合回路22へ第1局部発振回路
4と第2混合回路7から入力し、第3図の構成は第3混
合回路22へ第1混合回路3と第2局部発振回路8から入
力するものであるが、両構成とも前述した第1図の実施
例とほぼ同様の効果が得られる。
次に、第2の混合回路7とその周辺回路を第4図に示
す。第4図において第1図と同じ働きをするものは、同
一の番号を付し説明を略す。
30は第1IF信号入力端子、31はバンドパスフィルタ、32
は第2IF信号用短絡回路、35はバイポーラトランジスタ
(以下単にトランジスタと略す),33,34,36はトランジ
スタ35のバイアス用抵抗、37は接地用容量、38は電源端
子、39は電源用チョークコイル、40は接地用容量、41は
第3の混合回路22への第2局部発振信号の出力端子、42
は第2IF信号出力端子である。
第1IF信号入力端子30から入力し第2局部発振信号の入
力端子への漏洩を抑圧するバンドパスフィルタ31を通過
した第1IF信号と、第2局部発振回路8から入力した第
2局部発振信号を第2混合回路7へ入力する。第2混合
回路7はトランジスタ35をエミッタ接地で用いたシング
ル・エンド型の混合回路で、ベースから入力した第1IF
信号と第2局部発振信号を混合し、第2IF信号を出力す
る。第2IF信号は低域通過フィルタ9を通過し、第2IF
信号出力端子42から出力する。
このとき、トランジスタ35はエミッタ接地型の増幅器と
同型であるため、コレクタには第2IF信号の他に第2局
部発振信号も存在し、この第2局部発振信号を高域通過
フィルタ21で選択し、第2局部発振信号出力端子42から
第3混合回路22へ出力する。
このように、本実施例では、第2混合回路7の出力から
第2局部発振信号を選択し、第3混合回路22へ入力する
ため、第3混合回路22を経由してきた第1局部発振信号
はトランジスタ35のコレクタから入力することになる。
コレクタから入力する第1局部発振信号はトランジスタ
35の逆方向伝送特性により第2混合回路7への漏れ込み
が抑圧され、相互干渉妨害を低減できる効果がある。
また、第2局部発振回路8と第3混合回路22は第2混合
回路7を介して接続するので、トランジスタ35の入出力
間のアイソレーションにより第3混合回路22が第2局部
発振回路8の直接の負荷とならないため、第2局部発振
回路8の発振特性に与える影響が少なく、第2局部発振
信号を効率よく第2混合回路7の混合動作に使用でき、
さらに、本実施例で用いたエミッタ接地型は本来、利得
が高いことが知られており、第2混合回路7の出力で
も、大振幅の第2局部発振信号が得られるという効果が
ある。
そして、とくに第1IF信号周波数がマイクロ波帯に設定
したダブルスーパーヘテロダイン方式チューナでは、第
2局部発振信号と第2IF信号の周波数差が大きいので、
低域通過フィルタ9や高域通過フィルタ21は比較的簡単
な回路構成でよいという効果がある。
以上の実施例では、単一周波数ということから第3混合
回路22の局部発振信号として用いられることが多いた
め、大振幅の第2局部発振信号を第3混合回路22へ供給
する必要がある第2混合回路7の周辺回路について述べ
たが、第1混合回路の周辺回路についても同様の効果が
得られることは明らかである。
また、本実施例ではバイポーラトランジスタを用いた
が、FETなどを用いた入出力間のアイソレーションが大
きい混合回路でも同様の効果が得られる。
さらに、第1図に示した高域通過あるいは低域通過フィ
ルタ20,高域通過フィルタ21,低域通過フィルタ9をそ
れぞれバンドパスフィルタで構成しても同様の効果が得
られる。
〔発明の効果〕
本発明によれば、第1および第2の混合回路を入出力間
のアイソレーションが大きい能動素子で構成し、第3の
混合回路を第1および第2の混合回路の出力に接続する
ことにおり、第3の混合回路が第1および第2の局部発
振信号に与える影響を低減でき、さらに、第3の混合回
路を経由して第1および第2の混合回路へ漏洩する第1
および第2局部発振信号を抑圧し、相互干渉妨害を低減
できる効果がある。
【図面の簡単な説明】
第1図,第2図,第3図は本発明のダブルスーパーヘテ
ロダイン方式のチューナを示すブロック図、第4図は第
2混合回路周辺の回路図である。 3……第1の混合回路 4……第1の局部発振回路 7……第2の混合回路 8……第2の局部発振回路 9……低域通過フィルタ 20……低域通過あるいは高域通過フィルタ 21……高域通過フィルタ 22……第3の混合回路 31……方向性結合器 32……第2IF信号短絡用回路 33,34,36……バイアス用抵抗 35……トランジスタ 37,40……接地用容量 38……電源端子 39……電源用チョークコイル

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】アンテナより入力した高周波信号を増幅す
    る広帯域高周波増幅器と、増幅された高周波信号を第1
    のIF(中間周波)信号に変換する第1の混合回路と、第
    1の混合回路へ励振信号を入力する第1の局部発振回路
    と、第1のIF信号を選択通過させるバンドパスフィルタ
    と、第1のIF信号を増幅する第1のIF信号増幅器と、増
    幅された第1のIF信号を第2のIF信号に変換する第2の
    混合回路と、第2の混合回路へ励振信号を入力する第2
    の局部発振回路と、第2のIF信号を増幅する第2のIF信
    号増幅器と、第1および第2の局部発振信号を入力し、
    両信号の差の周波数を有する信号(差周波数信号)に変
    換する第3の混合回路と、その差周波数信号と基準信号
    発生器からの信号を入力し、両信号の周波数を比較し、
    第1の局部発振信号の周波数を制御するPLL(フェーズ
    ・ロックド・ループ)回路を具備したダブルスーパーヘ
    テロダイン方式チューナにおいて、第2の混合回路を能
    動素子で構成し、その出力に第2の局部発振信号を選択
    通過させるフィルタを設け、第2の局部発振回路と第3
    の混合回路を第2の混合回路を介して接続したことを特
    徴とするダブルスーパーヘテロダイン方式のチューナ。
JP9363885A 1985-05-02 1985-05-02 ダブルス−パ−ヘテロダイン方式のチユ−ナ Expired - Lifetime JPH067649B2 (ja)

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