JPH067574U - 組合せ容器入り飲料及びパッケージ - Google Patents

Abstract

(57)【要約】 【目的】 異種の組合せパッケージであり、消費者はミ
ックスしても単独でも飲むことができる。 【構成】 専用ホルダー等で組合された容器にそれぞれ
異種のフレーバーあるいは異種の飲料を入れてなる飲料
の組合わせパッケージ。

Description

【考案の詳細な説明】

【０００１】

【産業上の利用分野】

本考案は、専用ホルダー等で組合わされた独立したガラス瓶等の容器にそれぞ れ異種のフレーバー、あるいは異種の飲料を入れてそれぞれ単独にもあるいは好 みに合わせてそれらを混ぜあわせて飲用する事ができる飲料及びその組合わせ容 器である。すなわち、あらかじめ異なるフレーバーあるいは異なる飲料が別々の 容器に入れられそれらがひとつのパッケージにして組合わされているので、即座 に、手軽に、好みに応じてブレンドをする事を容易にしている飲料及びその組合 わせ容器である。

【０００２】

【従来の技術】

従来、ひとつの容器の中に仕切りを設けてその中に異なる物を詰めている食品 例はあるが、独立した容器に異なる飲料を入れそれを組合わせてひとつの組合わ せ飲料容器としている例はない。又、ブレンドコーヒーあるいはミックス飲料を 作る場合、それぞれのフレーバーあるいは飲料を用意して作るしかなかった。あ るいはレギュラーコーヒーなどの場合あらかじめブレンドされているものを買わ ざるを得なかった。

【０００３】

【課題を解決するための手段】

本考案はあらかじめ異なるフレーバーあるいは飲料が組合わせ容器の中に入れ られセットの形になっているのでそれさえ買えば手軽に自由に好みに応じてブレ ンド飲料、ミックス飲料を作る事ができる。特にインスタントコーヒーの場合、 レギュラーコーヒーと違いブレンドして好みの味にして飲用するという飲み方は 少なかったが本考案ではそれを容易かつ便利にしている。

【０００４】 本考案は、専用ホルダー等で組合わされた独立したガラス瓶等の容器にそれぞ れ異種のフレーバーあるいは異種の飲料を入れてそれぞれ単独にあるいは好みに 応じてそれらをブレンドとして飲用する事ができる飲料の組合せパッケージに関 する。

【０００５】 従来コーヒーセットとして売られていたものは、例えばインスタントコーヒー 、粉末ミルク及びコーヒー豆等の詰合わせであり、それらを混合して飲むことを 目的としていなかった。本考案では、例えばフレーバーの異なるインスタントコ ーヒー入りガラスビンを１つのホルダーに保持したものである。

【０００６】 現在では趣好は多様化している、例えばコーヒーの場合酸味のコーヒーが好き な者がいたり、苦みのコーヒーの好きな者がいる。常に酸味ぽいのが好きな者は 酸味ぽいコーヒーを買ってくれば用は足りる。しかし朝は目覚しがわりに苦みの コーヒーを飲み、夕食後は酸味ぽいコーヒーを飲みたい場合に、あらゆる種類の コーヒーを買い揃えなければならない。本考案では例えば酸味ぽいコーヒー、苦 みのコーヒー及びその中間のコーヒーを一つのホルダーに保持してあるので時間 によって嗜好が変わる消費者をも満足させることができる。又本考案の例えばコ ーヒーの組合せは、各種のコーヒーをブレンドして楽しむことができるという利 点を有する。 上記の考え方はジュース、茶においても適用できる。

【０００７】 本考案の専用ホルダーによって保持できる組合せは次の通りである。

【０００８】 １．ブレンドレギュラーコーヒー ・こくブレンド…ブラジル／ロブスターコーヒー豆主体 ・香りブレンド…モカコーヒー豆主体 ・酸味ブレンド…コロンビアコーヒー豆主体 上記の通り、こくブレンド、香りブレンド、酸味ブレンドとして３つを揃え、 好みに合わせて、こくと香りと酸味のバランスを変えて楽しむ。

【０００９】 ２．ブレンドレギュラーコーヒー ・炭火焼き珈琲（レギュラーコーヒー）：苦みが特徴 ・石焼珈琲（レギュラーコーヒー）：さわやかなマイルド感が特徴 ・オリジナル（通常焙煎）珈琲（レギュラーコーヒー）：ベースとして通常焙煎 のバランスのとれた珈琲 ベース珈琲を中心に炭火焼、石焼の香りを楽しむ事ができる。

【００１０】 ３．トップグレードレギュラーコーヒー ・ブルーマウンテンコーヒー豆１００％ ・キリマンジャロコーヒー豆１００％ ・イエメンモカコーヒー豆１００％ 上記の通り、各産地のトップ銘柄を組合わせる事により単品あるいはブレンド で最高の味香りを体感できる。

【００１１】 ４．お好みインスタントコーヒー（ＩＣ） フリーズドライコーヒー（ＩＣ）‥‥香り高く商品質 スプレードライコーヒー（ＩＣ）‥‥コクが有りベーシックな味 アグロＸＬ−テッドコーヒー（ＩＣ）‥‥ベーシック味でかつ溶けやすいのでア イスコーヒーに最適 上記３つを組合わせで、ホットコーヒーはもちろん、アイスコーヒーも楽しめ る。又、好みに合わせてブレンドも可能。

【００１２】 ５．ブラック、さとう入りコーヒー及びクリーム・さとう・入りコーヒー クリーム入りインスタント・コーヒー：クリーム３ｇ、インスタント（ブレン ディ）コーヒー２ｇを配合した混合品。 さとう入り・インスタント・コーヒー：インスタント・コーヒー（ブレンディ ）２ｇ＋さとう（グラニュー糖）６ｇの割合でブレンドした混合品。 クリーム・さとう入り・インスタント・コーヒー：クリーム３ｇ、インスタン ト・コーヒー（ブレンディ）２ｇ、さとう（グラニュー糖）６ｇを夫々、配合し 、ブレンドした混合品。

【００１３】 ６．紅茶 レモン フレーバー入り紅茶（インスタント） ミルク入り紅茶（インスタント） アップルティ（インスタント）

【００１４】 ７．ウーロン茶 鉄観音ウーロン茶（インスタント） ジャスミン・ウーロン茶（インスタント） ハチミツレモン フレーバーウーロン茶（インスタント）

【００１５】 ガラス瓶等の複数個の容器にそれぞれ飲料を入れてそれを専用ホルダー等で組 合わせてひとつの組合わせ容器としているがもちろん容器としてはガラス瓶以外 にプラスチック容器、金属缶等を使用可能で有り、また容器を組合わせる方法と して専用ホルダー以外にヒモ、ゴム、バンド等でしばる方法あるいはシュリンク 包装する方法あるいは紙器等で組合わせる方法等もある。

【００１６】 図面によって方法を説明する。図１〜３はホルダーを示す。好ましくはホルダ ーはプラスチックから作られる。上面板１にビン保持用穴２，３，４が設けられ ており、５はスプーン保持部である。６は枠補強部であり、７はスプーンである 。８は上権１から下方にほぼ垂直に形成されている保持枠である。その穴２，３ ，４に種類の異なるコーヒー入りの容器（例えばガラスビン）９を差し込む（図 ４〜６参照） 図７に示すように異なる飲料入り容器を通常の箱に挿入しても良い。

【００１７】

【実施例】

（１）ブレンドインスタントコーヒー 図−１の如く３本のセットされた容器の中にそれぞれ単品種のコーヒー豆から 作られたインスタントコーヒー例えばモカ マンデリン ガテマラを入れ、それ ぞれ単品はもちろん、付属の専用スプーンで好みに合わせてブレンドする事によ り即座に個性豊かなブレンドインスタントコーヒーを作る事ができる。

【００１８】 （２）ブレンドレギュラーコーヒー 図−１の如く３本のセットされた容器の中にそれぞれ単品種のコーヒー豆から 作られた粉砕レギュラーコーヒー例えばコロンビア、ブラジル、アラビカインド ネシアロブスタを入れそれぞれ単品はもちろん、付属の専用スプーンで好みに合 わせてブレンドする事により場所、気分に合わせて自分の好みのレギュラーコー ヒーを入れる事ができる。

【００１９】 （３）ミックスジュース 図−１の如く、３本のセットされた容器の中にそれぞれオレンジ、パイン、レ モンフレーバーの粉末飲料を入れ単品でも、好みに合わせたミックスジュースも 楽しむ事ができる。

【００２０】 （４）ブレンド紅茶 図−３の如く紙箱の中に４本セットされた容器の中に産地別のコーヒーを入れ て単品あるいは好みに合わせてブレンドした紅茶を楽しむ事ができる。

【００２１】 本考案の他の実施態様は次の通りである。 １．異なる原産地或は種類の異なるコーヒー豆を使用するか又は異なる製造方法 で作られた２種以上のコーヒー飲料を別々の容器に収納し、これらの容器は専用 ホルダー等で組合わされ、それらの飲料を単独あるいは好みに応じてブレンドし て飲用することができる飲料の組合せ。

【００２２】 ２．異なるジュース飲料を別々の容器に収納し、これらの容器は専用ホルダー等 で組合わされ、それらの飲料を単独にあるいは好みに応じてブレンドして飲用す ることができる飲料の組合せ。

【００２３】 ３．異なる紅茶・緑茶等の茶粉末を別々の容器に収納し、これらの容器は専用ホ ルダー等で組合わされ、それらの飲料を単独にあるいは好みに応じてブレンドし て飲用することができる飲料の組合せ。

【００２４】 ４．異なるコーヒー、ジュース、紅茶、および緑茶からなる群から２種以上の粉 末を別々の容器に収納し、これらの容器は専用ホルダー等で組合わされ、それら の飲料を単独にあるいは好みに応じてブレンドして飲用することができる飲料の 組合せ。

【００２５】 ５．複数個のガラス瓶、プラスチック容器あるいは金属缶等の容器を専用ホルダ ーで組合わせ、ひとつの組合せ容器として（１）（２）の飲料の飲み方を可能と したパッケージ。 請求範囲（３）における組合わせる方法として紙箱に入れる方法あるいは、ヒ モ、ゴム、バンド等でしばる方法あるいはシュリンク包装で行なう方法あるいは 紙器等で行なうパッケージ。

【図面の簡単な説明】

【図１】ホルダーの平面図、

【図２】ホルダーの底面図、

【図３】ホルダーの表面図、

【図４】ホルダーに容器を差し込んだ状態の正面図、

【図５】ホルダに容器を差し込んだ請求項の背面図、

【図６】ホルダーに容器を差し込んだ状態の斜面図、

【図７】他の態様の斜面図、

Claims (2)

【実用新案登録請求の範囲】
1. 【請求項１】専用ホルダー等で組合わされた独立したガ
   ラス瓶等の容器にそれぞれ異種のフレーバーあるいは異
   種の飲料を入れてそれぞれ単独にあるいは好みに応じて
   それらをブレンドとして飲用する事ができる飲料の組合
   せパッケージ。
2. 【請求項２】その専用ホルダーはヒモ、ゴム、バンド等
   でしばられている請求項１のパッケージ。