JPH0674247A - 2つの部材を旋回自在に結合するばね継手 - Google Patents

2つの部材を旋回自在に結合するばね継手

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JPH0674247A
JPH0674247A JP3216639A JP21663991A JPH0674247A JP H0674247 A JPH0674247 A JP H0674247A JP 3216639 A JP3216639 A JP 3216639A JP 21663991 A JP21663991 A JP 21663991A JP H0674247 A JPH0674247 A JP H0674247A
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JP
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spring
safety
safety stopper
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stopper means
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JP3216639A
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Karl-Heinz Fichtner
カール−ハインツ・フィヒテナー
Kurt Brenner
クルト・ブレンナー
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Raytheon Anschuetz GmbH
Original Assignee
Anschuetz and Co GmbH
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Publication date
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    • F16ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
    • F16CSHAFTS; FLEXIBLE SHAFTS; ELEMENTS OR CRANKSHAFT MECHANISMS; ROTARY BODIES OTHER THAN GEARING ELEMENTS; BEARINGS
    • F16C11/00Pivots; Pivotal connections
    • F16C11/04Pivotal connections
    • F16C11/12Pivotal connections incorporating flexible connections, e.g. leaf springs
    • YGENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
    • Y10TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC
    • Y10TTECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER US CLASSIFICATION
    • Y10T403/00Joints and connections
    • Y10T403/45Flexibly connected rigid members
    • YGENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
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    • Y10T403/54Flexible member is joint component
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  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • General Engineering & Computer Science (AREA)
  • Mechanical Engineering (AREA)
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 ばね定数に関して動作条件の要求に応じてば
ね軸受の設計を有利に行うことを目的とする。 【構成】 ばね継手は2つの保持部材を有する。ばね継
手は一方の保持部材でベースに固定されている。第2の
保持部材は、動作中にベースに対して相対旋回運動を行
うことができなければならない構成要素を固定するため
のものである。2つの保持部材の間には、結合要素とし
ての弾性部材がある。衝突又は一時的振動が起こった後
でもばね継手を使用できるようにするために、ばね継手
には安全ストッパ手段が取付けられている。この安全ス
トッパ手段は少なくとも1つの安全ストッパ部材から構
成され、この安全ストッパ部材は、半径方向及び軸方向
の荷重が加わったときに、ばね継手の弾性部材の運動領
域を弾性領域に限定する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、少なくとも1つの弾性
要素により互いに結合されている2つの保持部材から構
成される、2つの部材を旋回自在に結合するばね継手に
関する。
【0002】
【従来の技術】ばね継手は非常に高い再現性をもって動
作するので、2つの部材の旋回自在の結合を成立させる
のにとりわけ適している。特に、2つの保持部材の内部
に複数の板ばねが配置されているようなばね継手が知ら
れている。板ばねは、通常そのばね作用が1つの平面に
のみ存在しており、この平面に対して垂直な方向には無
視できる程度のばね作用しか有していないという点です
ぐれている。従って、このようなばねを利用すれば、特
に、整正力を伴うばね継手又はばね軸受を構成すること
ができる。この種のばね継手は、一般に、回転の自由度
を限定することが必要であり且つ多くの場合に極端な周
囲環境条件(汚染,低温,高温,真空,振動,衝撃)の
下で稼動しなければならない部材又は構成要素を摩擦な
く、遊びなく、ヒステリシスを少なく抑え、摩耗なく且
つ潤滑剤を使用せずに(半径方向/軸方向に)支承する
働きをする。
【0003】このばね継手は、たとえば行程,角度,モ
ーメント,力などを測定するセンサや、測定装置,機
械,微量てんびん,ジャイロ装置で軸受としてさらに広
く適用されている(特に、反転ジャイロ及び動的同調ジ
ャイロではフレーム支承部又はカルダン支承部として使
用されている)。先に説明した種類のばね継手は、ドイ
ツ特許第2525530号,ドイツ特許第265342
7号及び米国特許第4310303号などで知られてい
る。
【0004】原則として、荷重能力に要求される条件
(できる限り高く)と、ねじりばね定数又は整正力、復
元力に要求される条件(できる限り低く)とからばね軸
受を設定するときに問題が起こる。
【0005】発生する操作条件及び搬送条件(飛行物体
の場合には、たとえば離陸時)は、通常、本来の動作条
件をはるかに越える荷重能力を設定することを要求する
ので、常に、妥協策として偏向を考える。
【0006】しかしながら、その結果、軸受は望ましく
ない剛性の、すなわち、復元力が大きく、ねじり角度の
自由度は小さいヒステリシスの高いものになってしま
う。
【0007】大半の用途について、通常の動作条件をは
るかに越える、時間的に限定された荷重に対して、その
後、完全に影響を受けた軸受機能又はわずかに影響を受
けた機能しか再び与えられないとしても、軸受が破壊せ
ずに、場合によっては機能を「制限されて」(たとえ
ば、摩擦が生じるようになるなど)動作できるというこ
とは許容されており、これは重要な点である。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】従って、本発明の課題
は、特にばね定数に関して動作条件の要求に応じてばね
軸受の設計を有利に行うことができ、また、それ以外の
より大きな荷重については、ばね軸受の案内要素として
のばねにより遠ざけておくように配慮することである。
【0009】
【課題を解決するための手段】上記の課題は、特許請求
の範囲第1項の特徴部分により解決される。本発明によ
る解決方法に従えば、偶発的な衝撃荷重(飛行物体の場
合には、たとえば離陸時など)を受けた後でもばね継手
を機能しうる状態にしておくために、ばね継手を内部に
弾性部材が組込まれたかさばる構成にすることはもはや
不可欠ではない。従って、ばね軸受の寸法を決定するに
際して、安全ストッパ手段に要するスペースを最小限に
抑えた上で、復元力(ねじりばね定数又は整正力)を低
くし、高い荷重能力を実現することが可能である。従来
では、通常、ばねの寸法を荷重能力に合わせて定めてい
たので、本来の動作条件をはるかに越えるばね作用を設
定しなければならない結果になっていたが、本発明の場
合にはその必要はない。本発明は、剛性となるためにね
じり角度の自由度を減少させ且つヒステリシスを増大さ
せるような不必要に大きな復元力をもたないばね軸受を
提供する。安全ストッパ手段を備えたばね軸受は、安全
ストッパ手段の寸法が小さいにもかかわらず、通常の動
作条件をはるかに越える荷重を受けても、破壊されず、
場合によっては機能を「制限されて」(たとえば、摩擦
が生じるなど)動作することができる。異常な荷重が取
除かれた後、ばね軸受はその規定通りの機能を再び示
す。
【0010】安全ストッパ部材は軸方向の動き(通常の
機能におけるばね作用の方向に対して垂直な動き)に対
しての保護の機能をも有するように形成されていると有
利である。
【0011】ばね継手の保持部材と弾性要素は一体に形
成されている(単一体を成す構成要素である)と有利で
ある。温度が大きく変化するときには、単一体のばね継
手と安全ストッパ手段は1つの材料から成っていると有
利である。
【0012】板ばねは非常に高い精度で製造できるの
で、ばね継手の弾性要素として特に適している。過荷重
が頻繁に起こる場合にばね継手の長い寿命を確保するた
めに、安全ストッパ手段のストッパは当接時に特にばね
作用方向に十分に大きな当接領域を有するように形成さ
れていると有利である。
【0013】安全ストッパ手段の好ましい実施形態にお
いては、安全ストッパ手段は、ばね継手に取付けられた
2つのリングから構成されており、外側の大きなリング
の中に内側の小さなリングがはめ込まれている。これら
のリングはばね継手の保持部材と(たとえば、ねじによ
り)(直接に又は間接的に)結合されていると有利であ
る。
【0014】本発明の別の有利な実施形態では、ばね継
手のケースは外側延長部分を有し、その中に少なくとも
1つのストッパ部材が挿入されている。ただし、これを
着脱自在の連結によって行うこともできる。ストッパ部
材にばねによって予荷重を与えておくと、ばね継手の衝
撃に対する感度をより一層低下させることができる。そ
の場合、ばねは、ストッパ部材とは反対の側に、外側の
延長部分に堅固に固定された制限部材を有する。以下、
添付の図面を参照しながら本発明を実施例に基づいてさ
らに詳細に説明する。
【0015】
【実施例】以下、添付の図面を参照しながら本発明を実
施例に基づいてさらに詳細に説明する。図1a〜図1c
及び図2a〜図2dに示すばね継手として構成された単
純なトーションバー1,3を見ると、問題点とその基本
的な解決の考えかたをきわめて容易に理解することがで
きる。
【0016】トーションバー1は、細い弾性のバー1.
2により互いに結合された2つの保持部材1.1,1.
3から構成されている。この場合には丸形であるバー
1.2を保持部材1.1,1.3に確実に結合するため
に、バー1.2の結合箇所は他の部分より太くなってい
る。保持部材1.1は固定ベース2に堅固に固定されて
いる。第2の保持部材1.3に何らかの構成要素(ここ
では、本発明を説明する上で不可欠ではないので図示し
ていない)を装着すれば、整正力を伴っている(ねじり
ばね)軸受が得られる。この軸受は構成要素を正確に摩
擦なく、遊びを作らず、ヒステリシスも少なく、摩耗な
く、潤滑剤なしで(半径方向/軸方向に)支承し、ま
た、そのねじりの能力は限定されている。この種の支承
は、極端な周囲環境条件(防護,低温,高温,真空,振
動,衝撃)の下で動作を行う場合に至る所で適用され
る。その場合、トーションバーに荷重がかかると、ねじ
りモーメントMが発生する。
【0017】トーションバー1を許容範囲を越えて偏向
させると、偏向後、元の位置には戻らず、バー1.2a
は角度αを成したまま残留偏向fが残る。さらに、バー
1.2aの残留ねじれが起こることもあるので、トーシ
ョンバー1を偏向させた荷重が加わらなくなっても、構
成要素はベース2に対して当初の位置を占めることがで
きなくなる。そこで、過荷重Frはトーションバー1を
永続的に変形させてしまう。また、トーションバー1の
長手方向軸において構成要素からベース2に向かう方向
に作用する力Fg又は大きすぎる妨害モーメントMst
は所定の荷重からバー1.2bの変形をもたらし、その
変形によって、バー1.2bから荷重が取除かれたと
き、保持部材1.1,1.3の離間距離がlからl′へ
と短縮していることが目につくようになる。さらに、多
くはベース2に対する構成要素の相対ねじれが残留する
ことに伴って起こる残留偏向fが発生することもある。
荷重が取除かれた後の残留作用は、過荷重Frが構成要
素の保持部材1.3に永続的に作用しているのと全く同
じである。
【0018】トーションバー1,3が許容範囲を越えて
偏向しないようにするためには、トーションバー1,3
の移動範囲を限定しなければならない。これをどのよう
にして行うかは、図2a〜図2dから明らかである。
【0019】トーションバー3は、細い弾性のバー3.
2により互いに結合された2つの保持部材3.1,3.
4から構成されている。2つの保持部材のうち一方3.
1はベース5に堅固に固定されている。この保持部材
3.1は図1a〜図1cの保持部材1.1,1.3と同
様に凹凸のない円筒の形態を有する。それに対し、構成
要素を保持するほうの保持部材3.4は、バー3.2と
結合する領域に膨出部分3.3を有する。
【0020】トーションバー3は安全ストッパ手段4に
より包囲されている。この安全ストッパ手段4はベース
5に固定されたトーションバー3の保持部材3.1と堅
固に固定結合している。安全ストッパ手段4の外形はそ
れがいかに機能するかということに比べれば重要ではな
いので、安全ストッパ手段4の外形については特に図示
していない。トーションバー3の周囲の形状に与えれれ
ている構成上の条件に従ってその外形を決定することが
できる。ただし、安全ストッパ手段4が利用時に発生す
る力に耐えることができるという1点に注意するだけて
良い。特に、保持部材3.1をベース5に固定する場合
にもこの点に注意すべきである。
【0021】安全ストッパ手段4はトーションバー3の
バー3.2の周囲の領域に開口12を有する。この開口
12は、許容されているあらゆる運動に際してバー3.
2の自在な動きを十分に確保しうる大きさでなければな
らない。
【0022】開口12は、構成要素側保持部材3.4の
膨出部分3.3の前方の領域に、狭窄部分11を有す
る。この狭窄部分11は、軸方向の過荷重が加わったと
きに、安全ストッパ手段4が固定ストッパ13を保持部
材3.4の膨出部分3.3に対して十分に機能させるこ
とができるような長さである。狭窄部分11は保持部材
3.4の膨出部分3.3の周囲のより広い開口7へとつ
ながっている。この開口7は狭まって、より狭い出口開
口8に至る。出口開口8は、トーションバー3がその基
本軸10に関して許容範囲内である程度は回転すること
ができるように形成されている。
【0023】トーションバー3を許容範囲内で妨げなく
動けるようにするためには、保持部材3.4の膨出部分
3.3と、開口7の周辺部との間に十分な広さの間隙S
e及びSa7.1,7.2,7.3がなければならな
い。間隙Se7.3の広さは、構成要素側保持部材3.
4の運動範囲に対応して、保持部材3.4が基本軸10
に関して最大限に偏向したときに、出口開口8の壁面8
aに妨げなく当接できるように定められるべきである。
この当接はできる限り点状でなくなるようにすべきであ
ろう。従って、出口開口8は構成要素に向かってわずか
に広がっている。これによって、保持部材3.4は出口
開口8の壁面8aに線状に当接することができるように
なるので、壁面8aの当接面としての作用時間はより長
く保証されるのである。
【0024】それに対し、間隙Sa7.1,7.2の幅
は、第1に、トーションバー3の自在な動きを確保し、
第2に、軸方向、すなわち、ベースに向かう方向(衝
突)と、構成要素に向かう方向(引張り)に荷重が加わ
ったときに当接面9.1,9.2によってトーションバ
ー3の許容されない領域への偏向を阻止するように定め
られていなければならない。
【0025】トーションバー3の運動の自由度を軸方向
のみならず、それに対しほぼ垂直な方向にも制限するこ
とにより、トーションバー3は過荷重を受けても機能を
確実に果たすことができるようになる。その場合、最大
許容偏向fzulと、最大許容角度αzul,βzul
とを越えることはなく、許容偏向軸10′のみが実現さ
れる。
【0026】トーションバーの材料は、その幾何学的構
成と相俟って、最大許容運動スペースを確保するもので
ある。この材料は、安全ストッパ手段の材料も含めて、
特に伸び、反発、摩耗の不均衡をできる限り少なくする
ために、互いに適合する材料、たとえば、ばね鋼/特殊
青銅から構成されると有利である。
【0027】図2c及び図2dには、図2a及び図2b
に示した構成を正面図で示してある。図示の便宜上、全
ての図に構成要素は示されていない。
【0028】安全ストッパ手段4が2つの部分4a、4
bから構成されていることが図2cからわかる。トーシ
ョンバー3を安全ストッパ手段4の中に入れた後、2つ
の部分4a,4bを互いに固定結合する。この正面図に
よれば、構成要素側保持部材3.4はその一部に、基本
軸10に対し回転対称の関係で配置されている2つの矩
形延出部分3.5を有することがわかる。これらの矩形
延出部分3.5は安全ストッパ手段4の対応する凹部に
係合する。保持部材3.4がその基本軸10に関して回
転したとき、許容回転角度βzulに達すると、延長部
分3.5は凹部の境界限定壁面に突き当たる。ただし、
延長部分3.5と凹部の側壁との間隙St3.2(St
=接線方向当接に関わる間隙)との関連から見た凹部の
寸法と、その形状とを考える場合には、保持部材3.4
の側方への自在な動きを阻止しないようにすることにも
注意を向けなければならない。
【0029】次に、図3〜図7及び図8〜図14を参照
して、図2aから図2dに示されている本発明の思想を
基礎とする2つの別の実施例を説明する。
【0030】図3〜図7に示すばね軸受14の場合、2
つの板ばね17は単一体の構成要素の中に組込まれてい
る。図3では、図を見やすくするために、安全ストッパ
手段27を省いてばね軸受14を示してある。
【0031】ばね軸受14は、2つの正方形の端面14
a,14bと、4つの長方形の側面14c,14d,1
4e,14fとを有する直方体から構成されている。こ
の直方体の内部は中空である。2つの正方形の端面14
a,14bは4つの直方体形の結合部材(この斜視図で
は25a,25b,25cしか見えない)により結合さ
れており、それらの結合部材に2つの添え板26a,2
6bが設けられている。
【0032】ばね軸受14の端面14a,14bにはそ
れぞれ2つの切欠き15a,15b及び16a,16b
がある。これらの切欠き15a,15b及び16a,1
6bは端面14a,14bの側方から始まり、端面の側
方境界線と平行の短い部分を経て弓形に湾曲している。
1つの端面14a,14bの切欠き15a,15b及び
16a,16bは対向する側から始まり、中心線に対し
て一方は左へ、他方は右へと同じ距離だけずれている。
【0033】切欠き15a,15b及び16a,16b
をこのような形状と配置にすることにより、1つの端面
14a,14bのそれぞれ2つの切欠き15a,15b
及び16a,16bの間に、(中央部が細くなってい
る)板ばね17として作用する狭窄部分ができる。板ば
ね17の形状は全く製造技術上の問題で、それぞれ都合
の良い形態をとれば良いと考えるべきであり、別の実施
例では板ばね17が全く異なる形状となることもありう
るであろう。板ばね17は端に向かって肉厚となるよう
に形成されており、従って、軸方向と、半径方向とによ
りすぐれた荷重能力を有する。板ばねを円弧ばね(15
b,16b相対向する、同じ側)として示す。ばね軸受
14の2つのばね17はそのばね作用に関して同じ向き
を有すると共に、等しいばね力を示す(製造技術上の精
度の範囲内)。単一体のばね軸受14は、たとえば、ば
ね鋼などの適切な材料から製造されている。
【0034】ばね軸受14の双方の端面14a,14b
には、2つずつの切欠き15a,15b及び16a、1
6bの他に、2つのねじ穴18があり、それらの穴には
安全ストッパ手段27がねじ23,24により固定され
る。図4には、安全ストッパ手段27を装着した状態の
ばね軸受14を示す。尚、安全ストッパ手段27の機能
を明示するために、両側に取付けられている安全ストッ
パ手段を断面図により示している。
【0035】安全ストッパ手段27は、一般に、固定用
添え板19b,20b及び21b,22bを含む2つの
環状部材20,19及び21,22から構成されてい
る。添え板は、板ばね17の一方の側に沿って、板ばね
17の横方向ばね作用に対して垂直の方向に装着されて
いる。2つの環状部材19,20及び21,22は、外
側の環状部材19,22が内側の環状部材20,21を
同心に包囲するように互いに対して配置されている。こ
こで、内側の環状部材20,21は、そのストップリン
グ20a,21aが板ばね17とは反対の側で外側スト
ップリング19a,22aによって終わるように構成さ
れている。これに対し、板ばね17に近い側では、内側
の環状部材20,21のストップリング20a,21a
は、その固定用添え板20b,21bを外れた領域で、
板ばね17が許容範囲内で偏向したときにストップリン
グ20a,21aが外側の環状部材19,22の固定用
添え板19b,22bに突き当たらないように持上がっ
ている。外側のストップリング19a,22aと内側の
ストップリング20a,21aとの間に間隔70bがあ
るため、板ばね17の半径方向許容偏向範囲(
【外1】 Sr)は限定される。
【0036】安全ストッパ手段27とばね軸受14並び
に外側の環状部材19,22と内側の環状部材20,2
1の間隔70a,70bは、板ばね17の運動をばねの
永続的な変形を生じさせない許容範囲に制限するように
定められていなければならない。これに対し、間隔70
cはストップ機能を果たさない。
【0037】図6及び図7には、安全ストッパ手段27
が装着される状態を示す。取付けに際しては、まず、ス
トップリング22aを含む外側の環状部材22をその固
定用添え板22bの部分でねじ23によりばね軸受14
と固定結合する。板ばね17が偏向するときに、2つの
ストップリング22a,21aの互いに対する最大限の
動きを維持するために、ねじ23,24に対応するねじ
穴18は板ばね17の伸長方向に対し垂直に形成されて
いる。
【0038】外側の環状部材22をばね軸受14の端面
14aに固定した後、そのストップリング22aの内側
に、内側の環状部材21を固定用添え板21bの部分で
ねじ24をねじ穴18にねじ込むことによりばね軸受1
4の端面14aに固定する。この取付けの場合に、周囲
に沿った外側のストップリング21aと内側のストップ
リング22aとの間隔が等しい幅に保たれるように注意
しなければならない。
【0039】安全ストッパ手段27を装着した後には、
ばね軸受14のばね17は、半径方向に許容されない範
囲まで偏向しないように保護される。さらには、軸方向
の衝撃が加わったときには、内側のストップリング21
aが外側の環状部材22の固定用添え板22bに突き当
たるので、軸方向の衝撃に対する保護も得られる。その
ような軸方向の過荷重が頻繁に又は集中的に起こるとき
には、その事情を考慮にいれて内側のストップリング2
1aを構成することができる。それに加えて、軸方向の
過荷重を受けたときに内側のストップリング21aがば
ね軸受14の端面14aに当接するように、ストップリ
ング21aをばね軸受14の端面14aの方向に延長す
る。外側の環状部材22の固定用添え板22bの領域
と、この固定用添え板22bの周囲で板ばね17を許容
された範囲内で運動させるのに不可欠な領域でのみ、ば
ね軸受14の端面14aに対し垂直な内側のストップリ
ング21aの伸長は短縮されたままであり、内側のスト
ップリング21aは外側の環状部材22の固定用添え板
22bに当接するようになる。
【0040】図6及び図7に示す取付け方法に対応し
て、ばね軸受14の他方の端面14bに第2の安全スト
ッパ手段27を取付ける。
【0041】図8〜図10に示す単一体のばね継手27
はまっすぐな円筒の形をしている。材料としては高張力
のばね材料が特に適している。
【0042】ばね継手27は同様にまっすぐな円筒形の
2つの保持部材27a,27bから構成され、それらの
保持部材は、円形の表面の共通法線に沿ってある距離2
7cだけ相前後して配置されている。2つの保持部材2
7a,27bの間の内部空間には、結合要素として作用
する板ばね28がある。
【0043】それぞれの保持部材27a,27bは、一
方の側に、円形の周囲の一部分に沿って肉薄の延長部分
29a,29bを有する。この延長部分29a,29b
は他方の保持部材27a,27bの内部空間の中まで突
出している。安全ストッパ部材32a,32bの延長部
分33a,33bは、安全ストッパ部材32a,32b
が回っていった最終状態にあっても延長部分と板ばね2
8との間に安全間隙39が残っているような長さを越え
てはならない。
【0044】さらに、安全ストッパ部材32a,32b
の延長部分33a,33bの外径は、2つの保持部材2
7a,27bの延長部分29a,29bと肉厚部分31
a,31bとの間の内径より小さくなければならない。
延長部分29a,29bはその後部で保持部材27a,
27bの肉厚部分31a,31bから突出している。肉
厚部分31a,31bと、延長部分29a,29bと
は、共に、円筒軸55に対してアライメントし、少なく
とも一部に外方に向いた湾曲を有する表面を有する。
【0045】板ばね28は、2つの保持部材27a,2
7bの内部空間の中で、2つの保持部材27a,27b
の延長部分29a,29bと、肉厚部分31a,31b
の双方に固定されており、十分な固定を確保できるよう
に、板ばね28はその結合線に沿って肉厚になってい
る。製造技術に関していえば、板ばねは中実の材料ブロ
ックから加工されたものである。この場合、板ばね28
は2つの保持部材27a,27bの延長部分29a,2
9b及び肉厚部分31a,31bの端部まで完全に届い
ているのではなく、その少し手前で終わっている。板ば
ね28の固定部分の側方及び下方の領域で、2つの保持
部材27a,27bの肉厚部分31a,31bは先細り
になって、相対的に狭い円筒形リング30a,30bと
なっている。間隙Stは、モーメントを制限する働きを
するねじりストッパを規定する。できる限り対を成す力
のみを作用させると共に、単独の力を発生させないよう
にするためには、板ばね28の両側の間隔Stを対称に
形成することが不可欠である。
【0046】図8は、安全ストッパ手段をまだ装着して
いない状態のばね継手27を示す。安全ストッパ部材3
2a,32bは図9及び図10から明らかである。安全
ストッパ手段の安全ストッパ部材32a,32bは2つ
の保持部材27a,27bの内部の、板ばね28の両側
にそれぞれ1つずつ取付けられている。
【0047】安全ストッパ部材32a,32bは、外側
に円形延出部分33a,33bの形態をとる環状肉薄材
料部分を有する円筒の形をしている。ばね継手27の両
側からの軸方向の衝撃を確実に緩和できるようにするた
めに、保持部材27a,27bの延長部分29a,29
bの中に安全ストッパ部材32a,32bを1つずつ遊
びなく差し込む。その後、安全ストッパ部材32a,3
2bを延長部分29a,29bの所定の位置に溶接点3
6によって固定する。
【0048】安全ストッパ部材32a,32bがその機
能を果たすことができるように、安全ストッパ部材は、
固定位置にあるとき、特に保持部材27a,27bの延
長部分29a,29bに対して一定の間隔37を有して
いなければならない。ばねの軸方向の動きを限定するた
めのこの間隔37を確保するために、保持部材27a,
27bの延長部分29a,29bはその内部にストッパ
34を有し、安全ストッパ部材32a,32bは延長部
分29a,29bの中にすべり入って、このストッパ3
4のところで止まる。ただし、保持部材27a,27b
の延長部分29a,29bが所望の通りに安全ストッパ
部材32a,32bに当接する前に既に板ばね28の半
径方向運動スペースを限定してしまうことのないよう
に、安全ストッパ部材32a,32bと、保持部材27
a,27bの延長部分29a,29b及び肉厚部分31
a,31bとの間には十分に広い間隔38が存在してい
なければならない。
【0049】図8〜図10に示すように、安全ストッパ
部材32a,32bを溶接点36により保持部材27
a,27bの延長部分29a,29bに堅固に固定する
代わりに、固定を着脱自在に行うこともできる。その場
合には、図11に示すように、ばね継手44の延長部分
43に差し込んだねじ41を安全ストッパ部材42のね
じ穴に螺合させる。これにより、円筒軸の方向に長さの
異なる様々な安全ストッパ部材42を交換して、安全ス
トッパ部材42と保持部材35の延長部分57との間隔
56をある程度まで変化させることができる。ただし、
保持部材の延長部分にある雌ねじに対応する雄ねじを安
全ストッパ部材それ自体に設けることも、回転対称関係
の構成であるために可能である。また、安全ストッパ部
材を保持部材に確実に固定取付けする別の種類の固定手
段も同じように使用することができる。
【0050】図8〜図11の場合、安全ストッパ部材3
2a,32b;42が円筒軸55に沿った軸方向の衝撃
と、板ばね28が張り渡されている平面に対して垂直な
軸方向の衝撃に対してのみ板ばね28を緩衝すれば良い
のであれば、安全ストッパ部材32a,32b;42の
向きは絶対的なものではない。しかしながら、安全スト
ッパ部材57に、ばねの通常の動きの方向へのばね59
の運動スペースを限定すべき円形の延出部分58a,5
8bが設けられている場合には、この向きは重大であ
る。このことは、図12及び図13に示す安全ストッパ
部材57からわかる。この安全ストッパ部材57は規定
の向きで保持部材60の中に差し込まれなければならな
い。取付けの際に安全ストッパ部材57のばね59に対
する向きを維持するために、保持部材60の延長部分
は、安全ストッパ部材57の対応する凹部66に係合す
るガイドレール65を有する(図13を参照)。延出部
分58a,58bの寸法を定める場合、保持部材60の
肉厚部分62と延出部分58a,58bとの間隔61は
問題とならない。この間隔61は自由に設定できる。
【0051】図8〜図10に既に示した間隔に加えて唯
一つ関連をもっているのは、安全ストッパ部材57の延
出部分58a,58bと保持部材60の延長部分64と
の間隔63である。この間隔63は板ばね59の自由運
動範囲を確定する。安全ストッパ部材57を延長部分の
内側にあるストッパ(図8〜図10に示す)に当たるま
で差し込んだ後、その位置を溶接点67により固定す
る。
【0052】図14には、ばね特性曲線の許容範囲を広
げることができる安全ストッパ手段の別の変形例を示
す。この安全ストッパ手段の場合、安全ストッパ部材4
5は板ばね48を固定するための延長部分47に向かう
方向に圧縮ばね46によって規定の位置まで押圧され
る。
【0053】板ばね48の方向への安全ストッパ部材4
5の動きは、保持部材51の延長部分50にあるストッ
パ49により制限される。保持部材51の延長部分50
に固定された制限部材52に支持されている圧縮ばね4
6は、荷重の加わっていない状態で、安全ストッパ部材
45をストッパ49に確実に圧接する。板ばね48が動
きだしたとき、始めのうちは板ばねは自在に動くことが
できる。板ばね48がその動きによって、延長部分47
が安全ストッパ部材45までの間隔53をふさぐ事態に
なったならば、それ以上の動きが板ばね48と圧縮ばね
46の2つに抗して起こることになる。さらに、安全ス
トッパ部材45と制限部材52の互いに対向する面は一
定の間隔54を有していなければならない。
【0054】図14のこの変形例を実現するときには、
板ばね48の許容運動範囲を2つの領域に分割すること
に注意すべきである。第1の領域では、板ばね48は安
全ストッパ部材45に妨害されずに動く。これに対し、
第2の領域では、板ばね48を固定するための延長部分
47は安全ストッパ部材45にぴったりと当接し、板ば
ね48の動きは安全ストッパ部材45の動きと共に、制
限部材52までの間隔54をもふさぐまで起こる。この
とき、板ばね48の一体運動は図8〜図10、また、図
12における板ばね28の動きより大きくはない。
【0055】安全ストッパ部材により剛性ストッパが構
成されるか又はばね作用をもつストッパが構成されるか
によって、板ばねに関して異なるばね特性曲線が得られ
る。
【0056】図15は、剛性のストッパについて得られ
るばね特性曲線を示す。縦軸には、ばねに作用する力を
示してあり、横軸からは、どのような力のときにばねが
どのような動きをするかを読取ることができる。図15
からわかる通り、S1までの第1の領域では、ばねの動
きとそのために不可欠である力との間には直線的な関係
が成立っている。ばねが経路S1を過ぎた後、ばねはス
トッパに当接している。そこで、ばねを許容されない領
域(S>S2)まで動かし、その結果としてばねを破壊
することは、非常に大きな力(>fzul)が加わって
初めて可能になる。限界間隔(S1)が相対的に広いた
め、エネルギー容量Jは相対的に少ない。これは短い衝
撃には不利であるといえる。
【0057】ストッパにばねが装着されているときには
事態は異なる。この場合、限界間隔(S1′)は相対的
に狭い。ばね経路Sとそれに対応する力Fとの直線的な
関係を保ちながら相対的に小さな運動の後にばねがスト
ッパに当接した後、ばねのごくわずかな動きに対しても
所要力Fは急激に増加する。板ばねが安全ストッパ部材
の止めばねの力を打ち消すことができた時点で初めて、
Fvのところでこの急激な増加領域Svは終わる。その
後は、許容領域の限界S2まで、再び相対的に直線状で
平坦なばね特性曲線を描きながら増加してゆく。ここで
は、ばねは止めばねと協同で動く。許容偏向の限界S2
に達すると、安全ストッパ部材は制限部材に当接する。
その後のばねの動きはばねのみに抗して行われるが、そ
れは永続する変形につながる。
【0058】許容されない領域におけるばね特性曲線の
領域は上記の理由により再び急になり、特性曲線の傾き
は再び剛性ストッパの場合のばね特性曲線の傾きに対応
するようになる。
【0059】相対的に狭い限界間隔(S1′)がばね継
手の機能に十分であるならば、ばね付きストッパでは、
ばねを許容されない領域まで動かして、それにより破壊
するのにはるかに大きなエネルギー容量Jを必要とする
ことになる。従って、このようなばね安全装置の構成
は、短時間発生する衝撃に対して不可欠であるようにで
きる限り大きなエネルギー容量の無効化が問題となる場
合には例外なく意義深く且つ有利である。
【図面の簡単な説明】
【図1】トーションバーを示す図。
【図2】安全ストッパ手段に入ったトーションバーの基
本位置(a)及び止め状態にあるトーションバー(b)
を示す側面図とそれぞれの正面図。
【図3】安全ストッパ手段を含まない第1の単一体の板
ばね軸受を示す図。
【図4】図3のばね軸受に安全ストッパ手段を取付けた
状態を示す断面図。
【図5】図4のばね軸受の側面図。
【図6】図3の板ばね軸受に第1のストップリングを取
付けた状態を示す正面図。
【図7】図3の板ばね軸受に2つのストップリングを取
付けた状態を示す正面図。
【図8】安全ストッパ手段を含まない第2の単一体の板
ばね軸受の側断面斜視図。
【図9】図8の板ばね軸受にストッパ部材を溶接した状
態を示す図。
【図10】図8の板ばね軸受の縦断面図。
【図11】図8の板ばね軸受にストッパ部材を螺合した
状態を示す図。
【図12】図8の板ばね軸受に変形構成のストッパ部材
を組合わせた場合の断面図。
【図13】図12の板ばね軸受の正面図。
【図14】図8の板ばね軸受にばね付きストッパ部材を
組合わせた場合を示す図。
【図15】剛性ストッパ使用時のばね特性曲線を示す
図。
【図16】ばね付きストッパ使用時のばね特性曲線を示
す図。
【符号の説明】
1 トーションバー 1.1,1.3 保持部材 1.2 バー 3 トーションバー 3.1,3.4 保持部材 3.2 バー 4 安全ストッパ手段 14 ばね軸受 17 板ばね 19,20,21,22 環状部材 27 安全ストッパ手段 27a,27b 保持部材 28 板ばね 29a,29b 延長部分 32a,32b 安全ストッパ部材 35 保持部材 42 安全ストッパ部材 43 延長部分 44 ばね継手 45 安全ストッパ部材 47 延長部分 48 板ばね 51 保持部材 57 安全ストッパ部材 59 板ばね 60 保持部材 64 延長部分

Claims (9)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 少なくとも1つの弾性要素により互いに
    結合されている2つの保持部材から構成される、2つの
    部材を旋回自在に結合するばね継手において、少なくと
    も一方の保持部材(3.4;14a,b;27a,b;
    51;35)に対して、弾性要素(28;1.2;3.
    2;17;59;48)の運動領域を荷重が与えられた
    ときに弾性要素の弾性領域に限定する少なくとも1つの
    安全ストッパ部材(32a,b;4;27;57;4
    5)の形態をとる安全ストッパ手段が設けられているこ
    とを特徴とするばね継手。
  2. 【請求項2】 安全ストッパ部材(45)は弾性要素
    (48)の運動方向とは逆に弾性をもって偏向されてい
    ることを特徴とする請求項1記載のばね継手。
  3. 【請求項3】 安全ストッパ部材(45)に、弾性要素
    (48)の全運動領域をその弾性領域に限定する固定ス
    トッパが設けられていることを特徴とする請求項1記載
    のばね継手。
  4. 【請求項4】 ばね継手(27;1;3;14;44;
    60)の保持部材(27a,b;3.4;14a,b;
    51;35)と、少なくとも1つの弾性要素(28;
    1.2;3.2;17;59;43)とは一体に形成さ
    れていることを特徴とする請求項1,2又は3記載のば
    ね継手。
  5. 【請求項5】 2つの保持部材(27a,b;3.4;
    14a,b;51;35)の間で弾性要素(28;1.
    2;3.2;17;59;48)は板ばねであることを
    特徴とする請求項1ないし請求項4記載のいずれかのば
    ね継手。
  6. 【請求項6】 安全ストッパ部材(32a,b;4;2
    7;57;45)のストッパは、特にばね作用方向に制
    止するときにできる限り広い当接領域を有するように構
    成されていることを特徴とする請求項1ないし請求項5
    記載のいずれかのばね継手。
  7. 【請求項7】 安全ストッパ手段(27)はばね継手
    (14)に取付けられた2つのリング(19,20;2
    1,22)から構成され、外側の大きなリング(19,
    22)の中に内側の小さなリング(20,21)がはめ
    込まれていることを特徴とする請求項1から請求項6記
    載のいずれかのばね継手。
  8. 【請求項8】 ばね継手(27)の保持部材(27a,
    b;35;51;60)は外側延長部分(29a,b;
    57;64;47)を有し、その延長部分に少なくとも
    1つの安全ストッパ部材(32a,b;42;57,4
    5)が嵌合していることを特徴とする請求項1から請求
    項7記載のいずれかのばね継手。
  9. 【請求項9】 安全ストッパ部材(42)は外側延長部
    分(43)に螺合していることを特徴とする請求項8記
    載のばね継手。
JP3216639A 1990-08-02 1991-08-02 2つの部材を旋回自在に結合するばね継手 Pending JPH0674247A (ja)

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